JPH08220397A - 素線の着色でテープ番号を付した複合光ファイバテープ - Google Patents

素線の着色でテープ番号を付した複合光ファイバテープ

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JPH08220397A
JPH08220397A JP7046663A JP4666395A JPH08220397A JP H08220397 A JPH08220397 A JP H08220397A JP 7046663 A JP7046663 A JP 7046663A JP 4666395 A JP4666395 A JP 4666395A JP H08220397 A JPH08220397 A JP H08220397A
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tape
unit
peach
color
tapes
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JP7046663A
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Kazunaga Kobayashi
林 和 永 小
Shinji Araki
木 真 治 荒
Hideyuki Iwata
田 秀 行 岩
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Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4479Manufacturing methods of optical cables
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
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    • G02B6/4401Optical cables
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    • G02B6/4408Groove structures in support members to decrease or harmonise transmission losses in ribbon cables

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Abstract

(57)【要約】 【目的】高密度ケーブルを構成する複合テープについ
て、その複合テープの番号を表示するとともに、多数の
単位テープのテープ番号を、分岐する各ユニット毎に表
示できるようにその表示の仕方を工夫することを目的と
する。 【構成】複合テープを構成する各単位テープの左端の一
番素線の被覆を青、黄、緑、赤、紫等からなる一組の特
定色の内の一つで着色し、各単位テープの他の素線の一
つの被覆を前記色以外の他の色で着色し、上記一番素線
の着色の色分け及び/又は上記他の色で着色した素線の
位置によりテープ番号を表示し、テープ化被覆及び複合
テープ化被覆を無着色UV硬化樹脂とし、各単位テープ
左端の一番素線の色分け色数をa、単位テープの素線数
をnとして、単位テープ左端の特定色と上記他の色によ
って着色した素線の位置とにより最大a×n個の単位テ
ープにテープ番号を表示した素線の着色でテープ番号を
付した複合光ファイバテープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば2つの4心テー
プを横に並べて被覆して多心化し、一方の平面に識別符
号を表示した複合光ファイバテープに関するものであ
り、識別記号の表示を簡単、容易にするとともに、2種
類の着色素線を使って左右表示と多数番の単位テープの
番号表示とを可能にし、互いに接続すべき両単位テープ
の一致性を溶着接続機によって自動的に確認することが
できるものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ等の素線の紡糸、素線被覆、
素線被覆の硬化処理、テープ化、テープ化被覆の硬化処
理等の一連の処理が一連の製造ラインでなされ、この製
造ライン末端の巻取装置によって完成品となったテープ
が巻き取られるが、被覆装置の後方に配置された印字装
置によってテープの被覆表面に識別記号(例えば1番ユ
ニットの3番テープを意味する「1−3」等)の印字が
一定の間隔で施される(図3参照)。この印字は一定の
速度で流れるテープに対して一定の時間間隔で間欠的に
印字を施すことによって行われる。そして、上記の印刷
はインクドット方式、ジェット噴射方式が一般的である
が、いずれの場合も多数のドット(点)で文字、記号を
表示するものであり、文字、記号の下から上へ、あるい
は上から下へ印字される。この印字速度は早く一瞬の内
に一つの文字、記号の印字がなされるが、テープの速度
が高速であるので例えば「1−3」と印字すると図3の
ように文字が歪み、印字斑を生じる。テープの速度が高
速であるために印字文字、記号の歪み、印字斑を生じる
のであるからテープの速度を落せば印字の歪みは防止で
きるが、印刷装置は上記のとおりテープ製造ライン上に
配置されているのであるから、テープの速度を落せば製
造ラインの生産性を著しく低下させることになる。しか
し印刷の都合でテープ製造ラインのテープの速度を落す
ことは到底できない。また、製造ラインの能力からすれ
ばテープの速度を極めて高速にすることが可能であって
も、テープの速度が余りにも高速であるため印刷状態が
実用に耐え得ない場合は印刷状態が実用に耐え得る限度
まで速度を落さざるを得ない。また、印字によらない方
法の一つとしてテープ化被覆を着色して、その色分けに
よってテープ番号を色分けによって表示することが知ら
れているが、表示が番号を直接表示するものではないの
で、これによって表示し、識別できる情報が限られるこ
と、テープの両側の左右の識別できないことがこのもの
の難点の一つである。上記の印字による表示はテープを
着色して色分けすることによる表示に比して多数の異な
る情報を表示できること、また色分表示に比して表示の
ためのコストが低いことが大きな利点であるが、テープ
の高速化に伴う上記の問題の外、テープの細線化が進む
に連れてテープ表面に印字された文字記号が益々小さく
なり、上記の文字記号の歪みと相まって、文字記号を正
確に読み取ることが益々困難になりつつある。以上の問
題は上記の表示を文字記号による表示として、文字記号
によってユニット番号、テープ番号を読み取り、それに
よって互いに接続すべきテープを一致させていることか
ら生じる問題である。したがって、文字記号による表示
を採用する限り、この問題を根本的に解決することはで
きず、また文字の形が一定しないので、その読み取り、
確認は人間による外はなく、機械的に読み取り、確認し
て互いに接続すべきテープの一致性を最終的にチェック
するということはできない。また、これらの表示手段で
はテープの左右を表示する機能がないので、その識別が
困難であり、このためにテープは裏返しになったとき等
に左右を間違えて接続ミスを生じるという問題がある。
以上の従来技術の問題を解消するものとして、表示にテ
ープの左右を表示する機能を持たせるために、2種類の
着色によって左右を表示するとともに多数のテープ番号
の表示を可能とするもので、そのためにテープの左端の
一番素線の被覆を特定の色で着色し、他の素線の幾つか
の被覆を前記色以外の他の色で着色することが考案され
た(ただし公知ではない。以下これを「従来技術」とい
う)。このものは例えば従来慣用の4心テープについて
は十分その効果を生じ、実用上の効果は大きい。最近
は、通信ケーブルの高密度化を図るために、例えば4心
テープを一つの単位とし(以下これを「単位テープ」と
いう)。これを2〜3つ横に並べてさらに被覆して8
心、12心の複合した多心テープ(以下これを「複合テ
ープ」ともいう)を形成し、これを一つのスロットに5
本、10本と積層することが行われようとしている。こ
の複合テープによる高密度ケーブルが通信線の途中で多
数の通信ケーブルに分岐され、これがさらに分岐されて
各通信端末機に配線されることになる。このとき、例え
ば8心の複合テープ10本を一つのスロットに積層した
ものは、上記の表示は複合テープのユニット内の複合テ
ープの番号を表示するものでなければならないのは当然
であるが、これが単位テープ(例えば4心テープ)を1
0本または5本を1ユニットとして2つまたは4つに分
岐されると、この単位テープ、10本または5本を積層
したユニットについて、各ユニット毎にテープ番号が表
示されるものであることが求められる。すなわち、一つ
の表示が8心の複合テープのテープ番号を表示するもの
であるとともに、分岐後の4心の単位テープの番号を表
示するものでなければならない。したがって、この場合
は8心の複合テープ10本は、4心の単位テープ、5本
一組の4つのユニットの計20本のテープから構成され
るものであるから、4心の単位テープについては2つの
ユニットまたは4つのユニットの20本のテープ番号を
表示でき、同じ表示が8心の複合テープ10本のテープ
番号を表示できるものでなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の高密
度ケーブルを構成する複合テープについて、その複合テ
ープの番号を表示するとともに、多数の単位テープのテ
ープ番号を、分岐する各ユニット毎に表示できるように
その表示の仕方を工夫することをその課題とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のために講
じた手段は、2以上の単位テープからなる複合テープを
前提として、次の要素(イ)〜(ニ)によって構成され
るものである。 (イ)複合テープを構成する各単位テープの左端の一番
素線の被覆を青、黄、緑、赤、紫等からなる一組の特定
色のうちの一つで着色し、各単位テープの他の素線の一
つの被覆を前記特定色以外の他の色で着色したこと、
(ロ)上記一番素線の着色の色分けおよび/または上記
の他の色で着色した素線の位置によってテープ番号を表
示したこと、(ハ)テープ化被覆および複合テープ化被
覆を無着色あるいは上記特定色以外で、かつ上記他の色
以外の色のUV硬化樹脂としたこと、(ニ)上記の各単
位テープ左端の一番素線の色分け色数をa、単位テープ
の素線数をnとするとき、単位テープ左端の特定色と上
記他の色によって着色した素線の位置とによって、最大
a×n個の単位テープにテープ番号を表示したこと。な
お、上記の「テープ番号」は複合テープのテープ番号、
単位テープのテープ番号の両方を意味する。
【0005】
【作 用】表示記号は素線被覆を着色した表示であるか
ら、無着色あるいは上記特定色以外で、かつ上記他の色
以外の色のUV硬化樹脂を通して、識別表示が平行な複
数の着色平行棒として表面に透けて表示される。したが
って、製造工程におけるテープ速度がどんなに高速であ
ってもその表示が乱れることはなく、その表示は一定の
明確な形でなされる。(なお、上記特定色以外で、かつ
上記他の色以外の色のUV硬化樹脂によるテープ化被覆
でも、その被覆厚さが薄いので着色平行棒による識別表
示が上記のように表面に透けて見える)。そして、上記
の青、黄、緑、赤、紫の着色が複合テープの左端、各単
位テープの左端を表す。そして、上記特定色以外の色で
着色された素線の位置によってテープ番号を表示するこ
とができる。この特定色の順番にそれぞれ1番、2番、
3番、4番、5番の順位を意味付けておくことによっ
て、複合テープの左端の単位テープの表示により、また
はこの特定色の順位と他の色で着色した素線の位置によ
り、あるいは両者の組み合わせにより、複合テープのテ
ープ番号を表示することができる。また、例えば、単位
テープが4心テープの場合、被覆を青で着色した一番素
線について他の色で着色した素線の位置によって3通
り、一番素線以外を全て無着色とした1通りとによって
4通りのテープ番号を表示できるので、青、黄、緑、
赤、紫の5色の色分けとの組み合わせによって最大20
通りのテープ番号を表示できる。したがって、4心の単
位テープ2つを組み合わせた8心の複合テープを10本
積層するとき、単位テープは20本であるから、全ての
単位テープに異なる表示を施してそのテープ番号を付す
ことができる。さらに、8心の複合テープ10本を積層
した光ファイバケーブルから4心テープ5本のユニット
を分岐するときは、青、黄、緑、赤、紫の色の順番を基
準に4つのブロックに分解することができ、分解して後
の4心テープの集合体(ユニット)内ではその左端の一
番素線の青、黄、緑、赤、紫の色によってその左右を表
示し、その特定色の順番、あるいは上記の他の色で着色
した素線の位置との組み合わせ等によってそのテープ番
号を表示することができる。以上のことから、一番線の
被覆の色数をa(例えば5色)とし、単位テープの素線
数をn(例えば4心)とするとき、a×n(20)本の
単位テープに番号を付与することが可能であり、したが
って、複合テープについては最大a×n本まで単位テー
プにそのテープ番号を付与することが可能である。な
お、上記の「他の色」は色分け表示のための色の選択で
あるから、黒、桃色等の中間色をも含むものである。し
たがって、他の色としては黒、桃色等の中間色をも使う
ことができる。
【0006】
【実 施 例】次いで、実施例を図1〜図2を参照しつ
つ説明する。光ファイバテープ1は、例えばスロット型
ケーブルの場合、図1に示すようにコア2に設けた多数
のスロット3に多数積層されて実装される。各スロット
3に実装されたテープ群毎に1番ユニット、2番ユニッ
トと呼称され、各ユニットに実装されたテープが例えば
上から順に1番テープ、2番テープと呼称され、これに
よって3番ユニットの最上層のテープが3番ユニットの
1番テープと呼称され、この呼称と各テープの表面に表
示された表示とが一致している。各テープ1は多数の光
ファイバ素線を有し、その表面を上にしたときの左端の
光ファイバ素線がA、右端の光ファイバ素線がHであ
る。テープを接続するときは、光ファイバ素線Aは他の
テープの光ファイバ素線Aと接続されなければならな
い。表裏を反対に接続すると光ファイバ素線Aが他のテ
ープの光ファイバ素線Hと接続されることになる。この
実施例は、素線a〜dの4つの素線をテープ化した4心
テープ1a(単位テープ)と1b(単位テープ)とを合
わせてテープ化した8心の複合テープであるから、各テ
ープにはa,b,c,d,a,b,c,dの4本の素線
が横一列に配列されている。また、図2には1番ユニッ
トに内装された10本の8心の複合テープが積層された
状態が示されているが、その全ての複合テープ(1番テ
ープ〜10番テープ)の左端の1番素線(左側の単位テ
ープ1aの左端の素線)と5番目の(右側の単位テープ
1bの左端の素線)の被覆は青、黄、緑、赤、紫の色の
順番で着色されており、単位テープ1a、1bの他の3
本の素線のいずれかが桃色で着色されている。ただし積
層された10本の8心の複合テープのうち6番目〜10
番目のものの単位テープ1bの他の3本の素線は全て着
色されていない。これによって8心の複合テープ10本
からなるユニットの全ての単位テープに異なる記号が2
本の棒線によって表示される。以上の配置を表示すると
次の通りである。 青 桃 O O 青 O O 桃 黄 桃 O O 黄 O O 桃 緑 桃 O O 緑 O O 桃 赤 桃 O O 赤 O O 桃 紫 桃 O O 紫 O O 桃 青 O 桃 O 青 O O O 黄 O 桃 O 黄 O O O 緑 O 桃 O 緑 O O O 赤 O 桃 O 赤 O O O 紫 O 桃 O 紫 O O O これによって、左側の単位テープ1aの左端の色の順と
桃色の位置との組合せによって8心の複合テープの番号
が表示されるとともに、左端の素線を表示することにな
る。これを4心テープ10本に2分割すると、各ユニッ
トのテープの積層状態は次の通りである。 青 桃 O O 青 O O 桃 黄 桃 O O 黄 O O 桃 緑 桃 O O 緑 O O 桃 赤 桃 O O 赤 O O 桃 紫 桃 O O 紫 O O 桃 青 O 桃 O 青 O O O 黄 O 桃 O 黄 O O O 緑 O 桃 O 緑 O O O 赤 O 桃 O 赤 O O O 紫 O 桃 O 紫 O O O 分割した4心テープ10本の積層状態の左端の色の順と
桃色の位置との組み合わせによって4心テープのテープ
番号か表示されるとともに、左端の素線を表示すること
になる。また、4心テープ5本を一組として4分割する
場合の各ユニットのテープの積層状態は次の通りであ
る。 青 桃 O O 青 O O 桃 黄 桃 O O 黄 O O 桃 緑 桃 O O 緑 O O 桃 赤 桃 O O 赤 O O 桃 紫 桃 O O 紫 O O 桃 青 O 桃 O 青 O O O 黄 O 桃 O 黄 O O O 緑 O 桃 O 緑 O O O 赤 O 桃 O 赤 O O O 紫 O 桃 O 紫 O O O 分割した4心テープ5本の積層状態の左端の着色の順に
よって4心テープの番号が表示されるとともに左端の素
線を表示し、さらに各ユニットの桃に着色した素線の位
置および桃に着色した素線がないことが各ユニットのユ
ニット番号を表すことになる。以上は、積層した8心テ
ープ10本を縦横に十字状に分割して4心テープ5本の
ユニットにして4つに分岐することを前提とし、上から
下に1番、2番と番号を表示する場合であるが、複合テ
ープを上から順に分離して、4心テープ5本を取り出し
て分岐することを前提する場合は、その配置を次の通り
とすることができる。 青 桃 O O 黄 桃 O O 緑 桃 O O 赤 桃 O O 紫 桃 O O 青 O 桃 O 黄 O 桃 O 緑 O 桃 O 赤 O 桃 O 紫 O 桃 O 青 O O 桃 黄 O O 桃 緑 O O 桃 赤 O O 桃 紫 O O 桃 青 O O O 黄 O O O 緑 O O O 赤 O O O 紫 O O O この場合は、8心の複合テープの積層順番は青、黄、
緑、赤、紫の順番にはならず、その順位と桃の位置との
組み合わせによって1番、2番、3番、4番、・・・・
・・10番を表すことになる。そして、上から順に4心
テープ5本を分離させて、4つのユニットにして分岐す
るときの各ユニットにおける4心テープ5本の組み合わ
せは次の通りになる。 この場合も、各ユニットにおいては青、黄、緑、赤、紫
の順に積層されるので、分割した4心テープ5本の積層
状態の左端の着色の順によって4心テープの番号が表示
されるとともに左端の素線を表示し、さらに各ユニット
の桃に着色した素線の位置および桃に着色した素線がな
いことがユニット番号を表すことになる。さらに、積層
した8心の複合テープ8本を複合テープにおける1ユニ
ットとし、これを縦横に十字状に分割して4心テープ4
本の4つのユニットに分岐することを前提とする場合、
その配置を次の通りにすることができる。 青 桃 O O 緑 桃 O O 青 O 桃 O 緑 O 桃 O 青 O O 桃 緑 O O 桃 青 O O O 緑 O O O 黄 桃 O O 赤 桃 O O 黄 O 桃 O 赤 O 桃 O 黄 O O 桃 赤 O O 桃 黄 O O O 赤 O O O これを、4心テープ4本づつ、4分割する場合の各ユニ
ットのテープの積層状態は次の通りである。 青 桃 O O 緑 桃 O O 青 O 桃 O 緑 O 桃 O 青 O O 桃 緑 O O 桃 青 O O O 緑 O O O 黄 桃 O O 赤 桃 O O 黄 O 桃 O 赤 O 桃 O 黄 O O 桃 赤 O O 桃 黄 O O O 赤 O O O 分割した4心テープ4本の各ユニットの積層状態の左端
の着色の順によって、そのユニット番号が表示されると
ともに左端の素線を表示し、さらに各ユニットの桃に着
色した素線の位置および桃に着色した素線がないことが
各ユニットにおけるテープ番号を表すことになる。さら
に、積層した8心の複合テープ8本を上から順に分離し
て分割し、これを4心テープ4本のユニットにして4つ
に分岐することを前提とする場合の配置は次の通りにす
ることができる。 青 桃 O O 黄 桃 O O 緑 桃 O O 赤 桃 O O 青 O 桃 O 黄 O 桃 O 緑 O 桃 O 赤 O 桃 O 青 O O 桃 黄 O O 桃 緑 O O 桃 赤 O O 桃 青 O O O 黄 O O O 緑 O O O 赤 O O O この場合は、8心の複合テープ8本の積層順番は青、
黄、緑、赤、紫の順番にはならず、左側の4心テープの
左端の青、緑の色の順番と桃に着色された素線の位置と
の組み合わせによって1番〜8番の順番を表すことにな
る。そして、複合テープを上から順に分離して、4心テ
ープ4本を1ユニットにして4つに分岐するときの各ユ
ニットの4心テープ4本の組み合わせは次の通りにな
る。 青 桃 O O 黄 桃 O O 緑 桃 O O 赤 桃 O O 青 O 桃 O 黄 O 桃 O 緑 O 桃 O 赤 O 桃 O 青 O O 桃 黄 O O 桃 緑 O O 桃 赤 O O 桃 青 O O O 黄 O O O 緑 O O O 赤 O O O この場合も、各ユニットにおいては青、黄、緑、赤の順
に積層されるので、分割した4心テープ4本の積層状態
の左端の着色の順によって4心テープの番号が表示され
るとともに左端の素線を表示し、さらに各ユニットの桃
に着色した素線の位置および桃に着色した素線がないこ
とがユニット番号を表すことになる。以上、単位テープ
を4心テープとするときの種々の分岐を前提とする8心
の複合テープの積層状態、表示の形態を説明したが、単
位テープの素線数が5、6となる場合は、左端の素線を
着色する色数を6、7と増加させれば上記と同様に配置
することができ、また、複合テープをどの様な順番で分
岐させるかによって、その複合テープの積層の仕方を工
夫すればよい。
【0007】
【効 果】前記の本発明の課題を解決した発明は公知で
はない。したがって、前記課題を解決して従来技術にお
ける前記の問題を解消したこと自体が本発明特有の効果
である。すなわち、光ファイバテープ心線のファイバ素
線のうちの左端の素線と任意の他の素線の一つを着色し
て、2種類の色の棒線をテープの長手方向に添ってテー
プ表面に表示して複数の棒線の組み合わせによって、多
心複合テープの左端、およびそのテープ番号と、各単位
テープに分岐したときの左端、およびそのテープ番号、
各ユニットに分岐したときのユニット番号を表示するこ
とができ、単位テープの素線数nの大小に関わらず、ま
た、多心複合テープ1本に含まれる単位テープの数の大
小に関わらず、多数の複合テープをスロットに積層した
1ユニットに含まれる全ての単位テープに、そのテープ
番号を表示することができるので、如何に複合テープの
多心化が進み、その1ユニットの高密度化が進んでも複
合テープの1ユニット内での単位テープの識別は、素線
被覆の着色による2本の棒線とその色分けによって可能
である。また、この2本の着色した棒線によって分岐後
のユニット番号、テープ番号等の情報を光ファイバテー
プの表面に表示するものであるから、その製造工程にお
けるテープ速度の大小に関わりなく、一定の記号を正確
に表すことができ、表示が歪んだり、崩れたりすること
はない。さらに、幅2mm程度のテープの表面に表示さ
れたテープ番号であるが、これを接続機に設けた自動読
取機によって読み取り、互いに接続されるテープの一致
性を機械的にチェックすることができるので、互いに接
続されたテープの一致性を確実に保証することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合多心テープによるスロット型ケーブルの断
面図である。
【図2】図1の一部拡大図である。
【図3】従来例の平面図である。
【符号の説明】
1・・・光ファイバテープ 1a、1b・・・単位テープ 2・・・コア 3・・・スロット A・・・左端の光ファイバ素線 H・・・右端の光ファイバ素線 a、b、c、d・・・素線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩 田 秀 行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ心線をUV硬化樹脂で被覆して
    光ファイバ素線とし、多数の光ファイバ素線を横に配列
    した状態でUV硬化樹脂で被覆してテープ化した、4心
    テープ等の単位テープを、複数横に並べてUV硬化樹脂
    で被覆した複合光ファイバテープ(以下、「複合テー
    プ」ともいう)において、 複合テープを構成する各単位テープの左端の一番素線の
    被覆を青、黄、緑、赤、紫等からなる一組の特定色のう
    ちの一つで着色し、各単位テープの他の素線の一つの被
    覆を前記特定色以外の他の色で着色し、 上記一番素線の着色の色分けおよび/または上記の他の
    色で着色した素線の位置によってテープ番号を表示し、 テープ化被覆および複合テープ化被覆を無着色あるいは
    上記特定色以外で、かつ上記他の色以外の色のUV硬化
    樹脂として、上記左端の一番素線の色分け色数をa、単
    位テープの素線数をnとするとき、単位テープ左端の特
    定色と上記他の色によって着色した素線の位置とによっ
    て、最大a×n個の単位テープにテープ番号を表示し
    た、素線の着色でテープ番号を付した複合光ファイバテ
    ープ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の素線の着色でテープ番号を
    付した複合テープをケーブルコアのスロットに多数積層
    した高密度光ファイバケーブル。
  3. 【請求項3】上記単位テープを4心テープとし、左端の
    特定色数を青、黄、緑、赤、紫の5つとし、20本の単
    位4心テープにテープ番号を表示した請求項1記載の素
    線の着色でテープ番号を付した複合光ファイバテープ。
JP7046663A 1995-02-13 1995-02-13 素線の着色でテープ番号を付した複合光ファイバテープ Pending JPH08220397A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010286735A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバケーブル及びその心線識別方法
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