JP3314894B2 - Ｃｄ多色印刷装置を用いたｃｄ多色印刷方法 - Google Patents
Ｃｄ多色印刷装置を用いたｃｄ多色印刷方法Info
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- B41J3/4071—Printing on disk-shaped media, e.g. CDs
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】ＣＤ（コンパクトディスク）にＵ
Ｖインキスクリーン印刷を行うＣＤ印刷装置であり、タ
ーンテーブル上に少なくとも２台の印刷機と少なくとも
２台のＵＶ乾燥機を交互に備えたＣＤ印刷装置の、中継
トレイ位置とターンテーブルの最初の印刷機より前位の
トレイ停止位置にレジマーク合わせ装置を備えたＣＤ多
色印刷装置を用いて、１回目印刷で各ＣＤにレジマーク
を印刷し、２回以降の印刷では２個所のレジマーク合わ
せ装置による２段階のレジマーク合わせで各ＣＤのレジ
マークを定位置に精密に合わせてから印刷を行うように
して、印刷回数×印刷機台数の色数の印刷を行うように
したことを特徴とする、ＣＤ多色印刷装置を用いたＣＤ
多色印刷方法を提供する。
Ｖインキスクリーン印刷を行うＣＤ印刷装置であり、タ
ーンテーブル上に少なくとも２台の印刷機と少なくとも
２台のＵＶ乾燥機を交互に備えたＣＤ印刷装置の、中継
トレイ位置とターンテーブルの最初の印刷機より前位の
トレイ停止位置にレジマーク合わせ装置を備えたＣＤ多
色印刷装置を用いて、１回目印刷で各ＣＤにレジマーク
を印刷し、２回以降の印刷では２個所のレジマーク合わ
せ装置による２段階のレジマーク合わせで各ＣＤのレジ
マークを定位置に精密に合わせてから印刷を行うように
して、印刷回数×印刷機台数の色数の印刷を行うように
したことを特徴とする、ＣＤ多色印刷装置を用いたＣＤ
多色印刷方法を提供する。
【０００２】
【従来の課題】従来、ＣＤに印刷（スクリーン印刷、Ｕ
Ｖインキ使用）を行う場合、１色または２色印刷の需要
が圧倒的に多いため、本発明で使用しているような２色
印刷装置が一般的に使用されていた。
Ｖインキ使用）を行う場合、１色または２色印刷の需要
が圧倒的に多いため、本発明で使用しているような２色
印刷装置が一般的に使用されていた。
【０００３】ところが、近時、ＣＤの急速な普及と使用
枚数の莫大な増加に伴って、２色以上６色位の多色印刷
の需要が急激に増加して来て、その対応が求められてい
た。
枚数の莫大な増加に伴って、２色以上６色位の多色印刷
の需要が急激に増加して来て、その対応が求められてい
た。
【０００４】而して、現在、多色印刷装置として４色印
刷装置が少数使用されているが、この印刷装置は構造的
に本発明で使用する２色印刷装置をそのまま２倍に大形
にしたようなものであって、ターンテーブルに備えたト
レイ数１２個対２４個、印刷機２台対４台、ＵＶ乾燥機
２台対４台であり、従ってターンテーブルの径も略２倍
大となって、付帯設備も大形となり、コスト高な上に大
きなスペースを要する欠点があった。また、当然１色〜
４色までの印刷しかできなかった。
刷装置が少数使用されているが、この印刷装置は構造的
に本発明で使用する２色印刷装置をそのまま２倍に大形
にしたようなものであって、ターンテーブルに備えたト
レイ数１２個対２４個、印刷機２台対４台、ＵＶ乾燥機
２台対４台であり、従ってターンテーブルの径も略２倍
大となって、付帯設備も大形となり、コスト高な上に大
きなスペースを要する欠点があった。また、当然１色〜
４色までの印刷しかできなかった。
【０００５】そこで、２色印刷装置などの印刷色数は少
ないがコスト安で、小形な印刷装置を使用し、同じＣＤ
に２回以上の印刷を施して多色印刷を行うことも当然考
慮されたが、該印刷装置をそのまま使用すると、当然２
回目以降の印刷で色ずれが発生するが、ＣＤは紙その他
の方形形状のものと違って円板状であるため位置決めが
難しい課題あった。
ないがコスト安で、小形な印刷装置を使用し、同じＣＤ
に２回以上の印刷を施して多色印刷を行うことも当然考
慮されたが、該印刷装置をそのまま使用すると、当然２
回目以降の印刷で色ずれが発生するが、ＣＤは紙その他
の方形形状のものと違って円板状であるため位置決めが
難しい課題あった。
【０００６】円板状のＣＤの位置決め印刷手段として、
近時進歩が著しいＣＣＤカメラを使用することが考えら
れたが、 （１）印刷パターン（色）が変わる毎に、位置決めのた
めの位置の変更を要して、次回の印刷のための段取り時
間がかかりすぎる、 （２）位置決め精度を高めるためには倍率の高いレンズ
を使用せねばならぬが、そうするとレンズが見る範囲が
狭くなって、調整が難しくなる、 （３）カメラであるため照明が必要であり、また、ＣＤ
印刷面が鏡面状である場合は安定した２値化が困難であ
る、等の課題があって、実用に適しなかった。
近時進歩が著しいＣＣＤカメラを使用することが考えら
れたが、 （１）印刷パターン（色）が変わる毎に、位置決めのた
めの位置の変更を要して、次回の印刷のための段取り時
間がかかりすぎる、 （２）位置決め精度を高めるためには倍率の高いレンズ
を使用せねばならぬが、そうするとレンズが見る範囲が
狭くなって、調整が難しくなる、 （３）カメラであるため照明が必要であり、また、ＣＤ
印刷面が鏡面状である場合は安定した２値化が困難であ
る、等の課題があって、実用に適しなかった。
【０００７】
【課題を解決する手段】本発明は上記従来の課題を解決
するためになされたものである。即ち、本発明は、ター
ンテーブルの円周上にＣＤを載置するトレイを等間隔に
設置し、該ターンテーブルをトレイ間の間隔で間欠回転
してトレイ上のＣＤを搬送するように備え、該ターンテ
ーブルのトレイ停止位置の上方にトレイと相対して少な
くとも２台の印刷機と少なくとも２台のＵＶ乾燥機を交
互に配置し、最初の印刷機が相対したトレイよりも前位
のトレイ停止位置に近接して供給アームを設置し、該供
給アームの往復円弧回動とアーム先端の吸着ヘッドによ
るＣＤの吸着、解放によって、ストックポールのＣＤを
１枚宛、中継トレイを介して、トレイに移転載置するよ
うに備え、また、最後のＵＶ乾燥機より後位のトレイ停
止位置に近接して排出アームを設置し、該排出アームの
往復回動とアーム先端の吸着ヘッドによるＣＤの吸着、
解放によって印刷乾燥済みＣＤをトレイから、中継トレ
イを介してストックポールに移転積重するように備えた
ＣＤ印刷装置の、
するためになされたものである。即ち、本発明は、ター
ンテーブルの円周上にＣＤを載置するトレイを等間隔に
設置し、該ターンテーブルをトレイ間の間隔で間欠回転
してトレイ上のＣＤを搬送するように備え、該ターンテ
ーブルのトレイ停止位置の上方にトレイと相対して少な
くとも２台の印刷機と少なくとも２台のＵＶ乾燥機を交
互に配置し、最初の印刷機が相対したトレイよりも前位
のトレイ停止位置に近接して供給アームを設置し、該供
給アームの往復円弧回動とアーム先端の吸着ヘッドによ
るＣＤの吸着、解放によって、ストックポールのＣＤを
１枚宛、中継トレイを介して、トレイに移転載置するよ
うに備え、また、最後のＵＶ乾燥機より後位のトレイ停
止位置に近接して排出アームを設置し、該排出アームの
往復回動とアーム先端の吸着ヘッドによるＣＤの吸着、
解放によって印刷乾燥済みＣＤをトレイから、中継トレ
イを介してストックポールに移転積重するように備えた
ＣＤ印刷装置の、
【０００８】中継トレイ位置に大体のレジマーク位置合
わせを行うレジマーク合わせ装置を備えると共にターン
テーブルの最初の印刷機が相対したトレイよりも前位の
トレイ停止位置に精密なレジマーク位置合わせを行うレ
ジマーク合わせ装置を備えてなり、該レジマーク合わせ
装置は、サーボモーター等で回転制御される軸の上端に
ＣＤ載置部を備えた回転制御機構と、該機構のＣＤ載置
部に載置したＣＤに相対して備えた光センサー等のセン
サーから成り、該センサーによるＣＤのレジマーク検
知、指令によって回転制御機構を作動しＣＤ載置部上の
ＣＤを制御回転して、そのレジマークを定位置に精密に
合わせて停止するように設けたものである、ＣＤ多色印
刷装置を用いて行うＣＤ多色印刷方法であり、
わせを行うレジマーク合わせ装置を備えると共にターン
テーブルの最初の印刷機が相対したトレイよりも前位の
トレイ停止位置に精密なレジマーク位置合わせを行うレ
ジマーク合わせ装置を備えてなり、該レジマーク合わせ
装置は、サーボモーター等で回転制御される軸の上端に
ＣＤ載置部を備えた回転制御機構と、該機構のＣＤ載置
部に載置したＣＤに相対して備えた光センサー等のセン
サーから成り、該センサーによるＣＤのレジマーク検
知、指令によって回転制御機構を作動しＣＤ載置部上の
ＣＤを制御回転して、そのレジマークを定位置に精密に
合わせて停止するように設けたものである、ＣＤ多色印
刷装置を用いて行うＣＤ多色印刷方法であり、
【０００９】１回目の印刷中に少なくとも２台の印刷機
の中の任意の印刷機でＣＤの円周の１点等にレジマーク
を、該印刷機による印刷と一緒に印刷して、印刷機台数
の色数の印刷を行い、
の中の任意の印刷機でＣＤの円周の１点等にレジマーク
を、該印刷機による印刷と一緒に印刷して、印刷機台数
の色数の印刷を行い、
【００１０】次に、１回印刷済みＣＤに２回目の印刷を
行うが、この回から各ＣＤのレジマークを、中継トレイ
位置に備えたレジマーク合わせ装置により大体の位置合
わせを行うと共にターンテーブルの最初の印刷機が相対
したトレイよりも前位のトレイ停止位置に備えたレジマ
ーク合わせ装置により精密な位置合わせを行って、レジ
マークを定位置に精密に合わせてから印刷機へ供給して
印刷を行うようにして、印刷回数（２回）×印刷機台数
の色数の印刷を行い、
行うが、この回から各ＣＤのレジマークを、中継トレイ
位置に備えたレジマーク合わせ装置により大体の位置合
わせを行うと共にターンテーブルの最初の印刷機が相対
したトレイよりも前位のトレイ停止位置に備えたレジマ
ーク合わせ装置により精密な位置合わせを行って、レジ
マークを定位置に精密に合わせてから印刷機へ供給して
印刷を行うようにして、印刷回数（２回）×印刷機台数
の色数の印刷を行い、
【００１１】以下任意回の印刷を行って、印刷回数×印
刷機台数の色数の印刷を行うようにしたことを特徴とす
る、ＣＤ多色印刷方法によって、課題を解決したもので
ある。
刷機台数の色数の印刷を行うようにしたことを特徴とす
る、ＣＤ多色印刷方法によって、課題を解決したもので
ある。
【００１２】
【実施例方法】次に本発明の実施例方法をＣＤ多色印刷
装置の構成及び作用を示す図面によって説明すると、タ
ーンテーブル１の円周上にＣＤを載置するトレイ２を等
間隔に設置し、該ターンテーブル１をトレイ２間の間隔
で間欠回転してトレイ２上のＣＤを搬送するように備
え、該ターンテーブル１のトレイ２停止位置の上方にト
レイ２と相対して少なくとも２台の印刷機４と少なくと
も２台のＵＶ乾燥機５を交互に配設し、最初の印刷機４
が相対したトレイ２よりも前位のトレイ２停止位置に近
接して供給アーム６を設置し該供給アーム６の往復円弧
回動とアーム先端の吸着ヘッド６ａによるＣＤの吸着、
解放によって、ストックポール７のＣＤを１枚宛、中継
トレイ兼レジマーク合わせ装置８を介して、トレイ２に
移転載置するように備え、また、最後のＵＶ乾燥機５よ
り後位のトレイ２停止位置に近接して排出アーム９を設
置し該排出アーム９の往復回動とアーム先端の吸着ヘッ
ド９ａによるＣＤの吸着、解放によって印刷乾燥済みＣ
Ｄをトレイ２から、排出中継トレイ１０を介してストッ
クポール７に移転積重するように備えたＣＤ印刷装置
の、
装置の構成及び作用を示す図面によって説明すると、タ
ーンテーブル１の円周上にＣＤを載置するトレイ２を等
間隔に設置し、該ターンテーブル１をトレイ２間の間隔
で間欠回転してトレイ２上のＣＤを搬送するように備
え、該ターンテーブル１のトレイ２停止位置の上方にト
レイ２と相対して少なくとも２台の印刷機４と少なくと
も２台のＵＶ乾燥機５を交互に配設し、最初の印刷機４
が相対したトレイ２よりも前位のトレイ２停止位置に近
接して供給アーム６を設置し該供給アーム６の往復円弧
回動とアーム先端の吸着ヘッド６ａによるＣＤの吸着、
解放によって、ストックポール７のＣＤを１枚宛、中継
トレイ兼レジマーク合わせ装置８を介して、トレイ２に
移転載置するように備え、また、最後のＵＶ乾燥機５よ
り後位のトレイ２停止位置に近接して排出アーム９を設
置し該排出アーム９の往復回動とアーム先端の吸着ヘッ
ド９ａによるＣＤの吸着、解放によって印刷乾燥済みＣ
Ｄをトレイ２から、排出中継トレイ１０を介してストッ
クポール７に移転積重するように備えたＣＤ印刷装置
の、
【００１３】中継トレイ１０位置に大体のレジマーク位
置合わせを行うレジマーク合わせ装置８を備えると共に
ターンテーブル１の最初の印刷機４が相対したトレイ２
よりも前位のトレイ２停止位置に精密なレジマーク位置
合わせを行うレジマーク合わせ装置１１を備えてなり、
該レジマーク合わせ装置８，１１は、サーボモーター１
３ａ等で回転制御される軸１３ｂの上端にＣＤ載置部１
３ｃを備えた回転制御機構１３と、該機構１３のＣＤ載
置部１３ｃに載置したＣＤに相対して備えた光センサー
等のセンサー１２から成り、該センサー１２によるＣＤ
のレジマーク３の検知、指令によって回転制御機構１３
を作動しＣＤ載置部１３ｃ上のＣＤを制御回転して、そ
のレジマーク３を定位置に精密に合わせて停止するよう
に設けたものである、ＣＤ多色印刷装置を用いて行うＣ
Ｄ多色印刷方法であり、
置合わせを行うレジマーク合わせ装置８を備えると共に
ターンテーブル１の最初の印刷機４が相対したトレイ２
よりも前位のトレイ２停止位置に精密なレジマーク位置
合わせを行うレジマーク合わせ装置１１を備えてなり、
該レジマーク合わせ装置８，１１は、サーボモーター１
３ａ等で回転制御される軸１３ｂの上端にＣＤ載置部１
３ｃを備えた回転制御機構１３と、該機構１３のＣＤ載
置部１３ｃに載置したＣＤに相対して備えた光センサー
等のセンサー１２から成り、該センサー１２によるＣＤ
のレジマーク３の検知、指令によって回転制御機構１３
を作動しＣＤ載置部１３ｃ上のＣＤを制御回転して、そ
のレジマーク３を定位置に精密に合わせて停止するよう
に設けたものである、ＣＤ多色印刷装置を用いて行うＣ
Ｄ多色印刷方法であり、
【００１４】１回目の印刷中に少なくとも２台の印刷機
４の中の任意の印刷機４でＣＤの円周の１点等にレジマ
ーク３を、該印刷機４による印刷と一緒に印刷して、印
刷機台数の色数の印刷を行い、
４の中の任意の印刷機４でＣＤの円周の１点等にレジマ
ーク３を、該印刷機４による印刷と一緒に印刷して、印
刷機台数の色数の印刷を行い、
【００１５】次に、１回印刷済みＣＤに２回目の印刷を
行うが、この回から各ＣＤのレジマーク３を、中継トレ
イ１０位置に備えたレジマーク合わせ装置８により大体
の位置合わせを行うと共にターンテーブル１の最初の印
刷機４が相対したトレイ２よりも前位のトレイ２停止位
置に備えたレジマーク合わせ装置１１により精密な位置
合わせを行って、レジマーク３を定位置に精密に合わせ
てから印刷機４へ供給して印刷を行うようにして、ＣＤ
に印刷回数（２回）×印刷機台数（例２台）の色数
（例、２×２＝４色）の印刷を行い、
行うが、この回から各ＣＤのレジマーク３を、中継トレ
イ１０位置に備えたレジマーク合わせ装置８により大体
の位置合わせを行うと共にターンテーブル１の最初の印
刷機４が相対したトレイ２よりも前位のトレイ２停止位
置に備えたレジマーク合わせ装置１１により精密な位置
合わせを行って、レジマーク３を定位置に精密に合わせ
てから印刷機４へ供給して印刷を行うようにして、ＣＤ
に印刷回数（２回）×印刷機台数（例２台）の色数
（例、２×２＝４色）の印刷を行い、
【００１６】以下任意回の印刷を行って、印刷回数×印
刷機台数の色数の印刷を行うようにした、ＣＤ多色印刷
方法である。
刷機台数の色数の印刷を行うようにした、ＣＤ多色印刷
方法である。
【００１７】図面において、符号７は設定枚数ＣＤを積
重ねセットするストックポール、１４、１５は該ストッ
クポール７の供給コンベヤーと排出コンベヤー、１６は
ストックポール７のコンベヤー１４、１５と待機位置間
移乗を行うチャックユニットを示す。
重ねセットするストックポール、１４、１５は該ストッ
クポール７の供給コンベヤーと排出コンベヤー、１６は
ストックポール７のコンベヤー１４、１５と待機位置間
移乗を行うチャックユニットを示す。
【００１８】レジマーク３はＣＤの円周上の１点（例、
幅０．２×長さ１．０ｍｍ）に印刷するが，センサー１
２が誤って検知しないように該レジマーク３を印刷した
円周上に他の紛らわしい印刷パターンが重ならないよう
にする。
幅０．２×長さ１．０ｍｍ）に印刷するが，センサー１
２が誤って検知しないように該レジマーク３を印刷した
円周上に他の紛らわしい印刷パターンが重ならないよう
にする。
【００１９】
【装置を用いた実施例方法の説明】ＣＤ多色印刷装置の
運転を開始すると、２叉の供給アーム６が往回動して、
チャックユニット１６で供給コンベヤー１４から待機位
置に移乗されたストックポール７から１枚のＣＤを吸着
ヘッド６ａに吸着すると共に中継トレイ兼レジマーク合
わせ装置８上に移乗されていたＣＤを吸着し、
運転を開始すると、２叉の供給アーム６が往回動して、
チャックユニット１６で供給コンベヤー１４から待機位
置に移乗されたストックポール７から１枚のＣＤを吸着
ヘッド６ａに吸着すると共に中継トレイ兼レジマーク合
わせ装置８上に移乗されていたＣＤを吸着し、
【００２０】復回動で、中継トレイ兼レジマーク合わせ
装置８のＣＤをターンテーブル１のトレイ２に、またス
トックポール７のＣＤを中継トレイ兼レジマーク合わせ
装置８に移乗し、一方、ターンテーブル１は供給アーム
６の往復回動とシンクロしてトレイの間隔宛間欠回転し
て、各トレイ２に次々とＣＤを載置して印刷機４へ供給
し、
装置８のＣＤをターンテーブル１のトレイ２に、またス
トックポール７のＣＤを中継トレイ兼レジマーク合わせ
装置８に移乗し、一方、ターンテーブル１は供給アーム
６の往復回動とシンクロしてトレイの間隔宛間欠回転し
て、各トレイ２に次々とＣＤを載置して印刷機４へ供給
し、
【００２１】ＣＤは少なくとも２台設置した印刷機４で
印刷され、ＵＶ乾燥機５を通って乾燥（キュアー）され
て、最後のＵＶ乾燥機５を通って排出アーム９の位置に
達し、該排出アーム９の往回動で排出中継トレイ１０を
経てストックポール７に積重ねられ、該ストックポール
７に設定枚数積重ねられるとチャックユニット１６で排
出コンベヤー１５に移乗する。
印刷され、ＵＶ乾燥機５を通って乾燥（キュアー）され
て、最後のＵＶ乾燥機５を通って排出アーム９の位置に
達し、該排出アーム９の往回動で排出中継トレイ１０を
経てストックポール７に積重ねられ、該ストックポール
７に設定枚数積重ねられるとチャックユニット１６で排
出コンベヤー１５に移乗する。
【００２２】上記の順序でＣＤに１回目の印刷を行っ
て、その印刷過程中に何れかの印刷機４でＣＤにレジマ
ーク３を印刷して、ＣＤに印刷回数（１回）×印刷機台
数（例、２台）の色数（例、１×２＝２色）の印刷を終
了する。
て、その印刷過程中に何れかの印刷機４でＣＤにレジマ
ーク３を印刷して、ＣＤに印刷回数（１回）×印刷機台
数（例、２台）の色数（例、１×２＝２色）の印刷を終
了する。
【００２３】次に、各印刷機の版を交換し、上記１回印
刷済みＣＤを２回目の印刷にかけるが、この２回目以降
はレジマーク合わせ装置８、１１を作動して、予じめレ
ジマーク３を精密に定位置に合わせてから印刷機４へ供
給する。
刷済みＣＤを２回目の印刷にかけるが、この２回目以降
はレジマーク合わせ装置８、１１を作動して、予じめレ
ジマーク３を精密に定位置に合わせてから印刷機４へ供
給する。
【００２４】まず、供給アーム６で中継トレイ兼レジマ
ーク合わせ装置８に移乗されたＣＤに対して、該位置に
備えたレジマーク合わせ装置８で高速度で大体の位置合
わせを行う。この時、高速度で高能率に行うために、該
装置８のＣＤ載置部１３ｃ（載置したＣＤ）を全て右方
向回転（最大３６０°）だけ高速回転停止して、定位置
Ｐから僅かに右へオーバーした点に停止するようにし、
（図３の（イ）→（ロ））
ーク合わせ装置８に移乗されたＣＤに対して、該位置に
備えたレジマーク合わせ装置８で高速度で大体の位置合
わせを行う。この時、高速度で高能率に行うために、該
装置８のＣＤ載置部１３ｃ（載置したＣＤ）を全て右方
向回転（最大３６０°）だけ高速回転停止して、定位置
Ｐから僅かに右へオーバーした点に停止するようにし、
（図３の（イ）→（ロ））
【００２５】次に、上記ＣＤが供給アーム６でターンテ
ーブル１のトレイ２に移乗載置され、搬送されて、レジ
マーク合わせ装置１１の位置に到達したときに、今度は
ＣＤ載置部１３ｃを左方向だけに比較的低速で回転し
て、定位置Ｐに精密に合致させて停止し、（図３の
（ハ）→（ニ））、その状態でトレイ２上に載置して最
初の印刷機４へ供給する。
ーブル１のトレイ２に移乗載置され、搬送されて、レジ
マーク合わせ装置１１の位置に到達したときに、今度は
ＣＤ載置部１３ｃを左方向だけに比較的低速で回転し
て、定位置Ｐに精密に合致させて停止し、（図３の
（ハ）→（ニ））、その状態でトレイ２上に載置して最
初の印刷機４へ供給する。
【００２６】上記のように各ＣＤはレジマーク３が定位
置に精密に合致した状態で搬送されるので、各印刷機４
で印刷パターンにずれを生じることなく、印刷回数（２
回）×印刷機台数（例、２台）の色数（２×２＝４色）
の印刷を終了する。
置に精密に合致した状態で搬送されるので、各印刷機４
で印刷パターンにずれを生じることなく、印刷回数（２
回）×印刷機台数（例、２台）の色数（２×２＝４色）
の印刷を終了する。
【００２７】上記以上の色数の印刷を行うときは、その
度に各印刷機の版を交換したのち、前回印刷済みのＣＤ
を次回目の印刷にかける。この場合も毎回レジマーク合
わせ装置８、１１でレジマーク３を定位置に高精度に合
わせてから印刷機４へ供給して行う。以上のようにし
て、ＣＤに印刷回数×印刷機台数の色数の印刷を行うこ
とができる。
度に各印刷機の版を交換したのち、前回印刷済みのＣＤ
を次回目の印刷にかける。この場合も毎回レジマーク合
わせ装置８、１１でレジマーク３を定位置に高精度に合
わせてから印刷機４へ供給して行う。以上のようにし
て、ＣＤに印刷回数×印刷機台数の色数の印刷を行うこ
とができる。
【００２８】印刷機２台を備えた本発明実施例装置で３
回印刷、即ち、印刷回数３×印刷機台数２の色数（３×
２＝６色）の印刷を行った印刷パターンずれの精度は、 １回目 ２色印刷 ±５／１００ｍｍ以下 ２回目 ４色印刷 ±６／１００ｍｍ以下 ３回目 ６色印刷 ±７／１００ｍｍ以下 の極めて高精度な結果が得られた。
回印刷、即ち、印刷回数３×印刷機台数２の色数（３×
２＝６色）の印刷を行った印刷パターンずれの精度は、 １回目 ２色印刷 ±５／１００ｍｍ以下 ２回目 ４色印刷 ±６／１００ｍｍ以下 ３回目 ６色印刷 ±７／１００ｍｍ以下 の極めて高精度な結果が得られた。
【００２９】また、印刷のスピードは、 １回目の２色印刷 １８００〜２４００枚（使用インキ
により差有り） ２回目の４色印刷 １２００枚 であって、２回目以降はレジマーク合わせの所要時間分
だけ枚数が減少した。
により差有り） ２回目の４色印刷 １２００枚 であって、２回目以降はレジマーク合わせの所要時間分
だけ枚数が減少した。
【００３０】
【効果】以上のように、本発明方法は、既存のＣＤ印刷
装置にレジマーク合わせ装置を付加設置しただけで構成
したＣＤ多色印刷装置を用いて、１回目の印刷でレジマ
ークを付し、２回目以降の印刷で２個所のレジマーク合
わせ装置により２段階に各ＣＤのレジマークを極めて精
密に定位置に合わせてから印刷するようにしたので、印
刷回数×印刷機台数の色数のＣＤ多色印刷を極めて高精
度、高能率に行い得る優れた効果がある。
装置にレジマーク合わせ装置を付加設置しただけで構成
したＣＤ多色印刷装置を用いて、１回目の印刷でレジマ
ークを付し、２回目以降の印刷で２個所のレジマーク合
わせ装置により２段階に各ＣＤのレジマークを極めて精
密に定位置に合わせてから印刷するようにしたので、印
刷回数×印刷機台数の色数のＣＤ多色印刷を極めて高精
度、高能率に行い得る優れた効果がある。
【図１】本発明方法に用いるＣＤ多色印刷装置の構成概
略を示す平面図。
略を示す平面図。
【図２】レジマーク合わせ装置の構成概略と、該装置と
ストックポール、中継トレイ及びターンテーブルの関係
を示す説明図。
ストックポール、中継トレイ及びターンテーブルの関係
を示す説明図。
【図３】（イ）〜（ニ）はレジマークの位置合わせ順を
示す説明図。
示す説明図。
Ｐ 定位置 １ ターンテーブル ２ トレイ ３ レジマーク ４ 印刷機 ５ ＵＶ乾燥機 ６ 供給アーム ６ａ 吸着ヘッド ７ ストックポール ８ 中継トレイ兼レジマーク合わせ装置 ９ 排出アーム ９ａ 吸着ヘッド １０ 中継トレイ １１ レジマーク合わせ装置 １２ センサー １３ 回転制御機構 １３ａ サーボモーター １３ｂ 軸 １４ 供給コンベヤー １５ 排出コンベヤー １６ チャックユニット
Claims (2)
- 【請求項１】ターンテーブルの円周上にＣＤを載置する
トレイを等間隔に設置し、該ターンテーブルをトレイ間
の間隔で間欠回転してトレイ上のＣＤを搬送するように
備え、該ターンテーブルのトレイ停止位置の上方にトレ
イと相対して少なくとも２台の印刷機と少なくとも２台
のＵＶ乾燥機を交互に配設し、最初の印刷機が相対した
トレイよりも前位のトレイ停止位置に近接して供給アー
ムを設置し、該供給アームの往復円弧回動とアーム先端
の吸着ヘッドによるＣＤの吸着、解放によって、ストッ
クポールのＣＤを１枚宛、中継トレイを介して、トレイ
に移転載置するように備え、また、最後のＵＶ乾燥機よ
り後位のトレイ停止位置に近接して排出アームを設置
し、該排出アームの往復回動とアーム先端の吸着ヘッド
によるＣＤの吸着、解放によって印刷乾燥済みＣＤをト
レイから、中継トレイを介してストックポールに移転積
重するように備えたＣＤ印刷装置の、 中継トレイ位置に大体のレジマーク位置合わせを行うレ
ジマーク合わせ装置を備えると共にターンテーブルの最
初の印刷機が相対したトレイよりも前位のトレイ停止位
置に精密なレジマーク位置合わせを行うレジマーク合わ
せ装置を備えてなり、 該レジマーク合わせ装置は、サーボモーター等で回転制
御される軸の上端にＣＤ載置部を備えた回転制御機構
と、該機構のＣＤ載置部に載置したＣＤに相対して備え
た光センサー等のセンサーから成り、該センサーによる
ＣＤのレジマークの検知、指令によって回転制御機構を
作動しＣＤ載置部上のＣＤを制御回転して、そのレジマ
ークを定位置に精密に合わせて停止するように設けたも
のである、ＣＤ多色印刷装置を用いて行うＣＤ多色印刷
方法であり、 １回目の印刷中に少なくとも２台の印刷機の中の任意の
印刷機でＣＤの円周の１点等にレジマークを、該印刷機
による印刷と一緒に印刷して、印刷機台数の色数の印刷
を行い、 次に、１回印刷済みＣＤに２回目の印刷を行うが、この
回から各ＣＤのレジマークを、中継トレイ位置に備えた
レジマーク合わせ装置により大体の位置合わせを行うと
共にターンテーブルの最初の印刷機が相対したトレイよ
りも前位のトレイ停止位置に備えたレジマーク合わせ装
置により精密な位置合わせを行って、レジマークを定位
置に精密に合わせてから印刷機へ供給して印刷を行うよ
うにして、印刷回数（２回）×印刷機台数の色数の印刷
を行い、 以下任意回の印刷を行って、印刷回数×印刷機台数の色
数の印刷を行うようにしたことを特徴とする、 ＣＤ多色印刷方法。 - 【請求項２】中継トレイレ位置のレジマーク合わせ装置
で、ＣＤのレジマークの大体の位置合わせを高速度で高
能率に行うために、該装置のＣＤ載置部に載置したＣＤ
を右方向回転（最大３６０°）だけ高速回転停止して、
定位置から僅かに右へオーバーした点に停止するように
しすると共に、 ターンテーブルの最初の印刷機が相対したトレイよりも
前位のトレイ停止位置に備えたレジマーク合わせ装置
で、ＣＤのレジマークの精密な位置合わせを行うため
に、該装置のＣＤ載置部に載置したＣＤを左方向だけに
比較的低速で回転して定位置に精密に合致させて停止
し、その状態でトレイ２上に載置して最初の印刷機へ供
給するするようにしたことを特徴とする、 請求項１のＣＤ多色印刷方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26958193A JP3314894B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | Ｃｄ多色印刷装置を用いたｃｄ多色印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26958193A JP3314894B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | Ｃｄ多色印刷装置を用いたｃｄ多色印刷方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07101039A JPH07101039A (ja) | 1995-04-18 |
| JP3314894B2 true JP3314894B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=17474361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26958193A Expired - Fee Related JP3314894B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | Ｃｄ多色印刷装置を用いたｃｄ多色印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3314894B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6986559B1 (en) | 2001-04-20 | 2006-01-17 | Elesys, Inc. | Position information apparatus and methods for radial printing |
| KR100468030B1 (ko) * | 2001-12-27 | 2005-01-24 | 주식회사 아이팩 | 다색 실크스크린 인쇄장치 |
| KR100771958B1 (ko) * | 2004-01-29 | 2007-10-31 | 최상관 | 콤팩트디스크 등의 인쇄장치 |
| KR101236295B1 (ko) * | 2010-12-03 | 2013-02-26 | 주식회사 대영테크 | 로터리 작업방식의 터치윈도우 스크린 인쇄장치 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP26958193A patent/JP3314894B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07101039A (ja) | 1995-04-18 |
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