JP3315866B2 - モジュラー光ファイバリボン、およびその分離用器具と方法 - Google Patents

モジュラー光ファイバリボン、およびその分離用器具と方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、結合光ファイバ
列、特に、光ファイバ平面列またはリボンのモジュラー
配列に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチチャネル伝送が可能な光ファイバ
ケーブルの開発は、平面状のリボンを形成するファイバ
の結合列の使用、およびコアチューブまたは外装内にお
いてリボンを積み重ねる技術に至っている。通常のリボ
ン列において、複数(例えば12本)のファイバが、適
当なマトリックスによって互いに平行に間隔をおいて保
持されており、組立および取付け、個々のファイバに手
を触れずに保持することが簡単な構造になっている。従
って、リボン内のファイバの位置が正確に固定され、保
持されるならば、個々のファイバの継ぎおよび接続は、
さらに大きいリボンを継ぎ、接続することによって達成
される。
【0003】従来技術において、上述のような整列を達
成するために、またリボンの構造および幾何学的配置の
他の視点において、多数のリボン列が提供されている。
これらの中で、接着剤サンドイッチリボン(ASR)
が、アイヘンバウム(Eichenbaum)らによる米国特許第
4,147,407号、およびスミス(Smith )による
米国特許第3,920,432号に記載されている。
【0004】このようなリボンは、製造が容易で、頑丈
かつ小型であり、大量に継ぐために適するように改良さ
れている。しかし、サンドイッチを形成するための接着
剤テープの使用は、製造過程における処理速度を低下さ
せ、最終製品の価格を上げ、ファイバの損失を増加させ
る。
【0005】ジャクソン(Jackson )らによる米国特許
第4,900,126号(その明細書をここで参照にす
る。)に、縦方向に平行に伸び、互いに接触する被覆光
ファイバの同一平面列からなる、結合光ファイバリボン
が記載されている。各ファイバは被覆材料の外側層およ
び内側層によって包まれ、各ファイバを他のファイバか
ら区別するために色分けされる。機械的保護を提供する
ため、内側層は約1MPaのモジュラスを有する紫外線
硬化型接着剤から成り、外側層は約1GPaのモジュラ
スを有する紫外線硬化型接着剤から成る。
【0006】平行列に並んだファイバにおいて、ファイ
バ自身の間、およびファイバの外側被覆層のモジュラス
より小さく、内側被覆層のモジュラスより大きいモジュ
ラスを有する紫外線硬化型接着剤から成るマトリックス
であるリボンのエンベロープと、ファイバの間に隙間が
形成される。マトリックス材料が隙間に充填され、ファ
イバ同士およびファイバとエンベロープを接着し、リボ
ンが完成する。
【0007】マトリックス材料のモジュラス、およびそ
の着色剤への結合は、温度変化や機械的負荷によって起
こるファイバ間の歪差が、瞬間のファイバ間の動きやマ
トリックス材料のクリープによって緩和されるようにな
っている。例えばそれぞれ12本のファイバを有する1
8本のリボンが重ねられ、コアチューブ内に包含され、
216本のファイバまたはチャネルを有する光ファイバ
ケーブルのコアを形成する。コアチューブ自身は約0.
4インチの外径(Outside diameter、O.D.)を有する。
【0008】現在広く使用されているこのような装置
は、もっとも最近の応用に適するように改良されてきた
が、使用可能なファイバの数、それぞれの一体化、およ
びそのアクセス可能性において、明らかな上限を負って
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】現在でも、光ファイバ
ケーブルの容量を増加する必要性は増え続けており、当
面は続くものと予測される。より多いファイバ数のケー
ブル、およびファイバパッキングのより高い密度が、常
に研究、開発され続けている。特に高いファイバ数のケ
ーブルが、パッキング密度を上げるためにより細いファ
イバを使用して提案されたが、その長期間の信頼性、工
学技術、および動作特性は未だに完全には解明されてい
ない。
【0010】従って、標準的な大きさのケーブルおよび
標準的な厚さの被覆を有するファイバにおいて、ファイ
バの数を増加する、換言するとパッキング密度を増加さ
せることが、一般に望ましい。インターナショナル・ワ
イヤ・アンド・ケーブルシンポジウム・プロシーディン
グ(International Wire&Cable Symposium Proceedinng
s )1993年、20ー27頁、K.W.ジャクソン
(Jackson )らによる”光ファイバケーブルのパッキン
グ密度を増加するためのモジュラーリボン設計”と題す
る論文(その明細をここで参照する)において、高ファ
イバ数ケーブルにおいてファイバパッキング密度を増加
させることの可能性についての研究結果が与えられてい
る。
【0011】それによるケーブル設計の概念はケーブル
に使用されるリボンのモジュラー構造に基づいており、
既存のケーブル設計においてパッキング密度は30から
40パーセント増加可能であることが記載されている。
この論文で提案されているリボン構造は、例えば、隣同
士接触して並ぶ16本のファイバを含み、ファイバの色
分けによって、ふたつの8ファイバモジュールに分割さ
れる。
【0012】重ねられるリボンはそれぞれ、その表面上
に、識別英数字符号を付帯する。従って、スタック内の
各モジュール内の各ファイバは、2つの識別子、すなわ
ち色とリボン番号によって識別される。しかし、リボン
の表面上へのリボン識別符号の印刷は、しばしばインク
でよごれ、リボンがプリンタを通過する速度によって判
読しにくい符号が生じたり、少ないファイバ数のサブグ
ループを識別するための判読しづらい小さい符号が生じ
る。
【0013】一方、判読しやすくするために、リボンの
速度を遅くすることが必要であり、それによって製造速
度が遅くなり、さらに増産コストが上がる。さらに高フ
ァイバ数ケーブルの重要性の増加とその必要性の増加に
よって、リボン製造速度はある程度までは上がることが
予測され、従って、リボンとモジュールの識別子の押印
は、増加する製造速度とともに作業される必要がある。
【0014】前述のジャクソンらの特許において指摘さ
れるように、各ファイバの着色材料は、接着材料がファ
イバ上から除去される際に、除去されてはならない。従
って、結合リボンのマトリックス材料は、マトリックス
材料と着色材料の間の結合界面が着色材料と光ファイバ
の外装との結合界面より弱くなるような、界面結合特性
を有するように選択される。
【0015】前記特許の発明の実施例のうち少なくとも
一実施例において、マトリックス接合材料の使用に先だ
って、着色材料上に剥離剤を施す。しかし、個々のモジ
ュールをリボンからはずす場合、および個々のファイバ
をモジュールからはずす場合の問題が残る。一般に、リ
ボンから一つ以上のモジュールを取り外す必要がある場
合、および一つ以上のファイバをモジュールから取り外
す必要がある場合、マトリックス分離器具が使用され
る。
【0016】このような器具は通常、マトリックスをス
ライスするための刃先を有する金属刃を含むが、このよ
うな器具を使用する場合、ファイバや切り口に隣接する
ファイバを傷つけたり他の損傷を与えたりしないよう、
非常に注意するように訓練が必要である。前述のジャク
ソンらの特許のリボンの場合、ファイバは事実上互いに
接触しており、刃先はほぼ確実にファイバと接触し、損
傷の回避は非常に困難である。
【0017】この問題は、このような”取り外し”が理
想的条件にない現場で起こることによって複雑化し、取
付者または接続者は細心の注意を払ってゆっくりと作業
しなければならない。さらに、例えば16本ファイバリ
ボンにおいて、リボンはそれぞれ4本のファイバからな
る4つのモジュールに分割されるが、モジュール間の分
割ラインを特定すること、およびそのラインに沿って切
断することは非常に困難である。さらに個々のファイバ
の取り外しにおいて、取付者または接続者は各ファイバ
からすべてのマトリックス材料を除去することが望まし
いが、この過程は過度に時間を費やし、従って経済的に
も好ましくない。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例には、前
述のジャクソンらの特許に記載されている型の、例えば
18または24本の光ファイバ列が隣接して同一平面内
に並ぶ光ファイバリボンである。18本のファイバは6
本のファイバからなる3つのモジュールに分割され、そ
れに応じて色分けされる。6本のファイバからなる一つ
のモジュールは、例えば青ーオレンジー緑ー茶ースレー
トー白のように色分けされ、次に隣接するモジュールも
この色配列を繰り返すため、3つのモジュールは、色分
け列の端の色によって区別される。
【0019】本発明の一つの特徴として、各モジュール
を識別し、リボン内の他の全モジュールから区別し、ま
たリボンがコアチューブ内に重ねられた際にはスタック
内の他のモジュールから区別するために、リボンの平ら
な表面上に符号(望ましくはディジタル符号)が印刷さ
れる。バーコードの適用において、二種類の幅のバーま
たはインジケータが組み合わせて使用され、スタック内
のすべてのモジュールについて連続的数表示が作られ
る。
【0020】例えばモジュールを横切る方向に伸びる薄
い、または狭いバーは、番号1を表示し、モジュールを
横切る方向に伸びる厚い、または広いバー(狭いバーの
二倍の幅)は、番号5の表示に使用される。二本の広い
バーと四本の狭いバーを有するモジュールは、モジュー
ル14であることが識別され、そのすぐ隣のモジュール
は、二本の広いバーと三本の狭いバーを有する(13)
か、または三本の広いバーを有する(15)。
【0021】このようにスタック(例えば18本のリボ
ン、すなわち324本のファイバを含むスタック)内の
すべての各ファイバが、そのモジュール表示と色によっ
て識別される。修正されたバーコードの使用は、速い製
造速度における汚れを事実上除去し、個々のモジュール
の幅が狭い場合は、非常に小さい英数文字においてあり
がちである判読の困難も除去される。
【0022】より多いファイバ(例えば24本)やより
少ないファイバ(例えば12本)を有するリボンについ
ても本発明が適用され、リボンには種々の異なる数のモ
ジュールが含まれ得る。従って、24本のファイバから
なるリボンには、それぞれ6本のファイバからなる4本
のモジュール、またはそれぞれ4本のファイバからなる
6本のモジュールがあり、それぞれ、一本のモジュール
内のファイバ数について適切に色分けされる。さらに、
製造速度を下げる効果が最小限度とされれば、ここに記
載する以外の種々のコードも使用可能である。
【0023】本発明はまた、リボンからモジュールを取
り外すための、またモジュールからファイバを”生きた
状態”すなわち信号を伝送する状態で分離するための、
低損失/低応力の方法を提供する。前述のジャクソンら
の特許におけるように、マトリックス接着材料は、ジエ
チレンで終端する樹脂に希釈剤と光重合剤を加えたもの
のような硬化材料である。
【0024】この材料は1MPa以上1GPa以下のモ
ジュラスを有し、これは機械的結合性とリボンの”可剥
性”を提供するために十分高く、光損失や光ファイバの
機械的動作、またはファイバへのアクセスに有害な影響
を与えるほど高くはない。各光ファイバが低モジュラス
材料からなる内側被覆層を伴う二重被覆層を有する場合
は、より高いモジュラスの材料が接着剤として使用され
る。
【0025】マトリックス材料より硬い半硬質材料から
なり、モジュールの幅に対応する直径を有する、中空の
円筒チューブからなる取り外し器具によって、個々のモ
ジュールをリボンから、リボンの結合性を低下させるこ
となく取り外すことが可能である。チューブの前端は、
マトリックス材料を貫通し、分離するために十分鋭利で
あり、従って、チューブがリボンの端部に押し込まれる
と、マトリックスは、あるモジュールの最後のファイバ
と、その隣接するモジュールの最初のファイバの間で分
離される。それによってマトリックスを分離し、モジュ
ールを取り外す距離は、チューブがマトリックス材料内
に押し込まれる距離に依存する。
【0026】チューブはマトリックスよりわずかに硬い
のみであるが、マトリックスを分割可能である。しかし
光ファイバや切り口に隣接するファイバの被覆を傷つけ
たり、他の損傷を与えるほど硬質ではない。現場におい
ては、取付者が、種々の直径のこのような取り外し器具
を所持し、ファイバやモジュールを、どんな数でも、損
傷を与えることなく取り外すことが可能である。
【0027】モジュールからリボンまたはファイバを取
り外すために有用な、他の開発された器具は、望ましく
はプラスチック製でハンドルを有するC字型部材を含
み、一つ以上のより糸がC字型の腕の端部間で引っ張ら
れる。適当に強く、フレキシブルな合成材料からなる糸
は、マトリックス材料を通し、光ファイバを損傷するこ
となく分離する。
【00028】このようにリボンから取り外されたモジ
ュールについて、その端部または中間部分において、モ
ジュールから個々のファイバを取り外す次のステップが
行われる。本発明の前述の材料からなるリボンにおいて
これを達成するための一つの方法は、綿棒を使って、ま
たは他の方法で、膨潤材料をマトリックス材料に適用す
る。前述のジャクソンらの特許において特定されたマト
リックス材料について、70体積パーセント(70%)
のエチルアルコール溶液が、マトリックスとファイバ着
色層間の接着をはがすために十分に、マトリックス材料
を膨潤させる。
【0029】このような処理を受けたモジュールまたは
ファイバ上のマトリックスを、接着剤表面上に設置し、
引っ張ると、マトリックス材料は接着剤に接着されて残
り、被覆ファイバは、マトリックスがとれた状態で独立
する。この方法は、リボン端部において特に有用である
が、リボンの中間部分においてもまた、使用可能であ
る。他の実施例において、バーラップ布のような適当な
パッドが、ファイバから剥されたマトリックスを拭くた
めに使用される。
【0030】リボンの中間部分で特に有用な、ファイバ
からマトリックス材料を分離するための同様の方法は、
分離が必要な部分のリボンに適当な接着剤テープを施
し、テープと反対側のリボン側面のマトリックス材料を
シアノアクリル酸エステル(クレージー・グルー、Kraz
y Glue(登録商標)で被い、側面の接着剤試薬にエン
ボスまたはサンドブラスト仕上げのポリカーボネート、
または他の適当な材料の板を押しつけ、接着剤が固まっ
た後、接着テープを剥し、リボンを引っ張る。マトリッ
クスのみが板に接着して残り、ファイバはマトリックス
材料からきれいに分離される。
【0031】上述の方法は、現場においても工場におい
ても容易に使用、または実施可能であり、複雑な器具や
危険な材料、または複雑な作業も必要とせず、また必要
で有れば手動で行えるという点で特に有用である。
【0032】
【発明の実施の形態】図1において、18本のファイバ
11、11が結合し、同一平面列を成している。直径約
125ミクロンの各ファイバ11が、被覆材料の内側層
12、および外側層13内に包含され、後述する着色剤
が施される。内側層12は約1MPaのモジュラスを有
する紫外線硬化型接着剤からなり、外側層13は約1G
Paのモジュラスを有する紫外線硬化型接着剤からな
る。リボン10のファイバ11は、隣接するファイバを
一列に結合するマトリックス接着材料内に、一体に保持
される。
【0033】光ファイバが、図1のように平行列に配置
されると、ファイバ間に隙間16、16が形成される。
マトリックス材料14はこれらの隙間を充填し、列の各
主表面上を外側に広がって、平面17とそれに平行な平
面18をなす。これらの平面はファイバ11、11の縦
軸によって決定され、包含されるファイバの外径の接面
である。
【0034】マトリックス材料は平面17をこえて堆積
し、厚さ”t”を有するカバー19を完成する。封入フ
ァイバの外側表面と、カバー19の外側表面との間の距
離である厚さ”t”は、約ゼロから数ミクロン(μm)
の範囲のどのような数値でも良い。約15から35ミク
ロンの間の厚さ”t”が、多くの目的に適切であること
がわかっている。
【0035】マトリックス接着材料14は、ファイバの
二重被覆層の、内側層の材料と外側層の材料のモジュラ
スの間のモジュラス値を有することが望ましい。結果と
して、マトリックス材料14は、約1MPa以上1GP
a以下のモジュラスを有する紫外線硬化型接着剤である
ことが望ましい。このモジュラスは、適当な機械的結合
性を提供するために十分に高い必要があるが、光ファイ
バの動作性や、例えば接続作業などのための技術者のフ
ァイバへのアクセスに有害な影響を与えるほど高くては
ならない。
【0036】接着材料は光ファイバを一体に保持する必
要があるが、同時にファイバ間の微小な動きを可能とす
る必要がある。マトリックス材料は紫外線硬化型である
ことが望ましいが、ポリイミドに基づく材料のような熱
硬化型材料や、他の熱によって縮合重合を起こす材料も
また、十分使用できる。前述の米国特許第4,900,
126号に、リボン構造10に使用される一般的なUV
硬化型接着材料の例が記載されている。
【0037】本発明の結合リボン構造10は、他の型の
リボン構造に比べ、いくつかの利点を有する。その厚さ
とモジュラスのため、マトリックス接着材料14は、フ
ァイバ11間の微小な動きが可能である一方、ファイバ
を一体のリボン構造に保持し、ファイバ11の環境動作
に有害な影響を与えない機能を有する。接着材料の幾何
構造も同様に、リボンが重ねられた際のネスティングを
防ぐ。ネスティングは、リボンのスタック内での個々の
リボンの可動性を妨げ、マイクロベンディング損または
リボン内のファイバの損傷に帰結するため、好ましくな
い。
【0038】技術者が容易に個々のファイバを識別でき
るように、各ファイバの外側被覆層13の表面上に着色
剤の薄層21を設けることによって、色分けされる。ま
たは層13が着色剤を含んでもよい。ファイバへのアク
セスを得るためにマトリックス材料14が除去される
際、着色層は除去されないか、または他の方法で覆い隠
すことが、絶対に必要ではないが、非常に望ましい。従
って、リボン10のマトリックス材料14と本発明の着
色剤表面は、マトリックス材料14と着色剤21(また
は着色層13)の間の結合界面が、着色剤21と光ファ
イバの被覆層の間の結合界面より弱くなるような界面結
合特性を有するように、選択される。
【0039】このような必要事項は、例えば、ファイバ
列への接着材料の適用に先だって、被覆ファイバの外表
面に剥離剤(図示されない)を施すことによって達成さ
れる。または、剥離剤は着色剤に含まれてもよい。剥離
剤は、着色剤とマトリックス接着材料との界面におい
て、弱い境界層を形成する。剥離剤はまた、接続の目的
のための、個々のファイバの接着材料からの分離を容易
にする。
【0040】18本のそれぞれ被覆されたファイバ11
が一列に並ぶリボン10において、図1の破線で示され
るように、リボンはそれぞれ6本ずつのファイバからな
る3つのグループに分割される。各グループの個々のフ
ァイバは図示されるように色分けされており、色分けの
順番はグループごとに繰り返される。例えばファイバ4
本ずつで6グループの合わせて24本のファイバからな
るような、他のリボン列も使用可能である。
【0041】例えば、それぞれ16本のファイバからな
る18本のリボンが、標準で0.6インチの外装内に重
ねられ、現在使用されている216本のファイバからな
るケーブルに代わり、288本のファイバを含むケーブ
ルが形成可能である。実行可能であれば、例えばそれぞ
れ16本のファイバからなる24本のリボンに対応する
ようにコアチューブの直径は十分に大きくすることが可
能であり、従って、一本のコアチューブ内に360本の
ファイバが入るように、容量が増加される。
【0042】高ファイバ密度のケーブルが実現する一方
で、個々のファイバを明確に識別する問題が大きくな
る。従来技術においては、リボンの上面に識別記号を印
刷、または他の手段で記すこと、しばしば製造の最終段
階の通過時に英数文字をリボン表面上にリンクすること
が課題となっていた。図1に示すように、3つのグルー
プからなるリボンは、横方向に間隔をおいた番号、例え
ば8、9、10が、リボンの長さ方向に間隔をおいて印
刷されていた。
【0043】ある点をリボンが毎分約300フィート移
動する(300fpm)現在の製造速度において、英数
文字を押印し、それらを読み易い状態に保つことは非常
に困難である。ほぼ確実に、特定のグループの容易な識
別が困難な程度に、インクの汚れがつく。また、少ない
ファイバ数(例えば4ファイバモジュール)において
は、識別記号が小さすぎて読みとりが困難である。
【0044】本発明のリボンは、図1に示されるよう
に、その平面状表面上に、ディジタル番号配列のような
識別コード配列を有する。図1において、3つのグルー
プが並んでおり、それぞれのグループは6本のファイバ
を含む。本発明による新しい記号配列によって、リボン
10の第一のグループ(すなわち図1において右から6
本のファイバのグループ)は、1本の幅広い横方向のバ
ンド22と、3本の間隔をあけた狭いバンド23、2
4、26の記号が記される。幅広いバンド22は番号5
を表示し、狭いバンドはそれぞれ番号1を表示する。従
ってこのグループの識別番号は8である。
【0045】広いバンド22の幅と、バンド間の間隔
は、もし汚れが生じた場合も間隔が塗りつぶされること
のないように、また狭いバンドが汚れても誤って広いバ
ンドに見えることのないようになっている。例えばすべ
てのバンドの間隔は広いバンドの幅より大きくされる。
このようなディジタルバーコード配列は、300ft/
min.のみならずさらに速い製造速度においても、完
全な読み取り易さを維持する。このように、現在採用さ
れている300ft/min.の製造速度において読み
とり易さが損なわれることはなく、少ないファイバ数の
モジュールにおける読みとり易さも損なわれない。
【0046】同様に、6本のファイバを含む第二のグル
ープは、一本の広いバー27と4本の狭いバー28、2
9、31、32を有し、従ってこのグループの番号は9
である。第3のグループは2本の広いバー33、34を
有し、番号10であることが識別される。それぞれの場
合においてバーの縦方向の間隔は、広いバーも狭いバー
も、高製造速度において汚れた結果においても塗りつぶ
されることのないようになっている。
【0047】図1のバーコード配列は、リボン内のいく
つのファイバグループまたはモジュールに対しても適用
可能である。モジュール内のファイバの数が少ない場合
(例えば2本)には、リボンの横方向に伸び、非常に近
接している多くのディジタル識別子によって多少煩雑に
なる。このような煩雑さは、バーを長さ方向に互い違い
にするか、または隣接するバーの中心をずらすことによ
って回避できる。
【0048】他のバーコード配列を使用することも可能
である。しかし図1に示した配列は簡単かつ信頼性があ
り、本発明においては適している。しかしバーによって
表される番号が5と1である必要はない。多数のグルー
プが存在する場合、例えばより幅広いバーによって番号
10を表すことも可能である。
【0049】前述のように、リボン10の各ファイバは
独自の表示を有し、それにより技術者が個々のファイ
バ、またはファイバのグループを分離する作業が非常に
容易になる。図1において、リボンの左側から9番目の
ファイバは9ー緑と表示され、16番目のファイバは8
ー茶、5番目のファイバは10ースレート、7番目は9
ー青、以下同様である。
【0050】結果として、各リボン内のモジュールまた
はグループに個々に符番されているリボンのスタック内
の全ての特定のファイバが、技術者によって容易に発見
できる。スタックやリボンから特定のモジュールまたは
グループを分離または取り外す問題が生じる。図1は本
発明の主旨を表すために描かれている。種々の他の番号
表示(すべて偶数、または奇数、または番号のコード列
など)が容易に使用可能であり、本発明の範囲に含まれ
る。
【0051】リボンからの一つ以上のファイバまたはモ
ジュールの取り外しは、従来かみそり刃のような、隣接
するファイバ間のマトリックス材料を切断する切断器具
によって行われる。しかし、切断器具の硬い刃先がファ
イバの被覆またはファイバそのものに切り傷をつけた
り、他の損傷を与える可能性がある限り、このような作
業は好ましくない。極端な場合はファイバは使用不可能
となり、軽傷の場合でも伝送の質が低下する。さらに、
例えば取扱い時の物理的応力によって、切り傷がさらに
損傷を招くこともあり得る。
【0052】図2において、取り外し器具36は円形断
面を有する中空のチューブを含み、その内径は、取り外
しを必要とするファイバ列の横方向の寸法と、およそ等
しい。モジュールまたはグループが6本のファイバを含
む場合、チューブの内径は、図3に示されるように、6
本のファイバ列の横方向の寸法に等しい。チューブ36
は、例えばポリオレフィン、ポリエステル、またはテフ
ロン(登録商標)のような適当なプラスチック材料製で
あり、マトリックス材料14より大きく、ファイバ被覆
層13より小さいモジュラス(硬度)を有する。
【0053】結果として、チューブ36が図3に示され
るようにリボン10の端部にあてがわれ、圧力が加えら
れると、チューブがマトリックス14を分割し、それに
よってリボン10のグループを分割する。同様に、中央
のグループも分割される。図3の破線で示されるよう
に、より多数のファイバを包囲および分割するために、
チューブをより大きく作ることが可能であり、また少数
のファイバを分割するために小さく作ることも可能であ
る。
【0054】図4に示されるようにチューブ36の端部
にベベル37を設けることによって、マトリックス材料
の分割を容易にできる。チューブの材料がファイバ被覆
層のモジュラスより小さいモジュラスを有するため、使
用中にチューブが被覆層を切断したり傷つけたりするこ
とはなく、従って被覆ファイバの信頼性は維持される。
【0055】技術者が工具箱に種々の大きさの多数の取
り外し器具36を所持し、取り外しに使用することが可
能であるが、多くのファイバがいくつかの特定の用途に
使用可能である。取り外しは数キロメートルの距離に及
び、ケーブル製造過程に組み込むことも可能であり、ま
たは例えば少ないファイバを接続するために、わずかな
距離も処理可能である。この型の器具は、分離過程にお
いて過剰損失を引き起こさずに中距離のファイバを分割
する場合に特に有用である。
【0056】図5の他の型の取り外し器具38は、でき
ればプラスチック製のハンドル39と、間隔をあけて外
側に伸び、C字型の空間を形成する第一および第二のア
ーム41、42を含む。アーム41、42の末端には、
例えばポリエステル、ポリオレフィンまたはゴアーテッ
クス(登録商標)のような、アーム41と42の間に引
っ張られ固定される適当な材料からなる1本以上のフィ
ラメント43が張られる。
【0057】フィラメント43の材料は、フィラメント
がマトリックス材料14内を移動可能であるが切断せ
ず、むしろ光ファイバの被覆層13に適合し、被覆層1
3を無傷に保つような材料である。従って技術者は、リ
ボンから何本のファイバを取り外す場合でも、一つの器
具38によって作業できる。器具38はリボン10に対
して、図示されるように角度をつけて適用されるが、隣
接するファイバ間のマトリックスを分離するために右に
角度をつけてもよい。
【0058】必要とするファイバグループがリボンから
取り外されると、ファイバそのものへの明確なアクセス
を得るために、マトリックス材料14の除去が必要とな
る。図6において、リボン10からファイバを取り外し
た後、被覆ファイバ11をマトリックス材料14から分
離する方法が示される。図6に示されるように、リボン
10の、例えば5本のファイバ11を含む部分44が最
初に、例えば約70体積パーセントのエチルアルコール
溶液のような膨潤溶液によって拭き取る処理を施され
る。
【0059】前述のジャクソンらの米国特許第4,90
0,126号に記載されているマトリックス材料におい
て、溶液は、マトリックス材料とファイバの外側被覆層
13の間の結合を取り外すために十分、マトリックス材
料を拭き取る。図6のリボンで端部に示されるリボンの
部分44は、このように処理されるが、リボンの中間部
分の場合は、例えば適当な平面47上に取り付けられた
両面テープである接着面46上に設置され、固定され
る。マトリックス材料は表面46に接着され、ファイバ
11は、マトリックス残留分48を残して簡単に剥離さ
れる。ここで、ファイバは完全に実質上、異質の付着し
た材料(例えばマトリックス)の無い状態となり、さら
に結合、接続または同様の処理が可能な状態となる。
【0060】特にリボンの中間部分において、ファイバ
をマトリックス材料から分離する為に有用な、同様の装
置が図7に示される。図7はリボンの端部を示している
が、図7の方法は、リボンの長さ方向の実質的にどの部
分においても、ファイバを取り外し、処理するために使
用できる。図7の装置は、例えばサンドブラスト仕上げ
または他様に処理されたポリカーボネートである平面表
面部材51を含む。
【0061】リボンの一表面上、すなわち上面に接着テ
ープ52が貼られ、底面はシアノアクリル酸エステル材
料(例えば、クレージー・グルー(登録録商標)の被
覆層で被覆される。このように被覆されたリボンはグル
ーが固まるまで表面51に押しつけられ(この過程は非
常に速く起こる。)、図7に示されるようにテープ52
が剥離され、次にファイバを含むリボンが剥離される。
【0062】テープ52は作業者が過剰のグルーをファ
イバに接着しないように、またマトリックス材料を後ろ
に残さないように保護する。ファイバ11はこのように
して取り外され、このように実質的にマトリックスや他
の材料から分離され、例えば継ぎ合わせ、接続、または
前述の方法によってさらに細かいファイバまたはモジュ
ールに分割する等の、次の必要な操作を受け易くなる。
【0063】本発明による光ファイバリボンの独特なモ
ジュラー構造は、独特で、簡単で、信頼性の高いファイ
バ識別システムとあわせて、技術者や他の作業者が識別
番号の判読し易さにより、直ちに目的とするファイバま
たはファイバグループを見いだし、誤ったファイバまた
はファイバグループを損傷すること無く取り外すことを
可能にする。多数のファイバリボンが、ファイバやファ
イバグループの信頼性を損なうこと無くケーブル内に重
ねられ、本発明によるモジュラー構造のリボンにおい
て、ケーブル化やファイバアクセスが非常に簡単にな
る。
【0064】以上、本発明の主旨と特徴を記述したが、
当業者には、本発明の主旨と範囲を離れない種々の変更
や改良が可能である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バリボンにおいて、ファイバの識別手段としてファイバ
の色分けと、各ファイバモジュールのバーコード表示を
使用するため、速いリボン製造速度においても、読みと
り易い表示が印刷され、リボン内の各ファイバの識別が
非常に容易となる。また、本発明のファイバ、またはモ
ジュール取り外し器具、および方法によって、ファイバ
を損傷すること無く、容易にファイバまたはモジュール
の取り外しが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ファイバリボンの斜視図であ
る。
【図2】図1のリボンに使用される取り外し器具の斜視
図である。
【図3】本発明の光ファイバリボン、および図2の取り
外し器具を示す断面図である。
【図4】図2の取り外し器具の端部の、部分的断面図で
ある。
【図5】図1のリボン構造に使用する、もう一つの取り
外し器具を示す図である。
【図6】本発明による、図1のリボンをそのマトリック
ス材料から分離する方法の、1ステップを示す斜視図で
ある。
【図7】光ファイバをマトリックス材料から分離するた
めのもう一つの方法の、ステップを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 光ファイバリボン 11 光ファイバ 12 内側層 13 外側層 14 マトリックス材料 16 隙間 17 平面 18 平面 19 カバー 21 着色層 22 広いバンド 23 狭いバンド 24 狭いバンド 26 狭いバンド 27 広いバンド 28 狭いバンド 29 狭いバンド 31 狭いバンド 32 狭いバンド 33 広いバンド 34 広いバンド 36 取り外し器具 37 ベベル 38 取り外し器具 39 ハンドル 41 アーム 42 アーム 43 フィラメント 44 取り外し部分 46 接着面 47 平面 48 マトリックス残留分 51 平面 52 テープ 53
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス ウェイド ジャクソン アメリカ合衆国,30278 ジョージア、 スネルビル、ベリー レーン 1800 (72)発明者 ケネス マーティン クルーパ アメリカ合衆国,30075 ジョージア、 ロスウェル、パイン グローブ ポイン ト ドライブ 920 (72)発明者 クライド ジェファーソン レバー アメリカ合衆国,30518 ジョージア、 バフォード、リバーサイド ロード 1235 (72)発明者 ステファン ホランド ウェブ アメリカ合衆国,30202 ジョージア、 アルファレッタ、ダンヒル ウェイ ド ライブ 315 (56)参考文献 特開 平7−120645(JP,A) 特開 平4−57814(JP,A) 特開 平3−96907(JP,A) 特開 昭58−207008(JP,A) 実開 昭64−7720(JP,U) 米国特許4900126(US,A) 米国特許4960318(US,A) 欧州特許出願公開581680(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/44

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバリボンにおいて、 互いに実質的に平行な縦軸を有するよう並置され縦方向
    に延在する複数の光ファイバ配列であって、該光ファイ
    バ各々が少なくとも1つの被覆材料層を有している光フ
    ァイバ配列; 該光ファイバ配列を包囲し、隣接する光ファイバ間の隙
    間を充填する硬化型マトリックス接着材料部材であっ
    て、該材料部材のモジュラスと該光ファイバ配列への接
    着は該光ファイバ配列を一体的に保持するが光ファイバ
    相互間の動きが可能であるようなものである硬化型マト
    リックス接着材料部材; 該光ファイバ配列を分割することにより構成された、該
    光ファイバ配列の光ファイバ総数より少ない数の複数の
    隣接する光ファイバからなるモジュールの各々に関して
    適用された第1の識別手段であって、該モジュール内の
    光ファイバをそのモジュール内の他の光ファイバから識
    別している第1の識別手段;及び該リボン内のモジュー
    ルをそのリボン内の他のモジュールから識別する第2の
    識別手段であって、識別されるモジュールの該硬化型マ
    トリックス接着材料部材の少なくとも一表面における符
    号マークからなる第二の識別手段とからなる光ファイバ
    リボン。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ファイバリボンにお
    いて、該第2の識別手段は該縦方向に互いに離間した1
    つ又は複数の横方向のバーからなり、該バー各々は個別
    番号を示す幅を有している光ファイバリボン。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光ファイバリボンにお
    いて、該バー相互間の縦方向の離間距離は最大幅のバー
    の幅より広いものである光ファイバリボン。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の光ファイバリボンにお
    いて、狭い幅のバーが番号1を示し、広い幅のバーが番
    号5を示している光ファイバリボン。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の光ファイバリボンにお
    いて、一のモジュールのバーは他のモジュールのバーと
    縦方向にずれて付されている光ファイバリボン。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の光ファイバリボンにお
    いて、該第1の識別手段はモジュール内の光ファイバ各
    々に付された可視的な着色料からなり、該モジュール内
    の光ファイバに付された着色料の色はそのモジュール内
    の他の光ファイバのいずれに付された着色料の色とも異
    なっており、それにより該モジュール内に着色光ファイ
    バの系列が形成されている光ファイバリボン。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の光ファイバリボンにお
    いて、該着色光ファイバの系列はモジュールからモジュ
    ールへ繰り返されているファイバリボン。
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