JP3321073B2 - 計器用ムーブメントの取付構造 - Google Patents

計器用ムーブメントの取付構造

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JP3321073B2
JP3321073B2 JP06009298A JP6009298A JP3321073B2 JP 3321073 B2 JP3321073 B2 JP 3321073B2 JP 06009298 A JP06009298 A JP 06009298A JP 6009298 A JP6009298 A JP 6009298A JP 3321073 B2 JP3321073 B2 JP 3321073B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計器用ムーブメン
トの取付構造に関し、詳しくは、ねじを使用することな
くムーブメントをメータケースに取り付けるようにした
計器用ムーブメントの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に、従来の計器用ムーブメントの取
付構造を示している。メータケース1の裏側には配線板
2が貼り付けられている。ムーブメント4の板状の端子
20をメータケース1の孔21から配線板2の裏側に挿
通させて折曲げ、この折曲部分20aをメータケース1
にねじ込んだビス21で締めつける。これにより、折曲
部分20aと配線板2との電気的接続が行われると共
に、端子20の固定によりムーブメント4のメータケー
ス1への取り付けも行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の計器用ムーブメ
ントの取付構造は、上述のようにビス21を使用したね
じ締めによる構造であるので、端子20を折曲げてビス
21をねじ込むという手間がかかると共に、例えば図示
のようにムーブメント4を4個取り付けるとビス21は
16本必要となり、部品点数が多くなり、組付け作業も
手間がかかるという問題がある。
【0004】また、端子20を折曲げて固定しているた
め、いったん取り付けたムーブメント4を取り外すこと
が困難であるという問題もある。ムーブメント4が断線
等により故障する場合は勿論、文字板に傷がついた場合
においても文字板だけでなくムーブメント4のアッセン
ブリ毎交換するのが一般的である。従来の取付構造では
ビス21を外して端子20を抜き取るという作業が必要
であるため、交換操作が困難であるという問題がある。
【0005】本発明は上述の点に着目してなされたもの
で、ビスを不要とし、安価で信頼性が高く、しかも簡単
に取り付け取り外しができるようにした計器用ムーブメ
ントの取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、ムーブメントをメータケー
スに取り付ける計器用ムーブメントの取付構造であっ
て、前記メータケースに連結片を支点に弾性変形可能に
連結され下端部が前記メータケースの裏側に突出された
係止爪を前記メータケース上に突出して設け、該係止爪
の爪部で前記ムーブメントの上面を係止するようにした
ことを特徴とするものである。
【0007】このため、請求項1記載の発明では、ムー
ブメントを止め付けるビスが不要となり、部品点数の削
減およびねじ締め工程の削減によりコストダウンを図れ
ると共に、係止爪の下端部を摘んで弾性変形させるだけ
で係止が解除できるため、ムーブメントのアッセンブリ
毎の交換が容易に行える。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の計器用ムーブメントの取付構造であって、前記ムー
ブメントの底面が当接する部分の前記メータケースに切
り起こしたばね部を形成し、該ばね部で前記ムーブメン
トを付勢して前記爪部に弾性的に押圧させたことを特徴
とするものである。
【0009】このため、請求項2記載の発明では、ばね
部材のばね力でムーブメントは係止爪に押しつけられる
ため、ムーブメントの固定力が強くなり、振動等による
がた付きがなくなる。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは2記載の計器用ムーブメントの取付構造であって、
前記係止爪は、前記ムーブメントの外周に嵌合する環状
の嵌合部材に沿って設けられていることを特徴とするも
のである。
【0011】このため、請求項3記載の発明では、ムー
ブメントの下側外周は嵌合部材に嵌合されてムーブメン
トは横方向の移動が止められる。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか1項記載の計器用ムーブメントの取付構
造であって、前記係止爪の後側には係止爪の倒れ度合を
規制するストッパが形成されていることを特徴とするも
のである。
【0013】このため、請求項4記載の発明では、ムー
ブメントの取り付け及び取り外しの際の係止爪の過度の
倒れをストッパにより防ぐことができ、これにより係止
爪の折損を防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、図7と同一部材または同一
機能のものは同一符号で示している。
【0015】図1および図2において、メータケース1
の裏側にはフレキシブル配線板2が貼り付けられてい
る。メータケース1の上面には、2箇所に係止爪3が形
成されている。この係止爪3の上端に爪部3aが形成さ
れている。
【0016】図2および図3に示すように、この係止爪
3の両側は細い連結片5で連結支持され、内側と外側に
は孔6、7が形成されている。係止爪3の下端部3bは
連結片5より下方、すなわち、メータケース1の裏側に
突出している。
【0017】またこの連結片5の両端の位置から立ち上
がるように円環状の嵌合部材8が形成されている。すな
わち、係止爪3は嵌合部材8に沿っうように配置されて
いる。さらに嵌合部材8の外側の適宜箇所には、ムーブ
メント4の端子部22を案内するガイド支柱12が形成
されている。
【0018】図4において、ムーブメント4の円形の本
体部4aを上から係止爪3の内側に挿入して押し込む。
係止爪3は爪部3aの上部のテーパ面が押され、係止爪
3は連結片5を支点として後方に弾性変形して傾き、ム
ーブメント4の底をメータケース1上に当接させると、
ムーブメント4の上面が弾性復帰した爪部3aの下側に
入り、爪部3aで係止され、上方向への移動が止められ
る。また、ムーブメント4の下側外周は嵌合部材8に嵌
合され、これにより、ムーブメント4は横方向の移動も
止められる。
【0019】係止爪3の後側には係止爪3の倒れ度合を
規制するストッパ9がメータケース1と一体に突出形成
されており、ムーブメント4の取り付け及び取り外しの
際の係止爪3の過度の倒れをストッパ9により防ぐこと
ができ、これにより係止爪3の折損を防止できる。
【0020】ムーブメント4の指針軸10は光導板11
の反射孔17から文字板13の上方に突出し、これに指
針14が取り付けられる。このとき光導板11及び文字
板13は、図示しないがムーブメント4の端子部22に
ねじ止めされてアッセンブリを構成している。
【0021】ムーブメント4の故障、文字板13の傷つ
き等でムーブメント4を取り外すときは、係止爪3の下
端部3bを摘み、矢印15の方向(図4参照)に押し寄
せると、連結片5を支点に係止爪3が外側に弾性変形し
て傾き、爪部3aがムーブメント4から離れるので、ム
ーブメント4はアッセンブリ毎交換することができる。
【0022】図5および図6は、本発明の他の実施の形
態を示すもので、ムーブメント4の底面が当接する部分
のメータケース1にばね部材16を切り起こして形成
し、図5のようにムーブメント4を取り付けたとき、ム
ーブメント4の底面でばね部材16を押圧し、このとき
のばね部材16の反力でムーブメント4は係止爪3の爪
部3aに弾性的に押圧される。したがって、ムーブメン
ト4の固定力が強くなり、振動等によるがた付きがなく
なる。
【0023】上記実施の形態では、係止爪3を2箇所に
設けた例を示しているが、係止爪3は1箇所でもよい
し、あるいは3箇所以上でもよく、個数は限定されな
い。
【0024】以上のように、本実施の形態の計器用ムー
ブメントの取付構造では、メータケース1に形成した係
止爪3でムーブメント4を係止するようにしたので、ム
ーブメント4を止め付けるビスが不要となり、部品点数
の削減およびねじ締め工程の削減によりコストダウンを
図れると共に、係止爪3の下端部3bを摘むだけで係止
が解除できるため、ムーブメント4のアッセンブリ毎の
交換が容易になる。
【0025】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1記載の
発明によれば、メータケースに突出された係止爪でムー
ブメントの上面を係止するようにしたので、ムーブメン
トを止め付けるビスが不要となり、部品点数の削減およ
びねじ締め工程の削減によりコストダウンを図れると共
に、係止爪の下端部を摘むだけで係止が解除できるた
め、ムーブメントのアッセンブリ毎の交換が容易に行え
る。
【0026】また、請求項2記載の発明によれば、ムー
ブメントの底面が当接する部分にばね部を形成してムー
ブメントを係止爪の爪部に弾性的に押圧させたので、請
求項1記載の発明の効果に加えて、ムーブメントの固定
力が強くなり、振動等によるがた付きがなくなる。
【0027】また、請求項3記載の発明によれば、係止
爪を嵌合部材に沿って設けたので、請求項1または2記
載の発明の効果に加えて、ムーブメントの下側外周は嵌
合部材に嵌合されてムーブメントは横方向の移動が止め
られる。
【0028】また、請求項4記載の発明によれば、係止
爪の後側には係止爪の倒れ度合いを規制するストッパを
形成したので、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発
明の効果に加えて、ムーブメントの取り付け及び取り外
しの際の係止爪の過度の倒れをストッパにより防ぐこと
ができ、これにより係止爪の折損を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のムーブメントを取り外し
た状態の側面図である。
【図2】図1のムーブメントを取り付けた状態の平面図
である。
【図3】図1の要部の斜視図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す縦断側面図であ
る。
【図6】図5の実施の形態のムーブメント取り付け前の
要部断面図である。
【図7】従来の計器用ムーブメントの取付構造の縦断側
面図である。
【符号の説明】
1 メータケース 3 係止爪 3a 爪部 3b 下端部 4 ムーブメント 5 連結片 8 嵌合部材 9 ストッパ 16 ばね部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−237258(JP,A) 特開 平11−101205(JP,A) 特開 平9−196971(JP,A) 特開 平8−152441(JP,A) 特開 平7−181063(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 11/24 G01R 5/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ムーブメントをメータケースに取り付け
    る計器用ムーブメントの取付構造であって、 前記メータケースに連結片を支点に弾性変形可能に連結
    され下端部が前記メータケースの裏側に突出された係止
    爪を前記メータケース上に突出して設け、該係止爪の爪
    部で前記ムーブメントの上面を係止するようにしたこと
    を特徴とする計器用ムーブメントの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ムーブメントの底面が当接する部分
    の前記メータケースに切り起こしたばね部を形成し、該
    ばね部で前記ムーブメントを付勢して前記爪部に弾性的
    に押圧させたことを特徴とする請求項1記載の計器用ム
    ーブメントの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記係止爪は、前記ムーブメントの外周
    に嵌合する環状の嵌合部材に沿って設けられていること
    を特徴とする請求項1または2記載の計器用ムーブメン
    トの取付構造。
  4. 【請求項4】 前記係止爪の後側には係止爪の倒れ度合
    を規制するストッパが形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか1項記載の計器用ムーブメン
    トの取付構造。
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