JP3320068B2 - 2重化システムとバックアップ回線との混在システムにおける待機系への切替制御装置及び同切替制御方法 - Google Patents

2重化システムとバックアップ回線との混在システムにおける待機系への切替制御装置及び同切替制御方法

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JP3320068B2
JP3320068B2 JP50756294A JP50756294A JP3320068B2 JP 3320068 B2 JP3320068 B2 JP 3320068B2 JP 50756294 A JP50756294 A JP 50756294A JP 50756294 A JP50756294 A JP 50756294A JP 3320068 B2 JP3320068 B2 JP 3320068B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、2重化システムとバックアップ回線との混
在システムにおける待機系への切替制御装置及び同切替
制御方法に関する。
背景技術 FIG.13は、パケット交換機を用いた2重化システム
と、公衆網を用いたバックアップ回線との一般的な混在
システムを示すブロック図であるが、このFIG.13におい
て、110は第1パケット交換機であり、この第1パケッ
ト交換機110は、フレーム情報(パケット)の交換を行
なうものであり、通信回線管理用プロセッサ(MPR)111
と一対の通信多重装置(CMU0系)112,通信多重装置(CM
U1系)113とをそなえて構成されている。
通信回線管理用プロセッサ111は、2重化された回線
間で切替が起きたときに所望のデータ処理を施すことに
より、通信を継続して行なうことができるようにしたも
のである。
一対の通信多重装置112,113は、それぞれ独立した回
線を介して接続されており、各通信多重装置112,113毎
に回線制御装置(LC)114,115が内蔵されている。
また、120は第2パケット交換機であり、この第2パ
ケット交換機120も、第1パケット交換機110と同様に、
フレーム情報(パケット)の交換を行なうことができる
ものであるが、この第2パケット交換機120は、第1パ
ケット交換機110を介した回線とバックアップ回線(公
衆網)160とを切り替えることができるものである。
130は第3パケット交換機であるが、この第3パケッ
ト交換機130についても、第1パケット交換機110と同様
に、フレーム情報(パケット)の交換を行なうことがで
きるものであるが、この第3パケット交換機130は公衆
網160とホスト140との間の交換を行なうものである。
140はホストであり、このホスト140は、端末150から
の要求により、所望の情報を送信するものであって、CP
U,メモリ等で構成されている。従って、ユーザは端末15
0を通じて、所望の通信を行なうことができるようにな
っている。
このような構成により、FIG.13に示す、パケット交換
機を用いた2重化システムと公衆網を用いたバックアッ
プ回線160との、一般的な混在システムは、FIG.14に示
すような信号の動きによって動作する。
つまり、通信多重装置(CMU0系)112側の回線を用い
た通信を行なっている時に(FIG.14の(1)参照)、通
信多重装置(CMU1系)113への切り替えを行なう場合、
通信回線管理用プロセッサ111は、通信多重装置(CMU0
系)112における回線制御装置(LC)114に対し、送信待
ちキューの掃き出しを要求し、この掃き出し要求を受け
た回線制御装置(LC)114は、相手局(第2パケット交
換機120)に対し、送信規制信号フレーム(RNR.Pフレー
ム信号)を出力し、相手局(第2パケット交換機120)
からの送信を規制するとともに、データが入っているI
フレームの送信通番確認を行なう(FIG.14の(2)参
照)。
送信規制フレームを受けた相手局(第2パケット交換
機120)は、通信多重装置(CMU0系)112における回線制
御装置(LC)114に対して正常通知信号のレスポンス(R
R.Fフレーム信号)を出力し、これを受けた回線制御装
置114は、通信回線管理用プロセッサ111に対し、引き継
ぎデータの通知を行なう(FIG.14の(3)参照)。
つまり、通信多重装置(CMU0系)112において、切り
替え前に送信待ちであった送信通番をプロセッサ111に
通知して、そこから通信を再開させるようにしている。
そして、通信多重装置(CMU0系)112での送信待ちキ
ューの掃き出しの完了を待って(FIG.14の(4)参
照)、通信回線管理用プロセッサ111は通信多重装置(C
MU1系)113における回線制御装置(LC)115に対して送
信を再開させるための引き継ぎデータの通知を行なう
(FIG.14の(5)参照)。
その後、この引き継ぎデータの通知を受けた通信多重
装置(CMU1系)113は、プロセッサ111から前記イベント
番号からの送信待ちフレームの蓄積を再開する。さらに
通信多重装置(CMU1系)113は、相手局(第2パケット
交換機120)に対して正常通知信号のコマンド(RR.Pフ
レーム信号)を出力する(FIG.14の(6)参照)。
この正常通知信号(RR.Pフレーム信号)に対する相手
局(第2パケット交換機120)からの応答信号(RR.Fフ
レーム信号)を、通信多重装置(CMU1系)113が受ける
と、再び正常の通信が再開される(FIG.14の(7)参
照)。
このようなパケット交換機を用いた2重化システムと
公衆網を用いたバックアップ回線との混在システムで
は、次の5つの場合において公衆網を用いたバックアッ
プ回線に接続される。
つまり、中継線障害(信号線異常,データリンク異
常,LC障害など)が起きた場合,コマンドにより回線
が閉塞した場合,RNRフレームを受信した場合,LC
輻輳した場合,方路当たりの送信待ちキューのキュー
長規制値が異常となった場合である。
次に、FIG.13に示したパケット交換機を用いた2重化
システムと公衆網を用いたバックアップ回線との混在シ
ステムについて、基本通信線を用いた通信におけるネッ
トワーク構成,及び公衆網160を用いたバックアップ回
線に回線が切り替わった場合のネットワーク構成を、FI
G.15及びFIG.16を用いて説明する。
即ち、FIG.15,FIG.16はFIG.13において示した一般的
に用いられている2重化システムと公衆網を用いたバッ
クアップ回線との混在システムについて、より詳細に示
したものである。
ここで、第1パケット交換機110の回線管理用プロセ
ッサ111は、レイヤ3の処理部111a,回線管理部111b及び
バックアップ制御部111cをそなえている。
また、回線制御装置112は、レイヤ1(L1)の処理部1
12a,レイヤ2(L2)の処理部112b及び図示しない運転管
理部をそなえている。さらに、回線制御装置113につい
ても同様の構成を有している。
同様に、それぞれの第2,第3パケット交換機120,130
の回線管理用プロセッサ121,131は、レイヤ3(L3)の
処理部121a,131aと回線管理部121b,131bとバックアップ
制御部121c,131cとをそなえるとともに、回線制御装置1
22,132は、レイヤ1の処理部122a,132aとレイヤ2の処
理部122b,132bとをそなえている。
なお、それぞれの回線制御装置113及び回線制御装置1
23は、回線制御装置112及び回線制御装置122と同様の構
成を有している。
また、ホスト140は、レイヤ1の処理部140a,レイヤ2
の処理部140b,レイヤ3の処理部140c及びユーザプログ
ラムとしてのアプリケーション処理部(APL)140dをそ
なえている。
さらに、端末150は、レイヤ1の処理部150a,レイヤ2
の処理部150b,レイヤ3の処理部150c及びユーザプログ
ラムとしてのアプリケーション処理部150dをそなえてい
る。
このような構成により、基本通信線を用いた場合にお
いては、例えばFIG.15においてハッチングの入った処理
ブロック同士を繋いだネットワーク構成で通信が行なわ
れ、また、公衆網160を用いたバックアップ回線に回線
が切り替わった場合は、FIG.16においてハッチングの入
った処理ブロック同士を繋いだネットワーク構成で通信
が行なわれている。
ところで、前述したように、のRNRフレームを受信
した場合においては、システム内ではFIG.17又はFIG.18
に示すような信号の授受が行なわれることにより、公衆
網を用いたバックアップ回線に切り替わるようになって
いる。
即ち、第1パケット交換機110の回線制御装置112にお
ける運転管理部にて輻輳状態となったことが検出され
る。すると、レイヤ2の処理部112bでは、RNR.P信号
が、レイヤ1の処理部112aを介して第2パケット交換機
120に対して出力される〔FIG.17における(a)参
照〕。
第2パケット交換機120では、回線制御装置122におけ
るレイヤ2の処理部122bにおいて、レイヤ2の処理部11
2bからのRNR.P信号を受信される〔FIG.17における
(b)参照〕。
すると、レイヤ2の処理部122bでは、回線管理用プロ
セッサ121における回線管理部121bに対して、相手局が
ビシーである旨を伝える信号として、「相手局ビシー信
号」が出力される〔FIG.17における(c)参照〕。
これを受けて、回線管理部121bではバックアップ制御
部121cに対して、中継線に障害が発生した旨を伝える信
号として、「中継線障害信号」が出力される〔FIG.17に
おける(d)参照〕。
そして、回線管理部121bでは、バックアップ制御部12
1cからの制御信号を受けて〔FIG.17における(e)参
照〕、レイヤ2の処理部122bに対してバックアップ接続
の依頼する旨の信号としての「バックアップ接続指示信
号」が出力される〔FIG.17,FIG.18における(f)参
照〕。
次に、レイヤ2の処理部122bでは、レイヤ1の処理部
122aに対して、ER,RS等の信号線をON状態とする旨の制
御信号が出力される〔FIG.18における(g)参照〕。
そして、レイヤ1の処理部122aでは、各信号線が確立
する(ON状態となる)毎に、その旨の信号を出力し〔FI
G.18における(h)参照〕、全ての信号線が確立するこ
とを待って、SABM信号が第3パケット交換機130に対し
て送信される〔FIG.17,FIG.18における(i)参照〕。
そして、SABM信号を受けた第3パケット交換機130で
は、バックアップ接続処理を行なうとともに〔FIG.17,F
IG.18における(j)参照〕、SABM信号に対する応答信
号としてのUA信号を、第2パケット交換機120に送信す
る〔FIG.17,FIG.18における(k)参照〕。
その後、第2パケット交換機120において、回線制御
装置122におけるレイヤ2の処理部122bがUA信号を受信
され、回線管理用プロセッサ121における回線管理部121
bに対して、バックアップ接続が終了した旨に通知する
信号としての「バックアップ接続終了信号」を出力され
る〔FIG.17,FIG.18における(l)参照〕。
また、回線管理部121bにおいては、バックアップ制御
部121cに対してバックアップ接続終了を通知するととも
に〔FIG.17,FIG.18における(m)参照〕、レイヤ3の
処理部121aに対して、通信を再開する旨を通知する信号
としての「回線オープン信号」を出力される〔FIG.17,F
IG.18における(n)参照〕。
その後、レイヤ3の処理部121aにより、バックアップ
回線を用いた通信が行なわれる〔FIG.17,FIG.18におけ
る(o)参照〕。
なお、前述したような、公衆網を用いたバックアップ
回線に接続される5つのどの場合においても、第2パケ
ット交換機120と第3パケット交換機130との間の制御信
号の授受は、FIG.18に示すように行なわれ、バックアッ
プ回線を用いた通信が行なわれるようになっている。
上述のように、第1パケット交換機内の回線の切り替
え時においてもRNRフレームを受信するので、一時バッ
クアップ回線に接続されていることになる。このため、
公衆網を用いているバックアップ回線に接続されている
時間は、余分に課金されてしまうという課題がある。
発明の開示 本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、
2重化された交換機内での回線切り替え時において、バ
ックアップ回線を用いずに通信を行なうように制御する
2重化システムとバックアップ回線との混在システムに
おける待機系への切替制御装置及び同切替制御方法を提
供することを目的とする。
このため、本発明の2重化システムとバックアップ回
線との混在システムにおける待機系への切替制御装置
は、通信回線管理用プロセッサと2重化された一対の通
信多重装置とをそなえた第1交換機と、公衆網を用いた
バックアップ回線と、該第1交換機を介した回線と該公
衆網を用いたバックアップ回線とを切り替える第2交換
機とをそなえ、該通信多重装置の待機系への切替時に、
通信相手に対し送信規制信号を送信することにより送信
規制を行なう一方、切替後に正常通知信号を送信するこ
とにより通信が再開される、2重化システムとバックア
ップ回線との混在システムにおいて、該第1交換機が、
該通信多重装置の待機系への切替時に、該通信相手に対
し正常通信信号を送信する手段と、切替後に規制解除信
号を送信する手段とをそなえたことを特徴としている。
また、本発明の2重化システムとバックアップ回線と
の混在システムにおける待機系への切替制御方法は、通
信回線管理用プロセッサと2重化された一対の通信多重
装置とをそなえた第1交換機と、公衆網を用いたバック
アップ回線と、該第1交換機を介した回線と該公衆網を
用いたバックアップ回線とを切り替える第2交換機とを
そなえ、該通信多重装置の待機系への切替時に、通信相
手に対し送信規制信号を送信することにより送信規制を
行なう一方、切替後に正常通知信号を送信することによ
り通信が再開される、2重化システムとバックアップ回
線との混在システムにおいて、該通信多重装置の待機系
への切替時に、該通信相手に対し正常通知信号を送信
し、切替後に規制解除信号を送信することにより、バッ
クアップ回線を用いずに通信を行なうことを特徴として
いる。
また、本発明の2重化システムとバックアップ回線と
の混在システムにおける待機系への切替制御方法は、該
規制解除信号が正常通知信号とすることができる。
さらに、本発明の2重化システムとバックアップ回線
との混在システムにおける待機系への切替制御方法は、
該規制解除信号が正常通知信号とすることも可能であ
る。
従って、通信多重装置の切替時に、通信相手に対し正
常通知信号を送信し、切替後に再送依頼通知信号を送信
することにより、バックアップ回線を用いずに通信を行
なうことができるという利点がある。
また、本発明の2重化システムとバックアップ回線と
の混在システムにおける待機系への切替制御装置は、通
信回線管理用プロセッサと2重化された一対の通信多重
装置とをそなえた第1交換機と、公衆網を用いたバック
アップ回線と、該第1交換機を介した回線と該公衆網を
用いたバックアップ回線とを切り替える第2交換機とを
そなえ、該通信多重装置の待機系への切替時に、通信相
手に対し送信規制信号を送信することにより送信規制を
行ない一方、切替後に正常通知信号を送信することによ
り通信が再開される、2重化システムとバックアップ回
線との混在システムにおいて、該第2交換機に、該送信
規制信号を受信してから所望のタイムカウントを行なう
タイマ手段をそなえるとともに、該タイマ手段によるタ
イムカウント中においては、該バックアップ回線への切
替命令を禁止する制御手段をそなえたことを特徴とす
る。
さらに、本発明の2重化システムとバックアップ回線
との混在システムにおける待機系への切替制御方法は、
通信回線管理用プロセッサと2重化された一対の通信多
重装置とをそなえた第1交換機と、公衆網を用いたバッ
クアップ回線と、該第1交換機を介した回線と該公衆網
を用いたバックアップ回線とを切り替える第2交換機と
をそなえ、該通信多重装置の待機系への切替時に、通信
相手に対し送信規制信号を送信することにより送信規制
を行なう一方、切替後に正常通知信号を送信することに
より通信が再開される、2重化システムとバックアップ
回線との混在システムにおいて、該送信規制信号を受信
してから所望のタイムカウントを行ない、このタイムカ
ウント中においては、バックアップ回線を用いずに通信
を行なうことを特徴としている。
従って、タイマ手段によるタイムカウント中において
は、送信規制信号を受信しても、バックアップ回線を用
いずに通信を行なうようにすることができる利点があ
る。
また、本発明の2重化システムとバックアップ回線と
の混在システムにおける待機系への切替制御装置は、通
信回線管理用プロセッサと2重化された一対の通信多重
装置とをそなえた第1交換機と、公衆網を用いたバック
アップ回線と、該第1交換機を介した回線と該公衆網を
用いたバックアップ回線とを切り替える第2交換機とを
そなえ、該通信多重装置の待機系への切替時に、通信相
手に対し送信規制信号を送信することにより送信規制を
行なう一方、切替後に正常通知信号を送信することによ
り通信が再開される、2重化システムとバックアップ回
線との混在システムにおいて、通信多重装置の切替前
に、通信多重装置切替発生を通知するイベントを送信す
る手段と、通信多重装置の切替後に通信多重装置切替完
了を通知するイベントの送信を行なう手段とを有するバ
ックアップ制御プロトコルをそなえ、該第2交換機に、
通信多重装置切替発生を通知するイベントを受信してか
ら該通信多重装置切替完了を通知するイベントを受信す
るまでに該送信規制信号を受信しても、該バックアップ
回線への切替命令を禁止する制御手段が設けられたこと
を特徴としている。
さらに、本発明の2重化システムとバックアップ回線
との混在システムにおける待機系への切替制御方法は、
通信多重装置の待機系への切替時に、通信相手に対し送
信規制信号を送信することにより送信規制を行なう一
方、切替後に正常通知信号を送信することにより通信が
再開される、2重化システムとバックアップ回線との混
在システムにおいて、通信多重装置の切替前に、通信多
重装置切替発生を通知するイベントを送信し、通信多重
装置の切替後に通信多重装置切替完了を通知するイベン
トの送信を行なうバックアップ制御プロトコルをそな
え、該第2交換機に、通信多重装置切替発生を通知する
イベントを受信してから該通信多重装置切替完了を通知
するイベントを受信するまでに該送信規制信号を受信し
ても、該バックアップ回線を用いずに通信を行なうこと
を特徴としている。
従って、通信多重装置切替発生を通知するイベントを
受信してから通信多重装置切替完了を通知するイベント
を受信するまでに送信規制信号を受信しても、バックア
ップ回線を用いずに通信を行なうことができる利点があ
る。
図面の簡単な説明 FIG.1は第1の発明の原理ブロック図である。
FIG.2は第2の発明の原理ブロック図である。
FIG.3は第3の発明の原理ブロック図である。
FIG.4は本発明の第1実施例を示すブロック図であ
る。
FIG.5は本発明の第1実施例にかかる信号シーケンス
図である。
FIG.6は本発明の第2実施例を示すブロック図であ
る。
FIG.7は本発明の第2実施例にかかる第2パケット交
換機を詳細に示す図である。
FIG.8は本発明の第2実施例にかかる信号シーケンス
図である。
FIG.9は本発明の第2実施例にかかる信号シーケンス
図である。
FIG.10は本発明の第3実施例を示すブロック図であ
る。
FIG.11は本発明の第3実施例にかかる信号シーケンス
図である。
FIG.12は本発明の第3実施例にかかる信号シーケンス
図である。
FIG.13はパケット交換機を用いた2重化システムと、
公衆網を用いたバックアップ回線との一般的な混在シス
テムを示すブロック図である。
FIG.14はパケット交換機を用いた2重化システムと、
公衆網を用いたバックアップ回線160との一般的な混在
システムの信号シーケンス図である。
FIG.15はパケット交換機を用いた2重化システムと公
衆網を用いたバックアップ回線との混在システムについ
て、基本通信線を用いた通信におけるネットワーク構成
を示すブロック図である。
FIG.16はパケット交換機を用いた2重化システムと公
衆網を用いたバックアップ回線との混在システムについ
て、バックアップ回線を用いた通信におけるネットワー
ク構成を示すブロック図である。
FIG.17はバックアップ回線にRNRフレームを受信した
場合におけるシステム内の信号シーケンス図である。
FIG.18は公衆網を用いたバックアップ回線に接続され
る場合におけるシステム内の信号シーケンス図である。
発明を実施するための最良の形態 (a)本発明の原理説明 まず、本発明の原理について説明する。
FIG.1は第1の発明の原理ブロック図で、このFIG.1に
おいて、1−1は第1交換機であり、この第1交換機1
−1は、通信回線管理用プロセッサ1−11と2重化され
た一対の通信多重装置1−12,1−13と制御手段1−16と
をそなえて構成されている。
通信回線管理用プロセッサ1−11は、2重化された回
線間で切替が起きたときに所望のデータ処理を施すこと
により、通信を継続して行なうことができるようにした
ものである。
そして、一対の通信多重装置1−12,1−13は、それぞ
れ独立した回線を介して接続することにより、2重化さ
れた回線を構成しているものである。
制御手段1−16は、通信多重装置1−12,1−13間の待
機系への切替時に、回線制御装置に対し、はき出し指示
を通知することにより、通信相手に対し正常通知信号を
送信し、切替後に再送依頼通知信号を送信することによ
り、バックアップ回線6を用いずに通信を行なうように
制御するものである。
2−1は交換機であり、この交換機2−1は、交換機
1−1を介した回線と公衆網を用いたバックアップ回線
6とを切り替えるものである。
なお、4はホストであり、このホスト4は、端末5か
らの要求により、所望の情報を送信するものであって、
CPU,メモリ等で構成されている。従って、ユーザは端末
5を通じて、所望の通信を行なうことができるようにな
っている。
このような構成により、この第1の発明では、例えば
通信多重装置1−12から通信多重装置1−13への切り替
え動作により、通信多重装置1−12を介した回線が断と
なった場合は、先ず通信回線管理用プロセッサ1−11が
通信多重装置1−12に対し、送信待ちフレームの掃き出
しの要求を行なう(FIG.1の(1)参照)。
この掃き出し要求を受けた通信多重装置1−12は、制
御手段1−16の制御を受けて、第2交換機2−1に対
し、通信規制信号の代わりに正常通知信号のコマンドを
転送する(FIG.1の(2)参照)。そして第2交換機2
−1ではこれに対する応答信号を通信多重装置1−12に
対し転送する(FIG.1の(3)参照)。
通信多重装置1−12では、正常通知信号のコマンドに
対する応答信号を受けたので、送信を継続して行なうこ
とができると判断する。従って、回線が断になっている
にも関わらず、送信は継続して行なわれるため、ここで
の送信データは廃棄されている。
その後、送信待ちフレームが無くなった時点で、通信
回線管理用プロセッサ1−11から送信が中断した時点に
おけるフレームの送信通番を通知する(FIG.1の(4)
参照)。
そして、通信多重装置1−13を介した回線に切り替わ
ったことが通信回線管理用プロセッサ1−11から通信多
重装置1−13へ通知される(FIG.1の(5)参照)。す
ると、制御手段1−16の制御により、第2交換機2−1
へ、正常通知信号のコマンドの代わりに再送依頼通知信
号を転送する(FIG.1の(6)参照)。
この信号は、通信中に回線切り替えが生じた場合、そ
の通信における最初の送信通番から送信を再開する旨を
依頼する信号である。
その後、第2交換機2−1から再送依頼通知信号に対
する応答信号を受け(FIG.1の(7)参照)、切り替え
が生じたときの通信における最初の送信通番から送信を
再開する。
従って、この第1の発明の2重化システムとバックア
ップ回線との混在システムにおける待機系への切替制御
装置及び同切替制御方法によれば、通信回線管理用プロ
セッサと2重化された一対の通信多重装置とをそなえた
第1交換機と、公衆網を用いたバックアップ回線と、第
1交換機を介した回線と公衆網を用いたバックアップ回
線とを切り替える第2交換機とをそなえ、通信多重装置
の切替時に、通信相手に対し送信規制信号を送信するこ
とにより送信規制を行なう一方、切替後に正常通知信号
を送信することにより通信が再開される、2重化システ
ムとバックアップ回線との混在システムにおいて、第1
交換機が所要の制御手段をそなえることにより、通信多
重装置の切替時に、通信相手に対し正常通知信号を送信
し、切替後に再送依頼通知信号を送信することにより、
バックアップ回線を用いずに通信を行なうことができる
という利点がある。
また、FIG.2は第2の発明の原理ブロック図で、このF
IG.2において、1−2は第1交換機であり、この第1交
換機1−2は、通信回線管理用プロセッサ1−21と2重
化された一対の通信多重装置1−22,1−23とをそなえて
構成されており、FIG.1で示した第1の発明の原理ブロ
ック図における通信回線管理用プロセッサ1−11及び2
重化された一対の通信多重装置1−12,1−13と同様の機
能を有するものである。
2−2は第2交換機であり、この第2交換機2−2
は、第1交換機1−2を介した回線と公衆網を用いたバ
ックアップ回線6とを切り替えるものであって、タイマ
手段2−21と制御手段2−22とをそなえている。
タイマ手段2−21は、送信規制信号を受信してから所
望のタイムカウントを行なうものであり、制御手段2−
22は、タイマ手段2−21によるタイムカウント中におい
ては、バックアップ回線6を用いずに通信を行なうよう
に制御するものである。
なお、4はホストであり、このホスト4は、端末5か
らの要求により、所望の情報を送信するものであって、
CPU,メモリ等で構成されている。従って、ユーザは端末
5を通じて、所望の通信を行なうことができるようにな
っている。
このような構成により、この第2の発明では、例えば
通信多重装置1−22から通信多重装置1−23への切り替
え動作により、通信多重装置1−22を介した回線が断と
なった場合、先ず通信回線管理用プロセッサ1−21が通
信多重装置1−22に対し、送信待ちフレームの掃き出し
の要求を行なう(FIG.2の(1)参照)。
この掃き出し要求を受けた通信多重装置1−22は、第
2交換機2−2に対し、通信規制信号を転送する(FIG.
2の(2)参照)。この通信規制信号を受けると、第2
交換機では、内蔵するタイマ手段2−21により、所望の
タイムカウントを開始するとともに、通信規制信号に対
する対応信号を通信多重装置1−22に対し転送する(FI
G.2の(3)参照)。
この所望のタイムカウントは、バックアップ回線6に
接続させる時間を遅らせることで、バックアップ回線6
に接続することになる場合を少なくさせるために行な
う。従って、このタイムカウント中に、後述の正常通知
信号のコマンドを第2交換機2−2が受けると、制御手
段2−22により、タイマ手段2−21のタイムカウントは
中止され、バックアップ回線6に切り替わらずに通信多
重装置1−23を介した回線に切り替わっている。
この間のタイムカウント中において、送信待ちフレー
ムが無くなった時点で、通信回線管理用プロセッサ1−
21から送信が中断した時点におけるフレームの送信通番
を通知する(FIG.2の(4)参照)。
そして、通信多重装置1−23を介した回線に切り替わ
ったことが通信回線管理用プロセッサ1−21から通信多
重装置1−23へ通知され(FIG.2の(5)参照)、これ
を受けた通信多重装置1−23が、第2交換機2−2へ正
常通知信号のコマンドを転送する(FIG.2の(6)参
照)。
その後、第2交換機2−2は再送依頼通知信号に対す
る応答信号を通信多重装置1−23に出力するとともに
(FIG.2の(7)参照)、制御手段2−22により、タイ
マ手段2−21のタイムカウントは中止され、バックアッ
プ回線6に切り替わらずに通信多重装置1−23を介した
回線に切り替わっている。
従って、この第2の発明の2重化システムとバックア
ップ回線との混在システムにおける待機系への切替制御
装置及び同切替制御方法によれば、通信回線管理用プロ
セッサと2重化された一対の通信多重装置とをそなえた
第1交換機と、公衆網を用いたバックアップ回線と、第
1交換機を介した回線と公衆網を用いたバックアップ回
線とを切り替える第2交換機とをそなえ、通信多重装置
の切替時に、通信相手に対し送信規制信号を送信するこ
とにより送信規制を行なう一方、切替後に正常通知信号
を送信することにより通信が再開される、2重化システ
ムとバックアップ回線との混在システムにおいて、第2
交換機に、送信規制信号を受信してから所要のタイムカ
ウントを行なうタイマ手段及び所要の制御手段をそなえ
ることにより、タイマ手段によるタイムカウント中にお
いては、送信規制信号を受信しても、バックアップ回線
を用いずに通信を行なうようにすることができる利点が
ある。
また、FIG.3は第3の発明の原理ブロック図である
が、このFIG.3に示す2重化システムと公衆網を網いた
バックアップ回線6との混在システムは、通信多重装置
1−32,1−33間の待機系への切替時に、通信相手に対し
送信規制信号を送信することにより送信規制を行なう一
方、切替後に正常通知信号を送信することにより通信が
再開されるものである。
さらにこの第3の発明では、通信多重装置の切替前に
通信多重装置切替発生を通知するイベントを送信し、通
信多重装置の切替後に通信多重装置切替完了を通知する
イベントの送信を行なうバックアップ制御プロトコルを
そなえている。
ここで、1−3は第1交換機であり、この第1交換機
1−3は、通信回線管理用プロセッサ1−31と2重化さ
れた一対の通信多重装置1−32,1−33とをそなえて構成
されており、FIG.1で示した第1の発明の原理ブロック
図における通信回線管理用プロセッサ1−11及び2重化
された一対の通信多重装置1−12,1−13と同様の機能を
有するものである。
2−3は第2交換機であり、この第2交換機2−3
は、第1交換機1−3を介した回線と公衆網を用いたバ
ックアップ回線6とを切り替えるものであって、制御手
段2−31をそなえている。
制御手段2−31は、通信多重装置切替発生を通知する
イベントを受信してから通信多重装置切替完了を通知す
るイベントを受信するまでに送信規制信号を受信して
も、バックアップ回線6を用いずに通信を行なうよう制
御するものである。
なお、4はホストであり、このホスト4は、端末5か
らの要求により、所望の情報を送信するものであって、
CPU,メモリ等で構成されている。従って、ユーザは端末
5を通じて、所望の通信を行なうことができるようにな
っている。
このような構成により、この第3の発明では、例えば
通信多重装置1−32,1−33の切り替えを行なう場合にお
いて、通信回線管理用プロセッサ1−31は、切り替え前
に通信多重装置切り替え発生を通知するイベントを予め
第2交換機2−3に対し送信する(FIG.3の(1)参
照)。
その後、通信多重装置1−32から通信多重装置1−33
への切り替え動作により、通信多重装置1−32を介した
回線が断となった場合、先ず通信回線管理用プロセッサ
1−31が通信多重装置1−32に対し、送信待ちフレーム
の掃き出しの要求を行なう(FIG.3の(2)参照)。
この掃き出し要求を受けた通信多重装置1−32は、第
2交換機2−3に対し、通信規制信号を転送する(FIG.
3の(3)参照)。第2交換機2−3は、この通信規制
信号を受けると、通信規制信号に対する応答信号を通信
多重装置1−32に対し転送する(FIG.3の(4)参
照)。
この切替処理中において、応答待ちフレームが無くな
った時点で、通信回線管理用プロセッサ1−31から送信
が中断した時点におけるフレームの送信通番を通知する
(FIG.3の(5)参照)。
そして、通信多重装置1−33を介した回線に切り替わ
ったことが通信回線管理用プロセッサ1−31から通信多
重装置1−33へ通知され(FIG.3の(6)参照)、これ
を受けた通信多重装置1−33が、第2交換機2−3へ正
常通知信号のコマンドを転送する(FIG.3の(6)参
照)。
その後、第2交換機2−3は正常通知信号のコマンド
に対する応答信号を通信多重装置1−33に出力してから
(FIG.3の(7)参照)、通信回線管理用プロセッサ1
−31により、第2交換機2−3に対して通信多重装置切
り替え完了を通知するイベントを送信する(FIG.3の
(8)参照)。
交換機2−3に内蔵する制御手段2−31は、このイベ
ントを受信するまでは送信規制信号を受信してもバック
アップ回線6に切り替わらないように制御している。
従って、この第3の発明の2重化システムとバックア
ップ回線との混在システムにおける待機系への切替制御
装置及び同切替制御方法によれば、通信回線管理用プロ
セッサと2重化された一対の通信多重装置とをそなえた
第1交換機と、公衆網を用いたバックアップ回線と、第
1交換機を介した回線と公衆網を用いたバックアップ回
線とを切り替える第2交換機とをそなえ、通信多重装置
の切替時に、通信相手に対し送信規制信号を送信するこ
とにより送信規制を行なう一方、切替後に正常通知信号
(RR.Pフレーム信号)を送信することにより通信が再開
される、2重化システムとバックアップ回線との混在シ
ステムにおいて、通信多重装置の切替前に、通信多重装
置切替発生を通知するイベントを送信し、通信多重装置
の切替後に通信多重装置切替完了を通知するイベントの
送信を行なうバックアップ制御プロトコルをそなえ、第
2交換機に所要の制御手段をそなえることにより、通信
多重装置切替発生を通知するイベントを受信してから通
信多重装置切替完了を通知するイベントを受信するまで
に送信規制信号を受信しても、バックアップ回線を用い
ずに通信を行なうことができる利点がある。
(b)第1実施例の説明 FIG.4は本発明の第1実施例を示すブロック図で、こ
のFIG.4において、11−1は第1パケット交換機であ
り、この第1パケット交換機11−1は、通信回線管理用
プロセッサ11−11と2重化された一対の通信多重装置11
−12,11−13と制御手段1−16とをそなえて構成されて
いる。
通信回線管理用プロセッサ11−11は、2重化された回
線間で切替が起きたときに所望のデータ処理を施すこと
により、通信を継続して行なうことができるようにした
ものである。
そして、一対の通信多重装置11−12,11−13は、それ
ぞれ独立した回線を介して接続することにより、2重化
された回線を構成しているものであって、それぞれの通
信多重装置11−12,11−13について、回線制御装置11−1
4,11−15をそなえて構成されている。
回線制御装置11−14,11−15は、相手局に対して送信
信号等に関する情報を送出するもので、制御装置11−16
の制御により動作するようになっている。
制御装置11−16は、通信多重装置1−12,1−13間の切
替時に、通信相手に対し正常通知信号(RR.Pフレーム信
号)を送信するよう依頼し、回線制御装置は切替後に再
送依頼通知信号(REJ.Pフレーム信号)を送信すること
により、バックアップ回線16を用いずに通信を行なうよ
うに制御するようになっている。
12−1は第2パケット交換機であり、この第2パケッ
ト交換機12−1は、第1パケット交換機11−1を介した
回線と公衆網を用いたバックアップ回線16とを切り替え
るものである。
13は第3パケット交換機であり、この第3パケット交
換機13は、公衆網を用いたバックアップ回線16とホスト
14との間に介装されることにより、バックアップ回線16
とホスト14との間の交換を行なうものである。
なお、14はホストであり、このホスト14は、端末15か
らの要求により、所望の情報を送信するものであって、
CPU,メモリ等で構成されている。従って、ユーザは端末
15を通じて、所望の通信を行なうことができるようにな
っている。
また、上記のFIG.4に示す2重化システムとバックア
ップ回線との混在システムにおいて、第1パケット交換
機11−1,第2パケット交換機12−1,第3パケット交換機
13,ホスト14,端末15及びバックアップ回線16は、FIG.1
5,FIG.16において示したものにおける第1パケット交換
機110,第2パケット交換機120,第3パケット交換機130,
ホスト140,端末150及びバックアップ回線160に対応する
構成となっており、同様の構成要素をそなえている。
上述の構成により、本発明の第1実施例の2重化シス
テムとバックアップ回線との混在システムにおける待機
系への切替制御装置及び同切替制御方法の作用をFIG.5
を用いて説明すると、次のようなる。
例えば通信多重装置11−12を介装した回線を利用した
通信を行なっている時に、通信多重装置11−12から通信
多重装置11−13への切り替え動作により、通信多重装置
11−12を介した回線が断となった場合を考えると、この
場合は、先ず通信回線管理用プロセッサ11−11が通信多
重装置11−12に対し、送信待ちフレームの掃き出しの要
求を行なう〔FIG.5の(1)参照〕。
この掃き出し要求を受けた通信多重装置11−12におけ
る通信制御装置(回線制御装置,LC)11−14は、制御装
置11−16の制御を受けて、第2パケット交換機12−1に
対し、通信規制信号(RNR.Pフレーム信号)の代わり
に、正常通知信号(RRフレーム信号)のコマンド(RR.R
フレーム信号)を転送し、送信フレームに対する送信確
認を行なう〔FIG.5の(2)参照〕。そして第2パケッ
ト交換機12−1では、これに対する応答信号(RR.Fフレ
ーム信号)を通信制御装置11−14に対し転送する〔FIG.
5の(3)参照〕。
第2パケット交換機12−1では、正常通知信号(RR.P
フレーム信号)のコマンドに対する応答信号を受けたの
で、送信を継続して行なうことができると判断する。従
って、回線が断になっているにも関わらず、送信は継続
して行なわれるため、ここでの送信データは廃棄されて
いる。
そして、応答待ちフレームが無くなった時点で、送信
が中断した時点におけるフレームの送信通番を、通信制
御装置11−14から通信通信管理用プロセッサ11−11へ通
知する〔FIG.5の(4)参照〕。
その後、この送信通番は通信制御装置11−15へ折り返
し転送されたあと、通信多重装置11−13を介した回線に
切り替わったことが通信回線管理用プロセッサ11−11か
ら通信多重装置11−13における通信制御装置11−15へ通
知される〔FIG.5の(5),(6)参照〕。
すると、通信制御装置11−15は第2パケット交換機12
−1へ正常通知信号(RRフレーム信号)又は再送依頼通
知信号(REJ.Pフレーム信号)を転送する〔FIG.5の
(7)参照〕。
この再送依頼通知信号は、通信中に回線切り替えが生
じた場合、その通信における最初の送信通番から送信を
再開する旨に依頼する信号である。
その後、通信制御装置11−15は第2パケット交換機12
−1から再送依頼通知信号に対する応答信号を受け〔FI
G.5の(8)参照〕、切り替えが生じたときの通信にお
ける最初の送信通番から送信を再開する。
このように、この第1実施例では、2重化システムと
バックアップ回線との混在システムにおいて、通信回線
管理用プロセッサ11−11,通信多重装置11−12,11−13及
び制御装置11−16をそなえた第1交換機11−1と、第2
交換機12−1と、第3交換機13と、ホスト14と、端末15
と、バックアップ回線16をそなえることにより、例えば
通信多重装置11−12と通信多重装置11−13との間での回
線の切替時に、第2交換機12−1に対し正常通知信号を
送信し、切替後に再送依頼通知信号を送信することによ
り、バックアップ回線16を用いずに通信を行なうよう制
御するので、バックアップ回線16の使用頻度を減らすこ
とができ、経済的な通信システムが実現できる。
なお、この第1実施例において、FIG.5において第2
パケット交換機12−1に正常通知信号〔(2)参照〕を
送信してから、第1パケット交換機12−1がIフレーム
を受信された場合は、再送依頼通知信号〔REJ.P信号、
(7)参照〕が出力されるようになっているが、Iフレ
ームが受信されない場合は、正常通知信号(RR.P信号)
が出力されるようになっている。
(c)第2実施例の説明 また、FIG.6は本発明の第2実施例を示すブロック図
であり、このFIG.6において、11−2は第1パケット交
換機であり、この第1パケット交換機11−2は、通信回
線管理用プロセッサ11−21と2重化された一対の通信多
重装置11−22,1−23とをそなえて構成されており、FIG.
4で示した本発明の第1実施例を示すブロック図におけ
る通信回線管理用プロセッサ11−11及び2重化された一
対の通信多重装置11−12,11−13と同様の役割を果たす
ものである。
12−2は第2パケット交換機であり、この第2パケッ
ト交換機12−2は、第1パケット交換機11−2を介した
回線と公衆網を用いたバックアップ回線16とを切り替え
るものであって、タイマ12−21と制御装置12−22とをそ
なえている。
さらに、この第2パケット交換機12−2は、詳細には
FIG.7に示すよな構成を有している。即ち、第2パケッ
ト交換機12−2は、FIG.15,FIG.16にて示した第2パケ
ット交換機120と同様の機能を有する回線制御装置122,1
23をそなえているが、通信回線管理用プロセッサ124に
おけるバックアップ制御部(制御装置)12−22がタイマ
12−21をそなえている。
タイマ12−21は、送信規制信号を受信してから所望の
タイムカウントを行なうものであり、制御装置12−22
は、タイマ12−21によるタイマカウント中においては、
バックアップ回線16を用いずに通信を行なうように制御
するものである。
即ち、通信回線管理用プロセッサ124におけるバック
アップ制御部12−22が送信規制信号を受信すると、タイ
マ12−21の起動により所望のタイムカウントが開始され
るが、バックアップ制御部12−22は、このタイムカウン
ト中においては、上記の送信規制信号を受信してもバッ
クアップ回線16に接続しないように制御するになってい
るのである。
なお、このFIG.7において、122aはレイヤ1の処理
部、122bはレイヤ2の処理部、124aはレイヤ3の処理
部、124bは回線管理部である。
さらに、FIG.6において、13は第3パケット交換機で
あり、この第3パケット交換機13は、公衆網を用いたバ
ックアップ回線16とホスト14との間に介装されることに
より、バックアップ回線16とホスト14との間の交換を行
なうものである。
なお、14はホストであり、このホスト14は端末15から
の要求により、所望の情報を送信するものであって、FI
G.4に示した第1実施例におけるホスト14と同様に、端
末15を通じて所望の通信を行なうことができるようにな
っている。
また、このFIG.6に示す2重化システムとバックアッ
プ回線との混在システムにおいて、第1パケット交換機
11−2,第3パケット交換機13,ホスト14,端末15及びバッ
クアップ回線16は、FIG.15,FIG.16において示したもの
における第1パケット交換機110,第3パケット交換機13
0,ホスト140,端末150及びバックアップ回線160に対応す
る構成となっており、同様の構成要素をそなえている。
上述の構成により、本発明の第2実施例の2重化シス
テムとバックアップ回線との混在システムにおける待機
系への切替制御装置及び同切替制御方法の作用をFIG.8,
FIG.9を用いて説明すると、次のようになる。
例えば通信多重装置11−22を介装した回線を利用した
通信を行なっている時に、通信多重装置11−22から通信
多重装置11−23への切り替え動作により、通信多重装置
11−22を介した回線が断となった場合は、先ず通信回線
管理用プロセッサ11−21が通信多重装置11−22に対し、
送信待ちフレームの掃き出しの要求を行なう〔FIG.8,FI
G.9の(1)参照〕。
この掃き出し要求を受けた通信多重装置11−22は、第
2パケット交換機12−1に対し、通信規制信号(RNR.P
フレーム信号)を転送する〔FIG.8,FIG.9の(2)参
照〕。この通信規制信号を受けると、第2パケット交換
機12−2では、内蔵するタイマ12−21により、所望のタ
イムカウントを開始するとともに、通信規制信号に対す
る応答信号(RR.Fフレーム信号)を通信多重装置11−22
に対し転送する〔FIG.8,FIG.9の(3)参照〕。
言い換えれば、FIG.9における信号シーケンス図にお
いて、第2パケット交換機12−2に受信された送信規制
信号は、レイヤ2の処理部122bに入力される。すると、
このレイヤ2の処理部122bから、回線管理用プロセッサ
124におけるバックアップ制御部12−22に対して、送信
規制信号を受信した旨を通知する中継線障害信号が出力
される〔FIG.9の(2)参照〕。
この中継線障害信号を受けると、バックアップ制御部
12−22では、内蔵するタイマ12−21により所望のタイム
カウントを開始する〔FIG.9の(3)参照〕。
この所望のタイムカウントは、バックアップ回線16に
接続させる時間を遅らせることで、バックアップ回線16
の使用頻度を減少させるために行なう。
つまり、バックアップ制御部12−22では、このタイム
カウント中は、バックアップ回線16に接続させるために
前述したようなバックアップ接続指示〔FIG.17,FIG.18
における(e)参照)は行なわず、後述の正常通知信号
(RRフレーム信号)のコマンド(RR.Pフレーム信号)の
受信を待機している。
そして、正常通知信号を受信されると、タイマ12−21
のタイムカウントは中止され、バックアップ回線16に切
り替わらずに通信多重装置11−23を介した回線に切り替
わる。
なお、正常通知信号が受信されず、タイマ12−21のタ
イムカウントが終了(タイムアウト)した場合は、前述
のバックアップ回線16への接続のための信号処理(FIG.
17,FIG.18における(e)〜(o)参照)が行なわれ
て、バックアップ回線16に切り替わる。
ここでのタイムカウント中において、送信待ちフレー
ムが無くなった時点で、送信が中断した時点におけるフ
レームの送信通番を、通信制御装置11−24から通信管理
用プロセッサ11−21へ通知する〔FIG.8の(4)参
照〕。
その後、この送信通番は、通信制御装置11−25へ折り
返し転送されたあと、通信多重装置11−23を介した回線
に切り替わったことが通信回線管理用プロセッサ11−21
から通信多重装置11−23へ通知される〔FIG.8の
(5),(6),FIG.9の(6)参照〕。
これを受けた通信多重装置11−23が、第2パケット交
換機12−1へ正常通知信号(RR.Pフレーム信号)のコマ
ンドを転送する〔FIG.8,FIG.9の(7)参照〕。
その後、第2パケット交換機12−1は再送依頼通知信
号に対する応答信号を通信多重装置11−23に出力すると
ともに〔FIG.8,FIG.9の(8)参照〕、制御装置12−22
により、タイマ12−21のタイムカウントは中止され、バ
ックアップ回線16に切り替わらずに通信多重装置11−23
を介した回線に切り替わっている。
このように、上記2重化システムとバックアップ回線
との混在システム制御装置及び同切替制御方法におい
て、第1パケット交換機11−1と第2パケット交換機12
−1の代わりに、通信回線管理用プロセッサ11−21,通
信多重装置11−22,11−23をそなえた第1パケット交換
機11−2と、タイマ12−21,制御装置12−22をそなえた
第2パケット交換機12−2を用いることにより、中継線
障害信号を受信してからタイマ12−21により所要のタイ
ムカウントが行なわれ、このタイムカウント中において
は、バックアップ回線16に切り替わらずに、待機系から
の正常通知信号を待機することにより、バックアップ回
線16を用いずに通信を行なうよう制御するので、バック
アップ回線16の使用頻度を減らすことができ、経済的な
通信システムが実現できる。
(d)第3実施例の説明 FIG.10は本発明の第3実施例を示すブロック図である
が、このFIG.10に示す2重化システムとバックアップ回
線との混在システムについても、FIG.15,FIG.16におい
て示した一般的なものに対応するようになっている。
ところで、このFIG.10に示す2重化システムと公衆網
を用いたバックアップ回線16との混在システムは、通信
多重装置11−32,11−33間の切替時に、通信相手に対し
送信規制信号を送信することにより送信規制を行なう一
方、切替後に正常通知信号(RR.Pフレーム信号)を送信
することにより通信が再開されるものである。
さらに、この第3実施例では、通信多重装置の切替前
に通信多重装置切替発生を通知するイベントを送信し、
通信多重装置の切替後に通信多重装置切替完了を通知す
るイベントの送信を行なうバックアップ制御プロトコル
をそなえている。ここで、11−3は第1パケット交換機
であり、この第1パケット交換機11−3は、通信回線管
理用プロセッサ11−31と2重化された一対の通信多重装
置11−32,11−33とをそなえて構成されており、FIG.4で
示した本発明の第1実施例のブロック図における通信回
線管理用プロセッサ11−11及び2重化された一対の通信
多重装置11−12,11−13と同様の機能を有するものであ
る。
12−3は第2パケット交換機であり、この第2パケッ
ト交換機12−3は、第1パケット交換機11−3を介した
回線と公衆網を用いたバックアップ回線16と切り替える
ものであって、バックアップ制御部(制御装置)12−31
をそなえている。
バックアップ制御部12−31は、通信多重装置切替発生
を通知するイベントを受信してから通信多重装置切替完
了を通知するイベントを受信するまでに送信規制信号を
受信しても、バックアップ回線16を用いずに通信を行な
うよう制御するものである。
なお、14はホストであり、このホスト14は、端末15か
らの要求により、所望の情報を送信するものであって、
CPU,メモリ等で構成されている。従って、ユーザは端末
15を通じて、所望の通信を行なうことができるようにな
っている。
また、上記のFIG.4に示す2重化システムとバックア
ップ回線との混在システムにおいて、第1パケット交換
機11−3,第2パケット交換機12−3,第3パケット交換機
13,ホスト14,端末15及びバックアップ回線16は、FIG.1
5,FIG.16において示したものにおける第1パケット交換
機110,第2パケット交換機120,第3パケット交換機130,
ホスト140,端末150及びバックアップ回線160に対応する
構成となっており、同様の構成要素をそなえている。
次に、本発明の第3実施例の2重化システムとバック
アップ回線との混在システムにおける待機系への切替制
御装置及び同切替制御方法の作用をFIG.11,FIG.12を用
いて説明する。
例えば通信多重装置11−32を介装した回線を利用した
通信を行なっている時に、通信多重装置11−32,11−33
の切り替えを行なう場合において、通信回線管理用プロ
セッサ11−31におけるバックアップ制御部は、切り替え
前に通信多重装置切り替え発生を通知するイベントを、
予め第2パケット交換機12−3におけるバックアップ制
御部12−31に対し送信する〔FIG.11,FIG.12の(1)参
照〕。
その後、通信多重装置11−32から通信多重装置11−33
への切り替え動作により、通信多重装置11−32を介した
回線が断となった場合、先ず通信回線管理用プロセッサ
11−31におけるバックアップ制御から通信多重装置11−
32におけるレイヤ2の処理部に対して、送信待ちフレー
ムの掃き出しの要求を行なう〔FIG.11,FIG.12の(2)
参照〕。
この掃き出し要求を受けた通信多重装置11−32は、第
2パケット交換機12−3に対し、通信規制信号(RNR.P
フレーム信号)を転送する〔FIG.11,FIG.12の(3)参
照〕。
言い換えれば、第2パケット交換機12−3において受
信された送信規制信号が、回線制御装置(LC)における
レイヤ2の処理部に入力されると、このレイヤ2の処理
部から、通信回線管理用プロセッサにおけるバックアッ
プ制御部12−31に対して、送信規制信号を受信した旨を
通知する中継線障害信号が出力される〔FIG.12の(3)
参照〕。
また、第2パケット交換機12−3は、この通信規制信
号を受けると、回線制御装置のレイヤ2の処理部から、
通信制御装置11−34のレイヤ2の処理部に対して正常通
知信号の応答信号(RR.Fフレーム信号)を送出する〔FI
G.11,FIG.12の(4)参照〕。
そして、通信制御装置11−34は、送信待ちフレームが
無くなった時点で、送信が中断した時点におけるフレー
ムの送信通番を、通信回線管理用プロセッサ11−31へ通
知する〔FIG.11の(5)参照〕。
その後、この送信通番は、通信制御装置11−35へ折り
返し転送されたあと〔FIG.11の(6)参照〕、通信多重
装置11−33を介して回線に切り替わったことが、通信回
線管理用プロセッサ11−31のバックアップ制御部から通
信多重装置11−33におけるレイヤ2の処理部へ通知され
る〔FIG.11,FIG.12の(7)参照〕。
これを受けた通信多重装置11−33におけるレイヤ2の
処理部からは、第2パケット交換機12−3のバックアッ
プ制御部12−31へ正常通知信号のコマンド(RR.Pフレー
ム信号)を転送する〔FIG.11,FIG.12の(8)参照〕。
その後、第2パケット交換機12−3は正常通知信号
(RR.Pフレーム信号)のコマンドに対する応答信号を通
信制御装置11−35に出力してから〔FIG.11,FIG.12の
(9)参照〕、通信回線管理用プロセッサ11−31のバッ
クアップ制御部から、第2パケット交換機12−3のバッ
クアップ制御部12−31に対して通信多重装置切り替え完
了を通知するイベントを送信する〔FIG.11,FIG.12の(1
0)参照〕。
これにより、第2パケット交換機12−3に内蔵する制
御装置としてのバックアップ制御部12−31は、通信多重
装置切り替え発生を通知するイベントが送信されてか
ら、通信多重装置切り替え完了を通知するイベントを受
信する間は、送信規制信号を受信してもバックアップ回
線16に切り替わらないように制御している。
このように、上記2重化システムとバックアップ回線
との混在システム制御装置及び同切替制御方法におい
て、通信多重装置の切替前に、通信多重装置切替発生を
通知するイベントを送信し、通信多重装置の切替後に通
信多重装置切替完了を通知するイベントの送信を行なう
バックアップ制御プロトコルをそなえ、第1パケット交
換機11−1,11−2及び第2パケット交換機12−1,12−2
の代わりに、通信回線管理用プロセッサ11−31及び通信
多重装置11−32,11−33をそなえた第1パケット交換機1
1−3と、制御装置12−31をそなえた第2パケット交換
機12−3を用いることにより、第2パケット交換機12−
3に内蔵する制御装置としてのバックアップ制御部12−
31は、通信多重装置切り替え発生を通知するイベントが
送信されてから、通信多重装置切り替え完了を通知する
イベントを受信する間は、送信規制信号を受信してもバ
ックアップ回線16に切り替わらないので、バックアップ
回線16の使用頻度を減らすことができ、経済的な通信シ
ステムが実現できる。
産業上の利用可能性 パケット交換機を用いた2重化システムと、公衆網を
用いたバックアップ回線との混在システムにて用いるこ
とができる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−77982(JP,A) 特開 平2−14645(JP,A) 特開 平1−120929(JP,A) 特開 昭59−161153(JP,A) 特開 平4−10832(JP,A) 特開 平4−33442(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線管理用プロセッサ(1−11)と2
    重化された一対の通信多重装置(1−12,1−13)とをそ
    なえた第1交換機(1−1)と、公衆網を用いたバック
    アップ回線(6)と、該第1交換機(1−1)を介した
    回線と該公衆網を用いたバックアップ回線(6)とを切
    り替える第2交換機(2−1)とをそなえ、 該通信多重装置(1−12,1−13)の待機系への切替時
    に、通信相手に対し送信規制信号を送信することにより
    送信規制を行なう一方、切替後に正常通知信号を送信す
    ることにより通信が再開される、2重化システムとバッ
    クアップ回線との混在システムにおいて、 該第1交換機(1−1)が、該通信多重装置(1−12,1
    −13)の待機系への切替時に該通信相手に対し正常通知
    信号を送信する手段と、切替後に規制解除信号を送信す
    る手段とをそなえたことを 特徴とする、2重化システムとバックアップ回線との混
    在システムにおける待機系への切替制御装置。
  2. 【請求項2】通信回線管理用プロセッサ(1−11)と2
    重化された一対の通信多重装置(1−12,1−13)とをそ
    なえた第1交換機(1−1)と、公衆網を用いたバック
    アップ回線(6)と、該第1交換機(1−1)を介した
    回線と該公衆網を用いたバックアップ回線(6)とを切
    り替える第2交換機(2−1)とをそなえ、 該通信多重装置(1−12,1−13)の待機系への切替時
    に、通信相手に対し送信規制信号を送信することにより
    送信規制を行なう一方、切替後に正常通知信号を送信す
    ることにより通信が再開される、2重化システムとバッ
    クアップ回線との混在システムにおいて、 該通信多重装置(1−12,1−13)の待機系への切替時
    に、該通信相手に対し正常通知信号を送信し、切替後に
    規制解除信号を送信することにより、バックアップ回線
    (6)を用いずに通信を行なうことを 特徴とする、2重化システムとバックアップ回線との混
    在システムにおける待機系への切替制御方法。
  3. 【請求項3】該規制解除信号が、再送依頼通知信号であ
    ることを特徴とする、請求の範囲第2項記載の2重化シ
    ステムとバックアップ回線との混在システムにおける待
    機系への切替制御方法。
  4. 【請求項4】該規制解除信号が、正常通知信号であるこ
    とを特徴とする、請求の範囲第2項記載の2重化システ
    ムとバックアップ回線との混在システムにおける待機系
    への切替制御方法。
  5. 【請求項5】通信回線管理用プロセッサ(1−21)と2
    重化された一対の通信多重装置(1−22,1−23)とをそ
    なえた第1交換機(1−2)と、公衆網を用いたバック
    アップ回線(6)と、該第1交換機(1−2)を介した
    回線と該公衆網を用いたバックアップ回線(6)とを切
    り替える第2交換機(2−2)とをそなえ、 該通信多重装置(1−22,1−23)の待機系への切替時
    に、通信相手に対し送信規制信号を送信することにより
    送信規制を行なう一方、切替後に正常通知信号を送信す
    ることにより通信が再開される、2重化システムとバッ
    クアップ回線との混在システムにおいて、 該第2交換機(2−2)に、該送信規制信号を受信して
    から所望のタイムカウントを行なうタイマ手段(2−2
    1)をそなえるとともに、該タイマ手段(2−21)によ
    るタイムカウント中においては、該バックアップ回線へ
    の切替命令を禁止する制御手段(2−22)をそなえたこ
    とを 特徴とする、2重化システムとバックアップ回線との混
    在システムにおける待機系への切替制御装置。
  6. 【請求項6】通信回線管理用プロセッサ(1−21)と2
    重化された一対の通信多重装置(1−22,1−23)とをそ
    なえた第1交換機(1−2)と、公衆網を用いたバック
    アップ回線(6)と、該第1交換機(1−2)を介した
    回線と該公衆網を用いたバックアップ回線(6)とを切
    り替える第2交換機(2−2)とをそなえ、 該通信多重装置(1−22,1−23)の待機系への切替時
    に、通信相手に対し送信規制信号を送信することにより
    送信規制を行なう一方、切替後に正常通知信号を送信す
    ることにより通信が再開される、2重化システムとバッ
    クアップ回線との混在システムにおいて、 該送信規制信号を受信してから所望のタイムカウントを
    行ない、このタイムカウント中においては、バックアッ
    プ回線を用いずに通信を行なうことを 特徴とする、2重化システムとバックアップ回線との混
    在システムにおける待機系への切替制御方法。
  7. 【請求項7】通信回線管理用プロセッサ(1−31)と2
    重化された一対の通信多重装置(1−32,1−33)とをそ
    なえた第1交換機(1−3)と、公衆網を用いたバック
    アップ回線(6)と、該第1交換機(1−3)を介した
    回線と該公衆網を用いたバックアップ回線(6)とを切
    り替える第2交換機(2−3)とをそなえ、 該通信多重装置(1−32,1−33)の待機系への切替時
    に、通信相手に対し送信規制信号を送信することにより
    送信規制を行なう一方、切替後に正常通知信号を送信す
    ることにより通信が再開される、2重化システムとバッ
    クアップ回線との混在システムにおいて、 通信多重装置(1−32,1−33)の切替前に、通信多重装
    置切替発生を通知するイベントを送信する手段と、通信
    多重装置(1−32,1−33)の切替後に通信多重装置切替
    完了を通知するイベントの送信を行なう手段とを有する
    バックアップ制御プロトコルをそなえ、 該第2交換機(2−3)に、通信多重装置切替発生を通
    知するイベントを受信してから該通信多重装置切替完了
    を通知するイベントを受信するまでに該送信規制信号を
    受信しても、該バックアップ回線への切替命令を禁止す
    る制御手段(2−31)が設けられた ことを特徴とする、2重化システムとバックアップ回線
    との混在システムにおける待機系への切替制御装置。
  8. 【請求項8】通信多重装置(1−32,1−33)の待機系へ
    の切替時に、通信相手に対し送信規制信号を送信するこ
    とにより送信規制を行なう一方、切替後に正常通知信号
    を送信することにより通信が再開される、2重化システ
    ムとバックアップ回線との混在システムにおいて、 通信多重装置(1−32,1−33)の切替前に、通信多重装
    置切替発生を通知するイベントを送信し、通信多重装置
    (1−32,1−33)の切替後に通信多重装置切替完了を通
    知するイベントの送信を行なうバックアップ制御プロト
    コルをそなえ、 該第2交換機(2−3)に、通信多重装置切替発生を通
    知するイベントを受信してから該通信多重装置切替完了
    を通知するイベントを受信するまでに該送信規制信号を
    受信しても、該バックアップ回線を用いずに通信を行な
    うことを 特徴とする、2重化システムとバックアップ回線との混
    在システムにおける待機系への切替制御方法。
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