JP3315069B2 - 電子機器の放熱構造 - Google Patents

電子機器の放熱構造

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JP3315069B2 JP00319898A JP319898A JP3315069B2 JP 3315069 B2 JP3315069 B2 JP 3315069B2 JP 00319898 A JP00319898 A JP 00319898A JP 319898 A JP319898 A JP 319898A JP 3315069 B2 JP3315069 B2 JP 3315069B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器の箱体
やケースの技術分野に属し、詳しくは、画像表示装置と
回路基板が収納されたケース内の熱を外部に効率良く放
熱する電子機器の放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像表示装置とこの画像表示装置
を制御する回路基板とが所定形状のケースに収納される
電子機器としては、種々のものが開発されている。例え
ば、パーソナルコンピュータ装置が代表的なものである
が、その他、液晶表示テレビ、パチンコ遊戯装置、車載
用のモニタ表示装置などが知られている。
【0003】このような電子機器は、図8及び図9 に
示すパチンコ遊戯装置に搭載される電子機器を例に説明
すると、液晶ディスプレイである画像表示装置104
と、この画像表示装置104を制御する電子素子が配さ
れた回路基板105と、これらを収納するケース101
とを備える。また、これら画像表示装置104及び回路
基板105等をケース101内で固定するために固定部
材106が使用されている。
【0004】上記ケース101は、プラスチック製のケ
ース本体102と鉄製の筐体103とから構成され、ケ
ース本体102側の正面部に画像表示装置104の画面
104aが内側から位置するように取り付けられ、鉄製
の筐体103側に回路基板105が取り付けられてい
る。また、上記固定部材106は、鉄製の枠体であり、
画像表示装置104の周辺部を背面側から固定する一
方、この固定部材106の連結部106a,106b等
を介して回路基板105を所定間隔をおいて固定してい
る。
【0005】そして、上記鉄製の筐体103の外周部に
は、スリット状の放熱孔107が多数形成されている。
したがって、上記ケース101の熱は、上記放熱孔10
7からケース外へ放熱されるようになっている。さら
に、筐体103の背面側は、板状部材108等により閉
塞されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ケース
内の熱の発生原因としては、画像表示装置104から放
熱される熱と回路基板105に配される電子回路から放
熱される熱とに大別されるが、通常は、画像表示装置か
らの熱の温度が非常に高い。上記従来電子機器では、液
晶表示ディスプレイのバックライトや回路基板105上
の高圧素子(高電流素子)等から発せられる熱が特に高
く、これらがケース内で徐々に蓄熱される。そして、ケ
ース内では、これらの熱の他にも、これらの熱が入り交
じった熱や原因不明の熱も発生している。
【0007】しかしながら、上記従来の画像表示装置1
04が取り付けられたケース101は、固定部材106
が鉄製の枠体で構成されているにすぎないため、画像
表示装置104から放熱される熱が回路基板105に直
接伝わって、電子素子に誤動作や故障を生じさせる危険
を有していた。そして、画像表示装置104からの熱も
回路基板105からの熱等も原因不明の熱も、上記放熱
孔107からケース外へ放熱されるにすぎず、十分な放
熱とはなっていなかった。このような誤動作や故障の危
険は、画像表示装置104が大型化すればする程、画像
表示装置104から放熱される熱量が多くなることから
大きな問題となる。なお、モーター駆動方式のファンを
設けることにより外部に放熱することが考えられるが、
構造が複雑となり、電子機器が大型化する問題がある。
【0008】他方、上記従来の画像表示装置104等が
取り付けられたケース101は、近年、画像表示装置1
04の中枢を構成する電子素子の改変等から電子機器を
守るために、様々な仕様に関する指導や義務付けがなさ
れる方向にある。例えば、パチンコ機器等の電子機器の
開発では、保安電子通信技術協会(略して「保通協」と
も呼ばれるため、以下「保通協」と称する。)の型式試
験を受ける必要があるが、この際、外からケースの内部
構造が見えるようにしなければならないことや、ケース
や筐体に直径2mm以上の孔や開口を設けてはならない
こと等の機構的に関連する要件が課されている。なお、
販売に入る場合には、更に、各都道府県警に検定を申請
し、許可を得なければならない。
【0009】したがって、上記のような電子機器は、外
からケース内の内部構造が見えるようにしなければなら
ない。また、上記従来の筐体103のスリット状の放熱
孔107のような大きな放熱孔を形成することはできな
い。しかも、外部からの静電気や磁界、ノイズ等からケ
ース内の電子素子を保護する必要もある。
【0010】そこで、本発明は、ケース内の熱の原因と
流れに着目して、ケース内で生じる熱を効率良くケース
外に放熱する電子機器の放熱構造を提供することを目的
とする。また、本発明は、ケース内が見える構造を採用
し直径2mm以下の孔を設けながらも、ケース内の熱を
外部に放熱することができるとともに、外部からの静電
気等からケース内の電子素子を保護する電子機器の放熱
構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
電子機器の放熱構造は、上記課題を解決するために、画
像表示装置と、この画像表示装置を制御する電子素子が
配された回路基板と、これらを固定部材に固定して収納
するケースとを備えた電子機器において、上記ケースが
透明部材により構成されるとともに、このケースの側面
部に第1の放熱孔を形成し、上記固定部材が画像表示装
置と回路基板の間隔を画する金属製の放熱板として構成
されるとともに、この金属製の放熱板は、ほぼ画像表示
装置と同じ大きさで画像表示装置を囲むように折り曲げ
られて、その折り曲げ端部に上記第1の放熱孔を内側か
ら閉塞して直接外気と接する閉塞部が形成されているこ
とを特徴とする。
【0012】この請求項1記載の発明によれば、上記ケ
ースが透明部材により構成されるために、ケース内の画
像表示装置や回路基板を外部から見ることができる。ま
た、上記画像表示装置と回路基板との間隔を画する放熱
板が設けられているために、上記画像表示装置の熱は、
熱伝導率の高い金属製の放熱板である固定部材に伝達し
て、回路基板に到達することはない。そして、上記放熱
板の閉塞部は、第1の放熱孔を閉塞して直接外気と接し
ているので、上記金属製の放熱板に伝達した画像表示装
置の熱は、この第1の放熱孔からケース外へ放熱され
る。
【0013】本発明の請求項2記載の電子機器の放熱構
造は、前記請求項1記載の発明を前提として、前記ケー
スがケース本体と蓋体とから構成され、ケース本体側
に、画像表示装置が収納されるとともに、この画像表示
装置の近傍に前記第1の放熱孔が形成されていることを
特徴とする。
【0014】この請求項2記載の発明によれば、画像表
示装置が収納されるケース本体側に前記第1の放熱孔が
形成されているために、画像表示装置から発生する熱を
効率良くケース外へ放熱することができる。また、ケー
ス本体側に画像表示装置を上記固定部材を介して収納し
た後、このケース本体に蓋体を取り付ければ、ケースを
容易に組み立てることができる。
【0015】本発明の請求項3記載の電子機器の放熱構
造は、画像表示装置と、この画像表示装置を制御する電
子素子が配された回路基板と、これらを固定部材に固定
して収納するケースとを備えた電子機器において、上記
ケースが透明部材により構成されるとともに、このケー
スに直径2mm以下の第2の放熱孔と遮蔽用の金属部材
が設けられ、この遮蔽用の金属部材は、金属線が交叉状
に配されたメッシュ構造とされていることを特徴とす
る。ここで、高熱を発する電子素子が配される近傍に
は、絶縁部材を介して遮蔽用の金属部材を取り付けるこ
とが好ましい。
【0016】この請求項3記載の発明によれば、ケース
が透明部材により構成されることと、遮蔽用の金属部材
は、金属線が交叉状に配されたメッシュ構造とされてい
ることから、ケース内の画像表示装置や回路基板を外部
から見ることができる。また、ケースに多数形成される
直径2mm以下の第2の放熱孔により、ケース内の熱を
外部に放熱することができる。さらに、遮蔽用の金属部
材により外部からの静電気や磁界、ノイズの影響を防止
することができる。
【0017】本発明の請求項4記載の電子機器の放熱構
造は、前記請求項3記載の発明を前提として、前記ケー
スがケース本体と蓋体とから構成され、ケース本体側に
画像表示装置が収納される一方、蓋体側に回路基板が収
納されるとともに、蓋体側に前記第2の放熱孔と遮蔽用
の金属部材が設けられていることを特徴とする。
【0018】この請求項4記載の発明によれば、回路基
板が収納される蓋体側に前記第2の放熱孔が形成されて
いるために、回路基板から発生する熱を効率良くケース
外へ放熱することができる。また、ケース本体側に画像
表示装置を上記固定部材を介して収納した後、このケー
ス本体に遮蔽用の金属部材を有する蓋体を取り付けれ
ば、電子機器が収納されたケースを容易に組み立てるこ
とができる。
【0019】本発明の請求項5記載の電子機器の放熱構
造は、画像表示装置と、この画像表示装置を制御する電
子素子が配された回路基板と、これらを固定部材に固定
して収納するケースとからなる。そして、上記ケースが
透明部材によりケース本体と蓋体とに構成されるととも
に、ケース本体側に、画像表示装置が収納され、この画
像表示装置の近傍に第1の放熱孔が形成される一方、蓋
体側に回路基板が収納され、この回路基板の近傍に直径
2mm以下の第2の放熱孔と遮蔽用の金属部材が設けら
れている。さらに、上記固定部材が画像表示装置と回路
基板の間隔を画する金属製の放熱板として構成されると
ともに、この金属製の放熱板は、ほぼ画像表示装置と同
じ大きさで画像表示装置を囲むように折り曲げられて、
その折り曲げ端部に上記第1の放熱孔を内側から閉塞し
て直接外気と接する閉塞部が形成されていることを特徴
とする。ここで、高熱を発する電子素子が配される近傍
には、絶縁部材を介して遮蔽用の金属部材を取り付ける
ことが好ましい。
【0020】この請求項5記載の発明によれば、上記画
像表示装置と回路基板との間隔を画する放熱板が設けら
れ、この金属製の放熱板の閉塞部は、第1の放熱孔を閉
塞して直接外気と接しているので、上記金属製の放熱板
に伝達した画像表示装置の熱は、この第1の放熱孔から
ケース外へ放熱される。一方、回路基板が収納される蓋
体側に第2の放熱孔が形成されているために、回路基板
から発生する熱は、この第2の放熱孔からケース外へ放
熱される。したがって、各々の熱の発生原因に合わせた
流路により、ケース内の熱が効率良くケース外へ放熱さ
れる。
【0021】本発明の請求項6記載の電子機器の放熱構
造は、前記請求項5記載の発明を前提として、前記遮蔽
用の金属部材が金属線が交叉状に配されたメッシュ構造
とされて、前記ケースの蓋体の内側に配されていること
を特徴とする。
【0022】この請求項6記載の発明によれば、遮蔽用
の金属部材が金属線が交叉状に配されたメッシュ構造と
されていることから、この遮蔽用の金属部材を蓋体の内
側に配しても、ケースの内部構造を見ることができる。
【0023】本発明の請求項7記載の電子機器の放熱構
造は、前記蓋体側の遮蔽用の金属部材が前記ケース本体
側の金属製の放熱板に接地されていることを特徴とす
る。
【0024】この請求項7記載の発明によれば、上記蓋
体側の遮蔽用の金属部材が金属製の放熱板にシャーシ接
地されているために、高圧による危険性が減少され、安
全が保証される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を参照しながら説明する。本実施の形態の電子機器
は、パチンコ遊戯装置の台の中央に搭載される電子機器
であり、画像表示装置等がケースに収納されている。
【0026】(電子機器の構成)まず、ケース1は、図
1乃至図4 に示すように、ケース本体2と蓋体21と
から構成され、これらケース本体2も蓋体21も透明部
材であるプラスチック製の部材により構成されている。
したがって、外部から内部構造が認識できる、いわゆる
シースルー構造とされている。このケース本体2は、正
面部と背面部に開口部を有する、ほぼ側面部2aのみか
ら構成される筒状のもので、このケース本体2の側面部
2aには、パチンコの台に搭載するための取り付け片3
が形成されている。このケース本体2の大きさは、縦が
約125mm、横が約180mm、上記側面部2aの高
さが約20mm、厚さ約2mmである。また、ケース本
体2の内側には、このケース本体2に画像表示装置4や
回路基板5をビス7を介して固定するためのビス止め部
材7aが立設されている。
【0027】一方、蓋体21は、側面部21aと背面部
21bから構成される断面凹状のもので、一方側のみに
開口部を有する。この蓋体21の大きさは、縦が約12
5mm、横が約180mm、上記側面部21aの高さが
約20mm、厚さ約2mmである。また、蓋体21の側
面部21aには、回路基板5に配される半固定抵抗器
(可変抵抗器)9をドライバーで操作するための穴9a
が形成され、蓋体21の背面部21bには、コネクタ1
2等を通す孔12aが形成されている。この半固定抵抗
器9を操作するための穴9aは、通常、シール部材13
でシールされている。なお、上記画像表示装置4と回路
基板5は、固定部材6を介してケース本体2側に固定さ
れるために、回路基板5が配される位置は、実際には、
この蓋体21側となる。
【0028】そして、上記ケース本体2と蓋体21は、
互いの外周部に配されるネジ8とネジ止め孔8aにより
接合されるようになっている。すなわち、透明パネル1
1を介して、ケース本体2側に画像表示装置4を固定部
材6を介して固定した後、固定部材6に対して回路基板
5を取り付け、蓋体21を接合することで、電子機器を
収納するケース1を構成するようになっている。
【0029】また、本実施の形態の画像表示装置4は、
液晶ディスプレイであり、その液晶の画面4aは7イン
チであり、高熱を発するバックライト(蛍光管)が2本
配されている。したがって、この7インチの画面4aが
上記大きさのケース本体2の正面部に位置することとな
り、この画面4aの背面側にバックライトが位置するこ
ととなる。また、画像表示装置4の画面4aの周囲に
は、防塵テープ15が貼着されている。
【0030】また、回路基板5は、画像表示装置4とほ
ぼ同じ大きさのもので、画像表示装置4を制御する電子
素子Sが配されている。この回路基板5には、その他、
高圧を発生する電子素子S、半固定抵抗器9、導線19
を有するコネクタ12や接続線16等が組み込まれてい
る。
【0031】そして、上記画像表示装置4と回路基板5
は、ケース本体2に固定部材6を介して収納固定されて
いる。この固定部材6は、画像表示装置4の画面4aを
ケース本体2側の正面部に内側から位置するように取り
付けた後、この固定部材6の背面側で回路基板5を連結
部6bを介して取り付けるものである。また、この固定
部材6の端部側には、高圧用の絶縁部材17を係止する
係止爪6cと接続線16を通す穴6eが、固定部材6の
中央には、位置決め用の穴6dが形成されている。
【0032】(ケース本体の放熱構造)次に、ケース本
体2は、図1及び図2 に示すように、その側面部2a
に第1の放熱孔10が形成されている。この第1の放熱
孔10は、主に画像表示装置4から発生する熱を外部に
放熱するもので、格子状に形成されている。この格子状
の第1の放熱孔10は、縦が約14mm、横が約8mm
の大きさのものが上記側面部2aを貫通して複数形成さ
れている。本実施の形態では、上方側と下方側の側面部
2aに各々13個ずつ合計26個形成されている。この
第1の放熱孔10は、画像表示装置4の近傍であれば、
本実施の形態の各第1の放熱孔10よりも大きくして、
その数を少なくしたものでも良い。すなわち、直径2m
mというような規制に関わらず、これよりも大きな上記
第1の放熱孔10が形成されている。このような第1の
放熱孔10は、以下に説明する固定部材6により閉塞さ
れるために、直径2mmという規制をクリアできるから
である。本実施の形態では、ケース本体2の上方側と下
方側に多数設けられているが、更に、左右の側面部2a
にも形成されるものでも良い。
【0033】そして、上記固定部材6は、画像表示装置
4と回路基板5の間隔を画する金属製の放熱板として構
成されている。本実施の形態の放熱板6は、アルミニウ
ム製又はアルミニウム合金製の金属板であり、ほぼ画像
表示装置4と同じ大きさである。また、この金属製の放
熱板6の端部は、折り曲げ加工されて、上記第1の放熱
孔10を閉塞して直接外気と接する閉塞部6aが形成さ
れている。この閉塞部6aは、画像表示装置4を囲むよ
うに折り曲げられて、ケース本体2の側面部2aの高さ
よりも若干低く形成されている。したがって、この閉塞
部6aは、画像表示装置4を固定する役割も併せ持つ。
また、上記閉塞部6aにより、ケース本体2は密閉構造
とされる。
【0034】また、この放熱板としての固定部材6の背
面側の四隅には、突出した連結部6bが形成されてい
る。この連結部6bは、回路基板5を固定部材6に対し
て所定間隔を保って連結するものであり、この連結部6
bには、ビス7を挿通するビス用孔が形成されている。
この固定部材6の連結部6bは、固定部材6と一体に形
成されるものであるが、この固定部材6と別体に設けら
れるものでも良い。この場合の連結部6bの材質は、ゴ
ム製等の熱伝導率の低い部材とすることも可能である。
【0035】したがって、このような構造のケース本体
2の放熱構造によれば、図1 に示すように、画像表示
装置4のバックライトからの熱は、ケース本体2内を流
れて熱伝導率の高い金属製の放熱板である固定部材6に
伝達して回路基板5に到達することがない。そして、放
熱板の閉塞部6aは、第1の放熱孔10を閉塞して直接
外気と接しているので、画像表示装置4の熱は、この画
像表示装置4の近傍の第1の放熱孔10からケース外へ
放熱される(図1中、符号A参照)。
【0036】ここで、ケース本体2の放熱構造は、上記
放熱板6の閉塞部6aが第1の放熱孔10から外部に突
出するようなものでも良い。このように突出させること
により、外気と接触する部分が大きくなる利点も有す
る。
【0037】ところで、上述した保通協の認定を受ける
ためには、ケース1に直径2mm以上の孔を設けてはな
らないことがある。しかし、本実施の形態によれば、2
mm以上の大きな第1の放熱孔10が形成されてはいる
が、この第1の放熱孔10は、放熱板6の閉塞部6aに
より閉塞されるために、直径2mmという規制をクリア
できることとなる。しかも、放熱板6の閉塞部6aは、
第1の放熱孔10を閉塞して直接外気と接しているの
で、ケース本体2は密閉構造を保ちながら、画像表示装
置4の熱を第1の放熱孔10を介して効率良くケース外
へ放熱することとなる。
【0038】また、固定部材6の連結部6bは、回路基
板5に対して所定間隔を保って連結することから、金属
製の放熱板6に伝達した熱が回路基板5に伝達すること
を有効に防止する。
【0039】(蓋体の放熱構造)次に、ケース1の蓋体
21は、図5乃至図7 に示すように、その側面部21
aに第2の放熱孔20が形成されている。この第2の放
熱孔20は、主に回路基板5から発生する熱を外部に放
熱するもので、蓋体21の側面部21aを貫通して形成
されている。各第2の放熱孔20は、直径2mm以下の
ものであり、その厚み約2mmを利用して、内側よりも
外側の直径がやや大きなテーパー状を呈している。この
テーパー状の第2の放熱孔20は、上記側面部21bの
上方側と下方側に多数形成されているが、更に、左右両
側部にも多数形成されているものでも良い。また、画像
表示装置4の近傍であれば、蓋体21の側面部21aの
みならず、背面部21bに設けられるものでも良い。
【0040】そして、上記蓋体21の側面部21aの内
側には、遮蔽用の金属部材22が配されている。この遮
蔽用の金属部材22は、外部からの静電気や磁界、電
界、ノイズ等の影響を防止するものであり、金属線が交
叉状に配された網目を有するメッシュ構造のものであ
る。この網の目の大きさは、第2の放熱孔20よりも大
きくても小さくても良い。本実施の形態では、第2の放
熱孔20内でも網の目が交叉する細かなメッシュ構造と
されているが(図6 参照)、このような細かな方が、
いわゆるシールド(磁気遮蔽等)効果が高い。また、こ
のようなメッシュ構造にすることにより、側面部21a
からでもケース1の内部構造が見えるようになってい
る。ここで、上記蓋体21としては、自動車の窓ガラス
の熱線のように、その透明なプラスチック部材の中に上
記遮蔽用の金属部材22が埋め込まれたものでも良い。
【0041】また、本実施の形態の遮蔽用の金属部材2
2は、第2の放熱孔20が形成されない側面部21aに
も配されている。具体的には、遮蔽用の金属部材22
は、各々コ字状の2つの部材を配することにより、蓋体
21の側面部21aの内側に帯状に配されている。そし
て、2つの遮蔽用の金属部材22は、各々の角部22a
に切り欠いた切り込み部が形成されて、この残った角部
22aに、ネジ止め用の孔22bが形成されている。
【0042】また、蓋体21には、背面部21bの内側
から突出する係止部材23とネジ止め部材24が立設さ
れている。この係止部材23は、上記遮蔽用の金属部材
22を蓋体21の側面部21aとの間で挟持するもので
あり、上記ネジ止め部材24は、ネジをネジ止め用の孔
22bに螺合させて遮蔽用の金属部材22の角部22a
をネジ止めするものである。したがって、上記遮蔽用の
金属部材22は、上記蓋体21の側面部21aと上記係
止部材23との間に狭持された後、上記ネジ止め部材2
4によりネジ止めされて、蓋体21の内側に帯状に配さ
れることとなる。
【0043】さらに、上記コネクタ12を通す穴12a
の周縁部には、コ字状の金属部材25が配されている。
この金属部材25は導電線26に連結されており、この
導電線26の他端は、上記金属製の放熱板6に導かれて
アース接地(シャーシ接地)されて、高圧による危険を
防止している。
【0044】したがって、このような蓋体21の放熱構
造によれば、図1に示すように、回路基板5からの熱
は、回路基板5近傍の第2の放熱孔20から放熱される
(図1中、符号B参照)。また、遮蔽用の金属部材22
により外部ノイズの影響を防止することができる。
【0045】ところで、上述した保通協の認定を受ける
ためには、外からケース内の内部構造が見えるようにし
なければならないことがある。しかし、本実施の形態に
よれば、ケース1の全体はプラスチック製の透明部材に
より構成されるとともに、上記メッシュ構造の遮蔽用の
金属部材22が設けられていることから、直径2mm以
下の孔を多数設けながらも、外部からの静電気や磁界、
ノイズ等からケース内の電子素子Sを保護することがで
きる。
【0046】そして特に、従来のものは、画像表示装置
からの熱も回路基板からの熱等も原因不明の熱も、蓋体
(筐体)側の1種類のスリット状の放熱孔から、ケース
外へ放熱されるにすぎず、十分な放熱とはなっていなか
った。
【0047】これに対して、本実施の形態によれば、ケ
ース1がプラスチック製部材であるため、ケース内の温
度は上昇し易くはなるものの、ケース本体2の放熱構造
と蓋体21の放熱構造を採用することにより、画像表示
装置4の熱は金属製の放熱板6を介して第1の放熱孔1
0から放熱され(図1 中、符号A)、回路基板5の熱
は第2の放熱孔20からケース外に放熱される(符号
B)。したがって、各々の熱の流路が形成されることと
なり、ケース内の熱の発生原因に応じてケース内の熱が
効率良く放熱されることとなる。このことは、上記ケー
ス1の温度検査によっても、実際に確認された。
【0048】次に、本実施の形態のケース1を組み立て
る場合について概説する。まず、予め遮蔽用の金属部材
22が取り付けられた蓋体21を用意しておく。すなわ
ち、蓋体21には多数の第2の放熱孔20が形成されて
いるために、少なくともこの第2の放熱孔20を覆うよ
うに、蓋体21の内側に遮蔽用の金属部材22を取り付
ける。
【0049】この取り付けに際しては、図7 に示すよ
うに、蓋体21の側面部21aと背面部21bから突出
する係止部材23との間に遮蔽用の金属部材22を差し
込むとともに、遮蔽用の金属部材22の角部22aのネ
ジ止め用の穴22bにネジを挿通させてネジ止め部材2
4に螺合させる。この場合、高熱を発する電子素子Sが
配される近傍には、ハーネス16Aを保護するハーネス
保護材18を介して遮蔽用の金属部材22を取り付け
る。
【0050】そして、上記遮蔽用の金属部材22が装着
された蓋体21を準備しておき、次に、図3に示すよう
に、ケース本体2の正面部の開口に、透明パネル11を
取り付け、ケース本体2の背面側の開口に、画像表示装
置4を取り付ける。透明パネル11と画像表示装置4の
取り付けは、これらに予め貼着されている保護シートを
剥がして、静電ブロアーをかけながら行う。
【0051】次に、画像表示装置4の上方から固定部材
6を位置決めする。この場合、図3に示すように、ケー
ス本体2の側面部2aの内側に、上記固定部材6の閉塞
部6aを差し込みながら、固定部材6の中央の穴6bを
これと対応する画像表示装置4の穴(図示せず)に合わ
せる。すると、液晶ディスプレイである画像表示装置4
が正確な位置に位置決めされるとともに、固定部材6の
閉塞部6aがケース本体2の第1の放熱孔10を閉塞す
ることとなる。この場合、画像表示装置4は、ケース内
で上記閉塞部6aを有する固定部材6により囲まれるよ
うになるために、この固定部材6により保護されること
となる。
【0052】次に、固定部材6の上方に回路基板5を位
置合わせをして取り付ける。すなわち、図4 に示すよ
うに、固定部材6には連結部6bが突出して設けられて
いるために、この連結部6bに形成される穴と回路基板
5の四隅部の穴を対応させてビス7でビス止めする。そ
して、接続線16やハーネス16Aを取り付ける。上記
連結部6bを介することにより、回路基板5は、固定部
材6と所定間隔を保って取り付けられるため、固定部材
すなわち金属製の放熱板6の熱が回路基板5に伝達する
ことを少なく抑えることができる。
【0053】次いで、このような位置合わせをした状態
で、図2及び図5 に示すように、上記遮蔽用の金属部
材が装着された蓋体21をケース本体2にネジ8を介し
て接合する。この場合、コネクタ12は、蓋体21のコ
ネクタ12を通す穴12aに通し、ハーネス16A等を
挟まないようにして、蓋体21を接合する。そして、ケ
ース本体2の外周部の取り付け片3を使用して、パチン
コ遊戯具の台の中央に取り付ける。なお、半固定抵抗器
9を操作する場合は、上記シール部材13を外して、蓋
体21の穴9aからドライバーで調節する。
【0054】(本実施の形態の応用例)次に、本実施の
形態の応用例について説明する。
【0055】まず第1の応用例としては、蓋体21は、
ケース本体2の放熱構造のケース本体2に配される金属
製の放熱板6と第1の放熱孔10とから構成されるもの
でも良い。すなわち、蓋体21に、直径2mmよりも大
きな格子状の孔を形成するとともに、上記遮蔽用の金属
部材22の代わりに薄板状の金属製の放熱板6を配する
という構成にしても良い。このように、蓋体21の放熱
構造をケース本体2の放熱構造と同じに形成しても、直
径2mm以下の規制や外部からの静電気や磁界の影響の
問題を解決できる。この場合、薄板状の金属製の放熱板
6を配しても、蓋体21の背面部21bも透明であり、
外からケース内の内部構造が見えるので、特に問題はな
い。なお、この場合の金属製の放熱板6は、帯状に蓋体
21の内側に配されれば足り、折り曲げられる閉塞部6
aを形成する必要はない。
【0056】第2の応用例としては、上記金属製の放熱
板である固定部材6の端部と蓋体21に装着される遮蔽
用の金属部材22の端部とが重なり合うようにしても良
い。例えば、帯状の遮蔽用の金属部材22の幅間隔を大
きくとり、ケース本体2に対して蓋体21を接合した際
に上記両端部が重なり合うようにすると良い。このよう
に重ね合わせ接合すると、外部からの静電気や磁界、ノ
イズの影響を防止するシールド効果が高められるととも
に、上記導線部材26を使用しなくとも上記遮蔽用の金
属部材22のシャーシ接地が可能となる。なお、この場
合は、固定部材6と遮蔽用の金属部材22とは、同じ材
質を使用することが好ましい。
【0057】第3の応用例としては、蓋体21は、蓋体
21の側面部21aがケース本体2の側面部2aを包む
ような蓋体21であっても良い。また、蓋体21の側面
部21aがケース本体2の側面部2aの内側に収まるよ
うな蓋体21であっても良い。これらの場合は、上記蓋
体21に更にケース本体2の第1の放熱孔10のような
放熱孔を形成することで、ケース内の熱を外に効率良く
放熱することができることとなる。
【0058】以上、本実施の形態では、パチンコ遊戯具
に搭載される電子機器の例で説明したが、本発明は、ケ
ースに画像表示装置4や回路基板5が収納される電子機
器に広く適用可能である。また、画像表示装置4は、液
晶ディスプレイで説明したが、本発明は、CRTディス
プレイのような、液晶ディスプレイ以外の画像表示装置
にも広く適用可能である。
【0059】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の電子機器の放熱
構造においては、画像表示装置と回路基板との間隔を画
する放熱板が設けられているために、上記画像表示装置
の熱は、熱伝導率の高い金属製の放熱板である固定部材
に伝達し、回路基板に到達することはない。そして、放
熱板の閉塞部は、第1の放熱孔を閉塞して直接外気と接
しているので、上記金属製の放熱板に伝達した画像表示
装置の熱は、この第1の放熱孔からケース外へ放熱され
る。したがって、画像表示装置からの特に高い熱を効率
良くケース外に放熱することが可能となる。
【0060】本発明の請求項3記載の電子機器の放熱構
造においては、ケースが透明部材により構成されるとと
もに、このケースに直径2mm以下の第2の放熱孔と遮
蔽用の金属部材が設けられていることから、ケース内が
見える構造を採用し直径2mm以下の孔を設けながら
も、ケース内の熱を外部に放熱することが可能となると
ともに、外部磁界やノイズの影響を防止することが可能
となる。
【0061】本発明の請求項5記載の電子機器の放熱構
造においては、上記金属製の放熱板に伝達した画像表示
装置の熱は、この画像表示装置の近傍の第1の放熱孔か
らケース外へ放熱される。一方、回路基板が収納される
蓋体側に第2の放熱孔が形成されているために、回路基
板から発生する熱は、この回路基板の近傍の第2の放熱
孔からケース外へ放熱される。したがって、ケース内の
熱をそれぞれの発生原因に合った熱の流路により効率良
くケース外へ放熱することが可能となる。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電子機器の断面図であ
る。
【図2】上記一実施の形態の電子機器の分解斜視図であ
る。
【図3】上記一実施の形態の電子機器の組立状態を示す
分解斜視図である。
【図4】上記一実施の形態の電子機器の組立状態を示す
分解斜視図である。
【図5】上記一実施の形態の電子機器の組立状態を示す
分解斜視図である。
【図6】上記一実施の形態の電子機器の蓋体を示す側面
図である。
【図7】上記蓋体の構造を示す分解斜視図である。
【図8】従来の電子機器の放熱構造を示す分解斜視図で
ある。
【図9】従来の電子機器の放熱構造を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ケース、2 ケース本体、2a ケース本体の側面
部、4 画像表示装置(液晶ディスプレイ)、5 回路基
板、6 固定部材(金属製の放熱板)、6a 固定部材の
閉塞部、6b 固定部材の連結部、10 第1の放熱孔、
17 絶縁部材、18 ハーネス保護部材、20 第2の
放熱孔、21 蓋体、21a 蓋体の側面部、21b 蓋
体の背面部、22 遮蔽用の金属部材、23 係止部材、
24 ネジ止め部材、A 画像表示装置の熱の放熱、B
回路基板の熱の放熱、S 電子素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 7/20 H05K 5/02 A63F 7/02 304

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示装置と、この画像表示装置を制
    御する電子素子が配された回路基板と、これらを固定部
    材に固定して収納するケースとを備えた電子機器におい
    て、上記ケースが透明部材により構成されるとともに、
    このケースに第1の放熱孔が形成され、上記固定部材が
    画像表示装置と回路基板の間隔を画する金属製の放熱板
    として構成されるとともに、この金属製の放熱板は、ほ
    ぼ画像表示装置と同じ大きさで画像表示装置を囲むよう
    に折り曲げられて、その折り曲げ端部に上記第1の放熱
    孔を内側から閉塞して直接外気と接する閉塞部が形成さ
    れていることを特徴とする電子機器の放熱構造。
  2. 【請求項2】 前記ケースがケース本体と蓋体とから構
    成され、ケース本体側に、画像表示装置が収納されると
    ともに、この画像表示装置の近傍に前記第1の放熱孔が
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機
    器の放熱構造。
  3. 【請求項3】 画像表示装置と、この画像表示装置を制
    御する電子素子が配された回路基板と、これらを固定部
    材に固定して収納するケースとを備えた電子機器におい
    て、上記ケースが透明部材により構成されるとともに、
    このケースに直径2mm以下の第2の放熱孔と遮蔽用の
    金属部材が設けられ、この遮蔽用の金属部材は、金属線
    が交叉状に配されたメッシュ構造とされていることを
    徴とする電子機器の放熱構造。
  4. 【請求項4】 前記ケースがケース本体と蓋体とから構
    成され、ケース本体側に画像表示装置が収納される一
    方、蓋体側に回路基板が収納されるとともに、この回路
    基板の近傍に前記第2の放熱孔と遮蔽用の金属部材が設
    けられていることを特徴とする請求項3記載の電子機器
    の放熱構造。
  5. 【請求項5】 画像表示装置と、この画像表示装置を制
    御する電子素子が配された回路基板と、これらを固定部
    材に固定して収納するケースとを備えた電子機器におい
    て、上記ケースが透明部材によりケース本体と蓋体とか
    ら構成されるとともに、ケース本体側に、画像表示装置
    が収納され、この画像表示装置の近傍に第1の放熱孔が
    形成される一方、蓋体側に回路基板が収納され、この回
    路基板の近傍に直径2mm以下の第2の放熱孔と遮蔽用
    の金属部材が設けられ、上記固定部材が画像表示装置と
    回路基板の間隔を画する金属製の放熱板として構成され
    るとともに、この金属製の放熱板は、ほぼ画像表示装置
    と同じ大きさで画像表示装置を囲むように折り曲げられ
    て、その折り曲げ端部に上記第1の放熱孔を内側から閉
    塞して直接外気と接する閉塞部が形成されていることを
    特徴とする電子機器の放熱構造。
  6. 【請求項6】 前記遮蔽用の金属部材が金属線が交叉状
    に配されたメッシュ構造とされて、前記ケースの蓋体の
    内側に配されていることを特徴とする請求項5記載の電
    子機器の放熱構造。
  7. 【請求項7】 前記蓋体側の遮蔽用の金属部材が前記ケ
    ース本体側の金属製の放熱板に接地されていることを特
    徴とする請求項5記載の電子機器の放熱構造。
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