JP3321655B2 - 熱変色筆記材セット - Google Patents

熱変色筆記材セット

Info

Publication number
JP3321655B2
JP3321655B2 JP06464494A JP6464494A JP3321655B2 JP 3321655 B2 JP3321655 B2 JP 3321655B2 JP 06464494 A JP06464494 A JP 06464494A JP 6464494 A JP6464494 A JP 6464494A JP 3321655 B2 JP3321655 B2 JP 3321655B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermochromic
friction
layer
heat
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06464494A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07241388A (ja
Inventor
達夫 青木
慎一 吉村
勉 戸松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pilot Ink Co Ltd
Original Assignee
Pilot Ink Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pilot Ink Co Ltd filed Critical Pilot Ink Co Ltd
Priority to JP06464494A priority Critical patent/JP3321655B2/ja
Publication of JPH07241388A publication Critical patent/JPH07241388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3321655B2 publication Critical patent/JP3321655B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱変色筆記材セットに関
する。さらに詳細には、熱変色層が配設された熱変色体
と、前記熱変色層を摩擦熱により加熱して変色させる摩
擦具よりなる、事務、玩具、教習具、知育具分野等に適
用される熱変色筆記材セットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、摩擦熱により熱変色層を変色させ
る手段として、熱変色層上を手で擦り、発生した摩擦熱
を利用して変色させる方法や、内部にモーターと電源を
具備し、モーターの回転軸と連動する部材と、前記部材
との接触部に生じた回転摩擦による摩擦熱を利用(実開
平2−86781号公報、実開平4−87277号公
報)したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の加熱手段に
あって、熱変色層を手で擦り、発生した摩擦熱によって
変色させる系にあっては、非衛生的であると共に発熱に
よる損傷が懸念され、長時間の使用や、幼児等が使用す
るには不向きであった。又、誤って爪や指輪等の装飾具
が熱変色層表面と接触して熱変色層を損傷させ、商品性
を損なう危険がある。又、モーターと電源を具備した熱
変色具を適用する系にあっては、装置の複雑さと、それ
によるコスト高、及び玩具等に適用した場合、幼児が誤
って落下させた時、破損して使用不能になる危険があ
る。
【0004】本発明は、前記した従来の加熱手段、又は
熱変色具の適用による不具合を解消しようとするもので
ある。即ち、熱変色層を傷つけることがなく、構造が簡
易で破損し難い加熱変色具と、熱変色層を配設した熱変
色体による熱変色筆記材セットを提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持体表面に
熱変色層、前記熱変色層の上層に透明樹脂のオーバーコ
ート保護層が配設された熱変色体と、前記熱変色層を手
動摩擦による摩擦熱で変色させるオーバーコート保護層
より低硬度の材料の摩擦具とからなる熱変色筆記材セッ
トを要件とする。更に、前記摩擦具は、摩擦部がゴム、
エラストマー、樹脂発泡体、繊維の熱融着乃至樹脂加工
体、羊毛フェルト、可塑剤がブレンドされたプラスチッ
クの半溶融ゲル化体等から選ばれる材料よりなること
記摩擦具は、摩擦により熱を発生させる摩擦部と、前
記摩擦部を保持する保持部よりなることを要件とする。
【0006】前記摩擦具は、摩擦部と熱変色体の摩擦面
(熱変色層又はオーバーコート保護層)との間に発生す
る摩擦熱により、前記熱変色層を変色させる変色具であ
り、適度な摩擦抵抗を有し、更に摩擦面よりも低硬度で
あり、摩擦により前記摩擦面を傷つけることのない材料
が選択される。更に加えて前記摩擦具は、摩擦面と摩擦
部の間に生じた摩擦熱を熱変色層に効果的に伝導するた
めに、摩擦熱の損失の少ない、熱伝導率の低い材料を用
いることが好ましい。
【0007】前記要件を満たす摩擦具の摩擦部の材質と
しては、熱可塑性乃至熱硬化性樹脂発泡体として、ポリ
スチロール、ABS樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体等
の発泡体が挙げられ、好ましくはポリエチレン発泡体が
用いられる。プラスチック発泡体として、酢酸セルロー
ズ、アクリル樹脂、ポリビニルホルマール等の発泡体が
挙げられる。エラストマーとして、ポリブタジエン、ク
ロロプロピレン、ポリウレタン系コポリマー、エチレン
・プロピレン、オレフィン、エチレン−酢酸ビニルコポ
リマー、塩素化ポリエチレン、ポリ塩化ビニル系、ポリ
エステル系、エチレン−アクリル酸コポリマー、スチレ
ン系等のエラストマーが挙げられる。ゴムとして、ブチ
ルゴム、アクリルゴム、ウレタンゴム、エチレン−プロ
ピレンゴム、エチレン−酢酸ビニル系ゴム、塩素化ポリ
エチレン、ポリエステルゴム、スチレン−ブタジエン共
重合体ゴム等が挙げられる。その他、繊維の熱融着乃至
樹脂加工体、羊毛フェルト体、塩化ビニル及び塩化ビニ
ル−酢酸ビニル樹脂等に可塑剤がブレンドされた半溶融
ゲル化体等が挙げられる。
【0008】又、前記摩擦具は少なくとも熱変色体上面
を摩擦する部分と、前記摩擦する部分を保持する部分を
備えていればよく、摩擦部と保持部が同一部材による一
体成型体、又は摩擦部と保持部が異なる部材により構成
された、二以上の部材よりなる構造であってもよい。
【0009】前記熱変色層は、公知の熱変色性材料によ
り構成され、例えば、電子供与性呈色性有機化合物、前
記化合物の顕色剤及び前記両者の呈色反応を生起させる
媒体となる化合物の3成分を含む熱変色性材料、又は前
記成分の樹脂固溶体の微粒子の形態の変色性を示す熱変
色性材料(例えば、特公昭51−35414号公報、特
公昭51−44706号公報、特公昭52−7764号
公報、特公平1−29398号公報等)を挙げることが
できる。前記は所定の温度(変色点)を境としてその前
後で変色し、変化前後の両状態のうち常温域では特定の
一方の状態しか存在しえない。即ち、もう一方の状態
は、その状態が発現するのに要する熱又は冷熱が適用さ
れている間は維持されるが、前記熱又は冷熱の適用がな
くなれば常温域で呈する状態に戻る可逆性熱変色性材料
である。
【0010】又、本出願人が先に提案した特公平4−1
7154号公報に記載されている、大きなヒステリシス
特性を示して変色する色彩記憶性感温変色性色素を含む
熱変色性材料で彩色された系も有効である。前記色素
は、大きなヒステリシス幅(ΔH)を示して変色する。
即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットした曲
線の形状が、温度を変色温度域より低温側から温度を上
昇させていく場合と逆に変色温度域より高温側から下降
させていく場合とで、大きく異なる経路を辿って変色す
る準可逆性熱変色性材料であり、図9により説明する。
【0011】グラフ中のA点(温度t1 )はこれ以下の
温度では前記色素が完全に呈色している状態になる点で
あり、B点(温度t3 )は温度が上昇する過程で実質的
な変色(消色)が始まる点であり、C点(温度t4 )は
これ以上の温度では完全に消色している状態になる点で
あり、D点(温度t2 )は温度が下降する過程で実質的
な変色(着色)が始まる点であり、再びA点(温度t
1 )に達すると完全に呈色した状態となる。変色温度域
は前記t1 とt4 の間の温度域であり、特に着色状態と
無色状態の両相又は有色〔1〕と有色〔2〕の両相が共
存でき、色濃度の差の大きい領域であるt2 とt3 の間
が実質的な二相保持温度域であり、前記二状態の何れか
を選択的に記憶保持可能な領域である。前記二相保持温
度域は常温域(概ね5〜38℃、好ましくは10〜35
℃)のものが実用性の面で有効である。前記熱変色性材
料は、変色の感度及び鋭敏性を向上させる為に、微小カ
プセルに内包された微小カプセル顔料が好適に用いられ
る。
【0012】前記熱変色性材料は、バインダーを含む媒
体中に分散されて、インキ、塗料などの色材として適用
し、支持体上面に所望の熱変色層を形成する。又、熱変
色状態を多様化させるために、前記熱変色層の上層、又
は下層(好ましくは下層)に非熱変色性インキによる非
熱変色層が形成されたものであってもよい。
【0013】又、前記熱変色層及び非熱変色層の形成
は、従来より公知の、スクリーン印刷、オフセット印
刷、グラビヤ印刷、コーター、タンポ印刷、転写等の印
刷方法、及び刷毛塗り、スプレー塗装、静電塗装、電着
塗装、流し塗り、ローラー塗り、浸漬塗装等の手段によ
り行うことができる。又、熱変色性材料を内包させた微
小カプセル顔料、及び非熱変色性インキを、一体的に熱
可塑性樹脂に分散状態に溶融ブレンドして、シート状と
なして、支持体と一体の熱変色層を形成することもでき
る。又、前記熱変色層を保護する透明樹脂によるオーバ
ーコート保護層も同様の方法により形成することができ
る。
【0014】前記支持体は印刷適性を備えた基材であれ
ば全て有効であり、例えば、紙、合成紙、編織布等の布
帛、植毛或いは起毛布、不織布、合成皮革、レザー、プ
ラスチック、ガラス、陶磁器、金属、木材、石材等が用
いられる。又、形状としては平面状のものが好ましい
が、凹凸状の形態であってもよい。
【0015】又、合成紙或いはプラスチックシート等に
あっては、下層に厚み0.5mm〜10mmのポリウレ
タン、ポリエチレン等のプラスチック多孔体、ウレタン
ゴム、スチレン−ブタジエン系ゴム、弗素系ゴム、エチ
レンプロピレンゴム、シリコーンゴム等のゴム質、フェ
ルト、不織布等の弾性材を積層したものが有効であり、
摩擦具、又は従来より公知の加熱或いは冷熱変色具を用
いて筆記する際、弾性感のある筆記感や、筆記先端当接
部位に筆記圧に相応する弾発性凹みを形成して熱の伝達
を高め効果的に像を形成したり、消去したりすることが
できる。
【0016】
【作用】支持体上面に配設された熱変色層が可逆性熱変
色性材料で形成された形では、常態で発色状態の熱変色
体を摩擦具で摩擦すると、発生した摩擦熱により前記熱
変色層は消色し、所望の熱変色像が現出し、摩擦具は熱
変色像の形成具として機能する。又、前記熱変色像は、
冷却すると再び変色前の状態に復する。一方、常態で熱
変色層が消色状態である場合、従来より公知の冷熱ペ
ン、例えば氷片、冷水を充填したペンを用いて熱変色像
を現出させた後、前記熱変色像の上面を摩擦具で摩擦す
ることにより像は消去され、摩擦具は消去体として機能
する。前記熱変色層が色彩記憶性感温変色性色素を含む
準可逆性熱変色性材料により形成された系では、変化に
要した熱又は冷熱を取り去った後にあっても、変化した
様相を互変的に、常温域で記憶保持して視覚させること
ができる。
【0017】
【実施例】実施例1(図1〜3参照) 80μm厚の白色合成紙に接着剤をコーティングして1
mm厚のポリエチレンフォームを貼り合わせ、支持体4
1とする。前記の如く形成した白色合成紙上面に色彩記
憶性感温変色性色素〔青色←→無色(A点18℃、C点
30℃)〕を微小カプセルに内包させた熱変色性顔料を
エチレン─酢酸ビニル系共重合樹脂エマルジョンに分散
させた熱変色性インキ(特公平4−17154号公報を
利用)を用い、熱変色層42を印刷形成する。前記熱変
色性インキが乾燥した後、オーバーコートクリヤーイン
キ(溶剤型アルキド樹脂をバインダーとする)を印刷
し、オーバーコート保護層43とする。
【0018】前記の如くして形成した熱変色シート4を
プラスチック製本体3に支持固着させ、熱変色体2を構
成した。尚、本体3の側部には把持部5が一体成型され
てなり、本体3の右側には冷熱ペン8の先端形状と同形
状の凹部よりなる、冷熱ペン8を保持するスタンド部6
と、熱変色体2を垂直状態にして持ち運ぶ際に、冷熱ペ
ン8を収納する受皿部7を備えてなる。
【0019】(図5参照) 前記熱変色体2を30℃以上に加温して熱変色シート4
が白色状態を呈する筆記面上を、プラスチック製玉子形
状の中空体の先端に金属製の筆記先端部が取り付けら
れ、内部に氷を充填した冷熱ペン8にて筆記すると、前
記色彩記憶性感温変色性色素が発色して青色の筆跡10
が得られ、前記筆跡10は25℃の室温下で保持されて
いる。
【0020】(図4、6参照) 前記筆跡10上を、摩擦具9〔ポリエチレン発泡体から
なる長方体(5cm×3cm×2cm)〕の両端を把持
して擦ると、筆記面と摩擦部の間に発生した摩擦熱によ
り、前記筆跡10を消去することができ、筆記部4は白
色に戻り、25℃の室温下で白色状態は保持されてお
り、再び冷熱ペン8及び摩擦具9を使用することによ
り、前記様相変化を繰り返し再現できる。尚、前記熱変
色体2、冷熱ペン8、及び摩擦具9により、熱変色筆記
材セット1が構成される。
【0021】実施例2(図7参照) 50μm厚の白色ポリエステルフィルムに接着剤をコー
ティングして2mm厚のポリエチレンフォームを貼り合
わせ、支持体とする。前記の如く形成した支持体上面に
青色、緑色、橙色、赤色の非熱変色性インキにて、それ
ぞれ互いに異なる色調の正四角形状の非熱変色像が隣接
する模様の非熱変色層を形成する。前記非熱変色層の上
面に35℃以上で無色、35℃以下で黒色に変色する可
逆性熱変色性材料をエチレン─酢酸ビニル系共重合樹脂
エマルジョンに分散させた熱変色性インキ(特公昭51
−35414号公報、特公昭51−44706号公報、
特公昭52−7764号公報、特公平1−29398号
公報を利用)を用いて印刷し、熱変色層(隠蔽層)とす
る。前記熱変色層(隠蔽層)の上層にオーバーコートク
リヤーインキ(溶剤型アルキド樹脂をバインダーとす
る)を印刷してオーバーコート保護層を形成する。
【0022】前記の如くして形成した熱変色体2は常温
では熱変色性層が発色状態のため、全面が黒色を呈し、
前記4色の非熱変色像の視覚を妨げている。この黒色を
呈した熱変色体上面に、プラスチック製円柱形状の保持
部91にウレタンゴム製の摩擦部92を固着した摩擦具
9の摩擦部92を接触させて擦ると、熱変色体2と摩擦
部92の間に生じた摩擦熱により、前記熱変色層が消色
して4色の筆跡10が現出する。前記様相は、35℃以
下に冷却すると、全面が黒色となり、筆跡10は隠蔽状
態に戻る。前記同様の操作により、前記様相変化は繰り
返し再現される。尚、前記熱変色体2及び摩擦具9によ
り熱変色筆記材セット1が構成される。
【0023】実施例3(図8参照) 60μm厚の白色合成紙に接着剤をコーティングして2
mm厚のポリエチレンフォームを貼り合わせ、支持体と
する。前記の如く形成した支持体上面に非熱変色性イン
キにて、ボールとバットの絵柄11を印刷し、更に各々
の絵柄の下方に、ボールとバットを表す英単語12
(「BALL」、「BAT」)を印刷する。前記「BA
LL」、「BAT」の英単語12上面に、40℃以上で
無色、40℃以下で黒色に変色する可逆性熱変色性材料
をエチレン─酢酸ビニル系共重合樹脂エマルジョンに分
散させた熱変色性インキ(特公昭52−7764号公報
記載の印刷インキを利用)を印刷して前記英単語12を
隠蔽する熱変色層42を形成する。前記熱変色層42の
上層にオーバーコートクリヤーインキ(溶剤型アルキド
樹脂をバインダーとする)を印刷してオーバーコート保
護層とする。
【0024】前記の如く形成した熱変色体2は、常温で
は熱変色層が黒色に発色状態にあり、英単語12は視覚
が妨げられており、ボールとバットの絵柄11のみ視覚
される。この熱変色体の黒色を呈した熱変色層42上面
を、摩擦具9〔ポリエチレン発泡体からなる球体を把持
して擦ると、前記熱変色層42が消色して「BAL
L」、「BAT」なる英単語12が視覚される。又、こ
の様相は、再び40℃以下に冷却すると再び元の状態に
戻り、前記同様の操作により、前記様相変化は繰り返し
再現される。尚、前記熱変色体2及び摩擦具9により熱
変色筆記材セット1が構成される。
【0025】
【発明の効果】本発明熱変色筆記材セットは、摩擦熱に
より変色可能な熱変色層を設けた熱変色体と、前記熱変
色層を熱変色させる軽便な摩擦具とから構成され、前記
摩擦具は発色像を消去させる消去要素としての機能は勿
論、任意像を形成する筆記要素として機能し、幼児等に
あっても安心して使用することのできる簡便な熱変色筆
記材セットを提供でき、玩具、教習具、知育具、筆記ボ
ード分野等、多様な分野に適用性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明熱変色筆記材セットの一実施例の、平面
状態図である。
【図2】図1の熱変色体のA−A断面図である。
【図3】図1の熱変色体のB−B断面図である。
【図4】本発明熱変色体に摩擦具を使用した時の縦断面
図である。
【図5】本発明熱変色体に冷熱ペンを使用し、筆跡を現
出させる状態を示す説明図である。
【図6】本発明熱変色体の摩擦具の使用状態の説明図で
ある。
【図7】本発明熱変色筆記材セットの他の実施例の熱変
色体と摩擦具の使用状態を示す説明図である。
【図8】本発明熱変色筆記材セットの他の実施例の熱変
色体と摩擦具の使用状態を示す説明図である。
【図9】熱変色性印刷像の色濃度−温度の関係を説明す
るグラフである。
【符号の説明】
1 熱変色筆記材セット 2 熱変色体 3 本体 4 熱変色シート 41 支持体 42 熱変色層 43 オーバーコート保護層 5 把持体 6 スタンド部 7 受皿部 8 冷熱ペン 9 摩擦具 91 保持部 92 摩擦部 10 筆跡 11 絵柄 12 英単語
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−329993(JP,A) 特開 平6−7549(JP,A) 特開 平6−166291(JP,A) 特開 平6−39152(JP,A) 実開 平2−86781(JP,U) 実開 平5−85691(JP,U) 実開 平6−86992(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63H 1/00 - 37/00 B43K 19/00 B43K 8/00 G09B 11/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体表面に熱変色層、前記熱変色層の
    上層に透明樹脂のオーバーコート保護層が配設された熱
    変色体と、前記熱変色層を手動摩擦による摩擦熱で変色
    させるオーバーコート保護層より低硬度の材料の摩擦具
    とからなる熱変色筆記材セット。
  2. 【請求項2】 前記摩擦具は、摩擦部が樹脂発泡体、エ
    ラストマー、ゴム、繊維の熱融着乃至樹脂加工体、羊毛
    フェルト、可塑剤がブレンドされたプラスチックの半溶
    融ゲル化体から選ばれる材料よりなる請求項1記載の熱
    変色筆記材セット。
  3. 【請求項3】 前記摩擦具は、摩擦により熱を発生させ
    る摩擦部と、前記摩擦部を保持する保持部よりなる請求
    項1又は2記載の熱変色筆記材セット。
JP06464494A 1994-03-07 1994-03-07 熱変色筆記材セット Expired - Fee Related JP3321655B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06464494A JP3321655B2 (ja) 1994-03-07 1994-03-07 熱変色筆記材セット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06464494A JP3321655B2 (ja) 1994-03-07 1994-03-07 熱変色筆記材セット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07241388A JPH07241388A (ja) 1995-09-19
JP3321655B2 true JP3321655B2 (ja) 2002-09-03

Family

ID=13264180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06464494A Expired - Fee Related JP3321655B2 (ja) 1994-03-07 1994-03-07 熱変色筆記材セット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3321655B2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4312987B2 (ja) * 2001-11-12 2009-08-12 パイロットインキ株式会社 摩擦熱変色性筆記具及びそれを用いた摩擦熱変色セット
JP4087222B2 (ja) * 2002-10-31 2008-05-21 パイロットインキ株式会社 可逆熱変色性筆記具セット
JP2006123324A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Pilot Ink Co Ltd 摩擦体及びそれを備えた筆記具、筆記具セット
JP5415671B2 (ja) 2006-01-27 2014-02-12 パイロットインキ株式会社 摩擦体及びそれを備えた筆記具、筆記具セット
JP2008155624A (ja) 2006-11-29 2008-07-10 Pilot Ink Co Ltd 摩擦体及びそれを用いた筆記具、筆記具セット
KR101552715B1 (ko) 2007-05-22 2015-09-11 파일롯트 잉크 가부시키가이샤 마찰체, 필기구 및 필기구세트
JP2008290392A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Pilot Ink Co Ltd 摩擦体、筆記具及び筆記具セット
JP2008290267A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Pilot Ink Co Ltd 摩擦体、筆記具及び筆記具セット
JP5265169B2 (ja) * 2007-10-10 2013-08-14 パイロットインキ株式会社 摩擦体
JP2009160763A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Kokuyo Co Ltd 塗布具
JP5557542B2 (ja) * 2010-02-04 2014-07-23 パイロットインキ株式会社 摩擦具及びそれを備えた筆記具
JP2012085831A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Pilot Ink Co Ltd 可逆熱変色性着せ替え玩具
JP2012179912A (ja) * 2012-04-30 2012-09-20 Pilot Ink Co Ltd 筆記具
JP5975740B2 (ja) * 2012-06-01 2016-08-23 三菱鉛筆株式会社 熱変色性インクの変色具、該変色具を有する筆記具及び変色方法
JP5739970B2 (ja) * 2013-11-22 2015-06-24 パイロットインキ株式会社 筆記具及び摩擦体
JP5739969B2 (ja) * 2013-11-22 2015-06-24 パイロットインキ株式会社 ボールペン及び摩擦体
JP6067653B2 (ja) * 2014-11-17 2017-01-25 パイロットインキ株式会社 筆記具
JP6310016B2 (ja) * 2016-08-05 2018-04-11 パイロットインキ株式会社 筆記具の製造方法
JP6370946B2 (ja) * 2017-02-28 2018-08-08 パイロットインキ株式会社 ボールペン
JP6472905B2 (ja) * 2018-01-24 2019-02-20 パイロットインキ株式会社 筆記具
CN112703470A (zh) * 2018-11-14 2021-04-23 深圳市柔宇科技股份有限公司 书写设备和书写系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07241388A (ja) 1995-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3321655B2 (ja) 熱変色筆記材セット
US4284456A (en) Method for transferring creative artwork onto fabric
JPH0736719Y2 (ja) 色彩記憶玩具セット
JP4460908B2 (ja) 可逆変色性玩具
CA2122933A1 (en) Thermochromic drawing device
JP2979367B2 (ja) 熱変色性被筆記体
GB2312645A (en) Method for producing decorative effects
JP2000221885A (ja) 可逆性感温変色性表示体
JP2004175101A (ja) 水変色性被筆記体及びそれを用いた水変色性筆記セット
JPH11216272A (ja) 人形又は動物形象玩具セット
JPH11128540A (ja) 可逆熱変色性ぬいぐるみセット
JP3472936B2 (ja) 熱変色性被筆記体
JPH055442U (ja) 虹彩模様を呈する熱変色性積層体
JP2571115Y2 (ja) 熱変色性被筆記体
JP2583947Y2 (ja) 熱変色用品
JPH07241389A (ja) 熱変色像形成用品
JPH025978Y2 (ja)
JPH08244397A (ja) 感温変色性被筆記体
JP3156570U (ja) 水変色性描画用バッグ及びそれを用いた水変色性描画用バッグセット
JPH10193871A (ja) 熱変色性積層シート及びその製造方法
JPH10156050A (ja) 形跡表示玩具
JP2000006538A (ja) 可逆熱変色性感圧転写テープ及びそれを内蔵した転写具
JPH11128532A (ja) 可逆熱変色性パズル及びそれを用いた可逆熱変色性パズルセット
JP2002127288A (ja) 光輝性熱変色性積層体
GB2318096A (en) Colouring sheet or book for children

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080628

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100628

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110628

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees