JP3317680B2 - 原稿搬送装置 - Google Patents

原稿搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ装置およびスキャナー装置等において、原稿に形成
された画像情報の読み取りを当該原稿を読取り位置に搬
送しながら行うように原稿の搬送を行う原稿搬送装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等における原稿読取り方式
として、原稿を読取り位置に搬送しながら画像情報を読
み取る、いわゆる流し読み方式が知られている。
【0003】図4は、このような流し読み方式のための
従来の原稿搬送装置における読取り位置近傍の正面図で
ある。この原稿搬送装置では、コンタクトガラス73の
上面と原稿ガイド74下面との間の隙間Sが原稿の画像
情報を読みとる読取り位置となっており、この読取り位
置を搬送される原稿下面の画像情報が、コンタクトガラ
ス73の下側からレンズ79を介して図示しないCCD
等によって読みとられるようになっている。
【0004】このような流し読み方式の原稿搬送装置で
は、読取り位置における原稿の搬送速度の変動が読取り
画像には原稿搬送方向のムラとなって現れるため、原稿
のスムーズな搬送を妨げる搬送負荷を小さく抑えること
が求められる。
【0005】そこで、従来の原稿搬送装置では、原稿の
紙厚に対して読取り位置の隙間Sを十分に大きく設定し
て、読取り位置における原稿の搬送負荷を抑えていた。
例えば、原稿の紙厚は一般に0.1mm程度であるが、
読取り位置の隙間Sは1mm程度に設定されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように読
取り位置の隙間Sを大きく設定すると、原稿がこの隙間
S内でコンタクトガラス73上面から浮き上がってしま
い、これによって、原稿が読取り位置を一定速度で搬送
されているにもかかわらず、読取り画像に歪みが生じて
しまうという問題があった。
【0007】すなわち、図4に実線で示す原稿位置を正
常な原稿読取りが行われる正常位置Aとし、図4に破線
で示す原稿位置を原稿がコンタクトガラス73の上面か
ら浮き上がった浮き位置Bとして、例えば図4における
原稿右端に着目すると、この原稿右端は、原稿が正常位
置Aにあるときa1に位置するが、原稿が浮き位置Bに
あるときにはb1に位置することとなる。このため、レ
ンズ79から見れば、浮き位置Bにある原稿右端の画像
は、正常位置Aの位置a2に形成されたものとして読み
取られてしまうこととなる。したがって、原稿右端の画
像は、原稿が浮き沈みすることによって、原稿の幅方向
(左右方向)に移動しているように読み取られ、その結
果、読取り画像において画像の歪みが生じる。
【0008】具体的には、図5(a)に示すような原稿
搬送方向に複数の平行線が引かれた原稿が、その画像読
取り中に正常位置Aから浮き位置Bに移行すると、図5
(b)に示すように複数の平行線間の幅が狭まるように
歪んでしまう。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、過大な搬送負荷を抑えて原稿をスムーズに搬送
しながら、読取り位置で原稿が浮くことに起因する読取
り画像の歪みを防止することのできる原稿搬送装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者は、読取り位置上で原稿がコンタクトガラ
ス上面から浮き上がることに起因する読取り画像の歪み
のメカニズムを検討することにより、コンタクトガラス
の下側から画像読取りを行う画像読取部から見たとき、
原稿の両側部分ほど正常位置(図4では位置A)と浮き
位置(図4では位置B)との角度差が大きく、このため
に原稿の両側部分ほど読取り画像に大きな歪みを生じる
ものであることに着目して、過大な搬送負荷が生じない
ように読取り位置の隙間を確保しながら、効果的に読取
り画像の歪みを解消しうる構成を見いだしたものであ
る。
【0011】すなわち、本発明にかかる原稿搬送装置
は、コンタクトガラスとその上方に配置された原稿ガイ
ドとの間に形成される隙間を読取り位置として、この読
取り位置に原稿を搬送しながら当該原稿の画像情報の読
み取りを行うべく、原稿の搬送を行う原稿搬送装置にお
いて、前記読取り位置の隙間が、原稿の幅方向の略中央
部分に対して両側部分が狭くなるように構成されたこと
を特徴とするものである(請求項1)。
【0012】このような原稿搬送装置によれば、読取り
位置の略中央部分に両側部分より広い隙間を確保して搬
送負荷を抑え、これによって読取り位置の原稿搬送をス
ムーズに行いながら、読取り位置の両側部分の狭い隙間
により、読取り画像に大きな歪みが生じうる原稿両側部
分の浮きを防止し、効果的に読取り画像の歪みを防止す
ることができる。
【0013】このような読取り位置の隙間を形成するた
めの具体的構成としては、上記原稿ガイドの幅方向略中
央部分に、両側部分に対して上方に凹む凹部を設ける構
成を挙げることができる(請求項2)。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、この発明にかかる原稿搬
送装置の一実施形態が組み込まれた原稿読取装置を示す
図である。以下、この実施形態を詳述するのに先立って
原稿読取装置の概要について説明する。
【0015】この原稿読取装置は、トップページを上向
きにしてページ順に原稿トレイ10に載置される原稿束
から、1枚ずつ原稿を取り込んでその画像情報を読み取
り、トップページを下向きにしてページ順に排出トレイ
80に排出するものであり、片面にのみ画像情報が形成
された片面原稿のみならず、表裏両面に画像情報が形成
された両面原稿についても表裏両面の画像情報を読み取
るとともに、原稿束のページ順を変えてしまうことなく
排出できるものである。なお、この実施形態は、複写機
の上部に搭載する場合を例にしているが、同様の構成に
よって、スキャナー装置やファクシミリ装置等に適用す
ることもできる。
【0016】原稿トレイ10は、画像情報を有する原稿
Pを積層して載置可能に構成された原稿載置部である。
この原稿トレイ10の底部には、原稿トレイ10上の原
稿Pの有無を検出する原稿セットセンサ11が設けられ
ている。
【0017】分離給紙部20は、原稿トレイ10上に載
置された原稿束から1枚ずつ原稿Pを取り込んで第1搬
送路31に給紙するものである。この分離給紙部20で
は、原稿トレイ10の上方に配置された前送りローラ2
3が、原稿トレイ10上の原稿Pを給紙ローラ21およ
び分離コロ22に向かって給紙する。そして、給紙ロー
ラ21が原稿トレイ10上の原稿Pを送り出すように回
転駆動する一方、この給紙ローラ21に摺接するように
配置された分離コロ22が、給紙ローラ側21からの圧
力に応じた回転抵抗を生じながら従動回転することによ
って、原稿トレイ10上に載置された原稿束をさばき、
その最上位置にある1枚の原稿Pを分離して第1搬送路
31に給紙するようになっている。24は、第1搬送路
31に給紙された原稿Pの先端部および後端部を検出す
るフィードセンサである。
【0018】第1搬送路31は分離給紙部20から原稿
反転部60に至る搬送路である。この第1搬送路31上
には、レジストローラ対51、52が設けられており、
原稿Pの先端揃えを行うようになっている。このレジス
トローラ51の下流側は、第1搬送路31から第5搬送
路35が分岐する第1分岐位置41となっており、この
第1分岐位置41に設けられた反転分岐レバー411に
よって、この第1分岐位置41に搬送されてくる原稿P
の搬送経路を第1搬送路31の下流側または第5搬送路
35のいずれかに切り替えることができるようになって
いる。なお、この第5搬送路35は片面原稿を搬送する
際に用いられる搬送路である。
【0019】原稿反転部60は、第1搬送路31から搬
入される原稿Pの搬送方向をスイッチバックさせて第2
搬送路32に排出することによって、搬送路上における
原稿Pの表裏面(装置外側に向かう面と内側に向かう
面)とを反転させるものである。この原稿反転部60
は、正逆両方向に回転駆動可能な反転ローラ61とこれ
に摺接する反転コロ62を備えており、反転ローラ61
と反転コロ62間の原稿Pを反転ローラ61の正逆両方
向の回転に応じて搬送して、原稿Pの搬送方向をスイッ
チバックさせることができるようになっている。
【0020】また、反転コロ62は、反転コロ接離手段
63によって反転ローラ61に接離可能となっており、
反転コロ62が反転ローラ61から離れた状態において
は、反転ローラ61と反転コロ62間の原稿Pが上下に
抵抗なく移動しうるフリー状態として、原稿反転部60
から先行原稿を排出しながら同時に次原稿を原稿反転部
60に搬入することが可能となっている。
【0021】これら反転ローラ61と反転コロ62間の
上側には、搬送方向がスイッチバックされる原稿Pが一
時的に搬入されるスイッチバック路65が、上記原稿ト
レイ10の上側に向かって延びるように設けられてい
る。このスイッチバック路65は上記分離給紙部20の
上方位置において、本装置本体の外方へ開口する開口部
66を有しており、長手の原稿Pのスイッチバックさせ
るときには、この開口部66から原稿Pの先端部分を一
時的に本装置本体の外方に排出するようになっている。
【0022】反転ローラ61、反転コロ62間の下側
は、上記第1搬送路31と第2搬送路32とが分岐する
第2分岐位置42となっている。この分岐位置42に
は、第1搬送路31の出口を狭めるように第2搬送路3
2下側の壁面を延ばした突出片421が設けられてお
り、この突出片421によって、この分岐位置42に第
1搬送路31から送られてきた原稿Pを原稿反転部60
へ搬送する一方、原稿反転部60から搬出されてきた原
稿Pは、第2搬送路32に搬送するようになっている。
【0023】第2搬送路32は原稿反転部60から原稿
読取り部70に至る搬送路である。この第2搬送路32
上には、上搬送ローラ対53、54と下搬送ローラ対5
5、56が設けられており、第2搬送路32上の原稿P
を、原稿読取り部70の読取り位置71に搬送されるよ
うになっている。なお、片面原稿を搬送するための上記
第5搬送路35は、上搬送ローラ対53、54の上流側
からこの第2搬送路32に合流している。
【0024】また、下搬送ローラ55の上流位置にはタ
イミングセンサ72が設けられており、原稿Pの先端部
および後端部を検出して、原稿読取り部70における原
稿読取りのタイミングに供するようになっている。
【0025】原稿読取り部70は、複写機本体90上面
に設けられたコンタクトガラス73とその上方に配置さ
れた原稿ガイド74との隙間Sを読取り位置71とし
て、この読取り位置71を搬送される原稿Pの下側面の
画像情報を、いわゆる流し読み方式によって読み取るも
のである。この原稿読取り部70は、図示しない複写機
本体90内に、原稿Pに光を照射する露光ランプ、原稿
Pからの反射光を導光するレンズ系や反射ミラー、さら
に導光された反射光から画像情報を検出する画像読取機
構部等を備えている。
【0026】第3搬送路33は、原稿読取り部70から
排出トレイ80に至る搬送路である。この第3搬送路3
3には中間ローラ対57,58が設けられており、原稿
Pをさらに下流側に搬送するようになっている。この中
間ローラ対57,58の下流側は、第3搬送路33から
第4搬送路34が分岐する第3分岐位置43となってお
り、この第3分岐位置43に設けられた排出分岐レバー
431によって、原稿Pの搬送経路をこの第3分岐位置
43より下流側の第3搬送路33または第4搬送路34
のいずれかに切り替えることができるようになってい
る。なお、この第4搬送路34は、両面原稿の読取りを
行っている場合に、最初の面の読取りを終えた原稿に対
してさらに残りの面の読取りを行うべく、原稿Pを第1
搬送路31のレジストローラ対51,52上流側に戻す
ための搬送路である。両面原稿はこの第4搬送路34を
搬送されて再び原稿反転部60において搬送方向がスイ
ッチバックされることでその表裏面が反転されたのち、
残りの面の画像情報が読みとられ第3搬送路33に戻っ
てくる。
【0027】排出トレイ80は、画像情報の読取りを終
えた原稿Pが排出される原稿排出部である。この排出ト
レイ80は、上記原稿トレイ10の下側に配置されてお
り、第3搬送経路33の出口設けられた排出ローラ対8
1,82から、片面の読取りを終えた片面原稿および両
面の読取りを終えた両面原稿が原稿トレイ10上のペー
ジ順どおりに排出されるようになっている。
【0028】次に、図2および図3を参照しつつ本発明
にかかる原稿搬送装置について詳述する。なお、図2
は、この原稿搬送装置の読取り位置71近傍の正面図で
あり、図3は、この読取り位置71の右側部の拡大正面
図である。
【0029】これらの図に示すように、この原稿搬送装
置の原稿ガイド74は、その両側が図示しないフレーム
に固定された側板751,751に対して、スライド案
内手段75,75および付勢手段76,76を介して取
り付けられている。
【0030】スライド案内手段75は、原稿ガイド74
を上下方向へのスライド動作可能に支持しながら、前後
方向(紙面に垂直な方向)および左右方向への動作を規
制するものであり、具体的には図3に示すように、原稿
ガイド74左右両側端部に取り付けられた案内部材75
3と、この案内部材753を貫通するように側板751
に設けられた案内軸752とから構成されている。
【0031】付勢手段76は、原稿ガイド74を下方に
向かって付勢するものであり、具体的には、上記側板7
51と原稿ガイド74の内底面に当接する弾性ばねによ
って構成されている。
【0032】こうして下方に付勢される原稿ガイド74
の左右両側の下面には、所定厚さの突起741,741
が取り付けられており、原稿ガイド74は、この突起7
41,741を挟んでコンタクトガラス73に押しつけ
られるようになっている。このような構成によって、原
稿ガイド74とコンタクトガラス73との間には、前記
突起741,741の厚みに相当する所定の隙間Sが確
実に形成されるようになっている。
【0033】この原稿ガイド74の下面は、幅方向の左
右両側は略水平に形成され、略中央部分は左右両側に対
して上方に凹む凹部743をなすように形成されてい
る。このため、この原稿ガイド74とコンタクトガラス
73との間に形成される隙間Sは、幅方向の両側部分の
狭い隙間S2に対して、中央部分に広い隙間S1が形成
されている。具体的には、一般的な原稿Pの紙厚は0.
1mm以下程度であるのに対し、中央部分の広い隙間S
1は1mm程度、左右両側の狭い隙間S2は0.5mm
程度に設定されている。
【0034】このような構成により、読取り位置である
この隙間Sを搬送される原稿Pは、その幅方向の左右両
側部分が狭い隙間S2によって押さえられるため、この
左右両側部分についてはコンタクトガラス73から浮き
上がることが確実に防止される。したがって、原稿の左
右両側部分は特に大きな読取り画像の歪みの生じやすい
部分であるが、本装置によれば、この原稿左右両側の読
取り画像の歪みの発生を防止して、優れた読取り精度を
得ることが可能である。
【0035】また、読取り位置である隙間Sの略中央部
分は広い隙間S1が確保されていることから、原稿Pの
幅方向略中央部分に作用する搬送負荷は極めて小さなも
のとなる。このため、原稿全体としても搬送負荷が低く
抑えられることができ、これによって、読取り位置の原
稿搬送をスムーズに行うことが可能である。
【0036】すなわち、本発明にかかる原稿搬送装置に
よれば、読取り画像に大きな歪みの生じやすい原稿の左
右両側のみを狭い隙間S2で押さえることにより、効果
的に読取り画像の歪みを防止し、かつ、読取り画像に歪
みの生じにくい原稿の略中央部分については広い隙間S
1によって搬送負荷を軽減することにより、原稿搬送を
スムーズに行うことができる。
【0037】さらに、原稿Pの左右両側が押さえられれ
ば、この左右両側から引っ張られる原稿Pの中央部分も
付随的に浮きが抑えられ、原稿Pの前面にわたってコン
タクトガラス73上での高さ位置が安定する。したがっ
て、コンタクトガラス73の下側から原稿Pの画像情報
を読みとる原稿読取り部70から見た場合に焦点距離が
変化しないため、この点からも優れた読取り精度を得る
ことができる。
【0038】以上、一実施形態に沿って本発明を説明し
たが、本発明はその要旨を満たすものであれば上記実施
形態に限定されるものではない。
【0039】(1)例えば、上記実施形態においては、
スライド案内手段75、付勢手段76および突出片74
1によって原稿ガイド74とコンタクトガラス73との
位置関係を安定させる構成を挙げたが、原稿ガイド74
とコンタクトガラス73との間に所定の隙間Sを形成す
ることができる構成であれば任意の公知手段によって実
現することができる。
【0040】(2)また、上記実施形態においては原稿
ガイド74の下面側の形状は、左右両側に略水平部分を
備え、略中央部分にのみ凹部を備えた形状としたが、幅
方向の中央部分に対して両側部分の隙間が狭くなる形状
であれば、例えば原稿ガイド74の下面側の幅方向の全
長が連続的に変化する上側に凹む弓形状に構成してもよ
い。
【0041】(3)また、上記実施形態においては、原
稿ガイド74を下面略中央部に凹部を備えた一部材から
構成したが、原稿ガイド74は、略一平面の下面を有す
るガイド本体部材と、このガイド本体部材の下面両側部
にコンタクトガラス73との隙間を狭めるように取り付
けられた弾性部材等とから構成するなど、複数部材から
構成してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明にかかる原稿搬送
装置によれば、読取り位置の隙間を原稿の幅方向の略中
央部分に対して両側部分が狭くなるように構成したこと
により、読取り位置の略中央部分に広い隙間を確保して
搬送負荷を抑え、これによって読取り位置の原稿搬送を
スムーズに行いながら、読取り位置の両側部分の狭い隙
間により、読取り画像に大きな歪みが生じうる原稿両側
部分の浮きを防止し、効果的に読取り画像の歪みを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる原稿搬送装置の全
体概略図である。
【図2】同装置の原稿読取り部の正面図である。
【図3】同装置の原稿読取り部の拡大図である。
【図4】従来の原稿搬送装置における原稿読取り部の説
明図である。
【図5】従来の原稿搬送装置において読取り画像に生じ
る歪みの説明図である。
【符号の説明】
70 原稿読取り部 71 読取り位置 73 コンタクトガラス 74 原稿ガイド S コンタクトガラスと原稿ガイド間の隙間 S1 広い隙間 S2 狭い隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大沢 一嘉 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 阿蘇 裕 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (72)発明者 北川 英樹 大阪市中央区玉造1丁目2番28号 三田 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−86720(JP,A) 特開 平5−92840(JP,A) 特開 平4−120531(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 5/38 G03G 15/00 107

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトガラスとその上方に配置され
    た原稿ガイドとの間に形成される隙間を読取り位置とし
    て、この読取り位置に原稿を搬送しながら当該原稿の画
    像情報の読み取りを行うべく、原稿の搬送を行う原稿搬
    送装置において、前記読取り位置における隙間が、原稿
    の幅方向の略中央部分に対して両側部分が狭くなるよう
    に構成されたことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 【請求項2】 上記原稿ガイドの幅方向略中央部分に、
    両側部分に対して上方に凹む凹部が設けられた請求項1
    記載の原稿搬送装置。
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