JP3319976B2 - 電話機 - Google Patents
電話機Info
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Description
に、電話をかけてきた相手を利用者に知らせる技術に関
する。
が非常に多い。例えば企業の経営者など組織集団のトッ
プクラスが利用する場合、部下や取引先などからの電話
が嫌になるほどかかってくる。このような利用者は、極
めて多忙であるから重要でない通話を極力減らすべく電
話番号の教える相手をもともと絞ってはいるものの、そ
れでもたくさんの電話がかかってしまう。かかってきた
電話のなかには、嫌がらせおよび間違いの電話や見知ら
ぬ者から売り込みの電話がかかってくることもある。ま
た利用者が取り込み中で本当に重要な相手以外は出たく
ない場合がある。
番号通知サービスを利用することでかけてきた相手先の
電話番号を受け取り、これに基づいて予め登録しておい
た該当の電話番号や氏名を表示することで、かけてきた
相手を確認することができる。
や氏名を表示するのは、電話をかけてきた相手の確認手
続としてあまり用をなさない場合がある。例えば手の届
く範囲から離れたところに電話機があって仕事が取り込
んでいて手が放せないときには、わざわざ席を立って電
話のあるところまで行き、ディスプレイを見なくてはな
らない。これは非常に面倒である。また目の不自由な人
にとっては、ディスプレイに相手の情報を表示してもら
ったところで何の意味もない。
なされ、電話をかけてきた相手に応じて個別に選曲した
呼出音楽を、個別に設定した音量で、かつ個別に設定し
た時間だけ鳴らせる電話機を提供することを目的とす
る。
本発明の電話機は、電話番号などの各種の操作入力を受
け付けるユーザインタフェース入力手段と、前記操作入
力に応動して前記電話番号を添付し公衆回線網に向けて
発呼の処理を実行する発信手段と、前記操作入力に応動
して前記公衆回線網からの着呼の応答処理を実行する着
信手段とを有する電話機において、楽曲番号で識別され
る多数の楽曲の音楽データをメモリに記憶しておき、着
呼の際に楽曲番号により指定された音楽データをメモリ
から読み出してスピーカから音楽を呼出音として出力す
る呼出音楽発生手段と、電話番号と楽曲番号と音量規定
値と鳴動時間規定値とを対応づけした1組のデータとし
て多数組みのデータをメモリ上に整理して記憶しておく
ためのテーブルを作成し、前記操作入力に応動して前記
テーブルに前記データを記入するためのテーブル作成手
段と、着呼時に発信者の電話番号を取得し、その電話番
号が前記テーブルに登録されているかどうかを検索し、
同じ電話番号が前記テーブルに存在していた場合に、前
記テーブルにおいて当該電話番号に対応づけて登録され
ている前記の楽曲番号と音量規定値と鳴動時間規定値と
を読み出して前記呼出音楽発生手段に作用させ、当該楽
曲番号に該当する呼出音楽を当該音量規定値で規定され
た音量レベルで当該鳴動時間規定値で規定された時間だ
け音響出力させる制御手段とを備えたことを特徴とする
ものである。
携帯型の電話機であって、携帯電話事業者の運営するデ
ジタル公衆回線網を介して別の電話機などとデジタル通
信を行う。この携帯型電話機は本体部10と蓋体部20
とから構成され、両者は回動自在に結合されて使用しな
いときは折り畳めるようになっている。本体部10には
各操作キー30を配置したパネル40やマイク50が組
み込まれているとともに、蓋体部20にはスピーカ60
やディスプレイ70およびアンテナ80が組み込まれて
いる。本体部10および蓋体部20の内部には各種の動
作を制御する図示しないユニットが組み込まれている。
て説明する。各ブロックの動作を統一的に制御するCP
U90には、RAM100やROM110、フラッシュ
メモリ120および呼出音生成部125が接続されてい
る。この呼出音生成部125にはスピーカ60が接続さ
れている。加えてCPU90には、主に呼出音に利用さ
れる音楽データを取り込むデータインタフェース130
や操作キーインタフェース140およびディスプレイ7
0を駆動するLCDドライバ150も接続されている。
に説明する各ブロック160〜240がある。周波数シ
ンセサイザ160はアンテナ80で入出力される電波の
送受信周波数を決定する。受信部170は共用器180
を通じて受信周波数に一致する電波を受信する。復調部
190は受信信号を復調する。データ変換部210は、
タイミング制御部200を経た復調済みの信号をフォー
マット変換するとともに、音声CODEC220からの
信号をフォーマット変換する。音声CODEC220
は、フォーマット変換された信号を復号してスピーカ6
0へ出力するとともに、マイク50で捕らえた音声の信
号を符号化する。変調部230はタイミング制御部20
0を経た信号を変調処理する。送信部240は変調処理
済みの信号を所定の送信周波数で共用器180へ出力す
る。以上説明した制御ユニットの各ブロックにはバッテ
リー部250からの電力がそれぞれ供給される。
固有の呼出音楽が鳴るようになっている。この呼出音楽
は次に説明する音楽データに基づいて鳴らされる。
めフラッシュメモリ120に記述されている。このデー
タはMIDI規格に則ったシンセサイザ制御データであ
る。これらの音楽データは補充できる。補充する際には
次のの方法を用いる。
の出力端子をデータインタフェース130に接続する。
ここから任意の楽曲の音楽データを取り込んでフラッシ
ュメモリ120に記憶する。 パソコンや電子楽器およびミニディスクプレーヤなど
の機器のカード挿入口にフラッシュメモリカードを装着
して音楽データを記憶させる。このカードを携帯電話機
に装着して当該音楽データを利用する。
て装着用のスロットを設けておく。これにより、専用の
メモリを装備することなく実際に利用する音楽データだ
けをRAMに記憶するだけで済む。あるいはフラッシュ
メモリ120および装着スロットの双方を装備しておく
ことも可能である。
125は、フラッシュメモリ120やPCメモリカード
から読み出された音楽データをオーディオ信号に変換し
てスピーカ60に出力する。呼出音生成部125はシン
セサイザ(音源)やD/Aコンバータおよびアンプを含
んでいる。音楽データがMIDIデータの場合にはシン
セサイザおよびアンプでもってオーディオ信号が生成さ
れる。音楽データがADPCMデータの場合にはD/A
コンバータおよびアンプでもってオーディオ信号が生成
される。
け>フラッシュメモリ120やPCメモリカードに記憶
されている音楽データには各楽曲毎に固有の楽曲番号が
割り当てられる。この楽曲番号を指定することで該当の
音楽データがフラッシュメモリ120やPCメモリカー
ドから読み出され、スピーカ60に出力される。図4に
示すように、各楽曲番号には登録電話番号と氏名が対応
づけされ、登録電話番号/楽曲番号テーブルとしてRA
M100に記述される。登録電話番号とは、既知の相手
の電話番号であって、この相手が電話をかけてくる際に
発信者番号通知サービスでもって送られてくる番号であ
る。
楽曲番号テーブルの作成モードにし、図3のフローチャ
ートに示すように、楽曲番号の入力があると該当の音楽
をスピーカ60から試聴用に鳴らす(SA10・YES
→SA20)。この音楽でよければ当該音楽データに固
有の登録電話番号の入力を待つ(SA30・YES→S
A40)。登録電話番号が入力されると(SA40・Y
ES)、図4に示すテーブルが作成されていく。このと
き登録電話番号に対応して相手の氏名も入力していく
(SA50・YES)。
らす際の音量レベルの入力を待つ(SA60)。この入
力の際には、音量の程度を段階的に規定した数字を入力
する。次に当該音楽の鳴動時間の入力を待つ(SA7
0)。この入力の際には、鳴動時間を5秒単位で段階的
に規定した数字を入力する。次にこの音楽を通話中の保
留音として利用するか否かの設定入力を待つ(SA8
0)。保留音として利用する入力がある場合には、当該
音楽データを保留音用の音声データとして利用するよう
に設定する(SA80・YES→SA90)。
が押された場合には通常の電話機能のモードへ移り(S
A100・YES→SA110)、新たな音楽データを
登録する場合には最初の音楽データの入力待ち(SA1
10・NO→SA10)に戻る。
>この電話機は、発信者番号通知サービスにより着呼の
際に添付された相手の電話番号を受け取ることで当該相
手に固有の呼出音楽を出力する。
から電話がかかってくると(SB10・YES)、図4
の登録電話番号/楽曲番号テーブルを参照し、受け取っ
た電話番号と比較する。その結果一致した登録電話番号
に該当の音楽データを読み出してスピーカ60から鳴ら
す(SB20・YES→SB30)。このとき登録電話
番号に対応づけておいた楽曲番号をキーにして当該音楽
データを読み出す。このとき、前記テーブルで設定した
音量レベルおよび鳴動時間でもって音楽がスピーカ60
から鳴る。
があると、通話可能状態にする(SB40・YES→S
B50)。この入力がなければ通常の電話機能モードへ
移る(SB40・NO→SB60)。
号および楽曲番号の組を複数割り振ってもよい。例えば
楽曲番号と自宅の電話番号とを一組としておいたり、楽
曲番号となじみのパブの電話番号とを一組としておいて
もよい。
どこからかけているかを理解することができる。例えば
軍艦マーチが鳴り出せば、会社から上司が緊急の用件で
電話かけているだとか、演歌が鳴り出せばなじみのパブ
に居てそこに行くことを要求しているとかである。また
設定した音量や鳴動時間についても相手や用件を確認す
る手掛かりとできる。場合によっては電話に出なくても
済み通話料がかからない。
としたが、一般の据置型電話機でも本発明を適用でき
る。
パソコンなどから取り込んで蓄積しておくことができ
る。そして電話をかけてきた相手に固有の呼出音楽を慣
らせる。このため電話に出る前に相手や用件を確認でき
る。
示するだけだとわざわざ電話機の所まで行きディスプレ
イを見なければならなかったが、本発明では呼出音楽を
聞くだけで直ちに相手を特定でき、その場で電話に出る
べきか否かを素早く判断できる。加えて、同一の相手に
対して登録電話番号および音楽データの組を複数割り振
っておけば、呼出音楽を聞いて相手の用件を大体察した
上で電話に出ることも可能となる。
相手や用件の確認する手掛かりが増える。また音楽デー
タを保留時の音声データとして利用でき、種々の保留音
を設定できる。MIDI規格に則ったシンセサイザ制御
データを多数ある音楽データの記述形式とすれば、演奏
音楽を録音したものを再生する場合に比べ、全体のデー
タ量を圧倒的に減らすことができ、比較的小規模のメモ
リを採用できる。したがって携帯型の電話機など軽薄短
小なものにも適用可能となる。
PCメモリカードとすれば、専用のメモリを装備するこ
となく実際に利用する音楽データだけを小規模の内蔵メ
モリに設定記憶すればよい。このため専用メモリを内蔵
せずにカード装着用スロットを設けておくだけで済む。
したがって携帯型の電話機など軽薄短小なものに適用で
きる。またPCメモリカードだけを持ち出してパソコン
などのデータソース機器でもって音楽データを記憶させ
てもよい。このため音楽データの記憶にあたって電話機
ごと持ち歩かなくても済む。
態を示した概念図である。
ャートである。
示した図である。
際のフローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 電話番号などの各種の操作入力を受け付
けるユーザインタフェース入力手段と、前記操作入力に
応動して前記電話番号を添付し公衆回線網に向けて発呼
の処理を実行する発信手段と、前記操作入力に応動して
前記公衆回線網からの着呼の応答処理を実行する着信手
段とを有する電話機において、楽曲番号で識別される多数の楽曲の音楽データをメモリ
に記憶しておき、着呼の際に楽曲番号により指定された
音楽データをメモリから読み出してスピーカから音楽を
呼出音として出力する呼出音楽発生手段と、 電話番号と楽曲番号と音量規定値と鳴動時間規定値とを
対応づけした1組のデータとして多数組みのデータをメ
モリ上に整理して記憶しておくためのテーブルを作成
し、前記操作入力に応動して前記テーブルに前記データ
を記入するためのテーブル作成手段と、 着呼時に発信者の電話番号を取得し、その電話番号が前
記テーブルに登録されているかどうかを検索し、同じ電
話番号が前記テーブルに存在していた場合に、前記テー
ブルにおいて当該電話番号に対応づけて登録されている
前記の楽曲番号と音量規定値と鳴動時間規定値とを読み
出して前記呼出音楽発生手段に作用させ、当該楽曲番号
に該当する呼出音楽を当該音量規定値で規定された音量
レベルで当該鳴動時間規定値で規定された時間だけ音響
出力させる制御手段とを備えたことを特徴とする電話
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13697597A JP3319976B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13697597A JP3319976B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 電話機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10327219A JPH10327219A (ja) | 1998-12-08 |
JP3319976B2 true JP3319976B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=15187853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13697597A Expired - Fee Related JP3319976B2 (ja) | 1997-05-27 | 1997-05-27 | 電話機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3319976B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
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CA2374332A1 (en) * | 1999-05-24 | 2000-11-30 | Rohm Co., Ltd. | Portable telephone |
JP3595235B2 (ja) * | 2000-02-29 | 2004-12-02 | コナミ株式会社 | 携帯端末、情報処理装置、音源データ更新方法、並びに記録媒体 |
JP3406559B2 (ja) * | 2000-02-29 | 2003-05-12 | コナミ株式会社 | 携帯端末、情報処理装置、音源データの更新方法、並びに記録媒体 |
JP2002057759A (ja) | 2000-08-09 | 2002-02-22 | Nec Saitama Ltd | 折り畳み可能な携帯電話 |
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-
1997
- 1997-05-27 JP JP13697597A patent/JP3319976B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10327219A (ja) | 1998-12-08 |
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