JPH06206305A - 単一パスにおいて多色容器本体ブランクを印刷するための装置と方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一経路において、多色容器本体ブランクを印
刷する。 【構成】 個々の本体ブランクが、シートから切断さ
れ、多色オフセット平版プレスの回転刷りシリンダーに
２つの平行流において送られる。本体ブランクは、機械
的クランプと磁石を使用して、刷りシリンダーに固定さ
れ、そして多数のインクユニット／紫外線ランプ対を順
次に通過して回転される。各色インクはインクユニット
によって塗布されるために、それは、本体ブランクが次
のインクユニットに輸送される前に、隣接する紫外線ラ
ンプによって即座に硬化される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、エアゾール缶等の如く
多色装飾容器を印刷するための装置に向けられる。さら
に具体的には、本発明は、単一パスのプレスにおいて多
様な色に個々の缶本体ブランクを印刷することができる
高速印刷プレスに向けられる。

【０００２】

【従来技術及びその課題】伝統的に、小売市場用の金属
容器は、「２片」又は「３片」形式であった。典型的に
アルミニウムの２片缶は、伝統的に、強度要求が低い飲
料容器として使用されてきた。そのような缶は、延伸及
びしごき加工された円筒形本体を円形ふたに接合するこ
とにより形成される。２片缶は、米国特許第３、２２
３、０２８号（Ｂｒｉｇｈａｍ）、第３、２２７、０７
０号（Ｂｒｉｇｈａｍ他）、第３、７６６、８５１号
（Ｓｉｒｖｅｔ他）及び第４、１３８、９４１号（Ｍｃ
Ｍｉｌｌｉｎ他）において開示された如く、平版印刷プ
レスを使用して円筒形構成において個々に装飾される。
そのようなプレスにおいて、多数のインクユニットが、
中央ブランケットシリンダーの回りに配置される。各イ
ンクユニットは、単色で印刷される像の部分をブランケ
ットシリンダーに転写して、続いて単一パスにおいて全
像を缶表面に転写する。印刷の後、缶は、オーブンにお
いて焼成により硬化される。色がブランケットにおいて
混ざるのを防止するために、各色は、「トラップライ
ン」と呼ばれる余白によって、隣接色から分離されなけ
ればならない。３片缶が、多数の形式の食物と強度が極
めて要求されるエアゾール容器のために使用されてき
た。３片缶は、一般に、鋼製であり、円形頂部と円形底
部を円筒形本体部分に取り付けることにより形成され
る。本体部分は、本体ブランクと呼ばれる平坦矩形板を
シリンダーに曲げ、接合部を形成するために、本体ブラ
ンクの重なり合う縦縁を溶接することにより形成され
る。３片缶のための装飾は、平坦構成のままで、多重本
体ブランクシートにおいて印刷される。

【０００３】今まで、３片缶のための本体ブランクは、
大形平坦金属シートに矩形配列の実質的な数の容器像を
印刷することにより、高速生産ラインにおいて効率的に
印刷されると考えられてきた。印刷の後、大形シート
は、個々の本体シートに切断され、各本体ブランクは、
一缶本体を形成するために使用される。

【０００４】高速生産環境において個々に各缶本体を個
別印刷することは、経済的に実現不能であると考えられ
た。

【０００５】伝統的な３片缶印刷方法において、大形平
坦シートが２色平版印刷プレスを通過させることにより
印刷された。プレスは、２つの印刷板シリンダーを使用
し、各々は、単色インクにおいて印刷される像の部分を
含んだ。両印刷板シリンダーからのインクは、共通ブラ
ンケットシリンダーに塗布され、単一パスにおいて２色
像をシートに適用した。印刷される多数の像は、印刷板
に並べて配置され、その結果、一行の容器像が、ブラン
ケットシリンダーの回転毎に印刷された。それから、部
分的に印刷されたシートは、インクを硬化させるために
オーブンにおいて焼成された。

【０００６】第１の２色での印刷の後、印刷板は、２つ
の異なる色において印刷される像の部分を含む印刷板に
変更され、そしてプレスは、新しい色インクを供給され
た。それから、シートは、第２パスにおいてプレスを通
って送られ、そして新しく塗布されたインクを硬化させ
るために、オーブンにおいて再焼成された。このプロセ
スは、すべての必要色がシートに塗布されるまで繰り返
される。最終結果は、行と列の矩形配列において多数の
缶装飾を含む大形シートであった。印刷の後、シート
は、スプリッターを使用して、縦横に切断され、円筒形
容器本体に形成される個々の本体ブランクを形成した。
インクは各パスの間で硬化されるために、インクが混ざ
るのを防止するために、前述の２片缶印刷プロセスにお
いて必要とされた、美的に劣るトラップラインを形成す
ることは必要ではなかった。

【０００７】不幸にも、本体ブランク印刷への伝統的な
アプローチは、いろいろな欠点を被った。まず、そのよ
うな広幅シートにわたってブランクシリンダーの一様圧
力を維持することは困難である。結果として、シートの
中央部分から切断された本体ブランクにおける像は、し
ばしば、縁部分から切断されたものよりも明るく、缶が
スーパーマーケットの棚に陳列された時、製品外観にお
いて一様性の欠如を生じた。

【０００８】第２に、多数の缶は、８色での印刷を必要
とするために、プレスの４つの分離パスが必要とされ
る。これは、印刷板を変更し、前使用のインクを浄化す
るために、かなりの休止時間を生ずる。

【０００９】第３に、印刷板とシートの見当合せは、各
パスに対してリセットされなければならないために、各
パスにおいて印刷された像は、前印刷像と正確に見当合
せされないかもしれない。この問題は、見当ずれ条件が
第３又は第４パスの後に発見される時、全シートが廃棄
され、プロセスが再び最初から開始されなければならな
いために、大きな非効率性を生む。

【００１０】従って、本体ブランクを印刷する効率的な
高速方法を設けることが望ましく、この場合すべての色
は、単一パスにおいて塗布され、その結果本体ブランク
は、ただ一度印刷プレスに見当合せされる。そのような
方法は、個々の本体ブランクの印刷を可能にし、その結
果、（i）本体ブランクに対するブランケットシリンダ
ーの一様圧力が維持される、（ii）印刷問題が、不必要
な付加印刷が行われる前に、迅速に検出される、（ii
i）誤植が行われるならば、不正に印刷された本体ブラ
ンクのみが廃棄される必要がある。

【００１１】異なる色インクを含有する多数のインクユ
ニットが回りに配設された中央回転刷りシリンダーを使
用して、４色印刷プレスで用紙シートを印刷することが
公知である−−米国特許第４、９３６、２１１号（Ｐｅ
ｎｓａｖｅｃｃｈｉａ）を参照せよ。そのようなプレス
は、各インクユニットの下にシートを順次に担持する刷
りシリンダーに対して用紙シートを把持するためにカム
作動クランプを使用する。本体ブランクを印刷するため
に前述のプレスの場合における如く、そのような用紙プ
レスが多数の文書ページを大形用紙シートに印刷し、続
いて個々のページに切断することが、最も効率的である
と考えられた。このため、そのような用紙プレスは、広
幅シートの幅にわたった印刷の一様性の欠如の前記の問
題を解決しない。しかし、そのようなプレスは、シート
を繰り返して再見当合せする必要性なしに、刷りシリン
ダーの回りに単一パスにおいて多色を印刷可能にする。

【００１２】不幸にも、用紙シート印刷プレスは、幾つ
かの理由のために、容器本体ブランクの如く金属板を印
刷するために適さない。第１に、シートが次のインクユ
ニットの下を通過する前に、インクの各層を硬化させる
準備がそのようなプレスにない。これは、汚れを防止す
るために硬化は必要とされないために、用紙シートを印
刷する際に問題を提示しない。しかし、金属基板に塗布
されたインクは、インクの汚れと混合を防止するため
に、次のインクユニットの下を通過する前に硬化されな
ければならない。常に、この問題は、各インクユニット
の間で硬化オーブンに金属を通過させることが不可能な
ために、高速金属印刷動作においてそのような回転プレ
スの使用を排除したと考えられた。

【００１３】第２の問題は、刷りシリンダーに対する金
属本体ブランクの締め付けに関して発生する。極めて柔
軟のために、用紙シートは、刷りシリンダーに対して容
易に平坦にされる。結果的に、そのようなプレスは、各
用紙シートを刷りシリンダーに固定するために単一クラ
ンプを使用する。しかし、金属本体ブランクは、剛性で
あり、準備した刷りシリンダーに安定に固定できない。

【００１４】第３に、そのようなプレスは、湾曲案内ロ
ーラーの回りに用紙シートを駆動し、シートをクランプ
と係合させるためにローラーを使用する。不幸にも、金
属板は、この方法で刷りシリンダーに向けられるために
は剛性すぎる。

【００１５】第４に、４つを超えるインクユニットをそ
のようなプレスに組み込むことは、困難であり、その結
果、単一パスにおいて塗布される色数は制限される。

【００１６】従って、個々の本体ブランクを個別印刷す
るための効率的な高速プレスを設けることが望ましく、
この場合すべての色は、刷りシリンダーの単一パスにお
いて塗布され、（i）本体ブランクがインクユニットの
間を通過した時、インクを硬化させるための方法を開発
することと、（ii）刷りシリンダーに対して本体ブラン
クを確実に締め付ける方法を開発することと、（iii）
本体ブランクがすべての重なる装飾のための位置に見当
を合わせられ、確実に締め付けられ、これにより、イン
ク沈着を正確に配置させる如く、刷りシリンダーに対し
て本体ブランクを適正に差し向ける方法を開発すること
により用紙プレスの問題を克服した。

【００１７】

【課題を解決するための手段】単一経路において多色容
器本体ブランクを印刷するための装置と方法を提供する
ことが、本発明の目的である。

【００１８】装置と方法が高速動作において個別の本体
ブランクを個々に印刷することができることが、発明の
別の目的である。

【００１９】これらと他の目的は、（i）金属シートを
複数の実質的に平坦な本体ブランクに切断するための手
段と、（ii）本体ブランクの各々において像を印刷する
ための印刷プレスと、（iii）切断手段から印刷プレス
に本体ブランクを輸送するための手段とを有する、容器
に形成されるように適合された印刷金属本体ブランクを
製造するための装置において達成される。印刷プレス
は、（i）略円形パスにおいて本体ブランクの各々を担
持するように適合された回転刷りシリンダーと、（ii）
刷りシリンダーの周囲の回りに配設された複数の定置イ
ンクユニットであり、これにより、刷り(impression)シ
リンダーは各インクユニットの下にシートを担持する複
数の定置インクユニットと、（iii）刷りシリンダーの
周囲の回りに配設され、インクユニットの各々に隣接し
て各一つ配設される複数の定置硬化手段とを有し、これ
により、刷りシリンダーは、硬化手段の各々の下にシー
トを担持する。刷りシリンダーは、周囲に対して本体ブ
ランクの各々を保持するための機械的手段と磁気的手段
の両方を有する。

【００２０】本発明はまた、複数の色において印刷さ
れ、容器本体に形成されるために適する金属本体ブラン
クを形成する方法において、（i）金属シートを複数の
本体ブランクに切断する段階と、（ii）本体ブランクを
刷りシリンダーに輸送し、本体ブランクの各々を順次に
固定する段階と、（iii）固定した本体ブランクを順次
に第１インクユニットに担持するために、刷りシリンダ
ーを回転させることにより、第１色インクを本体ブラン
クに塗布する段階と、（iv）第１インクユニットから第
１硬化手段に順次に固定本体ブランクを担持するため
に、刷りシリンダーを回転させることにより、第１イン
クユニットによって塗布された第１色インクを少なくと
も部分的に硬化させる段階と、（v）第１硬化手段から
第２インクユニットに順次に固定本体ブランクを担持す
るために、刷りシリンダーを回転させることにより、第
２色インクを本体ブランクに塗布する段階と、（vi）第
２インクユニットから第２硬化手段に順次に固定本体ブ
ランクを担持するために、刷りシリンダーを回転させる
ことにより、第２インクユニットによって塗布された第
２色インクを少なくとも部分的に硬化させる段階と、
（vii）刷りシリンダーから本体ブランクを順次に解放
させ、本体ブランクを輸送する段階とを含む方法を具備
する。

【００２１】

【実施例】図面を参照すると、同様の番号は同様の要素
を指示し、図１において、先行技術による３片缶の本体
部分１が示される。前述の如く、本体部分は、平坦印刷
済本体ブランク３２を円筒形構成に形成し、重なり合う
接合部２に沿って閉じられたシリンダーを溶接すること
により作製される。

【００２２】図２は、缶本体部分１を作製するための本
発明による生産ラインの全体レイアウトを示す。約０．
０１０インチ厚の鋼の如く磁性金属のシート４が、従来
のスクロールせん断スプリッター３に送られる。従来の
如く、シート４は、外面において白ベース塗膜で被覆さ
れ、そしてスプリッター３に送られる前に、内面におい
てラッカーを塗られる。スプリッター３は、最初にシー
ト４を縦に中間細片６に切断し、それから、細片を横に
個々の未印刷本体ブランク９−−すなわち、缶高さに対
応する幅Ｗと缶直径に対応する長さＬを有する矩形板に
切断する２セットの回転切断ヘッド（不図示）を有す
る。本体ブランクのサイズは応用による。一般に、本体
ブランクは、約１０インチ幅対１０インチ長を超えな
い。各本体ブランクは、処理の後、図１に示された単一
缶本体１を形成する。

【００２３】スプリッター４からの未印刷本体ブランク
９は、本体ブランク９を２つの入力ホッパー１２に交互
に置くロボットトランスレータを有する本体ブランク輸
送ユニット８を介して輸送される。従来の如く、本体ブ
ランク９は、真空により、入力ホッパー１２の底部から
抽出され、二重レーン入力コンベヤー１５にたい積さ
れ、図３に示された印刷プレス１３に輸送される。本発
明により、本体ブランク９は、対で入力ホッパー１２か
ら抽出され、その結果、図４に最良に示された如く、本
体ブランクの２つの平行流が、入力コンベヤー１５によ
って、以下に議論された印刷プレス１３の刷りシリンダ
ー１４に輸送される。図２に示された如く、輸送ユニッ
ト８は、本体ブランクを９０°回転させ、その結果、図
１に示された重なり接合部２を究極的に形成する縁は、
刷りシリンダー１４に向けられ、締め付けられた時、各
本体ブランクの前縁６４を形成する。約２７０°を為す
円形パスにおいて刷りシリンダー１４によって担持され
た後、印刷本体ブランク３２は、締め付けを解かれ、そ
して刷りシリンダーから二重レーン真空コンベヤー２４
に案内除去される。

【００２４】図２に戻ると、印刷済本体ブランク３２
が、真空コンベヤー２４から放出コンベヤー２４に対し
て９０°に方向付けられた二重レーンコンベヤー１６に
輸送され、印刷済本体ブランク３２をワニス塗りユニッ
ト１７に輸送し、この場合、従来の如く、ワニスの上層
が塗布される。ワニスが塗布され、直後に紫外線ランプ
（図２に不図示）によって硬化された後、印刷済本体ブ
ランク３２は、コンベヤー１９を介して本体ブランクス
タックと移送ユニット１０に輸送され、移送ユニット１
０は、本体ブランクのスタックをパレット１１に配置す
る。取り出しシステム２６は、印刷本体ブランク３２を
図１に示された缶本体１に形成する缶本体作製機（不図
示）に輸送する。

【００２５】本発明による印刷プレス１３が、図３に示
される。中央刷りシリンダー１４は、支持フレーム２０
において回転可能に取り付けられ、そしてモーターと歯
車系（不図示）によって駆動される。多数のインクユニ
ット１８が、フレーム２０において支持され、刷りシリ
ンダー１４の周囲に配置される。インクユニット１８の
一つが、図５に詳細に示される。従来の如く、インクユ
ニットは、インクだめ３３、インカーロール６０、ドク
ターロール６２、インク分配ロール３４、振動ロール６
２、及び形成ロール６３から成り、これらにより、イン
クだめからのインクは、印刷板シリンダー３５に転写さ
れる。本発明の重要な見地により、感光性インクが、イ
ンクユニット１８において使用され、その結果、硬化
が、紫外線によって達成される。そのようなインクは、
Ｅｌｋ Ｇｒｏｖｅ Ｖｉｌｌａｇｅ，Ｉｌｌｉｎｏｉ
ｓのＩＮＸ，Ｉｎｃ．から獲得される。

【００２６】図６に示された如く、印刷板シリンダー３
５は、従来の２つの同一の乾式オフセット平版印刷板５
４を含む。代替的に、平版、活版、グラビア又はフレキ
ソ印刷板がまた、使用される。好都合なことに、板シリ
ンダー３５は、磁性であり、その結果、印刷板５４は、
磁気吸引により位置に保持され、これにより、板交換を
単純にする。図７に示された如く、一連のピン５６が、
板シリンダー３５の表面から外側に突出し、そして印刷
板５４において締りばめ穴５５とかん合するように適合
され、これにより、シリンダーと板の適正な見当合せを
保証する。印刷板５４の各対は、単色で印刷されるラベ
ルの部分からなる像を保持する。本発明により、本体ブ
ランク９は、前述の如く２つの平行流において刷りシリ
ンダー１４によって担持されるために、各印刷板５４
は、２つの同一像を並べて包含する。

【００２７】図５に示された如く、本発明により、各イ
ンクユニット１８は、それ自身のブランケットシリンダ
ー３６を有する。従来の如く、各ブランケットシリンダ
ー３６は、図６に示された如く、インクを印刷板５４か
ら本体ブランク９に転写するように適合されたたわみブ
ランケット５３を取り付けている。板シリンダー３５と
ブランケットシリンダー３６の両方は、刷りシリンダー
１４の歯車に結合した歯車列によって駆動され、その結
果、すべての３つのシリンダーの表面速度は、同一であ
り、これにより、シリンダーの間の適正な転がり接触を
保証する。

【００２８】プレス１３の動作中、本体ブランク９が、
送り機構の作用に拘わらず、入力ホッパー１２から抽出
されないことが、時々発生する。結果として、刷りシリ
ンダー１４に送られた本体ブランクの流れに間げきがあ
り、調整作用が取られないならば、ブランケットシリン
ダー３６がインクを刷りシリンダーの表面に直接に転写
することとなる。この状況は、ブランケットシリンダー
３６を刷りシリンダーとの接触から瞬時に引込ませる従
来のスローオフ機構の使用によって回避される。具体的
に、図５に示された如く、板シリンダー３５とブランケ
ットシリンダー３６は、偏心マウント３７を使用して、
フレーム２０に支持される。ラグ４３が、偏心マウント
３７に取り付けてある。ラグ４３は、リンク機構３８と
レバー３９によって、ブラケット４２を用いて支持フレ
ームに取り付けた空気圧シリンダー４０のピストン４１
に結合してある。センサー（不図示）が、入力コンベヤ
ー１５からの本体ブランク９の不在を検出する時、それ
は、適正な時点において、空気圧シリンダー４０を作動
させ、板及びブランケットシリンダー３５と３６を偏心
マウント３７において旋回させる信号を発生させ、その
結果、ブランケットシリンダーは、刷りシリンダーとの
接触から瞬時に引込まされる。

【００２９】図３に示された如く、好ましい実施態様に
おいて、８つのインクユニット１８が使用され、その結
果、８つの異なる色が、印刷プレス１３を通った単一パ
スにおいて塗布される。しかし、インクユニット１８の
数は、印刷される色数により、増大又は減少される。

【００３０】紫外線ランプ２１は、各インクユニット１
８に隣接した−−すなわち、すぐ下流の−−支持フレー
ム２０において取り付けてある。図８に示された各紫外
線ランプ２１は、本体ブランク９の移動方向を横断して
方向付けられたアーク作動管状ランプバルブを有する。
ランプバルブは、紫外線７６を印刷本体ブランク３２に
集束させるように適合された放物面反射鏡７５によって
取り囲まれ、光重合によりインクを急速に硬化させる。
シャッター７２は、反射鏡７５の下に滑り可能に取り付
けてある。加圧空気７４を供給されたＢｉｍｂａ空気シ
リンダー７３によって作動されたシャッター７２は、プ
レスが一時的に停止された時、紫外線が刷りシリンダー
に達するのを防止する。冷却水は、入口１９を介して、
シャッター７２とランプハウジングに供給される。ラン
プ２１の反対側において同様に位置する出口（不図示）
は、水を放出する。好ましい実施態様において、ランプ
２１は、約２０インチ長であり、約４００ワット／イン
チの出力を有する。発明者は、そのようなランプが、最
大４００フィート／分の本体ブランク速度においてイン
クを適切に硬化させるように次元を決めた。図３は刷り
シリンダー１４の回りに取り付けた紫外線ランプ２１の
すべてを示すが、最後のインクユニット１８のランプは
また、刷りシリンダーの回りではなく、出力コンベヤー
２４の上に取り付けてある。

【００３１】図４に示された如く、刷りシリンダー１４
は、周囲の回りに等間隔に離間され、スロット２７によ
って分離された多数の本体ブランク支持セグメント２８
を有する。好ましい実施態様において、各セグメント２
８は、２つの本体ブランク９を併置して担持するために
十分な長さと幅を有する。刷りシリンダー１４は、多数
又は少数の本体ブランク９を収容するために狭又は拡幅
にされるが、２つの本体ブランクは、最適であり、刷り
シリンダー１４とブランケットシリンダー３６の幅の増
大は、前述の如く、技術において今まで公知なアプロー
チで煩わしかった如く、缶の間の生産された像における
非一様性につながる考えられる。

【００３２】図９に示された如く、各刷りシリンダース
ロット２７は、従来のカム作動クランプ組立体を含む。
クランプ組立体は、スリーブ軸受け４６によって支持し
たシャフト３１に並べて固定して取り付けた２つのクラ
ンプ４７（明確性のために、唯一のクランプが図９に示
される）から成る。各クランプ４７は、あご４８を有
し、クランプが閉じられた時、図６に示された如く、刷
りシリンダー１４の周囲に対して本体ブランク９の前縁
６４を固着するように適合される。クランプ４７は、バ
ネ４９によって、閉鎖位置に偏向される。図９に示され
た如く、シャフト３１の端部は、レバー３０によってカ
ムフォロワー２９に結合してある。カムフォロワー２９
の放射状外側変位は、シャフト３１とクランプ４７を回
転させ、バネ４９に打ち勝ち、クランプのあご４８を開
放させる。

【００３３】図４に示された如く、定置カム２３は、３
時と６時の位置において、刷りシリンダー１４に隣接し
て、支持フレーム２０に取り付けてある。図９に示され
た如く、カムフォロワー２９は、スロット２７がカム位
置に達する時、カム表面４４上を移動する。カム表面４
４におけるライズ４５は、カムフォロワー２９を放射状
外側に変位させ、その結果、クランプ４７のあご４８
は、３時と６時の位置において開放され、これにより、
以下に議論される如く、それぞれ、送り及び出力コンベ
ヤー１５と１６から本体ブランク９の収容と解放を容易
にする。いったんスロット２７が３時と６時の位置を過
ぎて回転したならば、カムフォロワーは、カム表面４４
の後縁を通過し、そしてクランプあご４８は、バネ４９
の付勢の下で再び自動的に閉じる。

【００３４】前述の如く、剛性のために、金属本体ブラ
ンク９は、前縁６４の各々におけるクランプ４７のみに
より、刷りシリンダー１４に確実に保持できない。結果
的に、本発明により、多数の管状磁石５０が、各スロッ
ト２７の下流の刷りシリンダー周囲の表面のすぐ下に配
設してある。磁石５０は、図６に示された如く、磁気力
により刷りシリンダーに対して本体ブランク９の後縁６
５を固定するために適合される。

【００３５】本発明により、２つの従来の送りコンベヤ
ーが、入力ホッパー１２から刷りシリンダー１４に未印
刷本体ブランク９を輸送するために適合され、一コンベ
ヤーが、図４に示された本体ブランク９の２つの平行流
の各々に対して使用される。一つのそのようなコンベヤ
ー１５が、図１０と図１１に示される。コンベヤー１５
は、本体ブランク９が、刷りシリンダー１４の周囲に接
するパスにおいて滑動する滑り表面５１を具備する。入
力ホッパー１２から抽出された後、本体ブランク９は、
図１０に示された如く、本体ブランクの後縁５９に対し
て支えられたドグ５９によって、初期的に駆動される。
ドグは、本体ブランクの速度が刷りシリンダー周囲の表
面速度よりも高速である如く、鎖コンベヤー５２によっ
て駆動される。ドグ５９は、図１０の右側に示された上
昇位置に維持する支持レール５７に旋回可能に取り付け
られ、載置される。本体ブランクを刷りシリンダー１４
との近接に駆動した後、ドグ５９は、レール５７の端部
から滑り、本体ブランクとの係合から引込むようにそれ
らを下方に回転させる。

【００３６】ドグ５９が引込む時、往復動作する見当合
せスライド６６は、本体ブランク９の背後の位置に移動
する。図１１に最良に示された如く、スライド６６にお
けるつめ５８は、本体ブランク後縁５９に係合し、そし
て前述の如く、６時の位置においてカム２３によって瞬
時に開かれたクランプあご４８の下にそれを配置する。
つめ５８は、その速度が刷りシリンダー表面及びクラン
プの速度と同じになる如く、本体ブランク９を減速させ
る。あご４８は、閉じた時、本体ブランクの前縁に係合
し、そして刷りシリンダー１４のいっそうの回転は、シ
リンダーの回りに本体ブランク９を引っ張り、磁石５０
を本体ブランクに漸次に接近させる。磁石５０と本体ブ
ランク９の間の間げきが、十分に縮小し、正確な量が磁
気引力の強さと本体ブランクの重量による時、本体ブラ
ンクの後方部分は、スライド表面５１から引き上げら
れ、そして図６に示された如く、刷りシリンダー１４の
周囲に装着される。

【００３７】刷りシリンダー１４の継続した回転は、本
体ブランク９の対を各インクユニット１８と紫外線ラン
プ２１の下に順次に担持する。結果的に、各インクユニ
ット１８のブランケットシリンダー３６は、特定の色イ
ンクにおいて缶ラベルの部分を形成する像を本体ブラン
クに転写し、各色のインク像は、他の色の像に実質的に
併置され、多色ラベルを生成する。塗布の後、各色イン
ク像は、インクユニット１８に隣接した紫外線ランプ２
１からの紫外線への露出により、即時に少なくとも部分
的に硬化される。この硬化は、本体ブランク９が次のイ
ンクユニット１８の下を通過する前に達成され、インク
ユニット１８の間に像の汚れ又はインクの転写がないこ
とを保証することは重要である。

【００３８】本体ブランクが３時の位置に達する時まで
に、それらは、各インクユニット１８と紫外線ランプ２
１の下に担持されている。この点において、第２カム２
３は、クランプ４７を瞬時に再び開放させ、これによ
り、くさび形状装置２５は刷りシリンダー１４から印刷
済本体ブランク３２を除去し、そして図４に示された如
く、それらを従来の真空コンベヤー２４の上にたい積さ
せる。コンベヤー２４は、前述の如く、後続の処理に印
刷済本体ブランクを向かわせる。

【００３９】経済的な方法で本体ブランクを生産するた
めに、ライン速度は、少なくとも４００フィート／分で
なければならない。好ましい実施態様において、刷りシ
リンダーは、約５フィート径であり、約２５ＲＰＭにお
いて回転し、その結果、本体ブランク９の直線速度は、
約４００フィート／分／レーンである。前述の如く、紫
外線ランプ２１は、４００フィート／分の本体ブランク
速度においてインクを硬化させることができる。

【００４０】４００フィート／分の前述のライン速度と
２つの平行流における本体ブランクの印刷は、約８００
本体ブランク／分のスループットを各二重レーンプレス
１３によって印刷させる。こうして、本発明により、今
まで容認されてきた高速動作の個別ベースで本体ブラン
クを印刷する不能性は、克服された。

【００４１】本発明による装置によって生産された本体
ブランク間の印刷の一様性は高く、印刷板とブランケッ
トシリンダー３５、３６の短いスパンが、シリンダーの
間と板シリンダーと本体ブランクの間に一様な接触圧力
を保証している。さらに、各本体ブランクが、ただ一度
刷りシリンダーに見当合せされるために、異なる色の重
ね合わせ像の間の関係精度は、プレスのいろいろな構成
要素の位置合せが設定かつ維持される精度によってのみ
制限される。結果的に、反復された見当合せの後の見当
合せ公差の蓄積による印刷問題は除去される。さらに、
印刷問題が発生しても、仕上げ本体ブランクのみがプレ
スを出るために、それらは迅速に検出される。こうし
て、プレスは、即時に停止され、そしてすでに不正に印
刷された少数の本体ブランクのみが、廃棄される必要が
ある。これは、プレスの数パスの後に、誤植が検出され
た時本体ブランクの全シートが、廃棄されなければなら
ない従来のアプローチと対照される。

【００４２】図１２は、コイルストックを使用する発明
の代替的な実施態様を示す。この実施態様において、一
本体ブランク幅のストックの連続条片６７が形成され、
巻戻しコイル６８に保管される。個々の本体ブランク片
ではなく、条片６７が、巻戻しコイル６８からプレス７
０の刷りシリンダー７１に輸送される。刷りシリンダー
７１は、条片６７はその張力により刷りシリンダー７１
の周囲と接触されているために、スロット、クランプ又
は磁石が存在しないことを除いて、図３に示された実施
態様に関して議論されたものに類似する。

【００４３】刷りシリンダー７１が回転する時、図３に
示された実施態様に関して議論されたと同じように、刷
りシリンダー７１は、条片６７をインクユニット１８と
紫外線ランプ２１の下に順次に担持する。各インクユニ
ット１８は、条片６７に沿って縦に配置した単色のイン
ク像を順次に塗布し、各色におけるインク像は、他の色
の像に順次に併置され、多色ラベルを生成する。各紫外
線ランプ２１は、前実施態様における如く、塗布の直後
と像が次のインクユニット１８に転写される前に、各色
インク像を少なくとも部分的に順次に硬化させる。印刷
条片は、プレス７０から、個々の本体ブランクへ横に切
断される前に、保管用の巻取りコイル６９に輸送され
る。

【００４４】図１３に示された如く、本発明のこの実施
態様により、紫外線硬化ランプ１８を伴った３つの基部
被覆インカー７８と内側缶表面ラッカーコーター８０
は、巻戻しコイル６８と刷りシリンダー７１の間に配設
してあり、その結果、生ストックは巻戻しコイル６８に
保管される。さらに、別の紫外線硬化ランプ１８を伴っ
た外側缶表面ワニスコーター８２は、刷りシリンダー７
１と巻取りコイル６９の間に配設してあり、その結果、
仕上げ条片６８は、巻取りコイル６９からスプリッター
に直接に送られ、個々の本体ブランクを形成する。

【００４５】認識される如く、基部コーター７８、ラッ
カーコーター８０、インクユニット１８とワニスコータ
ー８２の同期化は、図１３に示された実施態様を使用す
る時、金属の浪費を防止するために極めて重要である。
過去に、そのような同期化は、歯車系で達成された。不
幸にも、このアプローチは、制限された数の歯車比率し
か利用できない欠点を被ったが、印刷プレス７０は、い
ろいろな缶直径を設けるために、広範囲の長さにおいて
本体ブランクを印刷することができなければならない−
−すなわち、プレスは、広範囲の反復長において同期化
できなければならない。本発明により、この同期化は、
サーボ駆動システムを使用して、好都合に達成される。
本発明が各一つの缶を形成する本体ブランクを参照して
議論されたが、長尺又は拡幅本体ブランクもまた、使用
され、２つ以上の缶を各本体ブランクに印刷し、本体ブ
ランクの印刷の後に個々の缶サイズに再切断することも
できる。さらに、発明は、乾式及び湿式オフセット平版
プロセスを使用して実施でき、あるいは、発明は、活版
印刷、グラビア印刷又はフレキソ印刷を使用して実施で
きる。こうして、本発明は、発明の精神又は本質的属性
に反することなく、他の特定形態において具現され、従
って、発明の範囲を示すものとして、前述の明細書では
なく、添付のクレイムの参照が為されなければならな
い。

【００４６】本発明の実施態様は、次のとおりである。

【００４７】１．複数の色において印刷され、容器本体
に形成されるために適する金属本体ブランクを形成する
方法において、（ａ）該金属のシートを複数の該本体ブ
ランクに切断する段階と、（ｂ）該本体ブランクを刷り
シリンダーに輸送し、該本体ブランクの各々を順次に固
定する段階と、（ｃ）第１インクユニットを順次に通過
させて該固定本体ブランクを担持するために、該刷りシ
リンダーを回転させることにより、第１色インクを該本
体ブランクに塗布する段階と、（ｄ）第１硬化装置を順
次に通過させて該固定本体ブランクを担持するために、
該刷りシリンダーを回転させることにより、該第１イン
クユニットによって塗布された該第１色インクを少なく
とも部分的に硬化させる段階と、（ｅ）該第１硬化装置
から第２インクユニットに順次に該固定本体ブランクを
担持するために、該刷りシリンダーを回転させることに
より、第２色インクを該本体ブランクに塗布する段階
と、（ｆ）第２硬化装置を順次に通過させて該固定本体
ブランクを担持するために、該刷りシリンダーを回転さ
せることにより、該第２インクユニットによって塗布さ
れた該第２色インクを少なくとも部分的に硬化させる段
階と、（ｇ）該刷りシリンダーから該本体ブランクを順
次に解放させ、該本体ブランクを輸送する段階とを含む
方法。

【００４８】２．該本体ブランクを該刷りシリンダーに
固定する段階が、該本体ブランクを該刷りシリンダーに
磁気力により誘引させる段階を含む請求の範囲１に記載
の方法。

【００４９】３．該磁気力が、該刷りシリンダーに配設
した複数の磁石によって生成される請求の範囲２に記載
の方法。

【００５０】４．該本体ブランクを該刷りシリンダーに
固定する段階が、該刷りシリンダーの周囲に該ブランク
の各縁を締め付ける段階をさらに含む請求の範囲２に記
載の方法。

【００５１】５．該第１及び第２硬化装置が、各々、紫
外線ランプを具備する請求の範囲１に記載の方法。

【００５２】６．該第１及び第２色インクを少なくとも
部分的に硬化する段階が、少なくとも約４００フィート
／分の速度において該紫外線ランプの下に該本体ブラン
クを担持するように該刷りシリンダーを回転させる段階
を含む請求の範囲５に記載の方法。

【００５３】７．該本体ブランクの解放の段階の前に、
該固定本体ブランクを順次に該第２硬化装置から第３、
第４、第５、第６、第７及び第８インクユニットと硬化
装置に担持するように、該刷りシリンダーを回転させる
段階をさらに含む請求の範囲１に記載の方法。

【００５４】８．該本体ブランクの各々が、唯一の容器
に形成されるように適合される請求の範囲１に記載の方
法。

【００５５】９．該刷りシリンダーから該本体ブランク
を輸送する段階の後に、該本体ブランクを円筒形容器本
体に形成する段階をさらに含む請求の範囲８に記載の方
法。 １０．該本体ブランクを該刷りシリンダーに輸送し、該
本体ブランクを担持する段階が、少なくとも２つの略平
行流において、該本体ブランクを輸送かつ担持する段階
を含む請求の範囲１に記載の方法。

【００５６】１１．該金属シートを本体ブランクに切断
する段階が、約１０インチ幅対１０インチ長を超えない
略矩形片に切断する段階を含む請求の範囲１に記載の方
法。 １２．容器に形成されるように適合された印刷金属板を
製造するための装置において、 （ａ）金属シートを複数の実質的に平坦板に切断するた
めのカッターと、 （ｂ）該板の各々において像を印刷するための印刷プレ
スであり、（i）略円形パスにおいて該板の各々を担持
するように適合された回転刷りシリンダーと、（ii）該
刷りシリンダーの周囲の回りに配設され、これにより、
該刷りシリンダーは該インクユニットの各々の下に該シ
ートを担持し、該インクユニットの各々はインク像を該
板に塗布するように適合された複数の定置インクユニッ
トと、（iii）該刷りシリンダーの周囲の回りに配設し
た該インクユニットによって塗布した該インクを硬化さ
せるための複数の硬化装置であり、該硬化装置の１つ
は、該インクユニットの各々に隣接して配設され、これ
により、該刷りシリンダーは該硬化装置の各々の下に該
板を担持する複数の硬化装置とを有する印刷プレスとを
具備する装置。

【００５７】１３．該硬化装置の各々が、紫外線ランプ
を具備する請求の範囲１２に記載の装置。

【００５８】１４．該刷りシリンダーが、該刷りシリン
ダーの周囲に対して該板の各々を保持するための機械的
手段と磁気的手段の両方を有する請求の範囲１２に記載
の装置。

【００５９】１５．該カッターから該印刷プレスに該板
を輸送するための輸送器をさらに具備する請求の範囲１
４に記載の装置。

【００６０】１６．（ａ）該板の各々が、該輸送器によ
って該刷りシリンダーに送り出された前縁を有し、
（ｂ）該機械的保持装置が、該板の該前縁を該刷りシリ
ンダーの該周囲に締め付けるための複数のクランプを具
備し、（ｃ）該磁気的保持装置が、該刷りシリンダーの
該周囲の下に配設した磁石を具備する請求の範囲１５に
記載の装置。

【００６１】１７．該刷りシリンダーが、 ａ）該刷りシリンダーの周囲の回りに送り出された複数
のセグメントであり、該セグメントの各々は該板の少な
くとも一つを担持するように適合された複数のセグメン
トと、 ｂ）該板の少なくとも一つをそれぞれのセグメントに締
め付けるための該セグメントの各々のためのクランプと
を有する請求の範囲１２に記載の装置。

【００６２】１８．該クランプの各々が、閉及び開位置
を取ることができ、該クランプの各々が、通常閉に偏向
され、そして第１カムによって該開位置に作動される請
求の範囲１７に記載の装置。

【００６３】１９．該第１カムが、カム表面を有し、該
刷りシリンダーに隣接して配設され、この場合該クラン
プの各々が、該カム表面に従う時、該クランプを該開位
置に付勢するために適合されたカムフォロワーを具備す
る請求の範囲１８に記載の装置。

【００６４】２０．ａ）該印刷プレスの回りの第１周囲
位置において該板を該クランプに送るための送り器と、 ｂ）該印刷プレスの回りの第２周囲位置において該板を
該セグメントから除去するための除去器とをさらに具備
する請求の範囲１９に記載の装置。

【００６５】２１．該第１カムが、該クランプが該第１
位置に達した時、該クランプの各々を開放するように適
合され、そしてさらに、該クランプが第２周囲位置に達
した時、該クランプの各々を開放するように適合された
第２カムを具備する請求の範囲２０に記載の装置。

【００６６】２２．該除去器が、該セグメントと該板の
間に介在されるように適合されたくさびを具備する請求
の範囲２０に記載の装置。

【００６７】２３．該板の各々が、該容器の唯一に形成
されるように適合される請求の範囲１２に記載の装置。

【００６８】２４．該カッターが、該シートを縦及び横
に切断するように適合されたスプリッターを具備する請
求の範囲２３に記載の装置。

【００６９】２５．該カッターから該印刷プレスに該板
を輸送するためのコンベヤーをさらに具備する請求の範
囲１２に記載の装置。

【００７０】２６．該コンベヤーが、複数の平行流にお
いて該板を該刷りシリンダーに輸送するように適合さ
れ、この場合該刷りシリンダーが、該円形パスに沿って
併置する該流の各々から該シートの一つを担持するよう
に適合され、これにより、複数の該シートが、該インク
ユニットの各々と該硬化装置の各々の下を同時に通過す
る請求の範囲２５に記載の装置。

【００７１】２７．ａ）該板に最後のインク像を塗布す
るように適合された該刷りシリンダーの周囲の回りに配
設した付加インクユニットと、 ｂ）該付加インクユニットによって塗布されたインクを
硬化させるために該コンベヤー上に配設した付加硬化装
置とをさらに具備する請求の範囲２５に記載の装置。

【００７２】２８．該インクユニットの各々が、平版イ
ンクを使用して、像を該板に転写するために適合される
請求の範囲１２に記載の装置。

【００７３】２９．該インクユニットの各々が、 ａ）平版インクを含有するように適合されたインクだめ
と、 ｂ）少なくとも一つの印刷板を取り付けた第１シリンダ
ーと、 ｃ）該インクだめから該印刷板にインクを転写するため
のインク分布ロールと、 ｄ）たわみ性ブランケットを取り付けた第２シリンダー
とを具備する請求の範囲２８に記載の装置。

【００７４】３０．該本体ブランクをシリンダーに形成
する前に、像を金属容器本体ブランクに印刷するための
印刷プレスであり、該像は複数の色から形成される印刷
プレスにおいて、 ａ）支持台と、 ｂ）該支持台の周囲に配置した複数のインクユニットで
あり、該インクユニットの各々は、紫外線硬化性インク
を使用して、特定色で印刷される該像の部分を該金属本
体ブランクに塗布するように適合された複数のインクユ
ニットと、 ｃ）該支持台の周囲に配置した該インクユニットの各々
のための紫外線ランプであり、該ランプの各々は、該イ
ンクユニットの各々に隣接して配設される紫外線ランプ
と、 ｄ）該支持台に回転可能に取り付けられ、該インクユニ
ットと該ランプの各々を実質的に通過する円形パスにお
いて該板を担持するように適合された刷りシリンダーと
を具備し、これにより、該色の各一色において該本体ブ
ランクに塗布された該像の該部分が、該色の別の色にお
いて該像の該部分を該本体ブランクへ塗布する前に、少
なくとも部分的に硬化される印刷プレス。

【００７５】３１．該刷りシリンダーが、その周囲に該
本体ブランクを保持するための機械的装置と磁気的装置
の両方を有する請求の範囲３０に記載の印刷プレス。

【００７６】３２．該本体ブランクの各々が縁を有し、
そして該本体ブランクをパスに沿って該刷りシリンダー
を送り出すためのコンベヤーをさらに具備し、これによ
り、該縁は該本体ブランクの前縁を形成する請求の範囲
３０に記載の印刷プレス。

【００７７】３３．該刷りシリンダーが、周囲の回りに
一様に分布させた複数の横向きスロットを有し、クラン
プが、該スロットの各々内に配した開及び閉位置を有
し、該クランプの各々は、該クランプが該閉位置にある
時、該本体ブランクの該前縁に係合し、該刷りシリンダ
ーの周囲に対して該前縁を保持するように適合されたあ
ごを有する請求の範囲３２に記載の印刷プレス。

【００７８】３４．それぞれのクランプを該閉位置に偏
向させるために該クランプの各々のためのバネをさらに
具備し、これにより、力が、該クランプを該開位置に置
くために必要とされる請求の範囲３３に記載の印刷プレ
ス。

【００７９】３５．ａ）該クランプの各々に結合したカ
ムフォロワーであり、該カムフォロワーの各々は、該バ
ネ力に打ち勝つ力を適用するように適合され、該カムフ
ォロワーが変位される時、それぞれのクランプを該開位
置に置くカムフォロワーと、 ｂ）カム表面を有し、該支持フレームに取り付けたカム
であり、該カムは、該支持フレームに位置し、その結
果、該カム表面は、それぞれのクランプが、該コンベヤ
ーにより該本体ブランクを該刷りシリンダーに送り出す
該パスに近接した位置に回転する時、該カムフォロワー
を変位させるカムとをさらに具備する請求の範囲３４に
記載の印刷プレス。

【００８０】３６．該コンベヤーが該本体ブランクを該
刷りシリンダーに送り出す該パスが、該刷りシリンダー
の周囲にほぼ接する請求の範囲３５に記載の印刷プレ
ス。

【００８１】３７．該本体ブランクの各々が、前及び後
縁を有し、そしてさらに、 ａ）該刷りシリンダーの周囲の回りに配置した複数のク
ランプであり、該クランプの各々は、該本体ブランクの
各々の該前縁を該刷りシリンダーに固定するように適合
された複数のクランプと、 ｂ）（i）該刷りシリンダーの方にパスに沿って該本体
ブランクを担持するように適合されたスライド表面と、
（ii）第１速度において該刷りシリンダーの方に該スラ
イド表面に沿って該本体ブランクを駆動するための第１
ドライバーであり、該第１ドライバーは、該クランプが
所定の周囲位置にある時、該クランプとの係合に該本体
ブランクを駆動するように適合される第１ドライバー
と、（iii）第２速度において該刷りシリンダーの方に
該スライド表面に沿って該本体ブランクを駆動するため
の第２ドライバーであり、該第２ドライバーは該第１ド
ライバーとの係合に該本体ブランクを駆動するように適
合される第２ドライバーとを有する入力コンベヤーとを
具備する請求の範囲３０に記載の印刷プレス。

【００８２】３８．該第１速度が、該刷りシリンダーの
周囲速度にほぼ等しく、そして該第２速度が該第１速度
よりも大きい請求の範囲３７に記載の印刷プレス。

【００８３】３９．該クランプの各々が、該所定位置に
ある時、カムによって開放される請求の範囲３７に記載
の印刷プレス。

【００８４】４０．該第２ドライバーが、該本体ブラン
クの各々の該後縁に係合するための手段を有する鎖コン
ベヤーを具備する請求の範囲３７に記載の印刷プレス。

【００８５】４１．該係合装置がドグを具備する請求の
範囲４０に記載の印刷プレス。

【００８６】４２．該第１ドライバーが、該本体ブラン
クの各々の該後縁に係合するためのつめを有する請求の
範囲４０に記載の印刷プレス。

【００８７】４３．該スライド表面が、該刷りシリンダ
ーの周囲にほぼ接して方向付けられる請求の範囲３７に
記載の印刷プレス。

【００８８】４４．該刷りシリンダーが、該クランプの
各々の下流に取り付けた磁石を有し、この場合該スライ
ド表面が、該クランプの一つが該本体ブランクの一つに
係合した後、該刷りシリンダーが該クランプの下流の該
磁石を該本体ブランクに漸次に接近させる請求の範囲３
７に記載の印刷プレス。

【００８９】４５．該本体ブランクをシリンダーに形成
する前に、像を金属容器本体ブランクに印刷するための
印刷プレスであり、該像は複数の色から形成される印刷
プレスにおいて、 ａ）支持台と、 ｂ）該支持台の周囲に配置した複数のインクユニットで
あり、該インクユニットの各々が、特定色で印刷するた
めに該像の部分を該金属本体ブランクに塗布するように
適合される複数のインクユニットと、 ｃ）該支持台において回転可能に取り付けられ、該イン
クユニットの各々を順次に通過する円形パスにおいて該
板を担持するように適合された刷りシリンダーと 、ｄ）該刷りシリンダーの周囲の回りに配置された複数
のクランプであり、該クランプの各々が、該本体ブラン
クの各々の第１部分を該刷りシリンダーに固定するため
に適合される複数のクランプと、 ｅ）該本体ブランクの各々の第２部分を該刷りシリンダ
ーに固定するために適合された磁石組立体とを具備する
印刷プレス。

【００９０】４６．該支持台の周囲に配置した該インク
ユニットの各々のための紫外線ランプをさらに具備し、
該ランプの各々が該インクユニットの各々に隣接して配
置され、該刷りシリンダーが、該ランプの各々を順次に
通過した円形パスにおいて該板を担持するように適合さ
れ、これにより、該色の各一色で該本体ブランクに塗布
された該像の該部分が、該色の別の色で該像の該部分を
該本体ブランクに塗布する前に硬化される請求の範囲４
５に記載の印刷プレス。

【００９１】４７．該磁石組立体が、該クランプの各々
のための第１磁石を具備し、該第１磁石の各々が、それ
ぞれのクランプの周囲下流の該刷りシリンダーに取り付
けられる請求の範囲４５に記載の印刷プレス。

【００９２】４８．該本体ブランクの各々が、前及び後
縁を有し、該本体ブランクの各々の該第１及び第２部分
が、それぞれ、該前及び後縁を具備する請求の範囲４７
に記載の印刷プレス。

【００９３】４９．該第１磁石の各々が、該刷りシリン
ダーの周囲の放射状内側に配設される請求の範囲４７に
記載の印刷プレス。

【００９４】５０．該第１磁石の各々が、該刷りシリン
ダーのほぼ幅にわたって延在している請求の範囲４９に
記載の印刷プレス。

【００９５】５１．該磁石組立体が、該クランプの各々
のための第２磁石をさらに具備し、該第２磁石の各々
が、該第１磁石の各々の周囲下流で該刷りシリンダーに
取り付けられる請求の範囲４７に記載の印刷プレス。

【００９６】５２．複数の色において印刷される金属本
体ブランクを形成し、容器本体に形成されるために適す
る方法において、 ａ）金属の条片を形成する段階と、 ｂ）該条片を刷りシリンダーに輸送する段階と、 ｃ）該条片を第１インクユニットの下に担持するため
に、該刷りシリンダーを回転することにより、縦に配置
した該条片の部分に複数の第１色インク像を順次に塗布
する段階と、 ｄ）該第１インクユニットから第１硬化装置に順次に該
第１像が塗布される該条片部分を担持するために該刷り
シリンダーを回転させることにより、該第１色インク像
を少なくとも部分的に硬化させる段階と、 ｅ）該第１硬化装置から第２インクユニットに順次に該
第１インク像が塗布される条片部分を担持するために、
該刷りシリンダーを回転させることにより、該第１像に
実質的に併置された複数の第２色インク像を順次に塗布
する段階と、 ｆ）該第２インクユニットから第２硬化装置に順次に該
第１及び第２像が塗布された該条片部分を担持するため
に、該刷りシリンダーを回転させることにより、該第２
色インク像を少なくとも部分的に硬化させる段階と、 ｇ）該刷りシリンダーから該条片を輸送する段階とを含
む方法 ５３．該本体ブランクが幅を有し、この場合材料の該条
片の幅が、該本体ブランクの該幅にほぼ等しい請求の範
囲５２に記載の方法。

【００９７】５４．該刷りシリンダーから輸送された該
条片を複数の該本体ブランクに横に切断する段階をさら
に含む請求の範囲５２に記載の方法。

【図面の簡単な説明】

【図１】先行技術による、印刷され、シリンダーに形成
された後の３片缶の本体ブランクの等角図である。

【図２】本発明による、個々の缶本体ブランクを切断
し、印刷するための生産ラインの部分的に概略的な平面
図である。

【図３】図１に示された印刷プレスの正面図である。

【図４】本体ブランク送入及び放出コンベヤーを含む、
図３に示された印刷プレスの部分の部分概略等角図であ
る。

【図５】インクユニットを示す、Ｖで記された長円形に
よって囲まれた図３の部分の詳細図である。

【図６】刷りシリンダーのリムがインクユニットブラン
ケットシリンダーと出会う領域において、図３に示され
た印刷プレスの断面図である。

【図７】印刷板シリンダーにおける印刷板の見当合せピ
ンを示す、VIIと記された円によって囲まれた図６の部
分の詳細図である。

【図８】紫外線ランプユニットの等角図である。

【図９】唯一のクランプが示された、図４に示された刷
りシリンダーの下からの等角図である。

【図１０】図３に示された、刷りシリンダーの部分とと
もに、本体ブランク送入コンベヤーの等角図である。

【図１１】図１０に示された送入コンベヤーと本体ブラ
ンククランプ組立体の縦断面図である。

【図１２】本発明による装置の代替的な実施態様の正面
図である。

【符号の説明】

１ 本体部分 ２ 接合部 ３ スプリッター ４ シート ９ 本体ブランク １３ 印刷プレス １４ 刷りシリンダー １８ インクユニット ２０ フレーム ３２ 本体ブランク ３５ 印刷板シリンダー

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シエルドン・オシエフ アメリカ合衆国イリノイ州60062ノースブ ルツク・ウインザーレイン2507 (72)発明者 ジヨン・ジー・マツグレイル アメリカ合衆国イリノイ州60305リバーフ オレスト・クリントンプレイス609 (72)発明者 ロバート・ジエイ・ペトリー アメリカ合衆国イリノイ州60453オークロ ーン・サウスケネス10916

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の色において印刷され、容器本体に
   形成されるために適する金属本体ブランクを形成する方
   法において、（ａ）該金属のシートを複数の該本体ブラ
   ンクに切断する段階と、（ｂ）該本体ブランクを刷りシ
   リンダーに輸送し、該本体ブランクの各々を順次に固定
   する段階と、（ｃ）第１インクユニットを順次に通過さ
   せて該固定本体ブランクを担持するために、該刷りシリ
   ンダーを回転させることにより、第１色インクを該本体
   ブランクに塗布する段階と、（ｄ）第１硬化装置を順次
   に通過させて該固定本体ブランクを担持するために、該
   刷りシリンダーを回転させることにより、該第１インク
   ユニットによって塗布された該第１色インクを少なくと
   も部分的に硬化させる段階と、（ｅ）該第１硬化装置か
   ら第２インクユニットに順次に該固定本体ブランクを担
   持するために、該刷りシリンダーを回転させることによ
   り、第２色インクを該本体ブランクに塗布する段階と、
   （ｆ）第２硬化装置を順次に通過させて該固定本体ブラ
   ンクを担持するために、該刷りシリンダーを回転させる
   ことにより、該第２インクユニットによって塗布された
   該第２色インクを少なくとも部分的に硬化させる段階
   と、（ｇ）該刷りシリンダーから該本体ブランクを順次
   に解放させ、該本体ブランクを輸送する段階とを含む方
   法。
2. 【請求項２】 容器に形成されるように適合された印刷
   金属板を製造するための装置において、 （ａ）金属シートを複数の実質的に平坦板に切断するた
   めのカッターと、 （ｂ）該板の各々において像を印刷するための印刷プレ
   スであり、（i）略円形パスにおいて該板の各々を担持
   するように適合された回転刷りシリンダーと、（ii）該
   刷りシリンダーの周囲の回りに配設され、これにより、
   該刷りシリンダーは該インクユニットの各々の下に該シ
   ートを担持し、該インクユニットの各々はインク像を該
   板に塗布するように適合された複数の定置インクユニッ
   トと、（iii）該刷りシリンダーの周囲の回りに配設し
   た該インクユニットによって塗布した該インクを硬化さ
   せるための複数の硬化装置であり、該硬化装置の１つ
   は、該インクユニットの各々に隣接して配設され、これ
   により、該刷りシリンダーは該硬化装置の各々の下に該
   板を担持する複数の硬化装置とを有する印刷プレスとを
   具備する装置。
3. 【請求項３】 該本体ブランクをシリンダーに形成する
   前に、像を金属容器本体ブランクに印刷するための印刷
   プレスであり、該像は複数の色から形成される印刷プレ
   スにおいて、 ａ）支持台と、 ｂ）該支持台の周囲に配置した複数のインクユニットで
   あり、該インクユニットの各々は、紫外線硬化性インク
   を使用して、特定色で印刷される該像の部分を該金属本
   体ブランクに塗布するように適合された複数のインクユ
   ニットと、 ｃ）該支持台の周囲に配置した該インクユニットの各々
   のための紫外線ランプであり、該ランプの各々は、該イ
   ンクユニットの各々に隣接して配設される紫外線ランプ
   と、 ｄ）該支持台に回転可能に取り付けられ、該インクユニ
   ットと該ランプの各々を実質的に通過する円形パスにお
   いて該板を担持するように適合された刷りシリンダーと
   を具備し、これにより、該色の各一色において該本体ブ
   ランクに塗布された該像の該部分が、該色の別の色にお
   いて該像の該部分を該本体ブランクへ塗布する前に、少
   なくとも部分的に硬化される印刷プレス。
4. 【請求項４】 該本体ブランクをシリンダーに形成する
   前に、像を金属容器本体ブランクに印刷するための印刷
   プレスであり、該像は複数の色から形成される印刷プレ
   スにおいて、 ａ）支持台と、 ｂ）該支持台の周囲に配置した複数のインクユニットで
   あり、該インクユニットの各々が、特定色で印刷するた
   めに該像の部分を該金属本体ブランクに塗布するように
   適合される複数のインクユニットと、 ｃ）該支持台において回転可能に取り付けられ、該イン
   クユニットの各々を順次に通過する円形パスにおいて該
   板を担持するように適合された刷りシリンダーと 、ｄ）該刷りシリンダーの周囲の回りに配置された複数
   のクランプであり、該クランプの各々が、該本体ブラン
   クの各々の第１部分を該刷りシリンダーに固定するため
   に適合される複数のクランプと、 ｅ）該本体ブランクの各々の第２部分を該刷りシリンダ
   ーに固定するために適合された磁石組立体とを具備する
   印刷プレス。
5. 【請求項５】 複数の色において印刷される金属本体ブ
   ランクを形成し、容器本体に形成されるために適する方
   法において、 ａ）金属の条片を形成する段階と、 ｂ）該条片を刷りシリンダーに輸送する段階と、 ｃ）該条片を第１インクユニットの下に担持するため
   に、該刷りシリンダーを回転することにより、縦に配置
   した該条片の部分に複数の第１色インク像を順次に塗布
   する段階と、 ｄ）該第１インクユニットから第１硬化装置に順次に該
   第１像が塗布される該条片部分を担持するために該刷り
   シリンダーを回転させることにより、該第１色インク像
   を少なくとも部分的に硬化させる段階と、 ｅ）該第１硬化装置から第２インクユニットに順次に該
   第１インク像が塗布される条片部分を担持するために、
   該刷りシリンダーを回転させることにより、該第１像に
   実質的に併置された複数の第２色インク像を順次に塗布
   する段階と、 ｆ）該第２インクユニットから第２硬化装置に順次に該
   第１及び第２像が塗布された該条片部分を担持するため
   に、該刷りシリンダーを回転させることにより、該第２
   色インク像を少なくとも部分的に硬化させる段階と、 ｇ）該刷りシリンダーから該条片を輸送する段階とを含
   む方法。