JP2001033670A - 光ケーブル - Google Patents

光ケーブル

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JP2001033670A
JP2001033670A JP11204177A JP20417799A JP2001033670A JP 2001033670 A JP2001033670 A JP 2001033670A JP 11204177 A JP11204177 A JP 11204177A JP 20417799 A JP20417799 A JP 20417799A JP 2001033670 A JP2001033670 A JP 2001033670A
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jacket
cord
optical fiber
modulus
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Takafumi Imayama
貴文 今山
Masayoshi Yamano
雅義 山野
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4429Means specially adapted for strengthening or protecting the cables
    • G02B6/443Protective covering
    • G02B6/4431Protective covering with provision in the protective covering, e.g. weak line, for gaining access to one or more fibres, e.g. for branching or tapping
    • GPHYSICS
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    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 平型光ケーブルの端部の光ファイバコードを
損傷することなく容易に取出すことができるようにし
て、平型光ケーブルの端末処理作業を効率化する。 【解決手段】 光ファイバ1の外方にコード外被3を被
覆した光ファイバコード10を平面上に並列した上に、
ケーブル外被4を直接被覆して一体化した平型光ケーブ
ル20であって、ケーブル外被4を構成する被覆材料の
ヤング率が前記コード外被3を構成する被覆材料のヤン
グ率よりも小さい。特にコード外被3を構成する被覆材
料のヤング率が9kg/mm2乃至15kg/mm2で、
かつケーブル外被4を構成する被覆材料のヤング率が4
kg/mm2乃至9kg/mm2 範囲が好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバコード
を並列した上にプラスチック被覆層を被覆して一体化し
た、特にその端末処理の容易な平型光ケーブルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に例示する横断面構造を有す
る平型光ケーブルは主に屋内用の配線に使用され、機器
に接続するコネクタを端末に取付けたり、他の光ケーブ
ルに接続等する際に、端部の外部被覆(以下、ケーブル
外被という。)を一部除去して中の光ファイバコード取
出すための口出し作業が必要となる。
【0003】具体的に、この口出し作業においては、ま
ず平型光ケーブルの端部の内部の各光ファイバコードに
沿ってそのケーブル外被の上から10mm程度の長さの
部分に対しニッパで切込みを入れ、切り離された外被の
各片を指先でつまんで相互に反対方向に引張り所定の長
さに引裂き内部の光ファイバコードを露出させる。因み
に、この端部の光ファイバコードを露出させる口出しを
した後に、切り裂いた部分のケーブル外被を除去し、コ
ネクタを取付け光学機器や他の光ケーブル等に接続す
る。
【0004】平型光ケーブルの端部について口出しをし
た状態を図1、図3に例示する。図1はコード外被が損
傷を受けることなく取出すことができた好ましい例であ
り、図3はケーブル外被とともにコード外被も引裂かれ
内部の光ファイバが露出した好ましくない例を示す。
【0005】因みに、この平型光ケーブルは、1本乃至
5本程度の光ファイバコードを含み、主に屋内で使用さ
れ、壁面や床面に沿った布設、配線作業を容易とするた
めにその横断面が平板状に形成される。内部に含む光フ
ァイバコードは、光ファイバ心線又は光ファイバ素線1
の上にアラミドからなる繊維層(例えば、商品名ケブラ
ー)2を縦添えし、最外層3としてポリエチレン又はポ
リ塩化ビニルなどのプラスチックを被覆したものであ
る。
【0006】平型光ケーブルの一般技術水準を示す文献
として特開平8−262284号公報があり、コード外
被の硬度をショアD40乃至ショアD60としケーブル
外被の硬度をショアD20乃至ショアD35として光ケ
ーブル全体の可撓性を確保しながら光ファイバコードの
強靭さを確保できる旨を開示する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
この平型光ケーブルの口出しの際に、図3に例示するよ
うにケーブル外被とともに光ファイバコードの外部被覆
(以下、コード外被という。)まで引裂かれて光ファイ
バコードが損傷を受ける場合がある。
【0008】このような損傷が生ずると、口出し作業の
やり直しを要し作業の効率が低下し布設期間が長くな
り、布設工費が増加する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を克服するため
に本発明は、光ファイバの外方にコード外被を被覆した
光ファイバコードを平面上に並列した上に、直接ケーブ
ル外被を押出し被覆して一体化したケーブルであって、
前記ケーブル外被を構成する被覆材料のヤング率が前記
コード外被を構成する被覆材料のヤング率よりも小さい
平型光ケーブルである。
【0010】これは、コード外被とケーブル外被の強度
特性をこのように選択すると、口出し作業の際に端部の
ケーブル外被を引張ったときに、ヤング率の高いコード
外被が伸びにくいので、ケーブル外被がコード外被から
剥がれて分離しやすくなるからである。
【0011】たとえ、ケーブル外被がコード外被と一部
で融着している箇所があっても、その場所ではケーブル
外被の方が大きく伸びて破壊してコード外被から分離す
るので、光ファイバコードのコード外被が変形したり損
傷したりすることがないからである。
【0012】本発明は、前記コード外被を構成する被覆
材料のヤング率が9kg/mm2乃至15kg/mm
2で、かつ前記ケーブル外被のそれが4kg/mm2乃至
9kg/mm2である平型光ケーブルの範囲が特に好適
である。
【0013】また、本発明は、前記ケーブル外被の押出
し被覆温度が、前記コード外被の押出し被覆温度よりも
10度以上低い平型光ケーブルである。これは、コード
外被とケーブル外被の各プラスチック材料の押出し被覆
温度特性としてこのような関係を有する材料の組み合せ
を選択すると、光ファイバコードのコード外被の上にケ
ーブル外被を押出し被覆する際、前者よりも低い温度で
押出し成型被覆することができるので、コード外被とケ
ーブル外被との融着が起こりがたくなるからである。
【0014】尚、押出し温度は本来かなり広い温度幅を
有するものであるが、本発明ではコード外被とケーブル
外被の各プラスチック材料について最も好適な押出し温
度を特定するものとして、後述のメルトフロー試験によ
り得られる温度をもって押出し温度と定義し、この温度
で押出し被覆を行なう。
【0015】また、本発明は、前記コード外被のショア
D硬度が前記ケーブル外被のショアD硬度よりも高く、
かつ前記ケーブル外被のショアD硬度が40度乃至60
度である平型光ケーブルである。
【0016】硬さと表面の平滑さとは本質的に異なる概
念であるが、プラスチック材料の場合、通常硬さが高く
なると押出し成型した表面の凹凸が緻密かつ平滑になる
ので、コード外被の被覆材料として硬度の高いプラスチ
ック材料を選択するとその表面が平滑になり、ケーブル
外被を押出し被覆する際にコード外被の表面に凹凸があ
ったとしてもその凹部が小さく溶融樹脂が入り込み難く
なり、それだけコード外被とケーブル外被との間の接着
が困難となり口出しの際に分離しやすくなるからであ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図1、図2及び表1に基づ
いて本発明の実施の形態を説明する。なお、同じ部位に
は同じ番号を付して重複する説明を省略する。
【0018】(光ケーブルの構造)本発明の実施の形態
の対象とする平型光ケーブルの横断面構造を図2に例示
する。20は、平型光ケーブルである。この平型光ケー
ブル20は、通常2本乃至5本程度の光ファイバコード
10を平面上に並列した上にプラスチックを横断面が幅
3mm乃至15mm、厚さ2mm乃至5mm程度の平板
状になるように押出し被覆して製造される。但し、光フ
ァイバコード10が1本からなる平型光ケーブル20で
あっても本発明を実施することは可能である。
【0019】光ファイバコード10は、光ファイバ心線
又は光ファイバ素線1の上にアラミドからなる繊維層
(例えば、商品名ケブラー)2を縦添えし、ポリエチレ
ン又はポリ塩化ビニルなどのプラスチックを外径が1.
5mm乃至3mmになるように被覆したものである。
【0020】図2に例示する平型光ケーブル20におい
ては、抗張力線を含まないが、外径0.2mm乃至0.
5mm程度の鋼線を含む構造の平型光ケーブルであって
も、本発明の効果を奏することができる。コード外被と
ケーブル外被の各プラスチック材料は、低密度ポリエチ
レン、ポリ塩化ビニルなどのプラスチックを使用するこ
とができる。難燃材、可塑剤などの配合剤を含むもので
あっても良い。
【0021】(コード外被とケーブル外被との関係)本
発明の平型光ケーブルは、前記理由によりケーブル外被
に使用するプラスチック材料のヤング率がコード外被の
それのヤング率よりも低いことが必要である。これらプ
ラスチック材料のヤング率の絶対値については、取扱い
の容易さなどの観点から後述の実施例で説明するよう
に、特にコード外被を構成する材料のヤング率が9kg
/mm2乃至15kg/mm2で、かつケーブル外被を構
成する材料のヤング率が4kg/mm2乃至9kg/m
2 の範囲が好適である。
【0022】また、本発明の平型光ケーブルは、前記理
由によりケーブル外被の押出し被覆温度がコード外被の
それよりも低くなるようなプラスチック材料の組み合わ
せを選択すると一層好適である。
【0023】また、本発明の平型光ケーブルは、前記理
由によりコード外被の硬度がケーブル外被のそれよりも
高く、かつケーブル外被の硬度がショアD硬度で40度
以上60度以下となるようなプラスチック材料の組み合
わせを選択すると一層好適である。ケーブル外被の硬度
がショアD硬度で40度乃至60度の範囲が特に好適で
あるのは、ケーブル外被の硬度がこの範囲にあると、ケ
ーブル全体の柔軟さが適度なものとなって平型光ケーブ
ルの布設作業において取扱いやすくなるからである。
【0024】
【実施例】(平型光ケーブルの製造)本実施例の対象と
する平型光ケーブルは、図2に例示する横断面構造を有
し、外径1.5mmの光ファイバコード10の3本を平
面上に平行に並べた上に、低密度ポリエチレンを幅7.
8mm、厚さが2.6mmになるように被覆して製造さ
れる。
【0025】光ファイバコード10は、光ファイバ心線
1の上にケブラーからなる繊維層2を縦添えし、更にそ
の上に低密度ポリエチレンを被覆して外径1.5mmと
なるように製造する。
【0026】(平型光ケーブルの口出し試験)コード外
被3とケーブル外被4に使用する各プラスチック材料に
ついて、ヤング率と押出し被覆温度の異なる低密度ポリ
エチレンの組み合わせを種々変えて前記サイズの平型光
ケーブル20を製造する。
【0027】製造した各平型光ケーブル20について、
その端末の光ファイバコード10を露出させる口出しを
行なう。以下、この口出し作業により平型光ケーブル2
0の端末の光ファイバコード10を損傷させることなく
露出させ容易に取出すことができるか否かを調べる試験
を口出し試験という。
【0028】口出し試験後の平型光ケーブル20の端末
の状態を図1に例示する。本図は前記のように光ファイ
バコード10のコード外被3は全く損傷を受けておら
ず、良好に光ファイバコード10の口出しが行われた状
態を示す。
【0029】因みに、従来の平型光ケーブル20を口出
しした場合において、ケーブル外被4がコード外被3と
分離することができず、コード外被3までもが引裂か
れ、内部の光ファイバ心線1と繊維層2がばらけた状態
を図3に例示する。
【0030】製造した各平型光ケーブル20について、
口出し試験をおこない、コード外被3とケーブル外被4
のヤング率及びその押出し被覆温度の組合せと口出しの
容易さとの関係を明らかにした。口出し試験条件を表1
に、口出し試験結果を表2に示す。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】表1の実施例1乃至実施例4は、コード外
被3を構成する低密度ポリエチレンに対しケーブル外被
4を構成する低密度ポリエチレンのヤング率が小さくか
つ押出し被覆温度が低くなるように、被覆材料の組み合
わせを選択して平型光ケーブル20を製造したケースで
ある。口出し試験は、製造した各平型光ケーブル20に
ついて5回行なった。
【0034】即ち、実施例1は、コード外被3のヤング
率が9kg/m2、ケーブル外被4のそれが4kg/
2、前者の押出し被覆温度が190℃、後者のそれが
170℃である低密度ポリエチレンを選択して平型光ケ
ーブル20を製造したケースである。この場合、口出し
試験を行なった5回の全ケースについて、コード外被3
が損傷を受けることなくケーブル外被4を除去し容易に
光ファイバコード10を取出すことができた。
【0035】実施例2は、実施例1に対して、コード外
被3のヤング率が実施例1の9kg/m2 よりも大きく
15kg/m2 で、押出し被覆温度が190℃よりも高
い200℃の低密度ポリエチレン材料を、ケーブル外被
4のヤング率が実施例1の4kg/m2 よりも大きく9
kg/m2 で、押出し被覆温度が170℃よりも高い1
80℃の低密度ポリエチレン材料を選択し、その他は同
じ条件で平型光ケーブル20を製造したケースである。
実施例1と同様に、5回とも光ファイバコード10が損
傷することなく容易に口出しを行なうことができた。
【0036】実施例3は、実施例1に対して、コード外
被3のヤング率が実施例1の9kg/m2 より大きい1
2kg/m2 、押出し被覆温度が190℃よりも高い2
00℃の低密度ポリエチレン材料を、ケーブル外被4の
ヤング率が実施例1の4kg/m2 より大きい9kg/
2 、押出し被覆温度が170℃よりも高い190℃の
低密度ポリエチレン材料を選択し、その他は実施例1と
同じ条件で平型光ケーブル20を製造したケースであ
る。実施例1と同様に、5回とも光ファイバコード10
が損傷することなく容易に口出しを行なうことができ
た。
【0037】実施例4は、実施例1に対してコード外被
3のヤング率が実施例1の9kg/m 2よりも大きい1
0kg/m2 、ケーブル外被4のヤング率が4kg/m
2よりも大きい9kg/m2、押出し被覆温度が実施例1
の170℃よりも高い180℃の低密度ポリエチレン材
料を選択し、その他は実施例1と同じ条件で平型光ケー
ブル20を製造したケースである。実施例1と同様に、
5回とも光ファイバコード10が損傷することなく容易
に口出しを行なうことができた。
【0038】表1の比較例1、比較例2は、コード外被
3を構成する低密度ポリエチレンに対しケーブル外被4
を構成する低密度ポリエチレンのヤング率が大きく、か
つ押出し被覆温度が同じか又は高くなるように、プラス
チック材料を選択して各平型光ケーブル20を製造し、
これらについて行なった口出し試験結果である。
【0039】即ち、比較例1は、コード外被3のヤング
率を8kg/m2 、ケーブル外被4のそれを9kg/m
2とし、同時に、前者の押出し被覆温度を190℃、ケ
ーブル外被4のそれが190℃と同じ押出し温度となる
ように低密度ポリエチレン選択したケースである。この
場合、ケーブル外被4の端部を引裂いて光ファイバコー
ドを取出す際に、5回の口出しの内3回のケースについ
て図3に例示するようにコード外被3も引裂かれ損傷を
受けた。
【0040】比較例2は、コード外被3のヤング率を9
kg/m2 、ケーブル外被4のそれを15kg/m2
し、同時に、前者の押出し被覆温度を190℃、ケーブ
ル外被4のそれが200℃となるように低密度ポリエチ
レン選択したケースである。この場合、ケーブル外被4
の端部を引裂いて光ファイバコードを取出す際に、5回
の口出しの全ケースについて図3に例示するように際に
コード外被3も引裂かれ損傷を受けた。
【0041】(押出し被覆温度の決定)プラスチック被
覆材料の押出し温度として、JIS K7210に基づ
いて試験加重を2.16kgfとし加熱温度を種々変え
てメルトフローレートを測定し、メルトフローレートが
o.15gになる加熱温度を押出し被覆温度とすると、
経験的に良好な押出し被覆層が得られる。本発明では、
このようにして決定した各種低密度ポリエチレンの押出
し被覆温度を使用して前記コード外被3とケーブル外被
4を押出し被覆して前記実施例の各平型光ケーブルを製
造した。
【0042】(ヤング率の測定法)ヤング率は、JIS
K7217に基づいて引張り速度が1mm/分で、
2.5%の伸び率のときの引張り応力を測定して決定し
た。
【0043】前記実施例では、コード外被3とケーブル
外被4のヤング率と押出し被覆温度に注目したが、ケー
ブル外被4に対してコード外被3のショアD硬度を高く
しても平型光ケーブル20の口出しを容易とすることが
できる。特にケーブル外被4のショアD硬度を40度乃
至60度の範囲とすると平型光ケーブルの口出し作業や
布設作業が一層容易となる。
【0044】
【発明の効果】本発明により、平型光ケーブルのケーブ
ル外被を構成する材料のヤング率がコード外被を構成す
る材料のヤング率よりも小さくなるようなプラスチック
材料の組み合わせを選択することにより、口出し作業に
おいて端部のケーブル外被を引裂いた際に、ヤング率の
高いコード外被が伸びにくくなるのでケーブル外被がコ
ード外被から剥がれて分離しやすくなり損傷を受けるこ
とがなく、口出し作業か極めて容易となる。
【0045】また、このようなプラスチック材料の組み
合わせを選択することにより、たとえ、ケーブル外被が
コード外被と一部で融着している箇所があっても、その
場所ではケーブル外被の方が大きく伸びて破壊してコー
ド外被から分離するので、光ファイバコードのコード外
被が損傷することがない。
【0046】また、本発明は、コード外被に対してケー
ブル外被の押出し被覆温度やショアD硬度が低くなるプ
ラスチック材料の組み合わせを選択することにより、口
出し作業を一層容易とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平型光ケーブルについて光ファイバコ
ードの口出しを行なった状態を例示する斜視図である。
【図2】本発明の対象とする平型光ケーブルの構造を例
示する横断面図である。
【図3】従来の平型光ケーブルについて口出しが失敗し
た状態を例示する斜視図である。
【符号の説明】
1:光ファイバ心線 2:ポリイミド繊維 3:コード外被 4:ケーブル外被 10:光ファイバコード 20:平型光ケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの外方にコード外被を被覆し
    た光ファイバコードの上に又はこれらを並列した上に、
    ケーブル外被を直接被覆して一体化したケーブルであっ
    て、前記ケーブル外被を構成する被覆材料のヤング率が
    前記コード外被を構成する被覆材料のヤング率よりも低
    いことを特徴とする平型光ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記コード外被を構成する被覆材料のヤ
    ング率が9kg/mm2乃至15kg/mm2で、かつ前
    記ケーブル外被を構成する被覆材料のヤング率が4kg
    /mm2乃至9kg/mm2であることを特徴とする請求
    項1に記載の平型光ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記ケーブル外被の押出し被覆温度が、
    前記コード外被の押出し被覆温度よりも10℃以上低い
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の平型光ケーブ
    ル。
  4. 【請求項4】 前記ケーブル外被の硬度よりも前記コー
    ド外被の硬度の方が高く、かつ前記ケーブル外被のショ
    アD硬度が40度乃至60度であることを特徴とする請
    求項1乃至3のいづれか1項に記載の平型光ケーブル。
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