JP3321261B2 - 抵抗回路付シートヒーター用接着剤組成物 - Google Patents

抵抗回路付シートヒーター用接着剤組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抵抗回路付シートヒー
ター用接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗回路付シートヒーターは、プラスチ
ック製血液輸送管を無菌室外においても、300℃以上
の熱により無菌状態で切断・融着することができるた
め、医療分野において広く用いられている。
【0003】従来の抵抗回路付シートヒーターとして
は、一般に金属箔と抵抗用ステンレス箔とをアクリル接
着フィルムを介して熱圧着し、次いで接着フィルム上の
所定部分に抵抗用ステンレス箔を回路加工した後に、こ
れを折り曲げ、回路が加工されている接着フィルムと回
路が施されていない接着フィルムとを再圧着(以下、2
次接着と呼ぶ)することによって得られていた。
【0004】この方法では、ヒーターの抵抗値を調整す
るための抵抗回路用ステンレス箔が高価であること、更
に回路加工の際、1/2以上の抵抗回路用ステンレス箔
をエッチングによって除去しなければならず、また、2
次接着時においても30分以上の長いプレス工程が必要
であり、材料費が高く、生産効率が低いという問題があ
った。
【0005】そこで、最近、上記問題点を解決するため
に、金属箔に接着剤を塗布乾燥して接着剤付金属箔を作
製し、150℃−30分で硬化可能な導電性ペーストを
用いてスクリーン印刷によりこの接着剤面上の必要な部
分にのみ抵抗回路を作製し、次いでこの抵抗回路上に回
路が形成されていない部分の接着剤付金属箔を折り曲げ
て重ね合せ、回路を同一熱履歴を受けた接着剤で履い、
2次接着する方法が開発された。
【0006】しかしながら、この方法に接着剤として、
従来のアクリル接着フィルムを用いると、導電ペースト
の150℃−30分硬化時において、アクリル接着フィ
ルムも硬化が進んでしまい、2時接着後の接着力(以下
2次接着力と呼ぶ)が極端に低下してしまうという問題
点があった。
【0007】また、特開平3−181580号公報に記
載されているようなフレキシブル印刷配線板用のアクリ
ル系接着剤を用いた場合にも前記同様2次接着力がな
く、また、フロー性に優れるため、逆にフローレスが要
求される本用途には、適用困難であった。更に汎用のエ
ポキシ系接着剤は、2次接着力とフロー性の両立が困難
であり、NBR系接着剤では、ヒーター加熱時の耐熱性
に劣るという問題点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
を解決した耐溶剤性、耐熱性、2次接着力に優れ、且つ
低フロー性を兼ね備えた抵抗回路付シートヒーター用接
着剤組成物を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、抵抗回路
付シートヒーター用接着剤として、(1)導電性ペース
トのスクリーン印刷に耐え得る耐溶剤性、(2)導電性
ペースト硬化後の2次接着力、(3)ヒーター加熱時に
分解ガスの逃げ道である抵抗回路間のスペースを埋める
ことのない低フロー値、(4)ヒーター加熱に耐え得る
耐熱性、更には(5)約20kg/cm2程度の圧力
で、180℃〜220℃、60秒以内の条件で2次圧着
性を有する接着剤系について鋭意検討した結果、ある特
定のアクリルエラストマー、アルキル変性フェノール樹
脂、エポキシ樹脂及びイミダゾール系硬化剤を特定な割
合で配合した接着剤組成物が、上記特性を満足すること
を見出し、この知見に基いて本発明を完成するに至っ
た。
【0010】すなわち、本発明は、a)エチルアクリレ
ート、ブチルアクリレート又はそれらの混合物58〜8
0重量%、b)アクリロニトリル18〜40重量%及び
c)官能基モノマーとしてグリシジルメタクリレート2
〜6重量%を共重合させて得られる共重合物で、Tgが
−10℃以上で、且つ重量平均分子量が800,000
以上であるアクリルエラストマー(A)60〜80重量
%と、アルキル変性フェノール樹脂(B)8〜20重量
%、エポキシ樹脂(C)8〜20重量%及びイミダゾー
ル系硬化剤(D)0.2〜1.0重量%を必須成分とし
て含有することを特徴とする抵抗回路付シートヒーター
用接着剤組成物を提供するものである。
【0011】次に本発明を詳しく説明する。本発明に用
いる(A)成分のアクリルエラストマーとしては、Tg
を−10℃以上に分子設計する必要がある。すなわち、
Tgが−10℃未満のアクリルエラストマーを用いる
と、接着力は向上するが、粘着性(タック性)も高くな
ってしまい、接着剤面上に抵抗回路を形成する工程や、
折り曲げ工程において、著しく作業性を低下させてしま
うため適当でない。また、Tgが高過ぎては、2次接着
の際、約20kgf/cm2程度の圧力下180〜22
0℃で60秒以内という短時間での接着が困難になる。
そのため、用いるアクリルエラストマーのTgは、好ま
しくは、−10℃〜0℃である。更にアクリルエラスト
マーの分子量は重量平均分子量で800,000以上と
する必要がある。重量平均分子量が800,000未満
のアクリルエラストマーを用いると、フロー性が増加
し、2次接着時に抵抗回路間スペースを埋めてしまうた
め、ヒーター加熱時に内部より発生するガスが抜けられ
ず、ヒーターが膨れてしまう。また分子量が高すぎると
接着性が低下してしまい、また溶解性も低下する。重量
平均分子量の好ましい範囲は800,000〜2,00
0,000である。
【0012】アクリルエラストマー中の組成において、
アクリロニトリル量は18〜40重量%であることが必
要である。18重量%未満では、耐溶剤性に劣ってしま
うため、導電ペースト中の溶剤に侵されててしまう。ま
た、40重量%を超えると、アクリルエラストマーのT
gが高くなりすぎてしまい、また重合も困難である。官
能基モノマーとしては、グリシジルメタクリレートが用
いられる。官能基がカルボン酸や水酸基タイプでは、2
次接着力が、エポキシ基タイプのものと比較して低下し
てしまう。官能基モノマーの量は2〜6重量%必要であ
る。2重量%未満では、被着体との良好な接着力が得ら
れず、また、6重量%を超えると、接着剤がゲル化しや
すくなるため適当でない。エチルアクリレート、ブチル
アクリレート又はそれらの混合物の量は58〜80重量
%必要で、上記組成を基にして、アクリルエラストマー
が所定のTgになる様に重合する。その重合方法は、パ
ール重合、乳化重合などが挙げられるが、特に限定され
るものではない。
【0013】(B)成分のアルキル変性フェノール樹脂
は、アクリルエラストマーの架橋樹脂として作用する。
(A)成分との重合比で85/15程度、すなわち、接
着剤固形分中に8〜20重量%必要である。8重量%未
満ではアクリルエラストマーの架橋が不十分となり、耐
熱性が低下し、20重量%を超えると、過剰となったア
ルキル変性フェノール樹脂が2次接着時に流動し、抵抗
回路間スペース部を埋めてしまう。
【0014】(C)成分のエポキシ樹脂としては、適度
な可撓性と耐熱性を付与するため、フェノールノボラッ
ク型エポキシ樹脂とエピビス型エポキシ樹脂を混合して
用いるのが好ましい。その比は6:4程度が良好であ
る。接着剤固形分中におけるエポキシ樹脂の量は8〜2
0重量%である。
【0015】また、エポキシ樹脂の硬化剤として作用す
る(D)成分のイミダゾール系硬化剤の量は、エポキシ
樹脂との重量比で、1:0.02〜1:0.04程度が
好ましい。
【0016】(D)成分のイミダゾール系硬化剤として
は、例えば、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾ
リウムトリメリテイト等が挙げられる。
【0017】本接着剤組成物中における(C)成分及び
(D)成分の役割は、耐熱性の保持と、流動性の抑制に
ある。すなわち、導電性ペースト硬化のための150℃
−30分加熱時において、エポキシ樹脂を硬化させてし
まうことで、2次接着時の接着剤流動性を抑制し、更
に、ヒーターとしての耐熱性を向上させる点である。
(C)成分の量が20重量%を超える場合においては、
(D)成分の量を問わず好ましくない。すなわち、20
重量%を超える(C)成分を完全に硬化してしまって
は、2次接着力が低下してしまい、また、未硬化の
(C)成分が残っていると、2次接着において、流動性
が増し、抵抗間回路を埋めてしまうため、好ましくな
い。(C)成分が8重量%未満である場合においては、
(C)成分を完全に硬化しててしまっても、耐熱性が低
下してしまう。そのため(C)成分の割合は前記したよ
うに8〜20重量%とする。(D)成分の割合は(C)
成分が硬化するために必要な量であり、接着剤組成物の
0.2〜1.0重量%である。
【0018】上記本発明の接着剤組成物において、これ
らの成分を溶解させて接着剤溶液にするための溶媒とし
ては、メチルエチルケトン(MEK)、ジメチルホルム
アミド(DMF)、トルエン、メチルセルソルブなどの
有機溶媒が好ましく、これらのうちから1種又は混合し
たものが使用されるがこれらに限定されるものではな
い。
【0019】抵抗回路付シートヒーターは、接着剤溶液
を銅箔などの金属箔に塗布し、残溶剤量が1重量%以下
になるように、150℃以下の温度で乾燥した後、接着
剤面上に、導電性ペーストを用いてスクリーン印刷によ
り回路幅、スペース幅が0.5〜0.8mm程度の抵抗
回路を作製し、150℃−30分間の加熱によりペース
トを硬化させ、次いで所定のサイズに打抜き、折り曲
げ、同一の熱履歴を受けた接着剤付金属箔を貼り合わせ
ることにより製造される。
【0020】また、接着剤を塗布、乾燥した金属箔と、
抵抗体用ステンレス箔とを、150℃以下の温度で連続
ラミネートし、ステンレス箔面のみをエッチングにより
回路加工し、次いで、所定のサイズに打ち抜き、折り曲
げ、ステンレス箔を全面エッチングした接着剤面で覆
い、貼り合わせる方法によっても抵抗回路付シートヒー
ターが製造できる。この方法は導電性ペーストを用いた
方法に比べると、抵抗回路の作製において、若干コスト
高となるものの、従来のアクリル接着フィルムを用いた
工程に比べ2次接着時間の大幅な短縮が可能となる。
【0021】本発明の接着剤組成物を用いた2次接着の
際の貼り合わせ条件は、通常180〜220℃、圧力2
0kgf/cm2、60秒以内で行われる。シートヒー
ターとしては、接着強度、800g/cm以上、抵抗回
路間を埋めることがない低フロー性及び、ヒーター加熱
に耐え得る耐熱性が主に要求される。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0023】実施例1 (A)a)エチルアクリレート(EA)29.25重量
部、ブチルアクリレート(BA)39.25重量部、
b)アクリロニトリル(AN)30重量部、c)グリシ
ジルメタクリレート(GMA)3重量部を公知のパール
重合法によって重合して得られた、ガラス転移温度(T
g)−6.9℃、重量平均分子量1,000,000の
アクリルエラストマー134重量部[固形分比72.0
0重量%]、(B)ヒタノール2400(アルキルフェ
ノール樹脂、日立化成工業(株)製)24重量部[固形
分比12.64重量%]、(C)YD−7011(エピ
ビス型エポキシ樹脂、東都化成(株)製)11重量部
[固形分比5.97重量%]及びEPPN−201(フ
ェノールノボラック型エポキシ樹脂、日本化薬(株)
製)17重量部[固形分比8.96重量%]及び(D)
2PZ−CNS(1−シアノエチル−2フェニル−イミ
ダゾリウムトリメリテイト、四国化成(株)製)0.8
重量部[固形分比0.43重量%]を予めDMF7.1
重量部に溶解させた溶液からなる組成物を、MEK80
0重量部に溶解させて接着剤を作製した。該接着剤を厚
さ105μmの銅箔(日本鉱業(株)製)に、乾燥後の
膜厚が25μmになるように塗布し、140℃で30分
乾燥した後に、銀ペーストにて接着剤面上にスクリーン
印刷で、回路/スペース幅:80/80μmの抵抗回路
を作製し、150℃−30分の加熱により、ペーストを
硬化させた。次いで、220℃−20kg/cm2−3
0秒の条件で、折り曲げプレスして2次接着し、抵抗回
路付シートヒーターを得た。このシートヒーターの接着
強度は、1000g/cmであり、スペース部における
接着剤フローは認められず、ヒーター加熱時の最高到達
温度は、400℃であり、昇温途中において膨れなどの
問題はなかった。
【0024】実施例2 実施例1の接着剤を、厚さ105μmの銅箔(日本鉱業
(株)製)に、乾燥後の膜厚が25μmになるように塗
布し、140℃−10分乾燥した後に、厚さ25μmの
ステンレス箔(SUS−304、日本金属(株)製)と
140℃のロール温度で連続ラミネートした。次いで、
150℃で10分間加熱した後に、エッチング加工によ
り、ステンレス箔のみに、抵抗回路を作製し、以下実施
例1と同様にして抵抗回路付シートヒーターを得た。こ
のシートヒーターの接着強度は、800g/cmであ
り、スペース部における接着剤フローは認められず、ヒ
ーター加熱時の最高到達温度は、400℃であり、昇温
途中において膨れなどの問題はなかった。
【0025】比較例1 (A)テイサンレジンHTR−700(アクリルエラス
トマー、帝国化学産業(株)製)83重量部[固形分比
37.51重量%]、テイサンレジンWS−023B
(アクリルエラストマー、帝国化学産業(株)製)37
重量部[固形分比 16.70重量%]、(B)ヒタノ
ール2410(アルキルフェノール樹脂、日立化成工業
(株)製)37重量部[固形分比 16.70重量
%]、(C)BREN−S(ノボラック型臭素化エポキ
シ樹脂、日本化薬(株)製)63重量部[固形分比 2
8.41重量%]及び(D)2PZ−CNS(1−シア
ノエチル−2−フェニルイミダゾリウムトリメリテイ
ト、四国化成(株)製)1.5重量部[固形分比 0.
68重量%]を予めジメチルホルムアミド13.5重量
部に溶解させた溶液15重量部からなる組成物をメチル
エチルケトン:トルエン=1:1の混合溶媒860重量
部に溶解させた接着剤(特開平3−181580号公報
実施例1記載)を用いて、本実施例1と同様にして抵抗
回路付シートヒーターを作製したが、導電性ペーストの
150℃−30分の硬化時において、該接着剤も完全に
硬化してしまい、2次接着が困難であった。また、接着
剤の粘着性が高過ぎてスクリーン印刷に支障をきたし
た。
【0026】比較例2 実施例1の(A)成分[固形分比47.5重量%]、
(B)成分[固形分比16.8重量%]、(C)成分
[固形分比34.7重量%]、(D)成分[固形分比
1.0重量%]と接着剤配合比を変えた他は、実施例1
と同様にして抵抗回路付シートヒーターを得た。このも
のは、導電性ペーストの150℃−30分の硬化時にお
いて、該接着剤も完全に硬化してしまい、2次接着がで
きず、剥離してしまった。
【0027】比較例3 比較例2の(D)成分を固形分比0.25重量%とした
他は、実施例1と同様にして抵抗回路付シートヒーター
を作製した。このものの接着強度は2,000g/cm
であったが、スペース部を接着剤が埋めてしまい、ヒー
ター加熱時にガスが抜けられずに膨れてしまった。
【0028】比較例4 実施例1の(A)成分のアクリルエラストマーの重量平
均分子量を300,000とした他は、実施例1と同様
にして抵抗回路付シートヒーターを作製した。このもの
は、2次接着後、スペース部を接着剤が埋めてしまい、
ヒーター加熱時にガスが抜けられずに膨れてしまった。
【0029】比較例5 実施例1において、(A)成分をN−1032(NB
R、日本ゼオン(株)製とした他は、実施例1と同様に
して抵抗回路付シートヒーターを作製した。このもの
は、150℃−30分の加熱時において、接着剤が分解
劣化してしまい、抵抗回路が破断してしまった。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、耐溶剤性、耐熱性及び
2次接着力に優れ、且つ低フロー性を兼ね備えた抵抗回
路付シートヒーター用接着剤組成物を得ることができ
る。更に、この接着剤組成物を用いると2次接着を60
秒以内に行うことができ、抵抗回路付シートヒーターを
生産性よく製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C09J 163:00) C09J 163:00) (72)発明者 野村 宏 茨城県下館市大字五所宮1150番地 日立 化成工業株式会社 五所宮工場内 (72)発明者 長尾 孝一 茨城県下館市大字五所宮1150番地 日立 化成工業株式会社 五所宮工場内 (72)発明者 内田 卓美 山梨県中巨摩郡昭和町築地新居1727番地 の1 テルモ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−189885(JP,A) 特開 平3−255185(JP,A) 特開 平4−314391(JP,A) 特開 平5−29399(JP,A) 特開 平2−202973(JP,A) 特開 平2−49087(JP,A) 特開 平3−221578(JP,A) 特開 平1−113477(JP,A) 特開 平5−259228(JP,A) 特開 平6−107906(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09J 133/00 - 201/10 H01B 3/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)エチルアクリレート、ブチルアクリ
    レート又はそれらの混合物58〜80重量%、b)アク
    リロニトリル18〜40重量%及びc)官能基モノマー
    としてグリシジルメタクリレート2〜6重量%を共重合
    させて得られる共重合物で、Tgが−10℃以上で、且
    つ重量平均分子量が800,000以上であるアクリル
    エラストマー(A)60〜80重量%と、アルキル変性
    フェノール樹脂(B)8〜20重量%、エポキシ樹脂
    (C)8〜20重量%及びイミダゾール系硬化剤(D)
    0.2〜1.0重量%を必須成分として含有することを
    特徴とする抵抗回路付シートヒーター用接着剤組成物。
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