JP2007178883A - 光ファイバテープ心線及び多心光ケーブル - Google Patents

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【課題】光ファイバテープ心線からサブユニットテープに分割した後でもサブユニットテープの識別を容易に行うことができ、生産効率に優れた光ファイバテープ心線及び多心光ケーブルを提供する。
【解決手段】本発明に係る光ファイバテープ心線5は、複数の光ファイバ心線7を横一列に配置し、一括被覆を施したサブユニットテープ13を複数枚横に並べて、さらに被覆を施して一体化したものであり、光ファイバテープ心線表面にはサブユニット識別用マークとしてのドットマーク15が表示されており、ドットマーク15は、光ファイバテープ心線5をサブユニットテープ13に分割した場合に、サブユニットテープ13間の識別を可能にする識別模様として、光ファイバテープ心線5表面のサブユニットテープ13に対応する領域に分割して表示される。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の光ファイバ心線を横一列に配置し、一括被覆を施したサブユニットテープを複数枚横に並べて、さらに被覆を施して一体化した光ファイバテープ心線及びその光ファイバ心線を有する多心光ケーブルに関する。
近年、光通信システムの需要が増加するにつれ、光伝送路である光ファイバケーブルを管路や電柱等に敷設することが多くなっている。
一般に、管路や電柱等の通信用基幹ルートに敷設される光ファイバケーブルには、テープスロット型の光ファイバケーブルが広く用いられている(例えば、特許文献1,2参照。)。
図9に従来のテープスロット型の光ファイバケーブルの一例を示す。光ファイバケーブル100に収容された光ファイバテープ心線101は、スペーサ102に設けた6つの各溝103に5枚づつ積層されて実装されている。各光ファイバテープ心線101は、4本の光ファイバ心線104を横一列に配置し、一括被覆を施すことによって一体化した構造となっている。
ところで、通信用基幹ルートに敷設された上記のような光ファイバケーブル100は、例えば、光ファイバケーブル100を収容局から加入者側のビル等に配線するために、収容された光ファイバテープ心線101を引き出して、その中の任意の光ファイバ心線104を加入者側の光ファイバと接続することがある。その際には、まず、敷設されている光ファイバケーブル100の任意の箇所からシース及び押さえ巻きを所定の長さだけ剥ぎ取って、所望の光ファイバテープ心線101をスペーサ102の溝103から引き出す。そして、引き出した光ファイバテープ心線101から所望の光ファイバ心線104を分岐させて加入者側の光ファイバと接続する。
所望の光ファイバ心線104を分岐させるには、まず光ファイバケーブル100が有する6つの溝103のうちから光ファイバ心線104が収容されている一つの溝103を特定し、溝103に収容された5枚の光ファイバテープ心線のうちから一つの光ファイバテープ心線101を特定し、さらに光ファイバテープ心線101を構成する4本の光ファイバ心線の中から所望の光ファイバ心線104を特定しなければならない。
このように、所望の光ファイバを分岐させて加入者側の光ファイバと接続する場合において、多数の光ファイバ心線が収容された光ファイバケーブルから特定の光ファイバ心線104を識別して引き出すために光ファイバテープ心線101に対してさまざまな識別表示の工夫がなされている。
例えば特許文献1には、光ファイバテープ左端の素線の被覆を特定色で着色し、他の素線b,c・・・の幾つかの被覆を特定色以外の他の色で着色し、他の色で着色した素線と無着色の他の素線との組み合わせによって2進法によるテープ番号を識別する光ファイバテープが記載されている。
また、特許文献2には、4本の光ファイバ素線を一括被覆した光ファイバテープを2枚横に並べて被覆を施した複合テープを多数枚積層した構造の光ファイバケーブルが記載されている。そして、複合テープを構成する各単位テープの左端の一番素線の被覆を青、黄、緑、赤、紫等からなる一組の特定色の内の一つで着色し、各単位テープの他の素線の一つの被覆を特定色以外の他の色で着色し、一番素線の着色の色分け及び特定色以外の他の色で着色した素線の位置によりテープ番号を表示し、各単位テープ左端の一番素線の色分け色数をa、単位テープの素線数をnとして、単位テープ左端の特定色と特定色以外の他の色によって着色した素線の位置とにより最大a×n個の単位テープにテープ番号を表示した素線の着色でテープ番号を付した複合光ファイバテープが記載されている。
特開平8−220396号公報 特開平8−220397号公報
しかしながら、特許文献1及び2に記載されたような従来の光ファイバテープ心線は、光ファイバテープ番号の識別を着色心線の色配列で行っているため、例えば4心のサブユニットテープ×4枚の16心光ファイバテープ心線を使用した1040心ケーブルから所望の光ファイバ心線を分岐する場合、16心の光ファイバテープ心線から4心のサブユニットテープに分割してしまうと、何番のサブユニットテープを使用しているのか識別しづらくなり、仕様書を何度も確認するといった作業が必要となり、作業時に混乱する。
また、心線数が多くなればなるほど使用される色の数が増加するため、分岐作業現場で多数の色配列を区別することは困難であり、作業効率の低下や配線ミスもおこりやすくなる。特に、光ファイバ心線毎の識別が要求される場合は、この問題はより大きくなる。さらに、多数の光ファイバ心線に複数色の着色を施さなければならず生産面からも非効率的である。
そこで、本発明は、光ファイバテープ心線からサブユニットテープに分割した後でもサブユニットテープの識別を容易に行うことができ、生産効率に優れた光ファイバテープ心線及び多心光ケーブルを提供することを目的とする。
上記課題を解決することのできる本発明に係る光ファイバテープ心線は、複数の光ファイバ心線を横一列に配置し、一括被覆を施したサブユニットテープを複数枚横に並べて、さらに被覆を施して一体化した光ファイバテープ心線であって、光ファイバテープ心線表面にはサブユニット識別用マークが表示されており、サブユニット識別用マークは、光ファイバテープ心線をサブユニットテープに分割した場合に、サブユニットテープ間の識別を可能にする識別模様として、光ファイバテープ心線表面のサブユニットテープに対応する領域に分割して表示されることを特徴とする。
また、上記構成の光ファイバテープ心線において、識別模様は、サブユニットテープ毎に異なる個数のドット形状および異なる本数の線形状であることが好ましい。
また、上記構成の光ファイバテープ心線において、識別模様は、サブユニットテープ毎に異なる数の辺数あるいは異なる数の角数を有する幾何学模様であることが好ましい。
また、上記構成の光ファイバテープ心線において、光ファイバテープ心線表面に光ファイバテープ心線間の識別を可能にするテープ心線識別用マークが表示されていることが好ましい。
また、上記構成の光ファイバテープ心線において、光ファイバテープ心線には光ファイバテープ心線毎に異なるトレーサ色が設定されており、光ファイバテープ心線を構成する複数のサブユニットテープの各最端部に位置する光ファイバ心線がトレーサ色を有することが好ましい。
また、上記課題を解決することのできる本発明に係る多心光ケーブルは、上記記載の光ファイバテープ心線を有することを特徴とする。
本発明によれば、光ファイバテープ心線からサブユニットテープに分割した後でもサブユニットテープの識別を容易に行うことができ、生産効率の良い光ファイバテープ心線及びその光ファイバテープ心線を有する多心光ケーブルを提供することが可能である。
以下、本発明に係る光ファイバテープ心線及び多心光ケーブルの実施形態の例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本実施形態におけるテープスロット型の光ファイバケーブルの断面図、図2は、光ファイバケーブルのスペーサに設けられた複数のスロットのうちの一つを示した拡大図、図3は、光ファイバテープ心線のサブユニットテープの断面図、図4は光ファイバテープ心線の第1実施形態を示す外観斜視図、図5は、第1実施形態における他の光ファイバテープ心線の外観斜視図、図6は光ファイバテープ心線の第2実施形態を示す外観斜視図、図7は光ファイバテープ心線の第3実施形態を示す外観斜視図、図8は光ファイバテープ心線の第4実施形態を示す外観斜視図である。
(多心光ケーブルの構造について)
図1及び図2に示すように、本発明に係るテープスロット型の光ファイバケーブル1は、中心に7本の鋼線2aが螺旋状に撚られた抗張力体2を有するスペーサ3の溝4に、複数の光ファイバテープ心線5が収容されている。この光ファイバケーブル1は1040心型の多心光ケーブルであり、5つの溝4のそれぞれに、16心の光ファイバテープ心線5が13枚づつ積層され、収容されている。また、各溝4は、長尺方向に沿って互いに平行な状態で、一方向の螺旋状に形成されている。もしくは、各溝4が長尺方向に沿って互いに平行な状態を保ちながら円周方向には交互に反転した螺旋状に形成されているものもある。一般に、溝4が一方向の螺旋状に形成されたスペーサは、一方向撚りスペーサと呼ばれ、溝4が交互に反転する螺旋状に形成されたスペーサは、SZスペーサと呼ばれている。
また、光ファイバテープ心線5が溝4から外れるのを防ぐために、スペーサ3の周囲には押さえ巻きが巻かれ、押さえ巻きの外側にはプラスチック製のシース6が被覆されている。
抗張力体2は、光ファイバケーブル1に張力が付加された場合に、その張力が光ファイバテープ心線5に直接伝わらないようにするために設けられた抗張力体であり、例えば鋼線が用いられている。
光ファイバテープ心線5は、4本の光ファイバ心線7を横一列に配置し、一括被覆を施したサブユニットテープ13を、4枚横に並べてさらに被覆を施して一体化したものであり、サブユニットテープ13単位で分割可能となっている。すなわち、光ファイバテープ心線5は、4‐4‐4‐4分割型16心テープ心線(4心サブユニットテープ×4)構造となっている。
図3にサブユニットテープ13の断面図を示す。サブユニットテープ13は、例えば外径lが250μmの光ファイバ心線7を平面状に4本平行に接触させて配置し、その全体を紫外線硬化型樹脂9にて被覆してテープ状に形成したものである。光ファイバ心線7は、コアとクラッドからなるガラスファイバの周囲に、紫外線硬化型樹脂の被覆層が1層以上形成されている。また、各光ファイバ心線7の最外層には、識別のために着色層が施されていても良い。紫外線硬化型樹脂9は、熱可塑性樹脂であっても良い。サブユニットテープ13の外形は、例えば厚さTが0.3mmから0.4mm程度であり、幅Lが1.1mm程度である。
(光ファイバテープ心線の第1実施形態)
次に、本発明に係る光ファイバテープ心線の第1の実施形態について説明する。
図4(a)に示すように、1番〜4番の4心サブユニットテープ13を有する光ファイバテープ心線5の表面上には、サブユニット識別用マークとして、複数の円形のマークからなるドットマーク15が表示されている。
ドットマーク15は、光ファイバテープ心線5をサブユニットテープ13に分割した場合に、サブユニットテープ間の識別を可能にする識別模様として表示されている。光ファイバテープ心線5の表面は、1番〜4番のサブユニットテープ13に対応した4つの領域A、B、C、Dに区分して認識することが可能であり、1番サブユニットテープに対応した領域Aには識別模様としての1個のドットマーク、2番サブユニットテープに対応した領域Bには2個のドットマーク、3番サブユニットテープに対応した領域Cには3個のドットマーク、4番サブユニットテープに対応した領域Dには4個のドットマークが印字されている。
ドットマーク15は、光ファイバテープ心線5の状態ではそれ自身意味を持たない模様であるが、サブユニットテープ13に分割された後に、サブユニットテープ相互の識別模様として重要な意味をもつ。つまり、光ファイバテープ心線5をサブユニットテープ13に分割した後でも、作業者は、1個のドットマークを見れば1番サブユニットテープ、2個のドットマークを見れば2番サブユニットテープ、3個のドットマークを見れば3番サブユニットテープ、4個のドットマークを見れば4番サブユニットテープであることを容易に識別することが可能である。
また、図4(b)に示すように、サブユニット識別用マークは線状のラインマーク16であってもよい。この場合は、それぞれの領域に印刷されたラインマークの本数によってサブユニットテープ13の番号を識別することが可能である。
さらに、図5(a),(b)に示すように、マークなしのサブユニットテープ17に対応する領域Aがあっても良い。この場合は、マークなしの領域Aに対応するサブユニットテープ17を1番サブユニットテープとし、ドットマークあるいはラインマークの数が1,2,3個の場合をそれぞれ2番,3番,4番サブユニットテープとしても良い。
なお、ドットマークやラインマークなどのサブユニット識別用マークは、光ファイバテープ心線5の集合ライン中でジェット噴射式のインクジェットマーキング装置によって行われる。本実施形態で使用されるマーキング装置は、多数の微小なドットで文字、記号等を印字する装置である。サブユニット識別用マークは単純な幾何学模様であるため、数字等の比較的込み合った文字を狭い領域A〜Dに印字する必要がなく、高い印字分解能は必要とされない。
また、本実施形態においてサブユニット識別用マークの間隔d(図4(a)参照)は、引き出し作業中のケーブルからの引き出し量を考慮して30cmに設定されている。このように設定することによって、作業者が光ファイバテープ心線5を引き出す度に確実にドットマーク15が現れるので、必要以上に光ファイバテープ心線5を引き出すことがなく、少ない作業スペースでもサブユニットテープの番号の識別を行うことが可能である。
(光ファイバテープ心線の第2実施形態)
次に、図6を参照して本発明に係る光ファイバテープ心線の第2の実施形態について説明する。
図6(a)に示すように、光ファイバテープ心線5の表面上には、サブユニット識別用マークとして三角マーク18が表示されている。この場合、マークが表示されていない領域Aに対応するサブユニットテープ22が1番サブユニットテープ、分割後に三角形マークとして表示される領域Bに対応するサブユニットテープ23が2番サブユニットテープ、分割後にサブユニット幅全面に四角形マークとして表示される領域Cに対応するサブユニットテープ24が3番サブユニットテープ、分割後に四角形マークが途切れて表示された領域Dに対応するサブユニットテープ25が4番サブユニットテープとして認識可能であり、各サブユニットテープに分割後でも、サブユニットテープの番号の識別が可能となる。
図6(b)では、光ファイバテープ心線5の表面上にサブユニット識別用マークとして特殊マーク19が表示されている。図6(a)と同様に、マークが表示されていないものが1番サブユニットテープ、三角形マークが2番サブユニットテープ、四角形マークが3番サブユニットテープとして表示されている。そして、五角形マークが表示された領域Dに対応するサブユニットテープが4番サブユニットテープとして認識可能であり、4心サブユニットに分割後でも、サブユニットテープの番号の識別が可能となる。
(光ファイバテープ心線の第3実施形態)
次に、図7を参照して本発明に係る光ファイバテープ心線の第3の実施形態について説明する。
図7(a),(b)に示すように、光ファイバテープ心線5の表面上にはサブユニット識別用マークとして幾何学模様20,21が表示されている。この場合、光ファイバテープ心線5を分割したときに各領域A〜Dにできる形状の「辺数(角数)−2」がサブユニットテープの番号を表している。すなわち、領域Aにできた形状の辺数(角数)=3−2=1がサブユニットテープの番号となる。したがって、領域Aに対応するサブユニットテープ27が1番サブユニットテープとなる。領域B〜Dにおいても同様に計算することによって、各サブユニットテープに分割後でも、サブユニットテープの番号の識別が可能となる。
(光ファイバテープ心線の第4実施形態)
次に、図8を参照して本発明に係る光ファイバテープ心線の第4の実施形態について説明する。
図8(a),(b)に示すように、光ファイバテープ心線5の表面上にはサブユニット識別用マークのドットマーク15に加えて、光ファイバテープ心線間の識別を可能にするテープ心線識別用マーク28,29が表示されている。テープ心線識別用マーク28,29は、ドットマーク15,15の間に印字され、光ファイバテープ心線番号を示した数字(本実施形態では「1」)あるいは光ファイバテープ心線番号分の本数を表示した線状のマーク29である。すなわち、図8(a)はNo1の光ファイバテープ心線であり、図8(b)はNo3の光ファイバテープ心線である。なお、線状のマーク29は、例えば5単位で横棒の太さを変えることで簡略化しても良い。
このような第4の実施形態の場合には、サブユニットテープの番号の識別だけでなく、光ファイバケーブル1から光ファイバテープ心線5を取り出すときの光ファイバテープ心線の番号も容易に識別することが可能である。
なお、上述した第1〜第4の実施形態において、光ファイバテープ心線5内の1〜4番サブユニットテープの光ファイバ心線の色配列は、全て「青/白/白/桃」となっている。このように光ファイバ心線自体に色を付ける(着色層を設ける)ことによって、端末部分での接続作業時に光ファイバテープ心線5が4心のサブユニットテープに分割されたときに、サブユニットテープ内の各ファイバ色により個々の光ファイバ心線の識別が可能となる。ただし、ファイバ色は「青/白/白/桃」に限られず、光ファイバ心線同士の識別が可能であれば他の色を採用してもよい。
(光ファイバテープ心線の第5実施形態)
次に、表1を参照して光ファイバテープ心線の第5の実施形態について説明する。
下記表1は、光ファイバケーブル1の各溝4内に積層された13枚の光ファイバテープ心線5において、各光ファイバ心線5に着色された色を示したものである。
Figure 2007178883
第5の実施形態では、第1〜第4の実施形態で説明したサブユニットテープ識別用マークに加え、光ファイバテープ心線毎に光ファイバテープ心線識別用の異なるトレーサ色を設定した場合について説明する。表1に示すように、光ファイバテープ心線の番号(テープNo)がNo1の光ファイバテープ心線を構成する4つのサブユニットテープの各最端部の光ファイバ心線(光ファイバ心線No1,No5,No9,No13)がトレーサ色(青)を有している。同様にNo2の光ファイバテープ心線を構成する4つのサブユニットテープの各最端部の光ファイバ心線(光ファイバ心線No1,No5,No9,No13)はトレーサ色(黄)を有している。このように青、黄、緑、赤、紫、白、茶、灰、黒、橙、桃、水色、山吹とトレーサ色を変えることによって、サブユニットテープ番号に加えて光ファイバテープ心線番号も容易に識別することが可能である。
上述したように、第1〜第5の実施形態の光ファイバテープ心線5によれば、光ファイバテープ心線5を分割した後のサブユニットテープの識別が容易にできるため、端末での接続作業時の効率化が進み、また、識別のミスを起こりにくくすることが可能となる。なお、上記の光ファイバテープ心線5はそれ自体で使用した場合でもサブユニットテープの番号を識別する上で有効であるが、上記実施形態のように特に光ファイバテープ心線5を複数積層させて収容した多心の光ファイバケーブル1の場合には、従来のファイバ着色のみによる方法と比較して、サブユニットテープ内に使用する光ファイバ心線の着色配列の組み合わせが低減できるため製造の効率が向上し、生産性がアップする。
なお、本発明に係る多心光ケーブルの形態は、テープスロット型に限られず、他の形態で光ファイバテープ心線を収容したものであっても良い。
本発明に係る光ファイバケーブルの実施形態の例を示す断面図である。 図1に示す光ファイバケーブルのスペーサに複数設けられたスロットの一つを示した拡大図である。 図1に示す光ファイバケーブルを構成するサブユニットテープの断面図である。 本発明に係る光ファイバテープ心線の第1実施形態を示す外観斜視図である。 本発明に係る光ファイバテープ心線の第1実施形態における他の例を示す外観斜視図である。 本発明に係る光ファイバテープ心線の第2実施形態を示す外観斜視図である。 本発明に係る光ファイバテープ心線の第3実施形態を示す外観斜視図である。 本発明に係る光ファイバテープ心線の第4実施形態を示す外観斜視図である。 従来の光ファイバケーブルの例を示す断面図である。
符号の説明
5 光ファイバテープ心線
7,12 光ファイバ心線
13,17,22,23,24,25,26,27 サブユニットテープ
15,16,18,19,20,21 サブユニット識別用マーク
28,29 テープ心線識別用マーク

Claims (6)

  1. 複数の光ファイバ心線を横一列に配置し、一括被覆を施したサブユニットテープを複数枚横に並べて、さらに被覆を施して一体化した光ファイバテープ心線であって、
    前記光ファイバテープ心線表面にはサブユニット識別用マークが表示されており、
    前記サブユニット識別用マークは、前記光ファイバテープ心線を前記サブユニットテープに分割した場合に、前記サブユニットテープ間の識別を可能にする識別模様として、前記光ファイバテープ心線表面の前記サブユニットテープに対応する領域に分割して表示されることを特徴とする光ファイバテープ心線。
  2. 請求項1に記載の光ファイバテープ心線であって、
    前記識別模様は、前記サブユニットテープ毎に異なる個数のドット形状あるいは異なる本数の線形状であることを特徴とする光ファイバテープ心線。
  3. 請求項1に記載の光ファイバテープ心線であって、
    前記識別模様は、前記サブユニットテープ毎に異なる数の辺数あるいは異なる数の角数を有する幾何学模様であることを特徴とする光ファイバテープ心線。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の光ファイバテープ心線であって、
    前記光ファイバテープ心線表面に前記光ファイバテープ心線間の識別を可能にするテープ心線識別用マークが表示されていることを特徴とする光ファイバテープ心線。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の光ファイバテープ心線であって、
    前記光ファイバテープ心線には前記光ファイバテープ心線毎に異なるトレーサ色が設定されており、前記光ファイバテープ心線を構成する複数の前記サブユニットテープの各最端部に位置する前記光ファイバ心線が前記トレーサ色を有することを特徴とする光ファイバテープ心線。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の光ファイバテープ心線を有することを特徴とする多心光ケーブル。
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