JP3316455B2 - 自動販売機用押釦スイッチ - Google Patents

自動販売機用押釦スイッチ

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JP3316455B2
JP3316455B2 JP26510198A JP26510198A JP3316455B2 JP 3316455 B2 JP3316455 B2 JP 3316455B2 JP 26510198 A JP26510198 A JP 26510198A JP 26510198 A JP26510198 A JP 26510198A JP 3316455 B2 JP3316455 B2 JP 3316455B2
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Japan
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lens
vending machine
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light
light guide
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喜昭 佐藤
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Koha Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機用押釦ス
イッチに関し、特に、自動販売機のリニュアル時にレン
ズだけを交換できるようにしてリニュアルコストを低減
した自動販売機用押釦スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図6及び図7は従来の自動販売機用押釦
スイッチを示し、図6は上面断面図、図7は図6のA−
A線断面図である。この自動販売機用押釦スイッチは、
自動販売機の前面パネル(図示せず)の挿通孔(図示せ
ず)に挿通部4を通され、パッキング2で自動販売機内
に侵水が生じないようにして前面パネルの裏面からベー
ス1にねじを通して固定されている。購入者が所定のコ
インを自動販売機に投入すると、回路素子6等と一緒に
回路基板5上に搭載されたLED7a(販売可)が点灯
する。一方、販売商品が売り切れになると、回路基板5
上に搭載されたLED7b(売切れ)が点灯する。LE
D7aあるいは7bの光はリフレクトケース8の光通過
孔8bを通り、リフレクト面8aで反射されながらシリ
コンカバー9,ネームプレート10,レンズ11を通っ
て外部へ放射される。ネームプレート10はLED7
a,7bに対応する位置に光を透過する表示パターン
(販売可及び売切れ)を有する。LED7aが点灯して
販売可のとき、購入者はレンズ11を押すと、シリコン
カバー9が圧縮されて変形し、スイッチ9aが回路基板
5のスイッチ(図示せず)をオンして販売商品が販売口
へ搬出される。レンズ11はケース12の開口から露出
し、ケース12の係合部12aと係合部11aが係合す
ることによって抜けないようにされており、また、回路
基板5はシリコンカバー9によって外部の雨滴等から水
密的に保護されている。コネクタ3は内部の制御部(マ
イコンチップ)に接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動販
売機用押釦スイッチによると、自動販売機をリニュアル
するとき、レンズが汚れていれば、新しい自動販売機用
押釦スイッチに交換しているため、リニュアルコストが
増大していた。
【0004】従って、本発明の目的は自動販売機のリニ
ュアル時にレンズだけを交換できるようにし、リニュア
ルコストを低減することができる自動販売機用押釦スイ
ッチを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、レンズ孔を有したケースをベースに固定す
ることによって両者の間に所定の空間を形成し、前記空
間内にスイッチと発光素子を搭載した回路基板と、前記
回路基板を水密的に保護する弾性カバーと、前記発光素
子の光を導光する導光部材と、前記レンズ孔から露出
し、非押圧時は前記弾性カバーの弾性力によって前記ス
イッチをオフにする位置にあり、押圧時は前記弾性カバ
ーを圧縮して前記スイッチをオンにし、前記導光部材に
よって導光された光を外部に放射するレンズを備え、前
記レンズは、前記導光部材との間に形成する間隙t 1
前記レンズと前記導光部材との間に位置する前記弾性カ
バーの厚さt 2 より小さく形成し、前記導光部材との間
で前記弾性カバーを圧縮嵌合することにより係合関係を
維持し、前記レンズは、周縁を平面状に形成し、前記弾
性カバーとの前記係合関係を解除したとき、前記レンズ
孔から外部へ取り外せるように構成したことを特徴とす
る自動販売機用押釦スイッチを提供するものである。
【0006】前記レンズは、前記導光部材との間で前記
弾性カバーを圧縮嵌合することにより前記係合関係を維
持し、工具によって抜き取れる構成であることが好まし
い。
【0007】
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動販売機用押釦
スイッチを添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1及び図2は本発明の第1の実施の形態
に係る自動販売機用押釦スイッチを示し、図1は上面断
面図、図2は図1のA−A線断面図である。これらの図
において、図6及び図7と同一の部分には同一の引用数
字、符号を付したので重複する説明は省略する。この自
動販売機用押釦スイッチは、レンズ11の周縁が平面状
に形成されることによりレンズ11とケース12が係合
しないようになっており、レンズ11の凹部11bがシ
リコンカバー9をリフレクトケース8との間で圧縮しな
がらリフレクトケース8と一体になってレンズ11の抜
けが防止された構成を有している。
【0011】図3はシリコンカバー9が無い状態におけ
るリフレクトケース8とレンズ11の断面構造を示し、
リフレクトケース8の周縁とレンズ11の凹部11bの
周縁との間の隙間t1 が、例えば、0.45mmに設定
されるようにリフレクトケース8,及びレンズ11がそ
れぞれ所定のサイズで形成されている。
【0012】図4は組み立て前のシリコンカバー9の断
面構造を示し、組み立て後、リフレクトケース8の周縁
とレンズ11の凹部11bの周縁との間に位置する部分
の厚さt2 が、例えば、0.6mmに設定されている。
このため、シリコンカバー9を介してリフレクトケース
8にレンズ11の凹部11bを係合して組み立てると、
この部分が約0.15mm分だけ圧縮され、この圧縮嵌
合力によってレンズ11の抜けが防止される。
【0013】図5はレンズ11の交換時を示す。自動販
売機をリニュアルする時にレンズが汚れている場合に
は、ペンチ等の専用のレンズ交換用工具13でケース1
2から露出したレンズ11の周縁の一部を把持してレン
ズ11を引っ張り、レンズ11をシリコンカバー9から
抜き取る。この後、レンズ交換用工具13を使用して新
しいレンズ11をシリコンカバー9上に押し込み、リフ
レクトケース8との間で圧縮嵌合して固定する。
【0014】このようにレンズ11の凹部11bがシリ
コンカバー9を圧縮しながらリフレクトケース8に係合
されて、シリコンカバー9の圧縮嵌合力によってレンズ
11の抜けが防止されることにより、専用のレンズ外し
工具13のみでレンズ11の取り外しができるようにな
っているため、自動販売機のリニュアル時にレンズだけ
を交換できるようになり、リニュアルコストを低減する
ことができる。また、厚さt2 が0.6mmのシリコン
カバー9を0.45mmに圧縮すると、レンズ交換用工
具13が無いとレンズ11を抜き取ることができず、い
たずらを防ぐことができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の自動販売機
用押釦スイッチによると、レンズが弾性カバーを圧縮す
る圧縮嵌合力によって抜けが防止され、かつ、工具によ
って抜き取れる構成を有しているため、自動販売機のリ
ニュアル時にレンズだけを交換できるようになり、リニ
ュアルコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る自動販売機用
押釦スイッチを示す断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】第1の実施の形態に係るリフレクトケースとレ
ンズを示す断面図。
【図4】第1の実施の形態に係る組み立て前のシリコン
カバーを示す断面図。
【図5】第1の実施の形態に係るレンズの交換時を示す
断面図。
【図6】従来の自動販売機用押釦スイッチを示す断面
図。
【図7】図6のA−A線断面図。
【符号の説明】
1 ベース 2 パッキング 3 コネクタ 4 挿通部 5 回路基板 6 回路素子 7a,7b LED 8 リフレクトケース 8a リフレクト面 8b 光通過孔 9 シリコンカバー 9a スイッチ 10 ネームプレート 11 レンズ 11a 係合部 11b 凹部 12 ケース 12a 係合部 13 レンズ交換用工具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−188094(JP,A) 特開 平10−21777(JP,A) 特開 平10−111975(JP,A) 実開 平6−56933(JP,U) 実開 昭62−116408(JP,U) 実開 平6−4871(JP,U) 実開 昭53−57276(JP,U) 実開 平2−67518(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/00 - 13/76 G07F 9/00 G06F 3/02 310

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズ孔を有したケースをベースに固定
    することによって両者の間に所定の空間を形成し、前記
    空間内にスイッチと発光素子を搭載した回路基板と、 前記回路基板を水密的に保護する弾性カバーと、 前記発光素子の光を導光する導光部材と、 前記レンズ孔から露出し、非押圧時は前記弾性カバーの
    弾性力によって前記スイッチをオフにする位置にあり、
    押圧時は前記弾性カバーを圧縮して前記スイッチをオン
    にし、前記導光部材によって導光された光を外部に放射
    するレンズを備え、 前記レンズは、前記導光部材との間に形成する間隙t 1
    を前記レンズと前記導光部材との間に位置する前記弾性
    カバーの厚さt 2 より小さく形成し、前記導光部材との
    間で前記弾性カバーを圧縮嵌合することにより係合関係
    を維持し、 前記レンズは、周縁を平面状に形成し、 前記弾性カバー
    との前記係合関係を解除したとき、前記レンズ孔から外
    部へ取り外せるように構成したことを特徴とする自動販
    売機用押釦スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記レンズは、前記導光部材との間で前
    記弾性カバーを圧縮嵌合することにより前記係合関係を
    維持し、工具によって抜き取れる構成の自動販売機用押
    釦スイッチ。
JP26510198A 1998-09-18 1998-09-18 自動販売機用押釦スイッチ Expired - Lifetime JP3316455B2 (ja)

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IT1391872B1 (it) * 2008-11-12 2012-01-27 Progind S R L Tastierino per emoticone con tasti rimovibili, e relativo utilizzo di tali tasti rimovibili

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