JP3318484B2 - グループサイレントモニター制御方法 - Google Patents

グループサイレントモニター制御方法

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JP3318484B2
JP3318484B2 JP10724996A JP10724996A JP3318484B2 JP 3318484 B2 JP3318484 B2 JP 3318484B2 JP 10724996 A JP10724996 A JP 10724996A JP 10724996 A JP10724996 A JP 10724996A JP 3318484 B2 JP3318484 B2 JP 3318484B2
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美和 楠瀬
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    • H04M3/5175Call or contact centers supervision arrangements

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグループサイレント
モニター制御方法に係わり、特に、特定の端末(モニタ
ー者)が特定の端末(被モニター者)の通話を聴話(モ
ニター)する電子交換機におけるグループサイレントモ
ニター制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子交換機が電話サービスとして、モニ
ター者からの指示により、モニター者が指定した1つの
被モニター者の通話を聴話(モニター)するサイレント
モニターが知られている。近年、テレマーケティング市
場等のように、複数の作業者(電話応対者:被モニター
者)の通話を監督者(モニター者)が聴話する必要があ
る業務において、複数の被モニター者に対する聴話を自
動的に行いたいという要求が高まっている。テレマーケ
ティング業務等のように、顧客からの大量の通話を受け
付けなければならない業務では、複数の受け付け台でグ
ループを構成し、グループ毎に仮想の電話番号を割り振
る。そして、顧客から仮想電話番号に対してかかってき
た呼を、グループ内の受け付け台に分散し、大量の呼に
対して効率良く応対できるような運用が行われている。
【0003】図40はかかる従来のテレマーケティング
業務における電話運用の説明図である。1は公衆網、2
は電子交換機で構成されたPBX(Private Branch Exc
hange)、3a〜3dは第1グループの受付台(電話
機)、4a〜4dは第2グループの受付台(電話機)、
5は監督者の電話機、6a〜6nはPBXと公衆網を接
続するトランク回路である。第1グループには仮想の電
話番号Xが割り当てられており、又、第2グループには
仮想電話番号Yが割り当てられている。顧客1が第1グ
ループの仮想電話番号Xをダイヤルすると、該顧客の電
話機は公衆網1を介してPBX2に接続される。しかる
後、PBX2は該顧客を通話中でない受付台3aに接続
し、作業者は該受付台3aより顧客1に応対する。かか
る状態で顧客2,3、・・・が順次仮想電話番号Xをダ
イヤルすると、PBX2は各顧客を通話中でない受付台
3b、3c・・・に順次接続する。以上は顧客が第1グ
ループの仮想電話番号をダイヤルした場合であるが、第
2グループの仮想電話番号をダイヤルした場合も同様で
ある。
【0004】このような運用において、例えば、ある顧
客からの呼を受け付けた受付台3aの担当者が自分だけ
で応対しきれなくなると、監督者に対して補佐してほし
いことを通知する。通知を受けた監督者は、電話機5を
オフフック後、特番及び受付台3aの番号を入力しサイ
レントモニター状態にし、受付台担当者が応対している
呼をモニターする。すなわち、監督者がサイレントモニ
ターにおけるモニター者となり、受付台3aの担当者が
被モニター者となる。その後、監督者は必要に応じて、
該呼に割込み、受け付け担当者と共に顧客に応対する。
又、顧客に対して言葉づかいなど失礼がないか、内容を
正しく応対しているか等、受付台担当者の業務態度を観
察する場合にも、監督者はサイレントモニターにより受
付台担当者が応対中の呼をモニターする。
【0005】かかる従来のPBXが具備しているサイレ
ントモニター制御方法では、モニター者からのモニター
要求で指定された一人の被モニター者に対してモニター
を行うものである。このため、モニター者がモニター要
求を発行した時に、指定された被モニター者が「通話
中」であれば、その時点でサイレントモニター状態にな
り、モニターを行うことができる。しかし、指定された
被モニター者が「通話中」でなければ、モニターを開始
できず、モニターを中止するか、該被モニター者が通話
中になるまで待機することになる。又、モニター者が、
現在モニター中の被モニター者とは別の被モニター者を
モニターしようとする場合には、現サイレントモニター
を終了し(オンフック)、しかる後、再度別の被モニタ
ー者に対するモニター要求操作(オフフック+特番入力
+被モニター者の番号入力)を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の交換機(PBX)では、モニター者がモニター要
求操作で指定できる被モニター者は一人だけである。こ
のため、監督者(モニター者)に対して同時に複数の受
付台(被モニター者)から補佐の要求があると、監督者
は最初の受付台に対するモニター要求操作を行ってサイ
レントモニター状態にし、該受付台を補佐する。しかる
後、別の受付台を補佐する必要があれば、監督者は再度
モニター要求操作を行ってサイレントモニター状態にし
て補佐する。このように、監督者はモニターする受付台
を変更する都度、モニター要求操作をする必要があり、
監督者の操作が面倒となると共に、監督者がモニターを
行うまで時間がかかり、顧客に対する電話応対の質を低
下させる問題があった。
【0007】又、受付台担当者の業務態度を観察する場
合にも、監督者はモニターする受付台を変更するたびに
モニター要求操作をする必要があり操作性が悪く、迅速
にモニターできない問題があった。更に、指定した受付
台が通話中でなく、監督者が意図したモニターを開始で
きない可能性が高く、監督者の作業効率を低下させる問
題があった。すなわち、指定した受付台が通話中でない
場合には、通話中になるまで待機するか、該受付台のモ
ニターをあきらめて次の受付台をモニターすべくモニタ
ー要求操作を行う。この場合、通話中の受付台に到達す
るまでモニター要求操作を行う必要があり、監督者の作
業効率を低下させている。
【0008】以上から本発明の目的は、モニター者から
の一度のモニター要求操作で複数の被モニター者に対す
るモニターを順次自動的に行えるグループサイレントモ
ニター制御方法を提供することである。本発明の目的
は、モニター者の要求操作を必要とせずに、被モニター
者の変更を自動的に行うことができるグループサイレン
トモニター制御方法を提供することである。本発明の目
的は、監督者の作業効率を向上することができるグルー
プサイレントモニター制御方法を提供することである。
本発明の目的は、モニター開始までに要する時間や被モ
ニター者変更に要する時間を短縮でき、テレマーケティ
ング市場等における電話応対の質やサイレントモニター
のサービス性を向上できるグループサイレントモニター
制御方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。11は電子交換機、11aはスイッチ部(ネ
ットワーク回路)、11bはグループサイレントモニタ
ー制御を実行する呼制御装置、11cは各種テーブルを
記憶する記憶装置、11dはミキサートランクである。
12はモニター者の端末(電話機)、13a〜13n、
14a〜14m、・・・は被モニター者の端末(電話
機)であり、被モニター者の端末13a〜13nにより
第1グループ13が形成され、被モニター者の端末14
a〜14mにより第2グループ14が形成されている。
15は公衆網、16は保守コンソールである。保守コン
ソール16からの指示に従って、呼制御装置11bは被
モニター者(被モニター者端末)をグループ化し、グル
ープと被モニター者の対応テーブル1313を記憶装置11
cに登録する。又、保守コンソール16からの指示に従
って、呼制御装置11bはモニター者と該モニター者が
モニターするグループの対応テーブル1317を記憶装置1
1cに登録する。
【0010】呼制御装置11bは全被モニター者の通話
/非通話状態を監視し、通話中の被モニター者をグルー
プ毎に管理する被モニター者管理表1311を作成して記憶
装置11cに登録する。かかる状態で、モニター者12
からモニター開始要求が発行されると、呼制御装置11
bは該モニター者のモニター対象グループに属する被モ
ニター者であって通話中の被モニター者を前記被モニタ
ー者管理表1311を参照して求め、該被モニター者と顧客
との通話音声をスイッチ11aを介してミキサートラン
ク11dに導き、ここでミキシングし、ミキシング音声
をモニター端末12に入力し、モニター者に被モニター
者と顧客との通話をモニターさせる。以後、順次、モニ
ターグループに属する別の通話中の被モニター者と顧客
との通話をモニター者にモニターさせる。・・・請求項
【0011】又、呼制御装置11bは、モニターの開始
/終了、被モニター者の変更、モニター対象グループの
変更等のモニター状況を監視し、該モニター状況をモニ
ター者に通知すると共に、モニターされている被モニタ
ー者にモニター中であることを通知する。・・・請求項
2 又、呼制御装置11bは、モニター開始時あるいは被モ
ニター者の変更時、モニター対象グループ内に通話中の
被モニター者が存在しない場合には、モニター者にモニ
ターを終了するか、モニター可能になるまで待機するか
を問い合わせ、モニター者の指示に従ってモニターの終
了処理、あるいは、モニターの待機処理を実行する。・
・・請求項3
【0012】被モニター者を変更するには、2つの方法
がある。第1の方法は、保守コンソール16よりモニタ
ー対象の被モニター者を変更する条件を入力して記憶装
置11cに記憶しておき、呼制御装置11bが該条件に
従ってモニター対象の被モニター者を自動的に変更する
方法である。第2の方法は、呼制御装置11bがモニタ
ー開始後、モニター端末12よりモニター対象である被
モニター者の変更要求があるか監視し、被モニター者の
変更要求があれば、モニター対象グループに属する通話
中の次の被モニター者と顧客との通話をモニター者にモ
ニターさせる方法である。・・・請求項4、5
【0013】モニター者は、熟練した被モニター者をモ
ニターする必要はない。そこで、保守コンソール16よ
り被モニター者及びモニター者にそれぞれモニターレベ
ルを設定して記憶装置11cに記憶しておき、呼制御装
置11bは、モニター者のモニターレベルがモニター対
象である被モニター者のモニターレベルより低い場合
は、該被モニター者のモニターを行わないようにする。
又、保守コンソール16より、所定の被モニター者、例
えば熟練した被モニター者にモニター拒否の権限を付与
して記憶装置11cに記憶しておき、呼制御装置11b
は、モニター中の被モニター者からモニター拒否が要求
された場合、被モニター者にモニター拒否の権限が与え
られているか判断し、モニター拒否の権限が与えられて
いる場合には、該被モニター者のモニターを停止し、被
モニター者に変更し、モニター拒否の権限が与えられて
いない場合には該被モニター者のモニターを継続する。
・・・請求項6、7
【0014】モニター者は熟練した被モニター者で構成
された被モニターグループをモニターする必要はない。
そこで、保守コンソール16より各グループとモニター
者にそれぞれモニターレベルを設定して記憶装置11c
に記憶しておき、呼制御装置11bは、モニター者のモ
ニターレベルがモニター対象グループのモニターレベル
より低い場合には、該モニター対象グループに属する被
モニター者のモニターを行わないようにする。又、モニ
ター者からモニター終了要求が発せられた場合には、モ
ニター対象グループに対するモニターを終了する。・・
・請求項8、9保守コンソール16よりモニター者に複
数のモニター対象グループを設定して記憶装置11cに
記憶しておく。呼制御装置11bは、モニター者からモ
ニター要求が発行された時、モニター対象グループが指
定されていない場合には、設定されているモニター対象
グループのうち第1順位のモニター対象グループ(第1
番目に登録されたグループ)に属する通話中の被モニタ
ー者のモニターを開始し、モニター対象グループが指定
されている場合には、該モニター対象グループに属する
通話中の被モニター者のモニターを開始する。・・・請
求項10
【0015】モニター対象グループを変更するには2つ
の方法がある。第1の方法は、保守コンソール16より
モニター対象グループを変更する条件を記憶装置11に
設定しておき、呼制御装置11bが、該条件に従ってモ
ニター対象グループを自動的に変更する方法である。第
2の方法は、呼制御装置11bが、モニター者からモニ
ター対象グループの変更要求があるか監視し、モニター
対象グループの変更要求があれば、次のモニター対象グ
ループに属する通話中の被モニター者と顧客との通話を
モニター者にモニターさせる方法である。・・・請求項
11、12被モニター者よりモニター者の助けを求めて
きた場合、所定のモニター者に該被モニター者を助ける
必要がある。そこで、呼制御装置11bは、被モニター
者からモニター要求が発行されたか監視し、モニター要
求が発行された場合、該被モニター者が属するグループ
をモニター対象グループとするモニター者を求め、該モ
ニター者に前記被モニター者のモニターを開始させる。
・・・請求項13
【0016】以上は、1つの交換機にモニター者と被モ
ニター者の端末が収容されている場合であるが、聴話対
象者である被モニター者の端末を第1のISDN交換機
に収容し、モニター者の端末を第2のISDN交換機に
収容し、第1、第2のISDN交換機間をISDN中継
線で接続し、第1、第2の交換機間で呼設定メッセー
ジ、応答メッセージ等を授受して、上記のグループサイ
レントモニター制御を行うようにする。すなわち、第1
のISDN交換機は被モニター者をグループ化し、モニ
ター者に対してモニター対象のグループを設定し、グル
ープ毎に被モニター者の通話/非通話状態を監視し、第
2のISDN交換機はモニター者からモニター要求が発
行された時、モニター者を特定する識別番号及びモニタ
ー開始要求を含む呼設定要求メッセージを第1のISD
N交換機に送出し、第1のISDN交換機は該呼設定要
求メッセージを受信して、モニター者のモニター対象グ
ループに属する通話中の被モニター者と顧客との通話信
号をISDN中継線及び第2のISDN交換機を介して
モニター端末に送出し、グループサイレントモニターを
行う。この場合、第1のISDN交換機は、モニターの
開始/終了、被モニター者の変更、モニター対象グルー
プの変更等のモニター状況を監視し、該モニター状況を
ISDN中継線及び第2のISDN交換機を介してモニ
ター端末に送出する。・・・請求項14、15
【0017】
【発明の実施の形態】
(A)第1実施例 (a)システム構成 (a-1) 全体の構成 図1は本発明のシステム構成図であり、11は電子交換
機、12はサイレントモニターにおけるモニター者の端
末(電話機)、13a〜13n、14a〜14m、・・
・はサイレントモニターにおける被モニター者の端末
(電話機)である。被モニター者の端末13a〜13n
により第1グループが形成され、被モニター者の端末1
4a〜14mにより第2グループが形成されている。1
5は公衆網、16は保守コンソールである。尚、以後、
モニター者の端末12をモニター者、被モニター者の端
末13a〜13n、14a〜14m、・・・を被モニタ
ー者ということがある。
【0018】電子交換機11において、11aはスイッ
チ部(ネットワーク回路)、11bはグループサイレン
トモニター制御を実行する呼制御装置、11cは各種テ
ーブルを記憶する記憶装置、11dは被モニター者、顧
客、モニター者の音声をミキシングして出力するミキサ
ートランク、11eは公衆網からの入通信回線17を収
容する入トランク、11fは公衆網への出通信回線18
を収容する出トランク、11gは加入者回路である。ミ
キサートランク、入トランク、出トランクは1つしか示
してないがそれぞれ多数のトランク回路が設けられてい
る。
【0019】(a-2) 呼制御装置の機能 呼制御装置11bはコンピュータ構成になっており、ソ
フトウェアにより後述するグループサイレントモニター
(G.S.Mという)制御を実行するもので、機能的に図3に
示すように、登録手段21、制御手段22、通知手段2
3、規制手段24、監視手段25を備えている。登録手
段21は、以下の登録、すなわち、 ・被モニター者をグループ化した時、各グループに属す
る被モニター者(被モニターグループと被モニター者の
対応関係)、 ・モニター者のモニター対象グループ(モニター者と被
モニターグループの対応関係)、 ・モニター対象である被モニターグループを変更する条
件、 ・モニター対象である被モニター者を変更する条件、 ・モニター者によるモニターを規制する条件、 等の登録を行う。通知手段23は、モニター者12及び
被モニター者13a〜14mに対してモニター状況等を
通知する。規制手段24は、登録手段21により登録さ
れた規制条件及び被モニター者13a〜14mからの指
示(モニター拒否)等によりモニターを規制する制御を
行う。監視手段25は、被モニター者の状態(通話/非
通話)の変化を制御手段22に通知する為に、該被モニ
ター者の通話状態を監視する。制御手段22は以下の
〜G.S.M制御を行う。
【0020】すなわち、制御手段22は、モニター者
12からの指示及び登録手段21により登録された条件
により、複数の被モニター者13a〜14mに対するモ
ニター(聴話)の開始を制御する。 また、制御手段22は、被モニター者の状態変化及び
登録された被モニター者変更条件、被モニターグループ
変更条件に従って自動的に、モニター対象である被モニ
ター者の変更、モニター対象である被モニターグループ
の変更、モニターの待機、再度のモニター開始制御を実
行する。 更に、制御手段22は、モニター者12からの指示又
は、被モニター者からの指示により、モニター対象であ
る被モニター者の変更、モニター対象である被モニター
グループの変更及び、モニターの終了を制御する。
【0021】(a-3) ミキサートランク ミキサートランク11dは被モニター者、顧客、モニタ
ー者の音声をミキシングして出力するもので、モニター
状態にない場合にはミキシングせず、モニター状態のと
きは、被モニター者と顧客(被モニター者の通話相手)
の通話音声をミキシングしてモニター者の端末12に入
力して、モニターを可能とする。図4(a)は被モニター
者13aと顧客(被モニター者の通話相手)19の通話
中においてモニター者12がモニターしていない状態を
示し、図4(b)はモニター者12がモニターしている状
態を示し、ミキサートランク11dで被モニター者と顧
客の通話音声がミキシングされてモニター者12に入力
されている。
【0022】(b) 記憶装置に記憶される各種テーブル 記憶装置11cには保守コンソール16より入力された
テーブル、あるいは、呼制御装置11bにより作成され
たテーブルが記憶されている。図5は記憶装置11cに
記憶される各種テーブルの説明図である。 1311はG.S.M被モニター者管理表で、通話中の被モニ
ター者をグループ毎に管理するもの、 1312はG.S.M状態管理表で、各モニター者の状態を管
理するもの、 1313はG.S.M被モニターグループ対応被モニター者登
録表(グループ/被モニター者対応テーブル)で、被モ
ニター者をグループ化した場合、グループと被モニター
者の対応を示すもの、 1314はG.S.M被モニター者変更条件登録表で、モニタ
ー対象である被モニター者を変更するための条件を規定
するもの、 1315はG.S.Mモニターレベル登録表であり、被モニタ
ー者に対するモニターを規制するためにモニター者と被
モニター者のモニターレベルを示すもの、 1316はG.S.Mグループモニターレベル登録表であり、
被モニターグループに対するモニターを規制するために
被モニターグループのモニターレベルを示すもの、 1317はG.S.Mモニター者対応被モニター者グループ登
録表(モニター者/モニター対象グループ対応テーブ
ル)であり、モニター者と該モニター者がモニター可能
な帆見グループの対応を示すもの、 1318はG.S.M被モニターグループ変更条件登録表で、
モニター対象である被モニターグループを変更するため
の条件を規定するものである。G.S.M被モニター者管理
表1311及びG.S.M状態管理表1312は呼制御装置11bに
より作成、管理され、その他のテーブルは保守コンソー
ル16より入力されて記憶装置11cに記憶され、呼制
御装置11bが適宜参照する。
【0023】(b-1) G.S.M被モニターグループ対応被モ
ニター者登録表 図6はG.S.M被モニターグループ対応被モニター者登録
表(グループ/被モニター者対応テーブル)1313の説明
図であり、被モニターグループ番号でインデックスする
ことにより、被モニターグループを構成する被モニター
者の論理番号ENS#i(i=A、B、・・・N)が求まる
ようになっている。
【0024】(b-2) G.S.Mモニター者対応被モニター者
グループ登録表 図7はG.S.Mモニター者対応被モニター者グループ登録
表(モニター者/モニター対象グループ対応テーブル)1
317の説明図であり、モニター者12の論理番号でイン
デックスすることにより、モニター者のモニター対象で
ある被モニターグループの論理番号GROUP#iが求まるよ
うになっている。 (b-3) G.S.M被モニター者管理表 図8はG.S.M被モニター者管理表1311の説明図であり、
被モニターグループ番号でインデックスすることによ
り、該グループにおける通話中の被モニター者の論理番
号が求まるようになっている。図8(a)は通話中の被
モニター者が存在しない場合、図8(b)は被モニター
者A,Bの順に通話を開始した場合、図8(c)は図8
(b)の状態において更に被モニター者Cが通話を開始
した場合、図8(d)は図8(c)の状態において被モ
ニター者Bが通話を終了した場合を示している。
【0025】(b-4) G.S.M状態管理表 図9(a)は各モニター者の状態を管理するG.S.M状態
管理表、図9(b)はその説明図表である。G.S.M状態
管理表1312において、モニター者12の論理番号でイン
デックスすることにより、 各モニター者のモニター状態STATUS、 モニター者12のモニター対象となった被モニターグ
ループの論理番号GROUP#、 モニター者12のモニター対象となったがモニター中
の被モニター者の論理番号MONITORED#、 モニター者12のモニターに使用するミキサートラン
クの論理番号MXT#がそれぞれ求まるようになっている。
モニター状態STATUSは論理値(0)〜(3)で与えられ、「論
理値(0)=モニター(聴話)なし」、「論理値(1)
=モニター要求中」、「論理値(2)=モニター中」、
「論理値(3)=モニター待機中」を意味する。
【0026】(b-5) G.S.M被モニター者変更条件登録表 図10(a)はモニター対象である被モニター者を変更
するための条件を規定するG.S.M被モニター者変更条件
登録表1314、図10(b)はその説明図表である。G.S.
M被モニター者変更条件登録表1314において、モニター
者の論理番号でインデックスすることにより、第1、第
2の2つの条件COND1,COND2がそれぞれ求まるようにな
っている。第1の条件COND1はモニター対象の被モニタ
ー者を変更するタイミング条件を規定するものであり、
論理値(0)〜(255)で与えられ、以下の意味を有してい
る。すなわち、論理値(0)はモニター中の被モニター
者が通話を終了した時に、論理値(1)はモニター中の
被モニターグループ内に、新たに通話中の被モニター者
が発生した時に、・・・、論理値(255)はモニター開
始後、1分経過した時に、それぞれ被モニター者を変更
することを意味している。
【0027】第2の条件COND2は次の被モニター者を決
定する条件を規定するものであり、論理値(0)〜(255)で
与えられ、以下の意味を有している。すなわち、次の被
モニター者として、論理値(0)は被モニターグループ
に登録された通話中の被モニター者の中で、最も長く通
話を行っている被モニター者を、論理値(1)は被モニ
ターグループに登録された通話中の被モニター者の中
で、最も新しい通話を始めた被モニター者を、・・・、
論理値(255)はG.S.M.被モニターグループ対応被モニ
ター者登録表1313に登録された順に被モニター者を決定
することを意味している。
【0028】(b-6) G.S.M被モニターグループ変更条件
登録表 図11(a)はモニター対象である被モニターグループ
を変更するための条件を規定するG.S.M被モニターグル
ープ変更条件登録表1318、図11(b)はその説明図表
である。G.S.M被モニターグループ変更条件登録表1318
において、モニター者の論理番号でインデックスするこ
とにより、第1、第2の2つの条件GCOND1,GCOND2がそ
れぞれ求まるようになっている。第1の条件GCOND1はモ
ニター対象グループを変更するタイミング条件を規定す
るものであり、論理値(0)〜(255)で与えられ、以下の意
味を有している。すなわち、論理値(0)はモニター中
の被モニターグループ内の全被モニター者に対するモニ
ターを終了した時に、論理値(1)はモニター中の被モ
ニターグループ内の特定の被モニター者に対するモニタ
ーを終了した時に、論理値(2)はモニター待機中にな
る時に、・・・、論理値(255)はモニター中の被モニ
ターグループに対するモニター開始後、30分経過した
時に、それぞれ被モニターグループを変更することを意
味している。
【0029】第2の条件GCOND2は次のモニター対象グル
ープを決定する条件を規定するものであり、論理値(0)
〜(255)で与えられ、以下の意味を有している。すなわ
ち、次の被モニターグループとして、論理値(0)は最
も新しい通話を始めた被モニター者を収容している被モ
ニターグループを、・・・G.S.Mモニター者対応被モ
ニター者グループ登録表1317に登録された順に被モニタ
ーグループを決定することを意味している。
【0030】(b-7) G.S.Mモニターレベル登録表 図12はG.S.Mモニターレベル登録表1315の説明図であ
り、モニター者又は被モニター者の論理番号でインデッ
クスすることにより、モニター者、被モニター者それぞ
れのモニターレベルLEVELが求まるようになっている。
モニターレベルLEVELとして論理値(0)〜(3)を指定する
ことができ、レベルの高低は0<1<2<3となってい
る。被モニター者のモニターレベルが3の場合には、被
モニター者にはモニターを拒否する権限が与えられ、モ
ニターを拒否することができる。モニター者のモニター
レベルが0から2の場合には被モニター者はモニターを
拒否することができない。
【0031】(b-8) G.S.Mグループモニターレベル登録
表 図13は、G.S.Mグループモニターレベル登録表1316の
説明図であり、被モニターグループの論理番号でインデ
ックスすることにより、被モニターグループのモニター
レベルLEVELが求まるようになっている。モニターレベ
ルLEVELとして論理値(0)〜(3)を指定することができ、
レベルの高低は0<1<2<3である。
【0032】(c)各種グループサイレントモニター制
御 (c-1) G.S.M開始制御 図14〜図16はG.S.M開始制御の処理フローである。
所定のモニター者12からG.S.M開始制御の要求が発生
すると、呼制御装置11bは、被モニターグループが指
示されているかチェックする(ステップ101)。被モ
ニターグループが指示されている場合には、G.S.M規制
制御により、モニター者のモニターレベルと被モニター
グループのモニターレベルを比較し、指示された被モニ
ターグループをモニター者がモニター可能であるかチェ
ックする(ステップ102,103)。モニター者のモ
ニターレベルが被モニターグループのモニターレベル以
上であればモニター可能であり、モニター者のモニター
レベルが被モニターグループのモニターレベルより低い
場合にはモニター不可能である。
【0033】モニター不可能であれば、G.S.Mモニター
者通知制御を起動し、モニター者にモニター(聴話)不可
能を通知して処理を終了する(ステップ104)。これ
により、熟練した被モニター者のグループのモニターレ
ベルを大きくしておくことにより、該モニターグループ
のモニターを行わないようにできる。一方、ステップ1
03の判断において、モニター可能であれば、G.S.M被
モニター者管理表1311を読み出し(ステップ105)、
指示された被モニターグループに通話中の被モニター者
が存在するかチェックする(ステップ106)。存在し
なければ、G.S.Mモニター者通知制御によりモニター者
にその旨を通知すると共に、モニターを終了するか、被
モニターグループ内のいずれかの被モニター者が通話中
になるまで待機するかを選択するように促し(ステップ
107)、モニター者の選択により以降の処理を決定す
る。
【0034】ステップ106の判断において、通話中の
被モニター者が存在する場合には、G.S.M被モニター者
変更条件登録表1314を読み出し(ステップ108)、モ
ニター者の論理番号で該被モニター者変更条件登録表13
14より被モニター者変更条件を求め、第2の条件COND2
が登録されているかチェックする(ステップ109)。
登録されていない場合には、G.S.M被モニター者管理表1
311から末尾の、すなわち、最新に通話を開始した被モ
ニター者を抽出する(ステップ110)。一方、ステッ
プ109の判断において、第2の条件COND2が登録され
ていれば、該第2の条件に適合する被モニター者をG.S.
M被モニター者管理表1311から抽出する(ステップ11
1)。
【0035】ステップ110、111により被モニター
者を抽出後、G.S.M規制制御によりモニター者が前記抽
出した被モニター者のモニターが可能であるかチェック
する(ステップ112,113)。モニター者のモニター
レベルが被モニター者のモニターレベル以上であればモ
ニター可能であり、モニター者のモニターレベルが被モ
ニター者のモニターレベルより低い場合にはモニター不
可能である。これにより、熟練した被モニター者のモニ
ターレベルを大きくしておくことにより、該被モニター
者のモニターを行わないようにできる。モニター不可能
であれば、次のモニター対象である被モニター者を抽出
すべくステップ105以降の処理を繰り返す。一方、モ
ニター可能であれば、呼制御装置11bはG.S.M状態管
理表1312にモニター者のモニター状況((モニター中、被
モニターグループ名、被モニター者名、使用ミキサトラ
ンク)を設定すると共に、G.S.M被モニター者管理表1311
からモニター対象となった被モニター者を削除する(ス
テップ114)。ついで、呼制御装置11bはモニター
可能となるようにネットワーク11aを制御して通話路
を設定し(ステップ115)、G.S.Mモニター者通知制
御によりモニター開始を指示し、また、G.S.M被モニタ
ー者通知制御により被モニター者にモニター開始を通知
してG.S.M開始制御を終了する(ステップ116、11
7)。
【0036】一方、ステップ101の判断で、被モニタ
ー者が指示されていない場合には、呼制御装置11b
は、G.S.Mモニター者対応被モニターグループ登録表131
7を読出すと共に、G.S.M被モニターグループ変更条件登
録表1318を読み出す(ステップ121,122)。つい
で、モニター者の論理番号で該被モニターグループ変更
条件登録表1318より被モニターグループ変更条件を求
め、第2の条件GCOND2が登録されているかチェックする
(ステップ123)。登録されていない場合には、G.S.M
モニター者対応被モニターグループ登録表1317から登録
順に未処置の被モニターグループを抽出する(ステップ
124)。一方、ステップ123の判断において、第2
の条件COND2が登録されていれば、該第2の条件に適合
する未処置の被モニターグループをG.S.Mモニター者対
応被モニターグループ登録表1317から抽出する(ステッ
プ125)。
【0037】しかる後、モニター者対応の被モニターグ
ループを抽出できたかチェックし(ステップ126)、
抽出できなければ、ステップ104の処理によりモニタ
ー者にモニター不可能を通知してG.S.M開始制御を終了
する。ステップ126において、モニター者対応の被モ
ニターグループを抽出できれば、G.S.M規制制御によ
り、モニター者のモニターレベルと被モニターグループ
のモニターレベルを比較し、被モニターグループをモニ
ター者がモニター可能であるかチェックする(ステップ
127,128)。モニター者のモニターレベルが被モ
ニターグループのモニターレベル以上であればモニター
可能であり、モニター者のモニターレベルが被モニター
グループのモニターレベルより低い場合にはモニター不
可能である。モニター不可能であれば、次のモニター対
象である被モニターグループを抽出すべくステップ12
3以降の処理を繰り返し、モニター可能であれば、抽出
した被モニターグループよりモニター対象の被モニター
者を抽出すべくステップ105以降の処理を実行する。
【0038】(c-2) G.S.M被モニター者変更制御処理 呼制御装置11bは、端末操作によりモニター者から
被モニター者の変更が要求されたとき、あるいは、モ
ニター拒否権限を有する被モニター者からモニターが拒
否されたとき、あるいは、モニター者を自動的に変更
する条件が整った時、被モニター者の変更制御を開始す
る。図17はかかるG.S.M被モニター者変更制御の処理
フローである。被モニター者の変更が要求されると、呼
制御装置11bは、G.S.M被モニター者管理表1311及び
G.S.M被モニター者変更条件登録表1314を読み出す(ステ
ップ151,152)。ついで、モニター者の論理番号
で該被モニター者変更条件登録表1314を検索し、被モニ
ター者変更条件が登録されているかチェックする(ステ
ップ153)。登録されていない場合には、G.S.M被モ
ニター者管理表1311を参照し、現在モニター中の被モニ
ターグループに通話中の被モニター者が存在するかチェ
ックし(ステップ154)、存在しなければ、G.S.Mモ
ニター者通知制御によりモニター者にその旨を通知する
と共に、モニターを終了するか、被モニターグループ内
のいずれかの被モニター者が通話中になるまで待機する
かを選択するように促し(ステップ155)、モニター
者の選択により以降の処理を決定する。一方、通話中の
被モニター者が存在する場合には、G.S.M被モニター者
管理表1311から末尾の、すなわち、最新に通話を開始し
た被モニター者を抽出する(ステップ156)。
【0039】一方、ステップ153の判断において、被
モニター者変更条件が登録されていれば、該条件に適合
する被モニター者をG.S.M被モニター者管理表1311から
抽出する(ステップ157)。ついで、被モニター者変
更条件に適合する被モニター者が見つかったかチェック
し(ステップ158)、見つからなければ、ステップ1
55の処理により、モニター者にその旨を通知すると共
に、モニターを終了するか、被モニターグループ内のい
ずれかの被モニター者が通話中になるまで待機するかの
選択を促す。
【0040】被モニター者変更条件に適合する被モニタ
ー者が見つかれば、呼制御装置11bはG.S.M状態管理
表1312にモニター者のモニター状況(モニター中、被モ
ニターグループ名、被モニター者名、使用ミキサトラン
ク)を設定すると共に、G.S.M被モニター者管理表1311か
らモニター対象となった被モニター者を削除する(ステ
ップ159)。ついで、呼制御装置11bはモニター可
能となるようにネットワーク11aを制御して通話路を
設定し(ステップ160)、G.S.Mモニター者通知制御
によりモニター開始を通知し、また、G.S.M被モニター
者通知制御により被モニター者にモニター開始を通知し
てG.S.M被モニター者変更制御を終了する(ステップ16
1,162)。
【0041】(c-3) 被モニターグループ変更制御 呼制御装置11bは、モニター者から被モニターグル
ープの変更が要求されたとき、あるいは、被モニター
者からモニターが要求されたとき、あるいは、モニタ
ーグループを自動的に変更する条件が整った時等におい
て、被モニターグループの変更制御を開始する。図18
〜図20はかかるG.S.M被モニターグループ変更制御の
処理フローである。呼制御装置11bは、被モニターグ
ループの変更が要求されると、被モニター者からのモニ
ター要求によるものなのかチェックする(ステップ20
1)。熟練度の低い未熟な被モニター者は顧客との応対
に際して、モニター者に支援を求めたい場合がある。か
かる場合、被モニター者はモニターを要求する。
【0042】被モニター者からのモニター要求によるも
のでなければ、モニター者から被モニターグループが指
示されているかチェックし(ステップ202)、指示さ
れてれば、G.S.M規制制御により、モニター者のモニタ
ーレベルと被モニターグループのモニターレベルを比較
し、モニター者が指示された被モニターグループをモニ
ター可能であるかチェックする(ステップ203,20
4)。モニター者のモニターレベルが被モニターグルー
プのモニターレベル以上であればモニター可能であり、
モニター者のモニターレベルが被モニターグループのモ
ニターレベルより低い場合にはモニター不可能である。
モニター不可能であれば、G.S.Mモニター者通知制御に
より、モニター者に被モニターグループ変更不可能を通
知して処理を終了する(ステップ205)。これによ
り、熟練した被モニター者のグループのモニターレベル
を大きくしておくことにより、該モニターグループのモ
ニターを行わないようにできる。ステップ204におい
て、モニター可能であれば、G.S.M開始制御のステップ
105以降の処理により被モニター者を抽出してモニタ
ーを開始する(ステップ206)。
【0043】一方、ステップ201において、被モニタ
ー者からのモニター要求であれば、G.S.M被モニターグ
ループ対応被モニター者登録表1313及びG.S.Mモニター
者対応被モニターグループ登録表1317を読み出す(ステ
ップ211、212)。ついで、これらの登録表1313,1
317を参照して、モニター要求を出した被モニター者が
所属する被モニターグループをモニター対象グループと
するモニター者を抽出する(ステップ213)。つい
で、モニター要求を出した被モニター者が所属する被モ
ニターグループをモニター対象グループとするモニター
者が存在するかチェックし(ステップ214)、存在し
なければ、G.S.M被モニター者通知制御により、モニタ
ー不可能を被モニター者に通知し(ステップ215)、
処理を終了する。
【0044】ステップ214の判断において、モニター
者が存在する場合には、G.S.M状態管理表1312を読出し
(ステップ216)、モニター者のSTATUSがモニター中
またはモニター待機中であるかチェックする(ステップ
217)。モニター中またはモニター待機中でなけれ
ば、ステップ213以降の処理を繰り返し、モニター中
またはモニター待機中のモニター者を探す。ステップ2
17において、モニター者のSTATUSがモニター中または
モニター待機中であれば、G.S.M開始制御によりモニタ
ー者にモニター要求を出した被モニター者のモニターを
行わせる(ステップ218)。これにより、モニター者
は被モニター者と顧客との通話に割り込んで適切な応対
をすることになる。
【0045】また、ステップ202において、モニター
者から被モニター者の指示がなければ、呼制御装置11
bは、G.S.Mモニター者対応被モニターグループ登録表1
317を読出すと共に、G.S.M被モニターグループ変更条件
登録表1318を読み出す(ステップ221,222)。つ
いで、モニター者の論理番号で該被モニターグループ変
更条件登録表1318を検索し、被モニターグループ変更条
件が登録されているかチェックする(ステップ22
3)。登録されていない場合には、G.S.Mモニター者対
応被モニターグループ登録表1317から登録順に未処置の
被モニターグループを抽出する(ステップ224)。一
方、ステップ223の判断において、被モニターグルー
プ変更条件が登録されていれば、該第2の条件GCOND2に
適合する未処置の被モニターグループをG.S.Mモニター
者対応被モニターグループ登録表1317から抽出する(ス
テップ225)。
【0046】しかる後、モニター者対応の被モニターグ
ループを抽出できたかチェックし(ステップ226)、
抽出できなければ、G.S.Mモニター者通知制御により、
モニター者に被モニターグループ変更不可能を通知して
被モニターグループ変更制御を終了する(ステップ22
7)。ステップ226において、モニター者対応の被モ
ニターグループを抽出できれば、G.S.M規制制御によ
り、モニター者のモニターレベルと被モニターグループ
のモニターレベルを比較し、モニター者が指示された被
モニターグループをモニター可能であるかチェックする
(ステップ228,229)。モニター者のモニターレ
ベルが被モニターグループのモニターレベル以上であれ
ばモニター可能であり、モニター者のモニターレベルが
被モニターグループのモニターレベルより低い場合には
モニター不可能である。モニター不可能であれば、次の
モニター対象である被モニターグループを抽出すべくス
テップ223以降の処理を繰り返し、モニター可能であ
れば、抽出した被モニターグループよりモニター対象の
被モニター者を抽出すべくG.S.M開始制御のステップ1
05以降の処理を実行する(ステップ230)。
【0047】(c-4) G.S.M終了制御 図21はG.S.M終了制御の処理フローである。モニター
中のモニター者から端末操作によりモニター終了が通知
されると、呼制御装置11bは、G.S.M状態管理表1312
より該モニター者の状態管理データを削除する(ステッ
プ251)。これにより、モニター者が使用していたミ
キサートランクを他のモニター者が使用できるようにな
る。ついで、呼制御装置11bは、通話路を解除し(ス
テップ252)、G.S.Mモニター者通知制御により、モ
ニター者にモニター終了を通知し(ステップ253)、
処理を終了する。
【0048】(c-5) G.S.M待機制御 図22はモニター者から待機要求が発せられた場合のG.
S.M待機制御処理のフローである。モニター者から待機
が指示されると、呼制御装置11bは、G.S.M状態管理
表1312における該モニター者のSTATUSを待機中に設定す
ると共に、通話路を設定して待機状態にし(ステップ2
61、262)、しかる後、G.S.Mモニター者通知制御
により、モニター者にモニター待機中を通知し(ステッ
プ263)、処理を終了する。
【0049】(c-6) G.S.M規制制御 モニターグループを変更する時、あるいはモニター者を
変更する時、あるいは被モニター者からモニター拒否さ
れた時、呼制御装置11bはモニター規制制御を実行す
る。図23及び図24はG.S.M規制制御の処理フローで
ある。規制制御が要求されると、呼制御装置11bは、
被モニター者からのモニター拒否による規制制御処理か
判断する(ステップ301)。被モニター者からのモニ
ター拒否による規制制御処理でなければ、被モニターグ
ループに対する規制処理か、被モニター者に対する規制
制御処理か判別する(ステップ302)。被モニター者
に対する規制制御処理であれば、G.S.Mモニターレベル
登録表1315を読出し、該G.S.Mモニターレベル登録表131
5よりモニター者と被モニター者のモニターレベルL
M,Lmを求め(ステップ303)、モニター者のモニ
ターレベルLM≧被モニター者のモニターレベルLmで
あるかチェックする(ステップ304)。LM<Lmの
場合には、被モニター者のモニターはできず、モニター
不可能を出力し(ステップ305)、LM≧Lmの場合
には、モニター可能を出力し(ステップ306)、規制
制御を終了する。
【0050】一方、ステップ302において、被モニタ
ーグループに対する規制制御処理であれば、G.S.Mグル
ープモニターレベル登録表1316及びG.S.Mモニターレベ
ル登録表1315をそれぞれ読出し、これら登録表より被モ
ニターグループのモニターレベルLg、モニター者のモ
ニターレベルLMを求め(ステップ307,308)、
モニター者のモニターレベルLM≧被モニターグループ
のモニターレベルLgであるかチェックする(ステップ
309)。LM<Lgの場合には、被モニターグループ
のモニターはできず、モニター不可能を出力し(ステッ
プ305)、LM≧Lgの場合には、モニター可能を出
力し(ステップ306)、規制制御を終了する。また、
ステップ301において、被モニター者からのモニター
拒否による規制制御処理の場合には、G.S.Mモニターレ
ベル登録表1315を読出し、該G.S.Mモニターレベル登録
表1315より被モニター者のモニターレベルLmを求め
(ステップ310)、被モニター者のモニターレベルL
mがモニター拒否を許容するレベル(=3)であるか、
すなわち、被モニター者にモニター拒否の権限があるか
チェックし(ステップ311)、モニター拒否の権限が
ある場合には、モニター拒否可を出力し(ステップ31
2)、モニター拒否の権限がない場合には、モニター拒
否不可を出力し(ステップ313)、規制制御を終了す
る。
【0051】(c-7) G.S.Mモニター者通知処理 グループサイレントモニター制御において、呼制御装置
11bはモニター状況(モニター開始、被モニター者の
変更、被モニターグループの変更、モニターの不可、モ
ニター開始/モニター待機の選択、モニターの終了)をモ
ニター者に通知するようになっている。図25はかかる
G.S.Mモニター者通知処理のフローである。呼制御装置
11bは、モニター開始になったか(ステップ40
1)、被モニター者を変更したか(ステップ403)、
被モニターグループを変更したか(ステップ405)、
モニター不可か(ステップ407)、モニター終了/モ
ニター待機の選択を促す必要があるか(ステップ40
9)、モニター終了か(ステップ411)を順次チェッ
クする。モニターを開始すればモニター開始をモニター
者に通知し(ステップ402)、被モニター者を変更す
れば被モニター者変更をモニター者に通知し(ステップ
404)、被モニターグループを変更すればモニター者
に被モニターグループ変更を通知し(ステップ40
6)、モニター不可であればモニター不可をモニター者
に通知し(ステップ408)、モニター終了/モニター
待機の選択を促す必要があればその選択をするようにモ
ニター者に通知し(ステップ410)、モニターを終了
すれば、モニター者にモニター終了を通知する(ステッ
プ412)。
【0052】(c-8) G.S.M被モニター者通知処理 グループサイレントモニター制御において、呼制御装置
11bは被モニター者にモニター開始を通知すると共
に、モニター拒否権限のない者からモニター拒否が要
求された時、モニター拒否不可を通知するようになって
いる。図26はかかるG.S.M被モニター者通知処理のフ
ローである。呼制御装置11bは、モニターを開始した
か(ステップ451)、権限のない被モニター者からモ
ニター拒否要求が出されたか(ステップ453)を順次
チェックする。モニターを開始すれば被モニター者にモ
ニター開始を通知し(ステップ452)、また、権限の
ない被モニター者からモニター拒否が要求されればモニ
ター拒否不可を被モニター者に通知する(ステップ45
4)。
【0053】(c-9) G.S.M被モニター者管理処理 呼制御装置11bは、被モニターグループ毎に通話中の
被モニター者を監視し、新たに通話中になった被モニタ
ー者をG.S.M被モニター者管理表1311に登録し、また、
モニターが開始された通話中の被モニター者をG.S.M被
モニター者管理表1311から削除する。図27はかかるG.
S.M被モニター者管理処理のフローである。呼制御装置
11bはG.S.M被モニター者管理表1311を読出し(ステッ
プ501)、G.S.M被モニター者管理表1311を更新する
必要があるかチェックし(ステップ502)、更新する
必要がなければ、他のG.S.M制御を行う(ステップ50
3)。しかし、新たに通話中になった被モニター者あれ
ば該被モニター者をG.S.M被モニター者管理表1311に登
録し、あるいは、新たな被モニター者についてモニター
を開始すれば、該被モニター者をG.S.M被モニター者管
理表1311から削除し(ステップ504)、以後、他のG.
S.M制御を行う(ステップ503)。
【0054】(c-10) G.S.M条件登録処理 保守コンソール16より、G.S.M被モニターグループ
対応被モニター者登録表1313、G.S.M被モニター者変
更条件登録表1314、G.S.Mモニターレベル登録表131
5、G.S.Mグループモニターレベル登録表1316、G.S.
Mモニター者対応被モニターグループ登録表1317及び
G.S.M被モニターグループ変更条件登録表1318をそれぞ
れ入力し、呼制御装置11bの制御で記憶装置11cに
登録することができる。図28はかかるG.S.M条件登録
処理のフローである。呼制御装置11bは、保守コンソ
ール16よりテーブルの設定入力があると、コマンドが
正しく入力されたかチェックし(ステップ601)、正
しくなければ入力データを無視する。正しく入力されれ
ば、被モニターグループと該グループに属する被モニタ
ー者の登録であるかチェックし(ステップ602)、
「YES」であれば、G.S.M被モニターグループ対応被
モニター者登録表1313を記憶装置11cに登録する(ス
テップ602、603)。
【0055】また、G.S.M被モニター者の変更条件の登
録であれば、G.S.M被モニター者変更条件登録表1314を
記憶装置11cに登録する(ステップ604、60
5)。被モニター者及びモニター者のモニターレベルの
登録であれば、G.S.Mモニターレベル登録表1315を記憶
装置11cに登録する(ステップ606,607)。被
モニターグループのモニターレベルの登録であれば、G.
S.Mグループモニターレベル登録表1316を記憶装置11
cに登録する(ステップ608、609)。モニター者
のモニター対象グループの登録であれば、G.S.Mモニタ
ー者対応被モニターグループ登録表1317を記憶装置11
cに登録する(ステップ610、611)。また、被モ
ニターグループの変更条件の登録であれば、G.S.M被モ
ニターグループ変更条件登録表1318を記憶装置11cに
登録する(ステップ612、613)。
【0056】(c-11) 全体のG.S.M制御 図29は呼制御装置11bによるG.S.M制御の全体の処
理フローである。モニター者から被モニター者変更要求
があったかチェッし、被モニター者変更要求があれば、
G.S.M被モニター者変更制御を実行する(ステップ70
1,702)。被モニター者の変更要求がなければ、被
モニター者からモニター要求があったかチェックし、モ
ニター要求があれば、G.S.M被モニターグループ変更制
御を実行する(ステップ703、704)。被モニター
者からのモニター要求がなければ、被モニター者からモ
ニター拒否の要求があったかチェックし(ステップ70
5)、あれば、G.S.M規制制御を実行し(ステップ70
6)、モニター拒否の権限のある被モニター者からのモ
ニター拒否であれば、該被モニター者のモニターを停止
し、被モニター者変更制御を実行する(ステップ70
7、708)。尚、モニター拒否の権限のない被モニタ
ー者からのモニター拒否の場合には該被モニター者のモ
ニターを継続する。
【0057】被モニター者からのモニター拒否要求がな
ければ、G.S.M状態管理表1312、G.S.M被モニター者管理
表1311、G.S.M被モニター者変更条件登録表1314、G.S.M
被モニターグループ変更条件登録表1318を順次読出す
(ステップ709〜712)。ついで、グループサイレ
ントモニターの開始が要求されたチェックし、「YE
S」であれば、G.S.M開始制御を実行する(ステッ
プ713、714)。グループサイレントモニターの開
始要求がなければ、被モニター者を変更する必要がある
かチェックし、「YES」であれば、G.S.M被モニター
者変更制御を実行する(ステップ715、716)。ま
た、被モニター者を変更する必要がなければ、被モニタ
ーグループを変更する必要があるかチェックし、あれ
ば、G.S.M被モニターグループ変更制御を実行する(ステ
ップ717、718)。被モニターグループを変更する
必要がなければ、モニター待機処理を行う必要があるか
チェックし(ステップ719)、あれば、G.S.M待機制
御を実行する(ステップ720)。また、待機処理をす
る必要がなければ、モニター終了処理を行う必要がある
かチェックし、あれば、G.S.M終了制御を実行する(ステ
ップ722)。以後、はじめに戻り以降の処理を繰り返
す。
【0058】(B)第2実施例 (a)概略 第1実施例では、1つの電子交換機にモニター者と被モ
ニター者の端末を収容した場合であるが、聴話対象者で
ある被モニター者の端末を第1のISDN交換機に収容
し、モニター者の端末を第2のISDN交換機に収容
し、第1、第2のISDN交換機間をISDN中継線で
接続し、第1、第2の交換機間で呼設定メッセージ、応
答メッセージを授受して、第1実施例と同様のグループ
サイレントモニター制御(G.S.M制御)を行うように構成
することもできる。
【0059】(b)構成 図30は本発明の第2実施例のシステム構成図であり、
図2の第1実施例と同一部分には同一符号を付してい
る。第2実施例において、図2の第1実施例と異なる点
は、モニタ者と被モニター者を別々の電子交換機(I
SDN交換機)に収容した点、第1、第2のISDN
交換機間をISDN中継線で接続し、第1、第2の交換
機間で呼設定メッセージ、応答メッセージを授受し、モ
ニター者が遠隔地より被モニター者をモニターできるよ
うになっている点である。図30において、11は第1
のISDN交換機、13a〜13n、14a〜14m、
・・・はISDN交換機11に収容された被モニター者
の端末(電話機)であり、被モニター者の端末13a〜
13nにより第1グループ13が形成され、被モニター
者の端末14a〜14mにより第2グループ14が形成
されている。15は公衆網、16は保守コンソールであ
る。また、51は第2のISDN交換機、52はISD
N交換機51に収容されたモニター者の端末(電話
機)、53は保守コンソール、61は第1、第2のIS
DN交換機11,51間を接続するISDN中継線、6
2、63はトランクである。ISDN交換機11、51
は互いに離れた地域に設けられ、ISDN中継線61を
介して呼設定メッセージ、応答メッセージ等によりグル
ープサイレントモニターに必要な情報の送受を行い、遠
隔地においてモニタ者が被モニター者をモニターできる
ようなっている。
【0060】電子交換機11において、11aはスイッ
チ部(ネットワーク回路)、11bはグループサイレン
トモニター制御を実行する呼制御装置、11cは各種テ
ーブルを記憶する記憶装置、11dは被モニター者、顧
客、モニター者の音声をミキシングして出力するミキサ
ートランク、11eは公衆網からの入通信回線17を収
容する入トランク、11は公衆網への出通信回線18を
収容する出トランク、11gは加入者回路である。記憶
部11cには、第1実施例における各種表1311〜1318が
全て記憶されている。また、ミキサートランク、入トラ
ンク、出トランクは1つしか示してないがそれぞれ多数
のトランク回路が設けられている。電子交換機51にお
いて、51aはスイッチ部(ネットワーク回路)、51
bは呼制御装置、51cは記憶装置、51dは加入者回
路である。記憶装置51には、モニター者のモニターレ
ベルを示すG.S.Mモニターレベル登録表1315が保守コン
ソール52より入力されて記憶されている。
【0061】(c)ISDN呼設定制御 図31はISDN呼設定制御のフローである。第2のI
SDN交換機51はモニター者52よりモニター要求が
発行されると、記憶装置51cに記憶してあるG.S.Mモ
ニターレベル登録表1315を読出し、モニタ者のモニター
レベルを求め(ステップ801,802)、モニター者
の電話番号及びモニター者のモニターレベルを含むIS
DN呼設定要求メッセージを作成し(ステップ80
3)、該ISDNメッセージをISDN中継線61を介
して第1のISDN交換機11に送出する(ステップ8
04)。一方、該呼設定要求メッセージを受信した第1
のISDN交換機11は、該呼設定要求メッセージより
モニター者のモニターレベルを抽出し、該モニターレベ
ルを記憶装置11cのG.S.Mモニターレベル登録表1315
に設定し(ステップ801、805)、以後、G.S.M開始
制御を実行する(ステップ806)。
【0062】図32はISDNレイヤ3メッセージの要
部説明図であり、(a)はモニター要求時における呼設
定要求メッセージ、(b)はモニター要求に対する応答
メッセージである。モニター要求時あるいは応答時、I
SDNメッセージのcodeset7情報エリアに、G.S.M用情
報エリアMARが追加される。モニター要求時の呼設定
要求メッセージは、メッセージの種別(呼設定要求)7
1、呼番号72、モニター者の電話番号73・・・等に加
え、G.S.M用情報エリアMARを備えている。このG.S.M
用エリアMARには、サービス種別=グループサイレ
ントモニター81、種別=モニター開始要求82、
モニターしたい被モニターグループの番号83、モニ
ター者のモニターレベル84が挿入される。また、後述
するモニター要求に対する応答メッセージもG.S.M用情
報エリアMARを備え、該G.S.M用エリアMARに、
サービス種別=グループサイレントモニター81′、
種別=モニター開始通知又はモニター待機通知82′、
被モニターグループ番号83′、被モニター者の番
号85が挿入される。
【0063】(d)ISDNレイヤ3メッセージシーケ
ンス(モニター開始/待機) 図33はISDN中継線を介してグループサイレントモ
ニターを行う場合のISDNレイヤ3メッセージのシー
ケンス説明図である。モニター者52がモニター要求す
ると、モニター者を収容する交換機51は呼設定要求メ
ッセージ(図32(a))を作成し、ISDN中継線6
1を介して第1の交換機11に送出する。第1の交換機
11は呼設定要求メッセージを受信すれば、呼設定受付
メッセージを第2の交換機に51に送出後、モニター開
始のための制御(図14〜図16参照)を実行する。所
定の被モニター者についてモニター可能であれば、応答
メッセージ(図32(b)参照)により、モニター開始
を第2の交換機51に通知する。しかし、指定された被
モニターグループに通話中の被モニター者が存在せず、
モニターができない場合には、応答メッセージによりモ
ニター待機を第2の交換機51に通知する。応答メッセ
ージを受信した第2の交換機51は応答確認メッセージ
を第1の交換機11に送出後、モニター52にモニター
開始あるいはモニター待機を通知する。尚、モニター開
始の場合には、第1の交換機11は以後、通話路を設定
し、被モニター者と顧客とのミキシング音声をISDN
中継線61を介してモニター者の端末52に送出する。
【0064】(e)ISDNレイヤ3メッセージシーケ
ンス(モニター不可) 図34はISDN中継線を介してグループサイレントモ
ニターを行う場合のISDNレイヤ3メッセージのシー
ケンスの別の説明図である。モニター者52がモニター
要求すると、モニター者を収容する交換機51は呼設定
要求メッセージ(図32(a))を作成し、ISDN中
継線61を介して第1の交換機11に送出する。第1の
交換機11は呼設定要求メッセージを受信すれば、呼設
定受付メッセージを第2の交換機に51に送出後、モニ
ター開始のための制御(図14〜図16参照)を実行す
る。モニター開始制御の結果、モニター者が指定した被
モニターグループのモニターができない場合には、交換
機11は切断メッセージを第2の交換機52に送る。第
2の交換機52は切断メッセージの受信により、モニタ
ー者52にモニター不可を通知し、しかる後、交換機1
1との間で解放メッセージ、解放確認メッセージを授受
する。
【0065】(f)ISDNレイヤ3メッセージシーケ
ンス(被モニター者変更) グループサイレントモニターが開始し、被モニター者を
変更すると、その旨をモニター者に通知する必要があ
る。図35はモニター中に被モニター者の変更通知を行
う場合のISDNレイヤ3メッセージのシーケンス説明
図である。被モニター者を変更すると、第1の交換機1
1は被モニター者変更のファシリティメッセージを作成
し、第2の交換機52に送り、第2の交換機はファシリ
ティメッセージの受信によりモニター者51に被モニタ
ー者の変更を通知する。図36はファシリティメッセー
ジの説明図である。ファシリティメッセージは通信回線
が確立している時に送受するメッセージであり、通常の
ISDNファシリティメッセージのcodeset 7情報エリ
アにG.S.M用情報エリアFMARが追加される。被モニ
ター者変更を通知するファシリティメッセージのG.S.M
用情報エリアFMARには、図36(a)に示すように
サービス種別=グループサイレントモニター91、
種別=被モニター者変更通知92、被モニター者のグ
ループ番号93、被モニター者の番号94が含まれ
る。
【0066】(g)ISDNレイヤ3メッセージシーケ
ンス(モニター待機) グループサイレントモニターが開始し、被モニター者を
変更する際、通話中の被モニター者が存在しないと、そ
の旨をモニター者に通知する必要がある。図37はモニ
ター中にモニター待機通知を行う場合のISDNレイヤ
3メッセージのシーケンス説明図である。モニター待機
になると、第1の交換機11はモニター待機のファシリ
ティメッセージを作成し、第2の交換機51に送り、第
2の交換機はファシリティメッセージの受信によりモニ
ター者52にモニター待機を通知する。図36(b)は
モニター待機通知用のファシリティメッセージの説明図
であり、G.S.M用情報エリアFMARに、サービス種
別=グループサイレントモニター91′、種別=モニ
ター待機通知92′、被モニター者のグループ番号9
3′が含まれる。
【0067】(h)ISDNレイヤ3メッセージシーケ
ンス(待機→モニター開始) モニター待機中において所定の被モニター者が通話中に
なり、モニターが開始するとその旨をモニター者に通知
する必要がある。図38はモニター待機中にモニターが
開始されたことを通知する場合のISDNレイヤ3メッ
セージのシーケンス説明図である。モニター待機中から
モニターが開始すると、第1の交換機11はモニター開
始のファシリティメッセージを作成し、第2の交換機5
1に送り、第2の交換機はファシリティメッセージの受
信によりモニター者52にモニター開始を通知する。
【0068】(i)ISDNレイヤ3メッセージシーケ
ンス(モニター終了) 図39はモニター終了時におけるISDNレイヤ3メッ
セージのシーケンス説明図である。モニター者52がモ
ニター終了操作すると、第2の交換機51は切断メッセ
ージを第1の交換機11に送り、第1の交換機は該切断
メッセージの受信によりモニター終了処理を行う。しか
る後、第1、第2の交換機の間で解放メッセージ、解放
確認メッセージを送受して回線を切断する。以上、本発
明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記
載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本
発明はこれらを排除するものではない。
【0069】
【発明の効果】以上本発明によれば、被モニター者をグ
ループ化し、モニター者に対してモニター対象グループ
を設定し、グループ毎に被モニター者の通話/非通話状
態を監視し、前記モニター対象グループに属する通話中
の被モニター者と顧客との通話をモニター者に順次自動
的にモニターさせるようにしたから、モニター者からの
一度のモニター要求操作で、しかも、被モニター者の変
更要求操作を必要とせず、設定したモニターグループに
属する複数の被モニター者に対するモニターを順次行う
ことができ、モニター者の作業効率を向上することがで
きる。従って、モニター開始までに要する時間や被モニ
ター者変更に要する時間を短縮でき、テレマーケティン
グ市場等における電話応対の質やサイレントモニターの
サービス性を向上することができる。
【0070】本発明によれば、モニターの開始/終了、
被モニター者の変更、モニター対象グループの変更等の
モニター状況を監視し、該モニター状況をモニター者に
通知すると共に、モニターされている被モニター者にモ
ニター中であることを通知するようにしたから、モニタ
ー者はモニターの状況を容易に把握することができ、被
モニター者はモニターされていることを認識することが
できる。モニター開始時あるいは被モニター者の変更
時、モニター対象グループ内に通話中の被モニター者が
存在するかチェックし、モニター対象グループ内に通話
中の被モニター者が存在しない場合には、モニター者に
モニターを終了するか、モニター可能になるまで待機す
るかを問い合わせるようにしたから、問い合わせに対す
るモニター者の指示に従ってモニターの終了処理、ある
いは、モニターの待機処理を実行することができる。
【0071】本発明によれば、モニター対象の被モニタ
ー者を変更する条件を設定し、該条件に従ってモニター
対象の被モニター者を自動的に変更するようにしたか
ら、該条件を変えることによりモニター者の意図する態
様で自動的に被モニター者を変更することができる。本
発明によれば、モニター開始後、モニター者より被モニ
ター者の変更要求があるか監視し、被モニター者の変更
要求があれば、モニター対象グループに属する通話中の
次の被モニター者と顧客との通話をモニター者にモニタ
ーさせるようにしたから、モニター者の要求に応じて被
モニター者を変更することができる。本発明によれば、
被モニター者及びモニター者にそれぞれモニターレベル
を設定し、モニター者のモニターレベルが被モニター者
のモニターレベルより低い場合には、モニター者による
該被モニター者のモニターを行えないようにしたから、
熟練した被モニター者をモニター対象から除外すること
ができ、グループサイレントモニターの運用を効率的に
行うことができる。
【0072】本発明によれば、所定の被モニター者にモ
ニター拒否の権限を付与し、モニター中の被モニター者
からモニター拒否が要求された場合、被モニター者にモ
ニター拒否の権限が与えられているか判断し、モニター
拒否の権限が与えられている場合には、該被モニター者
のモニターを停止し、モニター対象の被モニター者を変
更するようにしたから、熟練した被モニター者にモニタ
ー拒否の権限を与えることにより、グループサイレント
モニターの運用を効率的に行うことができる。本発明に
よれば、各グループとモニター者にそれぞれモニターレ
ベルを設定し、モニター者のモニターレベルがモニター
対象グループのモニターレベルより低い場合には、モニ
ター者による該モニター対象グループに属する被モニタ
ー者のモニターを行えないようにしたから、熟練した被
モニター者で構成されたグループをモニター対象から除
外することができ、グループサイレントモニターの運用
を効率的に行うことができる。
【0073】本発明によれば、モニター者に複数のモニ
ター対象グループを設定し、モニター者からモニター要
求が発行された時、モニター対象グループが指定され
ていない場合には、設定されているモニター対象グルー
プのうち第1順位のモニター対象グループに属する通話
中の被モニター者のモニターを開始し、モニター対象
グループが指定されている場合には、該モニター対象グ
ループに属する通話中の被モニター者のモニターを開始
するようにしたから、所定の被モニターグループから開
始して複数の被モニターグループにわたって被モニター
者をモニターすることができる。本発明によれば、モニ
ター対象グループを変更する条件を設定し、該条件に従
ってモニター対象グループを自動的に変更するようにし
たから、モニター者に応じてグループ変更条件を変える
ことができモニター者の意図する態様で自動的に被モニ
ターグループを変更することができる。
【0074】本発明によれば、モニター者からモニター
対象グループの変更要求があるか監視し、モニター対象
グループの変更要求があれば、次のモニター対象グルー
プに属する通話中の被モニター者と顧客との通話をモニ
ター者にモニターさせるようにしたか、モニター者の要
求によってもモニター対象である被モニターグループを
変更することができる。本発明によれば、被モニター者
からモニター要求が発行された場合、該被モニター者が
属するグループをモニター対象グループとするモニター
者を求め、該モニター者により前記被モニター者のモニ
ターを開始させるようにしたから、モニター者は支援を
必要とする被モニター者からの要請に応じて迅速に該被
モニター者と顧客の会話に割り込んで被モニター者を支
援することができ、顧客に対するサービスを向上するこ
とができる。
【0075】本発明によれば、モニター対象者である被
モニター者の端末を収容する第1のISDN交換機と、
モニター者の端末を収容する第2のISDN交換機と、
両方のISDN交換機間を接続するISDN中継線を備
え、第1のISDN交換機は被モニター者をグループ化
し、モニター者に対してモニター対象グループを設定
し、グループ毎に被モニター者の通話/非通話状態を監
視し、第2のISDN交換機はモニター者からモニター
要求が発行された時、モニター者を特定する識別番号及
びモニター開始要求を含む呼設定要求メッセージを第1
のISDN交換機に送出し、第1のISDN交換機は該
呼設定要求メッセージを受信して、モニター者のモニタ
ー対象グループに属する通話中の被モニター者と顧客と
の通話ミキシング信号をISDN中継線及び第2のIS
DN交換機を介してモニター端末に送出するようにした
から、遠隔地より被モニター者をモニターすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明のシステム構成図である。
【図3】呼制御装置の機能説明図である。
【図4】聴話状態=聴話中の場合の通話路を示す説明図
である。
【図5】記憶装置に記憶される各種テーブルの説明図で
ある。
【図6】G.S.M被モニターグループ対応被モニター者登
録表である。
【図7】G.S.Mモニター者対応被モニターグループ登録
表である。
【図8】G.S.M被モニター者管理表である。
【図9】G.S.M状態管理表である。
【図10】G.S.M被モニター者変更条件登録表である。
【図11】G.S.M被モニターグループ変更条件登録表で
ある。
【図12】G.S.Mモニターレベル登録表である。
【図13】G.S.Mグループモニターレベル登録表であ
る。
【図14】G.S.M開始制御のフローチャート(その1)
である。
【図15】G.S.M開始制御のフローチャート(その2)
である。
【図16】G.S.M開始制御のフローチャート(その3)
である。
【図17】G.S.M被モニター者変更制御のフローチャー
トである。
【図18】G.S.M被モニターグループ変更制御のフロー
チャート(その1)である。
【図19】G.S.M被モニターグループ変更制御のフロー
チャート(その2)である。
【図20】G.S.M被モニターグループ変更制御のフロー
チャート(その3)である。
【図21】G.S.M終了制御のフローチャートである。
【図22】G.S.M待機制御のフローチャートである。
【図23】G.S.M規制制御のフローチャート(その1)
である。
【図24】G.S.M規制制御のフローチャート(その2)
である。
【図25】G.S.Mモニター者通知のフローチャートであ
る。
【図26】G.S.M被モニター者通知のフローチャートで
ある。
【図27】G.S.M被モニター者監視のフローチャートで
ある。
【図28】G.S.M条件登録のフローチャートである。
【図29】G.S.M制御のフローチャートである。
【図30】本発明の別のシステム構成図である。
【図31】G.S.M ISDN呼設定要求制御のフローチャ
ートである。
【図32】ISDNレイヤ3メッセージである。
【図33】ISDN中継線を介してグループサイレント
モニターを行う場合のISDNレイヤ3メッセージのシ
ーケンス(モニター開始、待機)である。
【図34】ISDN中継線を介してグループサイレント
モニターを行う場合のISDNレイヤ3メッセージのシ
ーケンス(モニター不可)である。
【図35】ISDN中継線を介してグループサイレント
モニターを行う場合の、ISDNレイヤ3メッセージの
シーケンス(被モニター者変更)である。
【図36】ISDNレイヤ3ファシリティメッセージで
ある。
【図37】ISDN中継線を介してグループサイレント
モニターを行う場合の、ISDNレイヤ3メッセージの
シーケンス(モニター待機)である。
【図38】ISDN中継線を介してグループサイレント
モニターを行う場合の、ISDNレイヤ3メッセージの
シーケンス(待機中→モニター開始)である。
【図39】ISDN中継線を介してグループサイレント
モニターを行う場合の、ISDNレイヤ3メッセージの
シーケンス(モニター終了)である。
【図40】従来のサイレントモニタ説明図である。
【符号の説明】
11・・電子交換機 11a・・スイッチ部(ネットワーク回路) 11b・・グループサイレントモニター制御を実行する
呼制御装置 11c・・記憶装置 11d・・ミキサートランク 12・・モニター者の端末(電話機) 13a〜13n、14a〜14m・・被モニター者の端
末(電話機) 15・・公衆網 16・・保守コンソール
フロントページの続き (72)発明者 中松 敬喜 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番 4号 富士通九州通信システム株式会社 内 (72)発明者 楠瀬 美和 福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目4番 4号 富士通九州通信システム株式会社 内 (56)参考文献 特開 平4−129365(JP,A) 特開 平5−91552(JP,A) 特開 平5−191514(JP,A) 特開 平2−265345(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モニター者の端末と聴話対象者である被
    モニター者の端末を収容し、所定の被モニター者と顧客
    との通話をモニター者にモニターさせるサイレントモニ
    ター機能を備えた電子交換機のグループサイレントモニ
    ター制御方法において、 被モニター者をグループ化し、 モニター者に対してモニター対象のグループを設定し、 グループ毎に被モニター者の通話/非通話状態を監視
    し、モニター者からの要求により 前記モニター対象グループ
    に属する通話中の被モニター者と顧客との通話をモニ
    ター者に順次自動的にモニターさせることを特徴とする
    グループサイレントモニター制御方法。
  2. 【請求項2】 モニターの開始/終了、被モニター者の
    変更、モニター対象グループの変更等のモニター状況を
    監視し、該モニター状況をモニター者に通知すると共
    に、モニターされている被モニター者にモニター中であ
    ることを通知することを特徴とする請求項1記載のグル
    ープサイレントモニター制御方法。
  3. 【請求項3】 モニター開始時あるいは被モニター者の
    変更時、モニター対象グループ内に通話中の被モニター
    者が存在するかチェックし、 モニター対象グループ内に通話中の被モニター者が存在
    しない場合には、モニター者にモニターを終了するか、
    モニター可能になるまで待機するかを問い合わせ、 モニター者の指示に従ってモニターの終了処理、あるい
    は、モニターの待機処理を実行することを特徴とする請
    求項1記載のグループサイレントモニター制御方法。
  4. 【請求項4】 モニター対象の被モニター者を変更する
    条件を設定し、 該条件に従ってモニター対象の被モニター者を自動的に
    変更することを特徴とする請求項1記載のグループサイ
    レントモニター制御方法。
  5. 【請求項5】 モニター開始後、モニター者よりモニタ
    ー対象である被モニター者の変更要求があるか監視し、 被モニター者の変更要求があれば、モニター対象グルー
    プに属する通話中の次の被モニター者と顧客との通話を
    モニター者にモニターさせることを特徴とする請求項1
    記載のグループサイレントモニター制御方法。
  6. 【請求項6】 被モニター者及びモニター者にそれぞれ
    モニターレベルを設定し、 モニター者のモニターレベルが被モニター者のモニター
    レベルより低い場合には、モニター者による該被モニタ
    ー者のモニターを行えないようにすることを特徴とする
    請求項1記載のグループサイレントモニター制御方法。
  7. 【請求項7】 所定の被モニター者にモニター拒否の権
    限を付与し、 モニター中の被モニター者からモニター拒否が要求され
    たか監視し、 モニター拒否が要求された場合、被モニター者にモニタ
    ー拒否の権限が与えられているか判断し、 モニター拒否の権限が与えられている場合には、該被モ
    ニター者のモニターを停止し、モニター対象を次の被モ
    ニター者に変更し、 モニター拒否の権限が与えられていない場合には該被モ
    ニター者のモニターを継続することを特徴とする請求項
    2記載のグループサイレントモニター制御方法。
  8. 【請求項8】 前記各グループとモニター者にそれぞれ
    モニターレベルを設定し、 モニター者のモニターレベルがモニター対象グループの
    モニターレベルより低い場合には、モニター者による該
    モニター対象グループに属する被モニター者のモニター
    を行えないようにすることを特徴とする請求項1記載の
    グループサイレントモニター制御方法。
  9. 【請求項9】 モニター者に複数のモニター対象グルー
    プを設定し、 モニター者からモニター要求が発行された時、モニター
    対象グループが指定されていない場合には、設定されて
    いるモニター対象グループのうち第1順位のモニター対
    象グループに属する通話中の被モニター者のモニターを
    開始し、 モニター対象グループが指定されている場合には、該モ
    ニター対象グループに属する通話中の被モニター者のモ
    ニターを開始することを特徴とする請求項1記載のグル
    ープサイレントモニター制御方法。
  10. 【請求項10】 モニター対象グループを変更する条件
    を設定し、 該条件に従ってモニター対象グループを自動的に変更す
    ることを特徴とする請求項9記載のグループサイレント
    モニター制御方法。
  11. 【請求項11】 モニター者からモニター対象グループ
    の変更要求があるか監視し、 モニター対象グループの変更要求があれば、次のモニタ
    ー対象グループに属する通話中の被モニター者と顧客と
    の通話をモニター者にモニターさせることを特徴とする
    請求項9記載のグループサイレントモニター制御方法。
  12. 【請求項12】 被モニター者からモニター要求が発行
    されたか監視し、 モニター要求が発行された場合、該被モニター者が属す
    るグループをモニター対象グループとするモニター者を
    求め、 該モニター者に前記被モニター者のモニターを開始させ
    ることを特徴とする請求項9記載のグループサイレント
    モニター制御方法。
  13. 【請求項13】 聴話対象者である被モニター者と顧客
    との通話をモニター者にモニターさせるサイレントモニ
    ター機能を備えたグループサイレントモニターシステム
    において、 聴話対象者である被モニター者の端末を収容する第1の
    ISDN交換機と、 モニター者の端末を収容する第2のISDN交換機と、 第1、第2のISDN交換機間を接続するISDN中継
    線を備え、 第1のISDN交換機は被モニター者をグループ化し、
    モニター者に対してモニター対象のグループを設定し、
    グループ毎に被モニター者の通話/非通話状態を監視
    し、 第2のISDN交換機はモニター者からモニター要求が
    発行された時、モニター者を特定する識別番号及びモニ
    ター開始要求を含む呼設定要求メッセージを第1のIS
    DN交換機に送出し、 第1のISDN交換機は該呼設定要求メッセージを受信
    して、モニター者のモニター対象グループに属する通話
    中の被モニター者と顧客との通話信号をISDN中継線
    及び第2のISDN交換機を介してモニター者の端末に
    送出することを特徴とするグループサイレントモニター
    システム。
  14. 【請求項14】 第1のISDN交換機は、モニターの
    開始/終了、被モニター者の変更、モニター対象グルー
    プの変更等のモニター状況を監視し、該モニター状況を
    ISDN中継線及び第1のISDN交換機を介してモニ
    ター者の端末に送出することを特徴とする請求項13
    載のグループサイレントモニターシステム。
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