JP3313355B2 - 消波機能と海水循環機能を有する直立ブロック防波堤 - Google Patents
消波機能と海水循環機能を有する直立ブロック防波堤Info
- Publication number
- JP3313355B2 JP3313355B2 JP2000285722A JP2000285722A JP3313355B2 JP 3313355 B2 JP3313355 B2 JP 3313355B2 JP 2000285722 A JP2000285722 A JP 2000285722A JP 2000285722 A JP2000285722 A JP 2000285722A JP 3313355 B2 JP3313355 B2 JP 3313355B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- block
- sea side
- wave
- breakwater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000013535 sea water Substances 0.000 title claims description 23
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 230000008030 elimination Effects 0.000 claims 1
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000008033 biological extinction Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000003313 weakening effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B3/00—Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
- E02B3/04—Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
- E02B3/06—Moles; Piers; Quays; Quay walls; Groynes; Breakwaters ; Wave dissipating walls; Quay equipment
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D29/00—Independent underground or underwater structures; Retaining walls
- E02D29/02—Retaining or protecting walls
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B2201/00—Devices, constructional details or methods of hydraulic engineering not otherwise provided for
- E02B2201/50—Devices for sequentially discharging constant liquid quantities, e.g. into different irrigation channels
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
- Y02A10/11—Hard structures, e.g. dams, dykes or breakwaters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Revetment (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、内海埠頭等に接
岸された船舶および港内施設物の安全のために、外海に
構築される防波堤に関するものである。
岸された船舶および港内施設物の安全のために、外海に
構築される防波堤に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、外海から押し寄せられる波浪
を正面で対応することができる消波施設を備えた直立式
防波堤が通常、設置されてきた。
を正面で対応することができる消波施設を備えた直立式
防波堤が通常、設置されてきた。
【０００３】しかし、外海から押し寄せられる波浪を正
面で対応できる防波堤が直立式ブロック防波堤である場
合、防波堤の構造自体に消波機能がなく、防波堤自体の
重量のみで波浪の進入を抑制する構造となっている。こ
のため、反射波または越波現象が甚だしいという問題点
がある。波浪が内海側に押し寄せられるとき、通常、波
浪は水平方向に上下で波打って波動する。したがって、
この上下の動きの波を消波するために本発明が対象とす
る防波堤は、この防波堤の外海側壁体に凹凸部を多数形
成し、このように水平方向に形成された凹凸部に波浪が
衝突して一部通水孔を通じた吸収、反射、回折によって
波力を弱化、消波させることを目的とする構造体となっ
ている。特に、海岸がリアス式海岸である場合、海岸線
の地形が複雑で、その波浪の進行方向が大変不規則的で
あるので、正面だけでなく側面側へ進入する強い波浪に
対応する必要があったが、この波浪に対する対応ができ
るようにした防波堤は今まで実質的になかった。
面で対応できる防波堤が直立式ブロック防波堤である場
合、防波堤の構造自体に消波機能がなく、防波堤自体の
重量のみで波浪の進入を抑制する構造となっている。こ
のため、反射波または越波現象が甚だしいという問題点
がある。波浪が内海側に押し寄せられるとき、通常、波
浪は水平方向に上下で波打って波動する。したがって、
この上下の動きの波を消波するために本発明が対象とす
る防波堤は、この防波堤の外海側壁体に凹凸部を多数形
成し、このように水平方向に形成された凹凸部に波浪が
衝突して一部通水孔を通じた吸収、反射、回折によって
波力を弱化、消波させることを目的とする構造体となっ
ている。特に、海岸がリアス式海岸である場合、海岸線
の地形が複雑で、その波浪の進行方向が大変不規則的で
あるので、正面だけでなく側面側へ進入する強い波浪に
対応する必要があったが、この波浪に対する対応ができ
るようにした防波堤は今まで実質的になかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
正面からの波浪、左側から、かつ、右側からの波浪を反
射、回折させることによって波力を弱化、かつ消波する
ことが可能な直立ブロック防波堤を提供することを目的
とする。
正面からの波浪、左側から、かつ、右側からの波浪を反
射、回折させることによって波力を弱化、かつ消波する
ことが可能な直立ブロック防波堤を提供することを目的
とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に従った消波機
能と海水循環機能を有する直立ブロック防波堤は、正面
と左右側面から押し寄せる波浪の消波と海水循環を図る
直立ブロック防波堤（ＷＢ）において、次のような特徴
を備える。
能と海水循環機能を有する直立ブロック防波堤は、正面
と左右側面から押し寄せる波浪の消波と海水循環を図る
直立ブロック防波堤（ＷＢ）において、次のような特徴
を備える。
【０００６】海底面（１）から一定の高さの捨石（２）
で基礎面（３）を水平に形成する。この基礎面（３）の
上面中央に、密閉された下端部（４）と４周壁（５）
（５ａ）（５ｂ）（５ｃ）が設けられ、かつ上面の開放
された基壇ブロック（Ｂ）が載置される。この基壇ブロ
ック（Ｂ）の内部には下端部（４）から上側に４周壁
（５）（５ａ）（５ｂ）（５ｃ）の高さと同じ高さを有
する２個の隔壁（６）（６ａ）を一定距離で離隔して設
ける。基壇ブロック（Ｂ）の４周壁の上端部に連結する
ように内海側壁（７）と外海側壁（８）を設ける。この
内海側壁（７）と外海側壁（８）に水平に一定の高さで
設けられた低突出部（９）（９ａ）を多数段形成する。
この低突出部（９）（９ａ）と低突出部（９）（９ａ）
の間の内海側壁（７）と外海側壁（８）には、各々海水
通水孔（１０）（１０ａ）が形成される。基壇ブロック
（Ｂ）の内部に設けられる２個の隔壁（６）（６ａ）の
上端と連結できるように内部に２個の隔壁（６ｂ）（６
ｃ）を設けた単位消波ブロック（Ｂａ）を多数段積み上
げて所定の防波堤の高さとなるようにする。２個の各隔
壁（６ｂ）（６ｃ）の面に海水通水孔（１０）（１０
ａ）と同じ位置および個数を有する海水通水孔（１０
ｂ）（１０ｃ）を形成する。最上端に設けられる単位消
波ブロック（Ｂｎ）の上面にはケブコンクリート（１
１）を積み上げる。各単位消波ブロック（Ｂａ，…，Ｂ
ｎ）の外海側外壁に突出形成された低突出部（９）には
一定の間隔で多数列の高突出部（１２）を低突出部
（９）の先端から突出できるように形成する。低突出部
（９）と低突出部との間の空間を区別する低突出部
（９）の高さと同じ縦壁（１３）となるように高突出部
（１２）を上下垂直に設ける。各単位消波ブロック（Ｂ
ａ，…，Ｂｎ）の内部の隔壁（６）（６ａ）（６ｂ）
（６ｃ）の間の空間には捨石（１４）を充填する。
で基礎面（３）を水平に形成する。この基礎面（３）の
上面中央に、密閉された下端部（４）と４周壁（５）
（５ａ）（５ｂ）（５ｃ）が設けられ、かつ上面の開放
された基壇ブロック（Ｂ）が載置される。この基壇ブロ
ック（Ｂ）の内部には下端部（４）から上側に４周壁
（５）（５ａ）（５ｂ）（５ｃ）の高さと同じ高さを有
する２個の隔壁（６）（６ａ）を一定距離で離隔して設
ける。基壇ブロック（Ｂ）の４周壁の上端部に連結する
ように内海側壁（７）と外海側壁（８）を設ける。この
内海側壁（７）と外海側壁（８）に水平に一定の高さで
設けられた低突出部（９）（９ａ）を多数段形成する。
この低突出部（９）（９ａ）と低突出部（９）（９ａ）
の間の内海側壁（７）と外海側壁（８）には、各々海水
通水孔（１０）（１０ａ）が形成される。基壇ブロック
（Ｂ）の内部に設けられる２個の隔壁（６）（６ａ）の
上端と連結できるように内部に２個の隔壁（６ｂ）（６
ｃ）を設けた単位消波ブロック（Ｂａ）を多数段積み上
げて所定の防波堤の高さとなるようにする。２個の各隔
壁（６ｂ）（６ｃ）の面に海水通水孔（１０）（１０
ａ）と同じ位置および個数を有する海水通水孔（１０
ｂ）（１０ｃ）を形成する。最上端に設けられる単位消
波ブロック（Ｂｎ）の上面にはケブコンクリート（１
１）を積み上げる。各単位消波ブロック（Ｂａ，…，Ｂ
ｎ）の外海側外壁に突出形成された低突出部（９）には
一定の間隔で多数列の高突出部（１２）を低突出部
（９）の先端から突出できるように形成する。低突出部
（９）と低突出部との間の空間を区別する低突出部
（９）の高さと同じ縦壁（１３）となるように高突出部
（１２）を上下垂直に設ける。各単位消波ブロック（Ｂ
ａ，…，Ｂｎ）の内部の隔壁（６）（６ａ）（６ｂ）
（６ｃ）の間の空間には捨石（１４）を充填する。
【０００７】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の１つの実
施の形態を詳細に説明する。
施の形態を詳細に説明する。
【０００８】本発明における、消波機能と海水循環機能
を有する直立ブロック防波堤（ＷＢでは、海底面１から
一定の高さの捨石２で基礎面３を水平に形成し、この基
礎面３の上面中央に密閉された下端部４と４周壁５と５
ａと５ｂと５ｃを設ける。この場合、上面の開放された
基壇ブロックＢをまず設置する。この基壇ブロックＢの
内部には下端部４から上方に４周壁５と５ａと５ｂと５
ｃの高さと同じ高さの２個の隔壁６と６ａを一定距離で
離隔して設ける。このような基壇ブロックＢの４周壁の
上端部に連結するように内海側壁７と外海側壁８を有す
る単位消波ブロックＢａ，…，Ｂｎを設ける。水平に一
定の高さで設けられた低突出部９と９ａを内海側壁７と
外海側壁８に多数段形成する。低突出部９と９ａと低突
出部９と９ａとの間の内海側壁７と外海側壁８には、そ
れぞれ海水通水孔１０と１０ａを形成する。基壇ブロッ
クＢの内部に設けられる２個の隔壁６と６ａの上端と連
結できるように、内部に２個の隔壁６ｂと６ｃを設けた
単位消波ブロックＢａ，…，Ｂｎを多数段（添付図面に
は３段で表示）積み上げることによって防波堤の高さと
なるようにする。２個の各隔壁６ｂと６ｃの面にも、海
水通水孔１０と１０ａと同一位置を有する同一数の海水
通水孔１０ｂと１０ｃを形成する。最上端に設けられる
単位消波ブロックＢｎの上面にはケブコンクリート１１
を積層する。各単位消波ブロックＢａ，…，Ｂｎの外海
側壁に突出された低突出部９には、低突出部９の先端か
ら形成されるように一定の間隔で多数列の高突出部１２
を形成する。低突出部９と低突出部９の間の空間を区別
する低突出部９の高さと同じ縦壁体１３となるように高
突出部１２を上下垂直に設ける。各単位消波ブロックＢ
ａ，…，Ｂｎの内部の隔壁６と６ａと６ｂと６ｃの間の
空間に捨石１４を充填することによって、本発明の消波
機能と海水循環機能を有する直立ブロック防波堤ＷＢの
構造が得られる。なお、基壇ブロックＢと各単位消波ブ
ロックＢａ，…Ｂｎの上下左右の中央に雌キー１５と雄
キー１６を形成して基壇ブロックと各単位消波ブロック
を積層する。
を有する直立ブロック防波堤（ＷＢでは、海底面１から
一定の高さの捨石２で基礎面３を水平に形成し、この基
礎面３の上面中央に密閉された下端部４と４周壁５と５
ａと５ｂと５ｃを設ける。この場合、上面の開放された
基壇ブロックＢをまず設置する。この基壇ブロックＢの
内部には下端部４から上方に４周壁５と５ａと５ｂと５
ｃの高さと同じ高さの２個の隔壁６と６ａを一定距離で
離隔して設ける。このような基壇ブロックＢの４周壁の
上端部に連結するように内海側壁７と外海側壁８を有す
る単位消波ブロックＢａ，…，Ｂｎを設ける。水平に一
定の高さで設けられた低突出部９と９ａを内海側壁７と
外海側壁８に多数段形成する。低突出部９と９ａと低突
出部９と９ａとの間の内海側壁７と外海側壁８には、そ
れぞれ海水通水孔１０と１０ａを形成する。基壇ブロッ
クＢの内部に設けられる２個の隔壁６と６ａの上端と連
結できるように、内部に２個の隔壁６ｂと６ｃを設けた
単位消波ブロックＢａ，…，Ｂｎを多数段（添付図面に
は３段で表示）積み上げることによって防波堤の高さと
なるようにする。２個の各隔壁６ｂと６ｃの面にも、海
水通水孔１０と１０ａと同一位置を有する同一数の海水
通水孔１０ｂと１０ｃを形成する。最上端に設けられる
単位消波ブロックＢｎの上面にはケブコンクリート１１
を積層する。各単位消波ブロックＢａ，…，Ｂｎの外海
側壁に突出された低突出部９には、低突出部９の先端か
ら形成されるように一定の間隔で多数列の高突出部１２
を形成する。低突出部９と低突出部９の間の空間を区別
する低突出部９の高さと同じ縦壁体１３となるように高
突出部１２を上下垂直に設ける。各単位消波ブロックＢ
ａ，…，Ｂｎの内部の隔壁６と６ａと６ｂと６ｃの間の
空間に捨石１４を充填することによって、本発明の消波
機能と海水循環機能を有する直立ブロック防波堤ＷＢの
構造が得られる。なお、基壇ブロックＢと各単位消波ブ
ロックＢａ，…Ｂｎの上下左右の中央に雌キー１５と雄
キー１６を形成して基壇ブロックと各単位消波ブロック
を積層する。
【０００９】上述したように構成された本発明の防波堤
ＷＢにおいては、正面から押し寄せる波浪は外海側壁８
に設けられた低突出部９によって反射・回折されて消波
されるとともに、海水の一部は各単位消波ブロックＢ
ａ，…，Ｂｎの外海側壁８と内海側壁７、各隔壁６ｂと
６ｃの間の捨石１４、および海水通水孔１０と１０ａと
１０ｂと１０ｃを通じて内海側に静穏を維持した状態で
流入される。下げ潮のときには逆に流出されるので、海
水が防波堤ＷＢを基準にして循環される。このようにし
て、内海には静穏を維持しながら常にきれいな海水が供
給される。特に、外海側壁には多数列の高突出部１２と
縦壁１３が設けられているので、左右側から押し寄せる
波浪は反射・回折されながら、消波、また越波を防止す
ることができる。このような外面を有する防波堤は整然
にかつ規則的な造形美を与えるので親水空間としての役
割も期待することができる。
ＷＢにおいては、正面から押し寄せる波浪は外海側壁８
に設けられた低突出部９によって反射・回折されて消波
されるとともに、海水の一部は各単位消波ブロックＢ
ａ，…，Ｂｎの外海側壁８と内海側壁７、各隔壁６ｂと
６ｃの間の捨石１４、および海水通水孔１０と１０ａと
１０ｂと１０ｃを通じて内海側に静穏を維持した状態で
流入される。下げ潮のときには逆に流出されるので、海
水が防波堤ＷＢを基準にして循環される。このようにし
て、内海には静穏を維持しながら常にきれいな海水が供
給される。特に、外海側壁には多数列の高突出部１２と
縦壁１３が設けられているので、左右側から押し寄せる
波浪は反射・回折されながら、消波、また越波を防止す
ることができる。このような外面を有する防波堤は整然
にかつ規則的な造形美を与えるので親水空間としての役
割も期待することができる。
【００１０】以上に開示された実施の形態はすべての点
で例示であって制限的なものではないと考慮されるべき
である。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むもの
と意図される。
で例示であって制限的なものではないと考慮されるべき
である。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、
特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等
の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むもの
と意図される。
【００１１】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、内海に
は静穏を維持しながら常にきれいな海水が供給され、左
右側から押し寄せる波浪は反射・回折されながら消波、
また越波を防止することができ、整然にかつ規則的な造
形美を与える親水空間としての役割も期待することがで
きる。
は静穏を維持しながら常にきれいな海水が供給され、左
右側から押し寄せる波浪は反射・回折されながら消波、
また越波を防止することができ、整然にかつ規則的な造
形美を与える親水空間としての役割も期待することがで
きる。
【図１】 本発明の１つの実施の形態としての防波堤の
一部斜視図である。
一部斜視図である。
【図２】 本発明の１つの実施の形態としての防波堤の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図３】 本発明の１つの実施の形態としての防波堤の
単位ブロックの平面図である。
単位ブロックの平面図である。
１：海底面、２，１４：捨石、３：基礎面、４：下端
部、５，５ａ，５ｂ，５ｃ：周壁、６，６ａ，６ｂ，６
ｃ：隔壁、７：内海側壁、８：外海側壁、９，９ａ：低
突出部、１０，１０ａ，１０ｂ，１０ｃ：海水通水孔、
１１：ケブコンクリート、１２：高突出部、１３：縦壁
体、１５：雌キー、１６：雄キー。
部、５，５ａ，５ｂ，５ｃ：周壁、６，６ａ，６ｂ，６
ｃ：隔壁、７：内海側壁、８：外海側壁、９，９ａ：低
突出部、１０，１０ａ，１０ｂ，１０ｃ：海水通水孔、
１１：ケブコンクリート、１２：高突出部、１３：縦壁
体、１５：雌キー、１６：雄キー。
Claims (1)
- 【請求項１】 正面と左右側面から押し寄せる波浪の消
波と海水循環を図る直立ブロック防波堤（ＷＢ）におい
て、 海底面（１）から一定の高さの捨石（２）で基礎面
（３）を水平に形成し、この基礎面（３）の上面中央
に、密閉された下端部（４）と４周壁（５）（５ａ）
（５ｂ）（５ｃ）が設けられ、かつ上面の開放された基
壇ブロック（Ｂ）が載置され、この基壇ブロック（Ｂ）
の内部には下端部（４）から上側に４周壁（５）（５
ａ）（５ｂ）（５ｃ）の高さと同じ高さを有する２個の
隔壁（６）（６ａ）を一定距離で離隔して設け、前記基
壇ブロック（Ｂ）の４周壁の上端部に連結するように内
海側壁（７）と外海側壁（８）を設け、この内海側壁
（７）と外海側壁（８）に水平に一定の高さで設けられ
た低突出部（９）（９ａ）を多数段形成し、この低突出
部（９）（９ａ）と低突出部（９）（９ａ）の間の内海
側壁（７）と外海側壁（８）には各々海水通水孔（１
０）（１０ａ）が形成され、前記基壇ブロック（Ｂ）の
内部に設けられる２個の隔壁（６）（６ａ）の上端と連
結できるように内部に２個の隔壁（６ｂ）（６ｃ）を設
けた単位消波ブロック（Ｂａ）を多数段積み上げて所定
の防波堤の高さとなるようにし、２個の各隔壁（６ｂ）
（６ｃ）の面に海水通水孔（１０）（１０ａ）と同じ位
置および個数を有する海水通水孔（１０ｂ）（１０ｃ）
を形成し、最上端に設けられる単位消波ブロック（Ｂ
ｎ）の上面にはケブコンクリート（１１）を積み上げ、
各単位消波ブロック（Ｂａ，…，Ｂｎ）の外海側外壁に
突出形成された低突出部（９）には一定の間隔で多数列
の高突出部（１２）を低突出部（９）の先端から突出で
きるように形成し、低突出部（９）と低突出部との間の
空間を区別する低突出部（９）の高さと同じ縦壁（１
３）となるように前記高突出部（１２）を上下垂直に設
け、各単位消波ブロック（Ｂａ，…，Ｂｎ）の内部の隔
壁（６）（６ａ）（６ｂ）（６ｃ）の間の空間には捨石
（１４）を充填してなる、消波機能と海水循環機能を有
する直立ブロック防波堤。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR2000P23382 | 2000-05-02 | ||
| KR1020000023382A KR100363225B1 (ko) | 2000-05-02 | 2000-05-02 | 소파와 해수순환 기능을 구비한 직립블럭방파제 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001317029A JP2001317029A (ja) | 2001-11-16 |
| JP3313355B2 true JP3313355B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=19667866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000285722A Expired - Fee Related JP3313355B2 (ja) | 2000-05-02 | 2000-09-20 | 消波機能と海水循環機能を有する直立ブロック防波堤 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3313355B2 (ja) |
| KR (2) | KR200197794Y1 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200211165Y1 (ko) * | 2000-08-21 | 2001-01-15 | 양원회 | 소파용 피복블럭 |
| KR100521903B1 (ko) * | 2002-09-02 | 2005-10-14 | 원 회 양 | 케이슨 방파제의 해수교환 시설 |
| KR100650501B1 (ko) * | 2005-03-11 | 2006-11-29 | 주식회사 한길 | 환경친화형 친수호안블록 및 그 시공방법 |
| KR100650540B1 (ko) * | 2005-04-13 | 2006-12-01 | 주식회사 한길 | 해수유통구가 형성된 친수호안블럭 및 그 시공방법 |
| KR100586635B1 (ko) * | 2005-11-23 | 2006-06-08 | 주식회사 세일종합기술공사 | 조류가 소통되는 방파제 |
| KR100660012B1 (ko) | 2006-09-08 | 2006-12-22 | 주식회사 유일종합기술단 | 해수 순환 및 월파 방지기능을 갖는 직립식 방파 구조물 |
| KR100880433B1 (ko) * | 2007-05-22 | 2009-02-04 | 원 회 양 | 소파블럭이 내장된 케이슨 방파제 |
| KR200459381Y1 (ko) * | 2009-01-23 | 2012-03-23 | 주현승 | 해수 소통을 위한 방파제용 케이슨 |
| KR101475443B1 (ko) * | 2013-06-11 | 2014-12-22 | 한국해양과학기술원 | 요철을 구비한 케이슨 블록 조립체 및 이를 이용한 시공 방법 |
-
2000
- 2000-05-02 KR KR2020000012470U patent/KR200197794Y1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-05-02 KR KR1020000023382A patent/KR100363225B1/ko active IP Right Grant
- 2000-09-20 JP JP2000285722A patent/JP3313355B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100363225B1 (ko) | 2002-12-02 |
| KR200197794Y1 (ko) | 2000-09-15 |
| KR20010100395A (ko) | 2001-11-14 |
| JP2001317029A (ja) | 2001-11-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3313355B2 (ja) | 消波機能と海水循環機能を有する直立ブロック防波堤 | |
| JPH0417830B2 (ja) | ||
| KR100962373B1 (ko) | 소파 성능이 내재된 친수호안블록 | |
| CN113737714B (zh) | 一种生态浮式防波堤的施工方法 | |
| JP3313356B2 (ja) | 海水循環防波堤 | |
| JP2001342616A (ja) | 海水の通水可能な防波堤 | |
| KR100519547B1 (ko) | 케이슨 구조 | |
| JPS6393918A (ja) | 透過水平板付海域制御構造物 | |
| KR200219562Y1 (ko) | 파랑의 흡수기능을 갖춘 안벽구조 | |
| JPS5935614Y2 (ja) | 津波、高潮による海上浮上構造物の陸上への移動防止装置 | |
| JP2596772B2 (ja) | 消波装置 | |
| KR200377406Y1 (ko) | 케이슨 구조 | |
| JPH0585688B2 (ja) | ||
| JP3304697B2 (ja) | 海水交換機能を有する防波堤 | |
| JPH07498Y2 (ja) | 構造物構築用ユニット | |
| JPH083456Y2 (ja) | 浮消波堤 | |
| JPH0538112Y2 (ja) | ||
| JPH0526094Y2 (ja) | ||
| JPS6227533Y2 (ja) | ||
| KR200219567Y1 (ko) | 해수교환 방파제 | |
| JPS6028966B2 (ja) | 消波堤 | |
| JPS6172118A (ja) | 浮防波堤 | |
| KR200327391Y1 (ko) | 조위차가 큰 지역의 이중 적층식 안벽 | |
| JPH06101216A (ja) | 透過性堤体 | |
| KR950003522Y1 (ko) | 소파제 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020507 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |