JP3319198B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

内燃機関の制御装置

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JP3319198B2
JP3319198B2 JP01262295A JP1262295A JP3319198B2 JP 3319198 B2 JP3319198 B2 JP 3319198B2 JP 01262295 A JP01262295 A JP 01262295A JP 1262295 A JP1262295 A JP 1262295A JP 3319198 B2 JP3319198 B2 JP 3319198B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/32Cooling devices
    • B60H1/3204Cooling devices using compression
    • B60H1/3205Control means therefor
    • B60H1/3208Vehicle drive related control of the compressor drive means, e.g. for fuel saving purposes

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調装置を備える内燃
機関の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の運転状態を制御する制御装置
において、従来の車室内空調用コンプレッサ内部の液化
冷媒の排出方法としては特開平5−345513のよう
なものがある。このものは、エンジン運転時に運転者か
ら車室内空調用コンプレッサの作動要求があった場合、
コンプレッサ駆動/停止を短時間繰り返して液化冷媒を
徐々に排出し、液圧縮音を低減している。尚、液化冷媒
とは、エンジンを運転せずに長期間(2〜5日)屋外に
放置した場合、外気温度と日射による車室内(暑い)と
エンジンルーム(冷たい)の温度差が繰返されるときに
冷媒が低い位置(コンプレッサ内部)に集まり、冷却さ
れて液化したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、エンジン運転時
の暗騒音を低下させる工夫がされており、補機装置やア
クチュエータ駆動時の作動音においても低減が求められ
ている。しかしながら、コンプレッサ内部に前述した液
化冷媒が溜まった状態で、コンプレッサを駆動(=回
転)させた場合、液を圧縮することになり、弁より強烈
な勢いで液が排出され、液圧縮音となる。液圧縮音の大
きさは、排出液の流速、つまりコンプレッサ回転速度に
比例し、エンジン故障を錯覚させる可能性がある。
【0004】上記公報に記載の内燃機関制御装置にあっ
ては、車室内空調用コンプレッサを駆動する時に、車室
内空調用コンプレッサに溜まった液化冷媒を排出する場
合、エンジン回転数が高い(アイドル回転数で700rp
m )ときに、短時間ではあるがコンプレッサを駆動する
為、コンプレッサの回転速度、つまりコンプレッサから
の排出される液化冷媒の流速が速く、短いが鋭い液圧縮
音が断続的に発生する。
【0005】そこで、本発明では、エンジン運転性能
(始動性)を損なうことなく、エンジン回転数が最も低
い始動時(200rpm 以下)にコンプレッサを駆動し、
液化冷媒排出時の液流速を低下させ、液圧縮音を低減す
る装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では内燃
機関の始動を検出する始動状態検出手段と、内燃機関の
動力にて駆動される車室内空調用コンプレッサと、始動
状態検出手段により内燃機関が始動状態であると判断さ
れると、コンプレッサを駆動し、コンプレッサ内部に溜
まった液化冷媒を排出する液化冷媒排出手段とを備え、
前記液化冷媒排出手段は、前記空調要求記憶手段が空調
要求有りと記憶しているとき、内燃機関の始動状態でコ
ンプレッサを駆動し、前記空調要求記憶手段が空調要求
無しと記憶しているとき、内燃機関の始動状態でコンプ
レッサを駆動しない手段を含むことを特徴とする内燃機
関の制御装置を提供する。
【0007】
【作用】以上の構成を採ることにより、始動状態検出手
段は内燃機関の始動を検出する。また、車室内空調用コ
ンプレッサは内燃機関の動力にて駆動される。そして、
液化冷媒排出手段は始動状態検出手段により内燃機関が
始動状態であると判断されると、コンプレッサを駆動
し、コンプレッサ内部に溜まった液化冷媒を排出する。
さらに液化冷媒排出手段は、空調要求記憶手段が空調要
求有りと記憶しているとき、内燃機関の始動状態でコン
プレッサを駆動し、空調要求記憶手段が空調要求無しと
記憶しているとき、内燃機関の始動状態でコンプレッサ
を駆動しない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の第1の実施例のシステム構成図を
示したものである。4気筒内燃機関1の始動装置は、運
転者よりの始動操作(図示しないイグニションキーを運
転者が回転させ、キー内部のスタータ信号14、イグニ
ション信号15の接点をONさせる)にてバッテリ3か
らの電圧がスタータモータ2に供給され、エンジンを回
転させ、公知の燃料噴射、点火制御によりエンジンを始
動させる。
【0009】運転状態検出系としては、エンジン回転数
を検出する回転角センサ11、気筒判別する気筒判別セ
ンサ12、機関温度を検出する水温センサ13、始動操
作を検出するスタータ信号14、エンジン運転維持を検
出するイグニション信号15が備えられており、さらに
バッテリ3の電圧を検出するためにバッテリ電圧16が
エンジンECU99に入力されている。
【0010】車室内空調装置の冷媒循環器系は、冷媒を
圧縮するコンプレッサ21、コンプレッサの駆動と非駆
動を制御するマグネットクラッチ22、コンプレッサ行
程容量を100〜5%まで連続的に制御する(ピストン
の往復行程を短くすることで容量を変える既知の連続可
変容量コンプレッサ)容量切り換えバルブ23、冷媒を
冷却するコンデンサ24、エバポレータ26に送る冷媒
量を調整する膨張弁25、冷媒の潜熱で空気を冷却する
エバポレータ26、運転者よりの送風強度要求信号30
にて車室内の送風強度を変えるブロアモータ27から構
成されている。さらに、空調装置の作動検出系として
は、エバポレータ下流温度センサ28、エアコン要求信
号29、送風強度要求信号30、図示しないイグニショ
ンキー内部にエアコン制御部を起動させる接点であるエ
アコン起動信号31をエンジンECU99に入力する構
成となっている。
【0011】空調制御部は、本実施例では、入力信号と
駆動信号の情報のやり取りが簡単なようにエンジン制御
部と同じ、エンジンECU99に入っているが、入力/
出力情報のイターフェイスに支障がなければ、別体EC
Uとしてもよい。次に、エンジンECU99で処理され
る本実施例のフローチャートを図2に示す。ステップS
1では、回転角度センサ11、水温センサ13、バッテ
リ電圧16、スタータ信号14、イグニション信号1
5、エアコン要求信号29よりの計測信号を読み込み、
エンジン回転数N、機関温度THW、バッテリ電圧BA
Tを算出し、スタータON(STA=1)、イグニショ
ンON(IGSW=1)、エアコンON(AC=1)を
判定する。
【0012】ステップS2〜ステップS8までは、始動
時に空調用コンプレッサを駆動すべきか否かの判定フラ
グXACOの操作を行う。XACOは、前回エンジン運
転時のエアコンON/OFF情報を記憶する不揮発性R
AM内のフラグ(前回、運転者がエアコンON操作した
状態でエンジンを停止した場合、XACO=1となる)
である。
【0013】ステップS2では、イグニションOFF
(IGSW=0)かを判定し、イグニションONの場
合、ステップS3に進み、スタータON(STA=1)
かを判定する。イグニッションOFFまたはスタータO
Nの場合、ステップS4に進み、判定フラグXACOの
書き換えを禁止するためにカウンタCIGSTA=0と
する。更に、ステップS4においては空調用コンプレッ
サの行程容量を最小容量にするため、容量切替えバルブ
23の駆動信号をOFFに操作する。
【0014】最小容量とした場合、エンジン停止中にコ
ンプレッサ内部に溜まる液化冷媒量を低減でき、更に、
始動時に排出する液化冷媒量を低減できるため、液圧縮
音を小さくすることができる。ステップS3において、
スタータモータ非駆動(始動状態でない)であれば、ス
テップS5以降に進む。ステップS5では、カウンタC
IGSTAが2.0秒経過したかを判定し、経過後は判
定フラグXACOにエアコンON/OFF操作状態の書
き換えを許可する。
【0015】ステップS6では、エアコンON/OFF
操作状態を示すフラグXACODから、エアコンON
(XACOD=1)時にはステップS7に進み、また、
エアコンOFF(XACOD=0)時にはステップS8
に進み、エアコンのON/OFF操作状態と同情報とな
るように判定フラグXACOを書き換える。ここで、カ
ウンタCIGSTAにてエアコンON/OFF状態の書
き換え禁止をする理由を述べる。
【0016】スタータモータ駆動の始動時、イグニショ
ンキー内のエアコン起動信号31がOFFとなり、エア
コン制御部CPUが作動を停止する(バッテリ電圧が低
下しでCPU作動不定となるのを防止する為、意図的に
作動を停止させる)。スタータモータ非駆動(=バッテ
リ電圧復帰)でエアコン起動信号31がONとなり、C
PUが作動開始するが、エアコンON/OFF状態を正
規判定する(エアコン要求信号29は始動時もONであ
るが、CPUがエアコンON判定するまで2.0秒の時
間が掛かる)まで待つ時間は書き換えを禁止する必要が
ある。本実施例では、その時間を、2.0秒としたが、
使用するCPUや演算処理負荷により変わる。
【0017】又、エアコンON/OFF状態を示すフラ
グとして、XACODを使っている。XACODは運転
者が操作するエアコン要求信号29のON/OFFを基
に判定したエアコンON/OFF判定値にに対してディ
レイ時間を設けて判定したフラグである。エアコン要求
信号29はスイッチであるためON/OFF反転時にチ
ャタリングがでる。
【0018】更にエンジン停止時にイグニションキーの
ばらつきでエアコン起動信号33がイグニション信号1
5より先に変化した場合、エアコン制御部のCPUが停
止し、エアコンON/OFFを正確に出力できなくなる
(エアコンON操作時でも、OFF出力が出てしまうこ
とがある)。そこで、エアコン要求信号29のON/O
FF反転時に時間ディレイ200ms(エアコン要求信号
15のON/OFF反転後、200ms経過後にXACO
Dを1→0に変化させる。又、逆の場合も同様の処理を
する)を設けて、ON/OFF反転を判定し、フラグX
ACODに記憶する。更に、XACODをエンジン停止
時にも情報が消えないRAM領域のフラグXACOに記
憶する。
【0019】図3のステップS11〜ステップS17ま
では、始動時に空調用コンプレッサを駆動すべきか否か
を判定する条件判定処理である。以下、図3のフローチ
ャートにしたがって説明する。ステップS11とステッ
プS12とでは、始動時機関温度が所定範囲のときにの
みコンプレッサを駆動するための判定処理を実行する。
【0020】これは、暖機後始動では、エンジンルーム
及びコンプレッサが温まっている為、液化冷媒量がコン
プレッサから減少している可能性が高く、始動時コンプ
レッサ駆動制御が不要と考えるためである。又、0℃以
下では、フロスト防止のためコンプレッサ非駆動とする
空調制御により、制御不要と考えるためである。ステッ
プS13では、前回エンジン運転時のエアコンON/O
FF情報を記憶しておいたフラグXACOからXACO
=1であるか、つまり、前回運転者がエアコンON状態
でエンジンを停止したかを判断し、肯定判断されるとス
テップS14に進む。
【0021】ここで、前回エンジン運転時にエアコンO
Nのときにコンプレッサ駆動する理由を述べる。毎日、
エアコンをかけながらエンジンを運転する場合、コンプ
レッサに液化冷媒が溜まることはない。つまり、コンプ
レッサに液化冷媒が溜まる頻度は少ないと言える。液化
冷媒が溜まっていない状態で、コンプレッサを連続駆動
(冷媒が循環する)させずに、短期間のみコンプレッサ
を回転させてコンプレッサから冷媒を排出させることを
繰り返すと、冷媒に含まれる潤滑油も排出することにな
り、コンプレッサが焼きつく原因となる。
【0022】従って、始動時毎にコンプレッサ駆動する
ことができないため、次回エンジン運転時に運転者がエ
アコンONする(冷媒が循環して潤滑油も供給される)
可能性が高い時だけ、始動時にコンプレッサ駆動させた
い。そこで、運転者がエアコンONでエンジンを停止し
た場合は、次回エンジン運転時もエアコンONする可能
性が高いと考え、始動時にコンプレッサ駆動し、その逆
は、コンプレッサ非駆動とする。
【0023】ステップS14では、始動操作開始からの
エンジンのクランク軸回転数をカウントするカウンタC
STACによりクランク軸が1回転以上回転したかを判
定する。1回転以上回転した場合、ステップS15に進
み、1回転未満の場合は、制御開始前と判断し、この処
理部を終了する(この操作をしないと、イグニションO
N状態でもマグネットクラッチが作動し、暗電流が増大
するため)。
【0024】ステップS15では、バッテリ電圧BAT
が8v以上かを判定する。これは、始動時のバッテリ電
圧が低い時にマグネットクラッチをつなぐと、吸引力が
低いのでクラッチが滑り、異常磨耗、滑り音の原因とな
るためである。又、スタータモータの駆動電圧も低下し
ておりクランキング回転数が低下し、始動時間が長くな
り始動性悪化の原因もなるためである。そこで、所定バ
ッテリ電圧以下では、コンプレッサ駆動を禁止してい
る。
【0025】ステップS16では、CSTACが6回転
未満か否かを判定し、6回転未満の時にはステップS1
8に進み、始動時にコンプレッサを駆動するよう、マグ
ネットクラッチ駆動信号32をエンジンECU99から
出力し、コンプレッサを駆動して液化冷媒を排出する。
つまり、ステップS14とステップS16にて、始動後
のクランク軸回転数が1〜5回転の間はコンプレッサを
駆動し、始動時の低回転時にコンプレッサをゆっくり回
転させて液化冷媒を徐々に排出することで液圧縮音を消
すことができる。
【0026】次に、クランク軸回転数が6回転以降にコ
ンプレッサを非駆動とする理由を述べる。クランク軸回
転数が或る程度回転すると、エンジンが自力で掛かり、
エンジン回転数が上昇する。コンプレッサ駆動を継続し
た時に、液化冷媒が残っていると軽微な液圧縮音が発生
し、また、コンプレッサ負荷により始動性(回転上昇の
勢い)も悪化する為、所定回転の期間コンプレッサを駆
動することとした。
【0027】しかし、コンプレッサを駆動するクランク
軸回転数は、フィーリング定数でもある為、エンジンに
応じて変えることが可能である。又、所定エンジン回転
数(例えば、300rpm )を越えたら非駆動とすること
でも効果は同じである。ステップS11〜ステップS1
3、および、ステップS15〜ステップS16の条件判
定で否定判断された場合はステップS17に進み、カウ
ンタCSTAC=100として、始動時マグネットクラ
ッチ駆動制御を終了させる操作をする。
【0028】次に、これまで説明した始動時コンプレッ
サ駆動制御のタイムチャートを図4に示す。以下、図4
にしたがって説明する。エンジン運転時にエアコンON
でエンジンを停止すると、その時の情報をXACOに記
憶する。デッドソーク後、エアコンONで始動する場
合、XACO=1(エアコンON)の情報を基に、スタ
ータモータ駆動後、エンジン回転が1〜5回転の期間,
マグネットクラッチを駆動してコンプレッサを回す。そ
の時に液化冷媒をゆっくり排出している。
【0029】エンジン回転が6回転以上ではコンプレッ
サを非駆動としている。又、始動後、エアコンONを判
定するのは、スタータモータ停止でエアコン駆動信号3
1がOFF→ON後、2.0秒経過してからである。上
記実施例において、図3のステップS14が始動状態検
出手段に、図3のステップS18が液化冷媒排出手段
に、図2のステップS6からステップS8までが空調要
求記憶手段に、回転角センサ11が回転数検出手段に、
エンジンECU99がバッテリ電圧検出手段に、図2の
ステップS2からステップS4までが停止時小容量化手
段および始動時小容量化手段とにそれぞれ相当し、機能
する。
【0030】なお、他の実施例として、これまで説明し
てきた本発明の始動時コンプレッサ駆動制御と特開平5
−345513で実施しているエンジン運転時に短時間
のコンプレッサ駆動/非駆動の繰り返し制御を組み合わ
せれば、どんなに多量の液化冷媒が溜まろうとも、液圧
縮音を消し去ることができる。
【0031】
【発明の効果】エンジン回転が最も低いエンジン始動時
に空調用コンプレッサを駆動することで、コンプレッサ
の中に溜まった液化冷媒を遅い流速で液排出することが
でき、液圧縮音を大幅に低減(エンジン始動時の暗騒音
に隠れて聞こえない音レベル)することができる。
【0032】また、コンプレッサ行程容量を最小容量で
駆動できれば、液化冷媒量を徐々に排出できる為液圧縮
音を消すことができる。また、前回エンジン運転停止時
のエアコンON/OFF情報に基づいて、始動時コンプ
レッサ駆動をすれば、コンプレッサ内部の潤滑油切れも
発生せずに、液圧縮音のみ低減できる。
【0033】更に、始動時コンプレッサ駆動する場合で
も、所定回転後、又はバッテリ電圧が低下したときに
は、コンプレッサを非駆動とすることで、始動性も確保
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に用いる内燃機関制御装置の
システム構成図である。
【図2】 エンジンECUにて実行される処理を示すフ
ローチャートである。
【図3】 エンジンECUにて実行される処理を示すフ
ローチャートである。
【図4】 エンジンECUにてコンプレッサの制御を実
行したときの作動を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン 3 バッテリ 11 回転角センサ 14 スタータ信号 15 イグニッション信号 16 バッテリ電圧 21 コンプレッサ 29 エアコン要求信号 99 エンジンECU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−255353(JP,A) 特開 昭61−31859(JP,A) 特開 昭57−182517(JP,A) 特開 昭63−90421(JP,A) 特開 昭57−155117(JP,A) 特開 昭60−1013(JP,A) 特開 昭49−21704(JP,A) 特開 平5−345513(JP,A) 実開 平2−11717(JP,U) 実開 昭60−89013(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/32 623 B60H 1/32 624 B60H 1/32 622 B60H 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の始動を検出する始動状態検出
    手段と、 内燃機関の動力にて駆動される車室内空調用コンプレッ
    サと、 前記始動状態検出手段により内燃機関が始動状態である
    と判断されると、前記コンプレッサを駆動し、前記コン
    プレッサ内部に溜まった液化冷媒を排出する液化冷媒排
    出手段と、内燃機関運転時に空調要求の有無を記憶し、内燃機関停
    止中も記憶した値を保持する空調要求記憶手段を備え、 前記液化冷媒排出手段は、前記空調要求記憶手段が空調
    要求有りと記憶しているとき、内燃機関の始動状態でコ
    ンプレッサを駆動し、前記空調要求記憶手段が空調要求
    無しと記憶しているとき、内燃機関の始動状態でコンプ
    レッサを駆動しない手段を含むことを特徴とする 内燃機
    関の制御装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の始動を検出する始動状態検出
    手段と、 内燃機関の動力にて駆動される車室内空調用コンプレッ
    サと、 前記始動状態検出手段により内燃機関が始動状態である
    と判断されると、前記コンプレッサを駆動し、前記コン
    プレッサ内部に溜まった液化冷媒を排出する液化冷媒排
    出手段と、 内燃機関の回転数を検出する回転数検出手段を備え、 前記液化冷媒排出手段は、前記回転数検出手段により内
    燃機関が所定回転したと検出されると前記コンプレッサ
    を非駆動とする手段を含むことを特徴とする内燃機関の
    制御装置。
  3. 【請求項3】 内燃機関の始動を検出する始動状態検出
    手段と、 内燃機関の動力にて駆動される車室内空調用コンプレッ
    サと、 前記始動状態検出手段により内燃機関が始動状態である
    と判断されると、前記コンプレッサを駆動し、前記コン
    プレッサ内部に溜まった液化冷媒を排出する液化冷媒排
    出手段と、 内燃機関運転時に、空調要求有りの状態で機関を停止す
    る時、コンプレッサ容量を小容量とする停止時小容量化
    手段と、 前記液化冷媒排出手段によりコンプレッサを駆動する
    時、コンプレッサ容量を小容量状態で駆動する始動時小
    容量化手段とを備えることを特徴とする内燃機関制御装
    置。
  4. 【請求項4】 バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧
    検出手段を備え、 前記液化冷媒排出手段は、前記バッテリ電圧検出手段に
    よりバッテリ電圧が所定電圧以下であると検出されると
    前記コンプレッサを非駆動とする手段を含むことを特徴
    とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の内
    燃機関の制御装置。
JP01262295A 1995-01-30 1995-01-30 内燃機関の制御装置 Expired - Lifetime JP3319198B2 (ja)

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