JP3316112B2 - 逆流防止ダンパ - Google Patents
逆流防止ダンパInfo
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Description
し、特にたとえば換気配管や建築設備に用いられる多管
路管の各管路における排気の逆流を防止するために用い
られる、逆流防止ダンパに関する。
が、特願平5−303755号に開示されている。この
逆流防止ダンパ1は、図4に示すように、二管路管2の
仕切3に装着される略コ字状の取付部4を含む。取付部
4には、二管路管2の各管路2aおよび2bの内面に沿
う外形を有するリング状部5aおよび5bが形成され、
さらに、二管路管2の各管路2aおよび2bを個別に開
閉し得るようにかつ閉状態においてリング状部5aおよ
び5bに当接されるブレード6aおよび6bが取り付け
られる。また、リング状部5aおよび5bは、取付部4
とリング状部5aおよび5bとを連結する補強部7aお
よび7bによって補強される。
付部4によって仕切3を挟むようにして二管路管2の端
部に装着される。二管路管2の管路2aおよび2bに接
続された図示しない排気源から排気が送出されると、そ
の風圧によってブレード6aおよび6bが開放され、排
気は屋外へ排出される。図示しない各排気源から排気が
送出されなければ、ブレード6aおよび6bはコイルば
ね8aおよび8bの押圧力によって閉鎖され、各管路2
aおよび2bは閉鎖される。
1では、ブレード6aおよび6bがばね8aおよび8b
の押圧力によって閉鎖されている場合、二管路管2内が
ゴムパッキン9aおよび9bにより完全に密閉されてい
るので、配管内の結露水(風呂の湿気等による)が逆流
防止ダンパ1の内側に溜まり、したがって、ブレード6
aおよび6bが結露水によってリング状部5に張り付い
てしまい、ブレード6aおよび6bがうまく作動しない
ことがあった。
レードが確実に開閉できる、逆流防止ダンパを提供する
ことである。
仕切に装着される取付部と、取付部に形成されかつ多管
路管の各管路の内面に沿う外形を有するリング状部と、
多管路管の各管路を個別に開閉し得るように取付部に取
り付けられかつ閉状態においてリング状部に当接される
ブレードと、取付部とリング状部とを連結してリング状
部を補強する補強部とを備える逆流防止ダンパにおい
て、取付部の少なくとも一方端側において、リング状部
およびブレードを内面と隙間があくように変形してドレ
ン切欠部を形成したことを特徴とする、逆流防止ダンパ
である。
リング状部およびブレードを配置する。各ブレードは、
通常、ばねの押圧力によって閉鎖されている。しかし、
配管内の結露水は、リング状部に形成されたドレン切欠
部から流出される。したがって、配管内に結露水は溜ま
らない。
まらないので、リング状部にブレードが張り付くことな
く、ブレードを確実に開閉できる。この発明の上述の目
的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して
行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
パ10は、各管路12aおよび12bの一方端が図示し
ない個別の排気源(風呂,便所等)に接続される二管路
管14の他方端に装着されるものであり、たとえばポリ
エチレン等の合成樹脂の射出成形等によって形成される
本体16を含む。本体16は略コ字状の取付部18を含
み、取付部18の開放端から上下方向に立ち上がって、
二管路管14の内面に沿う外形を有するリング状部20
aおよび20bが形成される。
12aおよび12bの内面に沿う略D字状の部材であ
り、その直線部分の両端には、図1からよくわかるよう
に、ドレン切欠部22aおよび22bが形成される。な
お、この実施例では、逆流防止ダンパ10の上下の方向
性をなくすために上下2個所にドレン切欠部22aおよ
び22bが形成されているが、下側1個所だけに形成さ
れてもよい。
2からよくわかるように、ゴム輪溝24aおよび24b
が形成され、ゴム輪溝24aおよび24bには、ゴム輪
26aおよび26bが取り付けられる。そして、リング
状部20aおよび20bと取付部18とがそれぞれ補強
部28aおよび28bを介して連結され、それによっ
て、リング状部20aおよび20bが補強される。さら
に、図1に示すように、リング状部20aおよび20b
の立ち上がり基部には、略円筒状の軸受30aおよび3
0bが取り付けられる。
管路12aおよび12bを開閉するための、ポリエチレ
ン等の合成樹脂からなる略半円板状のブレード32aお
よび32bが連結される。すなわち、ブレード32aに
形成された軸受34aとコイルばね36aとが本体16
に取り付けられた軸受30aに対して一直線上に配置さ
れ、これらにシャフト38aが通され、それによって、
ブレード32aと本体16とが連結される。また、ブレ
ード32bに形成された軸受34bとコイルばね36b
とが本体16に取り付けられた軸受30bに対して一直
線上に配置され、これらにシャフト38bが通され、そ
れによって、ブレード32bと本体16とが連結され
る。したがって、ブレード32aおよび32bには、コ
イルばね36aおよび36bによって閉鎖方向の押圧力
が加えられる。
18によって仕切38を挟むようにして二管路管14の
端部に装着される。そして、この端部が、図3に示すよ
うに、外壁40にモルタル42で固定された伸縮アダプ
タ44のゴム輪受口46に挿入される。二管路管14の
管路12aおよび12bに接続された図示しない排気源
から排気が送出されると、その風圧によってブレード3
2aおよび32bが開放され、排気は伸縮アダプタ44
の合流排気管部としての直管部48を通して屋外へ排出
される。このとき、逆流防止ダンパ10は、リング状部
20aおよび20bの外周に二管路管14の内面と接触
するように取り付けられたゴム輪26aおよび26bの
摩擦により、二管路管14に確実に支持されているの
で、排気源からの風圧によって逆流防止ダンパ10が位
置ずれしたり、脱落したりすることはない。
ければ、ブレード32aおよび32bはコイルばね36
aおよび36bの押圧力によって閉鎖され、各管路12
aおよび12bは閉鎖される。この場合に、風呂の湿気
等が原因で二管路管14内に生じる結露水は、ドレン切
欠部22aおよび22b(図1)を通して流出するの
で、配管内に結露水が溜まることはない。したがって、
ブレードが結露水によってリング状部20aおよび20
bに張り付くことなくブレード32aおよび32bが確
実に開閉できる。
び12bに対応するブレード32aおよび32bが取付
部18によって互いに連結されているが、これらを独立
して形成して各管路12aおよび12bに個別に装着す
るようにしてもよい。また、この発明は、二管路管以外
に、三管路管や四管路管等の他の多管路管に対しても適
用され得る。
Claims (1)
- 【請求項1】多管路管の仕切に装着される取付部と、前
記取付部に形成されかつ前記多管路管の各管路の内面に
沿う外形を有するリング状部と、前記多管路管の各管路
を個別に開閉し得るように前記取付部に取り付けられか
つ閉状態において前記リング状部に当接されるブレード
と、前記取付部と前記リング状部とを連結して前記リン
グ状部を補強する補強部とを備える逆流防止ダンパにお
いて、前記取付部の少なくとも一方端側において、前記リング
状部および前記ブレードを前記内面と隙間があくように
変形してドレン切欠部を形成したことを特徴とする、逆
流防止ダンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20195995A JP3316112B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 逆流防止ダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20195995A JP3316112B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 逆流防止ダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0949657A JPH0949657A (ja) | 1997-02-18 |
JP3316112B2 true JP3316112B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=16449607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20195995A Expired - Fee Related JP3316112B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 逆流防止ダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3316112B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101241834B1 (ko) * | 2012-09-07 | 2013-03-11 | (주) 늘푸른동방 | 에어트랩식 응축수 배출장치 |
KR101957586B1 (ko) * | 2017-09-05 | 2019-03-12 | (주)청솔에어필터 | 환풍기용 댐퍼 |
JP6450869B1 (ja) * | 2018-02-06 | 2019-01-09 | 株式会社ユニックス | 換気装置 |
KR102035968B1 (ko) * | 2019-03-25 | 2019-10-23 | 나기대 | 무동력 환풍기용 댐퍼 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP20195995A patent/JP3316112B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0949657A (ja) | 1997-02-18 |
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