JP3318488B2 - 電子装置の脚構造 - Google Patents

電子装置の脚構造

Info

Publication number
JP3318488B2
JP3318488B2 JP17511296A JP17511296A JP3318488B2 JP 3318488 B2 JP3318488 B2 JP 3318488B2 JP 17511296 A JP17511296 A JP 17511296A JP 17511296 A JP17511296 A JP 17511296A JP 3318488 B2 JP3318488 B2 JP 3318488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic device
caster
fall prevention
fixed
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17511296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1022646A (ja
Inventor
宏樹 藤井
尚志 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PFU Ltd filed Critical PFU Ltd
Priority to JP17511296A priority Critical patent/JP3318488B2/ja
Publication of JPH1022646A publication Critical patent/JPH1022646A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3318488B2 publication Critical patent/JP3318488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子装置の脚構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】中型、あるいは大型の電子装置を設置す
る際に使用される脚構造の従来例を図8に示す。この従
来例において、電子装置1の底壁には電子装置1の移動
を容易にするためにキャスタ4が設けられており、さら
に、設置後の装置の転倒を防止するための転倒防止足3
が設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例において、キャスタ4は電子装置1を所定位置に設置
した後では不要となるにも関わらず、電子装置1の底壁
に固定されて取り外しが困難なため、そのまま取り付け
られた状態とされており、無駄になるという欠点を有す
る。
【0004】また、図8(b)に示すように、複数個の
電子装置1、1・・を並設する場合等においても、転倒
防止足3同士の干渉を防ぐために電子装置1間に所定の
間隔dを置くことが必要となり、設置スペースの無駄が
生じるという欠点を有する。
【0005】さらに、既設の電子装置1を異なった仕様
のものと交換する際には、転倒防止足3の固定位置が床
面に設置してあるアンカーボルトの取り付けピッチに合
致せず、新たにアンカーボルトを埋設する作業を要する
という欠点を有する。
【0006】本発明は、以上の欠点を解消すべくなされ
たもので、部品あるいは設置スペースの無駄をなくする
ことのできる電子装置の脚構造を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、ネジ挿通穴33が開設されたキャスタ4と、 前記キ
ャスタ4とは別体で形成され、ネジ挿通穴33が開設さ
れた転倒防止足3と、電子装置1の底壁に固定され、
記キャスタ4、あるいは転倒防止足3のネジ挿通穴33
を挿通して、該キャスタ4、あるいは転倒防止足3を止
着するネジ2が螺入されるネジ穴10aを電子装置1の
側方に向けて形成した脚固定用ブロック10とを有し、
前記脚固定用ブロック10には、キャスタ4、あるいは
転倒防止足3を選択して固定可能であり、電子装置1の
移動時に脚固定用ブロック10に固定されたキャスタ4
を設置時に取り外して、転倒防止足3に交換可能とした
電子装置の脚構造を提供することにより達成される。
【0008】脚固定用ブロック10には、アンカーボル
ト等により設置床面に電子装置1を固定するための転倒
防止足3と、電子装置1を容易に移動させるための車輪
43を有するキャスタ4の双方が固定可能であり、電子
装置1の移動時にはキャスタ4が、固定時には転倒防止
足3が選択されて使用される。
【0009】キャスタ4と転倒防止足3の交換は、電子
装置1の側方からネジ2を操作することにより簡単に行
うことができ、設置後は、キャスタ4を取り外して他の
装置に流用可能であるために、無駄にならず、装置全体
のコストを低減させることが可能になる。
【0010】請求項2記載の発明において、キャスタ4
は、支持片40と固定片41とを有し、支持片40によ
り脚固定用ブロック10を支承し、固定片41をネジ止
めすることにより脚固定用ブロック10に固定される。
また、支持片40から延設されるガイド片42は、電子
装置1の底壁に形成されたガイド凹部5に嵌合して支持
片40が電子装置1筺体に対して無用に回転するのを防
止する。
【0011】さらに、転倒防止足3の固定位置が変更可
能な電子装置の脚構造が提供される。すなわち、電子装
置1の底壁側縁部には、開口溝60を電子装置1の側方
に向けたCチャンネル状の固定レール6が固定され、固
定レール6の中空部61にスライドピース7が摺動自在
に装着される。
【0012】スライドピース7は、開口溝60を挿通す
るネジ2により転倒防止足3に連結されており、転倒防
止足3の固定は、転倒防止足3側からネジ2を締め付け
てスライドピース7を呼び込んで固定レール6をスライ
ドピース7と転倒防止足3により挟みつけることにより
行われる。
【0013】以上の構成の下、既設のアンカーボルトが
ある場合、あるいは隣接する他の電子装置1の転倒防止
足3との干渉が生じる場合には、図7に示すように、転
倒防止足3を固定レール6に沿って任意の位置にスライ
ドさせて固定させることが可能になる。
【0014】転倒防止足3の固定位置は、固定レール6
の任意の位置に設定することが可能であるが、請求項4
に記載されるように、固定レール6の長手方向適宜位置
に位置決め部62を形成し、当該位置のみでの固定を許
容することも可能である。
【0015】また、固定レール6にキャスタ4を固定可
能にした場合には、キャスタ4の無駄を省くことが可能
になる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1ないし図3に本発明の実施の
形態を示す。図において1は電子装置であり、適宜手段
により補強された底壁部の側縁部裏面には直方体形状の
脚固定用ブロック10が固定される。この脚固定用ブロ
ック10には、後述する転倒防止足3、あるいはキャス
タ4を止着するネジ2が螺入されるネジ穴10aが電子
装置1の側方に向けて開設される。
【0017】3は転倒防止足で、脚固定用ブロック10
に外嵌する装置固定部30と、装置固定部30から外方
に延設される床固定部31とを有し、床固定部31に
は、設置床面に埋設されるアンカーボルト(図示せず)
を挿通させるアンカーボルト挿通孔32が、装置固定部
30には、ネジ2の挿通するネジ挿通穴33がそれぞれ
開設される。
【0018】4はキャスタで、脚固定用ブロック10の
底面を支承する支持片40と、支持片40の端縁から上
方に折り返され、ネジ挿通穴33が開設された固定片4
1とを備え、支持片40の裏面には車輪43が空転自在
に枢支される。支持片40の先端には、装置筐体の裏面
に形成されるガイド凹部5に嵌合するガイド片42が延
設されており、ガイド凹部5への嵌合状態において、支
持片40のずれが防止される。
【0019】したがってこの実施の形態において、工場
出荷時には、脚固定用ブロック10にはキャスタ4が装
着されており、電子装置1の設置は、キャスタ4を使用
して設置個所まで電子装置1を搬送した後、設置現場で
キャスタ4を転倒防止足3と交換する。
【0020】転倒防止足3への交換は、交換側をわずか
に持ち上げた状態で電子装置1の側方からネジ2を緩め
てキャスタ4を取り外し、同一方向から転倒防止足3の
装置固定部30を脚固定用ブロック10に外嵌させ、さ
らにネジ2を脚固定用ブロック10にねじ込むことによ
り簡単に行える。
【0021】なお、転倒防止足3を使用せずに、キャス
タ4により電子装置1を設置床面上に支持することも可
能であり、この場合には、アジャスタ、あるいは図示し
ないキャスタ4のストッパにより電子装置1の移動が防
止される。
【0022】図4、5に参考例を示す。この参考例にお
いて、電子装置1の前部、および後部裏面には図8と同
様にキャスタ4が装着され、側縁部裏面には、固定レー
ル6が固定される。固定レール6は、断面C字形状のチ
ャンネル材であり、開口溝60を電子装置1の側方に向
けた状態で固定される。また、固定レール6の中空部6
1には、中央部にネジ穴10aが形成されたスライドピ
ース7が摺動自在に挿入される。
【0023】転倒防止足3は、固定レール6の開口溝6
0側側壁に当接する装置固定部30と、装置固定部30
の下端縁から外方に折り返される床固定部31とを有
し、装置固定部30には、スライドピース7に合致可能
なネジ挿通穴33が開設されるとともに、床固定部31
にはアンカーボルト挿通孔32が開設される。
【0024】さらに、固定レール6には所定ピッチでダ
ボ(位置決め部62)が突設されるとともに、転倒防止
足3にはダボ62に嵌合可能な凹部62’が形成されて
おり、固定レール6上での転倒防止足3の固定位置を、
ダボ62に嵌合可能な適数箇所から適宜選択することが
できるようにされている。なお、図5(b)において
は、固定レール6側にダボを形成する場合が示されてい
るが、転倒防止足3側にダボを突設し、固定レール6に
凹部を形成することも可能である。
【0025】したがってこの参考例において、複数の電
子装置1、1・・を並設して設置する際には、スライド
ピース7にネジ2を使用して仮止めした転倒防止足3を
固定レール6に沿って移動させ、図7に示すように、隣
接する他の電子装置1の転倒防止足3と干渉しない位置
まで転倒防止足3を移動させた後、ネジ2を締め込めば
よい。また、既設のアンカーボルトが存在する場合に
は、該アンカーボルトにアンカーボルト挿通孔32が入
る位置まで転倒防止足3を移動させた後、当該位置で転
倒防止足3を固定すればよい。
【0026】なお、以上の説明においては、側面2個づ
つの転倒防止足3を取り付ける場合を示したが、例えば
3個、4個と装置の大きさや重量が増えてきた際に追加
をすることが可能であり、この場合個数を増やすことで
1個当りの強度を下げられコストダウンにもなる。
【0027】また、図6に示すように、固定レール6に
キャスタ4を固定可能としておけば、移動時にのみ固定
レール6にキャスタ4を固定し、その後、キャスタ4を
取り外して転倒防止足3に交換したり、あるいは転倒防
止足3を使用せずにキャスタ4だけで電子装置1を支持
することも可能となり、部品の無駄を省くことができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、所望であれば、設置後に不要となるキャスタ
を取り外し、他の装置に転用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す説明図である。
【図2】電子装置の裏面図で、(a)は転倒防止足を装
着する状態を示す図、(b)はキャスタを装着する状態
を示す図である。
【図3】図2の正面図で、(a)は転倒防止足を装着し
た状態を示す図、(b)はキャスタを装着した状態を示
す図である。
【図4】参考例を示す図で、(a)は全体斜視図、
(b)は(a)の要部拡大図である。
【図5】図4の正面図で、(a)は電子装置の下部を示
す図、(b)は(a)の要部拡大図である。
【図6】図4の変形例を示す図である。
【図7】参考例の作用を示す図である。
【図8】従来例を示す図で、(a)は電子装置の裏面
図、(b)は複数の電子装置を並設した状態を示す平面
図である。
【符号の説明】
1 電子装置 10 脚固定用ブロック 10a ネジ穴 2 ネジ 3 転倒防止足 4 キャスタ 40 支持片 41 固定片 42 ガイド片 5 ガイド凹部 6 固定レール 60 開口溝 61 中空部 62 位置決め部 7 スライドピース
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネジ挿通穴が開設されたキャスタと、 前記キャスタとは別体で形成され、ネジ挿通穴が開設さ
    れた転倒防止足と、 電子装置の底壁に固定され、前記キャスタ、あるいは転
    倒防止足のネジ挿通穴を挿通して、該キャスタ、あるい
    は転倒防止足を止着するネジが螺入されるネジ穴を電子
    装置の側方に向けて形成した脚固定用ブロックとを
    し、 前記脚固定用ブロックには、キャスタ、あるいは転倒防
    止足を選択して固定可能であり、 電子装置の移動時に脚固定用ブロックに固定されたキャ
    スタを設置時に取り外して、転倒防止足に交換可能とし
    た電子装置の脚構造。
  2. 【請求項2】前記キャスタは、脚固定用ブロックを支承
    する支持片と、脚固定用ブロックへの固定片とを有し、 電子装置の底壁には、支持片から延設されるガイド片を
    嵌合してキャスタのずれを防止するガイド凹部が形成さ
    れる請求項1記載の電子装置の脚構造。
JP17511296A 1996-07-04 1996-07-04 電子装置の脚構造 Expired - Fee Related JP3318488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17511296A JP3318488B2 (ja) 1996-07-04 1996-07-04 電子装置の脚構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17511296A JP3318488B2 (ja) 1996-07-04 1996-07-04 電子装置の脚構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1022646A JPH1022646A (ja) 1998-01-23
JP3318488B2 true JP3318488B2 (ja) 2002-08-26

Family

ID=15990488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17511296A Expired - Fee Related JP3318488B2 (ja) 1996-07-04 1996-07-04 電子装置の脚構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3318488B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003108261A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Toshiba Corp 電子機器およびこの電子機器に適用される支持脚装置
NL1025524C2 (nl) * 2004-02-19 2005-08-22 Iku Holding Montfoort Bv Spiegelverstelmechanisme, buitenspiegeleenheid en werkwijze.
JP5959203B2 (ja) * 2012-01-06 2016-08-02 リンナイ株式会社 貯湯式給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1022646A (ja) 1998-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8356367B2 (en) Adjustable support system for undermounted sinks
EP1072802A4 (en) ANCHORING BOLT AND TOOL FOR FIXING THIS BOLT
WO2002051726A3 (en) Adjustable auxiliary conveyor
FR2798707B1 (fr) Dispositif d'arret d'une piece sur un boulon
JP3318488B2 (ja) 電子装置の脚構造
JP3755245B2 (ja) 壁寄せスタンド装置
JP3038759U (ja) 構台乗入スロ−プ
JP3075993B2 (ja) 台車案内用レールの取付装置
JPS5852758Y2 (ja) 通信機器筐体の回動機構
JPH0415997A (ja) 装置架の据付構造
KR200232277Y1 (ko) 간이용 보드 받침대
CN217425682U (zh) 一种地质雷达辅助操作设备
JP2909471B2 (ja) 自動販売機固定装置
JP2710018B2 (ja) 床における配線ダクト支持構造
JPH1099151A (ja) 台輪の構造
JPH0713247Y2 (ja) 通信機器用キャビネットの床上固定構造
JPH1189658A (ja) 家具等の転倒防止具
JPS5927662Y2 (ja) 架装置
JP3632355B2 (ja) カウンターにおける脚板と前面パネルとの連結装置
JP4224353B2 (ja) フリーアクセスフロア
JP2799387B2 (ja) 自動販売機固定装置
JP2000323856A (ja) 電子機器の筐体構造
JPH0751548Y2 (ja) 胴縁部材
JPH0723980Y2 (ja) 転倒防止用金具
JPS6227601Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees