JP3319635B2 - エレベータ - Google Patents

エレベータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエレベータ、特にエレ
ベータの戸開閉装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的には、荷物用エレベータのような
荷物の出し入れが多いエレベータでは、予め戸開時間が
長く(例えば1分程度に)設定されている。従って、戸
開時間以内に荷物の搬出が終了した場合には、戸が開放
したままとなってしまう。この時に、エレベータを早く
動かすためために、通常は、戸閉ボタンを押して戸閉を
促進するようなことが行われている。
【0003】ここで、特開昭54−132947号公報
には、戸閉ボタンによる戸閉の促進の必要性がないエレ
ベータの戸開閉装置が記載されている。この特開昭54
−132947号公報記載の発明では、カゴ内荷重の多
少に応じて戸開放時間を可変している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
エレベータの戸開閉装置は、カゴ内の荷重のみを検出し
て戸開閉時間を制御している。
【0005】しかしながら、カゴ内に荷がない時に乗降
場の呼びに応えて階床に到着した場合には、戸開放時間
は短く設定されてしまい、乗降場から荷物を搬入してい
る最中に戸閉を始めてしまうという問題点があった。こ
の場合には、これを避けるため、戸開ボタンを押して戸
開時間を延長させなければならず、煩に耐えない。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、乗降場に荷物がある場合
には、カゴ内に荷がない時でも、荷物搬入の最中に戸閉
を始めない戸開閉装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために、本発明に係るエレベータにおいては、カゴ
内および乗降場で荷重を測定し、その量によって自動的
に戸開時間を増減させることを特徴とする。本発明に係
るエレベータにおいては、カゴ内および乗降場の荷重を
測定するため、カゴ内および乗降場に荷重測定手段を取
り付けている。
【0008】即ち、本発明に係るエレベータにおいて
は、建物の階床間を昇降するカゴと、このカゴに備えら
れた戸と、階床に到着して戸が開いた後、前記戸を一定
時間放し続ける戸開閉装置と、を備えたエレベータに
おいて、前記戸開閉装置は、エレベータの乗降場におけ
る荷重を測定する荷重測定手段と、この荷重測定手段に
より測定された荷重の大きさに比例して戸の開時間を長
く設定する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0009】また、本発明に係るエレベータにおいて
は、建物の階床間を昇降するカゴと、このカゴに備えら
れた戸と、階床に到着して戸が開いた後、前記戸を一定
時間放し続ける戸開閉装置と、を備えたエレベータに
おいて、前記戸開閉装置は、エレベータの乗降場におけ
る荷重を測定する第一の荷重測定手段と、前記カゴ内の
荷重を測定する第二の荷重測定手段と、前記第一の荷重
測定手段により測定された荷重の大きさと第二の荷重測
定手段により測定された荷重の大きさの和に比例して戸
の開時間を長く設定する制御手段と、を備えることを特
徴とする。
【0010】更に、本発明に係るエレベータにおいて
は、建物の階床間を昇降するカゴと、このカゴに備えら
れた戸と、階床に到着して戸が開いた後、前記戸を一定
時間放し続ける戸開閉装置と、を備えたエレベータに
おいて、前記戸開閉装置は、エレベータの乗降場におけ
る荷重を測定する第一の荷重測定手段と、前記カゴ内の
荷重を測定する第二の荷重測定手段と、前記カゴが到着
した階床の乗降場の荷重の変化量と当該カゴ内の荷重の
変化量が等しくなった時に戸閉させる制御手段と、を備
えることを特徴とする。更に、本発明に係るエレベータ
においては、建物の階床間を昇降するカゴと、このカゴ
に備えられた戸と、階床に到着して戸が開いた後、前記
戸を一定時間開放し続ける戸開閉装置と、を備えたエレ
ベータにおいて、前記戸開閉装置は、エレベータの乗降
場における前記カゴが到着した階床の荷重及びその変化
量を測定する第一の荷重測定手段と、前記カゴが到着し
た後にカゴ内の荷重及びその変化量を測定する第二の荷
重測定手段と、前記カゴが到着した階床の荷重あるいは
前記カゴが到着した後のカゴ内の荷重のいずれか一方が
無荷重となった場合であって、前記第一の荷重測定手段
又は前記第二の荷重測定手段のいずれか一方が測定した
変化量と、他方の荷重測定手段が測定した変化量とが等
しくなった時に戸閉させる制御手段と、を備え、乗降場
からカゴへの荷重の移動、または、カゴから乗降場への
荷重の移動が終了した時に戸閉させることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】以上のような構成を有する本発明に係るエレベ
ータの戸開閉装置においては、カゴ内および乗降場の両
方に荷重検出装置を設けることにより、検出装置が無い
場合またはカゴ内のみに設けるよりも確実に利用者が望
む戸開時間を設定することができる。
【0012】即ち、発明に係るエレベータにおいて
は、乗降場の荷重が大きい時には戸が開いている時間が
長くなり、一方、乗降場の荷重が小さい時には戸が開い
ている時間が短くなる。
【0013】また、本発明に係るエレベータにおいて
は、乗降場およびカゴ内の荷重が測定される。そして、
それぞれの荷重の合計が大きい時には戸が開いている時
間が長くなり、一方、その合計が小さい時には戸が開い
ている時間が短くなる。
【0014】更に、本発明に係るエレベータにおいて
は、乗降場に荷重が存在しかつカゴ内に荷重が存在しな
い状態でカゴが階床に到着し戸開した場合には、カゴが
到着した時の乗降場の荷重と当該カゴに積み込んだ荷重
が等しくなると戸閉させる。一方、乗降場に荷重が存在
せずかつカゴ内に荷重が存在する状態でカゴが階床に到
着し戸開した場合には、カゴが到着した時のカゴ内の荷
重と当該カゴから下ろした荷重が等しくなると戸閉させ
る。従って、乗降場からカゴへの荷重の移動、または、
カゴから乗降場への荷重の移動が終了した時に戸閉する
ことになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づいて説明する。
【0016】第1基本構成例 第1基本構成例は、本発明の実施例の基本となる構成例
である。 この第1基本構成例では、その放電により戸を
開いた状態にさせるコンデンサを並列配置している。そ
して、通常の状態では片方のコンデンサの放電により戸
開状態が維持されるが、乗降場の荷重が所定の値を越え
ると、並列配置されたこれらのコンデンサが接続され、
これらにより戸開状態が維持されるようにしている。こ
のため、乗降場の荷重が所定の値を越えた場合には、通
常よりも戸開状態が長く維持される。第1基本構成例
は、並列配置するコンデンサの数あるいは種類を条件に
応じて適当に設定することにより、乗降場の荷重と戸開
状態の長さを比例させるように設定できる。
【0017】 [構成] 図1は本発明の第1基本構成例に係るエレベータ戸開閉
装置の回路図である。
【0018】図において、(+)および(−)は直流電
源を示している。1は荷重検出装置接点であり、乗降場
の荷重がある一定の値を超えると動作する。2は乗降場
の荷重検出リレーであり、2aはその常開接点である。
【0019】3は戸閉検出リレーの常開接点であり、戸
が全閉すると閉成し、戸が開き始めると開放する。4は
時限リレーであり、4aはその常閉接点である。この時
限リレー4は、付勢されると直ちに動作し、消勢される
と所定時限経過後に消勢する。なお、時限リレー4は、
後述するコンデンサ5、8および放電抵抗6の作用によ
り所定時限経過後に消勢する。5は放電抵抗6と共に短
時限に設定されたコンデンサであり、一方、8はコンデ
ンサ5と放電抵抗6とに合わせて長時限に設定されたコ
ンデンサである。7aはカゴの走行時は閉成する走行リ
レー接点であり、9はカゴ内の行き先ボタンが操作され
ると閉成するカゴ呼び検出リレー接点である。10は、
カゴ内に設けられた戸閉ボタンである。11は、戸開ボ
タンが押されると戸が全開するまで開放し続ける常閉接
点である。
【0020】12は、付勢されると戸閉リレーに戸閉指
令を出し、消勢されると戸開リレーに戸開指令を出す戸
管制リレーであり、12aはその常開接点である。
【0021】[動作] (イ)カゴが走行中の場合 乗降場の呼びに応答するなどして、カゴが走行している
間は、戸閉検出リレー接点3および走行リレー接点7a
は閉成している。この状態では、コンデンサ5もコンデ
ンサ8も充電される。
【0022】また、戸閉検出リレー接点3は閉成してい
るから、(+)−3−4−(−)の回路により時限設定
リレー4が付勢され、接点4aが開放する。
【0023】(ロ)カゴが停止した場合 乗降場の荷重が小さい場合 乗降場の荷重が小さく、荷重検出装置接点1を閉成させ
ない重さの場合には、荷重検出リレー2が付勢されず、
接点2aは開放している。
【0024】カゴが応答しようとしている乗降場呼びの
ある階で停止して戸開きした場合には、戸閉検出リレー
接点3および走行リレー7aは開放する。しかし、コン
デンサ5の放電により、時限リレー4は直ちには消勢し
ないので、その間接点4aは開放されており、戸管制リ
レー12は付勢されない。このため、コンデンサ5の放
電が終わるまで戸は開いたままである。コンデンサ5の
放電が終わると、時限リレー4は消勢するため、接点4
aは閉成する。すると、(+)−4a−11−12−
(−)の回路により、戸管制リレー12が付勢され、戸
は閉まり始める。
【0025】ここで、早く戸閉したい場合、即ち時限リ
レー4が復帰する時限より前に戸閉したい場合には、戸
閉ボタン10若しくは行き先ボタンが押される。戸閉ボ
タン10を押すと(+)−10−11−12−(−)の
回路により、また、行き先ボタンを押すと接点9が閉成
して(+)−9−11−12−(−)の回路により、戸
管制リレー12が付勢され、戸が閉まり始める。
【0026】乗降場の荷重が大きい場合 乗降場の荷重が大きく、荷重検出装置接点1を閉成させ
る重さの場合には、荷重検出リレー2は付勢され、接点
2aが閉成する。
【0027】この場合、接点2aが閉成されているた
め、時限リレー4は、コンデンサ5および8の放電によ
り、荷重検出リレー2が付勢されていないときよりも長
い時間経過した後に消勢する。時限リレー4の消勢によ
り接点4aが閉成する点、および、接点4a閉成後
(+)−4a−11−12−(−)の回路により、戸管
制リレー12が付勢され、戸が閉まり始める点は乗降場
の荷重が小さい場合と同様である。従って、乗降場の荷
重が大きい場合には、戸管制リレー12が付勢されるま
での時間が長くなり、その荷物を積み終わった後に戸は
閉まり始める。
【0028】なお、第1基本構成例では、時限リレー4
の時限を2種類の時限で説明したが、接点が閉成する荷
重の設定値が異なる荷重検出装置を多数取り付け、その
数だけコンデンサを前記コンデンサ8と同じ条件で取り
付けることにより、時限を多数設定することが出来る。
こうすることにより、荷重の多少により戸開時間を細か
く設定することが出来る。
【0029】第2基本構成例 第2基本構成例は、本発明の実施例の基本となる構成例
である。 この第2基本構成例では、第1基本構成例と同
様の手段をカゴにも施している。これにより、カゴ内の
荷重が所定の値を越えた場合にも、通常よりも戸開状態
が長く維持される。従って、乗降場の荷重に加えてカゴ
内の荷重も所定の値を越えた場合には、乗降場の荷重に
応じて長くなった戸開状態よりも、更に、カゴ内の荷重
が大きい分だけ、戸開状態が長く維持される。このた
め、乗降場とカゴの荷重の合計が大きい時には戸が開い
ている時間が長くなり、それが小さい時には戸が開いて
いる時間が短くなる。
【0030】 [構成] 図2は第2基本構成例の回路図である。なお、第1基本
構成例と同一の構成要素には同一符号を付している。
【0031】図2において、7bは、図1の7aと同じ
走行リレー接点であり、13はカゴの荷重検出装置接点
である。また、14はカゴの荷重検出リレーであり、1
4aはその常開接点である。15は、コンデンサ5およ
び8と放電抵抗6とを合わせて長時限に設定されたコン
デンサである。
【0032】[動作] カゴが走行している間の動作は第1基本構成例と同様で
ある。カゴが階床に到着した後、戸開し、カゴおよび乗
降場共に荷重を検出しながら走行し階床に到着して戸開
した場合には、乗降場の荷重検出接点1が閉成し、
(+)−1−2−(−)の回路により接点2aは閉成す
る。また、カゴの荷重検出接点13が閉成し、(+)−
13−14−(−)の回路により接点14aは閉成す
る。
【0033】ここで、接点2aおよび14aが閉成する
ことにより、コンデンサ5、8および15を使用するこ
とができ、時限リレー4は、どちらか一方のみで荷重を
検出した場合よりも長い時限を経過した後に消勢する。
【0034】なお、この第2基本構成例においても、荷
重検出接点およびコンデンサを多数設置することによ
り、荷重の多少で戸開時間を自動的に設定することが出
来る。また、この第2基本構成例では、カゴおよび乗降
場両方の荷重で戸開時間を制御するため、第1基本構成
に比べ、利用者の求める戸開時間をより正確に設定す
ることが出来る。
【0035】実施例 次に、本発明の実施例について説明する。 この実施例
は、第1基本構成例及び第2基本構成例の手段の他に、
測定された乗降場の荷重を記憶する手段と、測定された
カゴの荷重を記憶する手段と、これらの記憶データを比
較する手段と、を備えている。これにより、乗降場に荷
重が存在しかつカゴ内に荷重が存在しない状態でカゴが
階床に到着し戸開した場合には、カゴが到着した時の乗
降場の荷重と当該カゴに積み込んだ荷重が等しくなると
戸閉させる。一方、乗降場に荷重が存在せずかつカゴ内
に荷重が存在する状態でカゴが階床に到着し戸開した場
合には、カゴが到着した時のカゴ内の荷重と当該カゴか
ら下ろした荷重が等しくなると戸閉させる。従って、乗
降場からカゴへの荷重の移動、または、カゴから乗降場
への荷重の移動が終了した時に戸閉することになる。
【0036】 [構成] 図3および図4は、実施例の回路図である。なお、第1
基本構成例或いは第2基本構成例と同一の構成要素には
同一符号を付している。
【0037】図3および図4において、16は、乗降場
の荷重を検出してその量に応じた出力を発する荷重検出
装置である。
【0038】17は荷重検出装置16の無荷重時に出力
する端子に接続された乗降場の無荷重検出リレーであ
り、17aはその常開接点である。また、18はカゴ内
の荷重を検出してその量に応じた出力を発する荷重検出
装置である。19は荷重検出装置18の無荷重時に出力
する端子に接続されたカゴ内の無荷重検出リレーであ
り、19aはその常開接点である。20は、戸が全閉す
ると開放し、戸が開き始めると閉成する戸閉検出リレー
の常閉接点である。21は乗降場の無荷重記憶リレーで
あり、21aおよび21bはその常開接点である。22
は乗降場の荷重記憶リレーであり、22aおよび22b
はその常開接点である。23はカゴ内の無荷重記憶リレ
ーであり、23aおよび23bはその常開接点である。
24はカゴ内の荷重記憶リレーであり、24aおよび2
4bはその常開接点である。25は荷重移動検出リレー
であり、25aはその常開接点である。但し、乗降場の
荷重検出リレー2およびカゴ内の荷重検出リレー14
は、同じ荷重の出力端子にそれぞれ接続してあるものと
する。
【0039】[動作] カゴ内に当該カゴ内の荷重検出リレー14が付勢する荷
重があり、また乗降場に荷重が無く乗降場の無荷重検出
リレー17が付勢している状態で走行し、階床に到着し
て戸開し、接点20が閉成したとする。この時、(+)
−20−17a−21−(−)回路により乗降場の無荷
重記憶リレー21が付勢し、接点21aが閉成すること
により自己保持する。また接点21bが閉成することに
より、(+)−20−21b−14b−24−(−)回
路によりカゴ内の荷重記憶リレー24が付勢し、接点2
4aにより自己保持し、また接点24bも閉成する。そ
の後、カゴの荷重が全て無くなり、その荷重が全て乗降
場に移動すると、カゴ内の無荷重検出リレー19が付勢
して接点19aが閉成する。(+)−20−19a−2
3−(−)回路によりカゴ内の無荷重記憶リレー23が
付勢し、接点23aによって自己保持する。接点23b
が閉成し、また荷重が全てカゴ内から乗降場に移動する
と、乗降場の荷重検出リレー2が付勢して接点2bが閉
成する。すると、(+)−20−23b−2b−22−
(−)回路により、乗降場の荷重記憶リレー22が付勢
し、接点22aにより自己保持する。ここで、接点22
bが閉成すると(+)−22b−24b−25−(−)
回路により荷重移動検出リレー25が付勢する。これ
で、接点25aが閉成するため、(+)−25a−11
−12−(−)回路により戸が閉まる。
【0040】カゴ内および乗降場に荷重を検出した場合
には、カゴ内および乗降場の荷重記憶リレー24、22
および荷重移動検出リレー25が付勢されず、接点22
bおよび23bは開放している。このため上記の動作は
行われず、第2基本構成例と同じく時限リレーによって
戸開時間は制御される。この実施例ではどちらか一方の
みに荷重があったときに同荷重が移動したことを検出す
ることにより戸閉を促進するため、第2基本構成例に比
べ、効率が上がる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る戸開閉装置
は、カゴ及び乗降場に荷重を検出する装置を設けること
により、乗降場の荷重が検出の対象となり、同一階床に
次の利用者がいる場合には、カゴ内の荷物が無くなった
時点でも戸閉をせず、利用者を置き去りにしてカゴが他
階へ移動してしまうことがない。
【0042】また、カゴが階床に到着し、戸開時点でカ
ゴまたは乗降場の荷重を記憶し、その荷重の移動を検出
して戸閉を促進することにより、更に運転効率を良くす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1基本構成例に係るエレベータの
戸開閉装置を示す回路図である。
【図2】この発明の第2基本構成例に係るエレベータの
戸開閉装置を示す回路図である。
【図3】この発明の実施例に係るエレベータの戸開閉装
置を示す回路図である。
【図4】この発明の実施例に係るエレベータの戸開閉装
置を示す回路図である。
【符号の説明】
1 乗降場の荷重検出装置接点 2 乗降場の荷重検出リレー 3 戸閉検出リレーの常開接点 4 限時復帰形時限リレー 5 コンデンサ 6 放電抵抗 7a、7b 走行リレーの常開接点 8 コンデンサ 9 カゴ呼び検出リレーの常開接点 10 戸閉ボタン 11 戸開指令リレーの常閉接点 12 戸管制リレー 13 カゴ内の荷重検出装置接点 14 カゴ内の荷重検出リレー 15 コンデンサ 16 乗降場の荷重検出装置 17 乗降場の無荷重検出リレー 18 カゴ内の荷重検出装置 19 カゴ内の無荷重検出リレー 20 戸閉検出リレーの常閉接点 21 乗降場の無荷重記憶リレー 22 乗降場の荷重記憶リレー 23 カゴ内の無荷重記憶リレー 24 カゴ内の荷重記憶リレー 25 荷重移動検出リレー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の階床間を昇降するカゴと、このカ
    ゴに備えられた戸と、階床に到着して戸が開いた後、前
    記戸を一定時間放し続ける戸開閉装置と、を備えたエ
    レベータにおいて、 前記戸開閉装置は、 エレベータの乗降場における前記カゴが到着した階床の
    荷重及びその変化量を測定する第一の荷重測定手段と、 前記カゴが到着した後にカゴ内の荷重及びその変化量
    測定する第二の荷重測定手段と、前記カゴが到着した階床の荷重あるいは前記カゴが到着
    した後のカゴ内の荷重のいずれか一方が無荷重となった
    場合において、 前記第一の荷重測定手段又は前記第二の荷重測定手段の
    いずれか一方が測定した変化量と、他方の荷重測定手段
    が測定した変化量とが等しくなった時に戸閉させる制御
    手段と、 を備え、 乗降場からカゴへの荷重の移動、または、カゴから乗降
    場への荷重の移動が終了した時に戸閉させることを特徴
    とするエレベータ。
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