JP2000149103A - 自動販売機用押釦スイッチ - Google Patents
自動販売機用押釦スイッチInfo
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Abstract
構造を維持しながらレンズおよびケースだけを交換でき
るようになり、リニュアルコストを低減することができ
る自動販売機用押釦スイッチを提供する。 【解決手段】 ケース12のケース係合部12bとベー
ス1のベース係合部1,13の係合によってケース12
とベース1が組み合わせられ、水密構造を提供する弾性
カバー9を抑止する部材13,12bをケース12とは
別に設けた。
Description
イッチに関し、特に、自動販売機のリニュアル時に回路
基板の水密構造を維持しながらケース及びレンズだけを
交換できるようにしてリニュアルコストを低減した自動
販売機用押釦スイッチに関する。
押釦スイッチの部分断面構造を示し、図11は上面断面
図、図12は図11のA−A線断面図である。この自動
販売機用押釦スイッチは、押釦スイッチを複数有した連
動スイッチと呼ばれるスイッチユニットであり、自動販
売機の前面パネル(図示せず)の挿入孔(図示せず)に
挿入部(図示せず)を通され、パッキンで自動販売機内
に侵水が生じないようにして前面パネルの裏面からベー
ス1にねじを通して固定されている。購入者が所定のコ
インを自動販売機に投入すると、回路素子6等と一緒に
回路基板5上に搭載されたLED7a(販売可)が点灯
する。一方、販売商品が売り切れになると、回路基板5
上に搭載されたLED7b(売切れ)が点灯する。LE
D7aあるいは7bの光はリフレクトケース8の光通過
孔8bを通り、リフレクト面8aで反射されながらシリ
コンカバー9,ネームプレート10,レンズ11を通っ
て外部へ放射される。ネームプレート10はLED7
a,7bに対応する位置に光を透過する表示パターン
(販売可及び売切れ)を有する。LED7aが点灯して
販売可のとき、購入者はレンズ11を押すと、シリコン
カバー9が圧縮されて変形し、スイッチ9aが回路基板
5のスイッチ(図示せず)をオンして販売商品が販売口
へ搬出される。レンズ11はケース12の開口から露出
し、ケース12の係合部12aと係合部11aが係合す
ることによって抜けないようにされており、ケース12
は超音波による溶着によりべース1に固定されている。
また、回路基板5はシリコンカバー9によって外部の雨
滴等から水密的に保護されている。コネクタ3は自動販
売機内部の制御部(マイコンチップ)に接続されてお
り、外周に挿通部4が設けられ、パッキン2で水密化さ
れている。
売機用押釦スイッチによると、自動販売機をリニュアル
するとき、レンズ及びケースが汚れていれば、新しい自
動販売機用押釦スイッチに交換しているため、リニュア
ルコストが増大していた。
ュアル時に回路基板の水密構造を維持しながらケース及
びレンズだけを交換できるようにし、リニュアルコスト
を低減することができる自動販売機用押釦スイッチを提
供することである。
成するため、レンズ孔を有したケースをベースに組み合
わせることによって両者の間に所定の空間を形成し、前
記空間内にスイッチと発光素子を搭載した回路基板と、
前記回路基板を水密的に保護する弾性カバーと、前記発
光素子の光を導光する導光部材と、前記レンズ孔から露
出し、非押圧時は前記弾性カバーの弾性力によって前記
スイッチをオフにする位置にあり、押圧時は前記弾性カ
バーを圧縮して前記スイッチをオンにし、前記導光部材
によって導光された光を外部に放射するレンズを備え、
前記ケースは、前記ベースのベース係合部に係合するこ
とによって前記ベースと組み合わせられるケース係合部
を有し、前記弾性カバーは、前記ケース及び前記レンズ
を外した状態においても水密構造によって前記回路基板
を保護する自動販売機用押釦スイッチを提供するもので
ある。
ースに固着されて前記弾性カバーの端部を抑える弾性カ
バー抑止部材であることが好ましい。
ース係合部として前記ベースの端部裏面に形成された肉
薄部に係合する構成であることが好ましい。
ース係合部としての前記ベースの端部裏面に係合する構
成であることが好ましい。
ースの主要部と係合された別体の係合部材によって構成
され、前記別体の係合部材は、一端が前記ベースに固着
され、他端が前記弾性カバーの端部を抑える構成である
ことが好ましい。
スイッチを添付図面を参照しながら詳細に説明する。
態に係る自動販売機用押釦スイッチを示し、(a) は正面
図、(b) は側面図である。この自動販売機用押釦スイッ
チは、自動販売機の前面パネル(図示せず)にねじ止め
されるベース(ケース12によって視認できない)にケ
ース12が凹凸係合により取り付けられ、ケース12の
開口を貫通して内部から複数(図示では4つ)のレンズ
11が突出した構成を有している。ベースは前面パネル
の挿通孔及び挿入孔(図示せず)に通される挿通部4及
び挿入部16を有し、挿通部4内にコネクタ3が設けら
れている。
の部分断面構造を示し、図2は上面断面図、図3は図2
のA−A線断面図である。これらの図において、図11
及び図12と同一の部分には同一の引用数字、符号を付
したので重複する説明は省略する。この自動販売機用押
釦スイッチは、ベース1の長辺及び短辺の端部(全周)
にシリコンカバー9の端部を抑えるカバー抑止部材13
が固着されており、ケース12の上端および下端に形成
された係合部12bとカバー抑止部材13の係合により
ケース12がベース1に取り付けられた構成を有してい
る。図2において、端部の1個の押釦スイッチのみが図
示されているが、紙面左側に複数の押釦スイッチが設け
られており、これによって連動スイッチと呼ばれるスイ
ッチユニットを構成している。
態を示す。図4において、押釦スイッチを前面パネルか
ら取り外した後、ケース12の弾性力に抗して専用治具
等によってケース12の係合部12bを拡げるか、或い
は係合部12bを破壊またはカットしてケース12の係
合部12bとカバー抑止部材13の係合を解くことによ
りケース12をベース1から取り外せるように構成され
ている。図示のように、ケース12が取り外されると、
ケース12の係合部12aとレンズ11の係合部11a
の係合がなくなるため、レンズ11が抜けるようにな
る。図5において、端部の1個の押釦スイッチのみが図
示されているが、紙面左側に複数の押釦スイッチが設け
られており、これによって連動スイッチと呼ばれるスイ
ッチユニットを構成している。
は同一の引用数字,符号で示したので重複する説明は省
略するが、カバー抑止部材13がベース1の全長に伸び
てシリコンカバー9の端部を抑えており、ケース12が
取り外された状態でも回路基板5を水密的に保護してい
ることを示している。ベース1は前面パネルに挿入され
てねじ止めされるねじ孔16aを有した挿入部16を有
している。
す。自動販売機の前面パネル14の裏面からベース1に
図示しないねじを通すことにより前面パネル14にベー
ス1が固定されている。この状態では、カバー抑止部材
13に係合したケース12の係合部12bが前面パネル
14とカバー抑止部材13に所定の圧力で挟まれること
によりケース12の係合部12bとカバー抑止部材13
の係合が解けないようになっている。従って、リニュア
ル時等以外はケース12が取り外すことができず、いた
ずらを防ぐことができる。
アルする時、レンズ11およびケース12が汚れている
時には、自動販売機の前面パネル14からベース1に通
されたねじを外し、ベース1を前面パネル14から取り
外す。次に、ケース12の上端および下端を拡げて係合
部12bとカバー抑止部材13の係合を解き、ケース1
2を取り外す。続いて、レンズ11を引っ張り、レンズ
11をシリコンカバー9から抜き取る。この後、新しい
レンズ11をシリコンカバー9上に押し込み、更に新し
いケース12の係合部12bをカバー抑止部材13に係
合させて新しいケース12をベース1に取り付ける。
ネル14から取り外した時、ケース12がベース1から
取り外せるように構成され、更に水密構造を提供するシ
リコンカバー9を抑止するカバー抑止部材13をケース
12とは別に設けたため、自動販売機のリニュアル時に
回路基板5の水密構造を維持しながらレンズおよびケー
スだけを交換できるようになる。従って、リニュアルコ
ストを低減することができる。
ス1から外すときは、ベース1を自動販売機の前面パネ
ル14から取り外すとしたが、これに限定されることは
なく、係合部12bを、例えば、破壊またはカットすれ
ば、前面パネル14上でケース12を外すことができ
る。
を示し、第1の実施の形態と共通する部分は共通の引用
数字,符号で示したので重複する説明は省略する。
1の端部裏面に形成された肉薄部に係合している。
1の端部裏面に係合している。
主要部と凹凸係合した別体の係合部材12bによって構
成され、この別体の係合部材12bは一端がベース1に
固着され、他端が弾性カバー9の端部を抑えている。
通孔17が形成されていると共に、ケース12の貫通孔
17に対応する部分にねじ15が螺合するねじ孔18が
形成され、ケース12の係合部12bとカバー抑止部材
13の係合,及びねじ15によるケース12へのねじ止
めによりケース12をベース1に取り付けるようになっ
ている。なお、ケース12の係合部12bとカバー抑止
部材13の係合をなくし、ねじ15によるねじ止めだけ
でケース12をベース1に取り付けても良い。
るものではなく、自動販売機のリニュアル時にケース1
2が脱着でき、且つ、ケース12を外しても回路基板5
の水密構造を維持できる構成であれば良い。
用押釦スイッチによると、ケースのケース係合部とベー
スのベース係合部の係合によってケースとベースが組み
合わせられ、水密構造を提供する弾性カバーを抑止する
部材をケースとは別に設けたため、自動販売機のリニュ
アル時に回路基板の水密構造を維持しながらレンズおよ
びケースだけを交換できるようになり、リニュアルコス
トを低減することができる。
押釦スイッチを示す説明図。
面断面図。
態を示す断面図。
態を示す断面図。
態を示す断面図。
押釦スイッチを示す断面図。
押釦スイッチを示す断面図。
押釦スイッチを示す断面図。
用押釦スイッチを示す断面図。
構造を示す上面断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 レンズ孔を有したケースをベースに組み
合わせることによって両者の間に所定の空間を形成し、
前記空間内にスイッチと発光素子を搭載した回路基板
と、前記回路基板を水密的に保護する弾性カバーと、前
記発光素子の光を導光する導光部材と、前記レンズ孔か
ら露出し、非押圧時は前記弾性カバーの弾性力によって
前記スイッチをオフにする位置にあり、押圧時は前記弾
性カバーを圧縮して前記スイッチをオンにし、前記導光
部材によって導光された光を外部に放射するレンズを備
え、 前記ケースは、前記ベースのベース係合部に係合するこ
とによって前記ベースと組み合わせられるケース係合部
を有し、 前記弾性カバーは、前記ケース及び前記レンズを外した
状態においても水密構造によって前記回路基板を保護す
ることを特徴とする自動販売機用押釦スイッチ。 - 【請求項2】 前記ベースの前記ベース係合部は、前記
ベースに固着されて前記弾性カバーの端部を抑える弾性
カバー抑止部材である請求項1記載の自動販売機用押釦
スイッチ。 - 【請求項3】 前記ケースの前記ケース係合部は、前記
ベース係合部として前記ベースの端部裏面に形成された
肉薄部に係合する構成の請求項1記載の自動販売機用押
釦スイッチ。 - 【請求項4】 前記ケースの前記ケース係合部は、前記
ベース係合部としての前記ベースの端部裏面に係合する
構成の自動販売機用押釦スイッチ。 - 【請求項5】 前記ベースの前記ケース係合部は、前記
ケースの主要部と係合された別体の係合部材によって構
成され、 前記別体の係合部材は、一端が前記ベースに固着され、
他端が前記弾性カバーの端部を抑える構成の請求項1記
載の自動販売機用押釦スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010040490A (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-18 | Tokai Rika Co Ltd | スイッチ装置 |
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---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-11-10 JP JP31882198A patent/JP3472163B2/ja not_active Expired - Fee Related
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