JP3472163B2 - 自動販売機用押釦スイッチ - Google Patents
自動販売機用押釦スイッチInfo
- Publication number
- JP3472163B2 JP3472163B2 JP31882198A JP31882198A JP3472163B2 JP 3472163 B2 JP3472163 B2 JP 3472163B2 JP 31882198 A JP31882198 A JP 31882198A JP 31882198 A JP31882198 A JP 31882198A JP 3472163 B2 JP3472163 B2 JP 3472163B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- case
- vending machine
- engaging portion
- push button
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は自動販売機用押釦ス
イッチに関し、特に、自動販売機のリニュアル時に回路
基板の水密構造を維持しながらケース及びレンズだけを
交換できるようにしてリニュアルコストを低減した自動
販売機用押釦スイッチに関する。
イッチに関し、特に、自動販売機のリニュアル時に回路
基板の水密構造を維持しながらケース及びレンズだけを
交換できるようにしてリニュアルコストを低減した自動
販売機用押釦スイッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】図１１及び図１２は従来の自動販売機用
押釦スイッチの部分断面構造を示し、図１１は上面断面
図、図１２は図１１のＡ−Ａ線断面図である。この自動
販売機用押釦スイッチは、押釦スイッチを複数有した連
動スイッチと呼ばれるスイッチユニットであり、自動販
売機の前面パネル（図示せず）の挿入孔（図示せず）に
挿入部（図示せず）を通され、パッキンで自動販売機内
に侵水が生じないようにして前面パネルの裏面からベー
ス１にねじを通して固定されている。購入者が所定のコ
インを自動販売機に投入すると、回路素子６等と一緒に
回路基板５上に搭載されたＬＥＤ７ａ（販売可）が点灯
する。一方、販売商品が売り切れになると、回路基板５
上に搭載されたＬＥＤ７ｂ（売切れ）が点灯する。ＬＥ
Ｄ７ａあるいは７ｂの光はリフレクトケース８の光通過
孔８ｂを通り、リフレクト面８ａで反射されながらシリ
コンカバー９，ネームプレート１０，レンズ１１を通っ
て外部へ放射される。ネームプレート１０はＬＥＤ７
ａ，７ｂに対応する位置に光を透過する表示パターン
（販売可及び売切れ）を有する。ＬＥＤ７ａが点灯して
販売可のとき、購入者はレンズ１１を押すと、シリコン
カバー９が圧縮されて変形し、スイッチ９ａが回路基板
５のスイッチ（図示せず）をオンして販売商品が販売口
へ搬出される。レンズ１１はケース１２の開口から露出
し、ケース１２の係合部１２ａと係合部１１ａが係合す
ることによって抜けないようにされており、ケース１２
は超音波による溶着によりべース１に固定されている。
また、回路基板５はシリコンカバー９によって外部の雨
滴等から水密的に保護されている。コネクタ３は自動販
売機内部の制御部（マイコンチップ）に接続されてお
り、外周に挿通部４が設けられ、パッキン２で水密化さ
れている。
押釦スイッチの部分断面構造を示し、図１１は上面断面
図、図１２は図１１のＡ−Ａ線断面図である。この自動
販売機用押釦スイッチは、押釦スイッチを複数有した連
動スイッチと呼ばれるスイッチユニットであり、自動販
売機の前面パネル（図示せず）の挿入孔（図示せず）に
挿入部（図示せず）を通され、パッキンで自動販売機内
に侵水が生じないようにして前面パネルの裏面からベー
ス１にねじを通して固定されている。購入者が所定のコ
インを自動販売機に投入すると、回路素子６等と一緒に
回路基板５上に搭載されたＬＥＤ７ａ（販売可）が点灯
する。一方、販売商品が売り切れになると、回路基板５
上に搭載されたＬＥＤ７ｂ（売切れ）が点灯する。ＬＥ
Ｄ７ａあるいは７ｂの光はリフレクトケース８の光通過
孔８ｂを通り、リフレクト面８ａで反射されながらシリ
コンカバー９，ネームプレート１０，レンズ１１を通っ
て外部へ放射される。ネームプレート１０はＬＥＤ７
ａ，７ｂに対応する位置に光を透過する表示パターン
（販売可及び売切れ）を有する。ＬＥＤ７ａが点灯して
販売可のとき、購入者はレンズ１１を押すと、シリコン
カバー９が圧縮されて変形し、スイッチ９ａが回路基板
５のスイッチ（図示せず）をオンして販売商品が販売口
へ搬出される。レンズ１１はケース１２の開口から露出
し、ケース１２の係合部１２ａと係合部１１ａが係合す
ることによって抜けないようにされており、ケース１２
は超音波による溶着によりべース１に固定されている。
また、回路基板５はシリコンカバー９によって外部の雨
滴等から水密的に保護されている。コネクタ３は自動販
売機内部の制御部（マイコンチップ）に接続されてお
り、外周に挿通部４が設けられ、パッキン２で水密化さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の自動販
売機用押釦スイッチによると、自動販売機をリニュアル
するとき、レンズ及びケースが汚れていれば、新しい自
動販売機用押釦スイッチに交換しているため、リニュア
ルコストが増大していた。
売機用押釦スイッチによると、自動販売機をリニュアル
するとき、レンズ及びケースが汚れていれば、新しい自
動販売機用押釦スイッチに交換しているため、リニュア
ルコストが増大していた。
【０００４】従って、本発明の目的は自動販売機のリニ
ュアル時に回路基板の水密構造を維持しながらケース及
びレンズだけを交換できるようにし、リニュアルコスト
を低減することができる自動販売機用押釦スイッチを提
供することである。
ュアル時に回路基板の水密構造を維持しながらケース及
びレンズだけを交換できるようにし、リニュアルコスト
を低減することができる自動販売機用押釦スイッチを提
供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、レンズ孔を有したケースをベースに組み合
わせることによって両者の間に形成された空間内に設け
られ、スイッチと発光素子を搭載した回路基板と、前記
回路基板を水密的に保護する弾性カバーと、前記レンズ
孔から露出し、非押圧時は前記弾性カバーの弾性力によ
って前記スイッチをオフにする位置にあり、押圧時は前
記弾性カバーを圧縮して前記スイッチをオンにし、前記
発光素子からの光を外部に放射するレンズを備え、自動
販売機の前面パネルに取り付けられる自動販売機用押釦
スイッチにおいて、前記ケースは、前記ベースのベース
係合部に係合することによって前記ベースと組み合わさ
れるケース係合部を備え、前記ベースが前記前面パネル
に固定されている状態では、前記ケース係合部が前記前
面パネルと前記ベース係合部に挟まれることにより、前
記ケース係合部と前記ベース係合部との係合が解けない
構成を有し、前記弾性カバーは、前記ケースを外しても
水密構造を維持できる構成によって前記回路基板を保護
することを特徴とする自動販売機用押釦スイッチを提供
するものである。
成するため、レンズ孔を有したケースをベースに組み合
わせることによって両者の間に形成された空間内に設け
られ、スイッチと発光素子を搭載した回路基板と、前記
回路基板を水密的に保護する弾性カバーと、前記レンズ
孔から露出し、非押圧時は前記弾性カバーの弾性力によ
って前記スイッチをオフにする位置にあり、押圧時は前
記弾性カバーを圧縮して前記スイッチをオンにし、前記
発光素子からの光を外部に放射するレンズを備え、自動
販売機の前面パネルに取り付けられる自動販売機用押釦
スイッチにおいて、前記ケースは、前記ベースのベース
係合部に係合することによって前記ベースと組み合わさ
れるケース係合部を備え、前記ベースが前記前面パネル
に固定されている状態では、前記ケース係合部が前記前
面パネルと前記ベース係合部に挟まれることにより、前
記ケース係合部と前記ベース係合部との係合が解けない
構成を有し、前記弾性カバーは、前記ケースを外しても
水密構造を維持できる構成によって前記回路基板を保護
することを特徴とする自動販売機用押釦スイッチを提供
するものである。
【０００６】前記ベースの前記ベース係合部は、前記ベ
ースに固着されて前記弾性カバーの端部を抑える弾性カ
バー抑止部材であることが好ましい。
ースに固着されて前記弾性カバーの端部を抑える弾性カ
バー抑止部材であることが好ましい。
【０００７】前記ケースの前記ケース係合部は、前記ベ
ース係合部として前記ベースの端部裏面に形成された肉
薄部に係合する構成であることが好ましい。
ース係合部として前記ベースの端部裏面に形成された肉
薄部に係合する構成であることが好ましい。
【０００８】前記ケースの前記ケース係合部は、前記ベ
ース係合部としての前記ベースの端部裏面に係合する構
成であることが好ましい。
ース係合部としての前記ベースの端部裏面に係合する構
成であることが好ましい。
【０００９】前記ベースの前記ケース係合部は、前記ケ
ースの主要部と係合された別体の係合部材によって構成
され、前記別体の係合部材は、一端が前記ベースに固着
され、他端が前記弾性カバーの端部を抑える構成である
ことが好ましい。
ースの主要部と係合された別体の係合部材によって構成
され、前記別体の係合部材は、一端が前記ベースに固着
され、他端が前記弾性カバーの端部を抑える構成である
ことが好ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動販売機用押釦
スイッチを添付図面を参照しながら詳細に説明する。
スイッチを添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１１】図１の(a),(b) は本発明の第１の実施の形
態に係る自動販売機用押釦スイッチを示し、(a) は正面
図、(b) は側面図である。この自動販売機用押釦スイッ
チは、自動販売機の前面パネル（図示せず）にねじ止め
されるベース（ケース１２によって視認できない）にケ
ース１２が凹凸係合により取り付けられ、ケース１２の
開口を貫通して内部から複数（図示では４つ）のレンズ
１１が突出した構成を有している。ベースは前面パネル
の挿通孔及び挿入孔（図示せず）に通される挿通部４及
び挿入部１６を有し、挿通部４内にコネクタ３が設けら
れている。
態に係る自動販売機用押釦スイッチを示し、(a) は正面
図、(b) は側面図である。この自動販売機用押釦スイッ
チは、自動販売機の前面パネル（図示せず）にねじ止め
されるベース（ケース１２によって視認できない）にケ
ース１２が凹凸係合により取り付けられ、ケース１２の
開口を貫通して内部から複数（図示では４つ）のレンズ
１１が突出した構成を有している。ベースは前面パネル
の挿通孔及び挿入孔（図示せず）に通される挿通部４及
び挿入部１６を有し、挿通部４内にコネクタ３が設けら
れている。
【００１２】図２及び図３は自動販売機用押釦スイッチ
の部分断面構造を示し、図２は上面断面図、図３は図２
のＡ−Ａ線断面図である。これらの図において、図１１
及び図１２と同一の部分には同一の引用数字、符号を付
したので重複する説明は省略する。この自動販売機用押
釦スイッチは、ベース１の長辺及び短辺の端部（全周）
にシリコンカバー９の端部を抑えるカバー抑止部材１３
が固着されており、ケース１２の上端および下端に形成
された係合部１２ｂとカバー抑止部材１３の係合により
ケース１２がベース１に取り付けられた構成を有してい
る。図２において、端部の１個の押釦スイッチのみが図
示されているが、紙面左側に複数の押釦スイッチが設け
られており、これによって連動スイッチと呼ばれるスイ
ッチユニットを構成している。
の部分断面構造を示し、図２は上面断面図、図３は図２
のＡ−Ａ線断面図である。これらの図において、図１１
及び図１２と同一の部分には同一の引用数字、符号を付
したので重複する説明は省略する。この自動販売機用押
釦スイッチは、ベース１の長辺及び短辺の端部（全周）
にシリコンカバー９の端部を抑えるカバー抑止部材１３
が固着されており、ケース１２の上端および下端に形成
された係合部１２ｂとカバー抑止部材１３の係合により
ケース１２がベース１に取り付けられた構成を有してい
る。図２において、端部の１個の押釦スイッチのみが図
示されているが、紙面左側に複数の押釦スイッチが設け
られており、これによって連動スイッチと呼ばれるスイ
ッチユニットを構成している。
【００１３】図４及び図５はケース１２を取り外した状
態を示す。図４において、押釦スイッチを前面パネルか
ら取り外した後、ケース１２の弾性力に抗して専用治具
等によってケース１２の係合部１２ｂを拡げるか、或い
は係合部１２ｂを破壊またはカットしてケース１２の係
合部１２ｂとカバー抑止部材１３の係合を解くことによ
りケース１２をベース１から取り外せるように構成され
ている。図示のように、ケース１２が取り外されると、
ケース１２の係合部１２ａとレンズ１１の係合部１１ａ
の係合がなくなるため、レンズ１１が抜けるようにな
る。図５において、端部の１個の押釦スイッチのみが図
示されているが、紙面左側に複数の押釦スイッチが設け
られており、これによって連動スイッチと呼ばれるスイ
ッチユニットを構成している。
態を示す。図４において、押釦スイッチを前面パネルか
ら取り外した後、ケース１２の弾性力に抗して専用治具
等によってケース１２の係合部１２ｂを拡げるか、或い
は係合部１２ｂを破壊またはカットしてケース１２の係
合部１２ｂとカバー抑止部材１３の係合を解くことによ
りケース１２をベース１から取り外せるように構成され
ている。図示のように、ケース１２が取り外されると、
ケース１２の係合部１２ａとレンズ１１の係合部１１ａ
の係合がなくなるため、レンズ１１が抜けるようにな
る。図５において、端部の１個の押釦スイッチのみが図
示されているが、紙面左側に複数の押釦スイッチが設け
られており、これによって連動スイッチと呼ばれるスイ
ッチユニットを構成している。
【００１４】図５において、図１より図４と同一に部分
は同一の引用数字，符号で示したので重複する説明は省
略するが、カバー抑止部材１３がベース１の全長に伸び
てシリコンカバー９の端部を抑えており、ケース１２が
取り外された状態でも回路基板５を水密的に保護してい
ることを示している。ベース１は前面パネルに挿入され
てねじ止めされるねじ孔１６ａを有した挿入部１６を有
している。
は同一の引用数字，符号で示したので重複する説明は省
略するが、カバー抑止部材１３がベース１の全長に伸び
てシリコンカバー９の端部を抑えており、ケース１２が
取り外された状態でも回路基板５を水密的に保護してい
ることを示している。ベース１は前面パネルに挿入され
てねじ止めされるねじ孔１６ａを有した挿入部１６を有
している。
【００１５】図６は自動販売機に装着された状態を示
す。自動販売機の前面パネル１４の裏面からベース１に
図示しないねじを通すことにより前面パネル１４にベー
ス１が固定されている。この状態では、カバー抑止部材
１３に係合したケース１２の係合部１２ｂが前面パネル
１４とカバー抑止部材１３に所定の圧力で挟まれること
によりケース１２の係合部１２ｂとカバー抑止部材１３
の係合が解けないようになっている。従って、リニュア
ル時等以外はケース１２が取り外すことができず、いた
ずらを防ぐことができる。
す。自動販売機の前面パネル１４の裏面からベース１に
図示しないねじを通すことにより前面パネル１４にベー
ス１が固定されている。この状態では、カバー抑止部材
１３に係合したケース１２の係合部１２ｂが前面パネル
１４とカバー抑止部材１３に所定の圧力で挟まれること
によりケース１２の係合部１２ｂとカバー抑止部材１３
の係合が解けないようになっている。従って、リニュア
ル時等以外はケース１２が取り外すことができず、いた
ずらを防ぐことができる。
【００１６】以上の構成において、自動販売機をリニュ
アルする時、レンズ１１およびケース１２が汚れている
時には、自動販売機の前面パネル１４からベース１に通
されたねじを外し、ベース１を前面パネル１４から取り
外す。次に、ケース１２の上端および下端を拡げて係合
部１２ｂとカバー抑止部材１３の係合を解き、ケース１
２を取り外す。続いて、レンズ１１を引っ張り、レンズ
１１をシリコンカバー９から抜き取る。この後、新しい
レンズ１１をシリコンカバー９上に押し込み、更に新し
いケース１２の係合部１２ｂをカバー抑止部材１３に係
合させて新しいケース１２をベース１に取り付ける。
アルする時、レンズ１１およびケース１２が汚れている
時には、自動販売機の前面パネル１４からベース１に通
されたねじを外し、ベース１を前面パネル１４から取り
外す。次に、ケース１２の上端および下端を拡げて係合
部１２ｂとカバー抑止部材１３の係合を解き、ケース１
２を取り外す。続いて、レンズ１１を引っ張り、レンズ
１１をシリコンカバー９から抜き取る。この後、新しい
レンズ１１をシリコンカバー９上に押し込み、更に新し
いケース１２の係合部１２ｂをカバー抑止部材１３に係
合させて新しいケース１２をベース１に取り付ける。
【００１７】このようにベース１を自動販売機の前面パ
ネル１４から取り外した時、ケース１２がベース１から
取り外せるように構成され、更に水密構造を提供するシ
リコンカバー９を抑止するカバー抑止部材１３をケース
１２とは別に設けたため、自動販売機のリニュアル時に
回路基板５の水密構造を維持しながらレンズおよびケー
スだけを交換できるようになる。従って、リニュアルコ
ストを低減することができる。
ネル１４から取り外した時、ケース１２がベース１から
取り外せるように構成され、更に水密構造を提供するシ
リコンカバー９を抑止するカバー抑止部材１３をケース
１２とは別に設けたため、自動販売機のリニュアル時に
回路基板５の水密構造を維持しながらレンズおよびケー
スだけを交換できるようになる。従って、リニュアルコ
ストを低減することができる。
【００１８】以上の実施の形態では、ケース１２をベー
ス１から外すときは、ベース１を自動販売機の前面パネ
ル１４から取り外すとしたが、これに限定されることは
なく、係合部１２ｂを、例えば、破壊またはカットすれ
ば、前面パネル１４上でケース１２を外すことができ
る。
ス１から外すときは、ベース１を自動販売機の前面パネ
ル１４から取り外すとしたが、これに限定されることは
なく、係合部１２ｂを、例えば、破壊またはカットすれ
ば、前面パネル１４上でケース１２を外すことができ
る。
【００１９】図７より図１０は本発明の他の実施の形態
を示し、第１の実施の形態と共通する部分は共通の引用
数字，符号で示したので重複する説明は省略する。
を示し、第１の実施の形態と共通する部分は共通の引用
数字，符号で示したので重複する説明は省略する。
【００２０】図７はケース１２の係合部１２ｂがベース
１の端部裏面に形成された肉薄部に係合している。
１の端部裏面に形成された肉薄部に係合している。
【００２１】図８はケース１２の係合部１２ｂがベース
１の端部裏面に係合している。
１の端部裏面に係合している。
【００２２】図９はケース１２の係合部がケース１２の
主要部と凹凸係合した別体の係合部材１２ｂによって構
成され、この別体の係合部材１２ｂは一端がベース１に
固着され、他端が弾性カバー９の端部を抑えている。
主要部と凹凸係合した別体の係合部材１２ｂによって構
成され、この別体の係合部材１２ｂは一端がベース１に
固着され、他端が弾性カバー９の端部を抑えている。
【００２３】図１０はベース１にねじ１５が通される貫
通孔１７が形成されていると共に、ケース１２の貫通孔
１７に対応する部分にねじ１５が螺合するねじ孔１８が
形成され、ケース１２の係合部１２ｂとカバー抑止部材
１３の係合，及びねじ１５によるケース１２へのねじ止
めによりケース１２をベース１に取り付けるようになっ
ている。なお、ケース１２の係合部１２ｂとカバー抑止
部材１３の係合をなくし、ねじ１５によるねじ止めだけ
でケース１２をベース１に取り付けても良い。
通孔１７が形成されていると共に、ケース１２の貫通孔
１７に対応する部分にねじ１５が螺合するねじ孔１８が
形成され、ケース１２の係合部１２ｂとカバー抑止部材
１３の係合，及びねじ１５によるケース１２へのねじ止
めによりケース１２をベース１に取り付けるようになっ
ている。なお、ケース１２の係合部１２ｂとカバー抑止
部材１３の係合をなくし、ねじ１５によるねじ止めだけ
でケース１２をベース１に取り付けても良い。
【００２４】なお、本発明は、上記した構成に限定され
るものではなく、自動販売機のリニュアル時にケース１
２が脱着でき、且つ、ケース１２を外しても回路基板５
の水密構造を維持できる構成であれば良い。
るものではなく、自動販売機のリニュアル時にケース１
２が脱着でき、且つ、ケース１２を外しても回路基板５
の水密構造を維持できる構成であれば良い。
【００２５】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の自動販売機
用押釦スイッチによると、ケースのケース係合部とベー
スのベース係合部の係合によってケースとベースが組み
合わせられ、ケースを外しても水密構造を維持できる構
成としたため、自動販売機のリニュアル時に回路基板の
水密構造を維持しながらレンズおよびケースだけを交換
できるようになり、リニュアルコストを低減することが
できる。また、ベースが前面パネルに固定されている状
態では、ケース係合部が前面パネルとベース係合部に挟
まれることにより、ケース係合部とベース係合部との係
合が解けない構成を有しているため、リニュアル時等以
外はケースを取り外すことができず、いたずらを防ぐこ
とができる。
用押釦スイッチによると、ケースのケース係合部とベー
スのベース係合部の係合によってケースとベースが組み
合わせられ、ケースを外しても水密構造を維持できる構
成としたため、自動販売機のリニュアル時に回路基板の
水密構造を維持しながらレンズおよびケースだけを交換
できるようになり、リニュアルコストを低減することが
できる。また、ベースが前面パネルに固定されている状
態では、ケース係合部が前面パネルとベース係合部に挟
まれることにより、ケース係合部とベース係合部との係
合が解けない構成を有しているため、リニュアル時等以
外はケースを取り外すことができず、いたずらを防ぐこ
とができる。
【図１】本発明の第１の実施の形態に係る自動販売機用
押釦スイッチを示す説明図。
押釦スイッチを示す説明図。
【図２】第１の実施の形態に係る部分断面構造を示す上
面断面図。
面断面図。
【図３】図２のＡ−Ａ線断面図。
【図４】第１の実施の形態に係るケース取り外し後の状
態を示す断面図。
態を示す断面図。
【図５】第１の実施の形態に係るケース取り外し後の状
態を示す断面図。
態を示す断面図。
【図６】第１の実施の形態に係る前面パネルへの装着状
態を示す断面図。
態を示す断面図。
【図７】本発明の第２の実施の形態に係る自動販売機用
押釦スイッチを示す断面図。
押釦スイッチを示す断面図。
【図８】本発明の第３の実施の形態に係る自動販売機用
押釦スイッチを示す断面図。
押釦スイッチを示す断面図。
【図９】本発明の第５の実施の形態に係る自動販売機用
押釦スイッチを示す断面図。
押釦スイッチを示す断面図。
【図１０】本発明の第４の実施の形態に係る自動販売機
用押釦スイッチを示す断面図。
用押釦スイッチを示す断面図。
【図１１】従来の自動販売機用押釦スイッチの部分断面
構造を示す上面断面図。
構造を示す上面断面図。
【図１２】図１１のＡ−Ａ線断面図。
１ ベース
２ パッキン
３ コネクタ
４ 挿通部
５ 回路基板
６ 回路素子
７ａ，７ｂ ＬＥＤ
８ リフレクトケース
８ａ リフレクト面
８ｂ 光通過孔
９ シリコンカバー
９ａ スイッチ
１０ ネームプレート
１１ レンズ
１１ａ 係合部
１２ ケース
１２ａ 係合部
１２ｂ 係合部
１３ カバー抑止部材
１４ 前面パネル
１５ ねじ
１６ 挿入部
１６ａ ねじ孔
１７ 貫通孔
１８ ねじ孔
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭63−150817（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−204560（ＪＰ，Ａ)
実開 昭49−126166（ＪＰ，Ｕ)
実開 平６−19233（ＪＰ，Ｕ)
登録実用新案3021581（ＪＰ，Ｕ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
G07F 9/00
H01H 13/04,13/06
Claims (4)
- 【請求項１】レンズ孔を有したケースをベースに組み合
わせることによって両者の間に形成された空間内に設け
られ、スイッチと発光素子を搭載した回路基板と、 前記回路基板を水密的に保護する弾性カバーと、 前記レンズ孔から露出し、非押圧時は前記弾性カバーの
弾性力によって前記スイッチをオフにする位置にあり、
押圧時は前記弾性カバーを圧縮して前記スイッチをオン
にし、前記発光素子からの光を外部に放射するレンズを
備え、自動販売機の前面パネルに取り付けられる自動販売機用
押釦スイッチにおいて、 前記ケースは、前記ベースのベース係合部に係合するこ
とによって前記ベースと組み合わされるケース係合部を
備え、前記ベースが前記前面パネルに固定されている状
態では、前記ケース係合部が前記前面パネルと前記ベー
ス係合部に挟まれることにより、前記ケース係合部と前
記ベース係合部との係合が解けない構成を有し、 前記弾性カバーは、前記ケースを外しても水密構造を維
持できる構成によって前記回路基板を保護することを特
徴とする自動販売機用押釦スイッチ。 - 【請求項２】前記ベースの前記ベース係合部は、前記ベ
ースに固着されて前記弾性カバーを抑える弾性カバー抑
止部材である請求項１記載の自動販売機用押釦スイッ
チ。 - 【請求項３】前記ケースの前記ケース係合部は、前記ベ
ース係合部として前記ベースの端部裏面に形成された肉
薄部に係合する構成の請求項１記載の自動販売機用押釦
スイッチ。 - 【請求項４】前記ケースの前記ケース係合部は、前記ベ
ース係合部としての前記ベースの端部裏面に係合する構
成の請求項１記載の自動販売機用押釦スイッチ。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31882198A JP3472163B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 自動販売機用押釦スイッチ |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31882198A JP3472163B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 自動販売機用押釦スイッチ |
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|---|---|---|---|
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Family
ID=18103337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31882198A Expired - Fee Related JP3472163B2 (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | 自動販売機用押釦スイッチ |
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|---|---|
| JP (1) | JP3472163B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104517765A (zh) * | 2015-01-21 | 2015-04-15 | 南通圆创机电科技有限公司 | 一种反射式恒电源平行移动按钮 |
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|---|---|---|---|---|
| JP5038254B2 (ja) * | 2008-08-08 | 2012-10-03 | 株式会社東海理化電機製作所 | スイッチ装置 |
Citations (1)
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-
1998
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Patent Citations (1)
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