JP3322193B2 - ケーブルリールとインフレーターの電気接続構造 - Google Patents

ケーブルリールとインフレーターの電気接続構造

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昭人 前川
正一 菅田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のステアリ
ング装置に装備するケーブルリールとインフレーターの
接続構造に関するもので、詳しくは、ステアリング装置
のハンドル側に固定されるエアバッグ付きのインフレー
ターとケーブルリールとをワイヤハーネスを用いずに接
続するものである。
【0002】
【従来の技術】エアバック付きの自動車においては、図
4に示すように、ハンドル(ステアリングホイール)5
にエアバック6を膨張させるインフレータ7を固定し、
該インフレータ7の電気的接続手段として、ステアリン
グ装置に組みつけるケーブルリール(回転コネクタ)4
を用いている。
【0003】上記ケーブルリール4は、図5に示すよう
に、ステアリング・コラム側(コンビネーションスイッ
チのケース等)に固定される外筒部からなる固定体1
と、ハンドル側に固定される内筒部となる可動体2とが
相対的に回転可能に連結され、該固定体1と可動体2と
で形成される円環状中空部にフラットケーブル3が渦巻
き状に収納され、該フラットケーブルの両端が固定体1
と可動体2とに固定されて外部に導出され、ハンドル操
作に対応する可動体2の正逆回転に応じてフラットケー
ブル3が中空部内で巻き締め、あるいは巻き戻しされる
ようになっている。上記可動体2はハンドル5側に対し
て、その上壁より突設したピン2aをハンドル5に設け
た孔5aに挿入して位置決めして、ハンドルのシャフト
と固定している。
【0004】上記ケーブルリール4と、インフレータ7
との電気的接続方法としては、従来、図6(A)(B)
に示すような、ケーブルリール4とインフレータ7の両
方からそれぞれハーネスW1、W2を出して、これらハ
ーネスW1、W2の先端に接続したコネクタ8Aと8B
を嵌合接続する方法と、図7(A)(B)に示すよう
に、一方側、例えば、インフレータ7からのみハーネス
W1を出して、該ハーネスW1の先端のコネクタ8A’
をケーブルリール4側に設けた待ち受けコネクタ8B’
と嵌合して接続する場合とがある。具体的には、例え
ば、図8に示す特開平9−171872号公報に開示さ
れた装置においては、ハンドル5とインフレータ7とケ
ーブルリール4とを予めユニット化している場合におい
ても、インフレータ7とケーブルリール4とはハーネス
Wで介して接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図6および図7に
示すいずれも方法もケーブルリール4とインフレータ7
とを接続するためにハーネスWを必要とし、コネクタ接
続しているため、部品点数および組付工数が多くなる問
題があった。
【0006】さらに、ケーブルリール4の可動体2をハ
ンドル5に位置決め保持するためにピン2aを設ける一
方、ハンドル5側にも孔5aを設けて、これらを位置合
わせさせる必要があり、作業手数がかかる問題があっ
た。
【0007】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、インフレータとケーブルリールとの電気的接続を
ワイヤハーネスを用いずに接続して、構造の簡単化、組
立工数の削減等を図ることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、エアバックと該エアバックを膨張させる
インフレータがハンドルに固定される一方、ハンドル側
に固定される内筒部からなる可動体とステアリング・コ
ラム側に固定体が固定され固定される外筒部からなる固
定体とが相対的に回転可能に連結され、上記固定体と可
動体とで形成される円環状中空部にフラットケーブルが
渦巻き状に収納され、該フラットケーブルの両端が上記
固定体と可動体とに固定されて外部に導出され、ハンド
ルの正逆回転に応じてフラットケーブルが上記環状中空
部内で巻き締め、巻き戻しされるケーブルリールが設け
られ、該ケーブルリールと上記インフレータとを電気接
続するものであって、上記ケーブルリールの可動体にコ
ネクタを突設して、上記フラットケーブルの導体と接続
した端子をコネクタ内に突出させると共に、該コネクタ
と嵌合する相手方コネクタをインフレータより突設する
一方、上記ハンドルの中央底面プレートに四角形状のコ
ネクタ貫通穴を設け、該貫通穴を通して上記ケーブルリ
ール側とインフレータ側の四角形状のコネクタを回り止
めして嵌合し、電気接続していると共に、該コネクタを
介して上記可動体をハンドルと同調させて回転させるこ
とができる構成としていることを特徴とするケーブルリ
ールとインフレータとの電気接続構造を提供している。
【0009】
【0010】上記のように、インフレータとケーブルリ
ールとを直接コネクタ嵌合する構成とするとハーネスを
不要とすることができる。また、上記嵌合するコネクタ
をハンドルに設けたコネクタ貫通穴を通して行っている
ため、ハンドルの回転にケーブルリールの可動体を同調
させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。ケーブルリール10自体の構造は前
記図6に示す従来のケーブルリールと略同様であり、円
環形状の底壁11aと外周壁11bとからなる外筒部を
構成する固定体11と、円環形状の上壁12aと内周壁
12bとからなる内筒部を構成する可動体12とでケー
ブルリールのハウンジングを構成している。上記固定体
11と可動体12とで形成される円環状中空部13にフ
ラットケーブル14が渦巻き状に収納し、該フラットケ
ーブル14の両端を固定体11と可動体12とに固定さ
れて外部に導出し、ハンドル操作に対応する可動体12
の正逆回転に応じてフラットケーブル14が中空部13
内で巻き締め、巻き戻しされるようにしている。
【0012】上記可動体12の上面には雌コネクタ17
を突設し、該雌コネクタ17に上記可動体12に固定し
たフラットケーブル14の導体のうち、インフレータ7
と接続する導体に接続したオス端子18を収容してい
る。該雌コネクタ17は上向きに開口し、上方より相手
方の雄コネクタを嵌合するようにしている。
【0013】一方、ハンドル20の中央底面プレート部
20aの中央にはステアリングシャフト22の取付穴2
0bを穿設していると共に、その一側部に四角形状のコ
ネクタ貫通穴20cを穿設している。
【0014】上記ハンドル20の中央底面プレート20
aには、インフレータ25をビス止めで固定しており、
該インフレータ25および、該インフレータ25に付設
したエアバック26をパッド27でカバーし、該パッド
27をハンドル20に固定することにより、ハンドル2
0の内部にインフレータ25およびエアバック26を内
蔵するようにしている。
【0015】上記インフレータ25の底面には雄コネク
タ30を下向きに突設し、該雄コネクタ30の内部にイ
ンフレータ25の内部回路と接続した雌端子31を収容
している。
【0016】上記ケーブルリール10の固定体11はス
テアリング装置のコンビネーションスイッチのケースに
固定し、該固定体11に組みつけらた可動体12の雌コ
ネクタ17をハンドル20のコネクタ貫通穴20cに下
側から突出させる一方、ハンドル20側に固定したイン
フレータ25の雄コネクタ30もハンドル20のコネク
タ貫通穴20cに上側から突出させ、雌コネクタ17と
嵌合して、雌雄端子31と18とを電気的に接続させて
いる。この状態で、可動体12をハンドル20に回り止
めされ、同調回転される構成となる。
【0017】また、ケーブルリール10の中央軸穴およ
びハンドル20の中央取付穴20bにステアリングシャ
フト22を貫通させ、該ステアリングシャフト22をハ
ンドル20とボルト29により固定している。
【0018】上記した構成とすると、ケーブルリール1
0とインフレータ25とをハーネスを介さずに、直接コ
ネクタ結合で電気的接続を図ることができる。また、ハ
ンドル20に設けたコネクタ貫通穴20bにケーブルリ
ール10の可動体12より突設したコネクタ17を通し
てインフレータ25のコネクタ30と嵌合させているた
め、可動体12をハンドル20と同調させて回転させる
ことができる。その結果、従来必要とされた可動体12
とハンドル20とのピン嵌合部を不要とすることができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、ケーブルリールとインフレータとの電気的接
続を、ケーブルリールの可動体とインフレータとに夫々
設けたコネクタにより、ハンドルに形成したコネクタ貫
通穴を通して直接的に嵌合しているため、ハーネスを用
いずに行うことができる。よって、作業工数および部品
点数の削減となり、コストダウンを図ることができる。
【0020】また、ケーブルリールの可動体とハンドル
との同調を、ケーブルリールとインフレータとのコネク
タ嵌合で達成することができ、従来のように、可動体に
ピンを突設すると共にハンドル側にピン穴を設け、これ
らを嵌合する必要がなくなり、この点からも構造の簡単
化および作業手数の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示し、(A)は概略分解
図、(B)は組み立て状態を示す概略断面図、(C)は
概略平面図である。
【図2】 ケーブルリールの断面図である。
【図3】 ケーブルリールとインフレータとの嵌合部の
要部断面図である。
【図4】 ハンドルにケーブルリールとインフレータと
が組みつけられた状態の概略図である。
【図5】 従来のケーブルリールの断面図である。
【図6】 (A)(B)は従来のケーブルリールとイン
フレータとの接続形態を示す概略図である。
【図7】 (A)(B)は従来の他のケーブルリールと
インフレータとの接続形態を示す概略図である。
【図8】 従来のケーブルリールとインフレータとの接
続形態を示す図面である。
【符号の説明】
10 ケーブルリール 11 固定体 12 可動体 14 フラットケーブル 17 雌コネクタ 18 雄端子 20 ハンドル 20b コネクタ貫通穴 25 インフレータ 26 エアバッグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−39726(JP,A) 特開 平9−171872(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 35/04 B60R 16/02 675 B62D 1/04 H01R 12/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアバックと該エアバックを膨張させる
    インフレータがハンドルに固定される一方、ハンドル側
    に固定される内筒部からなる可動体とステアリング・コ
    ラム側に固定体が固定され固定される外筒部からなる固
    定体とが相対的に回転可能に連結され、上記固定体と可
    動体とで形成される円環状中空部にフラットケーブルが
    渦巻き状に収納され、該フラットケーブルの両端が上記
    固定体と可動体とに固定されて外部に導出され、ハンド
    ルの正逆回転に応じてフラットケーブルが上記環状中空
    部内で巻き締め、巻き戻しされるケーブルリールが設け
    られ、該ケーブルリールと上記インフレータとを電気接
    続するものであって、 上記ケーブルリールの可動体にコネクタを突設して、上
    記フラットケーブルの導体と接続した端子をコネクタ内
    に突出させると共に、該コネクタと嵌合する相手方コネ
    クタをインフレータより突設する一方、 上記ハンドルの中央底面プレートに四角形状のコネクタ
    貫通穴を設け、該貫通穴を通して上記ケーブルリール側
    とインフレータ側の四角形状のコネクタを回り止めして
    嵌合し、電気接続していると共に、該コネクタを介して
    上記可動体をハンドルと同調させて回転させることがで
    きる構成としていることを特徴とするケーブルリールと
    インフレータとの電気接続構造。
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