JP2017125931A - 間欠連結型光ファイバテープ心線、光ケーブルおよび間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法 - Google Patents

間欠連結型光ファイバテープ心線、光ケーブルおよび間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法 Download PDF

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佐藤  文昭
岡田 圭輔
Keisuke Okada
圭輔 岡田
美昭 長尾
Yoshiaki Nagao
美昭 長尾
鈴木 叙之
Nobuyuki Suzuki
叙之 鈴木
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Abstract

【課題】光ケーブルから間欠連結型光ファイバテープ心線を取り出す際に、テープ心線の識別を視認しやすく、テープ心線の識別用のマーキングを印刷しやすくする。【解決手段】複数の光ファイバ心線11〜22が並列に配置され、複数の光ファイバ心線11〜22の表面には連結樹脂2が塗布されており、光ファイバ心線間の一部の長手方向の連結樹脂2に間欠的にスリット3が設けられている間欠連結型光ファイバテープ心線1であって、連結樹脂2上にマーキング4を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、間欠連結型光ファイバテープ心線、光ケーブルおよび間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法に関する。
光ケーブルに実装される間欠連結型光ファイバテープ心線において、光ケーブルからテープ心線を取り出す際に、テープ心線を識別する方法が知られている。例えば、特許文献1には、複数ある連結部のうち任意の連結部が設けられた位置又は全ての連結部の位置に、光ファイバテープ心線を識別するためのマーキングが、各光ファイバのそれぞれに予め設けられている光ファイバテープ心線が記載されている。特許文献2には、光ファイバテープ心線を構成する複数の単心被覆光ファイバの着色色相が、マンセル色相環の5つの基本色相において、同一色相内である光ファイバ光ケーブルが記載されている。
特開2013−88619号公報 特開2010−286735号公報
特許文献1のように、光ファイバ心線のそれぞれに、テープ心線を識別するマーキングを施す場合は、マーキングの印刷時の欠けが生じやすく、また、光ファイバが細いと視認性が悪い。さらに、予め光ファイバ心線1本ずつにマーキングを設けるのでマーキングの作業が容易ではなく、その後、光ファイバ間の隙間に樹脂を充填して連結させるので、マーキング同士の位置を合わせることも難しい。また、特許文献2のように、光ファイバの被覆の色で識別する場合は、光ファイバテープ心線を構成する光ファイバ心線の本数が多くなると同じ色の光ファイバ心線を使わざるを得なくなり、識別性が悪くなる。また、テープ心線の数が多い場合は、テープ心線の識別を色のみですることは困難である。
そこで、本発明の目的は、光ケーブルから間欠連結型光ファイバテープ心線を取り出す際などにおいてテープ心線を識別しやすく、テープ心線の識別用のマーキングを印刷しやすい、間欠連結型光ファイバテープ心線、光ケーブルおよび間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法を提供することにある。
本発明の一態様に係る間欠連結型光ファイバテープ心線は、複数の光ファイバ心線が並列に配置され、複数の前記光ファイバ心線の表面には連結樹脂が塗布されており、前記光ファイバ心線間の一部の長手方向の前記連結樹脂に間欠的にスリットが設けられた間欠連結型光ファイバテープ心線であって、
前記連結樹脂上にマーキングを有する。
本発明の一態様に係る光ケーブルは、円筒型のチューブと、複数の上記間欠連結型光ファイバテープ心線と、を有する光ケーブルであって、
前記複数の間欠連結型光ファイバテープ心線は、それぞれ異なるマーキングを有し、束ねられた状態で前記チューブに覆われている。
また、本発明の他の一態様に係る光ケーブルは、複数のスロット溝を有するスロットロッドと、複数の上記間欠連結型光ファイバテープ心線と、を有する光ケーブルであって、
前記複数の間欠連結型光ファイバテープ心線は、それぞれ異なるマーキングを有し、前記スロット溝にそれぞれ収納されている。
本発明の一態様に係る間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法は、複数の光ファイバ心線を並列に配置する工程と、
複数の前記光ファイバ心線の表面に、容易に剥離する連結樹脂を塗布する工程と、
前記連結樹脂の表面にマーキングを印刷する工程と、
前記光ファイバ心線間の一部の長手方向の前記連結樹脂に、間欠的にスリットを形成して間欠連結型光ファイバテープ心線の形状とする工程と、
を含む。
本発明によれば、光ケーブルから間欠連結型光ファイバテープ心線を取り出す際などにおいてテープ心線を識別しやすく、テープ心線の識別用のマーキングを印刷しやすくすることができる。
本実施形態に係る間欠連結型光ファイバテープ心線の構成の一例を示す平面図(a)、断面図(b)である。 マーキングを複数の印刷パターンで構成する例を示した図である。 本実施形態の間欠連結型光ファイバテープ心線を使用したスロットレス型の光ケーブルの一例を示す図である。 本実施形態の間欠連結型光ファイバテープ心線を使用したテープスロット型の光ケーブルの一例を示す図である。 連結樹脂が塗布された光ファイバテープ心線の平面図(a)、断面図(b)である。 連結樹脂上にマーキングを形成した光ファイバテープ心線の平面図(a)、光ファイバ心線間の一部の長手方向の連結樹脂に間欠的にスリットを形成した後の光ファイバテープ心線の平面図(b)である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施形態を列記して説明する。
本発明の実施形態に係る間欠連結型光ファイバテープ心線は、
(1) 複数の光ファイバ心線が並列に配置され、複数の前記光ファイバ心線の表面には連結樹脂が塗布されており、前記光ファイバ心線間の一部の長手方向の前記連結樹脂に間欠的にスリットが設けられた間欠連結型光ファイバテープ心線であって、
前記連結樹脂上にマーキングを有する。
上記(1)の間欠連結型光ファイバテープ心線は、光ファイバ心線の表面に塗布された連結樹脂上にマーキングを有するので、テープ心線のマーキングが容易にでき、且つ、光ケーブルから取り出す際などにおいてテープ心線の識別がしやすい。
(2) (1)の間欠連結型光ファイバテープ心線において、二心間毎に前記スリットが設けられており、複数の前記光ファイバ心線の少なくとも一部の線間には、前記連結樹脂に長手方向にスリットが設けられていない。
二心間毎にスリットが設けられており、一部の線間の連結樹脂に長手方向にスリットが設けられていないので、連結樹脂上のマーキングが視認しやすい。
(3) (1)または(2)の間欠連結型光ファイバテープ心線において、前記マーキングは、複数の印刷パターンのうちの一つで印刷されたマーキングである。
複数の印刷パターンのうちの一つによってマーキングするので、色々な種類の印刷パターンで識別させることが可能であり、間欠連結型光ファイバテープ心線の識別も容易にできる。
(4) (1)から(3)のいずれか一の間欠連結型光ファイバテープ心線において、複数の前記光ファイバ心線の前記連結樹脂上の幅方向全体に前記マーキングを有する。
連結樹脂上の幅方向全体にマーキングを有するので、光ファイバ心線が1本ずつに分離されても、光ファイバ心線がどの間欠連結型光ファイバテープ心線に属するかの識別が容易にできる。
本発明の実施形態に係る光ケーブルは、
(5) 円筒型のチューブと、上記(1)から(4)のいずれか一の複数の間欠連結型光ファイバテープ心線と、を有する光ケーブルであって、
前記複数の間欠連結型光ファイバテープ心線は、それぞれ異なるマーキングを有し、束ねられた状態で前記チューブに覆われている。
(6) 複数のスロット溝を有するスロットロッドと、上記(1)から(4)のいずれか一の複数の間欠連結型光ファイバテープ心線と、を有する光ケーブルであって、
前記複数の間欠連結型光ファイバテープ心線は、それぞれ異なるマーキングを有し、前記スロット溝にそれぞれ収納されている。
上記(5)、(6)の光ケーブルは、その中に収納された複数の間欠連結型光ファイバテープ心線が、それぞれ異なるマーキングを有するので、光ケーブルから引き出す際に間欠連結型光ファイバテープ心線の識別がしやすい。
本発明の実施形態に係る間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法は、
(7) 複数の光ファイバ心線を並列に配置する工程と、
複数の前記光ファイバ心線の表面に、容易に剥離する連結樹脂を塗布する工程と、
前記連結樹脂の表面にマーキングを印刷する工程と、
前記光ファイバ心線間の一部の長手方向の前記連結樹脂に、間欠的にスリットを形成して間欠連結型光ファイバテープ心線の形状とする工程と、
を含む。
上記(7)の間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法によれば、光ファイバ心線の表面に塗布された連結樹脂上にマーキングを印刷するので、テープ心線のマーキングが容易にでき、且つ、光ケーブルから取り出す際などにおいてテープ心線の識別がしやすい間欠連結型光ファイバテープ心線を製造できる。
(8) 前記連結樹脂を塗布して前記マーキングを印刷した後に、前記光ファイバ心線間の一部の長手方向の前記連結樹脂に、間欠的にスリットを形成する。
間欠的にスリットが形成される前の複数の光ファイバ心線が揃った状態で印刷するので、マーキングを印刷しやすい。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る間欠連結型光ファイバテープ心線、光ケーブルおよび間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
図1は、本実施形態に係る間欠連結型光ファイバテープ心線の構成の一例を示す平面図(a)、Aの位置の断面図(b)である。
図1に示すように、間欠連結型光ファイバテープ心線1は、複数(図1の例では、12本)の光ファイバ心線11〜22が並列に配置されている。この光ファイバ心線11〜22は、単心の被覆光ファイバである。なお、光ファイバ心線11〜22は、光ファイバ心線同士を識別できるように、それぞれ異なる色に被覆が着色されていてもよい。
そして、並列に配置された複数の光ファイバ心線11〜22の表面には、光ファイバ心線同士を連結させるための連結樹脂2が塗布されており、テープ状に並列に整列されている。連結樹脂2は、例えば、紫外線硬化型樹脂、熱硬化型樹脂等である。なお、連結樹脂2は、光ファイバ心線11〜22の単心分離の作業を容易にするため、剥離性の良い樹脂とすることが好ましい。
また、間欠連結型光ファイバテープ心線1には、光ファイバ心線11〜22の光ファイバ心線間の一部の長手方向の連結樹脂2に間欠的にスリット3が設けられている。なお、光ファイバ心線の二心間毎に間欠的にスリット3が設けられており、少なくとも一部の線間の連結樹脂2には、長手方向にスリット3が設けられていないようにしてもよい。図1の例においては、光ファイバ心線11と12、13と14、15と16、17と18、19と20、21と22、の各線間にはスリット3が設けられていない。このように、二心間毎に間欠的にスリット3を設けることにより単位面積あたりのスリット数が減るため、マーキング4の視認性がよくなる。
そして、本実施形態の間欠連結型光ファイバテープ心線1の連結樹脂2上には、テープ心線の識別用のマーキング4が形成されている。このマーキング4は、他のテープ心線と異なる形状とすることにより、他のテープ心線と識別できるようにするものである(具体的なマーキングのパターン例は、後述の図2の説明で詳述する)。図1の例では、マーキング4は、複数の印刷パターンのうちの一つのパターンで構成されている。また、マーキング4は、光ファイバ心線11〜22の連結樹脂2上の幅方向全体に形成されているとよい。連結樹脂2上の幅方向全体にマーキング4が形成されていることにより、光ファイバ心線11〜22が1本ずつに分離されても、光ファイバ心線11〜22がどの間欠連結型光ファイバテープ心線1に属するかの識別が容易にできる。また、マーキング4は、例えば、インクジェットプリンタ等で形成することができる。
次に、マーキング4の印刷パターンを説明する。図2はマーキングを複数の印刷パターンで構成する例を示した図である。
例えば、図2に示す印刷パターンの構成は、36枚のテープ心線(1T〜36T)を識別できるようにしたものである。図2に示す印刷パターンでは、1の数を細い縦線(バーA)、5の数をより太い縦線(バーB)、10の数をさらに太い縦線(バーC)で表している。例えば、バーA1本であれば、1番目のテープ心線1Tのマーキングであり、バーA1本とバーB1本とバーC3本であれば、36番目のテープ心線36Tのマーキングである。すなわち、図1に示すマーキング4は、バーA1本とバーB1本とバーC1本であるので、16番目のテープ心線16Tを示している。なお、図2に示す印刷パターンの構成は一例であり、テープ心線を識別できるものなら、他のものでもよい。
このように、複数の印刷パターンによってマーキングすることにより、色々な種類の印刷パターンで識別させることが可能であり、間欠連結型光ファイバテープ心線1の識別も容易にできる。
次に、図3、4を参照して、本実施形態に係る光ケーブルを説明する。図3は、本実施形態の間欠連結型光ファイバテープ心線1を使用したスロットレス型の光ケーブルの一例を示す図である。図4は、本実施形態の間欠連結型光ファイバテープ心線1を使用したテープスロット型の光ケーブルの一例を示す図である。
図3に示す光ケーブルは、円筒型のチューブ52と、複数の間欠連結型光ファイバテープ心線1と、を有するスロットレス型の光ケーブル50である。複数(例えば、36枚)の間欠連結型光ファイバテープ心線1は、それぞれ異なるマーキング4を有し、アラミド繊維などの介在51で束ねられている。なお、防水性を要求される場合は吸水ヤーンを挿入しても良い。そして、間欠連結型光ファイバテープ心線1を撚り合わせながらその周囲にチューブ52となる樹脂を押し出し成形し、テンションメンバ53と共に外被54を被せた構造となっている。上記チューブ52となる樹脂としては、例えば、PBT,HDPE等の硬質材を用いる。なお、55は引き裂き紐である。
図4に示す光ケーブルは、複数のスロット溝61を有するスロットロッド64と、間欠連結型光ファイバテープ心線1を有するテープスロット型の光ケーブル60である。光ケーブル60は、中央にテンションメンバ62を有するスロットロッド64に、放射状に上記スロット溝61が設けられた構造となっている。複数の間欠連結型光ファイバテープ心線1は、それぞれ異なるマーキング4を有し、複数のスロット溝61にそれぞれ積層された状態で収納されている。スロットロッド64の周囲には、外被63が形成されている。
次に、本実施形態に係る間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法について、図5、6を参照して説明する。図5は、連結樹脂2が塗布された光ファイバテープ心線の平面図(a)、断面図(b)である。図6は、連結樹脂2上にマーキング4を形成した光ファイバテープ心線(a)、光ファイバ心線間の一部の長手方向の連結樹脂2に間欠的にスリットを形成した後の光ファイバテープ心線(b)である。
図5に示すように、複数の光ファイバ心線11〜22を並列に配置する。
そして、光ファイバ心線11〜22の表面に、容易に剥離する連結樹脂2を塗布する。図5に示す例では、連結樹脂2は並列して配置した光ファイバ心線11〜22の全面に塗布しているが、片面のみ、或いは、隣り合う光ファイバ心線同士を連結させうる部分のみに塗布してもよい。
次に、図6の(a)に示すように、間欠連結型光ファイバテープ心線1の連結樹脂2の表面にマーキング4を、例えば、間欠連結型光ファイバテープ心線1を長手方向に走行させながら、インクジェットプリンタ等を用いて印刷する。このとき、間欠連結型光ファイバテープ心線1の片面に、連結樹脂2の幅方向全体にわたって、マーキング4を印刷するとよい。なお、マーキング4を、間欠連結型光ファイバテープ心線1の全面に印刷してもよいが、片面印刷の方が容易である。なお、インクジェットプリンタを用いて印刷する際に、間欠連結型光ファイバテープ心線1の走行速度が速い場合は、印刷されたマーキング4が斜めになる場合もある。
次に、図6の(b)に示すように、光ファイバ心線間の一部の長手方向の連結樹脂2に、例えば、回転刃等によって間欠的にスリット3を形成する。これにより、図1に示す、間欠連結型光ファイバテープ心線1が形成される。
以上の間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法では、マーキング4の印刷を行った後に、スリット3を形成しているので、光ファイバ心線11〜22が揃った状態でマーキング4を印刷することができ、マーキング4の印刷がしやすい。
なお、先にスリット3を形成してからマーキング4の印刷を行ってもよい。
また、間欠的なスリット3の形成は上記の方法に限らず、連結樹脂2を塗布する際に、連結樹脂2を間欠的に塗布することで連結部と非連結部を形成することにより、間欠的なスリット3を形成するようにしてもよい(連結樹脂2を塗布しなかった箇所が間欠的なスリット3となる)。
以上詳述した、本実施形態に係る間欠連結型光ファイバテープ心線1は、光ファイバ心線11〜22の表面に塗布された連結樹脂2上にマーキング4を有する。これにより、テープ心線のマーキングが容易にでき、且つ、光ケーブルから取り出す際などにおいてテープ心線の識別がしやすい。
また、本実施形態に係る光ケーブル50,60は、その中に収納された複数の間欠連結型光ファイバテープ心線1が、それぞれ異なるマーキング4を有するので、光ケーブル50,60から引き出す際に間欠連結型光ファイバテープ心線1の識別がしやすい。
また、本実施形態に係る間欠連結型光ファイバテープ心線1の製造方法では、光ファイバ心線11〜20の表面に塗布された連結樹脂2上にマーキング4を印刷する。これにより、テープ心線のマーキングが容易にでき、且つ、光ケーブルから取り出す際などにおいてテープ心線の識別がしやすい間欠連結型光ファイバテープ心線1を製造できる。
1 間欠連結型光ファイバテープ心線
2 連結樹脂
3 スリット
4 マーキング
11〜22 光ファイバ心線
50、60 光ケーブル
51 介在
52 チューブ
53、62 テンションメンバ
54、63 外被
55 引き裂き紐
61 スロット溝
64 スロットロッド

Claims (8)

  1. 複数の光ファイバ心線が並列に配置され、複数の前記光ファイバ心線の表面には連結樹脂が塗布されており、前記光ファイバ心線間の一部の長手方向の前記連結樹脂に間欠的にスリットが設けられた間欠連結型光ファイバテープ心線であって、
    前記連結樹脂上にマーキングを有する、間欠連結型光ファイバテープ心線。
  2. 二心間毎に前記スリットが設けられており、複数の前記光ファイバ心線の少なくとも一部の線間には、前記連結樹脂に長手方向にスリットが設けられていない、請求項1に記載の間欠連結型光ファイバテープ心線。
  3. 前記マーキングは、複数の印刷パターンのうちの一つで印刷されたマーキングである、請求項1または請求項2に記載の間欠連結型光ファイバテープ心線。
  4. 複数の前記光ファイバ心線の前記連結樹脂上の幅方向全体に前記マーキングを有する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の間欠連結型光ファイバテープ心線。
  5. 円筒型のチューブと、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の複数の間欠連結型光ファイバテープ心線と、を有する光ケーブルであって、
    前記複数の間欠連結型光ファイバテープ心線は、それぞれ異なるマーキングを有し、束ねられた状態で前記チューブに覆われている、光ケーブル。
  6. 複数のスロット溝を有するスロットロッドと、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の複数の間欠連結型光ファイバテープ心線と、を有する光ケーブルであって、
    前記複数の間欠連結型光ファイバテープ心線は、それぞれ異なるマーキングを有し、前記スロット溝にそれぞれ収納されている、光ケーブル。
  7. 複数の光ファイバ心線を並列に配置する工程と、
    複数の前記光ファイバ心線の表面に、容易に剥離する連結樹脂を塗布する工程と、
    前記連結樹脂の表面にマーキングを印刷する工程と、
    前記光ファイバ心線間の一部の長手方向の前記連結樹脂に、間欠的にスリットを形成して間欠連結型光ファイバテープ心線の形状とする工程と、
    を含む、間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法。
  8. 前記連結樹脂を塗布して前記マーキングを印刷した後に、前記光ファイバ心線間の一部の長手方向の前記連結樹脂に、間欠的にスリットを形成する、請求項7に記載の間欠連結型光ファイバテープ心線の製造方法。
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