JP3318287B2 - 伝動装置ユニットの噛合い歯を潤滑する方法 - Google Patents

伝動装置ユニットの噛合い歯を潤滑する方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内歯を備えた中空歯
車と、この内歯と噛み合う外歯を備えた少なくとも1つ
のピニオンとを有する伝動装置ユニットの噛合い歯を潤
滑する方法に関する。さらに本発明は内歯を備えた中空
歯車と、外歯を備えた少なくとも1つのピニオンとを有
する伝動装置ユニットにも関する。
【0002】内歯を備えた中空歯車と、外歯を備えたピ
ニオンとを有する伝動装置ユニットは、従来技術にもと
づき、軸回転数が所定の比で相互に変換されるべき比較
的わずかな軸間隔で配置された2つの伝動軸を結合する
ために使用される。
【0003】内歯と外歯との間の噛合い歯は潤滑と噛合
い歯からの熱排出とのために潤滑媒体により潤滑されな
ければならない。公知伝動装置ユニットでは、噛合い歯
をオイル浴中に位置せしめることで噛合い歯の潤滑が行
われる。しかし、伝動装置ユニットの運転中の中空歯車
の遠心作用にもとづき、中空歯車の内室及び噛合い歯へ
のオイルの進入は著しく困難である。それゆえ、公知の
伝動装置ユニットでは、噛合い歯がオイル浴中に位置し
ていても噛合い歯の潤滑は最適に行われない。噛合い歯
の不十分な潤滑は噛合い歯の著しい摩耗及び噛合い歯領
域内の著しい発熱を招く。このことは長期的にみれば伝
動装置ユニットの故障につながり、故障伝動装置ユニッ
トを新しい伝動装置ユニットに交換するためと、故障伝
動装置の修理とのために莫大な費用を発生せしめる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、噛合
い歯の潤滑が著しく改善され、これにより本発明にもと
づき潤滑される伝動装置ユニットの耐用寿命が増大する
ように、冒頭に記載した形式の伝動装置ユニットの噛合
い歯を潤滑する方法を改良することにある。
【0005】本発明の別の課題は、噛合い歯の潤滑が改
善され、これにより伝動装置ユニットの耐用寿命が増大
するように、冒頭に記載した形式の伝動装置ユニットを
改良することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明潤滑法
によれば、請求項1に記載したように、冒頭に記載した
形式の伝動装置ユニットの噛合い歯の潤滑法において、
潤滑媒体を中空歯車の内室内に的確に導入することによ
り解決さる。
【0007】上記別の課題は本発明伝動装置ユニットに
よれば、請求項3に記載したように、冒頭に記載した伝
動装置ユニットにおいて、伝動装置ユニットが、中空歯
車内へ潤滑媒体を的確に供給するための手段を有してい
ることにより解決される。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、中空歯車内で作用する
遠心力にもとづき、中空歯車の内室内へ潤滑媒体を的確
に供給するだけで中空歯車の内歯とピニオンの外歯との
間の噛合い歯の最適な潤滑が得られることが分かった。
【0009】本発明潤滑法では、中空歯車の遠心作用に
もかかわらず、噛合い歯への潤滑媒体の進入が保証され
る。中空歯車の回転速度が高く、ひいては遠心作用が大
きい場合でも、常に噛合い歯の最適な潤滑と噛合い歯か
らの熱排出が保証される。これにより、本潤滑法により
潤滑される伝動装置ユニットの耐用寿命が著しく増大す
る。
【0010】本発明伝動装置ユニットにおいては、噛合
い歯への潤滑媒体の進入が常に可能であり、かつ最適な
潤滑と噛合い歯からの熱排出とが保証される。
【0011】本発明潤滑法の有利な1構成では、潤滑媒
体としてオイルを使用することが提案される。この場
合、任意の組成と粘度とを有するオイルを使用すること
ができる。
【0012】潤滑媒体を的確に供給するための手段は任
意に形成されることができる。例えば、伝動装置ユニッ
トの構造的な構成にもとづき中空歯車の内室内へ潤滑媒
体を的確に供給するために役立つ受動的な手段が考えら
れる。さらに、例えばポンプにより中空歯車の内室内へ
潤滑媒体を的確に供給するような能動的な手段も考えら
れる。
【0013】本発明伝動装置ユニットのさらに別の有利
な1構成によれば、伝動装置ケーシングの内部で中空歯
車の端面に対向してこの端面から間隔をおいて少なくと
も1つの掻取り条片が伝動装置ケーシングに配置されて
いる。
【0014】伝動装置ユニットの運転中に中空歯車の端
面に粘性により付着した潤滑媒体は中空歯車の回転によ
り掻取り条片のところで掻き取られて中空歯車の内室内
に達する。掻取り条片と中空歯車の端面との間隔は、一
面においては中空歯車の妨げのない回転を可能にするた
めに十分大きく、かつ他面において、端面に付着した潤
滑媒体の可能なかぎり大部分が中空歯車の回転により掻
取り条片のところで掻き取られて中空歯車の内室内に達
するように十分小さく、選択されなければならない。
【0015】掻取り条片の末端に中空歯車の内室内へ突
入した滴下縁が形成されていると有利である。この滴下
縁は任意の深さで内室内へ突入することができ、かつこ
れにより、掻き取られた潤滑媒体が可能な限り深く中空
歯車の内室内へ達し、これにより可能なかぎり多くの潤
滑媒体が潤滑と熱排出とのために噛合い歯の領域内に供
給される。
【0016】本発明のさらに別の有利な1構成によれ
ば、掻取り条片は、中空歯車の中心点を通って延びる直
線に対して+45°から−45°までの角度範囲内に配
置されており、これにより、掻取り条片の作用を増大さ
せることができる。この場合、中心点を通って延びる直
線から逆時計回りに開く角度はプラス(+)の前符号を
備えており、これに対し、中心点を通って延びる直線か
ら時計回りに開く角度がマイナス(−)の前符号を備え
ている。直線に対する掻取り条片の傾斜は特に中空歯車
の回転方向に依存している。中心点を通って延びる直線
に対する掻取り条片の傾斜角の選択の別の基準は、伝動
装置ユニットが組み込まれる位置又は中空歯車が回転す
る速度であることができる。
【0017】掻取り条片が、中空歯車の中心点を通って
延びる直線に対して+25°又は−25°の角度に配置
されていると有利である。
【0018】中空歯車が時計回りの回転方向で回転する
場合には、伝動装置ユニットが、中空歯車の中心点を通
って延びる直線に対して+25の角度に配置された1つ
の掻取り条片を有していると有利である。
【0019】中空歯車が両方の回転方向で回転する場合
には、伝動装置ユニットが2つの掻取り条片を有し、そ
の一方の掻取り条片が中空歯車の中心点を通って延びる
直線に対して+25°の角度に配置され、かつ他方の掻
取り条片が中空歯車の中心点を通って延びる直線に対し
て−25°の角度に配置されていると有利である。この
ようにすれば、端面に付着した潤滑媒体が中空歯車の両
方の回転方向で少なくとも一方の掻取り条片により最適
に掻き取られて確実に中空歯車の内室内に達する。
【0020】本発明の有利なさらに別の1構成では、中
空歯車のハブが少なくとも1つの孔を有しており、この
孔が中空歯車の内室を、中空歯車に結合された軸と伝動
装置ユニットのケーシングとにより制限されていて中央
圧力潤滑媒体供給部の一部を成している環状室に連通せ
しめていることが提案される。本発明のこの構成では、
中央の圧力潤滑媒体供給部に所属する、潤滑媒体を導く
環状室から中空歯車のハブの孔を介して中空歯車の内室
内へ潤滑媒体が的確に搬送される。中空歯車の遠心力に
もとづき、供給された潤滑媒体は本発明にもとづく伝動
装置ユニットの運転中に外向きに噛合い歯内へ押圧され
てその箇所で最適な潤滑と熱排出とに役立てられる。
【0021】環状室から中空歯車の内室内へ搬送すべき
潤滑媒体量が孔の直径により規定されていると有利であ
る。このことにより、搬送されるべき潤滑媒体流を孔の
大きさの選択により制御することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1には伝動装置ユニットの第1
実施例の全体が符号12で示されている。この伝動装置
ユニット12は軸1を有しており、この軸に中空歯車2
が固定されている。中空歯車2はその内歯13と噛み合
っているピニオン3の外歯14を介してピニオン3を駆
動する。ピニオン3は別の軸4に固定されている。伝動
装置ユニット12は、回転数が所定の比で相互に変換さ
れるべき2つの伝動軸1,4を比較的わずかな軸間隔で
互いに結合させるために使用される。
【0023】中空歯車2の端面5に対向してこれから間
隔aをおいて、掻取り条片6が伝動装置ユニット12の
ケーシング9aに不動に取付られている。掻取り条片6
は中空歯車2の中心点を通って延びる直線15に対して
角度αだけ傾斜している。図2に示された中空歯車2の
回転方向は時計回りである。図2に示された掻取り条片
6は直線15に対して+25°の角度だけ傾斜して配置
されている。
【0024】伝動装置ユニット12の運転中に、端面5
に粘性により付着したオイルが中空歯車2の回転により
掻取り条片6のところで掻き取られる。この掻取り条片
6はその末端に、中空歯車2の中空室(内室8)内に突
入した滴下縁7を備えている(図3参照)。端面5から
掻き取られたオイルはこの滴下縁7を介して中空歯車2
の内室8内に達する。
【0025】軸1,4もしくは中空歯車2の回転方向に
無関係に常に確実にオイルを噛合い歯に供給するため
に、図4に示す実施例によれば2つの掻取り条片6a,
6bが伝動装置ユニット12のケーシング9aに取付け
られている。掻取り条片6aは中空歯車2の中心点を通
って延びる直線15aに対して+25°の角度だけ傾斜
して配置されている。掻取り条片6bは中空歯車2の中
心点を通って延びる直線15bに対して−25°の角度
だけ傾斜して配置されている。
【0026】図5に示された実施例では、中央の圧力オ
イル供給部と連通した環状室10からオイルを的確に搬
送することによりオイル供給の別の可能性が得られる。
環状室10はケーシング9と軸1とにより制限されてい
る。中空歯車2のハブに設けた孔11を介して、環状室
10から中空歯車2の内室8内へオイルが導かれる。こ
の場合、供給すべきオイル量の制御は孔11の直径を介
して行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にもとづく伝動装置ユニットの第1実施
例の縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿って本発明にもとづく
伝動装置ユニットを横断面した図である。
【図3】図1及び図2に示す本発明にもとづく伝動装置
ユニットを図2のIII−III線に沿って断面した図
である。
【図4】本発明にもとづく伝動装置ユニットの第2実施
例の横断面図である。
【図5】本発明にもとづく伝動装置ユニットの第3実施
例の縦断面図である。
【符号の説明】
1 軸、 2 中空歯車、 3 ピニオン、 4 軸、
5 端面、 6,6a,6b 掻取り条片、 7 滴
下縁、 8 内室、 9,9a ケーシング、10 環
状室、 11 孔、 12 伝動装置ユニット、 13
内歯、 14 外歯、 15,15a,15b 直線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー ウーア ドイツ連邦共和国 ブルーフザール ヴ ァインガルテナー シュトラーセ 43 (72)発明者 ザンドロ ゾコル ドイツ連邦共和国 ビーティッヒハイム −ビッシンゲン クヴェレンヴェーク 17 (72)発明者 トーマス レトナー オーストリア国 ハライン シュペック バッハーヴェーク 7 (72)発明者 ハンスペーター マイヤー オーストリア国 アドネット アドネッ ト 336 ベー (56)参考文献 実開 昭48−46102(JP,U) 実開 昭61−49069(JP,U) 実開 昭60−129533(JP,U) 独国特許出願公開4110733(DE,A 1) 西独国特許出願公開2602140(DE, A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 57/00 - 57/04 F16H 1/10

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内歯(13)を備えた中空歯車(2)
    と、この内歯(13)と噛み合う外歯(14)を備えた
    ピニオン(3)とを有する伝動装置ユニットの噛合い歯
    を潤滑する方法であって、その際潤滑媒体を中空歯車
    (2)の内室(8)内に的確に供給する形式のものにお
    いて、伝動装置ユニットが中空歯車伝動装置(12)と
    して構成されており、この中空歯車伝動装置は、中空歯
    車(2)と結合されている第1の伝動装置軸(1)と、
    第1の伝動装置軸(1)に対して間隔をおいて配置され
    ていてピニオン(3)と結合されている第2の伝動装置
    軸(4)とを有しており、中空歯車(2)の端面(5)
    に付着している潤滑媒体を、中空歯車伝動装置(12)
    のケーシング(9,9a)の内部で端面(5)に対向し
    てこの端面(5)に対して間隔(a)をおいて配置され
    ている少なくとも1つの掻取り条片(6)によって中空
    歯車(2)の内室(8)内に供給することを特徴とする
    伝動装置ユニットの噛合い歯を潤滑する方法。
  2. 【請求項2】 内歯(13)を備えた中空歯車(2)
    と、この内歯(13)と噛み合う外歯(14)を備えた
    ピニオン(3)とを有する伝動装置ユニットの噛合い歯
    を潤滑する方法であって、その際潤滑媒体を中空歯車
    (2)の内室(8)内に的確に供給する形式のものにお
    いて、伝動装置ユニットが中空歯車伝動装置(12)と
    して構成されており、この中空歯車伝動装置は、中空歯
    車(2)と結合されている第1の伝動装置軸(1)と、
    第1の伝動装置軸(1)に対して間隔をおいて配置され
    ていてピニオン(3)と結合されている第2の伝動装置
    軸(4)とを有しており、中央圧力潤滑媒体供給部内に
    存在している潤滑媒体を、少なくとも部分的に、中空歯
    車(2)のハブに形成されている少なくとも1つの孔
    (11)によって、それも中空歯車(2)の内室を、伝
    動装置軸(1)と中空歯車伝動装置(12)のケーシン
    グ(9)とにより制限されていて中央圧力媒体供給部の
    一部を成している環状室(10)に連通せしめている少
    なくとも1つの孔(11)によって、中空歯車(2)の
    内室(8)内に供給することを特徴とする伝動装置ユニ
    ットの噛合い歯を潤滑する方法
  3. 【請求項3】 潤滑媒体としてオイルを使用する請求項
    又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 内歯(13)を備えた中空歯車(2)
    と、外歯(14)を備えたピニオン(3)とを有する伝
    動装置ユニットであって、その際伝動装置ユニットが中
    空歯車(2)の内室(8)内へ潤滑媒体を的確に供給す
    るための手段(6,11)を有している形式のものにお
    いて、伝動装置ユニットが中空歯車伝動装置(12)と
    して構成されており、この中空歯車伝動装置は、中空歯
    車(2)と結合されている第1の伝動装置軸(1)と、
    第1の伝動装置軸(1)に対して間隔をおいて配置され
    ていてピニオン(3)と結合されている第2の伝動装置
    軸(4)とを有しており、中空歯車伝動装置(12)の
    ケーシング(9,9a)の内部で中空歯車(2)の端面
    (5)に対向してこの端面から間隔(a)をおいて少な
    くとも1つの掻取り条片(6)がケーシング(9a)に
    固定されていることを特徴とする伝動装置ユニット。
  5. 【請求項5】 掻取り条片(6)の末端に、中空歯車
    (2)の内室(8)内へ突入した滴下縁(7)が形成さ
    れている請求項4記載の伝動装置ユニット。
  6. 【請求項6】 掻取り条片(6)が、中空歯車(2)の
    中心点を通って延びる直線(15)に対して+45°か
    ら−45°までの角度範囲内に配置されている請求項4
    又は5記載の伝動装置ユニット。
  7. 【請求項7】 掻取り条片(6)が、中空歯車(2)の
    中心点を通って延びる直線(15)に対して+25°又
    は−25°の角度に配置されている請求項6記載の伝動
    装置ユニット。
  8. 【請求項8】 中空歯車伝動装置ユニット(12)が、
    中空歯車(2)の中心点を通って延びる直線(15)に
    対して+25の角度に配置された1つの掻取り条片
    (6)を有している請求項7記載の伝動装置ユニット。
  9. 【請求項9】 中空歯車伝動装置ユニット(12)が2
    つの掻取り条片(6a,6b)を有しており、その一方
    の掻取り条片(6a)が中空歯車(2)の中心点を通っ
    て延びる直線(15a)に対して+25°の角度に配置
    されており、かつ他方の掻取り条片(6b)が中空歯車
    (2)の中心点を通って延びる直線(15b)に対して
    −25°の角度に配置されている請求項7記載の伝動装
    置ユニット。
  10. 【請求項10】 内歯(13)を備えた中空歯車(2)
    と、外歯(14)を 備えたピニオン(3)とを有する伝
    動装置ユニットであって、その際伝動装置ユニットが中
    空歯車(2)の内室(8)内へ潤滑媒体を的確に供給す
    るための手段(6,11)を有している形式のものにお
    いて、伝動装置ユニットが中空歯車伝動装置(12)と
    して構成されており、この中空歯車伝動装置は、中空歯
    車(2)と結合されている第1の伝動装置軸(1)と、
    第1の伝動装置軸(1)に対して間隔をおいて配置され
    ていてピニオン(3)と結合されている第2の伝動装置
    軸(4)とを有しており、中空歯車(2)のハブが少な
    くとも1つの孔(11)を有しており、この孔が中空歯
    車(2)の内室(8)を、第1の伝動装置軸(1)と
    空歯車伝動装置ユニット(12)のケーシング(9)と
    により制限されていて中央圧力潤滑媒体供給部の一部を
    成している環状室(10)に連通せしめていることを特
    徴とする伝動装置ユニット。
  11. 【請求項11】 環状室(10)から中空歯車(2)の
    内室(8)内へ搬送すべき潤滑媒体量が孔(11)の直
    径により規定されている請求項10記載の伝動装置ユニ
    ット。
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