JPH0993246A - バックアップ接続方法 - Google Patents
バックアップ接続方法Info
- Publication number
- JPH0993246A JPH0993246A JP7242074A JP24207495A JPH0993246A JP H0993246 A JPH0993246 A JP H0993246A JP 7242074 A JP7242074 A JP 7242074A JP 24207495 A JP24207495 A JP 24207495A JP H0993246 A JPH0993246 A JP H0993246A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- backup
- data
- unit
- backup line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 データ交換機におけるバックアップ接続方法
に関し、バックアップ回線収容回線対応部の利用率を極
力向上させることを目的とする。 【解決手段】 複数の回線対応部(LC)(14)と主処理
部 (MPR)(11)とを具備し、ISDN網(5)を経由する
バックアップ回線(6)をLCに接続するデータ交換機(D
SW) (1)において、MPR がLCにバックアップ回線を接
続するに必要なバックアップ回線物理データ(PDB )
と、各LCがバックアップ回線との間でデータ転送する為
のバックアップ回線論理データ(LDB )との全種類を保
持し、バックアップ回線を接続するLCに、MPR が保有す
る該当する種類のPDB とLDB とを受信・設定する記憶部
(143)を設け、バックアップ接続要因が生起した場
合に、バックアップ回線収容LCには所要のPDB1、LDB を
転送・設定させ、その他の各LCには所要のLDB を転送・
設定させ、バックアップ回線の接続要因が消滅した場合
に、各LCに設定中のLDB を更新前のLDに復帰させる様に
構成する。
に関し、バックアップ回線収容回線対応部の利用率を極
力向上させることを目的とする。 【解決手段】 複数の回線対応部(LC)(14)と主処理
部 (MPR)(11)とを具備し、ISDN網(5)を経由する
バックアップ回線(6)をLCに接続するデータ交換機(D
SW) (1)において、MPR がLCにバックアップ回線を接
続するに必要なバックアップ回線物理データ(PDB )
と、各LCがバックアップ回線との間でデータ転送する為
のバックアップ回線論理データ(LDB )との全種類を保
持し、バックアップ回線を接続するLCに、MPR が保有す
る該当する種類のPDB とLDB とを受信・設定する記憶部
(143)を設け、バックアップ接続要因が生起した場
合に、バックアップ回線収容LCには所要のPDB1、LDB を
転送・設定させ、その他の各LCには所要のLDB を転送・
設定させ、バックアップ回線の接続要因が消滅した場合
に、各LCに設定中のLDB を更新前のLDに復帰させる様に
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ交換機におけ
るバックアップ接続方法に関し、特にデータ交換機に収
容される任意の通信回線にバックアップ回線が必要とな
った場合に、公衆ISDN網を経由するバックアップ回
線を接続するデータ交換機におけるバックアップ接続方
法に関する。
るバックアップ接続方法に関し、特にデータ交換機に収
容される任意の通信回線にバックアップ回線が必要とな
った場合に、公衆ISDN網を経由するバックアップ回
線を接続するデータ交換機におけるバックアップ接続方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】図37は本発明の対象となる通信網を例
示する図であり、図38は図37におけるデータ交換機
を例示する図である。
示する図であり、図38は図37におけるデータ交換機
を例示する図である。
【0003】図37において、1はデータ交換機(DS
W)〔個々のデータ交換機(DSW)を11 、12 等と
称する、以下同様〕、2はデータ端末、3はデータ交換
機(DSW)(1)相互を接続する中継線、4はデータ
端末(2)をデータ交換機(DSW)(1)に接続する
端末回線、5は公衆用のISDN網、6はバックアップ
回線(6)である。
W)〔個々のデータ交換機(DSW)を11 、12 等と
称する、以下同様〕、2はデータ端末、3はデータ交換
機(DSW)(1)相互を接続する中継線、4はデータ
端末(2)をデータ交換機(DSW)(1)に接続する
端末回線、5は公衆用のISDN網、6はバックアップ
回線(6)である。
【0004】データ交換機(DSW)(1)相互が、通
常中継線(3)を経由して正常に通信を行っており、ま
たデータ端末(2)が端末回線(4)を経由してデータ
交換機(DSW)(1)と正常に通信を行っている状態
では、各データ交換機(DSW)(1)およびデータ端
末(2)は、ISDN網(5)と接続するバックアップ
回線(6)を活性化して置かず、ISDN網(5)を経
由する通信を行っていない。
常中継線(3)を経由して正常に通信を行っており、ま
たデータ端末(2)が端末回線(4)を経由してデータ
交換機(DSW)(1)と正常に通信を行っている状態
では、各データ交換機(DSW)(1)およびデータ端
末(2)は、ISDN網(5)と接続するバックアップ
回線(6)を活性化して置かず、ISDN網(5)を経
由する通信を行っていない。
【0005】然し、例えばデータ交換機(DSW)(1
1 )および(12 )間を接続する中継線(32 )に障害
が発生し、中継線(32 )を経由する通信が不能となっ
た場合に、データ交換機(DSW)(11 )および(1
2 )はバックアップ回線(6)を経由してISDN網
(5)に接続し、ISDN網(5)を経由してデータ交
換機(DSW)(11 )および(12 )相互間を接続す
るバックアップ通信路を設定し、バックアップ通信路を
経由して両データ交換機(DSW)(11 )および(1
2 )間の通信を確保する。
1 )および(12 )間を接続する中継線(32 )に障害
が発生し、中継線(32 )を経由する通信が不能となっ
た場合に、データ交換機(DSW)(11 )および(1
2 )はバックアップ回線(6)を経由してISDN網
(5)に接続し、ISDN網(5)を経由してデータ交
換機(DSW)(11 )および(12 )相互間を接続す
るバックアップ通信路を設定し、バックアップ通信路を
経由して両データ交換機(DSW)(11 )および(1
2 )間の通信を確保する。
【0006】また中継線(32 )を経由する通信量が増
加し、中継線(31 )のみでは輻輳状態となる場合に
も、前述と同様に、ISDN網(5)を経由するバック
アップ通信路を、中継線(31 )と並行して増設し、過
大な通信量を消化する。
加し、中継線(31 )のみでは輻輳状態となる場合に
も、前述と同様に、ISDN網(5)を経由するバック
アップ通信路を、中継線(31 )と並行して増設し、過
大な通信量を消化する。
【0007】更にデータ端末(2)をデータ交換機(D
SW)(1)に接続する端末回線(4)に対しても、中
継線(3)におけると同様に、ISDN網(5)を経由
するバックアップ通信路を設定することが考慮される。
SW)(1)に接続する端末回線(4)に対しても、中
継線(3)におけると同様に、ISDN網(5)を経由
するバックアップ通信路を設定することが考慮される。
【0008】各データ交換機(DSW)(1)は、図7
に示される如き構成を有しており、主処理部(MPR)
(11)、回線処理部(MP)(13)、回線対応部
(LC)(14)および回線間転送バス(12)を具備
している。
に示される如き構成を有しており、主処理部(MPR)
(11)、回線処理部(MP)(13)、回線対応部
(LC)(14)および回線間転送バス(12)を具備
している。
【0009】各回線対応部(LC)(14)はそれぞれ
通信回線を接続し、通信回線に対してデータの送受信を
行うと共に、回線処理部(MP)(13)および主処理
部(MPR)(11)の制御の下に、通信回線相互間で
転送されるデータを、回線間転送バス(12)を経由し
て直接転送制御する。
通信回線を接続し、通信回線に対してデータの送受信を
行うと共に、回線処理部(MP)(13)および主処理
部(MPR)(11)の制御の下に、通信回線相互間で
転送されるデータを、回線間転送バス(12)を経由し
て直接転送制御する。
【0010】従って回線対応部(LC)(14)が、特
定の通信回線を接続する為には、接続される通信回線の
電気的特性に合致した制御を実行する為に必要なデータ
〔以後物理データ(PD)と称する〕と共に、他の回線
対応部(LC)(14)との間でデータを転送するに必
要な加入者制御データ、或いは転送経路制御データ等
〔以後論理データ(LD)と称する〕を保持する必要が
ある。
定の通信回線を接続する為には、接続される通信回線の
電気的特性に合致した制御を実行する為に必要なデータ
〔以後物理データ(PD)と称する〕と共に、他の回線
対応部(LC)(14)との間でデータを転送するに必
要な加入者制御データ、或いは転送経路制御データ等
〔以後論理データ(LD)と称する〕を保持する必要が
ある。
【0011】なお各回線対応部(LC)(14)に接続
される通信回線は、例えば中継線(3)、端末回線
(4)等と多種類があり、また中継線(3)および端末
回線(4)に就いてもデータ交換機(DSW)(1)或
いはデータ端末(2)の種別により、例えばパケット通
信用、フレームリレー通信用等と、更に多岐にわたって
いる。
される通信回線は、例えば中継線(3)、端末回線
(4)等と多種類があり、また中継線(3)および端末
回線(4)に就いてもデータ交換機(DSW)(1)或
いはデータ端末(2)の種別により、例えばパケット通
信用、フレームリレー通信用等と、更に多岐にわたって
いる。
【0012】かかる場合に、前述の物理データ(PD)
および論理データ(LD)は、接続される通信回線の種
類に応じてそれぞれ異なる。従って、バックアップ回線
(6)を接続する回線対応部(LC)(14)〔以後バ
ックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )と称
する〕も、或る種の中継線(3)または端末回線(4)
に対するバックアップ回線(6)を接続する為には、該
当するバックアップ回線(6)に適合した物理データ
(PD)と、他の回線対応部(LC)(14)〔に収容
される通信回線との間でデータ転送を実行するに適合し
た論理データ(LD)とを、事前に設定〔以後展開と称
することも有る〕して置くと共に、バックアップ回線収
容回線対応部(LC)(14B )以外の回線対応部(L
C)(14)〔以後バックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )と称する〕に設定済の論理データ
(LD)にも、バックアップ回線(6)を収容する為に
更新する必要がある。
および論理データ(LD)は、接続される通信回線の種
類に応じてそれぞれ異なる。従って、バックアップ回線
(6)を接続する回線対応部(LC)(14)〔以後バ
ックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )と称
する〕も、或る種の中継線(3)または端末回線(4)
に対するバックアップ回線(6)を接続する為には、該
当するバックアップ回線(6)に適合した物理データ
(PD)と、他の回線対応部(LC)(14)〔に収容
される通信回線との間でデータ転送を実行するに適合し
た論理データ(LD)とを、事前に設定〔以後展開と称
することも有る〕して置くと共に、バックアップ回線収
容回線対応部(LC)(14B )以外の回線対応部(L
C)(14)〔以後バックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )と称する〕に設定済の論理データ
(LD)にも、バックアップ回線(6)を収容する為に
更新する必要がある。
【0013】なおバックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )に更新設定する論理データ(LD)
は、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )に設定される論理データ(LDBa)と同一となる
とされているので、バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )にバックアップ回線物理データ(P
DB1)およびバックアップ回線論理データ(LDBa)を
設定すると共に、バックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )にバックアップ回線論理データ(L
D Ba)を更新設定することとなる。
(LC)(14N )に更新設定する論理データ(LD)
は、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )に設定される論理データ(LDBa)と同一となる
とされているので、バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )にバックアップ回線物理データ(P
DB1)およびバックアップ回線論理データ(LDBa)を
設定すると共に、バックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )にバックアップ回線論理データ(L
D Ba)を更新設定することとなる。
【0014】その結果、バックアップ回線収容回線対応
部(LC)(14B )は、データ交換機(DSW)
(1)に収容される通信回線の種類が多様化すると共に
多種類が必要となり、然も互いに流用出来ぬこととな
り、使用効率が極めて悪くなる。
部(LC)(14B )は、データ交換機(DSW)
(1)に収容される通信回線の種類が多様化すると共に
多種類が必要となり、然も互いに流用出来ぬこととな
り、使用効率が極めて悪くなる。
【0015】かかる問題を解決する為に、各バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に総ての通信
回線を接続可能な物理データ(PD)および論理データ
(LD)を保有させることも考慮されるが、各回線対応
部(LC)(14)は精々一種類の物理データ(PD)
および論理データ(LD)を保有する程度の余裕しか無
く、全種類の物理データ(PD)および論理データ(L
D)を保有させることは実現不可能である。
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に総ての通信
回線を接続可能な物理データ(PD)および論理データ
(LD)を保有させることも考慮されるが、各回線対応
部(LC)(14)は精々一種類の物理データ(PD)
および論理データ(LD)を保有する程度の余裕しか無
く、全種類の物理データ(PD)および論理データ(L
D)を保有させることは実現不可能である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるデータ交換機においては、各回線対応
部(LC)(14)がそれぞれ特定種類の通信回線に対
応する物理データ(PD)および論理データ(LD)し
か保有出来ぬ為、各バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )の利用効率が悪く、データ交換機
(DSW)(1)の経済性を損なう問題があった。
な如く、従来あるデータ交換機においては、各回線対応
部(LC)(14)がそれぞれ特定種類の通信回線に対
応する物理データ(PD)および論理データ(LD)し
か保有出来ぬ為、各バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )の利用効率が悪く、データ交換機
(DSW)(1)の経済性を損なう問題があった。
【0017】本発明は、バックアップ回線収容回線対応
部の利用率を極力向上させることを目的とする。
部の利用率を極力向上させることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、1はデータ交換機、3は中継線、
5はバックアップ通信路を設定する公衆ISDN網、6
はバックアップ通信路を設定する為に接続するバックア
ップ回線である。
ある。図1において、1はデータ交換機、3は中継線、
5はバックアップ通信路を設定する公衆ISDN網、6
はバックアップ通信路を設定する為に接続するバックア
ップ回線である。
【0019】またデータ交換機(1)内に設けられてい
る14は各種通信回線を接続する回線対応部であり、1
1は各回線対応部(14)を共通に管理する主処理部で
ある。
る14は各種通信回線を接続する回線対応部であり、1
1は各回線対応部(14)を共通に管理する主処理部で
ある。
【0020】またPDは、回線対応部(14)に通信回
線を接続する為に、回線対応部(14)内で保持される
必要のある物理データ、LDは、各回線対応部(14)
相互間でデータ転送を実行する為に、回線対応部(1
4)内で保持される必要のある論理データである。
線を接続する為に、回線対応部(14)内で保持される
必要のある物理データ、LDは、各回線対応部(14)
相互間でデータ転送を実行する為に、回線対応部(1
4)内で保持される必要のある論理データである。
【0021】なおバックアップ回線(6)を接続する回
線対応部(14)をバックアップ回線収容回線対応部
(14B )と称し、バックアップ回線収容回線対応部
(14B)に保持される物理データ(PD)および論理
データ(LD)を、それぞれバックアップ回線物理デー
タ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(LD
B)と称する。
線対応部(14)をバックアップ回線収容回線対応部
(14B )と称し、バックアップ回線収容回線対応部
(14B)に保持される物理データ(PD)および論理
データ(LD)を、それぞれバックアップ回線物理デー
タ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(LD
B)と称する。
【0022】本発明(請求項1)においては、主処理部
(11)が、バックアップ回線物理データ(PDB )の
総ての種類と、バックアップ回線論理データ(LDB )
の総ての種類とを保持する。
(11)が、バックアップ回線物理データ(PDB )の
総ての種類と、バックアップ回線論理データ(LDB )
の総ての種類とを保持する。
【0023】またバックアップ回線(6)を接続するバ
ックアップ回線収容回線対応部(14B )に、任意種類
の中継線(3)に対するバックアップ回線(6)を接続
する場合に、主処理部(11)が保有する該当する種類
のバックアップ回線物理データ(PDB )と、バックア
ップ回線論理データ(LDB )とを受信・保持する記憶
部(143)を設ける。
ックアップ回線収容回線対応部(14B )に、任意種類
の中継線(3)に対するバックアップ回線(6)を接続
する場合に、主処理部(11)が保有する該当する種類
のバックアップ回線物理データ(PDB )と、バックア
ップ回線論理データ(LDB )とを受信・保持する記憶
部(143)を設ける。
【0024】かかる状態で、データ交換機(1)に、バ
ックアップ回線(6)を接続する要因が生起した場合
に、バックアップ回線収容回線対応部(14B )に対し
ては、所要のバックアップ回線物理データ(PDB1)お
よびバックアップ回線論理データ(LDB )を転送・保
持させると共に、バックアップ回線収容回線対応部(1
4B )以外の各回線対応部(14)に対しては、所要の
バックアップ回線論理データ(LDB )を転送し、保持
済の論理データ(LD)を更新させる。
ックアップ回線(6)を接続する要因が生起した場合
に、バックアップ回線収容回線対応部(14B )に対し
ては、所要のバックアップ回線物理データ(PDB1)お
よびバックアップ回線論理データ(LDB )を転送・保
持させると共に、バックアップ回線収容回線対応部(1
4B )以外の各回線対応部(14)に対しては、所要の
バックアップ回線論理データ(LDB )を転送し、保持
済の論理データ(LD)を更新させる。
【0025】更にバックアップ回線(6)の接続要因が
消滅した場合に、各回線対応部(14)の保持中の前記
バックアップ回線論理データ(LDB )を、更新前の論
理データ(LD)に復帰させる。
消滅した場合に、各回線対応部(14)の保持中の前記
バックアップ回線論理データ(LDB )を、更新前の論
理データ(LD)に復帰させる。
【0026】なおデータ交換機(1)は、バックアップ
回線物理データ(PDB )またはバックアップ回線論理
データ(LDB )を転送する転送経路の一部または全部
に対し、転送データを転送元において所定の圧縮処理を
施した状態にし、転送先において圧縮前の転送データに
復元することにより、転送経路の負荷を軽減させること
が考慮される〔本発明(請求項2)〕 またデータ交換機(1)は、予め圧縮処理を施したバッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDB )を保持することが考慮される
〔本発明(請求項3)〕 またデータ交換機(1)は、主処理部(MPR)(1
1)からバックアップ回線収容回線対応部(14B )に
所要のバックアップ回線物理データ(PDB )およびバ
ックアップ回線論理データ(LDB )を、他の回線対応
部(14)を経由すること無く転送し、且つ主処理部
(11)からバックアップ回線収容回線対応部(1
4B )以外の各回線対応部(14)に所要のバックアッ
プ回線論理データ(LDB )を、他の回線対応部(1
4)を経由すること無く転送することが考慮される〔本
発明(請求項4)〕 またデータ交換機(1)は、主処理部(11)からバッ
クアップ回線収容回線対応部(14B )に所要のバック
アップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回
線論理データ(LDB )を、他の回線対応部(14)を
経由すること無く転送し、且つバックアップ回線収容回
線対応部(14B )からバックアップ回線収容回線対応
部(14B )以外の各回線対応部(14)に、バックア
ップ回線収容回線対応部(14B )が保持済のバックア
ップ回線論理データ(LDB )を転送することが考慮さ
れる〔本発明(請求項5)〕。
回線物理データ(PDB )またはバックアップ回線論理
データ(LDB )を転送する転送経路の一部または全部
に対し、転送データを転送元において所定の圧縮処理を
施した状態にし、転送先において圧縮前の転送データに
復元することにより、転送経路の負荷を軽減させること
が考慮される〔本発明(請求項2)〕 またデータ交換機(1)は、予め圧縮処理を施したバッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDB )を保持することが考慮される
〔本発明(請求項3)〕 またデータ交換機(1)は、主処理部(MPR)(1
1)からバックアップ回線収容回線対応部(14B )に
所要のバックアップ回線物理データ(PDB )およびバ
ックアップ回線論理データ(LDB )を、他の回線対応
部(14)を経由すること無く転送し、且つ主処理部
(11)からバックアップ回線収容回線対応部(1
4B )以外の各回線対応部(14)に所要のバックアッ
プ回線論理データ(LDB )を、他の回線対応部(1
4)を経由すること無く転送することが考慮される〔本
発明(請求項4)〕 またデータ交換機(1)は、主処理部(11)からバッ
クアップ回線収容回線対応部(14B )に所要のバック
アップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回
線論理データ(LDB )を、他の回線対応部(14)を
経由すること無く転送し、且つバックアップ回線収容回
線対応部(14B )からバックアップ回線収容回線対応
部(14B )以外の各回線対応部(14)に、バックア
ップ回線収容回線対応部(14B )が保持済のバックア
ップ回線論理データ(LDB )を転送することが考慮さ
れる〔本発明(請求項5)〕。
【0027】またデータ交換機(1)は、バックアップ
回線収容回線対応部(14B )からバックアップ回線収
容回線対応部(14B )以外の各回線対応部(14)に
転送する、バックアップ回線収容回線対応部(14B )
が保持済のバックアップ回線論理データ(LDB )の内
容を、主処理部(11)に管理させることが考慮される
〔本発明(請求項6)〕。
回線収容回線対応部(14B )からバックアップ回線収
容回線対応部(14B )以外の各回線対応部(14)に
転送する、バックアップ回線収容回線対応部(14B )
が保持済のバックアップ回線論理データ(LDB )の内
容を、主処理部(11)に管理させることが考慮される
〔本発明(請求項6)〕。
【0028】またデータ交換機(1)は、各回線対応部
(14)が運用系および待機系の二重化構成を有する場
合に、主処理部(11)から待機系の各回線対応部(1
4)に所要のバックアップ回線物理データ(PDB )お
よび/またはバックアップ回線論理データ(LDB )
を、運用系の回線対応部14)を経由すること無く転送
することが考慮される〔本発明(請求項7)〕。
(14)が運用系および待機系の二重化構成を有する場
合に、主処理部(11)から待機系の各回線対応部(1
4)に所要のバックアップ回線物理データ(PDB )お
よび/またはバックアップ回線論理データ(LDB )
を、運用系の回線対応部14)を経由すること無く転送
することが考慮される〔本発明(請求項7)〕。
【0029】またデータ交換機(1)は、複数の回線対
応部(14)が運用系および待機系の二重化構成を有す
る場合に、主処理部(11)から待機系の各回線対応部
(14)に所要のバックアップ回線物理データ(P
DB )および/またはバックアップ回線論理データ(L
DB )を、運用系の回線対応部(14)を経由すること
無く転送することが考慮される〔本発明(請求項
8)〕。
応部(14)が運用系および待機系の二重化構成を有す
る場合に、主処理部(11)から待機系の各回線対応部
(14)に所要のバックアップ回線物理データ(P
DB )および/またはバックアップ回線論理データ(L
DB )を、運用系の回線対応部(14)を経由すること
無く転送することが考慮される〔本発明(請求項
8)〕。
【0030】またデータ交換機(1)は、各回線対応部
(14)が運用系および待機系の二重化構成を有する場
合に、主処理部(11)から運用系の回線対応部(1
4)に所要のバックアップ回線物理データ(PDB )お
よび/またはバックアップ回線論理データ(LDB )
を、待機系の回線対応部(14)を経由すること無く転
送し、且つ運用系の回線対応部(14)に転送済の所要
のバックアップ回線物理データ(PDB )および/また
はバックアップ回線論理データ(LDB )を、待機系の
回線対応部(14)に転送することが考慮される〔本発
明(請求項9)〕。
(14)が運用系および待機系の二重化構成を有する場
合に、主処理部(11)から運用系の回線対応部(1
4)に所要のバックアップ回線物理データ(PDB )お
よび/またはバックアップ回線論理データ(LDB )
を、待機系の回線対応部(14)を経由すること無く転
送し、且つ運用系の回線対応部(14)に転送済の所要
のバックアップ回線物理データ(PDB )および/また
はバックアップ回線論理データ(LDB )を、待機系の
回線対応部(14)に転送することが考慮される〔本発
明(請求項9)〕。
【0031】またデータ交換機(1)は、運用系の回線
対応部(14)から待機系の回線対応部(14)に転送
する、運用系の回線対応部(14)が保持済のバックア
ップ回線物理データ(PDB )および/またはバックア
ップ回線論理データ(LDB)の内容を、主処理部(1
1)に管理させることが考慮される〔本発明(請求項1
0)〕。
対応部(14)から待機系の回線対応部(14)に転送
する、運用系の回線対応部(14)が保持済のバックア
ップ回線物理データ(PDB )および/またはバックア
ップ回線論理データ(LDB)の内容を、主処理部(1
1)に管理させることが考慮される〔本発明(請求項1
0)〕。
【0032】またデータ交換機(1)は、各回線対応部
(14)が運用系および待機系の二重化構成を有する場
合に、主処理部(11)から運用系の回線対応部(1
4)に所要のバックアップ回線物理データ(PDB )お
よび/またはバックアップ回線論理データ(LDB )
を、待機系の回線対応部(14)を経由すること無く転
送し、且つ待機系の回線対応部(14)を運用系に切替
える場合に、運用系の回線対応部(14)に保持済の前
記所要のバックアップ回線物理データ(PDB )および
/またはバックアップ回線論理データ(LDB )を、待
機系の回線対応部(14)に転送することが考慮される
〔本発明(請求項11)〕。
(14)が運用系および待機系の二重化構成を有する場
合に、主処理部(11)から運用系の回線対応部(1
4)に所要のバックアップ回線物理データ(PDB )お
よび/またはバックアップ回線論理データ(LDB )
を、待機系の回線対応部(14)を経由すること無く転
送し、且つ待機系の回線対応部(14)を運用系に切替
える場合に、運用系の回線対応部(14)に保持済の前
記所要のバックアップ回線物理データ(PDB )および
/またはバックアップ回線論理データ(LDB )を、待
機系の回線対応部(14)に転送することが考慮される
〔本発明(請求項11)〕。
【0033】またデータ交換機(1)は、バックアップ
の対象となる通信回線、または該通信回線が接続されて
いる回線対応部(14)における障害発生状況を定期的
に監視し、障害が発生したことを検出した場合に、バッ
クアップ回線(6)の接続処理を起動し、バックアップ
回線(6)が接続された状態で、バックアップの対象と
なる通信回線、または該通信回線が接続されている回線
対応部(14)における障害発生状況を定期的に監視
し、発生障害が回復したことを検出した場合に、接続中
のバックアップ回線(6)の復帰処理を起動することが
考慮される〔本発明(請求項12)〕。
の対象となる通信回線、または該通信回線が接続されて
いる回線対応部(14)における障害発生状況を定期的
に監視し、障害が発生したことを検出した場合に、バッ
クアップ回線(6)の接続処理を起動し、バックアップ
回線(6)が接続された状態で、バックアップの対象と
なる通信回線、または該通信回線が接続されている回線
対応部(14)における障害発生状況を定期的に監視
し、発生障害が回復したことを検出した場合に、接続中
のバックアップ回線(6)の復帰処理を起動することが
考慮される〔本発明(請求項12)〕。
【0034】またデータ交換機(1)は、バックアップ
の対象となる通信回線、または該通信回線が接続されて
いる回線対応部(14)における輻輳程度を定期的に監
視し、輻輳が発生したことを検出した場合に、バックア
ップ回線(6)の接続処理を起動し、バックアップ回線
(6)が接続された状態で、バックアップの対象となる
通信回線、または該通信回線が接続されている回線対応
部(14)における輻輳程度を定期的に監視し、発生中
の輻輳状態が回復したことを検出した場合に、接続中の
バックアップ回線(6)の復帰処理を起動することが考
慮される〔本発明(請求項13)〕。
の対象となる通信回線、または該通信回線が接続されて
いる回線対応部(14)における輻輳程度を定期的に監
視し、輻輳が発生したことを検出した場合に、バックア
ップ回線(6)の接続処理を起動し、バックアップ回線
(6)が接続された状態で、バックアップの対象となる
通信回線、または該通信回線が接続されている回線対応
部(14)における輻輳程度を定期的に監視し、発生中
の輻輳状態が回復したことを検出した場合に、接続中の
バックアップ回線(6)の復帰処理を起動することが考
慮される〔本発明(請求項13)〕。
【0035】またデータ交換機(1)は、バックアップ
の対象となる通信回線、または該通信回線が接続されて
いる回線対応部(14)における輻輳程度を、当該回線
対応部(14)に接続されている通信回線に対する送信
を待機するデータの待行列の長さにより判定することが
考慮される〔本発明(請求項14)〕。
の対象となる通信回線、または該通信回線が接続されて
いる回線対応部(14)における輻輳程度を、当該回線
対応部(14)に接続されている通信回線に対する送信
を待機するデータの待行列の長さにより判定することが
考慮される〔本発明(請求項14)〕。
【0036】またデータ交換機(1)は、バックアップ
の対象となる通信回線が接続されている回線対応部(1
4)の通信品質程度を定期的に監視し、回線対応部(1
4)に通信品質低下状態が発生したことを検出した場合
に、バックアップ回線(6)の接続処理を起動し、バッ
クアップ回線(6)が接続された状態で、バックアップ
の対象となる通信回線が接続されている回線対応部(1
4)の通信品質程度を定期的に監視し、低下中の通信品
質が回復したことを検出した場合に、接続中の前記バッ
クアップ回線(6)の復帰処理を起動することが考慮さ
れる〔本発明(請求項15)〕。
の対象となる通信回線が接続されている回線対応部(1
4)の通信品質程度を定期的に監視し、回線対応部(1
4)に通信品質低下状態が発生したことを検出した場合
に、バックアップ回線(6)の接続処理を起動し、バッ
クアップ回線(6)が接続された状態で、バックアップ
の対象となる通信回線が接続されている回線対応部(1
4)の通信品質程度を定期的に監視し、低下中の通信品
質が回復したことを検出した場合に、接続中の前記バッ
クアップ回線(6)の復帰処理を起動することが考慮さ
れる〔本発明(請求項15)〕。
【0037】またデータ交換機(1)は、バックアップ
の対象となる通信回線が接続されている回線対応部(1
4)の通信品質程度を、通信回線に発生するデータ紛失
頻度、または通信回線の瞬断発生頻度により監視するこ
とが考慮される〔本発明(請求項16)〕。
の対象となる通信回線が接続されている回線対応部(1
4)の通信品質程度を、通信回線に発生するデータ紛失
頻度、または通信回線の瞬断発生頻度により監視するこ
とが考慮される〔本発明(請求項16)〕。
【0038】またデータ交換機(1)は、保守者から入
力されるバックアップ回線(6)の接続開始時刻、接続
継続時間および繰返し接続開始周期を指定したバックア
ップ接続指令に基づき、バックアップ回線(6)の接続
起動処理および接続復帰処理を実行することが考慮され
る〔本発明(請求項17)〕。
力されるバックアップ回線(6)の接続開始時刻、接続
継続時間および繰返し接続開始周期を指定したバックア
ップ接続指令に基づき、バックアップ回線(6)の接続
起動処理および接続復帰処理を実行することが考慮され
る〔本発明(請求項17)〕。
【0039】また回線対応部(14)は、バックアップ
回線(6)をバックアップ回線収容回線対応部(1
4B )に接続する段階で、バックアップ回線物理データ
(PDB)および/またはバックアップ回線論理データ
(LDB )を受信した際に、現在設定中の物理データ
(PD)および/または論理データ(LD)を退避・保
持した後、受信した前記バックアップ回線物理データ
(PDB )および/またはバックアップ回線論理データ
(LDB )を設定し、バックアップ回線(6)を接続中
に、該バックアップ回線(6)の接続復帰処理が起動さ
れた場合に、現在設定中のバックアップ回線物理データ
(PDB )および/またはバックアップ回線論理データ
(LDB )を、退避・保持中の物理データ(PD)およ
び/または論理データ(LD)により復帰処理を行うこ
とが考慮される〔本発明(請求項18)〕。
回線(6)をバックアップ回線収容回線対応部(1
4B )に接続する段階で、バックアップ回線物理データ
(PDB)および/またはバックアップ回線論理データ
(LDB )を受信した際に、現在設定中の物理データ
(PD)および/または論理データ(LD)を退避・保
持した後、受信した前記バックアップ回線物理データ
(PDB )および/またはバックアップ回線論理データ
(LDB )を設定し、バックアップ回線(6)を接続中
に、該バックアップ回線(6)の接続復帰処理が起動さ
れた場合に、現在設定中のバックアップ回線物理データ
(PDB )および/またはバックアップ回線論理データ
(LDB )を、退避・保持中の物理データ(PD)およ
び/または論理データ(LD)により復帰処理を行うこ
とが考慮される〔本発明(請求項18)〕。
【0040】また回線対応部(14)は、二重化構成を
有し、且つバックアップ回線(6)をバックアップ回線
収容回線対応部(14B )に接続する段階で、運用系の
回線対応部(14)の保持する物理データ(PD)およ
び/または論理データ(LD)のみをバックアップ回線
物理データ(PDB )および/またはバックアップ回線
論理データ(LDB )により更新し、待機系の回線対応
部(14)の保持する物理データ(PD)および/また
は論理データ(LD)は更新すること無く設定させる場
合に、バックアップ回線(6)を前記バックアップ回線
収容回線対応部(14B )に接続する段階で、運用系の
回線対応部(14)は、バックアップ回線物理データ
(PDB )および/またはバックアップ回線論理データ
(LDB )を受信した際に、現在設定中の物理データ
(PD)および/または論理データ(LD)を退避・保
持すること無く、受信したバックアップ回線物理データ
(PD B )および/またはバックアップ回線論理データ
(LDB )を設定し、前記バックアップ回線(6)を接
続中に、該バックアップ回線(6)の接続復帰処理が起
動された場合に、現在設定中のバックアップ回線物理デ
ータ(PDB )および/またはバックアップ回線論理デ
ータ(LDB )を、待機系の回線対応部(LC)(1
4)に保持中の物理データ(PD)および/または論理
データ(LD)により復帰処理を行うことが考慮される
〔本発明(請求項19)〕。
有し、且つバックアップ回線(6)をバックアップ回線
収容回線対応部(14B )に接続する段階で、運用系の
回線対応部(14)の保持する物理データ(PD)およ
び/または論理データ(LD)のみをバックアップ回線
物理データ(PDB )および/またはバックアップ回線
論理データ(LDB )により更新し、待機系の回線対応
部(14)の保持する物理データ(PD)および/また
は論理データ(LD)は更新すること無く設定させる場
合に、バックアップ回線(6)を前記バックアップ回線
収容回線対応部(14B )に接続する段階で、運用系の
回線対応部(14)は、バックアップ回線物理データ
(PDB )および/またはバックアップ回線論理データ
(LDB )を受信した際に、現在設定中の物理データ
(PD)および/または論理データ(LD)を退避・保
持すること無く、受信したバックアップ回線物理データ
(PD B )および/またはバックアップ回線論理データ
(LDB )を設定し、前記バックアップ回線(6)を接
続中に、該バックアップ回線(6)の接続復帰処理が起
動された場合に、現在設定中のバックアップ回線物理デ
ータ(PDB )および/またはバックアップ回線論理デ
ータ(LDB )を、待機系の回線対応部(LC)(1
4)に保持中の物理データ(PD)および/または論理
データ(LD)により復帰処理を行うことが考慮される
〔本発明(請求項19)〕。
【0041】またバックアップ回線収容回線対応部(1
4B )は、バックアップ回線(6)を接続した後、バッ
クアップ回線(6)を経由する通信状態を監視し、バッ
クアップ回線(6)を経由して通信が実行されない状態
が、予め定められた期間以上継続した場合に、設定中の
前記バックアップ回線物理データ(PDB )および/ま
たはバックアップ回線論理データ(LDB )の復帰処理
を起動することが考慮される〔本発明(請求項2
0)〕。
4B )は、バックアップ回線(6)を接続した後、バッ
クアップ回線(6)を経由する通信状態を監視し、バッ
クアップ回線(6)を経由して通信が実行されない状態
が、予め定められた期間以上継続した場合に、設定中の
前記バックアップ回線物理データ(PDB )および/ま
たはバックアップ回線論理データ(LDB )の復帰処理
を起動することが考慮される〔本発明(請求項2
0)〕。
【0042】またバックアップ回線収容回線対応部(1
4B )は、バックアップ回線(6)を接続した後、バッ
クアップ回線(6)の接続経過時間を計測し、バックア
ップ回線(6)の接続経過時間が予め定められた期間以
上経過した場合に、設定中のバックアップ回線物理デー
タ(PDB )および/またはバックアップ回線論理デー
タ(LDB )の復帰処理を起動することが考慮される
〔本発明(請求項21)〕。
4B )は、バックアップ回線(6)を接続した後、バッ
クアップ回線(6)の接続経過時間を計測し、バックア
ップ回線(6)の接続経過時間が予め定められた期間以
上経過した場合に、設定中のバックアップ回線物理デー
タ(PDB )および/またはバックアップ回線論理デー
タ(LDB )の復帰処理を起動することが考慮される
〔本発明(請求項21)〕。
【0043】以上、本発明によれば、前記データ交換機
において、バックアップ回線を接続する回線対応部が各
種回線種別に対して共用化される為、利用効率も向上
し、当該データ交換機の経済性が大幅に向上する。
において、バックアップ回線を接続する回線対応部が各
種回線種別に対して共用化される為、利用効率も向上
し、当該データ交換機の経済性が大幅に向上する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明(請求項4)の実施形態に
よるデータ交換機を示す図であり、図3は本発明(請求
項4)の実施形態によるデータ設定シーケンスを示す図
であり、図4は本発明(請求項4、2)の実施形態によ
るデータ設定シーケンスを示す図であり、図5は本発明
(請求項4、3)の実施形態によるデータ設定シーケン
スを示す図であり、図6は本発明(請求項5)の実施形
態によるデータ交換機を示す図であり、図7は本発明
(請求項5)の実施形態によるデータ設定シーケンスを
示す図であり、図8は本発明(請求項5、6)の実施形
態によるデータ設定シーケンスを示す図であり、図9は
本発明(請求項7)の実施形態によるデータ交換機を示
す図であり、図10は本発明(請求項7)の実施形態に
よるデータ設定シーケンスを示す図であり、図11は本
発明(請求項8)の実施形態によるデータ交換機を示す
図であり、図12は本発明(請求項8)の実施形態によ
るデータ設定シーケンスを示す図であり、図13は本発
明(請求項9、10)の実施形態によるデータ交換機を
示す図であり、図14は本発明(請求項9)の実施形態
によるデータ設定シーケンスを示す図であり、図15は
本発明(請求項10)の実施形態によるデータ設定シー
ケンスを示す図であり、図16は本発明(請求項11)
の実施形態によるデータ交換機を示す図であり、図17
は本発明(請求項11)の実施形態によるデータ設定シ
ーケンスを示す図であり、図18は本発明(請求項1
2)の実施形態によるデータ交換機を示す図であり、図
19は本発明(請求項12)の実施形態によるバックア
ップ起動シーケンスを示す図であり、図20は本発明
(請求項13、14)の実施形態によるデータ交換機を
示す図であり、図21は本発明(請求項13、14)の
実施形態によるバックアップ起動シーケンスを示す図で
あり、図22は本発明(請求項15、16)の実施形態
によるデータ交換機を示す図であり、図23は本発明
(請求項15、16)の実施形態によるバックアップ起
動シーケンスを示す図であり、図24は本発明(請求項
17)の実施形態によるデータ交換機を示す図であり、
図25は本発明(請求項17)の実施形態によるバック
アップ起動シーケンスを示す図であり、図26は本発明
(請求項18)の実施形態によるデータ交換機を示す図
であり、図27は本発明(請求項18)の実施形態によ
るデータ復帰シーケンスを示す図であり、図28は本発
明(請求項19)の実施形態によるデータ交換機を示す
図であり、図29は本発明(請求項19)の実施形態に
よるデータ復帰シーケンスを示す図であり、図30は本
発明(請求項19)の他の実施形態によるデータ交換機
を示す図であり、図31は図30におけるデータ復帰シ
ーケンスを示す図であり、図32は本発明(請求項1
9)の他の実施形態によるデータ交換機を示す図であ
り、図33は本発明(請求項20)の実施形態によるデ
ータ交換機を示す図であり、図34は本発明(請求項2
0)の実施形態によるデータ復帰シーケンスを示す図で
あり、図35は本発明(請求項21)の実施形態による
データ交換機を示す図であり、図36は本発明(請求項
21)の実施形態によるデータ復帰シーケンスを示す図
である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。また対象とする通信網は図37に示す通りとし、更
に対象とするデータ交換機の構成は図38に示す通りと
する。
より説明する。図2は本発明(請求項4)の実施形態に
よるデータ交換機を示す図であり、図3は本発明(請求
項4)の実施形態によるデータ設定シーケンスを示す図
であり、図4は本発明(請求項4、2)の実施形態によ
るデータ設定シーケンスを示す図であり、図5は本発明
(請求項4、3)の実施形態によるデータ設定シーケン
スを示す図であり、図6は本発明(請求項5)の実施形
態によるデータ交換機を示す図であり、図7は本発明
(請求項5)の実施形態によるデータ設定シーケンスを
示す図であり、図8は本発明(請求項5、6)の実施形
態によるデータ設定シーケンスを示す図であり、図9は
本発明(請求項7)の実施形態によるデータ交換機を示
す図であり、図10は本発明(請求項7)の実施形態に
よるデータ設定シーケンスを示す図であり、図11は本
発明(請求項8)の実施形態によるデータ交換機を示す
図であり、図12は本発明(請求項8)の実施形態によ
るデータ設定シーケンスを示す図であり、図13は本発
明(請求項9、10)の実施形態によるデータ交換機を
示す図であり、図14は本発明(請求項9)の実施形態
によるデータ設定シーケンスを示す図であり、図15は
本発明(請求項10)の実施形態によるデータ設定シー
ケンスを示す図であり、図16は本発明(請求項11)
の実施形態によるデータ交換機を示す図であり、図17
は本発明(請求項11)の実施形態によるデータ設定シ
ーケンスを示す図であり、図18は本発明(請求項1
2)の実施形態によるデータ交換機を示す図であり、図
19は本発明(請求項12)の実施形態によるバックア
ップ起動シーケンスを示す図であり、図20は本発明
(請求項13、14)の実施形態によるデータ交換機を
示す図であり、図21は本発明(請求項13、14)の
実施形態によるバックアップ起動シーケンスを示す図で
あり、図22は本発明(請求項15、16)の実施形態
によるデータ交換機を示す図であり、図23は本発明
(請求項15、16)の実施形態によるバックアップ起
動シーケンスを示す図であり、図24は本発明(請求項
17)の実施形態によるデータ交換機を示す図であり、
図25は本発明(請求項17)の実施形態によるバック
アップ起動シーケンスを示す図であり、図26は本発明
(請求項18)の実施形態によるデータ交換機を示す図
であり、図27は本発明(請求項18)の実施形態によ
るデータ復帰シーケンスを示す図であり、図28は本発
明(請求項19)の実施形態によるデータ交換機を示す
図であり、図29は本発明(請求項19)の実施形態に
よるデータ復帰シーケンスを示す図であり、図30は本
発明(請求項19)の他の実施形態によるデータ交換機
を示す図であり、図31は図30におけるデータ復帰シ
ーケンスを示す図であり、図32は本発明(請求項1
9)の他の実施形態によるデータ交換機を示す図であ
り、図33は本発明(請求項20)の実施形態によるデ
ータ交換機を示す図であり、図34は本発明(請求項2
0)の実施形態によるデータ復帰シーケンスを示す図で
あり、図35は本発明(請求項21)の実施形態による
データ交換機を示す図であり、図36は本発明(請求項
21)の実施形態によるデータ復帰シーケンスを示す図
である。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。また対象とする通信網は図37に示す通りとし、更
に対象とするデータ交換機の構成は図38に示す通りと
する。
【0045】図2乃至図38において、主処理部(MP
R)(11)の記憶部(114)には、当該データ交換
機(DSW)(1)の接続対象とされる総ての種類のバ
ックアップ回線(6)に対応するバックアップ回線物理
データ(PDB1)乃至(PD By)と、当該データ交換機
(DSW)(1)に接続される各通信回線を対象とする
総てのバックアップ回線論理データ(LDBa)乃至(L
DBx)が格納されている。
R)(11)の記憶部(114)には、当該データ交換
機(DSW)(1)の接続対象とされる総ての種類のバ
ックアップ回線(6)に対応するバックアップ回線物理
データ(PDB1)乃至(PD By)と、当該データ交換機
(DSW)(1)に接続される各通信回線を対象とする
総てのバックアップ回線論理データ(LDBa)乃至(L
DBx)が格納されている。
【0046】またバックアップ回線収容回線対応部(L
C)(14B )は、接続されるバックアップ回線(6)
の種類を全く限定しておらず、従って、バックアップ回
線(6)を接続していない状態では、如何なる種類のバ
ックアップ回線物理データ(PDB1)およびバックアッ
プ回線論理データ(LDBa)も設定されていない。
C)(14B )は、接続されるバックアップ回線(6)
の種類を全く限定しておらず、従って、バックアップ回
線(6)を接続していない状態では、如何なる種類のバ
ックアップ回線物理データ(PDB1)およびバックアッ
プ回線論理データ(LDBa)も設定されていない。
【0047】最初に、本発明(請求項4)の実施形態
を、図2および図3を用いて説明する。図2において
は、データ交換機(DSW)(1)を構成する主処理部
(MPR)(11)、バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )およびバックアップ回線非収容回線
対応部(LC)(14N )のみが示されており、それ以
外の構成機器は省略されている。
を、図2および図3を用いて説明する。図2において
は、データ交換機(DSW)(1)を構成する主処理部
(MPR)(11)、バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )およびバックアップ回線非収容回線
対応部(LC)(14N )のみが示されており、それ以
外の構成機器は省略されている。
【0048】また本発明(請求項4)の実施形態におい
ては、主処理部(MPR)(11)内のデータ送信部
(112)にはデータ圧縮部(113)は設けられてお
らず、またバックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )およびバックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )内の自LC内データ展開部(142
B )および(142N )には、データ復元部(14
4B )または(144N )は設けられていない。
ては、主処理部(MPR)(11)内のデータ送信部
(112)にはデータ圧縮部(113)は設けられてお
らず、またバックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )およびバックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )内の自LC内データ展開部(142
B )および(142N )には、データ復元部(14
4B )または(144N )は設けられていない。
【0049】図2および図3において、バックアップ回
線非収容回線対応部(LC)(14 N )には既に所定の
通信回線が接続済であり、バックアップ回線収容回線対
応部(LC)(14B )にはまだバックアップ回線
(6)が未接続の状態では、バックアップ回線非収容回
線対応部(LC)(14N )の記憶部(143N )に
は、既に収容済の通信回線に対応する図示されぬ物理デ
ータ(PD)および論理データ(LD)が設定されてい
るが、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14
B )の記憶部(143B )には、如何なるバックアップ
回線物理データ(PD B )およびバックアップ回線論理
データ(LDB )も未設定である。
線非収容回線対応部(LC)(14 N )には既に所定の
通信回線が接続済であり、バックアップ回線収容回線対
応部(LC)(14B )にはまだバックアップ回線
(6)が未接続の状態では、バックアップ回線非収容回
線対応部(LC)(14N )の記憶部(143N )に
は、既に収容済の通信回線に対応する図示されぬ物理デ
ータ(PD)および論理データ(LD)が設定されてい
るが、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14
B )の記憶部(143B )には、如何なるバックアップ
回線物理データ(PD B )およびバックアップ回線論理
データ(LDB )も未設定である。
【0050】かかる状態で、データ交換機(DSW)
(1)に接続済の中継線(3)または端末回線(4)
〔以後中継線(3)等と総称する〕に対し、ISDN網
(5)を経由するバックアップ通信路を設定する必要が
生じ、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14
B )にISDN網(5)に到るバックアップ回線(6)
を接続する必要が生じたとすると、主処理部(MPR)
(11)内のバックアップ接続制御部(111)が、バ
ックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対
してバックアップ回線物理データ(PDB1)乃至(PD
Bn)およびバックアップ回線論理データ(LDBa)を設
定し、バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )にバックアップ回線論理データ(LDBa)を更新
設定する要求を生成し〔図3シーケンスSQ31〕、デ
ータ送信部(112)に伝達する。
(1)に接続済の中継線(3)または端末回線(4)
〔以後中継線(3)等と総称する〕に対し、ISDN網
(5)を経由するバックアップ通信路を設定する必要が
生じ、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14
B )にISDN網(5)に到るバックアップ回線(6)
を接続する必要が生じたとすると、主処理部(MPR)
(11)内のバックアップ接続制御部(111)が、バ
ックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対
してバックアップ回線物理データ(PDB1)乃至(PD
Bn)およびバックアップ回線論理データ(LDBa)を設
定し、バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )にバックアップ回線論理データ(LDBa)を更新
設定する要求を生成し〔図3シーケンスSQ31〕、デ
ータ送信部(112)に伝達する。
【0051】なおバックアップ回線物理データ(P
DB )が複数存在するのは、バックアップ回線収容回線
対応部(LC)(14B )に接続されるバックアップ回
線(6)が複数回線から構成されている、所謂マルチリ
ンク手順に対処する為である。
DB )が複数存在するのは、バックアップ回線収容回線
対応部(LC)(14B )に接続されるバックアップ回
線(6)が複数回線から構成されている、所謂マルチリ
ンク手順に対処する為である。
【0052】データ送信部(112)は、バックアップ
接続制御部(111)からの指示に従って、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対しては、
記憶部(114)からバックアップ回線物理データ(P
DB1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理デー
タ(LDBa)を抽出して転送し〔シーケンスSQ32お
よびSQ33〕、またバックアップ回線非収容回線対応
部(LC)(14N )に対しては、記憶部(114)か
らバックアップ回線論理データ(LDBa)を抽出して転
送する〔シーケンスSQ32およびSQ34〕。
接続制御部(111)からの指示に従って、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対しては、
記憶部(114)からバックアップ回線物理データ(P
DB1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理デー
タ(LDBa)を抽出して転送し〔シーケンスSQ32お
よびSQ33〕、またバックアップ回線非収容回線対応
部(LC)(14N )に対しては、記憶部(114)か
らバックアップ回線論理データ(LDBa)を抽出して転
送する〔シーケンスSQ32およびSQ34〕。
【0053】バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )においては、データ受信部(141B )が、
データ送信部(112)から転送されたバックアップ回
線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)およびバックア
ップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シーケン
スSQ35〕、自LC内データ展開部(142B )に伝
達し、自LC内データ展開部(142B )が、伝達され
たバックアップ回線物理データ(PDB1)乃至(P
DBn)およびバックアップ回線論理データ(LDBa)
を、記憶部(143B )の所定領域に設定(展開)する
〔シーケンスSQ36〕。
(14B )においては、データ受信部(141B )が、
データ送信部(112)から転送されたバックアップ回
線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)およびバックア
ップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シーケン
スSQ35〕、自LC内データ展開部(142B )に伝
達し、自LC内データ展開部(142B )が、伝達され
たバックアップ回線物理データ(PDB1)乃至(P
DBn)およびバックアップ回線論理データ(LDBa)
を、記憶部(143B )の所定領域に設定(展開)する
〔シーケンスSQ36〕。
【0054】またバックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )においては、データ受信部(141
N )が、データ送信部(112)から転送されたバック
アップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シーケ
ンスSQ37〕、自LC内データ展開部(142N )に
伝達し、自LC内データ展開部(142N )が、伝達さ
れたバックアップ回線論理データ(LDBa)を、記憶部
(143N )の所定領域に設定済の論理データ(LD)
の代わりに更新設定(展開)する〔シーケンスSQ3
8〕。
(LC)(14N )においては、データ受信部(141
N )が、データ送信部(112)から転送されたバック
アップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シーケ
ンスSQ37〕、自LC内データ展開部(142N )に
伝達し、自LC内データ展開部(142N )が、伝達さ
れたバックアップ回線論理データ(LDBa)を、記憶部
(143N )の所定領域に設定済の論理データ(LD)
の代わりに更新設定(展開)する〔シーケンスSQ3
8〕。
【0055】以上によりバックアップ回線収容回線対応
部(LC)(14B )には、バックアップ回線(6)が
接続されたこととなり、データ交換機(DSW)(1)
はISDN網(5)を経由するバックアップ通信路を経
由する通信を開始する。
部(LC)(14B )には、バックアップ回線(6)が
接続されたこととなり、データ交換機(DSW)(1)
はISDN網(5)を経由するバックアップ通信路を経
由する通信を開始する。
【0056】次に、本発明(請求項4および2)の実施
形態を、図2および図4を用いて説明する。本発明(請
求項4および2)の実施形態においては、主処理部(M
PR)(11)内のデータ送信部(112)にはデータ
圧縮部(113)は設けられており、またバックアップ
回線収容回線対応部(LC)(14B )およびバックア
ップ回線非収容回線対応部(LC)(14N )内の自L
C内データ展開部(142B)および(142N )に
は、データ復元部(144B )または(144N )が設
けられている。
形態を、図2および図4を用いて説明する。本発明(請
求項4および2)の実施形態においては、主処理部(M
PR)(11)内のデータ送信部(112)にはデータ
圧縮部(113)は設けられており、またバックアップ
回線収容回線対応部(LC)(14B )およびバックア
ップ回線非収容回線対応部(LC)(14N )内の自L
C内データ展開部(142B)および(142N )に
は、データ復元部(144B )または(144N )が設
けられている。
【0057】図2および図4において、前述と同様に、
データ交換機(DSW)(1)に接続済の中継線(3)
等に、ISDN網(5)を経由するバックアップ通信路
を設定する必要が生じ、バックアップ回線収容回線対応
部(LC)(14B )にバックアップ回線(6)を接続
する必要が生じたとすると、主処理部(MPR)(1
1)内のバックアップ接続制御部(111)は、前述と
同様に、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )に対してバックアップ回線物理データ(PDB1)
乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)を設定し、バックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )に対してバックアップ回線論理デー
タ(LDBa)を更新設定する要求を生成し〔図4シーケ
ンスSQ41〕、データ送信部(112)に伝達する。
データ交換機(DSW)(1)に接続済の中継線(3)
等に、ISDN網(5)を経由するバックアップ通信路
を設定する必要が生じ、バックアップ回線収容回線対応
部(LC)(14B )にバックアップ回線(6)を接続
する必要が生じたとすると、主処理部(MPR)(1
1)内のバックアップ接続制御部(111)は、前述と
同様に、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )に対してバックアップ回線物理データ(PDB1)
乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)を設定し、バックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )に対してバックアップ回線論理デー
タ(LDBa)を更新設定する要求を生成し〔図4シーケ
ンスSQ41〕、データ送信部(112)に伝達する。
【0058】データ送信部(112)は、バックアップ
接続制御部(111)からの指示に従って、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対しては、
記憶部(114)からバックアップ回線物理データ(P
DB1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理デー
タ(LDBa)を抽出するが、図3における如くその儘バ
ックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )に転
送せず、データ圧縮部(113)により所定の圧縮処理
を施した後〔シーケンスSQ42〕、圧縮済のバックア
ップ回線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)〔以後圧
縮済バックアップ回線物理データ(PDB1C )乃至(P
DBnC )と称する〕および圧縮済のバックアップ回線論
理データ(LDBa)〔以後圧縮済バックアップ回線論理
データ(LDBaC )をバックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )に転送し〔シーケンスSQ43およ
びSQ44〕、またバックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )に対しても、記憶部(114)から
バックアップ回線論理データ(LDBa)を抽出し、デー
タ圧縮部(113)により所定の圧縮処理を施した後
〔シーケンスSQ42〕、圧縮済バックアップ回線論理
データ(LDBaC )をバックアップ回線非収容回線対応
部(LC)(14N )に転送する〔シーケンスSQ43
およびSQ45〕。
接続制御部(111)からの指示に従って、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対しては、
記憶部(114)からバックアップ回線物理データ(P
DB1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理デー
タ(LDBa)を抽出するが、図3における如くその儘バ
ックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )に転
送せず、データ圧縮部(113)により所定の圧縮処理
を施した後〔シーケンスSQ42〕、圧縮済のバックア
ップ回線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)〔以後圧
縮済バックアップ回線物理データ(PDB1C )乃至(P
DBnC )と称する〕および圧縮済のバックアップ回線論
理データ(LDBa)〔以後圧縮済バックアップ回線論理
データ(LDBaC )をバックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )に転送し〔シーケンスSQ43およ
びSQ44〕、またバックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )に対しても、記憶部(114)から
バックアップ回線論理データ(LDBa)を抽出し、デー
タ圧縮部(113)により所定の圧縮処理を施した後
〔シーケンスSQ42〕、圧縮済バックアップ回線論理
データ(LDBaC )をバックアップ回線非収容回線対応
部(LC)(14N )に転送する〔シーケンスSQ43
およびSQ45〕。
【0059】バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )においては、データ受信部(141B )が、
データ送信部(112)から転送された圧縮済バックア
ップ回線物理データ(PDB1C )乃至(PDBnC )およ
び圧縮済バックアップ回線論理データ(LDBaC )を受
信すると〔シーケンスSQ46〕、自LC内データ展開
部(142B )に伝達し、自LC内データ展開部(14
2B )が、伝達された圧縮済バックアップ回線物理デー
タ(PDB1C )乃至(PDBnC )および圧縮済バックア
ップ回線論理データ(LDBaC )を、データ復元部(1
44B )により圧縮前のバックアップ回線物理データ
(PDB1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)に復元した後〔シーケンスSQ4
7〕、記憶部(143B )の所定領域に設定(展開)す
る〔シーケンスSQ48〕。
(14B )においては、データ受信部(141B )が、
データ送信部(112)から転送された圧縮済バックア
ップ回線物理データ(PDB1C )乃至(PDBnC )およ
び圧縮済バックアップ回線論理データ(LDBaC )を受
信すると〔シーケンスSQ46〕、自LC内データ展開
部(142B )に伝達し、自LC内データ展開部(14
2B )が、伝達された圧縮済バックアップ回線物理デー
タ(PDB1C )乃至(PDBnC )および圧縮済バックア
ップ回線論理データ(LDBaC )を、データ復元部(1
44B )により圧縮前のバックアップ回線物理データ
(PDB1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)に復元した後〔シーケンスSQ4
7〕、記憶部(143B )の所定領域に設定(展開)す
る〔シーケンスSQ48〕。
【0060】またバックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )においては、データ受信部(141
N )が、データ送信部(112)から転送された圧縮済
バックアップ回線論理データ(LDBaC )を受信すると
〔シーケンスSQ49〕、自LC内データ展開部(14
2N )に伝達し、自LC内データ展開部(142N )
が、伝達された圧縮済バックアップ回線論理データ(L
DBaC )を、データ復元部(144N )により圧縮前の
バックアップ回線論理データ(LDBa)に復元した後
〔シーケンスSQ4A〕、記憶部(143N )の所定領
域に設定済の論理データ(LD)の代わりに更新設定
(展開)する〔シーケンスSQ4B〕。
(LC)(14N )においては、データ受信部(141
N )が、データ送信部(112)から転送された圧縮済
バックアップ回線論理データ(LDBaC )を受信すると
〔シーケンスSQ49〕、自LC内データ展開部(14
2N )に伝達し、自LC内データ展開部(142N )
が、伝達された圧縮済バックアップ回線論理データ(L
DBaC )を、データ復元部(144N )により圧縮前の
バックアップ回線論理データ(LDBa)に復元した後
〔シーケンスSQ4A〕、記憶部(143N )の所定領
域に設定済の論理データ(LD)の代わりに更新設定
(展開)する〔シーケンスSQ4B〕。
【0061】以上により、本発明(請求項4および2)
の実施形態においては、本発明(請求項4)におけると
同様に、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B)にはバックアップ回線(6)が接続されたことと
なり、データ交換機(DSW)(1)はISDN網
(5)を経由するバックアップ通信路を経由する通信を
開始するが、主処理部(MPR)(11)とバックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )との間を圧縮
済バックアップ回線物理データ(PDB1C )乃至(PD
BnC )および圧縮済バックアップ回線論理データ(LD
BaC )により転送し、また主処理部(MPR)(11)
とバックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )との間を圧縮済バックアップ回線論理データ(L
DBaC )により転送する為、データ転送量が削減され、
主処理部(MPR)(11)と、バックアップ回線収容
回線対応部(LC)(14B )およびバックアップ回線
非収容回線対応部(LC)(14N )間のデータ転送経
路の負荷が大幅に軽減される。
の実施形態においては、本発明(請求項4)におけると
同様に、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B)にはバックアップ回線(6)が接続されたことと
なり、データ交換機(DSW)(1)はISDN網
(5)を経由するバックアップ通信路を経由する通信を
開始するが、主処理部(MPR)(11)とバックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )との間を圧縮
済バックアップ回線物理データ(PDB1C )乃至(PD
BnC )および圧縮済バックアップ回線論理データ(LD
BaC )により転送し、また主処理部(MPR)(11)
とバックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )との間を圧縮済バックアップ回線論理データ(L
DBaC )により転送する為、データ転送量が削減され、
主処理部(MPR)(11)と、バックアップ回線収容
回線対応部(LC)(14B )およびバックアップ回線
非収容回線対応部(LC)(14N )間のデータ転送経
路の負荷が大幅に軽減される。
【0062】次に、本発明(請求項4および3)の実施
形態を、図2および図5を用いて説明する。本発明(請
求項4および3)の実施形態においては、主処理部(M
PR)(11)内のデータ送信部(112)には、本発
明(請求項4および2)の実施形態における如く、デー
タ圧縮部(113)は設けられておらず、代わりに記憶
部(114)内に、データ圧縮部(113)と同様の圧
縮処理が施された圧縮済バックアップ回線物理データ
(PDB1C )乃至(PDByC )および圧縮済バックアッ
プ回線論理データ(LDBaC )乃至(LDBxC )が格納
済であり、またバックアップ回線収容回線対応部(L
C)(14B )およびバックアップ回線非収容回線対応
部(LC)(14N )内の自LC内データ展開部(14
2B )および(142N )には、本発明(請求項4およ
び2)の実施形態におけると同様に、データ復元部(1
44B )または(144N )が設けられている。
形態を、図2および図5を用いて説明する。本発明(請
求項4および3)の実施形態においては、主処理部(M
PR)(11)内のデータ送信部(112)には、本発
明(請求項4および2)の実施形態における如く、デー
タ圧縮部(113)は設けられておらず、代わりに記憶
部(114)内に、データ圧縮部(113)と同様の圧
縮処理が施された圧縮済バックアップ回線物理データ
(PDB1C )乃至(PDByC )および圧縮済バックアッ
プ回線論理データ(LDBaC )乃至(LDBxC )が格納
済であり、またバックアップ回線収容回線対応部(L
C)(14B )およびバックアップ回線非収容回線対応
部(LC)(14N )内の自LC内データ展開部(14
2B )および(142N )には、本発明(請求項4およ
び2)の実施形態におけると同様に、データ復元部(1
44B )または(144N )が設けられている。
【0063】図2および図5において、前述と同様に、
データ交換機(DSW)(1)に接続済の中継線(3)
等にISDN網(5)を経由するバックアップ通信路を
設定する必要が生じ、バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )にバックアップ回線(6)を接続す
る必要が生じたとすると、主処理部(MPR)(11)
内のバックアップ接続制御部(111)が、前述と同様
に、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )に対してバックアップ回線物理データ(PD B1)
乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)を設定し、バックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )にバックアップ回線論理データ(L
DBa)を更新設定する要求を生成し〔図5シーケンスS
Q51〕、データ送信部(112)に伝達する。
データ交換機(DSW)(1)に接続済の中継線(3)
等にISDN網(5)を経由するバックアップ通信路を
設定する必要が生じ、バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )にバックアップ回線(6)を接続す
る必要が生じたとすると、主処理部(MPR)(11)
内のバックアップ接続制御部(111)が、前述と同様
に、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )に対してバックアップ回線物理データ(PD B1)
乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)を設定し、バックアップ回線非収容回線対応部
(LC)(14N )にバックアップ回線論理データ(L
DBa)を更新設定する要求を生成し〔図5シーケンスS
Q51〕、データ送信部(112)に伝達する。
【0064】データ送信部(112)は、バックアップ
接続制御部(111)からの指示に従って、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対しては、
記憶部(114)から圧縮済バックアップ回線物理デー
タ(PDB1C )乃至(PDBn C )および圧縮済バックア
ップ回線論理データ(LDBaC )を抽出して転送し〔シ
ーケンスSQ52およびSQ53〕、またバックアップ
回線非収容回線対応部(LC)(14N )に対しても、
記憶部(114)から圧縮済バックアップ回線論理デー
タ(LDBaC )を抽出して転送する〔シーケンスSQ5
2およびSQ54〕。
接続制御部(111)からの指示に従って、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対しては、
記憶部(114)から圧縮済バックアップ回線物理デー
タ(PDB1C )乃至(PDBn C )および圧縮済バックア
ップ回線論理データ(LDBaC )を抽出して転送し〔シ
ーケンスSQ52およびSQ53〕、またバックアップ
回線非収容回線対応部(LC)(14N )に対しても、
記憶部(114)から圧縮済バックアップ回線論理デー
タ(LDBaC )を抽出して転送する〔シーケンスSQ5
2およびSQ54〕。
【0065】バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )は、主処理部(MPR)(11)から転送さ
れる圧縮済バックアップ回線物理データ(PDB1C )乃
至(PDBnC )および圧縮済バックアップ回線論理デー
タ(LDBaC )を受信すると、本発明(請求項4および
2)におけると同様に、データ復元部(144B )によ
りバックアップ回線物理データ(PDB1)乃至(P
DBn)およびバックアップ回線論理データ(LDBa)に
復元した後に記憶部(143B )に設定(展開)し、ま
たバックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )も、主処理部(MPR)(11)から転送される
圧縮済バックアップ回線論理データ(LDBaC )を受信
すると、本発明(請求項4および2)におけると同様
に、データ復元部(144N )によりバックアップ回線
論理データ(LDBa)に復元した後に記憶部(14
3N )に設定(展開)する。
(14B )は、主処理部(MPR)(11)から転送さ
れる圧縮済バックアップ回線物理データ(PDB1C )乃
至(PDBnC )および圧縮済バックアップ回線論理デー
タ(LDBaC )を受信すると、本発明(請求項4および
2)におけると同様に、データ復元部(144B )によ
りバックアップ回線物理データ(PDB1)乃至(P
DBn)およびバックアップ回線論理データ(LDBa)に
復元した後に記憶部(143B )に設定(展開)し、ま
たバックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )も、主処理部(MPR)(11)から転送される
圧縮済バックアップ回線論理データ(LDBaC )を受信
すると、本発明(請求項4および2)におけると同様
に、データ復元部(144N )によりバックアップ回線
論理データ(LDBa)に復元した後に記憶部(14
3N )に設定(展開)する。
【0066】以上により、本発明(請求項4および3)
の実施形態においては、本発明(請求項4および2)に
おけると同様に、主処理部(MPR)(11)と、バッ
クアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )および
バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(14N )
間のデータ転送経路の負荷が大幅に軽減される以外に、
主処理部(MPR)(11)における、バックアップ回
線収容回線対応部(LC)(14B )に転送するバック
アップ回線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)、並び
にバックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )
およびバックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )に転送するバックアップ回線論理データ(L
DBa)の、データ圧縮部(113)による圧縮処理が不
要となり、主処理部(MPR)(11)の処理負荷が大
幅に軽減される。
の実施形態においては、本発明(請求項4および2)に
おけると同様に、主処理部(MPR)(11)と、バッ
クアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )および
バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(14N )
間のデータ転送経路の負荷が大幅に軽減される以外に、
主処理部(MPR)(11)における、バックアップ回
線収容回線対応部(LC)(14B )に転送するバック
アップ回線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)、並び
にバックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )
およびバックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )に転送するバックアップ回線論理データ(L
DBa)の、データ圧縮部(113)による圧縮処理が不
要となり、主処理部(MPR)(11)の処理負荷が大
幅に軽減される。
【0067】なお、以上の如く、送信側で、データ圧縮
部(113)によりバックアップ回線物理データ(PD
B1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)を圧縮済バックアップ回線物理データ(PD
B1C )乃至(PDBnC )および圧縮済バックアップ回線
論理データ(LDBaC )に圧縮して転送し、または記憶
部(114)に記憶済の圧縮済バックアップ回線物理デ
ータ(PDB1C )乃至(PDBnC )および圧縮済バック
アップ回線論理データ(LDBaC )を転送し、受信側
で、データ復元部(144B )または(144N )によ
り圧縮済バックアップ回線物理データ(PDB1C )乃至
(PDBnC )および圧縮済バックアップ回線論理データ
(LDBaC )をバックアップ回線物理データ(PDB1)
乃至(PD Bn)およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)に復元することにより、転送経路の負荷を削減す
る手法は、本発明(請求項4)の実施形態によるデータ
交換機(DSW)(1)に適用されるものに限定される
ことは無く、以下に説明する各種実施形態において適用
可能であり、同等の効果を挙げることが可能であるが、
各実施形態における適用は、重複を避ける為に省略す
る。
部(113)によりバックアップ回線物理データ(PD
B1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)を圧縮済バックアップ回線物理データ(PD
B1C )乃至(PDBnC )および圧縮済バックアップ回線
論理データ(LDBaC )に圧縮して転送し、または記憶
部(114)に記憶済の圧縮済バックアップ回線物理デ
ータ(PDB1C )乃至(PDBnC )および圧縮済バック
アップ回線論理データ(LDBaC )を転送し、受信側
で、データ復元部(144B )または(144N )によ
り圧縮済バックアップ回線物理データ(PDB1C )乃至
(PDBnC )および圧縮済バックアップ回線論理データ
(LDBaC )をバックアップ回線物理データ(PDB1)
乃至(PD Bn)およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)に復元することにより、転送経路の負荷を削減す
る手法は、本発明(請求項4)の実施形態によるデータ
交換機(DSW)(1)に適用されるものに限定される
ことは無く、以下に説明する各種実施形態において適用
可能であり、同等の効果を挙げることが可能であるが、
各実施形態における適用は、重複を避ける為に省略す
る。
【0068】次に、本発明(請求項5)の実施形態を、
図6および図7を用いて説明する。図6においても、デ
ータ交換機(DSW)(1)を構成する主処理部(MP
R)(11)、バックアップ回線収容回線対応部(L
C)(14B )およびバックアップ回線非収容回線対応
部(LC)(14N )のみが示されており、それ以外の
構成機器は省略されている。
図6および図7を用いて説明する。図6においても、デ
ータ交換機(DSW)(1)を構成する主処理部(MP
R)(11)、バックアップ回線収容回線対応部(L
C)(14B )およびバックアップ回線非収容回線対応
部(LC)(14N )のみが示されており、それ以外の
構成機器は省略されている。
【0069】また本発明(請求項5)の実施形態におい
ては、バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )内のデータ受信部(141N )は、直接主処理部
(MPR)(11)内のデータ送信部(112)に接続
されておらず、バックアップ回線収容回線対応部(L
C)(14B )内に設けられている他LC送信部(14
5B )に、回線間転送バス(12)を経由して接続され
ている。
ては、バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )内のデータ受信部(141N )は、直接主処理部
(MPR)(11)内のデータ送信部(112)に接続
されておらず、バックアップ回線収容回線対応部(L
C)(14B )内に設けられている他LC送信部(14
5B )に、回線間転送バス(12)を経由して接続され
ている。
【0070】図6および図7において、前述と同様に、
データ交換機(DSW)(1)に接続済の中継線(3)
等にISDN網(5)を経由するバックアップ通信路を
設定する必要が生じ、バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )にバックアップ回線(6)を接続す
る必要が生じたとすると、主処理部(MPR)(11)
内のバックアップ接続制御部(111)が、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対してバッ
クアップ回線物理データ(PDB1)乃至(PD Bn)およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)を設定した
後、バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(14
N )にバックアップ回線論理データ(LD Ba)を更新設
定する要求を生成し〔図7シーケンスSQ71〕、デー
タ送信部(112)に伝達する。
データ交換機(DSW)(1)に接続済の中継線(3)
等にISDN網(5)を経由するバックアップ通信路を
設定する必要が生じ、バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )にバックアップ回線(6)を接続す
る必要が生じたとすると、主処理部(MPR)(11)
内のバックアップ接続制御部(111)が、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対してバッ
クアップ回線物理データ(PDB1)乃至(PD Bn)およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)を設定した
後、バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(14
N )にバックアップ回線論理データ(LD Ba)を更新設
定する要求を生成し〔図7シーケンスSQ71〕、デー
タ送信部(112)に伝達する。
【0071】データ送信部(112)は、バックアップ
接続制御部(111)からの指示に従って、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対しての
み、記憶部(114)からバックアップ回線物理データ
(PDB1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)を抽出して転送する〔シーケンスSQ
72およびSQ73〕。
接続制御部(111)からの指示に従って、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対しての
み、記憶部(114)からバックアップ回線物理データ
(PDB1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)を抽出して転送する〔シーケンスSQ
72およびSQ73〕。
【0072】バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )においては、データ受信部(141B )が、
データ送信部(112)から転送されたバックアップ回
線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)およびバックア
ップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シーケン
スSQ74〕、自LC内データ展開部(142B )に伝
達すると共に、他LC送信部(145B )を起動する。
(14B )においては、データ受信部(141B )が、
データ送信部(112)から転送されたバックアップ回
線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)およびバックア
ップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シーケン
スSQ74〕、自LC内データ展開部(142B )に伝
達すると共に、他LC送信部(145B )を起動する。
【0073】自LC内データ展開部(142B )は、前
述と同様に、伝達されたバックアップ回線物理データ
(PDB1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)を、記憶部(143B )の所定領域に
設定(展開)する〔シーケンスSQ75〕。
述と同様に、伝達されたバックアップ回線物理データ
(PDB1)乃至(PDBn)およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)を、記憶部(143B )の所定領域に
設定(展開)する〔シーケンスSQ75〕。
【0074】一方、起動された他LC送信部(14
5B )は、データ受信部(141B )が受信したバック
アップ回線論理データ(LDBa)のみを抽出し、回線間
転送バス(12)を経由してバックアップ回線非収容回
線対応部(LC)(14N )へ転送する〔シーケンスS
Q76およびSQ77〕。
5B )は、データ受信部(141B )が受信したバック
アップ回線論理データ(LDBa)のみを抽出し、回線間
転送バス(12)を経由してバックアップ回線非収容回
線対応部(LC)(14N )へ転送する〔シーケンスS
Q76およびSQ77〕。
【0075】バックアップ回線非収容回線対応部(L
C)(14N )においては、データ受信部(141N )
が、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )内の他LC送信部(145B )から転送されたバ
ックアップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シ
ーケンスSQ78〕、自LC内データ展開部(14
2N )に伝達し、自LC内データ展開部(142N )
が、伝達されたバックアップ回線論理データ(LDBa)
を、記憶部(143N )の所定領域に設定済の論理デー
タ(LD)の代わりに更新設定(展開)する〔シーケン
スSQ79〕。
C)(14N )においては、データ受信部(141N )
が、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )内の他LC送信部(145B )から転送されたバ
ックアップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シ
ーケンスSQ78〕、自LC内データ展開部(14
2N )に伝達し、自LC内データ展開部(142N )
が、伝達されたバックアップ回線論理データ(LDBa)
を、記憶部(143N )の所定領域に設定済の論理デー
タ(LD)の代わりに更新設定(展開)する〔シーケン
スSQ79〕。
【0076】以上によりバックアップ回線収容回線対応
部(LC)(14B )にはバックアップ回線(6)が接
続されたこととなり、データ交換機(DSW)(1)は
ISDN網(5)を経由するバックアップ通信路を経由
する通信を開始する。本発明(請求項5)の実施形態に
よれば、主処理部(MPR)(11)は、バックアップ
回線収容回線対応部(LC)(14B )に対してバック
アップ回線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)および
バックアップ回線論理データ(LDBa)を転送するのみ
で、バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(14
N )へはバックアップ回線論理データ(LDBa)を転送
する必要が無くなり、主処理部(MPR)(11)の負
荷軽減に有効となる。
部(LC)(14B )にはバックアップ回線(6)が接
続されたこととなり、データ交換機(DSW)(1)は
ISDN網(5)を経由するバックアップ通信路を経由
する通信を開始する。本発明(請求項5)の実施形態に
よれば、主処理部(MPR)(11)は、バックアップ
回線収容回線対応部(LC)(14B )に対してバック
アップ回線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)および
バックアップ回線論理データ(LDBa)を転送するのみ
で、バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(14
N )へはバックアップ回線論理データ(LDBa)を転送
する必要が無くなり、主処理部(MPR)(11)の負
荷軽減に有効となる。
【0077】次に、本発明(請求項5および6)の実施
形態を、図6および図8を用いて説明する。本発明(請
求項5および6)の実施形態が、本発明(請求項5)の
実施形態と異なる点は、主処理部(MPR)(11)内
のバックアップ接続制御部(111)と、バックアップ
回線収容回線対応部(LC)(14B )内の他LC送信
部(145B )とが、指示伝達経路(121)により接
続されている点にある。
形態を、図6および図8を用いて説明する。本発明(請
求項5および6)の実施形態が、本発明(請求項5)の
実施形態と異なる点は、主処理部(MPR)(11)内
のバックアップ接続制御部(111)と、バックアップ
回線収容回線対応部(LC)(14B )内の他LC送信
部(145B )とが、指示伝達経路(121)により接
続されている点にある。
【0078】図6および図8において、前述と同様に、
データ交換機(DSW)(1)に接続済の中継線(3)
等にISDN網(5)を経由するバックアップ通信路を
設定する必要が生じ、バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )にバックアップ回線(6)を接続す
る必要が生じたとすると、主処理部(MPR)(11)
内のバックアップ接続制御部(111)は、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対してバッ
クアップ回線物理データ(PDB1)乃至(PD Bn)およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)を設定した
後、バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(14
N )にバックアップ回線論理データ(LD Ba)を更新設
定する要求を生成し〔図8シーケンスSQ81〕、デー
タ送信部(112)に伝達するが、バックアップ回線論
理データ(LDBa)のバックアップ回線非収容回線対応
部(LC)(14N )への転送は、他LC送信部(14
5B)が自律的に実行させず、バックアップ接続制御部
(111)からの指示に基づき実行することを指示す
る。
データ交換機(DSW)(1)に接続済の中継線(3)
等にISDN網(5)を経由するバックアップ通信路を
設定する必要が生じ、バックアップ回線収容回線対応部
(LC)(14B )にバックアップ回線(6)を接続す
る必要が生じたとすると、主処理部(MPR)(11)
内のバックアップ接続制御部(111)は、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )に対してバッ
クアップ回線物理データ(PDB1)乃至(PD Bn)およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)を設定した
後、バックアップ回線非収容回線対応部(LC)(14
N )にバックアップ回線論理データ(LD Ba)を更新設
定する要求を生成し〔図8シーケンスSQ81〕、デー
タ送信部(112)に伝達するが、バックアップ回線論
理データ(LDBa)のバックアップ回線非収容回線対応
部(LC)(14N )への転送は、他LC送信部(14
5B)が自律的に実行させず、バックアップ接続制御部
(111)からの指示に基づき実行することを指示す
る。
【0079】その結果、本発明(請求項5)におけると
同様の過程で、主処理部(MPR)(11)からバック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )にバック
アップ回線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)および
バックアップ回線論理データ(LDBa)が転送され、バ
ックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )がバ
ックアップ回線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)お
よびバックアップ回線論理データ(LDBa)を記憶部
(143B )内に設定(展開)した後は、他LC送信部
(145B )は直ちに起動されることは無く、バックア
ップ接続制御部(111)から指示伝達経路(121)
を経由して伝達される起動指示を待機する〔シーケンス
SQ82乃至SQ85〕。
同様の過程で、主処理部(MPR)(11)からバック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )にバック
アップ回線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)および
バックアップ回線論理データ(LDBa)が転送され、バ
ックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )がバ
ックアップ回線物理データ(PDB1)乃至(PDBn)お
よびバックアップ回線論理データ(LDBa)を記憶部
(143B )内に設定(展開)した後は、他LC送信部
(145B )は直ちに起動されることは無く、バックア
ップ接続制御部(111)から指示伝達経路(121)
を経由して伝達される起動指示を待機する〔シーケンス
SQ82乃至SQ85〕。
【0080】やがてバックアップ接続制御部(111)
から指示伝達経路(121)を経由して、バックアップ
回線論理データ(LDBa)内の指定したデータをバック
アップ回線非収容回線対応部(LC)(14N )へ転送
開始する起動指示が伝達されると〔シーケンスSQ8
6〕、LC送信部(145B )は起動し、記憶部(14
3B )に設定済のバックアップ回線論理データ(L
DBa)の中から、アップ接続制御部(111)により指
示されたデータを抽出し、回線間転送バス(12)を経
由してバックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )へ転送する〔シーケンスSQ87乃至SQ8
A〕。
から指示伝達経路(121)を経由して、バックアップ
回線論理データ(LDBa)内の指定したデータをバック
アップ回線非収容回線対応部(LC)(14N )へ転送
開始する起動指示が伝達されると〔シーケンスSQ8
6〕、LC送信部(145B )は起動し、記憶部(14
3B )に設定済のバックアップ回線論理データ(L
DBa)の中から、アップ接続制御部(111)により指
示されたデータを抽出し、回線間転送バス(12)を経
由してバックアップ回線非収容回線対応部(LC)(1
4N )へ転送する〔シーケンスSQ87乃至SQ8
A〕。
【0081】その結果、バックアップ回線収容回線対応
部(LC)(14B )からバックアップ回線非収容回線
対応部(LC)(14N )へは、バックアップ回線論理
データ(LDBa)内の真に必要なデータのみが転送され
ることとなり、回線間転送バス(12)の負荷軽減とな
る。
部(LC)(14B )からバックアップ回線非収容回線
対応部(LC)(14N )へは、バックアップ回線論理
データ(LDBa)内の真に必要なデータのみが転送され
ることとなり、回線間転送バス(12)の負荷軽減とな
る。
【0082】次に、本発明(請求項7)の実施形態を、
図9および図10を用いて説明する。図9においては、
データ交換機(DSW)(1)を構成する主処理部(M
PR)(11)と、二重化された回線対応部(LC)
(14)と、複数の回線対応部(LC)(14)を制御
する二重化された回線処理部(MP)(13)とが示さ
れており、それ以外の構成機器は省略されている。
図9および図10を用いて説明する。図9においては、
データ交換機(DSW)(1)を構成する主処理部(M
PR)(11)と、二重化された回線対応部(LC)
(14)と、複数の回線対応部(LC)(14)を制御
する二重化された回線処理部(MP)(13)とが示さ
れており、それ以外の構成機器は省略されている。
【0083】なお二重化された回線対応部(LC)(1
4)は、一方が運用状態、他方が待機状態で運用されて
おり、一方を運用系回線対応部(LCINS )(1
4INS )、他方を待機系回線対応部(LCSBY )(14
SBY )と称する。
4)は、一方が運用状態、他方が待機状態で運用されて
おり、一方を運用系回線対応部(LCINS )(1
4INS )、他方を待機系回線対応部(LCSBY )(14
SBY )と称する。
【0084】図9および図10において、主処理部(M
PR)(11)のバックアップ接続制御部(111)
に、待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )に対す
るバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)の更新設定要求が生じ
たとすると〔図10シーケンスSQA1〕、バックアッ
プ接続制御部(111)はMP送信部(11C)に、待
機系回線対応部(LCSB Y )(14SBY )に対するバッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)の送信を指示する〔シーケン
スSQA2〕。
PR)(11)のバックアップ接続制御部(111)
に、待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )に対す
るバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)の更新設定要求が生じ
たとすると〔図10シーケンスSQA1〕、バックアッ
プ接続制御部(111)はMP送信部(11C)に、待
機系回線対応部(LCSB Y )(14SBY )に対するバッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)の送信を指示する〔シーケン
スSQA2〕。
【0085】MP送信部(11C)は、バックアップ接
続制御部(111)からの指示に従って、記憶部(11
4)からバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)を抽出し、運用
系回線処理部(MPINS )(13INS )に転送する〔シ
ーケンスSQA2およびSQA3〕。
続制御部(111)からの指示に従って、記憶部(11
4)からバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)を抽出し、運用
系回線処理部(MPINS )(13INS )に転送する〔シ
ーケンスSQA2およびSQA3〕。
【0086】運用系回線処理部(MPINS )(1
3INS )においては、LCSBY 送信部(131SBY )
が、MP送信部(11C)から転送されたバックアップ
回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)を、運用系バスまたは待機系バスを経
由して待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )に転
送する〔シーケンスSQA4およびSQA5〕。
3INS )においては、LCSBY 送信部(131SBY )
が、MP送信部(11C)から転送されたバックアップ
回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)を、運用系バスまたは待機系バスを経
由して待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )に転
送する〔シーケンスSQA4およびSQA5〕。
【0087】待機系回線対応部(LCSBY )(1
4SBY )においては、データ受信部(141SBY )が、
運用系回線処理部(MPINS )(13INS )から転送さ
れたバックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シー
ケンスSQA6〕、記憶部(143SBY )の所定領域に
設定する〔シーケンスSQA7〕。
4SBY )においては、データ受信部(141SBY )が、
運用系回線処理部(MPINS )(13INS )から転送さ
れたバックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シー
ケンスSQA6〕、記憶部(143SBY )の所定領域に
設定する〔シーケンスSQA7〕。
【0088】以上により、待機系回線対応部(L
CSBY )(14SBY )に対してバックアップ回線物理デ
ータ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)が設定可能となる。
CSBY )(14SBY )に対してバックアップ回線物理デ
ータ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)が設定可能となる。
【0089】次に、本発明(請求項8)の実施形態を、
図11および図12を用いて説明する。図11において
も、図9におけると同様に、データ交換機(DSW)
(1)を構成する主処理部(MPR)(11)と、二重
化された回線処理部(MPINS )(13INS )および
(MPSBY )(13SBY )と、二重化された回線対応部
(LCINS )(14INS )および(LCSBY )(14
SBY )とが示されるが、特に複数の待機系回線対応部
(LCSBY0)(14SBY0)および(LCSBY1)(14
SBY1)が設けられている。
図11および図12を用いて説明する。図11において
も、図9におけると同様に、データ交換機(DSW)
(1)を構成する主処理部(MPR)(11)と、二重
化された回線処理部(MPINS )(13INS )および
(MPSBY )(13SBY )と、二重化された回線対応部
(LCINS )(14INS )および(LCSBY )(14
SBY )とが示されるが、特に複数の待機系回線対応部
(LCSBY0)(14SBY0)および(LCSBY1)(14
SBY1)が設けられている。
【0090】図11および図12において、主処理部
(MPR)(11)のバックアップ接続制御部(11
1)に、複数の待機系回線対応部(LCSBY0)(14
SBY0)および(LCSBY1)(14SBY1)に対して同一の
バックアップ回線物理データ(PD B )およびバックア
ップ回線論理データ(LDBa)の更新設定要求が生じた
とすると〔図12シーケンスSQC1〕、図12に示さ
れる如き、三種類の転送経路が考慮される。
(MPR)(11)のバックアップ接続制御部(11
1)に、複数の待機系回線対応部(LCSBY0)(14
SBY0)および(LCSBY1)(14SBY1)に対して同一の
バックアップ回線物理データ(PD B )およびバックア
ップ回線論理データ(LDBa)の更新設定要求が生じた
とすると〔図12シーケンスSQC1〕、図12に示さ
れる如き、三種類の転送経路が考慮される。
【0091】即ちシーケンスSQ2a乃至SQ8aは、
主処理部(MPR)(11)のMP INS 送信部(11C
INS )から運用系回線処理部(MPINS )(13INS )
を介して複数の待機系回線対応部(LCSBY0)(14
SBY0)および(LCSBY1)(14SBY1)に転送するもの
であり、待機系回線処理部(MPSBY )(13SBY )の
負荷軽減に特徴がある。
主処理部(MPR)(11)のMP INS 送信部(11C
INS )から運用系回線処理部(MPINS )(13INS )
を介して複数の待機系回線対応部(LCSBY0)(14
SBY0)および(LCSBY1)(14SBY1)に転送するもの
であり、待機系回線処理部(MPSBY )(13SBY )の
負荷軽減に特徴がある。
【0092】またシーケンスSQ2b乃至SQ8bは、
主処理部(MPR)(11)のMP INS 送信部(11C
INS )から待機系回線処理部(MPSBY )(13SBY )
を介して複数の待機系回線対応部(LCSBY0)(14
SBY0)および(LCSBY1)(14SBY1)に転送するもの
であり、運用系回線処理部(MPINS )(13INS )の
負荷軽減に特徴がある。
主処理部(MPR)(11)のMP INS 送信部(11C
INS )から待機系回線処理部(MPSBY )(13SBY )
を介して複数の待機系回線対応部(LCSBY0)(14
SBY0)および(LCSBY1)(14SBY1)に転送するもの
であり、運用系回線処理部(MPINS )(13INS )の
負荷軽減に特徴がある。
【0093】更にシーケンスSQ2c乃至SQ8cは、
主処理部(MPR)(11)のMP INS 送信部(11C
INS )から運用系回線処理部(MPINS )(13INS )
および待機系回線処理部(MPSBY )(13SBY )を介
して複数の待機系回線対応部(LCSBY0)(14SBY0)
および(LCSBY1)(14SBY1)に転送するものであ
り、前提としていない運用系回線対応部(LCINS )
(14INS )へも同一のバックアップ回線物理データ
(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
D Ba)の更新設定を実行することを考慮に入れると、運
用系回線対応部(LCINS)(14INS )へは運用系回
線処理部(MPINS )(13INS )を介して転送するも
のであり、少なくとも主処理部(MPR)(11)の負
荷軽減となる特徴のみは維持される。
主処理部(MPR)(11)のMP INS 送信部(11C
INS )から運用系回線処理部(MPINS )(13INS )
および待機系回線処理部(MPSBY )(13SBY )を介
して複数の待機系回線対応部(LCSBY0)(14SBY0)
および(LCSBY1)(14SBY1)に転送するものであ
り、前提としていない運用系回線対応部(LCINS )
(14INS )へも同一のバックアップ回線物理データ
(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
D Ba)の更新設定を実行することを考慮に入れると、運
用系回線対応部(LCINS)(14INS )へは運用系回
線処理部(MPINS )(13INS )を介して転送するも
のであり、少なくとも主処理部(MPR)(11)の負
荷軽減となる特徴のみは維持される。
【0094】次に、本発明(請求項9)の実施形態を、
図13および図14を用いて説明する。図13において
は、図9におけると同様に、データ交換機(DSW)
(1)を構成する主処理部(MPR)(11)と、二重
化された回線処理部(MPINS )(13INS )および
(MPSBY )(13SBY )と、二重化された回線対応部
(LCINS )(14INS )および(LCSBY )(14
SBY )とが示されているが、単一の待機系回線対応部
(LCSBY )(14SBY )のみが示されている点が、図
11と異なる。
図13および図14を用いて説明する。図13において
は、図9におけると同様に、データ交換機(DSW)
(1)を構成する主処理部(MPR)(11)と、二重
化された回線処理部(MPINS )(13INS )および
(MPSBY )(13SBY )と、二重化された回線対応部
(LCINS )(14INS )および(LCSBY )(14
SBY )とが示されているが、単一の待機系回線対応部
(LCSBY )(14SBY )のみが示されている点が、図
11と異なる。
【0095】図13および図14において、主処理部
(MPR)(11)のバックアップ接続制御部(11
1)に、運用系回線対応部(LCINS )(14INS )お
よび待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )に対す
るバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)の更新設定要求が生じ
たとすると〔図14シーケンスSQE1〕、バックアッ
プ接続制御部(111)は、運用系回線対応部(LC
INS )(14INS )および待機系回線対応部(L
CSB Y )(14SBY )に対するバックアップ回線物理デ
ータ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)の送信を指示する〔シーケンスSQE2〕。
(MPR)(11)のバックアップ接続制御部(11
1)に、運用系回線対応部(LCINS )(14INS )お
よび待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )に対す
るバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)の更新設定要求が生じ
たとすると〔図14シーケンスSQE1〕、バックアッ
プ接続制御部(111)は、運用系回線対応部(LC
INS )(14INS )および待機系回線対応部(L
CSB Y )(14SBY )に対するバックアップ回線物理デ
ータ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)の送信を指示する〔シーケンスSQE2〕。
【0096】MP送信部(11C)は、バックアップ接
続制御部(111)からの指示に従って、記憶部(11
4)からバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)を抽出し、運用
系回線処理部(MPINS )(13INS )に転送する〔シ
ーケンスSQE2およびSQE3〕。
続制御部(111)からの指示に従って、記憶部(11
4)からバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)を抽出し、運用
系回線処理部(MPINS )(13INS )に転送する〔シ
ーケンスSQE2およびSQE3〕。
【0097】運用系回線処理部(MPINS )(1
3INS )においては、LCINS 送信部(131INS )
が、MP送信部(11C)から転送されたバックアップ
回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)を、運用系回線対応部(LCINS )
(14INS )に転送する〔シーケンスSQE4およびS
QE5〕。
3INS )においては、LCINS 送信部(131INS )
が、MP送信部(11C)から転送されたバックアップ
回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)を、運用系回線対応部(LCINS )
(14INS )に転送する〔シーケンスSQE4およびS
QE5〕。
【0098】運用系回線対応部(LCINS )(1
4INS )においては、データ受信部(141INS )が、
運用系回線処理部(MPINS )(13INS )から転送さ
れたバックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シー
ケンスSQE6〕、記憶部(143INS )の所定領域に
設定する〔シーケンスSQE7〕。
4INS )においては、データ受信部(141INS )が、
運用系回線処理部(MPINS )(13INS )から転送さ
れたバックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シー
ケンスSQE6〕、記憶部(143INS )の所定領域に
設定する〔シーケンスSQE7〕。
【0099】バックアップ回線物理データ(PDB )お
よびバックアップ回線論理データ(LDBa)を記憶部
(143INS )内に設定し終わると、データ受信部(1
41IN S )は、LCSBY 転送部(14MINS )を起動
し、バックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)を待機系回線対応部
(LCSBY )(14SBY )へ転送する指示を伝達する
〔シーケンスSQE8〕。
よびバックアップ回線論理データ(LDBa)を記憶部
(143INS )内に設定し終わると、データ受信部(1
41IN S )は、LCSBY 転送部(14MINS )を起動
し、バックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)を待機系回線対応部
(LCSBY )(14SBY )へ転送する指示を伝達する
〔シーケンスSQE8〕。
【0100】LCSBY 転送部(14MINS )は、データ
受信部(141INS )から受信した転送指示に基づき、
記憶部(143INS )に設定済のバックアップ回線物理
データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)を、回線間転送バス(12)を経由して待機
系回線対応部(LCSBY )(14SBY )に転送する〔シ
ーケンスSQE8およびSQE9〕。
受信部(141INS )から受信した転送指示に基づき、
記憶部(143INS )に設定済のバックアップ回線物理
データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)を、回線間転送バス(12)を経由して待機
系回線対応部(LCSBY )(14SBY )に転送する〔シ
ーケンスSQE8およびSQE9〕。
【0101】待機系回線対応部(LCSBY )(1
4SBY )においては、データ受信部(141SBY )が、
運用系回線対応部(LCINS )(14INS )から転送さ
れたバックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シー
ケンスSQEA〕、記憶部(143SBY )の所定領域に
設定する〔シーケンスSQEB〕。
4SBY )においては、データ受信部(141SBY )が、
運用系回線対応部(LCINS )(14INS )から転送さ
れたバックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シー
ケンスSQEA〕、記憶部(143SBY )の所定領域に
設定する〔シーケンスSQEB〕。
【0102】以上により、運用系回線対応部(L
CINS )(14INS )に対してバックアップ回線物理デ
ータ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)を設定した段階で、運用系回線対応部(L
CINS )(14INS )から待機系回線対応部(L
CSBY )(14SBY )に対してバックアップ回線物理デ
ータ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)が設定可能となり、主処理部(MPR)(11)
から待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )へバッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)を転送する必要が無くなり、
主処理部(MPR)(11)から待機系回線対応部(L
CSB Y )(14SBY )への転送経路の負荷が軽減され
る。
CINS )(14INS )に対してバックアップ回線物理デ
ータ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)を設定した段階で、運用系回線対応部(L
CINS )(14INS )から待機系回線対応部(L
CSBY )(14SBY )に対してバックアップ回線物理デ
ータ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)が設定可能となり、主処理部(MPR)(11)
から待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )へバッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)を転送する必要が無くなり、
主処理部(MPR)(11)から待機系回線対応部(L
CSB Y )(14SBY )への転送経路の負荷が軽減され
る。
【0103】次に、本発明(請求項10)の実施形態
を、図13および図15を用いて説明する。本発明(請
求項10)の実施形態が、本発明(請求項9)の実施形
態と異なる点は、主処理部(MPR)(11)内のバッ
クアップ接続制御部(111)と、運用系回線対応部
(LCINS )(14INS )内のLCSBY 転送部(14M
INS )とが、指示伝達経路(121)により接続されて
いる点にある。
を、図13および図15を用いて説明する。本発明(請
求項10)の実施形態が、本発明(請求項9)の実施形
態と異なる点は、主処理部(MPR)(11)内のバッ
クアップ接続制御部(111)と、運用系回線対応部
(LCINS )(14INS )内のLCSBY 転送部(14M
INS )とが、指示伝達経路(121)により接続されて
いる点にある。
【0104】図13および図15において、前述と同様
に、主処理部(MPR)(11)のバックアップ接続制
御部(111)に、運用系回線対応部(LCINS )(1
4IN S )および待機系回線対応部(LCSBY )(14
SBY )に対するバックアップ回線物理データ(PDB )
およびバックアップ回線論理データ(LDBa)の更新設
定要求が生じたとすると〔図15シーケンスSQF
1〕、バックアップ接続制御部(111)は、運用系回
線対応部(LCINS )(14INS )に対するバックアッ
プ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論
理データ(LDBa)の送信を指示するが〔シーケンスS
QF2〕、待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )
に対するバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)の転送は、運用
系回線対応部(LCINS )(14INS )に自律的に実行
させず、バックアップ接続制御部(111)からの指示
に基づき実行することを指示する。
に、主処理部(MPR)(11)のバックアップ接続制
御部(111)に、運用系回線対応部(LCINS )(1
4IN S )および待機系回線対応部(LCSBY )(14
SBY )に対するバックアップ回線物理データ(PDB )
およびバックアップ回線論理データ(LDBa)の更新設
定要求が生じたとすると〔図15シーケンスSQF
1〕、バックアップ接続制御部(111)は、運用系回
線対応部(LCINS )(14INS )に対するバックアッ
プ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論
理データ(LDBa)の送信を指示するが〔シーケンスS
QF2〕、待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )
に対するバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)の転送は、運用
系回線対応部(LCINS )(14INS )に自律的に実行
させず、バックアップ接続制御部(111)からの指示
に基づき実行することを指示する。
【0105】MP送信部(11C)は、バックアップ接
続制御部(111)からの指示に従って、記憶部(11
4)からバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)を抽出し、運用
系回線処理部(MPINS )(13INS )に転送する〔シ
ーケンスSQF2およびSQF3〕。
続制御部(111)からの指示に従って、記憶部(11
4)からバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)を抽出し、運用
系回線処理部(MPINS )(13INS )に転送する〔シ
ーケンスSQF2およびSQF3〕。
【0106】運用系回線処理部(MPINS )(1
3INS )においては、LCINS 送信部(131INS )
が、MP送信部(11C)から転送されたバックアップ
回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)を、運用系回線対応部(LCINS )
(14INS )に転送する〔シーケンスSQF4およびS
QF5〕。
3INS )においては、LCINS 送信部(131INS )
が、MP送信部(11C)から転送されたバックアップ
回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)を、運用系回線対応部(LCINS )
(14INS )に転送する〔シーケンスSQF4およびS
QF5〕。
【0107】その結果、本発明(請求項9)におけると
同様の過程で、主処理部(MPR)(11)から運用系
回線処理部(MPINS )(13INS )を介して運用系回
線対応部(LCINS )(14INS )に、バックアップ回
線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理デ
ータ(LDBa)が転送され、運用系回線対応部(LC
INS )(14INS )がバックアップ回線物理データ(P
DB )およびバックアップ回線論理データ(LDBa)を
記憶部(143INS )内に設定(展開)した後は〔シー
ケンスSQF6、SQF7〕、LCSBY 転送部(14M
INS )は直ちに起動されることは無く、バックアップ接
続制御部(111)から指示伝達経路(121)を経由
して伝達される起動指示を待機する。
同様の過程で、主処理部(MPR)(11)から運用系
回線処理部(MPINS )(13INS )を介して運用系回
線対応部(LCINS )(14INS )に、バックアップ回
線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理デ
ータ(LDBa)が転送され、運用系回線対応部(LC
INS )(14INS )がバックアップ回線物理データ(P
DB )およびバックアップ回線論理データ(LDBa)を
記憶部(143INS )内に設定(展開)した後は〔シー
ケンスSQF6、SQF7〕、LCSBY 転送部(14M
INS )は直ちに起動されることは無く、バックアップ接
続制御部(111)から指示伝達経路(121)を経由
して伝達される起動指示を待機する。
【0108】やがてバックアップ接続制御部(111)
から指示伝達経路(121)を経由して、バックアップ
回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)内の指定したデータを待機系回線対応
部(LCSBY )(14SBY )へ転送開始する起動指示が
伝達されると〔シーケンスSQF8〕、LCSBY 転送部
(14MINS )は起動し、記憶部(143INS )に設定
済のバックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)の中から、アップ接
続制御部(111)により指示されたデータを抽出し、
回線間転送バス(12)を経由して待機系回線対応部
(LCSBY )(14SBY )へ転送する〔シーケンスSQ
F9乃至SQFC〕。
から指示伝達経路(121)を経由して、バックアップ
回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)内の指定したデータを待機系回線対応
部(LCSBY )(14SBY )へ転送開始する起動指示が
伝達されると〔シーケンスSQF8〕、LCSBY 転送部
(14MINS )は起動し、記憶部(143INS )に設定
済のバックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)の中から、アップ接
続制御部(111)により指示されたデータを抽出し、
回線間転送バス(12)を経由して待機系回線対応部
(LCSBY )(14SBY )へ転送する〔シーケンスSQ
F9乃至SQFC〕。
【0109】その結果、運用系回線対応部(LCINS )
(14INS )から待機系回線対応部(LCSBY )(14
SBY )へは、バックアップ回線物理データ(PDB )お
よびバックアップ回線論理データ(LDBa)内の真に必
要なデータのみが転送されることとなり、回線間転送バ
ス(12)の負荷軽減となる。
(14INS )から待機系回線対応部(LCSBY )(14
SBY )へは、バックアップ回線物理データ(PDB )お
よびバックアップ回線論理データ(LDBa)内の真に必
要なデータのみが転送されることとなり、回線間転送バ
ス(12)の負荷軽減となる。
【0110】次に、本発明(請求項11)の実施形態
を、図16および図17を用いて説明する。図16にお
いては、図13におけると同様に、データ交換機(DS
W)(1)を構成する主処理部(MPR)(11)と、
二重化された回線処理部(MPINS)(13INS )およ
び(MPSBY )(13SBY )と、二重化された回線対応
部(LCINS )(14INS )および(LCSBY )(14
SBY )とのみが示され、それ以外の構成機器は省略され
ている。
を、図16および図17を用いて説明する。図16にお
いては、図13におけると同様に、データ交換機(DS
W)(1)を構成する主処理部(MPR)(11)と、
二重化された回線処理部(MPINS)(13INS )およ
び(MPSBY )(13SBY )と、二重化された回線対応
部(LCINS )(14INS )および(LCSBY )(14
SBY )とのみが示され、それ以外の構成機器は省略され
ている。
【0111】なお図16に示される運用系回線対応部
(LCINS )(14INS )には、系切替制御部(14N
INS )が追加されている。図16および図17におい
て、主処理部(MPR)(11)のバックアップ接続制
御部(111)に、運用系回線対応部(LCINS )(1
4INS )および待機系回線対応部(LCSBY )(14
SBY )に対するバックアップ回線物理データ(PDB )
およびバックアップ回線論理データ(LDBa)の更新設
定要求が生じたとすると〔図17シーケンスSQH
1〕、運用系回線対応部(LCINS )(14 INS )内の
記憶部(143INS )には、前述と同様の過程〔図14
シーケンスSQE1乃至SQE7〕で、バックアップ回
線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理デ
ータ(LDBa)が設定される〔図17シーケンスSQH
1乃至SQH7〕。
(LCINS )(14INS )には、系切替制御部(14N
INS )が追加されている。図16および図17におい
て、主処理部(MPR)(11)のバックアップ接続制
御部(111)に、運用系回線対応部(LCINS )(1
4INS )および待機系回線対応部(LCSBY )(14
SBY )に対するバックアップ回線物理データ(PDB )
およびバックアップ回線論理データ(LDBa)の更新設
定要求が生じたとすると〔図17シーケンスSQH
1〕、運用系回線対応部(LCINS )(14 INS )内の
記憶部(143INS )には、前述と同様の過程〔図14
シーケンスSQE1乃至SQE7〕で、バックアップ回
線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理デ
ータ(LDBa)が設定される〔図17シーケンスSQH
1乃至SQH7〕。
【0112】但し本発明(請求項17)の実施形態にお
いては、LCSBY 転送部(14MIN S )は、記憶部(1
43INS )にバックアップ回線物理データ(PDB )お
よびバックアップ回線論理データ(LDBa)が設定し終
わった直後に、データ受信部(141INS )またはバッ
クアップ接続制御部(111)から待機系回線対応部
(LCSBY )(14SBY )への転送指示を受信せず、待
機系回線対応部(LCSB Y )(14SBY )は更新前の状
態に維持される。
いては、LCSBY 転送部(14MIN S )は、記憶部(1
43INS )にバックアップ回線物理データ(PDB )お
よびバックアップ回線論理データ(LDBa)が設定し終
わった直後に、データ受信部(141INS )またはバッ
クアップ接続制御部(111)から待機系回線対応部
(LCSBY )(14SBY )への転送指示を受信せず、待
機系回線対応部(LCSB Y )(14SBY )は更新前の状
態に維持される。
【0113】かかる状態で、回線対応部(LC)(1
4)の運用系と待機系との切替が発生すると〔シーケン
スSQH8〕、系切替制御部(14NINS )はLCSBY
転送部(14MINS )に対し、バックアップ回線物理デ
ータ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)を待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )へ
転送する指示を伝達する〔シーケンスSQH9〕。
4)の運用系と待機系との切替が発生すると〔シーケン
スSQH8〕、系切替制御部(14NINS )はLCSBY
転送部(14MINS )に対し、バックアップ回線物理デ
ータ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)を待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )へ
転送する指示を伝達する〔シーケンスSQH9〕。
【0114】LCSBY 転送部(14MINS )は、系切替
制御部(14NINS )から伝達された転送指示に基づ
き、記憶部(143INS )に設定済のバックアップ回線
物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理デー
タ(LDBa)を、回線間転送バス(12)を経由して待
機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )に転送する
〔シーケンスSQT9およびSQHA〕。
制御部(14NINS )から伝達された転送指示に基づ
き、記憶部(143INS )に設定済のバックアップ回線
物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理デー
タ(LDBa)を、回線間転送バス(12)を経由して待
機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )に転送する
〔シーケンスSQT9およびSQHA〕。
【0115】待機系回線対応部(LCSBY )(1
4SBY )においては、データ受信部(141SBY )が、
運用系回線対応部(LCINS )(14INS )から転送さ
れたバックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シー
ケンスSQHB〕、記憶部(143SBY )の所定領域に
設定する〔シーケンスSQHC〕。
4SBY )においては、データ受信部(141SBY )が、
運用系回線対応部(LCINS )(14INS )から転送さ
れたバックアップ回線物理データ(PDB )およびバッ
クアップ回線論理データ(LDBa)を受信すると〔シー
ケンスSQHB〕、記憶部(143SBY )の所定領域に
設定する〔シーケンスSQHC〕。
【0116】以上により、主処理部(MPR)(11)
のバックアップ接続制御部(111)に、運用系回線対
応部(LCINS )(14INS )および待機系回線対応部
(LCSBY )(14SBY )に対するバックアップ回線物
理データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)の更新設定要求が生じた段階では、運用系回
線対応部(LCINS )(14INS )のみに設定して置
き、待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )には系
切替の結果、運用開始される段階で、初めてバックアッ
プ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論
理データ(LDBa)を設定することにより、直ちに運用
されることのない待機系回線対応部(LC SBY )(14
SBY )に対する設定時間だけ節約可能となる。
のバックアップ接続制御部(111)に、運用系回線対
応部(LCINS )(14INS )および待機系回線対応部
(LCSBY )(14SBY )に対するバックアップ回線物
理データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)の更新設定要求が生じた段階では、運用系回
線対応部(LCINS )(14INS )のみに設定して置
き、待機系回線対応部(LCSBY )(14SBY )には系
切替の結果、運用開始される段階で、初めてバックアッ
プ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論
理データ(LDBa)を設定することにより、直ちに運用
されることのない待機系回線対応部(LC SBY )(14
SBY )に対する設定時間だけ節約可能となる。
【0117】次に、本発明(請求項12)の実施形態
を、図18および図19を用いて説明する。図18にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成する主処
理部(MPR)(11)と、中継線(3)等を収容して
おり、何等かの理由でバックアップ通信経路の設定を必
要とする状態が発生する回線対応部(LC)(14)
〔以後バックアップ要求元回線対応部(LCS )(14
S )と称する〕と、バックアップ要求元回線対応部(L
CS )(14S )により要求されたバックアップ回線
(6)を接続するバックアップ回線収容回線対応部(L
C)(14B )とのみが示されており、それ以外の構成
機器は省略されている。
を、図18および図19を用いて説明する。図18にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成する主処
理部(MPR)(11)と、中継線(3)等を収容して
おり、何等かの理由でバックアップ通信経路の設定を必
要とする状態が発生する回線対応部(LC)(14)
〔以後バックアップ要求元回線対応部(LCS )(14
S )と称する〕と、バックアップ要求元回線対応部(L
CS )(14S )により要求されたバックアップ回線
(6)を接続するバックアップ回線収容回線対応部(L
C)(14B )とのみが示されており、それ以外の構成
機器は省略されている。
【0118】図18および図19において、バックアッ
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )内に設けられ
ている障害検出部(14AB )は、所定周期でヘルスチ
ェック信号(HCK)をバックアップ要求元回線対応部
(LCS )(14S )に印加し、バックアップ要求元回
線対応部(LCS )(14S )の正常性を監視している
〔図15シーケンスSQJ1〕。
プ回線収容回線対応部(LC)(14B )内に設けられ
ている障害検出部(14AB )は、所定周期でヘルスチ
ェック信号(HCK)をバックアップ要求元回線対応部
(LCS )(14S )に印加し、バックアップ要求元回
線対応部(LCS )(14S )の正常性を監視している
〔図15シーケンスSQJ1〕。
【0119】以上の過程で、バックアップ要求元回線対
応部(LCS )(14S )内にLC障害(14CS )ま
たは回線障害(14DS )が発生すると〔シーケンスS
QJ2〕、障害検出部(14AB )は障害発生状態をヘ
ルスチェック信号(HCK)により検出し、ヘルスチェ
ック信号(HCK)の送出を停止すると共に、バックア
ップ接続指示送信部(148B )に起動信号(ST)を
伝達し〔シーケンスSQJ3〕、また障害回復検出部
(14BB )を起動する。
応部(LCS )(14S )内にLC障害(14CS )ま
たは回線障害(14DS )が発生すると〔シーケンスS
QJ2〕、障害検出部(14AB )は障害発生状態をヘ
ルスチェック信号(HCK)により検出し、ヘルスチェ
ック信号(HCK)の送出を停止すると共に、バックア
ップ接続指示送信部(148B )に起動信号(ST)を
伝達し〔シーケンスSQJ3〕、また障害回復検出部
(14BB )を起動する。
【0120】バックアップ接続指示送信部(148B )
は、障害検出部(14AB )から起動信号(ST)を伝
達されると、主処理部(MPR)(11)内のバックア
ップ接続制御部(111)に対し、バックアップ接続指
示信号(BAC)を伝達する〔シーケンスSQJ4〕。
は、障害検出部(14AB )から起動信号(ST)を伝
達されると、主処理部(MPR)(11)内のバックア
ップ接続制御部(111)に対し、バックアップ接続指
示信号(BAC)を伝達する〔シーケンスSQJ4〕。
【0121】バックアップ接続制御部(111)は、バ
ックアップ接続指示送信部(148 B )からバックアッ
プ接続指示信号(BAC)を伝達されると、前述の如
き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )にバックアップ回線(6)を接続する処理を開始
する。
ックアップ接続指示送信部(148 B )からバックアッ
プ接続指示信号(BAC)を伝達されると、前述の如
き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )にバックアップ回線(6)を接続する処理を開始
する。
【0122】一方、障害検出部(14AB )により起動
された障害回復検出部(14BB )は、障害検出部(1
4AB )により障害を検出されたバックアップ要求元回
線対応部(LCS )(14S )に対し、所定周期でヘル
スチェック信号(HCK)を印加し、バックアップ要求
元回線対応部(LCS )(14S )の正常回復を監視し
ている〔シーケンスSQJ5〕。
された障害回復検出部(14BB )は、障害検出部(1
4AB )により障害を検出されたバックアップ要求元回
線対応部(LCS )(14S )に対し、所定周期でヘル
スチェック信号(HCK)を印加し、バックアップ要求
元回線対応部(LCS )(14S )の正常回復を監視し
ている〔シーケンスSQJ5〕。
【0123】以上の過程で、バックアップ要求元回線対
応部(LCS )(14S )内に発生していた障害が回復
すると〔シーケンスSQJ6〕、障害回復検出部(14
BB)は障害回復状態をヘルスチェック信号(HCK)
により検出し、ヘルスチェック信号(HCK)の送出を
停止すると共に、バックアップ接続解除指示送信部(1
49B )に起動信号(ST)を伝達し〔シーケンスSQ
J7〕、またLC/回線障害検出部(14AB )を起動
する。
応部(LCS )(14S )内に発生していた障害が回復
すると〔シーケンスSQJ6〕、障害回復検出部(14
BB)は障害回復状態をヘルスチェック信号(HCK)
により検出し、ヘルスチェック信号(HCK)の送出を
停止すると共に、バックアップ接続解除指示送信部(1
49B )に起動信号(ST)を伝達し〔シーケンスSQ
J7〕、またLC/回線障害検出部(14AB )を起動
する。
【0124】バックアップ接続解除指示送信部(149
B )は、障害回復検出部(14BB)から起動信号(S
T)を伝達されると、主処理部(MPR)(11)内の
バックアップ接続制御部(111)に対し、バックアッ
プ接続解除指示信号(BAR)を伝達する〔シーケンス
SQJ8〕。
B )は、障害回復検出部(14BB)から起動信号(S
T)を伝達されると、主処理部(MPR)(11)内の
バックアップ接続制御部(111)に対し、バックアッ
プ接続解除指示信号(BAR)を伝達する〔シーケンス
SQJ8〕。
【0125】バックアップ接続制御部(111)は、バ
ックアップ接続解除指示送信部(149B )からバック
アップ接続解除指示信号(BAR)を伝達されると、前
述の如き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )に接続中のバックアップ回線(6)を解放す
る処理を開始する。
ックアップ接続解除指示送信部(149B )からバック
アップ接続解除指示信号(BAR)を伝達されると、前
述の如き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )に接続中のバックアップ回線(6)を解放す
る処理を開始する。
【0126】また起動された障害検出部(14AB )
は、バックアップ要求元回線対応部(LCS )(1
4S )に対するヘルスチェック信号(HCK)の送出を
再開する。以上により、バックアップ回線収容回線対応
部(LC)(14B )は、バックアップ要求元回線対応
部(LCS )(14S )の障害状況を監視し、障害発生
を検出すると、バックアップ接続制御部(111)に通
知し、バックアップ回線(6)の接続処理を開始し、ま
た障害中のバックアップ要求元回線対応部(LCS)
(14S )の回復状態を監視し、障害回復を検出する
と、バックアップ接続制御部(111)に通知し、バッ
クアップ回線(6)の接続解除処理を開始する。
は、バックアップ要求元回線対応部(LCS )(1
4S )に対するヘルスチェック信号(HCK)の送出を
再開する。以上により、バックアップ回線収容回線対応
部(LC)(14B )は、バックアップ要求元回線対応
部(LCS )(14S )の障害状況を監視し、障害発生
を検出すると、バックアップ接続制御部(111)に通
知し、バックアップ回線(6)の接続処理を開始し、ま
た障害中のバックアップ要求元回線対応部(LCS)
(14S )の回復状態を監視し、障害回復を検出する
と、バックアップ接続制御部(111)に通知し、バッ
クアップ回線(6)の接続解除処理を開始する。
【0127】次に、本発明(請求項13および14)の
実施形態を、図20および図21を用いて説明する。図
20においては、データ交換機(DSW)(1)を構成
する主処理部(MPR)(11)と、バックアップ要求
元回線対応部(LCS )(14S )と、バックアップ回
線収容回線対応部(LC)(14B )とのみが示されて
おり、それ以外の構成機器は省略されている。
実施形態を、図20および図21を用いて説明する。図
20においては、データ交換機(DSW)(1)を構成
する主処理部(MPR)(11)と、バックアップ要求
元回線対応部(LCS )(14S )と、バックアップ回
線収容回線対応部(LC)(14B )とのみが示されて
おり、それ以外の構成機器は省略されている。
【0128】図20および図21において、バックアッ
プ要求元回線対応部(LCS )(14S )内に設けられ
ている輻輳検出部(14ES )は、所定周期で輻輳監視
信号(CNG)を発生し、バックアップ要求元回線対応
部(LCS )(14S )の輻輳状態を監視している〔図
21シーケンスSQL1〕。
プ要求元回線対応部(LCS )(14S )内に設けられ
ている輻輳検出部(14ES )は、所定周期で輻輳監視
信号(CNG)を発生し、バックアップ要求元回線対応
部(LCS )(14S )の輻輳状態を監視している〔図
21シーケンスSQL1〕。
【0129】なお輻輳状態の監視方法としては、バック
アップ要求元回線対応部(LCS )(14S )に接続さ
れている中継線(3)等に過大な負荷が加わり、使用率
が一定値を越える回線輻輳(14IS )、またバックア
ップ要求元回線対応部(LC S )(14S )の制御部に
過大な負荷が加わり、使用率が一定値を越えるLC輻輳
(14JS )、またバックアップ要求元回線対応部(L
CS )(14S )に接続される中継線(3)等がパケッ
ト通信回線であった場合に、中継線(3)に送信される
パケットの送信待行列の長さ〔以後パケットキュー長
(14HS )と称する〕、またバックアップ要求元回線
対応部(LCS )(14S )に接続される中継線(3)
等がフレームリレー通信回線であった場合に、中継線
(3)に送信されるフレームの送信待行列の長さ〔以後
FRキュー長(14GS )と称する〕を監視し、各値が
一定値を越える場合に輻輳状態の発生を検出したと判定
する。
アップ要求元回線対応部(LCS )(14S )に接続さ
れている中継線(3)等に過大な負荷が加わり、使用率
が一定値を越える回線輻輳(14IS )、またバックア
ップ要求元回線対応部(LC S )(14S )の制御部に
過大な負荷が加わり、使用率が一定値を越えるLC輻輳
(14JS )、またバックアップ要求元回線対応部(L
CS )(14S )に接続される中継線(3)等がパケッ
ト通信回線であった場合に、中継線(3)に送信される
パケットの送信待行列の長さ〔以後パケットキュー長
(14HS )と称する〕、またバックアップ要求元回線
対応部(LCS )(14S )に接続される中継線(3)
等がフレームリレー通信回線であった場合に、中継線
(3)に送信されるフレームの送信待行列の長さ〔以後
FRキュー長(14GS )と称する〕を監視し、各値が
一定値を越える場合に輻輳状態の発生を検出したと判定
する。
【0130】図21においては、パケットキュー長(1
4HS )を監視することにより、バックアップ要求元回
線対応部(LCS )(14S )の輻輳を検出することが
例示されている〔本発明(請求項14)の実施形態〕。
4HS )を監視することにより、バックアップ要求元回
線対応部(LCS )(14S )の輻輳を検出することが
例示されている〔本発明(請求項14)の実施形態〕。
【0131】以上の過程で、パケットキュー長(14H
S )が一定値を越え、バックアップ要求元回線対応部
(LCS )(14S )内に輻輳状態が発生すると〔シー
ケンスSQL2〕、輻輳検出部(14ES )は輻輳状態
発生を輻輳監視ク信号(CNG)により検出し、輻輳監
視ク信号(CNG)の送出を停止すると共に、バックア
ップ接続指示送信部(148S )に起動信号(ST)を
伝達し〔シーケンスSQL3〕、また輻輳回復検出部
(14FS )を起動する。
S )が一定値を越え、バックアップ要求元回線対応部
(LCS )(14S )内に輻輳状態が発生すると〔シー
ケンスSQL2〕、輻輳検出部(14ES )は輻輳状態
発生を輻輳監視ク信号(CNG)により検出し、輻輳監
視ク信号(CNG)の送出を停止すると共に、バックア
ップ接続指示送信部(148S )に起動信号(ST)を
伝達し〔シーケンスSQL3〕、また輻輳回復検出部
(14FS )を起動する。
【0132】バックアップ接続指示送信部(148S )
は、輻輳検出部(14ES )から起動信号(ST)を伝
達されると、主処理部(MPR)(11)内のバックア
ップ接続制御部(111)に対し、バックアップ接続指
示信号(BAC)を伝達する〔シーケンスSQL4〕。
は、輻輳検出部(14ES )から起動信号(ST)を伝
達されると、主処理部(MPR)(11)内のバックア
ップ接続制御部(111)に対し、バックアップ接続指
示信号(BAC)を伝達する〔シーケンスSQL4〕。
【0133】バックアップ接続制御部(111)は、バ
ックアップ接続指示送信部(148 S )からバックアッ
プ接続指示信号(BAC)を伝達されると、前述の如
き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )にバックアップ回線(6)を接続する処理を開始
する。
ックアップ接続指示送信部(148 S )からバックアッ
プ接続指示信号(BAC)を伝達されると、前述の如
き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )にバックアップ回線(6)を接続する処理を開始
する。
【0134】一方、輻輳検出部(14ES )により起動
された輻輳回復検出部(14FS )は、輻輳検出部(1
4ES )により輻輳状態発生を検出されたバックアップ
要求元回線対応部(LCS )(14S )に対し、所定周
期でヘルスチェック信号(CNG)を印加し、バックア
ップ要求元回線対応部(LCS )(14S )の輻輳回復
を監視している〔シーケンスSQL5〕。
された輻輳回復検出部(14FS )は、輻輳検出部(1
4ES )により輻輳状態発生を検出されたバックアップ
要求元回線対応部(LCS )(14S )に対し、所定周
期でヘルスチェック信号(CNG)を印加し、バックア
ップ要求元回線対応部(LCS )(14S )の輻輳回復
を監視している〔シーケンスSQL5〕。
【0135】以上の過程で、バックアップ要求元回線対
応部(LCS )(14S )内に発生していた輻輳状態が
回復すると〔シーケンスSQL6〕、輻輳回復検出部
(14FS )は複数状態回復をヘルスチェック信号(C
NG)により検出し、ヘルスチェック信号(CNG)の
送出を停止すると共に、バックアップ接続解除指示送信
部(149B )に起動信号(ST)を伝達し〔シーケン
スSQL7〕、また輻輳検出部(14ES )を起動す
る。
応部(LCS )(14S )内に発生していた輻輳状態が
回復すると〔シーケンスSQL6〕、輻輳回復検出部
(14FS )は複数状態回復をヘルスチェック信号(C
NG)により検出し、ヘルスチェック信号(CNG)の
送出を停止すると共に、バックアップ接続解除指示送信
部(149B )に起動信号(ST)を伝達し〔シーケン
スSQL7〕、また輻輳検出部(14ES )を起動す
る。
【0136】バックアップ接続解除指示送信部(149
S )は、輻輳回復検出部(14FS)から起動信号(S
T)を伝達されると、主処理部(MPR)(11)内の
バックアップ接続制御部(111)に対し、バックアッ
プ接続解除指示信号(BAR)を伝達する〔シーケンス
SQL8〕。
S )は、輻輳回復検出部(14FS)から起動信号(S
T)を伝達されると、主処理部(MPR)(11)内の
バックアップ接続制御部(111)に対し、バックアッ
プ接続解除指示信号(BAR)を伝達する〔シーケンス
SQL8〕。
【0137】バックアップ接続制御部(111)は、バ
ックアップ接続解除指示送信部(149S )からバック
アップ接続解除指示信号(BAR)を伝達されると、前
述の如き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )に接続中のバックアップ回線(6)を解放す
る処理を開始する。
ックアップ接続解除指示送信部(149S )からバック
アップ接続解除指示信号(BAR)を伝達されると、前
述の如き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )に接続中のバックアップ回線(6)を解放す
る処理を開始する。
【0138】また起動された輻輳検出部(14ES )
は、バックアップ要求元回線対応部(LCS )(1
4S )に対するヘルスチェック信号(CNG)の送出を
再開する。以上により、バックアップ要求元回線対応部
(LCS )(14S )は、例えばパケットキュー長(1
4HS )により輻輳状態を監視し、輻輳状態の発生を検
出すると、バックアップ接続制御部(111)に通知
し、バックアップ回線(6)の接続処理を開始し、また
輻輳中のバックアップ要求元回線対応部(LCS )(1
4S )の回復状態を監視し、輻輳回復を検出すると、バ
ックアップ接続制御部(111)に通知し、バックアッ
プ回線(6)の接続解除処理を開始する。
は、バックアップ要求元回線対応部(LCS )(1
4S )に対するヘルスチェック信号(CNG)の送出を
再開する。以上により、バックアップ要求元回線対応部
(LCS )(14S )は、例えばパケットキュー長(1
4HS )により輻輳状態を監視し、輻輳状態の発生を検
出すると、バックアップ接続制御部(111)に通知
し、バックアップ回線(6)の接続処理を開始し、また
輻輳中のバックアップ要求元回線対応部(LCS )(1
4S )の回復状態を監視し、輻輳回復を検出すると、バ
ックアップ接続制御部(111)に通知し、バックアッ
プ回線(6)の接続解除処理を開始する。
【0139】なお輻輳検出部(14ES )はバックアッ
プ要求元回線対応部(LCS )(14S )の輻輳状態
を、パケットキュー長(14HS )により監視するもの
に限定されることは無く、FRキュー長(14GS )、
回線輻輳(14IS )、或いはLC輻輳(14JS )
等、種々の変形が考慮されるが、何れの監視に対して
も、本発明(請求項13)の実施形態は変わらない。
プ要求元回線対応部(LCS )(14S )の輻輳状態
を、パケットキュー長(14HS )により監視するもの
に限定されることは無く、FRキュー長(14GS )、
回線輻輳(14IS )、或いはLC輻輳(14JS )
等、種々の変形が考慮されるが、何れの監視に対して
も、本発明(請求項13)の実施形態は変わらない。
【0140】次に、本発明(請求項15および16)の
実施形態を、図22および図23を用いて説明する。図
22においては、データ交換機(DSW)(1)を構成
する主処理部(MPR)(11)と、バックアップ要求
元回線対応部(LCS )(14S )と、バックアップ回
線収容回線対応部(LC)(14B )とのみが示されて
おり、それ以外の構成機器は省略されている。
実施形態を、図22および図23を用いて説明する。図
22においては、データ交換機(DSW)(1)を構成
する主処理部(MPR)(11)と、バックアップ要求
元回線対応部(LCS )(14S )と、バックアップ回
線収容回線対応部(LC)(14B )とのみが示されて
おり、それ以外の構成機器は省略されている。
【0141】バックアップ要求元回線対応部(LCS )
(14S )内には、バックアップ要求元回線対応部(L
CS )(14S )の伝送品質を示す情報、例えばデータ
紛失回数、或いは回線瞬断発生回数等が、データ紛失回
数/回線瞬断発生回数記憶部(14LS )内に記録され
ている〔本発明(請求項16)の実施形態〕。
(14S )内には、バックアップ要求元回線対応部(L
CS )(14S )の伝送品質を示す情報、例えばデータ
紛失回数、或いは回線瞬断発生回数等が、データ紛失回
数/回線瞬断発生回数記憶部(14LS )内に記録され
ている〔本発明(請求項16)の実施形態〕。
【0142】伝送品質監視部(14KS )は、データ紛
失回数/回線瞬断発生回数記憶部(14LS )内に記録
されている伝送品質情報を周期的に監視(SUP)し
〔図23シーケンスSQN1〕、伝送品質情報が所定基
準を割ったことを検出すると〔シーケンスSQN2〕、
バックアップ接続指示送信部(148S )に起動信号
(ST)を伝達する〔シーケンスSQN3〕。
失回数/回線瞬断発生回数記憶部(14LS )内に記録
されている伝送品質情報を周期的に監視(SUP)し
〔図23シーケンスSQN1〕、伝送品質情報が所定基
準を割ったことを検出すると〔シーケンスSQN2〕、
バックアップ接続指示送信部(148S )に起動信号
(ST)を伝達する〔シーケンスSQN3〕。
【0143】バックアップ接続指示送信部(148S )
は、伝送品質監視部(14KS )から起動信号(ST)
を伝達されると、主処理部(MPR)(11)内のバッ
クアップ接続制御部(111)に対し、バックアップ接
続指示信号(BAC)を伝達する〔シーケンスSQN
4〕。
は、伝送品質監視部(14KS )から起動信号(ST)
を伝達されると、主処理部(MPR)(11)内のバッ
クアップ接続制御部(111)に対し、バックアップ接
続指示信号(BAC)を伝達する〔シーケンスSQN
4〕。
【0144】バックアップ接続制御部(111)は、バ
ックアップ接続指示送信部(148 S )からバックアッ
プ接続指示信号(BAC)を伝達されると、前述の如
き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )にバックアップ回線(6)を接続する処理を開始
する。
ックアップ接続指示送信部(148 S )からバックアッ
プ接続指示信号(BAC)を伝達されると、前述の如
き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )にバックアップ回線(6)を接続する処理を開始
する。
【0145】以上により、バックアップ要求元回線対応
部(LCS )(14S )において伝送品質の劣化が検出
された場合に、バックアップ接続を開始することが可能
となる。
部(LCS )(14S )において伝送品質の劣化が検出
された場合に、バックアップ接続を開始することが可能
となる。
【0146】次に、本発明(請求項17)の実施形態
を、図24および図25を用いて説明する。図24にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成する主処
理部(MPR)(11)と、バックアップ回線収容回線
対応部(LC)(14B )と、バックアップ回線非収容
回線対応部(LC)(14N )とのみが示されており、
それ以外の構成機器は省略されている。
を、図24および図25を用いて説明する。図24にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成する主処
理部(MPR)(11)と、バックアップ回線収容回線
対応部(LC)(14B )と、バックアップ回線非収容
回線対応部(LC)(14N )とのみが示されており、
それ以外の構成機器は省略されている。
【0147】なお主処理部(MPR)(11)には、保
守者がバックアップ接続を制御する為のコマンドを投入
する保守コンソール(16)が併設され、また主処理部
(MPR)(11)内には、保守コンソール(16)か
ら投入されるコマンドを実行する為に、コマンド入力部
(115)、周期オープンコマンド発行部(116)、
時刻情報・周期情報記憶部(117)、バックアップ接
続時間情報記憶部(118)、接続時刻監視部(11
9)、バックアップ接続指示送信部(11A)、バック
アップ接続解除指示送信部(11B)が設けられてい
る。
守者がバックアップ接続を制御する為のコマンドを投入
する保守コンソール(16)が併設され、また主処理部
(MPR)(11)内には、保守コンソール(16)か
ら投入されるコマンドを実行する為に、コマンド入力部
(115)、周期オープンコマンド発行部(116)、
時刻情報・周期情報記憶部(117)、バックアップ接
続時間情報記憶部(118)、接続時刻監視部(11
9)、バックアップ接続指示送信部(11A)、バック
アップ接続解除指示送信部(11B)が設けられてい
る。
【0148】図24および図25において、保守者が、
バックアップ接続の開始時刻(T0)、接続開始周期
(T2 )および各接続の継続時間(T1 )を含むバック
アップ周期接続コマンドを、保守コンソール(16)か
ら投入すると、主処理部(MPR)(11)において、
コマンド入力部(115)がバックアップ周期接続コマ
ンドを受信・分析し、接続開始時刻(T0 )および接続
開始周期(T2 )は時刻情報・周期情報記憶部(11
7)へ格納し、接続継続時間(T1 )はバックアップ接
続時間情報記憶部(118)に格納した後、周期オープ
ンコマンド発行部(116)を起動する〔図25シーケ
ンスSQP1〕。
バックアップ接続の開始時刻(T0)、接続開始周期
(T2 )および各接続の継続時間(T1 )を含むバック
アップ周期接続コマンドを、保守コンソール(16)か
ら投入すると、主処理部(MPR)(11)において、
コマンド入力部(115)がバックアップ周期接続コマ
ンドを受信・分析し、接続開始時刻(T0 )および接続
開始周期(T2 )は時刻情報・周期情報記憶部(11
7)へ格納し、接続継続時間(T1 )はバックアップ接
続時間情報記憶部(118)に格納した後、周期オープ
ンコマンド発行部(116)を起動する〔図25シーケ
ンスSQP1〕。
【0149】周期オープンコマンド発行部(116)
は、時刻情報・周期情報記憶部(117)に格納された
接続開始時刻(T0 )に達すると、バックアップ接続指
示送信部(11A)に起動信号(ST)を伝達すると共
に〔シーケンスSQP2〕、接続時刻監視部(119)
に起動信号(ST119 )を伝達する〔シーケンスSQP
3〕。
は、時刻情報・周期情報記憶部(117)に格納された
接続開始時刻(T0 )に達すると、バックアップ接続指
示送信部(11A)に起動信号(ST)を伝達すると共
に〔シーケンスSQP2〕、接続時刻監視部(119)
に起動信号(ST119 )を伝達する〔シーケンスSQP
3〕。
【0150】起動されたバックアップ接続指示送信部
(11A)は、バックアップ接続制御部(111)に、
バックアップ接続指示信号(BAC)を伝達する〔シー
ケンスSQP4〕。
(11A)は、バックアップ接続制御部(111)に、
バックアップ接続指示信号(BAC)を伝達する〔シー
ケンスSQP4〕。
【0151】バックアップ接続指示信号(BAC)を伝
達されたバックアップ接続制御部(111)は、前述の
如き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14
B )とバックアップ回線(6)との接続処理を開始す
る。
達されたバックアップ接続制御部(111)は、前述の
如き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14
B )とバックアップ回線(6)との接続処理を開始す
る。
【0152】一方、接続時刻監視部(119)は、周期
オープンコマンド発行部(116)から起動信号(S
T)を受信した後、バックアップ接続の経過時間を監視
し、経過時間がバックアップ接続時間情報記憶部(11
8)に格納済の接続継続時間(T2 )に達すると、バッ
クアップ接続解除指示送信部(11B)に起動信号(S
T11B )を伝達する〔シーケンスSQP5〕。
オープンコマンド発行部(116)から起動信号(S
T)を受信した後、バックアップ接続の経過時間を監視
し、経過時間がバックアップ接続時間情報記憶部(11
8)に格納済の接続継続時間(T2 )に達すると、バッ
クアップ接続解除指示送信部(11B)に起動信号(S
T11B )を伝達する〔シーケンスSQP5〕。
【0153】起動されたバックアップ接続解除指示送信
部(11B)は、バックアップ接続制御部(111)
に、バックアップ接続解除指示信号(BAR)を伝達す
る〔シーケンスSQP6〕。
部(11B)は、バックアップ接続制御部(111)
に、バックアップ接続解除指示信号(BAR)を伝達す
る〔シーケンスSQP6〕。
【0154】バックアップ接続解除指示信号(BAR)
を伝達されたバックアップ接続制御部(111)は、前
述の如き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14 B )とバックアップ回線(6)との接続解除処理
を開始する。
を伝達されたバックアップ接続制御部(111)は、前
述の如き、バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14 B )とバックアップ回線(6)との接続解除処理
を開始する。
【0155】なお周期オープンコマンド発行部(11
6)は、接続開始時刻(T0 )以後、以後接続開始周期
(T2 )毎に、バックアップ接続指示送信部(11A)
および接続時刻監視部(119)の起動を繰返し、前述
のバックアップ接続処理および接続解除処理を繰返し実
行する〔シーケンスSQP7乃至SQPB〕。
6)は、接続開始時刻(T0 )以後、以後接続開始周期
(T2 )毎に、バックアップ接続指示送信部(11A)
および接続時刻監視部(119)の起動を繰返し、前述
のバックアップ接続処理および接続解除処理を繰返し実
行する〔シーケンスSQP7乃至SQPB〕。
【0156】以上により、中継線(3)に対するバック
アップ通信路を周期的に設定および設定解除可能とな
り、バックアップ通信路の定期点検が可能となる。次
に、本発明(請求項18)の実施形態を、図26および
図27を用いて説明する。
アップ通信路を周期的に設定および設定解除可能とな
り、バックアップ通信路の定期点検が可能となる。次
に、本発明(請求項18)の実施形態を、図26および
図27を用いて説明する。
【0157】図26においては、データ交換機(DS
W)(1)を構成する主処理部(MPR)(11)と、
バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )と
のみが示されており、それ以外の構成機器は省略されて
いる。
W)(1)を構成する主処理部(MPR)(11)と、
バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )と
のみが示されており、それ以外の構成機器は省略されて
いる。
【0158】図26および図27において、当初バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )には、所
要の物理データ(PD)および論理データ(LD)〔以
後更新前物理データ(PDL )および更新前論理データ
(LDL )と称する〕が設定(展開)されており、所定
の中継線(3)等が接続されて運用されているものとす
る〔図27シーケンスSQR0〕。
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )には、所
要の物理データ(PD)および論理データ(LD)〔以
後更新前物理データ(PDL )および更新前論理データ
(LDL )と称する〕が設定(展開)されており、所定
の中継線(3)等が接続されて運用されているものとす
る〔図27シーケンスSQR0〕。
【0159】かかる状態で、主処理部(MPR)(1
1)内のバックアップ接続制御部(111)に、バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )の更新前
物理データ(PDL )および更新前論理データ(L
DL )を、バックアップ回線物理データ(PDB )およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)へ更新設定す
る要求が生ずると〔SQR1〕、バックアップ接続制御
部(111)は、図示されぬデータ送信部(112)を
起動し、バックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)をバックアップ
回線収容回線対応部(LC)(14B )に送信し、更新
前物理データ(PDL )および更新前論理データ(LD
L )からバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)への更新設定を
指示する〔シーケンスSQR2、SQR3〕。
1)内のバックアップ接続制御部(111)に、バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )の更新前
物理データ(PDL )および更新前論理データ(L
DL )を、バックアップ回線物理データ(PDB )およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)へ更新設定す
る要求が生ずると〔SQR1〕、バックアップ接続制御
部(111)は、図示されぬデータ送信部(112)を
起動し、バックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)をバックアップ
回線収容回線対応部(LC)(14B )に送信し、更新
前物理データ(PDL )および更新前論理データ(LD
L )からバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)への更新設定を
指示する〔シーケンスSQR2、SQR3〕。
【0160】バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )においては、データ更新部(14PB )が、
主処理部(MPR)(11)からのバックアップ回線物
理データ(PDB )、バックアップ回線論理データ(L
DBa)および更新設定指示を受信すると、前データ保存
部(14QB )を起動する。
(14B )においては、データ更新部(14PB )が、
主処理部(MPR)(11)からのバックアップ回線物
理データ(PDB )、バックアップ回線論理データ(L
DBa)および更新設定指示を受信すると、前データ保存
部(14QB )を起動する。
【0161】起動された前データ保存部(14QB )
は、記憶部(143B )内の所定領域に設定済の更新前
論理データ(LDL )を抽出し、記憶部(143B )内
の退避領域に退避・保存させた後〔シーケンスSQR
4、SQR5、SQR6〕、主処理部(MPR)(1
1)から受信したバックアップ回線物理データ(P
DB )およびバックアップ回線論理データ(LDBa)
を、記憶部(143B )内の所定領域に更新設定(展
開)する〔シーケンスSQR7〕。
は、記憶部(143B )内の所定領域に設定済の更新前
論理データ(LDL )を抽出し、記憶部(143B )内
の退避領域に退避・保存させた後〔シーケンスSQR
4、SQR5、SQR6〕、主処理部(MPR)(1
1)から受信したバックアップ回線物理データ(P
DB )およびバックアップ回線論理データ(LDBa)
を、記憶部(143B )内の所定領域に更新設定(展
開)する〔シーケンスSQR7〕。
【0162】以後バックアップ回線収容回線対応部(L
C)(14B )は、更新設定済のバックアップ回線物理
データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LD Ba)に基づき運用される。
C)(14B )は、更新設定済のバックアップ回線物理
データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LD Ba)に基づき運用される。
【0163】やがてバックアップ接続制御部(111)
に、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )のバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)を、更新前物理
データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )へ
復帰設定する要求が生ずると〔SQR8〕、バックアッ
プ接続制御部(111)は、図示されぬデータ送信部
(112)を起動し、バックアップ回線物理データ(P
DB )およびバックアップ回線論理データ(LDBa)か
ら更新前物理データ(PDL )および更新前論理データ
(LDL )への復帰設定を指示する〔シーケンスSQR
9〕。
に、バックアップ回線収容回線対応部(LC)(1
4B )のバックアップ回線物理データ(PDB )および
バックアップ回線論理データ(LDBa)を、更新前物理
データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )へ
復帰設定する要求が生ずると〔SQR8〕、バックアッ
プ接続制御部(111)は、図示されぬデータ送信部
(112)を起動し、バックアップ回線物理データ(P
DB )およびバックアップ回線論理データ(LDBa)か
ら更新前物理データ(PDL )および更新前論理データ
(LDL )への復帰設定を指示する〔シーケンスSQR
9〕。
【0164】バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )においては、データ復帰部(14RB )が、
主処理部(MPR)(11)からの復帰設定指示を受信
すると〔シーケンスSQRA〕、記憶部(143B )内
の退避領域に保存済の更新前物理データ(PDL )およ
び更新前論理データ(LDL )を抽出し、記憶部(14
3B )内の所定領域に更新設定(展開)する〔シーケン
スSQRB、SQRC〕。
(14B )においては、データ復帰部(14RB )が、
主処理部(MPR)(11)からの復帰設定指示を受信
すると〔シーケンスSQRA〕、記憶部(143B )内
の退避領域に保存済の更新前物理データ(PDL )およ
び更新前論理データ(LDL )を抽出し、記憶部(14
3B )内の所定領域に更新設定(展開)する〔シーケン
スSQRB、SQRC〕。
【0165】以上により、主処理部(MPR)(11)
はバックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )
に設定中のバックアップ回線物理データ(PDB )およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)を、更新前物
理データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )
に復帰させる場合に、復帰指示のみを伝達し、更新前物
理データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )
を改めて転送する必要が無くなり、主処理部(MPR)
(11)とバックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )との間の転送負荷が軽減される。
はバックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )
に設定中のバックアップ回線物理データ(PDB )およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)を、更新前物
理データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )
に復帰させる場合に、復帰指示のみを伝達し、更新前物
理データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )
を改めて転送する必要が無くなり、主処理部(MPR)
(11)とバックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )との間の転送負荷が軽減される。
【0166】次に、本発明(請求項19)の実施形態
を、図28および図29を用いて説明する。図28にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成する主処
理部(MPR)(11)と、運用系回線対応部(LC
INS )(14INS )と、待機系回線対応部(LCSBY )
(14SBY )とのみが示されており、それ以外の構成機
器は省略されている。
を、図28および図29を用いて説明する。図28にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成する主処
理部(MPR)(11)と、運用系回線対応部(LC
INS )(14INS )と、待機系回線対応部(LCSBY )
(14SBY )とのみが示されており、それ以外の構成機
器は省略されている。
【0167】図28および図29において、当初運用系
回線対応部(LCINS )(14INS)には、所要の物理
データ(PD)および論理データ(LD)〔即ち更新前
物理データ(PDL )および更新前論理データ(L
DL )〕が設定(展開)されており、所定の中継線
(3)等が接続されて運用されており〔図27シーケン
スSQT0〕、また待機系回線対応部(LCSBY )(1
4SBY )にも、同一の更新前物理データ(PDL )およ
び更新前論理データ(LDL )が保持されて待機中とす
る〔シーケンスSQT1〕。
回線対応部(LCINS )(14INS)には、所要の物理
データ(PD)および論理データ(LD)〔即ち更新前
物理データ(PDL )および更新前論理データ(L
DL )〕が設定(展開)されており、所定の中継線
(3)等が接続されて運用されており〔図27シーケン
スSQT0〕、また待機系回線対応部(LCSBY )(1
4SBY )にも、同一の更新前物理データ(PDL )およ
び更新前論理データ(LDL )が保持されて待機中とす
る〔シーケンスSQT1〕。
【0168】かかる状態で、主処理部(MPR)(1
1)内のバックアップ接続制御部(111)に、運用系
回線対応部(LCINS )(14INS )の更新前物理デー
タ(PDL )および更新前論理データ(LDL )を、バ
ックアップ回線物理データ(PDB )およびバックアッ
プ回線論理データ(LDBa)へ更新設定する要求が生ず
ると〔SQT3〕、バックアップ接続制御部(111)
は、図示されぬデータ送信部(112)を起動し、バッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)を運用系回線対応部(LC
INS )(14IHS )に送信し、更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )から、バックア
ップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線
論理データ(LDBa)への更新設定を指示する〔シーケ
ンスSQT3、SQT4〕。
1)内のバックアップ接続制御部(111)に、運用系
回線対応部(LCINS )(14INS )の更新前物理デー
タ(PDL )および更新前論理データ(LDL )を、バ
ックアップ回線物理データ(PDB )およびバックアッ
プ回線論理データ(LDBa)へ更新設定する要求が生ず
ると〔SQT3〕、バックアップ接続制御部(111)
は、図示されぬデータ送信部(112)を起動し、バッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)を運用系回線対応部(LC
INS )(14IHS )に送信し、更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )から、バックア
ップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線
論理データ(LDBa)への更新設定を指示する〔シーケ
ンスSQT3、SQT4〕。
【0169】運用系回線対応部(LCINS )(1
4INS )においては、データ更新部(14PINS )が、
主処理部(MPR)(11)からのバックアップ回線物
理データ(PDB )、バックアップ回線論理データ(L
DBa)および更新設定指示を受信すると、主処理部(M
PR)(11)から受信したバックアップ回線物理デー
タ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(LD
Ba)を、記憶部(143INS)内の所定領域に更新設定
(展開)する〔シーケンスSQT5〕。
4INS )においては、データ更新部(14PINS )が、
主処理部(MPR)(11)からのバックアップ回線物
理データ(PDB )、バックアップ回線論理データ(L
DBa)および更新設定指示を受信すると、主処理部(M
PR)(11)から受信したバックアップ回線物理デー
タ(PDB )およびバックアップ回線論理データ(LD
Ba)を、記憶部(143INS)内の所定領域に更新設定
(展開)する〔シーケンスSQT5〕。
【0170】以後運用系回線対応部(LCINS )(14
INS )は、更新設定済のバックアップ回線物理データ
(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)に基づき運用される。
INS )は、更新設定済のバックアップ回線物理データ
(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)に基づき運用される。
【0171】一方、待機系回線対応部(LCSBY )(1
4SBY )は、現時点ではバックアップ回線物理データ
(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)への更新設定は実行されず、更新前物理データ
(PDL )および更新前論理データ(LDL )をその儘
保持しているものとする。
4SBY )は、現時点ではバックアップ回線物理データ
(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)への更新設定は実行されず、更新前物理データ
(PDL )および更新前論理データ(LDL )をその儘
保持しているものとする。
【0172】やがてバックアップ接続制御部(111)
に、運用系回線対応部(LCINS )(14INS )のバッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)を、更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )へ復帰設定する
要求が生ずると〔SQR6〕、バックアップ接続制御部
(111)は、図示されぬデータ送信部(112)を起
動し、バックアップ回線物理データ(PDB )およびバ
ックアップ回線論理データ(LDBa)から、更新前物理
データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )へ
の復帰設定を指示する〔シーケンスSQT7〕。
に、運用系回線対応部(LCINS )(14INS )のバッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)を、更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )へ復帰設定する
要求が生ずると〔SQR6〕、バックアップ接続制御部
(111)は、図示されぬデータ送信部(112)を起
動し、バックアップ回線物理データ(PDB )およびバ
ックアップ回線論理データ(LDBa)から、更新前物理
データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )へ
の復帰設定を指示する〔シーケンスSQT7〕。
【0173】運用系回線対応部(LCINS )(1
4INS )においては、データ復帰部(14RINS )が、
主処理部(MPR)(11)からの復帰設定指示を受信
すると〔シーケンスSQR8〕、待機系回線対応部(L
CSBY )(14SBY )の記憶部(143INS )内の所定
領域に保存済の更新前物理データ(PDL )および更新
前論理データ(LDL )を抽出し、運用系回線対応部
(LCINS )(14INS )の記憶部(143INS )内の
所定領域に更新設定(展開)する〔シーケンスSQR
B、SQRC〕。
4INS )においては、データ復帰部(14RINS )が、
主処理部(MPR)(11)からの復帰設定指示を受信
すると〔シーケンスSQR8〕、待機系回線対応部(L
CSBY )(14SBY )の記憶部(143INS )内の所定
領域に保存済の更新前物理データ(PDL )および更新
前論理データ(LDL )を抽出し、運用系回線対応部
(LCINS )(14INS )の記憶部(143INS )内の
所定領域に更新設定(展開)する〔シーケンスSQR
B、SQRC〕。
【0174】以上により、主処理部(MPR)(11)
は運用系回線対応部(LCINS )(14INS )に設定中
のバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)を、更新前物理データ
(PDL )および更新前論理データ(LDL )に復帰さ
せる場合に、復帰指示のみを伝達し、更新前物理データ
(PDL )および更新前論理データ(LDL )を改めて
転送する必要が無くなり、主処理部(MPR)(11)
と運用系回線対応部(LCINS )(14INS )(LC)
(14INS )との間の転送負荷が軽減されると共に、運
用系回線対応部(LCINS )(14INS )内に更新前物
理データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )
の退避領域を設ける必要が無くなり、記憶部(143
INS )の記憶領域の削減に有効となる。
は運用系回線対応部(LCINS )(14INS )に設定中
のバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)を、更新前物理データ
(PDL )および更新前論理データ(LDL )に復帰さ
せる場合に、復帰指示のみを伝達し、更新前物理データ
(PDL )および更新前論理データ(LDL )を改めて
転送する必要が無くなり、主処理部(MPR)(11)
と運用系回線対応部(LCINS )(14INS )(LC)
(14INS )との間の転送負荷が軽減されると共に、運
用系回線対応部(LCINS )(14INS )内に更新前物
理データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )
の退避領域を設ける必要が無くなり、記憶部(143
INS )の記憶領域の削減に有効となる。
【0175】次に、本発明(請求項19)の他の実施形
態を、図30乃至図32を用いて説明する。図30にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成する主処
理部(MPR)(11)と、運用系回線処理部(MP
INS )(13INS )および待機系回線処理部(M
PSBY )(13SBY )と、運用系回線対応部(L
CINS )(14INS)とのみが示されており、それ以外
の構成機器は省略されている。
態を、図30乃至図32を用いて説明する。図30にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成する主処
理部(MPR)(11)と、運用系回線処理部(MP
INS )(13INS )および待機系回線処理部(M
PSBY )(13SBY )と、運用系回線対応部(L
CINS )(14INS)とのみが示されており、それ以外
の構成機器は省略されている。
【0176】図30および図31において、当初運用系
回線対応部(LCINS )(14INS)には、所要の物理
データ(PD)および論理データ(LD)〔即ち更新前
物理データ(PDL )および更新前論理データ(L
DL )〕が設定(展開)されており、所定の中継線
(3)等が接続されて運用されており〔図31シーケン
スSQV0〕、また運用系回線処理部(MPINS )(1
3INS )内のデータ復帰部(133INS )にも、同一の
更新前物理データ(PDL )および更新前論理データ
(LDL )が保存されているとする〔シーケンスSQV
1〕。
回線対応部(LCINS )(14INS)には、所要の物理
データ(PD)および論理データ(LD)〔即ち更新前
物理データ(PDL )および更新前論理データ(L
DL )〕が設定(展開)されており、所定の中継線
(3)等が接続されて運用されており〔図31シーケン
スSQV0〕、また運用系回線処理部(MPINS )(1
3INS )内のデータ復帰部(133INS )にも、同一の
更新前物理データ(PDL )および更新前論理データ
(LDL )が保存されているとする〔シーケンスSQV
1〕。
【0177】かかる状態で、主処理部(MPR)(1
1)内のバックアップ接続制御部(111)に、運用系
回線対応部(LCINS )(14INS )の更新前物理デー
タ(PDL )および更新前論理データ(LDL )を、バ
ックアップ回線物理データ(PDB )およびバックアッ
プ回線論理データ(LDBa)へ更新設定する要求が生ず
ると〔SQV2〕、バックアップ接続制御部(111)
は、図示されぬデータ送信部(112)を起動し、バッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)を、運用系回線処理部(MP
INS )(13INS)を経由して運用系回線対応部(LC
INS )(14IHS )に送信し、更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )から、バックア
ップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線
論理データ(LDBa)への更新設定を指示する〔シーケ
ンスSQV3、SQV4〕。
1)内のバックアップ接続制御部(111)に、運用系
回線対応部(LCINS )(14INS )の更新前物理デー
タ(PDL )および更新前論理データ(LDL )を、バ
ックアップ回線物理データ(PDB )およびバックアッ
プ回線論理データ(LDBa)へ更新設定する要求が生ず
ると〔SQV2〕、バックアップ接続制御部(111)
は、図示されぬデータ送信部(112)を起動し、バッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)を、運用系回線処理部(MP
INS )(13INS)を経由して運用系回線対応部(LC
INS )(14IHS )に送信し、更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )から、バックア
ップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線
論理データ(LDBa)への更新設定を指示する〔シーケ
ンスSQV3、SQV4〕。
【0178】運用系回線対応部(LCINS )(1
4INS )においては、データ更新部(14PINS )が、
主処理部(MPR)(11)からのバックアップ回線物
理データ(PDB )、バックアップ回線論理データ(L
DBa)および更新設定指示を、運用系回線処理部(MP
INS )(13INS )を経由して受信すると、主処理部
(MPR)(11)から受信したバックアップ回線物理
データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)を、記憶部(143INS )内の所定領域に更
新設定(展開)する〔シーケンスSQV5〕。
4INS )においては、データ更新部(14PINS )が、
主処理部(MPR)(11)からのバックアップ回線物
理データ(PDB )、バックアップ回線論理データ(L
DBa)および更新設定指示を、運用系回線処理部(MP
INS )(13INS )を経由して受信すると、主処理部
(MPR)(11)から受信したバックアップ回線物理
データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)を、記憶部(143INS )内の所定領域に更
新設定(展開)する〔シーケンスSQV5〕。
【0179】以後運用系回線対応部(LCINS )(14
INS )は、更新設定済のバックアップ回線物理データ
(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)に基づき運用される。
INS )は、更新設定済のバックアップ回線物理データ
(PDB )およびバックアップ回線論理データ(L
DBa)に基づき運用される。
【0180】なお、運用系回線処理部(MPINS )(1
3INS )のデータ復帰部(133IN S )には、更新前物
理データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )
がその儘保存しているものとする。
3INS )のデータ復帰部(133IN S )には、更新前物
理データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )
がその儘保存しているものとする。
【0181】やがてバックアップ接続制御部(111)
に、運用系回線対応部(LCINS )(14INS )のバッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)を、更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )へ復帰設定する
要求が生ずると〔SQV6〕、バックアップ接続制御部
(111)は、図示されぬデータ送信部(112)を起
動し、バックアップ回線物理データ(PDB )およびバ
ックアップ回線論理データ(LDBa)から、更新前物理
データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )へ
の復帰設定を指示する〔シーケンスSQV7〕。
に、運用系回線対応部(LCINS )(14INS )のバッ
クアップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ
回線論理データ(LDBa)を、更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )へ復帰設定する
要求が生ずると〔SQV6〕、バックアップ接続制御部
(111)は、図示されぬデータ送信部(112)を起
動し、バックアップ回線物理データ(PDB )およびバ
ックアップ回線論理データ(LDBa)から、更新前物理
データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )へ
の復帰設定を指示する〔シーケンスSQV7〕。
【0182】運用系回線処理部(MPINS )(1
3INS )においては、データ復帰部(133INS )が、
主処理部(MPR)(11)からの復帰設定指示を受信
すると〔シーケンスSQV8〕、保存済の更新前物理デ
ータ(PDL )および更新前論理データ(LDL )を抽
出し、更新設定指示と共に、運用系回線対応部(LC
INS )(14INS )のデータ更新部(14PINS )に伝
達する〔シーケンスSQV8、SQV9〕。
3INS )においては、データ復帰部(133INS )が、
主処理部(MPR)(11)からの復帰設定指示を受信
すると〔シーケンスSQV8〕、保存済の更新前物理デ
ータ(PDL )および更新前論理データ(LDL )を抽
出し、更新設定指示と共に、運用系回線対応部(LC
INS )(14INS )のデータ更新部(14PINS )に伝
達する〔シーケンスSQV8、SQV9〕。
【0183】運用系回線対応部(LCINS )(1
4INS )においては、データ更新部(14PINS )が、
運用系回線処理部(MPINS )(13INS )からの更新
前物理データ(PDL )、更新前論理データ(LDL )
および更新設定指示を受信すると、記憶部(14
3INS )内の所定領域に更新設定(展開)する〔シーケ
ンスSQVA〕。
4INS )においては、データ更新部(14PINS )が、
運用系回線処理部(MPINS )(13INS )からの更新
前物理データ(PDL )、更新前論理データ(LDL )
および更新設定指示を受信すると、記憶部(14
3INS )内の所定領域に更新設定(展開)する〔シーケ
ンスSQVA〕。
【0184】以上により、主処理部(MPR)(11)
は運用系回線対応部(LCINS )(14INS )に設定中
のバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)を、更新前物理データ
(PDL )および更新前論理データ(LDL )に復帰さ
せる場合に、復帰指示のみを伝達し、更新前物理データ
(PDL )および更新前論理データ(LDL )を改めて
転送する必要が無くなり、主処理部(MPR)(11)
と運用系回線対応部(LCINS )(14INS )(LC)
(14INS )との間の転送負荷が軽減されると共に、運
用系回線対応部(LCINS )(14INS )内に更新前物
理データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )
の退避領域を設ける必要が無くなり、記憶部(143
INS )の記憶領域の削減に有効となる。
は運用系回線対応部(LCINS )(14INS )に設定中
のバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)を、更新前物理データ
(PDL )および更新前論理データ(LDL )に復帰さ
せる場合に、復帰指示のみを伝達し、更新前物理データ
(PDL )および更新前論理データ(LDL )を改めて
転送する必要が無くなり、主処理部(MPR)(11)
と運用系回線対応部(LCINS )(14INS )(LC)
(14INS )との間の転送負荷が軽減されると共に、運
用系回線対応部(LCINS )(14INS )内に更新前物
理データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )
の退避領域を設ける必要が無くなり、記憶部(143
INS )の記憶領域の削減に有効となる。
【0185】なお図32に示されるデータ交換機(DS
W)(1)においては、図30において運用系回線処理
部(MPINS )(13INS )内に設けられていたデータ
復帰部(133)を、待機系回線処理部(MPSBY )
(13SBY )内に設けたものであり、図30においては
待機系回線処理部(MPSBY )(13SBY )の負荷が軽
減され、図32においては運用系回線処理部(M
PINS )(13INS )の負荷が軽減される点のみが異な
る。
W)(1)においては、図30において運用系回線処理
部(MPINS )(13INS )内に設けられていたデータ
復帰部(133)を、待機系回線処理部(MPSBY )
(13SBY )内に設けたものであり、図30においては
待機系回線処理部(MPSBY )(13SBY )の負荷が軽
減され、図32においては運用系回線処理部(M
PINS )(13INS )の負荷が軽減される点のみが異な
る。
【0186】次に、本発明(請求項20)の実施形態
を、図33および図34を用いて説明する。図33にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成するバッ
クアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )のみが
示されており、それ以外の構成機器は省略されている。
を、図33および図34を用いて説明する。図33にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成するバッ
クアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )のみが
示されており、それ以外の構成機器は省略されている。
【0187】バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )内には、図26に示されたバックアップ回線
収容回線対応部(LC)(14B )に内蔵されていた記
憶部(143B )、データ更新部(14PB )、前デー
タ保存部(14QB )およびデータ復帰部(14RB )
の外に、無通信監視部(14SB )が設けられている。
(14B )内には、図26に示されたバックアップ回線
収容回線対応部(LC)(14B )に内蔵されていた記
憶部(143B )、データ更新部(14PB )、前デー
タ保存部(14QB )およびデータ復帰部(14RB )
の外に、無通信監視部(14SB )が設けられている。
【0188】図33および図34において、当初バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )には、図
27におけると同様に、所要の更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )が設定(展開)
されており、所定の中継線(3)等が接続されて運用さ
れているものとする〔図34シーケンスSQY0〕。
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )には、図
27におけると同様に、所要の更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )が設定(展開)
されており、所定の中継線(3)等が接続されて運用さ
れているものとする〔図34シーケンスSQY0〕。
【0189】かかる状態で、主処理部(MPR)(1
1)内のバックアップ接続制御部(111)に、バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )の更新前
物理データ(PDL )および更新前論理データ(L
DL )を、バックアップ回線物理データ(PDB )およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)へ更新設定す
る要求が生ずると〔SQY1〕、バックアップ接続制御
部(111)は、前述と同様に、バックアップ回線物理
データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)をバックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )に送信し、更新前物理データ(PDL )およ
び更新前論理データ(LDL )からの更新設定を指示す
る〔シーケンスSQY2、SQY3〕。
1)内のバックアップ接続制御部(111)に、バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )の更新前
物理データ(PDL )および更新前論理データ(L
DL )を、バックアップ回線物理データ(PDB )およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)へ更新設定す
る要求が生ずると〔SQY1〕、バックアップ接続制御
部(111)は、前述と同様に、バックアップ回線物理
データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)をバックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )に送信し、更新前物理データ(PDL )およ
び更新前論理データ(LDL )からの更新設定を指示す
る〔シーケンスSQY2、SQY3〕。
【0190】バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )においては、データ更新部(14PB )が、
前述と同様に、前データ保存部(14QB )を起動し、
記憶部(143B )内の退避領域に退避・保存させた後
〔シーケンスSQY4、SQY5、SQY6〕、受信し
たバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)を、記憶部(14
3B )内の所定領域に更新設定(展開)する〔シーケン
スSQY7〕。
(14B )においては、データ更新部(14PB )が、
前述と同様に、前データ保存部(14QB )を起動し、
記憶部(143B )内の退避領域に退避・保存させた後
〔シーケンスSQY4、SQY5、SQY6〕、受信し
たバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)を、記憶部(14
3B )内の所定領域に更新設定(展開)する〔シーケン
スSQY7〕。
【0191】前データ保存部(14QB )は、バックア
ップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線
論理データ(LDBa)の更新設定を終了すると、無通信
監視部(14SB )を起動する。
ップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線
論理データ(LDBa)の更新設定を終了すると、無通信
監視部(14SB )を起動する。
【0192】起動された無通信監視部(14SB )は、
バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )を
経由して設定されたバックアップ通信路が、通信状態を
継続するか否かを監視しており、連続する無通信状態の
継続時間を計測し、連続する無通信時間が予め定められ
た基準値(TS )に達すると〔シーケンスSQY8〕、
バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )を
経由するバックアップ通信路の役割が完了したと判定
し、データ復帰部(14RB )を起動し、バックアップ
回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)の、更新前物理データ(PDL )およ
び更新前論理データ(LDL )への復帰を指示する〔シ
ーケンスSQY9〕。
バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )を
経由して設定されたバックアップ通信路が、通信状態を
継続するか否かを監視しており、連続する無通信状態の
継続時間を計測し、連続する無通信時間が予め定められ
た基準値(TS )に達すると〔シーケンスSQY8〕、
バックアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )を
経由するバックアップ通信路の役割が完了したと判定
し、データ復帰部(14RB )を起動し、バックアップ
回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線論理
データ(LDBa)の、更新前物理データ(PDL )およ
び更新前論理データ(LDL )への復帰を指示する〔シ
ーケンスSQY9〕。
【0193】起動されたデータ復帰部(14RB )は、
記憶部(143B )内の退避領域に保存済の更新前物理
データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )を
抽出し、記憶部(143B )内の所定領域に更新設定
(展開)する〔シーケンスSQYA、SQYB〕。
記憶部(143B )内の退避領域に保存済の更新前物理
データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )を
抽出し、記憶部(143B )内の所定領域に更新設定
(展開)する〔シーケンスSQYA、SQYB〕。
【0194】以上により、バックアップ回線収容回線対
応部(LC)(14B )を経由して設定中のバックアッ
プ通信路の無通信状態が所定基準値以上継続すると、自
動的にバックアップ接続が復帰されることとなり、デー
タ交換機(DSW)(1)の主処理部(MPR)(1
1)を中心とするバックアップ復帰処理負荷が削減され
ると共に、バックアップ通信路の有効利用も達成され
る。
応部(LC)(14B )を経由して設定中のバックアッ
プ通信路の無通信状態が所定基準値以上継続すると、自
動的にバックアップ接続が復帰されることとなり、デー
タ交換機(DSW)(1)の主処理部(MPR)(1
1)を中心とするバックアップ復帰処理負荷が削減され
ると共に、バックアップ通信路の有効利用も達成され
る。
【0195】次に、本発明(請求項21)の実施形態
を、図35および図36を用いて説明する。図35にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成するバッ
クアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )のみが
示されており、それ以外の構成機器は省略されている。
を、図35および図36を用いて説明する。図35にお
いては、データ交換機(DSW)(1)を構成するバッ
クアップ回線収容回線対応部(LC)(14B )のみが
示されており、それ以外の構成機器は省略されている。
【0196】バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )内には、図26に示されたバックアップ回線
収容回線対応部(LC)(14B )に内蔵されていた記
憶部(143B )、データ更新部(14PB )、前デー
タ保存部(14QB )およびデータ復帰部(14RB )
の外に、接続時間監視部(14TB )が設けられてい
る。
(14B )内には、図26に示されたバックアップ回線
収容回線対応部(LC)(14B )に内蔵されていた記
憶部(143B )、データ更新部(14PB )、前デー
タ保存部(14QB )およびデータ復帰部(14RB )
の外に、接続時間監視部(14TB )が設けられてい
る。
【0197】図35および図36において、当初バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )には、図
27におけると同様に、所要の更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )が設定(展開)
されており、所定の中継線(3)等が接続されて運用さ
れているものとする〔図36シーケンスSQZ0〕。
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )には、図
27におけると同様に、所要の更新前物理データ(PD
L )および更新前論理データ(LDL )が設定(展開)
されており、所定の中継線(3)等が接続されて運用さ
れているものとする〔図36シーケンスSQZ0〕。
【0198】かかる状態で、主処理部(MPR)(1
1)内のバックアップ接続制御部(111)に、バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )の更新前
物理データ(PDL )および更新前論理データ(L
DL )を、バックアップ回線物理データ(PDB )およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)へ更新設定す
る要求が生ずると〔SQZ1〕、バックアップ接続制御
部(111)は、前述と同様に、バックアップ回線物理
データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)をバックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )に送信し、更新前物理データ(PDL )およ
び更新前論理データ(LDL )からの更新設定を指示す
る〔シーケンスSQZ2、SQZ3〕。
1)内のバックアップ接続制御部(111)に、バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )の更新前
物理データ(PDL )および更新前論理データ(L
DL )を、バックアップ回線物理データ(PDB )およ
びバックアップ回線論理データ(LDBa)へ更新設定す
る要求が生ずると〔SQZ1〕、バックアップ接続制御
部(111)は、前述と同様に、バックアップ回線物理
データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)をバックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )に送信し、更新前物理データ(PDL )およ
び更新前論理データ(LDL )からの更新設定を指示す
る〔シーケンスSQZ2、SQZ3〕。
【0199】バックアップ回線収容回線対応部(LC)
(14B )においては、データ更新部(14PB )が、
前述と同様に、前データ保存部(14QB )を起動し、
記憶部(143B )内の退避領域に退避・保存させた後
〔シーケンスSQZ4、SQZ5、SQZ6〕、受信し
たバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)を、記憶部(14
3B )内の所定領域に更新設定(展開)する〔シーケン
スSQZ7〕。
(14B )においては、データ更新部(14PB )が、
前述と同様に、前データ保存部(14QB )を起動し、
記憶部(143B )内の退避領域に退避・保存させた後
〔シーケンスSQZ4、SQZ5、SQZ6〕、受信し
たバックアップ回線物理データ(PDB )およびバック
アップ回線論理データ(LDBa)を、記憶部(14
3B )内の所定領域に更新設定(展開)する〔シーケン
スSQZ7〕。
【0200】前データ保存部(14QB )は、バックア
ップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線
論理データ(LDBa)の更新設定を終了すると、接続時
間監視部(14TB )を起動する。
ップ回線物理データ(PDB )およびバックアップ回線
論理データ(LDBa)の更新設定を終了すると、接続時
間監視部(14TB )を起動する。
【0201】起動された接続時間監視部(14TB )
は、バックアップ通信路がバックアップ回線収容回線対
応部(LC)(14B )を経由して設定されてからの経
過時間を計測しており、経過時間が予め定められた基準
値(TD )に達すると〔シーケンスSQZ8〕、バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )を経由す
るバックアップ通信路の設定を終了させると判定し、デ
ータ復帰部(14RB )を起動し、バックアップ回線物
理データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)の、更新前物理データ(PDL )および更新
前論理データ(LDL )への復帰を指示する〔シーケン
スSQZ9〕。
は、バックアップ通信路がバックアップ回線収容回線対
応部(LC)(14B )を経由して設定されてからの経
過時間を計測しており、経過時間が予め定められた基準
値(TD )に達すると〔シーケンスSQZ8〕、バック
アップ回線収容回線対応部(LC)(14B )を経由す
るバックアップ通信路の設定を終了させると判定し、デ
ータ復帰部(14RB )を起動し、バックアップ回線物
理データ(PDB )およびバックアップ回線論理データ
(LDBa)の、更新前物理データ(PDL )および更新
前論理データ(LDL )への復帰を指示する〔シーケン
スSQZ9〕。
【0202】起動されたデータ復帰部(14RB )は、
記憶部(143B )内の退避領域に保存済の更新前物理
データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )を
抽出し、記憶部(143B )内の所定領域に更新設定
(展開)する〔シーケンスSQZA、SQZB〕。
記憶部(143B )内の退避領域に保存済の更新前物理
データ(PDL )および更新前論理データ(LDL )を
抽出し、記憶部(143B )内の所定領域に更新設定
(展開)する〔シーケンスSQZA、SQZB〕。
【0203】以上により、バックアップ回線収容回線対
応部(LC)(14B )を経由して設定中のバックアッ
プ通信路の経過時間が所定基準値以上継続すると、自動
的にバックアップ接続が復帰されることとなり、データ
交換機(DSW)(1)の主処理部(MPR)(11)
を中心とするバックアップ復帰処理負荷が削減されると
共に、バックアップ通信路の有効利用も達成される。
応部(LC)(14B )を経由して設定中のバックアッ
プ通信路の経過時間が所定基準値以上継続すると、自動
的にバックアップ接続が復帰されることとなり、データ
交換機(DSW)(1)の主処理部(MPR)(11)
を中心とするバックアップ復帰処理負荷が削減されると
共に、バックアップ通信路の有効利用も達成される。
【0204】なお、図2乃至図36はあく迄本発明の一
実施形態に過ぎず、例えば請求項2および3)の適用対
象は、例示された本発明(請求項4)の実施形態に限定
されることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何
れの場合にも本発明の効果は変わらない。また本発明の
対象となるデータ交換機(DSW)(1)および通信網
の構成は図示されるものに限定されることは無く、他に
幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効
果は変わらない。
実施形態に過ぎず、例えば請求項2および3)の適用対
象は、例示された本発明(請求項4)の実施形態に限定
されることは無く、他に幾多の変形が考慮されるが、何
れの場合にも本発明の効果は変わらない。また本発明の
対象となるデータ交換機(DSW)(1)および通信網
の構成は図示されるものに限定されることは無く、他に
幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効
果は変わらない。
【0205】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記データ交換
機において、バックアップ回線を接続する回線対応部が
各種回線種別に対して共用化される為、利用効率も向上
し、当該データ交換機の経済性が大幅に向上する。
機において、バックアップ回線を接続する回線対応部が
各種回線種別に対して共用化される為、利用効率も向上
し、当該データ交換機の経済性が大幅に向上する。
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明(請求項4)の実施形態によるデータ
交換機
交換機
【図3】 本発明(請求項4)の実施形態によるデータ
設定シーケンス
設定シーケンス
【図4】 本発明(請求項4、2)の実施形態によるデ
ータ設定シーケンス
ータ設定シーケンス
【図5】 本発明(請求項4、3)の実施形態によるデ
ータ設定シーケンス
ータ設定シーケンス
【図6】 本発明(請求項5)の実施形態によるデータ
交換機
交換機
【図7】 本発明(請求項5)の実施形態によるデータ
設定シーケンス
設定シーケンス
【図8】 本発明(請求項5、6)の実施形態によるデ
ータ設定シーケンス
ータ設定シーケンス
【図9】 本発明(請求項7)の実施形態によるデータ
交換機
交換機
【図10】 本発明(請求項7)の実施形態によるデー
タ設定シーケンス
タ設定シーケンス
【図11】 本発明(請求項8)の実施形態によるデー
タ交換機
タ交換機
【図12】 本発明(請求項8)の実施形態によるデー
タ設定シーケンス
タ設定シーケンス
【図13】 本発明(請求項9、10)の実施形態によ
るデータ交換機
るデータ交換機
【図14】 本発明(請求項9)の実施形態によるデー
タ設定シーケンス
タ設定シーケンス
【図15】 本発明(請求項10)の実施形態によるデ
ータ設定シーケンス
ータ設定シーケンス
【図16】 本発明(請求項11)の実施形態によるデ
ータ交換機
ータ交換機
【図17】 本発明(請求項11)の実施形態によるデ
ータ設定シーケンス
ータ設定シーケンス
【図18】 本発明(請求項12)の実施形態によるデ
ータ交換機
ータ交換機
【図19】 本発明(請求項12)の実施形態によるバ
ックアップ起動シーケンス
ックアップ起動シーケンス
【図20】 本発明(請求項13、14)の実施形態に
よるデータ交換機
よるデータ交換機
【図21】 本発明(請求項13、14)の実施形態に
よるバックアップ起動シーケンス
よるバックアップ起動シーケンス
【図22】 本発明(請求項15、16)の実施形態に
よるデータ交換機
よるデータ交換機
【図23】 本発明(請求項15、16)の実施形態に
よるバックアップ起動シーケンス
よるバックアップ起動シーケンス
【図24】 本発明(請求項17)の実施形態によるデ
ータ交換機
ータ交換機
【図25】 本発明(請求項17)の実施形態によるバ
ックアップ起動シーケンス
ックアップ起動シーケンス
【図26】 本発明(請求項18)の実施形態によるデ
ータ交換機
ータ交換機
【図27】 本発明(請求項18)の実施形態によるデ
ータ復帰シーケンス
ータ復帰シーケンス
【図28】 本発明(請求項19)の実施形態によるデ
ータ交換機
ータ交換機
【図29】 本発明(請求項19)の実施形態によるデ
ータ復帰シーケンス
ータ復帰シーケンス
【図30】 本発明(請求項19)の他の実施形態によ
るデータ交換機
るデータ交換機
【図31】 図30におけるデータ復帰シーケンス
【図32】 本発明(請求項19)の他の実施形態によ
るデータ交換機
るデータ交換機
【図33】 本発明(請求項20)の実施形態によるデ
ータ交換機
ータ交換機
【図34】 本発明(請求項20)の実施形態によるデ
ータ復帰シーケンス
ータ復帰シーケンス
【図35】 本発明(請求項21)の実施形態によるデ
ータ交換機
ータ交換機
【図36】 本発明(請求項21)の実施形態によるデ
ータ復帰シーケンス
ータ復帰シーケンス
【図37】 本発明の対象となる通信網
【図38】 図37におけるデータ交換機
1 データ交換機(DSW) 2 データ端末 3 中継線 4 端末回線 5 ISDN網 6 バックアップ回線 11 主処理部(MPR) 12 回線間転送バス 13 回線処理部(MP) 14 回線対応部(LC) 15 回線切替部(SW) 111 バックアップ接続制御部 112 データ送信部 113 データ圧縮部 114、143 記憶部 115 コマンド入力部 116 周期オープンコマンド発行部 117 時刻情報・周期情報記憶部 118 バックアップ接続時間情報記憶部 119 接続時刻監視部 11A バックアップ接続指示送信部 11B バックアップ接続解除指示送信部 11C MP送信部 121 指示伝達経路 131 LC送信部 133、14R データ復帰部 141 データ受信部 142 自LC内データ展開部 144 データ復元部 145 他LC送信部 148 バックアップ接続指示送信部 149 バックアップ接続解除指示送信部 14A 障害検出部 14B 障害回復検出部 14C LC障害 14D 回線障害 14E 輻輳検出部 14F 輻輳回復検出部 14G FRキュー長 14H パケットキュー長 14I 回線輻輳 14J LC輻輳 14K 伝送品質監視部 14L データ紛失回数/回線瞬断発生回数記憶部 14M LCSBY 転送部 14N 系切替制御部 14P データ更新部 14Q 前データ保存部 14S 無通信監視部 14T 接続時間監視部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 義浩 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通関西通信システム株式会社内 (72)発明者 宝生 登幸 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通関西通信システム株式会社内 (72)発明者 田中 邦幸 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通関西通信システム株式会社内
Claims (21)
- 【請求項1】 それぞれ異なる種類の通信回線を収容す
る複数の回線対応部と、前記各回線対応部を共通に管理
する主処理部とを具備し、前記回線対応部に収容される
任意の通信回線に、公衆ISDN網を経由するバックア
ップ通信路を設定する必要が生じた場合に、前記公衆I
SDN網と接続するバックアップ回線を回線対応部に接
続するデータ交換機において、 前記主処理部が、前記回線対応部に前記バックアップ回
線を接続する為に必要となるバックアップ回線物理デー
タの総ての種類と、前記バックアップ回線を接続した結
果、各回線対応部が前記バックアップ回線との間でデー
タ転送を実行する為に必要となるバックアップ回線論理
データの総ての種類とを保持し、 前記バックアップ回線を接続するバックアップ回線収容
回線対応部に、任意種類の中継線に対するバックアップ
回線を接続する場合に、前記主処理部が保有する該当す
る種類のバックアップ回線物理データと、バックアップ
回線論理データとを受信・保持する記憶部を設け、 前記データ交換機に、バックアップ回線を接続する要因
が生起した場合に、前記バックアップ回線収容回線対応
部に対しては、所要のバックアップ回線物理データおよ
びバックアップ回線論理データを転送・保持させると共
に、前記バックアップ回線収容回線対応部以外の各回線
対応部に対しては、前記所要のバックアップ回線論理デ
ータを転送し、保持済の論理データを更新させ、 前記バックアップ回線の接続要因が消滅した場合に、前
記各回線対応部の保持中の前記バックアップ回線論理デ
ータを、更新前の論理データに復帰させることを特徴と
するバックアップ接続方法。 - 【請求項2】 前記データ交換機は、前記バックアップ
回線物理データまたはバックアップ回線論理データを転
送する転送経路の一部または全部に対し、転送データを
転送元において所定の圧縮処理を施した状態にし、転送
先において圧縮前の転送データに復元することにより、
前記転送経路の負荷を軽減させることを特徴とする請求
項1記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項3】 前記データ交換機は、予め圧縮処理を施
したバックアップ回線物理データおよびバックアップ回
線論理データを保持することを特徴とする請求項2記載
のバックアップ接続方法。 - 【請求項4】 前記データ交換機は、前記主処理部から
前記バックアップ回線収容回線対応部に前記所要のバッ
クアップ回線物理データおよびバックアップ回線論理デ
ータを、他の回線対応部を経由すること無く転送し、且
つ前記主処理部から前記バックアップ回線収容回線対応
部以外の各回線対応部に前記所要のバックアップ回線論
理データを、他の回線対応部を経由すること無く転送す
ることを特徴とする請求項1記載のバックアップ接続方
法。 - 【請求項5】 前記データ交換機は、前記主処理部から
前記バックアップ回線収容回線対応部に前記所要のバッ
クアップ回線物理データおよびバックアップ回線論理デ
ータを、他の回線対応部を経由すること無く転送し、且
つ前記バックアップ回線収容回線対応部から前記バック
アップ回線収容回線対応部以外の各回線対応部に、前記
バックアップ回線収容回線対応部が保持済の前記バック
アップ回線論理データを転送することを特徴とする請求
項1記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項6】 前記データ交換機は、前記バックアップ
回線収容回線対応部から前記バックアップ回線収容回線
対応部以外の各回線対応部に転送する、前記バックアッ
プ回線収容回線対応部が保持済の前記バックアップ回線
論理データの内容を、前記主処理部に管理させることを
特徴とする請求項1記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項7】 前記データ交換機は、前記各回線対応部
が運用系および待機系の二重化構成を有する場合に、前
記主処理部から前記待機系の各回線対応部に前記所要の
バックアップ回線物理データおよび/またはバックアッ
プ回線論理データを、前記運用系の回線対応部を経由す
ること無く転送することを特徴とする請求項1記載のバ
ックアップ接続方法。 - 【請求項8】 前記データ交換機は、複数の回線対応部
が運用系および待機系の二重化構成を有する場合に、前
記主処理部から前記待機系の各回線対応部に前記所要の
バックアップ回線物理データおよび/またはバックアッ
プ回線論理データを、前記運用系の回線対応部を経由す
ること無く転送することを特徴とする請求項7記載のバ
ックアップ接続方法。 - 【請求項9】 前記データ交換機は、前記各回線対応部
が運用系および待機系の二重化構成を有する場合に、前
記主処理部から運用系の回線対応部に前記所要のバック
アップ回線物理データおよび/またはバックアップ回線
論理データを、前記待機系の回線対応部を経由すること
無く転送し、且つ前記運用系の回線対応部に転送済の前
記所要のバックアップ回線物理データおよび/またはバ
ックアップ回線論理データを、前記待機系の回線対応部
に転送することを特徴とする請求項1記載のバックアッ
プ接続方法。 - 【請求項10】 前記データ交換機は、前記運用系の回
線対応部から前記待機系の回線対応部に転送する、前記
運用系の回線対応部が保持済の前記バックアップ回線物
理データおよび/またはバックアップ回線論理データの
内容を、前記主処理部に管理させることを特徴とする請
求項8記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項11】 前記データ交換機は、前記各回線対応
部が運用系および待機系の二重化構成を有する場合に、
前記主処理部から運用系の回線対応部に前記所要のバッ
クアップ回線物理データおよび/またはバックアップ回
線論理データを、前記待機系の回線対応部を経由するこ
と無く転送し、且つ前記待機系の回線対応部を運用系に
切替える場合に、前記運用系の回線対応部に保持済の前
記所要のバックアップ回線物理データおよび/またはバ
ックアップ回線論理データを、前記待機系の回線対応部
に転送することを特徴とする請求項1記載のバックアッ
プ接続方法。 - 【請求項12】 前記データ交換機は、バックアップの
対象となる通信回線、または該通信回線が接続されてい
る回線対応部における障害発生状況を定期的に監視し、
前記障害が発生したことを検出した場合に、前記バック
アップ回線の接続処理を起動し、前記バックアップ回線
が接続された状態で、前記バックアップの対象となる通
信回線、または該通信回線が接続されている回線対応部
における障害発生状況を定期的に監視し、前記発生障害
が回復したことを検出した場合に、接続中の前記バック
アップ回線の復帰処理を起動することを特徴とする請求
項1記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項13】 前記データ交換機は、バックアップの
対象となる通信回線、または該通信回線が接続されてい
る回線対応部における輻輳程度を定期的に監視し、前記
輻輳が発生したことを検出した場合に、前記バックアッ
プ回線の接続処理を起動し、前記バックアップ回線が接
続された状態で、前記バックアップの対象となる通信回
線、または該通信回線が接続されている回線対応部にお
ける輻輳程度を定期的に監視し、前記発生中の輻輳状態
が回復したことを検出した場合に、接続中の前記バック
アップ回線の復帰処理を起動することを特徴とする請求
項1記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項14】 前記データ交換機は、前記バックアッ
プの対象となる通信回線、または該通信回線が接続され
ている回線対応部における輻輳程度を、当該回線対応部
に接続されている通信回線に対する送信を待機するデー
タの待行列の長さにより判定することを特徴とする請求
項7記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項15】 前記データ交換機は、バックアップの
対象となる通信回線が接続されている回線対応部の通信
品質程度を定期的に監視し、前記回線対応部に通信品質
低下状態が発生したことを検出した場合に、前記バック
アップ回線の接続処理を起動し、前記バックアップ回線
が接続された状態で、前記バックアップの対象となる通
信回線が接続されている回線対応部の通信品質程度を定
期的に監視し、前記低下中の通信品質が回復したことを
検出した場合に、接続中の前記バックアップ回線の復帰
処理を起動することを特徴とする請求項1記載のバック
アップ接続方法。 - 【請求項16】 前記データ交換機は、前記バックアッ
プの対象となる通信回線が接続されている回線対応部の
通信品質程度を、前記通信回線に発生するデータ紛失頻
度、または通信回線の瞬断発生頻度により監視すること
を特徴とする請求項15記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項17】 前記データ交換機は、保守者から入力
される前記バックアップ回線の接続開始時刻、接続継続
時間および繰返し接続開始周期を指定したバックアップ
接続指令に基づき、前記バックアップ回線の接続起動処
理および接続復帰処理を実行することを特徴とする請求
項1記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項18】 前記回線対応部は、前記バックアップ
回線を前記バックアップ回線収容回線対応部に接続する
段階で、前記バックアップ回線物理データおよび/また
はバックアップ回線論理データを受信した際に、現在設
定中の物理データおよび/または論理データを退避・保
持した後、受信した前記バックアップ回線物理データお
よび/またはバックアップ回線論理データを設定し、前
記バックアップ回線を接続中に、該バックアップ回線の
接続復帰処理が起動された場合に、現在設定中のバック
アップ回線物理データおよび/またはバックアップ回線
論理データを、前記退避・保持中の物理データおよび/
または論理データにより復帰処理を行うことを特徴とす
る請求項1記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項19】 前記回線対応部は、二重化構成を有
し、且つ前記バックアップ回線を前記バックアップ回線
収容回線対応部に接続する段階で、運用系の回線対応部
の保持する物理データおよび/または論理データのみを
バックアップ回線物理データおよび/またはバックアッ
プ回線論理データにより更新し、待機系の回線対応部の
保持する物理データおよび/または論理データは更新す
ること無く設定させる場合に、前記バックアップ回線を
前記バックアップ回線収容回線対応部に接続する段階
で、運用系の回線対応部は、前記バックアップ回線物理
データおよび/またはバックアップ回線論理データを受
信した際に、現在設定中の物理データおよび/または論
理データを退避・保持すること無く、受信した前記バッ
クアップ回線物理データおよび/またはバックアップ回
線論理データを設定し、前記バックアップ回線を接続中
に、該バックアップ回線の接続復帰処理が起動された場
合に、現在設定中のバックアップ回線物理データおよび
/またはバックアップ回線論理データを、待機系の回線
対応部に保持中の前記物理データおよび/または論理デ
ータにより復帰処理を行うことを特徴とする請求項1記
載のバックアップ接続方法。 - 【請求項20】 前記バックアップ回線収容回線対応部
は、前記バックアップ回線を接続した後、前記バックア
ップ回線を経由する通信状態を監視し、前記バックアッ
プ回線を経由して通信が実行されない状態が、予め定め
られた期間以上継続した場合に、前記設定中の前記バッ
クアップ回線物理データおよび/またはバックアップ回
線論理データの復帰処理を起動することを特徴とする請
求項1記載のバックアップ接続方法。 - 【請求項21】 前記バックアップ回線収容回線対応部
は、前記バックアップ回線を接続した後、前記バックア
ップ回線の接続経過時間を計測し、前記バックアップ回
線の接続経過時間が予め定められた期間以上経過した場
合に、前記設定中の前記バックアップ回線物理データお
よび/またはバックアップ回線論理データの復帰処理を
起動することを特徴とする請求項1記載のバックアップ
接続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7242074A JPH0993246A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | バックアップ接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7242074A JPH0993246A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | バックアップ接続方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0993246A true JPH0993246A (ja) | 1997-04-04 |
Family
ID=17083900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7242074A Withdrawn JPH0993246A (ja) | 1995-09-20 | 1995-09-20 | バックアップ接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0993246A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002111686A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-12 | Sony Corp | 通信方法および通信装置 |
-
1995
- 1995-09-20 JP JP7242074A patent/JPH0993246A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002111686A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-12 | Sony Corp | 通信方法および通信装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004165810A (ja) | 無線lan基地局の二重化システム | |
JP2560687B2 (ja) | 回線併用通信方法 | |
US20060092831A1 (en) | Methods, systems, and computer program products for substitution of card-based telephony bearer channel switch modules in a manner that preserves stable calls | |
JPH0993246A (ja) | バックアップ接続方法 | |
JP3320068B2 (ja) | 2重化システムとバックアップ回線との混在システムにおける待機系への切替制御装置及び同切替制御方法 | |
JPH11168559A (ja) | 呼制御装置及び該呼制御装置を利用する交換機システム | |
KR970002693B1 (ko) | 사설전자교환시스템의 통화복구유지방법과 그 장치 | |
JPH05244260A (ja) | 外部記憶装置切替えによる二重化運転方式 | |
JPH03292554A (ja) | 通信処理装置 | |
JP3100464B2 (ja) | パケット交換機 | |
JPH06177865A (ja) | 回線切替制御方法 | |
JP4017298B2 (ja) | 構内電話交換機システム | |
JPH01258518A (ja) | 回線バツクアツプ方式 | |
JP2003224625A (ja) | 回線切替接続装置 | |
KR100735435B1 (ko) | 이중화 보드에서의 데이터 처리 방법 | |
JP2669297B2 (ja) | 交換局間無効保留トランク解除方法と該方法による交換局 | |
JP3421389B2 (ja) | パケット回線バックアップ方式 | |
JP3320108B2 (ja) | Isdn伝送制御方法とそのisdn端末装置 | |
JPH01228232A (ja) | 自動回線切替装置 | |
JPH05336166A (ja) | 通信無中断形ファイル更新方法 | |
JPH07319790A (ja) | プリンターシステムのホスト通信インターフェースボード | |
JPH0946395A (ja) | バックアップ機能付ターミナルアダプタ | |
JPH0433442A (ja) | パケット交換システム | |
KR930007158A (ko) | 정합 링크 실패시의 호 관리 방법 | |
JPH04331534A (ja) | パケット加入者回線切り替え制御方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |