JP3317221B2 - プロセスガス監視装置 - Google Patents
プロセスガス監視装置Info
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Description
に使用される各種のプロセスガスに含まれる不純物の濃
度を監視するプロセスガス監視装置に関し、更に詳しく
は、質量分析計を用いてプロセスガス中の主成分及び不
純物成分を測定して該不純物成分の濃度を算出するプロ
セスガス監視装置に関する。
グ装置等の半導体製造装置において使用されるプロセス
ガスに含まれる不純物成分の濃度をリアルタイムでモニ
タするための装置である。例えば、スパッタリング装置
により成膜プロセスを実行している間、プロセスガスの
主成分(例えばAr)に対する不純物成分(例えばH2
O、CO2等)の濃度を常時監視し、不純物成分の濃度
が所定レベルを越えた場合にスパッタリング装置側に異
常を報知する。これに対応して、スパッタリング装置側
は適宜の異常処置を実行する。これにより、膜の欠陥を
未然に防止することができる。
段に四重極質量分析計を使用したものが知られている。
このようなプロセス監視装置では、その質量分析計によ
り取得したデータをコンピュータで処理することにより
異常の有無を判断している。具体的には、測定対象であ
る例えばAr、H2O、CO2等のガスを代表する質量数
(Ar:36又は40、H2O:17又は18、CO2:
44)に対するイオン強度を四重極質量分析計により測
定し、その信号強度比から不純物の濃度を計算する。図
4は、四重極質量分析計により質量数1〜50の範囲を
測定したときに得られるスペクトルの一例である。この
スペクトルは、質量数を横軸、質量分析計の検出器(例
えば2次電子増倍管)の検出電流を縦軸にとったもので
ある。この例では、Arの信号強度は9×10
-6〔A〕、H2Oの信号強度が4×10-10〔A〕であ
り、Arの信号強度を100%とすると、H2Oの濃度
は44.4〔ppm〕と計算される。
ペクトルには広い意味での背景雑音に起因するベースラ
インが存在する。そこで、不純物成分の濃度を正確にモ
ニタするためには、上記背景雑音の影響を取り除くため
の補正が必要である。図4の例では、背景雑音の信号強
度は2×10-11〔A〕であり、この分を補正してH2O
の濃度を計算すると42.2〔ppm〕となる。すなわ
ち、先の結果とは5%程度差が生じる。更に、より微小
な信号の測定においては背景雑音の影響は一層大きくな
る。
(2次電子増倍管等)で発生する高周波性雑音と、測定
対象のプロセスガスの圧力に依存するベースラインの動
揺(オフセット)とがある。前者は信号検出系が同一で
あれば雑音レベルもほぼ同一であると看做すことができ
るが、後者は測定対象のプロセスガスの圧力に依存する
ため、通常、各測定毎に相違する。
トルを得る際の最も一般的な方法は、目的とする質量数
を全て含む質量範囲(図4の例では1〜50)を設定
し、その範囲内で連続的に(厳密には所定質量ステップ
毎に)質量走査を実行して検出信号を得るものである。
しかしながら、この方法では一回の質量走査に時間を要
する。プロセスガス監視装置では、急激な不純物成分の
濃度上昇を迅速に検知するために、できる限り一回の測
定時間を短縮し(好ましくは10秒以下)、高い頻度で
繰り返し測定を行なうことが望ましい。このため、上述
のような測定方法は不適当であり、その代わりに、目的
とする主成分及び不純物成分に対する質量数近傍の狭い
質量範囲のみを断片的に測定する方法が採られている。
強度を正確に求めるには、図4に示すような連続的なス
ペクトルのベースラインに基づいて計算するのが好まし
いが、上記理由によりプロセスガス監視装置における質
量分析計ではプロセスガスの監視期間中には連続的なス
ペクトルが得られない。そこで従来の装置では、成膜等
のプロセスに先立って、そのプロセスガスに対する連続
的なスペクトルを一回だけ取得し、背景雑音の信号強度
を算出してメモリに記憶しておく。そしてプロセスガス
の監視期間中には、そのメモリに記憶した背景雑音の信
号強度を用いて、上述のように断片的に測定した各成分
に対応する信号強度を補正して不純物濃度を計算するよ
うにしている。
力が変化すると、実際には背景雑音のレベルが変動して
いる恐れが高いにも拘らず、これが補正に反映されない
ため濃度の誤差が大きくなるという問題がある。これを
解決するには、プロセスガスの圧力が変化する度に背景
雑音を測定し直し、メモリの内容を更新する必要があ
る。この場合、背景雑音の測定に時間を要するため、本
来の目的である主成分及び不純物成分の測定の頻度が低
下し(つまり測定の時間間隔が長くなる)、不純物成分
の濃度の上昇の検知が遅延する恐れがある。
たものであり、その目的とするところは、背景雑音をよ
り正確に把握し、不純物成分の濃度をより正確に得るこ
とができるプロセスガス監視装置を提供することにあ
る。
に成された本発明は、質量分析計を用いてプロセスガス
中の主成分及び不純物成分を測定し、不純物成分の濃度
を監視するプロセスガス監視装置において、 a)実際の監視に先立って、所定の質量範囲に亘ってプロ
セスガスを測定したスペクトルに基づき、ピークの影響
を受けない質量数を補正基準質量数として選定する質量
数選定手段と、 b)選定された補正基準質量数を記憶しておく記憶手段
と、 c)監視期間中、プロセスガス中の主成分及び不純物成分
に対する質量数近傍のみを測定したスペクトルに基づ
き、該主成分及び不純物成分の信号強度を求める第1の
演算手段と、 d)監視期間中、前記記憶手段に記憶してある補正基準質
量数の近傍を測定したスペクトルに基づき、背景雑音の
信号強度を算出する第2の演算手段と、 e)該背景雑音の信号強度を用いて前記主成分及び不純物
成分の信号強度を補正した上で、不純物成分の濃度を計
算する濃度演算手段と、 を備えることを特徴としている。
前に、監視対象である1乃至複数の不純物成分及び主成
分に対する質量数を全て含む広い範囲に亘って質量走査
を行ない、連続的なスペクトルを取得する。上記質量数
選定手段はこのスペクトルを調べ、主成分や不純物成分
のピーク影響を受けない(つまりピークのリーディング
やテイリングが重ならない)質量数を1乃至複数選定す
る。そして、この質量数を補正基準質量数として記憶手
段に記憶しておく。すなわち、補正基準質量数は、その
プロセスガスに含まれるいずれの成分によっても信号強
度が影響を受けない質量数である。
始に伴いプロセスガスの監視が開始されると、プロセス
ガス中の主成分及び不純物成分に対する質量数近傍、及
び記憶手段に記憶されている補正基準質量数近傍のみの
狭い範囲の質量走査を断片的に行ない、それぞれスペク
トルを取得する。第1の演算手段は、主成分及び不純物
成分に対するスペクトルより、その各成分の信号強度を
算出する。更に第2の演算手段は、補正基準質量数近傍
のスペクトルより背景雑音の信号強度を算出する。濃度
演算手段は、上記背景雑音の信号強度を用いて各成分の
信号強度の値を補正し、この補正された値を基に不純物
成分の濃度を計算する。
に、第2の演算手段は、各補正基準質量数に対する複数
の背景雑音の信号強度の平均を計算する、又は最小値を
探索する等の処理を行なうことにより、唯一の背景雑音
の信号強度を得る構成とすることができる。
ば、監視期間中にプロセスガスの圧力が変動しそれに伴
い背景雑音のレベルが変化しても、目的の不純物成分の
濃度を正確に計算することができる。従って、例えば不
純物成分の濃度が所定値を越えた場合に異常報知を行な
うに際し、正確な報知を行なうことができる。また、監
視期間中には、時間を要する広い質量範囲のスペクトル
を取得する必要がないので、目的とする主成分や不純物
成分の測定を高い頻度で繰り返すことができる。このた
め、プロセスガス中の不純物成分の濃度が急激に変化し
た場合でも、遅滞なくその変化を検知することができ
る。
監視装置を図面を参照して説明する。図1は、本実施例
によるプロセスガス監視装置を利用したプロセスガス監
視システムの全体構成図、図2はこのプロセスガス監視
装置の機能的な構成図、図3はこのプロセスガス監視装
置における処理手順を示すフローチャートである。
ス監視装置を構成する質量分析計20はスパッタリング
装置10に付設され、該スパッタリング装置10の反応
室11内に導入されたプロセスガスの一部が質量分析計
20に送られる。質量分析計20にて測定されたデータ
はパーソナルコンピュータ等により構成されるデータ処
理部30に送られ、後述のようなデータ処理が実行され
る。このデータ処理の結果、プロセスガス中の不純物濃
度が所定値を越えたと判定されると、異常検知信号がス
パッタリング装置10に送られる。
オン化室21、四重極フィルタ22、検出器23、A/
D変換部24、制御部25、電圧制御部26等から構成
されている。制御部25は所定の質量分析を行なうため
に上記各部の動作を制御するものであって、電圧制御部
26は指定された質量数を有するイオンが通過するよう
に四重極フィルタ22の各ロッド電極に電圧を印加す
る。イオン化室21に導入されたプロセスガス中の各気
体分子は、例えば電子衝撃法等によりイオン化される。
発生した各種イオンは四重極フィルタ22の中央の空間
に送り込まれ、四重極フィルタ22の印加電圧に応じた
特定の質量数を有するイオンのみが該四重極フィルタ2
2を通り抜けて検出器23に到達する。検出器23では
到達したイオン数に応じたイオン電流が検出され、その
電流値がデジタル信号に変換されてデータ処理部30へ
と送出される。
ル作成部31、質量数選定部32、メモリ33、質量範
囲設定部34、信号強度演算部35、濃度演算部36、
濃度判定部37等を含んでいる。以下、このデータ処理
部30の動作を中心に、本実施例によるプロセスガス監
視装置の動作を図3のフローチャートに沿って説明す
る。なお、本実施例では、プロセスガスの主成分をAr
(質量数=40)、監視対象の不純物成分をH2O(質
量数=18)及びCO2(質量数=44)の2種類とす
るが、本発明がこれに限定されないことは当然である。
て、質量範囲設定部34は全ての測定対象成分(この例
ではAr、H2O及びCO2)の質量数を含む所定の質量
範囲(ここでは1〜50)を電圧制御部26に指定す
る。電圧制御部26は、この範囲の質量走査を行なうべ
く四重極フィルタ22に電圧を印加する。この質量走査
によって異なる質量数を有するイオンが順次検出器23
に到達するから、スペクトル作成部31はこのとき得ら
れる測定データに基づいてスペクトルを作成する。これ
により、図4に示すようなスペクトルが作成される(ス
テップS1)。
従い、このスペクトルにおいてピークの影響を受けない
適宜の質量数を補正基準質量数として選定する(ステッ
プS2)。具体的には、例えば、スペクトル曲線の中で
全てのピークを抽出し、隣接する二個のピーク間の質量
数の差が最も大きいピークの組を探す。そして、その二
個のピークの中間点の質量数を補正基準質量数とするこ
とができる。図4に示す例では、このような処理により
m1(質量数=10)が補正基準質量数として選定され
る。決定された補正基準質量数はメモリ33に記憶され
る(ステップS3)。
てスパッタリングが開始され、これに伴いプロセスガス
の監視動作が開始されると(ステップS4)、質量範囲
設定部34は、測定対象成分の質量数(この例では1
8、40及び44)を中心とし、その前後に所定の質量
幅を設定した狭い質量範囲を電圧制御部26に指示す
る。例えば質量幅が0.5であるとすると、H2O、A
r及びCO2に対してそれぞれ17.5〜18.5、3
9.5〜40.5及び43.5〜44.5の質量範囲を
指示する。電圧制御部26は、この三つの不連続な範囲
の質量走査をそれぞれ行なうべく四重極フィルタ22に
電圧を印加する。そして、スペクトル作成部31はこの
とき得られる測定データに基づいてスペクトルを作成す
る。例えばH2Oに対しては、図5に示すようなスペク
トルが作成される(ステップS5)。信号強度演算部3
5は、各測定対象成分毎に得られる上記スペクトルに対
しピーク検出やピーク面積の計算等の処理を実行し、各
成分の信号強度Is(Ar)、Is(H2O)及びIs
(CO2)をそれぞれ算出する(ステップS6)。
分の測定に引き続いて、メモリ33に記憶されている補
正基準質量数を中心とし、その前後に上記質量幅を設定
した質量範囲(この例では9.5〜10.5)を指示す
る。電圧制御部26は、この範囲の質量走査を行なうべ
く四重極フィルタ22に電圧を印加する。そして、スペ
クトル作成部31はこのとき得られる測定データに基づ
いてスペクトルを作成する(ステップS7)。これによ
り、図6に示すようなスペクトルが作成される。上記質
量範囲内にはプロセスガス中の成分によるピークは発生
しないので、そのスペクトル曲線のレベルはほぼ背景雑
音によるものと看做すことができる。そこで、信号強度
演算部35は、例えばこの質量範囲内の信号強度の平均
化処理を行なって、背景雑音の信号強度Inを算出する
(ステップS8)。
算出した各成分に対する信号強度Is(Ar)、Is
(H2O)、Is(CO2)及び背景雑音の信号強度In
を用いて、主成分に対する不純物成分の濃度を計算する
(ステップS9)。例えば、H2Oの濃度Pは、 P={Is(H2O)−In}/{Is(Ar)−In} …(1) により得ることができる。すなわち、測定対象成分の測
定とほぼ同時刻に測定された背景雑音により主成分及び
不純物成分の信号強度が補正され、この補正後の値に基
づいて濃度が算出される。
出されたH2O及びCO2の濃度をそれぞれ予め定められ
た所定値と比較し(ステップS10)、その濃度が所定
値を越えている場合に異常検知信号を出力する(ステッ
プS11)。以上の処理により、一回の測定動作を終了
し、引き続いてステップS5に戻り次の測定を開始す
る。プロセスガスの監視期間中、上記ステップS5〜S
11の処理を繰り返すことにより、時々刻々と変化する
プロセスガスの不純物成分の濃度を高い頻度で測定する
ことができる。
とデータ処理部30でのデータ処理とは同時に並行して
行なうことができる。すなわち、スペクトル作成部31
にデータ蓄積メモリを設け、質量走査の期間中に測定デ
ータを該メモリに蓄積している間に、同時にその前の期
間中に蓄積しておいたデータの処理を行なって不純物濃
度を判定することができる。
を一個のみ選定していたが、これを複数選定するように
してもよい。例えば図4の例において二個の補正用基準
質量数を選定する場合、m1(質量数=10)及びm2
(質量数=50)が選定される。この場合、上記ステッ
プS8にて背景雑音の信号強度Inを算出する際に、m
1及びm2のそれぞれの信号強度を計算した後、その二
個の信号強度の平均をとる、或いは、小さいほう又は大
きいほうを選択する等の方法により唯一の信号強度In
を得ることができる。このようにすれば、上記実施例よ
りも測定時間が若干長くなるものの、背景雑音の算出の
精度が向上するという利点がある。
の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行なえることは明らか
である。
置を利用したプロセスガス監視システムの全体構成図。
構成図。
処理手順を示すフローチャート。
たときに得られるスペクトルの一例を示す図。
られるスペクトルの一例を示す図。
得られるスペクトルの一例を示す図。
タ 23…検出器 24…A/D変換部 25…制御部 26…電圧制御部 30…データ処理部 31…スペクトル作成部 32…質量数選定部 33…メモリ 34…質量範囲設定
部 35…信号強度演算部 36…濃度演算部 37…濃度判定部
Claims (1)
- 【請求項1】 質量分析計を用いてプロセスガス中の主
成分及び不純物成分を測定し、不純物成分の濃度を監視
するプロセスガス監視装置において、 a)実際の監視に先立って、所定の質量範囲に亘ってプロ
セスガスを測定したスペクトルに基づき、ピークの影響
を受けない質量数を補正基準質量数として選定する質量
数選定手段と、 b)選定された補正基準質量数を記憶しておく記憶手段
と、 c)監視期間中、プロセスガス中の主成分及び不純物成分
に対する質量数近傍のみを測定したスペクトルに基づ
き、該主成分及び不純物成分の信号強度を求める第1の
演算手段と、 d)監視期間中、前記記憶手段に記憶してある補正基準質
量数の近傍を測定したスペクトルに基づき、背景雑音の
信号強度を算出する第2の演算手段と、 e)該背景雑音の信号強度を用いて前記主成分及び不純物
成分の信号強度を補正した上で、不純物成分の濃度を計
算する濃度演算手段と、 を備えることを特徴とするプロセスガス監視装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP34376097A JP3317221B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | プロセスガス監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34376097A JP3317221B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | プロセスガス監視装置 |
Publications (2)
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JPH11162400A JPH11162400A (ja) | 1999-06-18 |
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ID=18364033
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34376097A Expired - Fee Related JP3317221B2 (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | プロセスガス監視装置 |
Country Status (1)
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---|---|
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US9548193B2 (en) | 2008-05-26 | 2017-01-17 | Shimadzu Corporation | Quadrupole mass spectrometer with quadrupole mass filter as a mass separator |
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JP6665933B2 (ja) * | 2016-06-28 | 2020-03-13 | 株式会社島津製作所 | 分析装置 |
-
1997
- 1997-11-28 JP JP34376097A patent/JP3317221B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11162400A (ja) | 1999-06-18 |
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