JP3312899B2 - キャップ付きストロー - Google Patents
キャップ付きストローInfo
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- JP3312899B2 JP3312899B2 JP2000070077A JP2000070077A JP3312899B2 JP 3312899 B2 JP3312899 B2 JP 3312899B2 JP 2000070077 A JP2000070077 A JP 2000070077A JP 2000070077 A JP2000070077 A JP 2000070077A JP 3312899 B2 JP3312899 B2 JP 3312899B2
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- straw
- beverage container
- cap
- cap member
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D77/00—Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
- B65D77/22—Details
- B65D77/24—Inserts or accessories added or incorporated during filling of containers
- B65D77/28—Cards, coupons, or drinking straws
- B65D77/283—Cards, coupons, or drinking straws located initially inside the container, whereby the straw is revealed only upon opening the container, e.g. pop-up straws
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はストローに関し、特
に、蓋をした飲料容器内に収めて保管することができる
ようなストローに関する。
に、蓋をした飲料容器内に収めて保管することができる
ようなストローに関する。
【０００２】
【従来の技術】蓋をすることができる飲料容器内の飲料
を飲み残した場合、使用されていたストローは飲料容器
内から取り出される。ストローが障害となって飲料容器
に蓋をすることができなかったり、蓋をすることができ
たとしても、ストローが傾いて飲料中に沈んでしまって
取り出せなくなったり、ストロー全体に飲料が付着して
ストローを取り出す際に手が汚れてしまったりするから
である。そして、通常、取り出されたストローは廃棄さ
れ、再度使用されることなはない。取り出されたストロ
ーには飲料が付着しているので、それをそのまま保管す
るのは、不衛生で、周辺を汚してしまうし、また、それ
を一々洗浄して飲料容器と別個に保管するのは面倒だか
らである。
を飲み残した場合、使用されていたストローは飲料容器
内から取り出される。ストローが障害となって飲料容器
に蓋をすることができなかったり、蓋をすることができ
たとしても、ストローが傾いて飲料中に沈んでしまって
取り出せなくなったり、ストロー全体に飲料が付着して
ストローを取り出す際に手が汚れてしまったりするから
である。そして、通常、取り出されたストローは廃棄さ
れ、再度使用されることなはない。取り出されたストロ
ーには飲料が付着しているので、それをそのまま保管す
るのは、不衛生で、周辺を汚してしまうし、また、それ
を一々洗浄して飲料容器と別個に保管するのは面倒だか
らである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
のような問題点を解消して、取り出せなくなったり、手
や周辺を汚してしまったりすることなく、衛生的かつ簡
便に、蓋をした飲料容器内に収めて保管することができ
るようなストローを提供することである。
のような問題点を解消して、取り出せなくなったり、手
や周辺を汚してしまったりすることなく、衛生的かつ簡
便に、蓋をした飲料容器内に収めて保管することができ
るようなストローを提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの観点によ
れば、上端が開口した円筒状キャップ部材と、キャップ
部材の底部を貫通して上下方向に延びる長さ方向に伸縮
可能なストロー部材とからなり、キャップ部材を飲料容
器の口部の上端に取り付けることにより該飲料容器に挿
入した状態に保持できるように構成され、ストロー部材
を伸ばすことにより該ストロー部材の上端を飲料容器の
口部から突出させ、該ストロー部材を縮めることにより
該ストロー部材の上端を前記キャップ部材内に収めて飲
料容器の蓋を取り付け得る状態にすることができること
を特徴とするストローが提供される。
れば、上端が開口した円筒状キャップ部材と、キャップ
部材の底部を貫通して上下方向に延びる長さ方向に伸縮
可能なストロー部材とからなり、キャップ部材を飲料容
器の口部の上端に取り付けることにより該飲料容器に挿
入した状態に保持できるように構成され、ストロー部材
を伸ばすことにより該ストロー部材の上端を飲料容器の
口部から突出させ、該ストロー部材を縮めることにより
該ストロー部材の上端を前記キャップ部材内に収めて飲
料容器の蓋を取り付け得る状態にすることができること
を特徴とするストローが提供される。
【０００５】本発明の別の観点によれば、長さ方向に伸
縮可能な蛇腹状伸縮部を有するストロー部材と、上端が
開口した円筒状キャップ部材とからなり、ストロー部材
は、蛇腹状伸縮部がキャップ部材内に位置するようにキ
ャップ部材の底部を上下方向に貫通して配置され、キャ
ップ部材を飲料容器の口部の上端に取り付けることによ
り該飲料容器に挿入した状態に保持できるように構成さ
れ、ストロー部材の蛇腹状伸縮部を伸ばすことにより該
ストロー部材の上端を飲料容器の口部から突出させ、該
ストロー部材の蛇腹状伸縮部を縮めることにより該スト
ロー部材の上端をキャップ部材内に収めて飲料容器の蓋
を取り付け得る状態にすることができることを特徴とす
るストローが提供される。
縮可能な蛇腹状伸縮部を有するストロー部材と、上端が
開口した円筒状キャップ部材とからなり、ストロー部材
は、蛇腹状伸縮部がキャップ部材内に位置するようにキ
ャップ部材の底部を上下方向に貫通して配置され、キャ
ップ部材を飲料容器の口部の上端に取り付けることによ
り該飲料容器に挿入した状態に保持できるように構成さ
れ、ストロー部材の蛇腹状伸縮部を伸ばすことにより該
ストロー部材の上端を飲料容器の口部から突出させ、該
ストロー部材の蛇腹状伸縮部を縮めることにより該スト
ロー部材の上端をキャップ部材内に収めて飲料容器の蓋
を取り付け得る状態にすることができることを特徴とす
るストローが提供される。
【０００６】本発明の更に別の観点によれば、テレスコ
ープ状に嵌合した外ストロー部と内ストロー部とを備え
るストロー部材と、上端が開口した円筒状キャップ部材
とからなり、ストロー部材の外ストロー部は上端におい
てキャップ部材と一体に形成されるかまたはキャップ部
材に固定され、ストロー部材の内ストロー部はキャップ
部材の底部を上下方向に貫通して延びており、キャップ
部材を飲料容器の口部の上端に取り付けることにより該
飲料容器に挿入した状態に保持できるように構成され、
ストロー部材の内ストロー部を上方に伸ばすことにより
該ストロー部材の上端を飲料容器の口部から突出させ、
該ストロー部材の内ストロー部を縮めることにより該ス
トロー部材の上端をキャップ部材内に収めて飲料容器の
蓋を取り付け得る状態にすることができることを特徴と
するストローが提供される。一つの実施の形態によれ
ば、キャップ部材の上端に蓋部が開閉自在に取り付けら
れ、前記蓋部は上向きに凹形であり、ストロー部材の内
ストロー部の上端を、キャップ部材の上端より上方に突
出させた状態で該蓋部を閉じることができるようになっ
ている。
ープ状に嵌合した外ストロー部と内ストロー部とを備え
るストロー部材と、上端が開口した円筒状キャップ部材
とからなり、ストロー部材の外ストロー部は上端におい
てキャップ部材と一体に形成されるかまたはキャップ部
材に固定され、ストロー部材の内ストロー部はキャップ
部材の底部を上下方向に貫通して延びており、キャップ
部材を飲料容器の口部の上端に取り付けることにより該
飲料容器に挿入した状態に保持できるように構成され、
ストロー部材の内ストロー部を上方に伸ばすことにより
該ストロー部材の上端を飲料容器の口部から突出させ、
該ストロー部材の内ストロー部を縮めることにより該ス
トロー部材の上端をキャップ部材内に収めて飲料容器の
蓋を取り付け得る状態にすることができることを特徴と
するストローが提供される。一つの実施の形態によれ
ば、キャップ部材の上端に蓋部が開閉自在に取り付けら
れ、前記蓋部は上向きに凹形であり、ストロー部材の内
ストロー部の上端を、キャップ部材の上端より上方に突
出させた状態で該蓋部を閉じることができるようになっ
ている。
【０００７】上端が開口した円筒状キャップ部と該キャ
ップ部の上端の開口を開閉自在に覆う蓋部とを備えるキ
ャップ部材と、キャップ部材の底部を貫通して上下方向
に延びるストロー部材とからなり、キャップ部材を飲料
容器の口部の上端に取り付けることにより該飲料容器に
挿入した状態に保持できるように構成され、キャップ部
材の蓋部は上向きに凹状に形成されており、ストロー部
材の上端を飲料容器の口部及びキャップ部材のキャップ
部の上端から突出させた状態でキャップ部材の蓋部を閉
じることができるように構成されていることを特徴とす
るストローが提供される。一つの実施の形態によれば、
ストロー部材は長さ方向に伸縮可能である。
ップ部の上端の開口を開閉自在に覆う蓋部とを備えるキ
ャップ部材と、キャップ部材の底部を貫通して上下方向
に延びるストロー部材とからなり、キャップ部材を飲料
容器の口部の上端に取り付けることにより該飲料容器に
挿入した状態に保持できるように構成され、キャップ部
材の蓋部は上向きに凹状に形成されており、ストロー部
材の上端を飲料容器の口部及びキャップ部材のキャップ
部の上端から突出させた状態でキャップ部材の蓋部を閉
じることができるように構成されていることを特徴とす
るストローが提供される。一つの実施の形態によれば、
ストロー部材は長さ方向に伸縮可能である。
【０００８】本発明の一つの実施の形態によれば、キャ
ップ部材は、側壁又は底部に通気孔を有する。
ップ部材は、側壁又は底部に通気孔を有する。
【０００９】本発明の更に別の観点によれば、上記のス
トローのいずれかが取り付けられた飲料容器が提供され
る。
トローのいずれかが取り付けられた飲料容器が提供され
る。
【００１０】本発明の更に別の観点によれば、底壁と側
壁と口部とを有する飲料容器と、ストローとからなり、
ストローは、飲料容器の口部に嵌合して該口部に取り付
けられた、上端が開口した円筒状キャップ部材と、キャ
ップ部材の底部を貫通して上下方向に延び、下端が飲料
容器の前記底壁の近傍まで達する長さ方向に伸縮可能な
ストロー部材とからなり、ストロー部材を伸ばすことに
より該ストロー部材の上端を飲料容器の口部から突出さ
せ、該ストロー部材を縮めることにより該ストロー部材
の上端をキャップ部材内に収めて飲料容器の蓋を取り付
け得る状態にすることができることを特徴とするストロ
ー付き飲料容器が提供される。
壁と口部とを有する飲料容器と、ストローとからなり、
ストローは、飲料容器の口部に嵌合して該口部に取り付
けられた、上端が開口した円筒状キャップ部材と、キャ
ップ部材の底部を貫通して上下方向に延び、下端が飲料
容器の前記底壁の近傍まで達する長さ方向に伸縮可能な
ストロー部材とからなり、ストロー部材を伸ばすことに
より該ストロー部材の上端を飲料容器の口部から突出さ
せ、該ストロー部材を縮めることにより該ストロー部材
の上端をキャップ部材内に収めて飲料容器の蓋を取り付
け得る状態にすることができることを特徴とするストロ
ー付き飲料容器が提供される。
【００１１】本発明の更に別の観点によれば、底壁と側
壁と口部とを有する飲料容器と、ストローとからなり、
ストローは、飲料容器の前記口部に嵌合して該口部に取
り付けられた、上端が開口した円筒状キャップ部と該キ
ャップ部の上端の開口を開閉自在に覆う蓋部とを備える
キャップ部材と、キャップ部材の底部を貫通して上下方
向に延び、下端が飲料容器の底壁の近傍まで達するスト
ロー部材とからなり、ストロー部材の上端を飲料容器の
口部及びキャップ部材のキャップ部の上端から突出させ
た状態でキャップ部材の蓋部を閉じることができるよう
に構成されていることを特徴とするストロー付き飲料容
器が提供される。
壁と口部とを有する飲料容器と、ストローとからなり、
ストローは、飲料容器の前記口部に嵌合して該口部に取
り付けられた、上端が開口した円筒状キャップ部と該キ
ャップ部の上端の開口を開閉自在に覆う蓋部とを備える
キャップ部材と、キャップ部材の底部を貫通して上下方
向に延び、下端が飲料容器の底壁の近傍まで達するスト
ロー部材とからなり、ストロー部材の上端を飲料容器の
口部及びキャップ部材のキャップ部の上端から突出させ
た状態でキャップ部材の蓋部を閉じることができるよう
に構成されていることを特徴とするストロー付き飲料容
器が提供される。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施例を
図面に基づいて説明する。
図面に基づいて説明する。
【００１３】最初に、本発明に係るストローの第一実施
例について説明する。図１は、本発明に係るストローの
第一実施例の斜視図、図２は、図１に示したストローの
上部の拡大断面図である。
例について説明する。図１は、本発明に係るストローの
第一実施例の斜視図、図２は、図１に示したストローの
上部の拡大断面図である。
【００１４】これらの図に示すように、本実施例のスト
ロー１はポリプロピレン製であり、長さ方向に伸縮可能
な蛇腹状伸縮部２ａを上部に有するストロー部材２と、
上端が開口した円筒状キャップ部材３とからなる。
ロー１はポリプロピレン製であり、長さ方向に伸縮可能
な蛇腹状伸縮部２ａを上部に有するストロー部材２と、
上端が開口した円筒状キャップ部材３とからなる。
【００１５】キャップ部材３の上端には、上端外周を取
り囲んで外方に突出する上端縁３ｂが形成されている。
また、キャップ部材３の底部中央には、孔３ａが設けら
れており、ストロー部材２は孔３ａを上下方向に貫通し
て延びる。蛇腹状伸縮部２ａは孔３ａよりも上方のキャ
ップ部材３内に位置する。ストロー部材２の外径は孔３
ａの直径とほぼ等しく、ストロー部材２の外周と孔３ａ
との間には間隙はない。また、ストロー部材２の蛇腹状
伸縮部２ａの外径は孔３ａの直径よりも大きく、蛇腹状
伸縮部２ａは孔３ａを通り抜けてしまうことはない。
り囲んで外方に突出する上端縁３ｂが形成されている。
また、キャップ部材３の底部中央には、孔３ａが設けら
れており、ストロー部材２は孔３ａを上下方向に貫通し
て延びる。蛇腹状伸縮部２ａは孔３ａよりも上方のキャ
ップ部材３内に位置する。ストロー部材２の外径は孔３
ａの直径とほぼ等しく、ストロー部材２の外周と孔３ａ
との間には間隙はない。また、ストロー部材２の蛇腹状
伸縮部２ａの外径は孔３ａの直径よりも大きく、蛇腹状
伸縮部２ａは孔３ａを通り抜けてしまうことはない。
【００１６】図３は、図１に示したストローが使用され
ている状態を示す正面図、図４は、図３に示したストロ
ー及び飲料容器の上部の拡大断面図、図５は、図１に示
したストローが飲料容器内で保管されている状態を示す
正面図、図６は、図５に示したストロー及び飲料容器の
上部の拡大断面図である。
ている状態を示す正面図、図４は、図３に示したストロ
ー及び飲料容器の上部の拡大断面図、図５は、図１に示
したストローが飲料容器内で保管されている状態を示す
正面図、図６は、図５に示したストロー及び飲料容器の
上部の拡大断面図である。
【００１７】これらの図に示すように、キャップ部材３
の外径は飲料容器４の口部の内径とほぼ等しく、ストロ
ー１は、キャップ部材３の上端縁３ｂが飲料容器４の口
部の上端に支持されることにより、飲料容器４内に挿入
された状態で保持される。ストロー部材２の下端は飲料
容器４の底壁近傍まで達する。
の外径は飲料容器４の口部の内径とほぼ等しく、ストロ
ー１は、キャップ部材３の上端縁３ｂが飲料容器４の口
部の上端に支持されることにより、飲料容器４内に挿入
された状態で保持される。ストロー部材２の下端は飲料
容器４の底壁近傍まで達する。
【００１８】そして、ストロー１を使用して飲む場合に
は、図３及び図４に示すように、蛇腹状伸縮部２ａを伸
ばして、ストロー部材２の上端を飲料容器４の口部から
突出させて飲む。ストロー部材２は、飲料容器４の口部
から突出する位置から飲料容器４の底壁近傍まで延びた
状態となるので、使用者は、突出したストロー部材２の
上端から、飲料容器４中の飲料を余すことなく飲むこと
ができる。
は、図３及び図４に示すように、蛇腹状伸縮部２ａを伸
ばして、ストロー部材２の上端を飲料容器４の口部から
突出させて飲む。ストロー部材２は、飲料容器４の口部
から突出する位置から飲料容器４の底壁近傍まで延びた
状態となるので、使用者は、突出したストロー部材２の
上端から、飲料容器４中の飲料を余すことなく飲むこと
ができる。
【００１９】また、ストロー１を保管する場合には、図
５及び図６に示すように、ストロー部材２の上端をキャ
ップ部材３内に収めるように蛇腹状伸縮部２ａを縮め
て、飲料容器４の蓋４ａを取り付けて保管する。上端縁
３ｂの外径は飲料容器４の蓋４ａの内径よりも小さく、
また、上端縁３ｂの厚さは、飲料容器４に蓋４ａをした
時に飲料容器４の口部の上端と蓋４ａの天板部の下端と
の間にできる間隙と等しい。従って、飲料容器４の蓋４
ａを取り付ける際、飲料容器４の口部の上端に定置され
た上端縁３ｂは、その間隙にちょうど収容されるので何
ら障害とはならない。
５及び図６に示すように、ストロー部材２の上端をキャ
ップ部材３内に収めるように蛇腹状伸縮部２ａを縮め
て、飲料容器４の蓋４ａを取り付けて保管する。上端縁
３ｂの外径は飲料容器４の蓋４ａの内径よりも小さく、
また、上端縁３ｂの厚さは、飲料容器４に蓋４ａをした
時に飲料容器４の口部の上端と蓋４ａの天板部の下端と
の間にできる間隙と等しい。従って、飲料容器４の蓋４
ａを取り付ける際、飲料容器４の口部の上端に定置され
た上端縁３ｂは、その間隙にちょうど収容されるので何
ら障害とはならない。
【００２０】このようにストロー１が飲料容器４内に保
管される場合、キャップ部材３により、ストロー部材２
は傾いて飲料中に沈んでしまうことのないように保持さ
れると共に、ストロー部材２の上部は飲料が付着しない
ように保護される。
管される場合、キャップ部材３により、ストロー部材２
は傾いて飲料中に沈んでしまうことのないように保持さ
れると共に、ストロー部材２の上部は飲料が付着しない
ように保護される。
【００２１】次に、本発明に係るストローの第ニ実施例
について説明する。図７は、本発明に係るストローの第
ニ実施例の斜視図、図８は、図７に示したストローの断
面図である。
について説明する。図７は、本発明に係るストローの第
ニ実施例の斜視図、図８は、図７に示したストローの断
面図である。
【００２２】これらの図に示すように、本実施例のスト
ロー５はポリプロピレン製であり、ストロー部材６と、
上端が開口した円筒状キャップ部材７とから成る。スト
ロー部材６は、外ストロー部６ａと、屈曲可能な屈曲部
６ｃを上部に有する内ストロー部６ｂとを備える。
ロー５はポリプロピレン製であり、ストロー部材６と、
上端が開口した円筒状キャップ部材７とから成る。スト
ロー部材６は、外ストロー部６ａと、屈曲可能な屈曲部
６ｃを上部に有する内ストロー部６ｂとを備える。
【００２３】キャップ部材７の上端には、上端外周を取
り囲んで外方に突出する上端縁７ｂが形成され、キャッ
プ部材７の側壁下部には、通気孔７ｄが設けられてい
る。また、キャップ部材７の底部中央には、孔７ａと、
孔７ａの円周を取り囲んで下方に突出する挿入口７ｃと
が設けられており、外ストロー部６ａの上端は挿入口７
ｃに嵌挿している。外ストロー部の外径は挿入口７ｃの
内径とほぼ等しく、外ストロー部は上端においてキャッ
プ部材に固定された状態になっている。内ストロー部は
孔７ａを上下方向に貫通して延び、内ストロー部の一部
は外ストロー部に嵌挿している。外ストロー部６ａの内
径は内ストロー部６ｂの外径とほぼ等しく、内ストロー
部６ｂは外ストロー部６ａに可動に内接しており、外ス
トロー部６ａと内ストロー部６ｂとでテレスコープ状に
伸縮可能な一体のストローとして機能するようになって
いる。また、内ストロー部６ｂの外径は孔７ａの直径と
ほぼ等しく、内ストロー部６ｂの外周と孔７ａとの間に
間隙はない。
り囲んで外方に突出する上端縁７ｂが形成され、キャッ
プ部材７の側壁下部には、通気孔７ｄが設けられてい
る。また、キャップ部材７の底部中央には、孔７ａと、
孔７ａの円周を取り囲んで下方に突出する挿入口７ｃと
が設けられており、外ストロー部６ａの上端は挿入口７
ｃに嵌挿している。外ストロー部の外径は挿入口７ｃの
内径とほぼ等しく、外ストロー部は上端においてキャッ
プ部材に固定された状態になっている。内ストロー部は
孔７ａを上下方向に貫通して延び、内ストロー部の一部
は外ストロー部に嵌挿している。外ストロー部６ａの内
径は内ストロー部６ｂの外径とほぼ等しく、内ストロー
部６ｂは外ストロー部６ａに可動に内接しており、外ス
トロー部６ａと内ストロー部６ｂとでテレスコープ状に
伸縮可能な一体のストローとして機能するようになって
いる。また、内ストロー部６ｂの外径は孔７ａの直径と
ほぼ等しく、内ストロー部６ｂの外周と孔７ａとの間に
間隙はない。
【００２４】図９は、図７に示したストローが使用され
ている状態を示す断面図、図１０は、図７に示したスト
ローが飲料容器内で保管されている状態を示す断面図で
ある。
ている状態を示す断面図、図１０は、図７に示したスト
ローが飲料容器内で保管されている状態を示す断面図で
ある。
【００２５】これらの図に示すように、キャップ部材７
の外径は飲料容器８の口部の内径とほぼ等しく、ストロ
ー５は、上端縁７ｂが飲料容器８の口部の上端に支持さ
れることにより、飲料容器８内に挿入された状態で保持
される。外ストロー部６ａの下端は、飲料容器８の底壁
近傍まで達する。
の外径は飲料容器８の口部の内径とほぼ等しく、ストロ
ー５は、上端縁７ｂが飲料容器８の口部の上端に支持さ
れることにより、飲料容器８内に挿入された状態で保持
される。外ストロー部６ａの下端は、飲料容器８の底壁
近傍まで達する。
【００２６】そして、ストロー５を使用して飲む場合に
は、図９に示すように、内ストロー部６ｂをキャップ部
材７から引き出して、内ストロー部６ｂの上端を飲料容
器８の口部から突出するようにして飲む。ストロー部材
６は、飲料容器８の口部から突出する位置から飲料容器
８の底壁近傍まで延びた状態となるので、使用者は、突
出したストロー部材６の上端から、飲料容器８中の飲料
を余すことなく飲むことができる。
は、図９に示すように、内ストロー部６ｂをキャップ部
材７から引き出して、内ストロー部６ｂの上端を飲料容
器８の口部から突出するようにして飲む。ストロー部材
６は、飲料容器８の口部から突出する位置から飲料容器
８の底壁近傍まで延びた状態となるので、使用者は、突
出したストロー部材６の上端から、飲料容器８中の飲料
を余すことなく飲むことができる。
【００２７】また、ストロー５を保管する場合には、図
１０に示すように、内ストロー部６ｂの上端をキャップ
部材７内に収めるように内ストロー部６ｂをキャップ部
材７内に押し込んで、飲料容器８の蓋８ａを取り付けて
保管する。上端縁７ｂの外径は飲料容器８の蓋８ａの内
径よりも小さく、また、上端縁７ｂの厚さは、飲料容器
８に蓋８ａをした時に飲料容器８の口部の上端と蓋８ａ
の天板部の下端との間にできる間隙と等しい。従って、
飲料容器８の蓋８ａを取り付ける際、飲料容器８の口部
の上端に定置された上端縁７ｂは、その間隙にちょうど
収容されるので何ら障害とはならない。
１０に示すように、内ストロー部６ｂの上端をキャップ
部材７内に収めるように内ストロー部６ｂをキャップ部
材７内に押し込んで、飲料容器８の蓋８ａを取り付けて
保管する。上端縁７ｂの外径は飲料容器８の蓋８ａの内
径よりも小さく、また、上端縁７ｂの厚さは、飲料容器
８に蓋８ａをした時に飲料容器８の口部の上端と蓋８ａ
の天板部の下端との間にできる間隙と等しい。従って、
飲料容器８の蓋８ａを取り付ける際、飲料容器８の口部
の上端に定置された上端縁７ｂは、その間隙にちょうど
収容されるので何ら障害とはならない。
【００２８】このようにストロー５が飲料容器８内で保
管される場合、キャップ部材７により、ストロー部材６
は傾いて飲料中に沈んでしまうことのないように保持さ
れると共に、ストロー部材６の上部は飲料が付着しない
ように保護される。また、キャップ部材７の側壁には通
気孔７ｄが設けられているので、飲料容器８内の内圧が
高まって、ストロー５が飲料容器８内から抜けてしまう
ことはない。
管される場合、キャップ部材７により、ストロー部材６
は傾いて飲料中に沈んでしまうことのないように保持さ
れると共に、ストロー部材６の上部は飲料が付着しない
ように保護される。また、キャップ部材７の側壁には通
気孔７ｄが設けられているので、飲料容器８内の内圧が
高まって、ストロー５が飲料容器８内から抜けてしまう
ことはない。
【００２９】尚、本実施例では、外ストロー部６ａとキ
ャップ部材７とは別個の部材であるが、一体に形成され
ても良い。
ャップ部材７とは別個の部材であるが、一体に形成され
ても良い。
【００３０】また、本実施例では、外ストロー部６ａと
内ストロー部６ｂとは可動に内接した構造になっている
が、このような構造に限定される必要はなく、例えば、
本実施例において、外ストロー部６ａの内径を内ストロ
ー部６ｂの外径よりも大きくし、外ストロー部６ａと内
ストロー部６ｂと孔７ａ近傍のキャップ部材７の底部と
でテレスコープ状に伸縮可能な一体のストローとして機
能するようにしても良い。
内ストロー部６ｂとは可動に内接した構造になっている
が、このような構造に限定される必要はなく、例えば、
本実施例において、外ストロー部６ａの内径を内ストロ
ー部６ｂの外径よりも大きくし、外ストロー部６ａと内
ストロー部６ｂと孔７ａ近傍のキャップ部材７の底部と
でテレスコープ状に伸縮可能な一体のストローとして機
能するようにしても良い。
【００３１】続いて、本発明に係るストローの第三実施
例について説明する。図１１は、本発明に係るストロー
の第三実施例の斜視図、図１２は、図１１に示したスト
ローの断面図である。
例について説明する。図１１は、本発明に係るストロー
の第三実施例の斜視図、図１２は、図１１に示したスト
ローの断面図である。
【００３２】これらの図に示すように、本実施例のスト
ロー９はポリプロピレン製であり、キャップ部材１０と
ストロー部材１１とから成る。
ロー９はポリプロピレン製であり、キャップ部材１０と
ストロー部材１１とから成る。
【００３３】キャップ部材１０は、キャップ部１０ａと
蓋部１０ｂとを備える。キャップ部１０ａは、上端が開
口した円筒形状をしており、キャップ部１０ａの上端に
は、上端外周を取り囲んで外方に突出する上端縁１０ｃ
が形成され、上端縁１０ｃの下端には、キャップ部１０
ａの側壁を取り囲んで下方に突出する外壁１０ｄが形成
されている。外壁１０ｄは、キャップ部１０ａの側壁か
ら離間して、かつ、上端縁１０ｃの側端よりも内側に位
置する。また、キャップ部１０ａの側壁下部には、通気
孔１０ｅが設けられ、キャップ部１０ａの底部中央に
は、孔１０ｆと、孔１０ｆの円周を取り囲んで下方に突
出する挿入口１０ｇとが設けられている。
蓋部１０ｂとを備える。キャップ部１０ａは、上端が開
口した円筒形状をしており、キャップ部１０ａの上端に
は、上端外周を取り囲んで外方に突出する上端縁１０ｃ
が形成され、上端縁１０ｃの下端には、キャップ部１０
ａの側壁を取り囲んで下方に突出する外壁１０ｄが形成
されている。外壁１０ｄは、キャップ部１０ａの側壁か
ら離間して、かつ、上端縁１０ｃの側端よりも内側に位
置する。また、キャップ部１０ａの側壁下部には、通気
孔１０ｅが設けられ、キャップ部１０ａの底部中央に
は、孔１０ｆと、孔１０ｆの円周を取り囲んで下方に突
出する挿入口１０ｇとが設けられている。
【００３４】一方、蓋部１０ｂは、下端が開口した中空
の半球形状をしており、蓋部１０ｂの下端外径は、キャ
ップ部１０ａの上端縁１０ｃ外径とほぼ等しく、蓋部１
０ｂは、キャップ部１０ａの上端の開口を覆う蓋として
機能する。蓋部１０ｂとキャップ部１０ａとは、一部に
おいて、屈曲自在な接続部材１０ｈにより接続されてお
り、蓋部１０ｂが閉じられる時には接続部材１０ｈは屈
曲し、蓋部１０ｂが開けられる時には、接続部材１０ｈ
の屈曲は解かれるようになっているので、実質的に、蓋
部１０ｂはキャップ部１０ａの上端に開閉自在に取り付
けられる。
の半球形状をしており、蓋部１０ｂの下端外径は、キャ
ップ部１０ａの上端縁１０ｃ外径とほぼ等しく、蓋部１
０ｂは、キャップ部１０ａの上端の開口を覆う蓋として
機能する。蓋部１０ｂとキャップ部１０ａとは、一部に
おいて、屈曲自在な接続部材１０ｈにより接続されてお
り、蓋部１０ｂが閉じられる時には接続部材１０ｈは屈
曲し、蓋部１０ｂが開けられる時には、接続部材１０ｈ
の屈曲は解かれるようになっているので、実質的に、蓋
部１０ｂはキャップ部１０ａの上端に開閉自在に取り付
けられる。
【００３５】また、蓋部１０ｂは、蓋部１０ｂの外周下
端に設けられた下外方に突出する嵌合爪１０ｉによりキ
ャップ部１０ａに解除自在に固定される。嵌合爪１０ｉ
には、内方に向けて開口するＵ字溝１０ｊが形成されて
おり、蓋部１０ｂを閉じて、嵌合爪１０ｉ部分に上方か
ら軽微な力を印加することにより、Ｕ字溝１０ｊにキャ
ップ部１０ａの上端縁１０ｃの側端を嵌合させることが
でき、蓋部１０ｂはキャップ部１０ａに固定されること
となる。また、Ｕ字溝１０ｊの下壁は外方に向けて突出
して舌片部１０ｋを形成しており、舌片部１０ｋを引き
上げることにより、Ｕ字溝１０ｊと上端縁１０ｃとの嵌
合を外すことができ、蓋部１０ｂとキャップ部１０ａと
の固定は解かれることとなる。
端に設けられた下外方に突出する嵌合爪１０ｉによりキ
ャップ部１０ａに解除自在に固定される。嵌合爪１０ｉ
には、内方に向けて開口するＵ字溝１０ｊが形成されて
おり、蓋部１０ｂを閉じて、嵌合爪１０ｉ部分に上方か
ら軽微な力を印加することにより、Ｕ字溝１０ｊにキャ
ップ部１０ａの上端縁１０ｃの側端を嵌合させることが
でき、蓋部１０ｂはキャップ部１０ａに固定されること
となる。また、Ｕ字溝１０ｊの下壁は外方に向けて突出
して舌片部１０ｋを形成しており、舌片部１０ｋを引き
上げることにより、Ｕ字溝１０ｊと上端縁１０ｃとの嵌
合を外すことができ、蓋部１０ｂとキャップ部１０ａと
の固定は解かれることとなる。
【００３６】そして、ストロー部材１１は、外ストロー
部１１ａと、屈曲可能な屈曲部１１ｃを上部に有する内
ストロー部１１ｂとを備える。外ストロー部１１ａの上
端はキャップ部１０ａの挿入口１０ｇに嵌挿している。
外ストロー部１１ａの外径は挿入口１０ｇの内径とほぼ
等しく、外ストロー部１１ａは上端においてキャップ部
材１０に固定された状態になっている。内ストロー部１
１ｂは孔１０ｆを上下方向に貫通して延び、内ストロー
部１１ｂの上端はキャップ部１０ａに取り付けられた蓋
部１０ｂの頂部近傍まで達し、内ストロー部１１ｂの下
端は外ストロー部１１ａに嵌挿している。外ストロー部
１１ａの内径は内ストロー部１１ｂの外径とほぼ等し
く、内ストロー部１１ｂは外ストロー部１１ａに可動に
内接しており、外ストロー部１１ａと内ストロー部１１
ｂとでテレスコープ状に伸縮可能な一体のストローとし
て機能するようになっている。また、内ストロー部１１
ｂの外径は孔１０ｆの直径とほぼ等しく、内ストロー部
１１ｂの外周と孔１０ｆとの間に間隙はない。
部１１ａと、屈曲可能な屈曲部１１ｃを上部に有する内
ストロー部１１ｂとを備える。外ストロー部１１ａの上
端はキャップ部１０ａの挿入口１０ｇに嵌挿している。
外ストロー部１１ａの外径は挿入口１０ｇの内径とほぼ
等しく、外ストロー部１１ａは上端においてキャップ部
材１０に固定された状態になっている。内ストロー部１
１ｂは孔１０ｆを上下方向に貫通して延び、内ストロー
部１１ｂの上端はキャップ部１０ａに取り付けられた蓋
部１０ｂの頂部近傍まで達し、内ストロー部１１ｂの下
端は外ストロー部１１ａに嵌挿している。外ストロー部
１１ａの内径は内ストロー部１１ｂの外径とほぼ等し
く、内ストロー部１１ｂは外ストロー部１１ａに可動に
内接しており、外ストロー部１１ａと内ストロー部１１
ｂとでテレスコープ状に伸縮可能な一体のストローとし
て機能するようになっている。また、内ストロー部１１
ｂの外径は孔１０ｆの直径とほぼ等しく、内ストロー部
１１ｂの外周と孔１０ｆとの間に間隙はない。
【００３７】図１３は、図１１に示したストローが飲料
容器内に挿入された状態を示す断面図、図１４は、図１
１に示したストローが使用されている状態を示す断面図
である。
容器内に挿入された状態を示す断面図、図１４は、図１
１に示したストローが使用されている状態を示す断面図
である。
【００３８】これらの図に示すように、キャップ部１０
ａの側壁の外径は飲料容器１２の口部の内径とほぼ等し
く、また、キャップ部１０ａの外壁１０ｄの内径は飲料
容器１２の口部の外径とほぼ等しく、ストロー９は、上
端縁１０ｃが、キャップ部１０ａの側壁と外壁１０ｄと
の間に挟まれた飲料容器１２の口部の上端に支持される
ことにより、飲料容器１２内に挿入された状態で保持さ
れる。外ストロー部１１ａの下端は飲料容器１２の底壁
近傍まで達し、また、図１３に示すように、蓋部１０ｂ
が閉じられたキャップ部材１０内に収められた内ストロ
ー部１１ｂの上端は、飲料容器１２の口部及びキャップ
部１０ａの上端縁１０ｃから突出している。
ａの側壁の外径は飲料容器１２の口部の内径とほぼ等し
く、また、キャップ部１０ａの外壁１０ｄの内径は飲料
容器１２の口部の外径とほぼ等しく、ストロー９は、上
端縁１０ｃが、キャップ部１０ａの側壁と外壁１０ｄと
の間に挟まれた飲料容器１２の口部の上端に支持される
ことにより、飲料容器１２内に挿入された状態で保持さ
れる。外ストロー部１１ａの下端は飲料容器１２の底壁
近傍まで達し、また、図１３に示すように、蓋部１０ｂ
が閉じられたキャップ部材１０内に収められた内ストロ
ー部１１ｂの上端は、飲料容器１２の口部及びキャップ
部１０ａの上端縁１０ｃから突出している。
【００３９】そして、ストロー９を使用して飲む場合に
は、図１４に示すように、舌片部１０ｋを引き上げて、
Ｕ字溝１０ｊと上端縁１０ｃとの嵌合を外して、蓋部１
０ｂを開ける。そして、この時、既に、内ストロー部１
１ｂの上端は飲料容器１２の口部及びキャップ部１０ａ
の上端縁１０ｃから突出しているので、このまま即座に
飲んでも良いし、または、内ストロー部１１ｂを更に引
き出して、飲み易い長さにして飲んでも良い。内ストロ
ー部１１ｂの上端が飲料容器１２の口部及びキャップ部
１０ａの上端縁１０ｃから突出しているので、内ストロ
ー部１１ｂを引き出すのは容易である。
は、図１４に示すように、舌片部１０ｋを引き上げて、
Ｕ字溝１０ｊと上端縁１０ｃとの嵌合を外して、蓋部１
０ｂを開ける。そして、この時、既に、内ストロー部１
１ｂの上端は飲料容器１２の口部及びキャップ部１０ａ
の上端縁１０ｃから突出しているので、このまま即座に
飲んでも良いし、または、内ストロー部１１ｂを更に引
き出して、飲み易い長さにして飲んでも良い。内ストロ
ー部１１ｂの上端が飲料容器１２の口部及びキャップ部
１０ａの上端縁１０ｃから突出しているので、内ストロ
ー部１１ｂを引き出すのは容易である。
【００４０】また、ストロー９を保管する場合には、図
１３に示すように、内ストロー部１１ｂを押し込んで、
内ストロー部１１ｂの上端をキャップ部材１０内に収め
るようにして、蓋部１０ｂを閉じ、嵌合爪１０ｉ部分に
上方から軽微な力を印加して、蓋部１０ｂをキャップ部
１０ａに固定して保管する。
１３に示すように、内ストロー部１１ｂを押し込んで、
内ストロー部１１ｂの上端をキャップ部材１０内に収め
るようにして、蓋部１０ｂを閉じ、嵌合爪１０ｉ部分に
上方から軽微な力を印加して、蓋部１０ｂをキャップ部
１０ａに固定して保管する。
【００４１】このようにストロー９が飲料容器１２内で
保管される場合、キャップ部材１０により、ストロー部
材１１は傾いて飲料中に沈んでしまうことのないように
保持されると共に、ストロー部材１１の上部は飲料が付
着しないように保護される。また、キャップ部材１０の
側壁には通気孔１０ｅが設けられているので、飲料容器
１２内の内圧が高まって、ストロー９が飲料容器１２内
から抜けてしまうことはない。そしてまた、ストロー９
自体に蓋１０ｂが備えられているので、飲料容器１２の
蓋を飲料容器と別個に保管する必要がなくなる。
保管される場合、キャップ部材１０により、ストロー部
材１１は傾いて飲料中に沈んでしまうことのないように
保持されると共に、ストロー部材１１の上部は飲料が付
着しないように保護される。また、キャップ部材１０の
側壁には通気孔１０ｅが設けられているので、飲料容器
１２内の内圧が高まって、ストロー９が飲料容器１２内
から抜けてしまうことはない。そしてまた、ストロー９
自体に蓋１０ｂが備えられているので、飲料容器１２の
蓋を飲料容器と別個に保管する必要がなくなる。
【００４２】尚、本実施例では、外ストロー部１１ａと
キャップ部材１０とは別個の部材であるが、一体に形成
されても良い。
キャップ部材１０とは別個の部材であるが、一体に形成
されても良い。
【００４３】また、本実施例では、外ストロー部１１ａ
と内ストロー部１１ｂとは可動に内接した構造になって
いるが、このような構造に限定される必要はなく、例え
ば、本実施例において、外ストロー部１１ａの内径を内
ストロー部１１ｂの外径よりも大きくし、外ストロー部
１１ａと内ストロー部１０ｂと孔１０ｆ近傍のキャップ
部材１０の底部とでテレスコープ状に伸縮可能な一体の
ストローとして機能するようにしても良い。
と内ストロー部１１ｂとは可動に内接した構造になって
いるが、このような構造に限定される必要はなく、例え
ば、本実施例において、外ストロー部１１ａの内径を内
ストロー部１１ｂの外径よりも大きくし、外ストロー部
１１ａと内ストロー部１０ｂと孔１０ｆ近傍のキャップ
部材１０の底部とでテレスコープ状に伸縮可能な一体の
ストローとして機能するようにしても良い。
【００４４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のストロー
は、飲料容器の口部の上端にキャップ部材が定置された
状態で、飲料容器又はストローの蓋を取り付けることが
できるようになっており、また、キャップ部材により、
傾いて飲料中に沈んでしまうことのないように保持され
ると共に、ストロー部材の上部に飲料が付着することが
ないように保護されるので、取り出せなくなったり、手
や周辺を汚してしまったりすることなく、衛生的かつ簡
便に、飲料容器内に収めて保管することができる。
は、飲料容器の口部の上端にキャップ部材が定置された
状態で、飲料容器又はストローの蓋を取り付けることが
できるようになっており、また、キャップ部材により、
傾いて飲料中に沈んでしまうことのないように保持され
ると共に、ストロー部材の上部に飲料が付着することが
ないように保護されるので、取り出せなくなったり、手
や周辺を汚してしまったりすることなく、衛生的かつ簡
便に、飲料容器内に収めて保管することができる。
【００４５】また、キャップ部材の側壁には通気孔が設
けられているので、飲料容器内の内圧が高まって、スト
ローが飲料容器内から抜けてしまうことはない。
けられているので、飲料容器内の内圧が高まって、スト
ローが飲料容器内から抜けてしまうことはない。
【００４６】そしてまた、ストロー自体に蓋が備えられ
ているので、飲料容器の蓋を飲料容器と別個に保管する
必要はない。
ているので、飲料容器の蓋を飲料容器と別個に保管する
必要はない。
【００４７】更に、内ストロー部の上端は、飲料容器の
口部及びキャップ部の上端縁から突出した状態で、蓋部
が閉じられたキャップ部材内に収容されるので、蓋部を
取り外して即座に飲むことができ、また、内ストロー部
を引き出すのは容易である。
口部及びキャップ部の上端縁から突出した状態で、蓋部
が閉じられたキャップ部材内に収容されるので、蓋部を
取り外して即座に飲むことができ、また、内ストロー部
を引き出すのは容易である。
【図１】本発明に係るストローの第一実施例の斜視図で
ある。
ある。
【図２】図１に示したストローの上部の拡大断面図であ
る。
る。
【図３】図１に示したストローが飲料容器内に挿入され
て使用されている状態を示す正面図である。
て使用されている状態を示す正面図である。
【図４】図３に示したストロー及び飲料容器の上部の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図５】図１に示したストローが飲料容器内で保管され
ている状態を示す正面図である。
ている状態を示す正面図である。
【図６】図５に示したストロー及び飲料容器の上部の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図７】本発明に係るストローの第ニ実施例の斜視図で
ある。
ある。
【図８】図７に示したストローの断面図である。
【図９】図７に示したストローが飲料容器内に挿入され
て使用されている状態を示す断面図である。
て使用されている状態を示す断面図である。
【図１０】図７に示したストローが飲料容器内で保管さ
れている状態を示す断面図である。
れている状態を示す断面図である。
【図１１】本発明に係るストローの第三実施例の斜視図
である。
である。
【図１２】図１１に示したストローの断面図である。
【図１３】図１１に示したストローが飲料容器内に挿入
された状態を示す断面図である。
された状態を示す断面図である。
【図１４】図１１に示したストローが使用されている状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
１、５、９ ストロー ２、６、１１ ストロー部材 ２ａ 蛇腹状伸縮部 ３、７、１０ キャップ部材 ３ａ、７ａ、１０ｆ 孔 ３ｂ、７ｂ、１０ｃ 上端縁 ４、８ 飲料容器 ４ａ、８ａ 蓋 ６ａ、１１ｃ 屈曲部 ６ａ、１１ａ 外ストロー部 ６ｂ、１１ｂ 内ストロー部 ７ｃ、１０ｇ 挿入口 ７ｄ、１０ｅ 通気孔 １０ａ キャップ部 １０ｂ 蓋部 １０ｄ 外壁 １０ｈ 接続部材 １０ｉ 嵌合爪 １０ｊ Ｕ字溝 １０ｋ 舌片部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平９−315461（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−204074（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−69474（ＪＰ，Ａ) 実開 昭59−162454（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−141259（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−153226（ＪＰ，Ｕ) 登録実用新案3033661（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 51/24 B65D 47/06 B65D 77/28 A47G 21/18
Claims (3)
- 【請求項１】 テレスコープ状に嵌合した外ストロー部
と内ストロー部とを備えるストロー部材と、上端が開口
した円筒状キャップ部材とからなり、前記内ストロー部の上部には、該内ストロー部が伸縮及
び屈曲可能となるように蛇腹状伸縮部が形成されてお
り、 前記ストロー部の前記外ストロー部は上端において前記
キャップ部材と一体に形成されるかまたは前記キャップ
部材に固定され、前記ストロー部材の前記内ストロー部
は前記キャップ部材の底部を上下方向に貫通して延びて
おり、 前記キャップ部材を飲料容器の口部の上端に取付けるこ
とにより該飲料容器に挿入した状態に保持できるように
構成され、 前記ストロー部材の前記内ストロー部を上方に延ばすこ
とにより前記内ストロー部が前記外ストロー部内を上方
に摺動し、前記蛇腹状伸縮部が伸びて該ストロー部材の
上端を飲料容器の口部から突出させ、該ストロー部材の
前記内ストロー部を縮めることにより該ストロー部材の
上端を前記キャップ部材内に収めて飲料容器の蓋を取付
けうる状態にすることができることを特徴とするストロ
ー。 - 【請求項２】 請求項１に記載のストローであって、前
記キャップ部材の上端に蓋部が開閉自在に取付けられ、
前記蓋部は上向きに凸形であり、前記ストロー部材の前
記内ストロー部の上端を、前記キャップ部材の上端より
上方に突出させた状態で該蓋部を閉じることができるよ
うになったストロー。 - 【請求項３】 底壁と側壁と口部とを有する容器と、ス
トローとからなり、 前記ストローは、前記容器の前記口部に嵌合して該口部
に取付けられた、上端が開口した円筒状キャップ部と該
キャップ部の上端の開口を開閉自在に覆う蓋部とを備え
るキャップ部材と、該キャップ部材の底部に固定され、
下端が前記容器の前記底壁の近傍まで達するようになっ
た外ストロー部と前記キャップ部材の底部を貫通して前
記外ストロー部の内面に沿って摺動可能に上下方向に延
びるようになった内ストロー部とを有するストロー部材
と、からなり、前記内ストロー部の上部には、該内ストロー部が伸縮及
び屈曲可能となるように蛇腹状伸縮部が形成されてお
り、 前記外ストロー部が前記容器内部で安定した状態で、前
記内ストロー部が前記 外ストロー部内を上下方向に摺動
し、前記蛇腹状伸縮部が伸縮することにより、 前記スト
ロー部材の前記内ストロー部の上端を前記容器の前記口
部及び前記キャップ部材のキャップ部の上端から突出さ
せた状態で前記キャップ部材の前記蓋部を閉じることが
できるように構成されていることを特徴とするストロー
付き飲料容器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000070077A JP3312899B2 (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | キャップ付きストロー |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000070077A JP3312899B2 (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | キャップ付きストロー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001253463A JP2001253463A (ja) | 2001-09-18 |
| JP3312899B2 true JP3312899B2 (ja) | 2002-08-12 |
Family
ID=18588864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000070077A Expired - Fee Related JP3312899B2 (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | キャップ付きストロー |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6427928B1 (ja) |
| JP (1) | JP3312899B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| US20030062367A1 (en) * | 2001-09-29 | 2003-04-03 | Meredith Robinson | Beverage container lids and beverage containers |
| NO315511B1 (no) * | 2001-12-05 | 2003-09-15 | Kjetil Naesje | Fremgangsmåte og anordning for å hindre utilsiktet utströmning av et fluidfra en drikkebeholder |
| US6776303B2 (en) * | 2002-10-18 | 2004-08-17 | Anthony Fripps | Self-righting fluid-storage container |
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| FR2888215B1 (fr) * | 2005-07-11 | 2007-08-24 | Michel Valence | Dispositif d'ouverture et fermeture d'un bouchon avec paille |
| US20070029334A1 (en) * | 2005-08-02 | 2007-02-08 | Bagley Perry S | Beverage containers and accessories with integrated straw |
| US20070108238A1 (en) * | 2005-11-15 | 2007-05-17 | Andrew Kirker | Personal beverage supply assembly |
| US20070175908A1 (en) * | 2006-01-30 | 2007-08-02 | Adam Siri | Beverage dispensing system pressurized release liquid USPA2 |
| US20090065605A1 (en) * | 2006-04-04 | 2009-03-12 | Roche Sharla D | Extensible Straw for a Disposable Collapsible Drink Mixing Container |
| US7823802B1 (en) | 2006-04-04 | 2010-11-02 | Roche Sharla D | Extensible straw for a disposable collapsible drink mixing container |
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