JP3312828B2 - 無機質板の製造方法 - Google Patents

無機質板の製造方法

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JP3312828B2
JP3312828B2 JP17926695A JP17926695A JP3312828B2 JP 3312828 B2 JP3312828 B2 JP 3312828B2 JP 17926695 A JP17926695 A JP 17926695A JP 17926695 A JP17926695 A JP 17926695A JP 3312828 B2 JP3312828 B2 JP 3312828B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁材などの建築材
料として用いられる無機質板の製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来よりセメントや繊維を含む無機質板
は、丸網式抄造法やフローオン成形法などで製造されて
いた。丸網式抄造法は、セメントや繊維などの固形分に
水を加えてスラリー1を調製し、スラリー1を貯留する
バット6内に円筒状の丸網7を設け、丸網7の上側にフ
ェルト等で形成される無限ループ状の抄造ベルト2を配
置し、抄造ベルト2の上側にメーキングロール8を設け
て形成される図14(a)のような装置を用いておこな
うものであり、丸網7を回転させてスラリー1中の固形
分を抄き上げると共にこの固形分を丸網7から抄造ベル
ト2に転写し、抄造ベルト2からメーキングロール8に
固形分を転写し、メーキングロール8に固形分を多層に
積層して無機質板を形成するものである。
【0003】またフローオン式成形法は、スラリー1を
貯留するバット6の下方に抄造ベルト2を配設し、抄造
ベルト2の下側にサクションと称される脱水装置9を設
けて形成される図14(b)のような装置を用いておこ
なうものであり、バット6からスラリー1を抄造ベルト
2上に供給し、脱水装置9でスラリー1中の水分を除去
して抄造ベルト2上に無機質板を形成するものである。
【0004】ところで上記スラリー1は固形分の濃度を
低くして調製する方が好ましく、このことで水への固形
分の分散性を高めることができ、製造される無機質板の
均一性を図って品質を向上させることができるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし固形分の濃度が
低いスラリー1を用いて上記丸網抄造法にて無機質板を
製造すると、丸網7で一回で抄き上げることができる固
形分の量が少なくなり、厚みのある無機質板を製造する
ためには丸網7でスラリー1をかなりの回数抄き上げな
ければならず、無機質板の生産性を高くすることができ
ないという問題があった。また固形分の濃度が低いスラ
リー1を用いて上記フローオン式成形法にて無機質板を
製造すると、脱水装置9で脱水する水の量が多くなっ
て、脱水装置9で消費するエネルギーが多量に必要にな
り、効率よくスラリーの脱水をおこなうことができない
という問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、生産性を高くすることができ、効率よくスラリー
の脱水をおこなうことができる無機質板の製造方法を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の無機質板の製造方法は、セメントと繊維と含む固形
分に水を配合してスラリー1を調製し、スラリー1を脱
水して濃縮しつつ抄造ベルト2上に供給して抄造ベルト
2でスラリー1を抄造することを特徴とするものであ
り、抄造ベルト2上に固形分の濃度を高くしてスラリー
1を供給することができる。
【0008】また本発明の請求項に記載の無機質板の
製造方法は、上記の構成に加えて、スラリー1を貯留す
るバット6内を通して抄造ベルト2を進行させると共に
バット6内において抄造ベルト2の上方に脱水装置4を
設け、バット6内の抄造ベルト2に近接するスラリー1
を脱水装置4で脱水して濃縮することを特徴とするもの
であり、抄造ベルト2に近接するスラリー1の固形分の
濃度を高めることができる。
【0009】また本発明の請求項2に記載の無機質板の
製造方法は、セメントと繊維とを含む固形分に水を配合
してスラリー1を調製し、スラリー1を脱水して濃縮し
つつ抄造ベルト2上に供給して抄造ベルト2でスラリー
1を抄造するにあたって、抄造ベルト2を凹曲させて進
行させて抄造ベルト2上にスラリー供給部3を形成し、
スラリー供給部3に脱水装置4を設け、スラリー供給部
3の抄造ベルト2上にスラリー1を供給すると共にこの
スラリー1を脱水装置4で脱水して濃縮するものであ
り、スラリー供給部3のスラリー1の固形分の濃度を高
めることができる。
【0010】また本発明の請求項3に記載の無機質板の
製造方法は、セメントと繊維とを含む固形分に水を配合
してスラリー1を調製し、スラリー1を脱水して濃縮し
つつ抄造ベルト2上に供給して抄造ベルト2でスラリー
1を抄造するにあたって、抄造ベルト2の上方に一対の
脱水装置4を配設すると共に脱水装置4間をスラリー供
給部3として形成し、スラリー供給部3にスラリー1を
供給すると共にこのスラリー1を脱水装置4で脱水して
濃縮しつつ抄造ベルト2上に供給することを特徴とする
ことを特徴とするものであり、抄造ベルト2上に供給さ
れるスラリー1の固形分の濃度を高めることができる。
【0011】また本発明の請求項4に記載の無機質板の
製造方法は、セメントと繊維とを含む固形分に水を配合
してスラリー1を調製し、スラリー1を脱水して濃縮し
つつ抄造ベルト2上に供給して抄造ベルト2でスラリー
1を抄造するにあたって、抄造ベルト2の上方に抄造ベ
ルト2の進行方向に下り傾斜させた通水性のプレート5
を設け、抄造ベルト2上にスラリー1を供給すると共に
抄造ベルト2の進行に伴ってスラリー1をプレート5に
近接位置に移動させ、プレート1を介してスラリー1を
脱水して濃縮することを特徴とするものであり、抄造ベ
ルト2上のスラリー1の固形分の濃度を高めることがで
きる。
【0012】また本発明の請求項に記載の無機質板の
製造方法は、請求項の構成に加えて、複数個のプレー
ト5を抄造ベルト2の進行方向に並設することを特徴と
するものであり、抄造ベルト2上のスラリー1の固形分
の濃度を高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明で用いるスラリー1は、普通ポルドランド
セメント(OPC)などのセメントと、鉱物繊維やパル
プや合成繊維や金属繊維などの繊維と、その他珪石粉な
どの骨材とを配合した固形分に水を加えて調製されるも
のである。スラリー濃度は固形分の分散性を考慮すると
低い方が好ましいが、約5%に調製することができる。
スラリー1は攪拌機40を備えた図13(a)に示すよ
うなミキサー16で固形分と水とを混合し調製すること
ができる。
【0014】図1には本発明の一つ実施の形態をおこな
うための装置の一例が示してある。2は抄造ベルトであ
って、長尺のフェルトやメッシュ(金網)の端部同士を
連結して無端ループ状に形成してある。この抄造ベルト
2は回転軸10で支持されており、モータ等の駆動装置
(図示省略)で図1の矢印イで示す方向に進行するよう
にしてある。抄造ベルト2の一方側には、上がり傾斜さ
せた傾斜部11が形成してあり、この傾斜部11を底面
とし、傾斜部11の両側と外側とを板材で囲むことによ
って、上面が開口するバット6が形成される。またこの
傾斜部11の下側には多数の支持ロール12が設けてあ
る。また抄造ベルト2の他方側の下側には図13(b)
に示すようなサクション等で形成される脱水装置9が複
数個設けてある。この脱水装置9は接続部9aに吸引ポ
ンプ等を接続することによって、脱水作用を発揮するよ
うに形成されている。またバット6内には脱水装置4が
設けてある。この脱水装置4はフェルトやメッシュで円
筒状に形成される脱水ロール13の内部に排水ポンプや
サクションを設けて形成してあり、スラリー1の水面付
近で抄造ベルト2の傾斜部11に近接させて配置してあ
る。
【0015】上記装置を用いて無機質板を製造するにあ
たっては、ミキサー16で調製されたスラリー1をバッ
ト6に供給し、抄造ベルト2を進行させると共に脱水装
置4の排水ポンプやサクションを作動させて図2に矢印
ロで示すようにスラリー1中の水分(上澄み液)を脱水
ロール13を介して吸い取り、傾斜部11に近接するス
ラリー1を濃縮する。この濃縮されたスラリー1を図2
に矢印ハで示すように支持ロール12の間からサクショ
ン等の脱水装置(図示省略)を用いて傾斜部11に引き
寄せ、スラリー1中の水分を抄造ベルト2で濾過して固
形分を傾斜部11に付着させる。このように傾斜部11
に付着した固形分はグリーンシートとして抄造ベルト2
の進行に伴ってバット6から抄き上げられ、脱水装置9
の上方へと移動される。そしてここでグリーンシートに
含まれる水分を所定の含水率になるまで吸水して脱水
し、その後養生硬化させたり所定の大きさに裁断したり
して無機質板を形成することができる。
【0016】上記実施の形態では、抄造ベルト2の傾斜
部11に近接する部分のスラリー1を脱水装置4で脱水
して濃縮することによって、傾斜部11に近接する部分
のスラリー1の固形分の濃度を高くすることができる。
従って濃度の低いスラリー1を用いても傾斜部11に一
度に多量の固形分を供給することができ、抄造ベルト2
に抄造される固形分の厚みを大きくすることができる。
よって厚い無機質板を製造するのに適している。また脱
水装置4を用いてスラリー1の水分を除去するので、抄
き上げた後の脱水装置9による脱水量を少なくすること
ができる。また上記実施の形態では、丸網抄造法のよう
に固形分を多層に積層して厚みを大きくするのではな
く、一層で厚みを大きくすることができ、無機質板に層
間剥離が発生しないようにすることができる。
【0017】図1に示す装置において脱水ロール13
は、その抄造ベルト2と近接する周面が抄造ベルト2の
進行方向と同方向に移動するように回転させて形成して
もよく、このことで脱水ロール13の全体からスラリー
1の水分を除去することができ、脱水ロール13の目詰
まりを少なくすることができる。また脱水ロール13
は、メッシュの外側にフェルトを設けて形成してもよ
く、このことでスラリー1中の固形分の補足を高めてス
ラリー1の歩留りを向上させることができる。また脱水
装置9に加えて、抄造ベルト2上の固形分に脱水プレス
等で圧縮による脱水をおこなってもよく、このことで高
い脱水度を得ることができる。
【0018】図3には他の実施の形態をおこなうための
装置の一例が示してある。抄造ベルト2は図1に示すも
のと同様にフェルトやメッシュで無端ループ状に形成し
てあると共に抄造ベルト2は回転軸10で支持されてお
り、モータ等の駆動装置で図2の矢印イで示す方向に進
行するようにしてある。この抄造ベルト2の一方側は凹
曲させて凹曲部14が形成してあって、この凹曲部14
の下側には支持ロール12が多数本設けてある。また凹
曲部14の上方に近接して脱水装置4が配設してある。
脱水装置4は図3に示すように、フェルトやメッシュで
円筒状に形成される丸網シリンダー15の内部に排水ポ
ンプやサクションを設けて形成してあり、図4に矢印ニ
で示すように凹曲部14に近接する丸網シリンダー15
の周面が抄造ベルト2の進行方向と同方向に移動するよ
うに回転自在に形成されている。そして脱水装置4より
も抄造ベルト2の進行方向と反対側の凹曲部14をスラ
リー供給部3として形成してある。
【0019】この装置を用いて無機質板を製造するにあ
たっては、ミキサー16で調製されたスラリー1をスラ
リー供給部3に供給すると共に抄造ベルト2を進行させ
る。これと同時に脱水装置4の排水ポンプやサクション
を作動させて図4に矢印ロで示すようにスラリー1中の
水分を丸網シリンダー15を介して吸い取り、スラリー
供給部3内のスラリー1を濃縮する。濃縮されたスラリ
ー1中の固形分は抄造ベルト2に水分が濾過されて凹曲
部14に付着する。このように凹曲部14に付着した固
形分は抄造ベルト2の進行に伴ってグリーンシートとし
て凹曲部14から導出され、脱水装置9の上方へと移動
される。そしてここで固形分に含まれる水分を所定の含
水率になるまで吸水して脱水し、その後養生硬化させた
り所定の大きさに裁断したりして無機質板を形成するこ
とができる。
【0020】上記実施の形態では、スラリー供給部3に
供給されたスラリー1を脱水装置4で脱水して濃縮する
ことによって、スラリー供給部3内のスラリー1の濃度
を高くすることができる。従って濃度の低いスラリー1
を用いてもスラリー供給部3の抄造ベルト2上に一度に
多量の固形分を供給することができ、抄造ベルト2の表
面に抄造される固形分の厚みを大きくすることができ
る。よって厚い無機質板を製造するのに適している。ま
た脱水装置4を用いてスラリー1の水分を除去するの
で、抄き上げた後の脱水装置9による脱水量を少なくす
ることができる。また上記実施の形態では、丸網抄造法
のように固形分を多層に積層して厚みを大きくするので
はなく、一層で厚みを大きくすることができ、無機質板
に層間剥離が発生しないようにすることができる。
【0021】また丸網シリンダー15は回転させてある
ので、丸網シリンダー15の全体からスラリー1の水分
を除去することができ、丸網シリンダー15の目詰まり
を少なくすることができる。また丸網シリンダー15
は、メッシュの外側にフェルトを設けて形成してもよ
く、このことでスラリー1中の固形分の補足を高めてス
ラリー1の歩留りを向上させることができる。また脱水
装置9に加えて、抄造ベルト2上の固形分に脱水プレス
等で圧縮による脱水をおこなってもよく、このことで高
い脱水度を得ることができる。
【0022】図5には図3に示す装置における脱水装置
4の他例が示してある。この脱水装置4は多数本の回転
軸17の外側にフェルトやメッシュ(金網)の端部同士
を連結して無端ループ状に形成した脱水ベルト18を設
け、この脱水ベルト18の内部に排水ポンプやサクショ
ンを設けて形成してある。この脱水装置4は凹曲部14
の上方に近接して配設してあり、凹曲部14に近接する
脱水ベルト18の下面が抄造ベルト2の進行方向と同方
向に移動するようにモータ等の駆動装置で脱水ベルト1
8を矢印ニに示す方向に進行自在に形成してある。そし
て脱水装置4よりも抄造ベルト2の進行方向と反対側の
凹曲部14をスラリー供給部3として形成してある。
【0023】図6には他の実施の形態をおこなうための
装置の一例が示してある。抄造ベルト2は図1に示すも
のと同様にフェルトやメッシュで無端ループ状に形成し
てあると共に抄造ベルト2は回転軸10で支持されてお
り、モータ等の駆動装置で図6の矢印イで示す方向に進
行するようにしてある。また抄造ベルト2の一方側の上
方には一対の脱水装置4が設けてある。脱水装置4は図
7に示すように、フェルトやメッシュなどで通路体19
を形成すると共に通路体19を外側に凸曲させ、通路体
19の内側の凹曲面にサクション22を設けることによ
って形成してある。そして各通路体19を外側の凸曲面
を対向させて一対の脱水装置4を配設してある。また通
路体19の両側に上下に亘って板材を設けることによっ
て通路体19の上部間をスラリー供給部3として形成し
てあると共に通路体19の中部間から下部間を通路部2
0として形成してある。通路部20の下側には受け材2
1が設けてあって、受け材21の一端は通路部20に、
他端は抄造ベルト2の上方にそれぞれ達するようにして
ある。
【0024】この装置を用いて無機質板を製造するにあ
たっては、抄造ベルト2を進行させると共にミキサー1
6で調製されたスラリー1をスラリー供給部3に供給す
る。これと同時に各脱水装置4のサクション22を作動
させてスラリー1中の水分を通路体19を介して機械的
に搾り取り、スラリー1を濃縮する。濃縮されたスラリ
ー1は通路部20を通って流下して受け材21に達し、
受け材21から抄造ベルト2上に供給される。このよう
に抄造ベルト2上に供給された濃縮されたスラリー1は
抄造ベルト2の進行に伴って脱水装置9の上方へと移動
される。そしてここでスラリー1に含まれる水分を所定
の含水率になるまで吸水して脱水し、その後養生硬化さ
せたり所定の大きさに裁断したりして無機質板を形成す
ることができる。
【0025】上記実施の形態では、スラリー供給部3に
供給されたスラリー1を脱水装置4で脱水して濃縮する
ことによって、スラリー供給部3内のスラリー1の濃度
を高くすることができる。従って濃度の低いスラリー1
を用いても抄造ベルト2に一度に多量の固形分を供給す
ることができ、抄造ベルト2に抄造される固形分の厚み
を大きくすることができる。従って厚い無機質板を製造
するのに適している。また脱水装置4を用いてスラリー
1の水分を除去するので、抄き上げた後の脱水装置9に
よる脱水量を少なくすることができる。また上記実施の
形態では、丸網抄造法のように固形分を多層に積層して
厚みを大きくするのではなく、一層で厚みを大きくする
ことができ、無機質板に層間剥離が発生しないようにす
ることができる。
【0026】図8には図6に示す装置における脱水装置
4の他例が示してある。この脱水装置4は、フェルトや
メッシュで円筒状に丸網シリンダー15を形成すると共
に丸網シリンダー15の対向する面の内側にサクション
22を設けて形成してある。そして丸網シリンダー15
を周面を対向させて一対の脱水装置4を配設してある。
各丸網シリンダー15は互いに対向する面が下側に進行
するように図8に矢印ニで示すように回動自在に形成し
てある。また丸網シリンダー15の両側に上下に亘って
板材を設けることによって丸網シリンダー15の対向す
る上部の間をスラリー供給部3として形成してあると共
に丸網シリンダー15の対向する中部の間から対向する
下部の間を通路部20として形成してある。通路部20
の下側には受け材21が設けてあって、受け材21の一
端は通路部20に、他端は抄造ベルト2の上方にそれぞ
れ達するようにしてある。
【0027】この脱水装置4では、丸網シリンダー15
を回転させるようにしてあるので、スラリー1の通路部
20を通過する速度を高めることができ、抄造ベルト2
上に多量のスラリー1を効率よく供給することができ
る。図9には図6に示す装置における脱水装置4の他例
が示してある。脱水装置4は多数本の回転軸17の外側
にフェルトやメッシュ(金網)の端部同士を連結して無
端ループ状に形成した脱水ベルト18を設け、この脱水
ベルト18の内部に排水ポンプやサクションを設けて形
成してある。そして脱水ベルト18の周面を対向させて
一対の脱水装置4を配設してある。各脱水ベルト18は
互いに対向する面が下側に進行するように図9に矢印ニ
で示すように回動自在に形成してある。また丸網シリン
ダー15の両側に上下に亘って板材を設けることによっ
て、丸網シリンダー15の対向する上部の間をスラリー
供給部3として形成してあると共に丸網シリンダー15
の対向する中部間から対向する下部間を通路部20とし
て形成してある。通路部20の下側には受け材21が設
けてあって、受け材21の一端は通路部20に、他端は
抄造ベルト2の上方にそれぞれ達するようにしてある。
【0028】図10には他の実施の形態をおこなうため
の装置の一例が示してある。抄造ベルト2は図6に示す
ものと同様にフェルトやメッシュで無端ループ状に形成
してあると共に抄造ベルト2は回転軸10で支持されて
おり、モータ等の駆動装置で図10の矢印イで示す方向
に進行するようにしてある。図11に示すように抄造ベ
ルト2の一方側の上方には枠体23が設けてあって、枠
体23の下面にはメッシュで形成されるプレート5が取
り付けてある。プレート5はスラリー1中の固形分を濃
縮して抄造ベルト2上に付着させやすくするものであっ
て、抄造ベルト2の進行方向に下り傾斜させて取り付け
てあり、その先端は抄造ベルト2の上面に近接させてあ
る。また枠体23とプレート5の間にはサクション等の
脱水装置(図示省略)が接続してある。また枠体23と
対向する位置の抄造ベルト2の下側にはサクション等の
脱水装置25が設けてある。
【0029】この装置を用いて無機質板を製造するにあ
たっては、ミキサー16でセメント等の固形分と水を混
合してスラリー1を調製し、抄造ベルト2上にスラリー
1を供給すると共に抄造ベルト2を進行させる。この抄
造ベルト2の進行に伴ってスラリー1をプレート5に近
接させる。そして図11に矢印ホで示すようにこの位置
でスラリー1中の水分をプレート5を介して脱水すると
共に図11に矢印ロで示すように脱水装置25でスラリ
ー1中の水分を脱水し、スラリー1を濃縮する。濃縮さ
れたスラリー1は抄造ベルト2の進行に伴って脱水装置
9の上方へと移動される。そしてここでスラリー1に含
まれる水分を所定の含水率になるまで吸水して脱水し、
その後養生硬化させたり所定の大きさに裁断したりして
無機質板を形成することができる。
【0030】上記実施の形態では、抄造ベルト2に供給
されたスラリー1を上方と下方から脱水して濃縮するこ
とによって、抄造ベルト2上のスラリー1の固形分の濃
度を高くすることができる。従って濃度の低いスラリー
1を用いても抄造ベルト2に一度に多量の固形分を供給
することができ、抄造ベルト2に抄造される固形分の厚
みを大きくすることができ、厚い無機質板を製造するの
に適している。また脱水装置4を用いてスラリー1の水
分を除去するので、抄き上げた後の脱水装置9による脱
水量を少なくすることができる。また上記実施の形態で
は、丸網抄造法のように固形分を多層に積層して厚みを
大きくするのではなく、一層で厚みを大きくすることが
でき、無機質板に層間剥離が発生しないようにすること
ができる。
【0031】図12には他の実施の形態をおこなうため
の装置の一例が示してある。抄造ベルト2は図10に示
すものと同様に形成してある。図12に示すように抄造
ベルト2の一方側の上方には枠体23が設けてあって、
枠体23の下面にはメッシュやパンチングメタルで形成
される複数枚のプレート5a、5b、5c、5d、5
e、5fが取り付けてある。プレート5a乃至5fは抄
造ベルト2の進行方向側に設置されるものほど長く形成
してある。また各プレート5は抄造ベルト2の進行方向
に下り傾斜させて取り付けてある。また枠体23とプレ
ート5fの間にはサクション等の脱水装置(図示省略)
が接続してある。また枠体23と対向する位置の抄造ベ
ルト2の下側にはサクション等の脱水装置が設けてあ
る。
【0032】この装置を用いて無機質板を製造するにあ
たっては、ミキサー16で調製されたスラリー1を抄造
ベルト2上に供給すると共に抄造ベルト2を進行させ
る。この抄造ベルト2の進行に伴ってスラリー1をプレ
ート5a乃至5fに近接させる。そして図12に矢印ホ
で示すようにこの位置でスラリー1中の水分をプレート
5fを介して脱水すると共に脱水装置でスラリー1中の
水分を脱水し、スラリー1を濃縮する。濃縮されたスラ
リー1は抄造ベルト2の進行に伴って脱水装置9の上方
へと移動される。そしてここでスラリー1に含まれる水
分を所定の含水率になるまで吸水して脱水し、その後養
生硬化させたり所定の大きさに裁断したりして無機質板
を形成することができる。
【0033】上記実施の形態では、また複数枚のプレー
ト5a乃至5fを設けることによって、図10に示すも
のよりもスラリー1中の固形分の抄造ベルト2への付着
を促進させることができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。 (実施例1)アスベスト(4クラス)を5重量%、セメ
ント(OPC)を55重量%、珪石粉を30重量%、珪
砂(8号)を10重量%の割合で配合した固形分に水を
加えて、固形分の濃度が5%のスラリーを調製した。こ
のスラリー1で図3、4に示す装置用いて無機質板を形
成した。尚、丸網シリンダー15は80メッシュの網で
幅300mm、直径100mmの円筒で形成し、20回
転/分で回転させた。またスラリーの供給量を15m3
/時間とした。 (実施例2)パルプ(NBKP)を5重量%、セメント
(OPC)を55重量%、珪石粉を30重量%、珪砂
(8号)を10重量%の割合で配合した固形分に水を加
えて、固形分の濃度が5%のスラリーを調製した。この
スラリー1で図3、4に示す装置用いて無機質板を形成
した。製造条件は実施例1と同様である。 (実施例3)実施例1と同様のスラリー1で図8に示す
装置を用いて無機質板を形成した。尚、丸網シリンダー
15は80メッシュの網で幅300mm、直径100m
mの円筒で形成し、20回転/分で回転させた。また丸
網シリンダー15の周面間の距離は10mmとした。ま
たスラリーの供給量を15m3 /時間とした。 (実施例4)実施例2と同様のスラリー1で図8に示す
装置を用いて無機質板を形成した。製造条件は実施例3
と同様である。 (実施例5)実施例1と同様のスラリーで図10、11
に示す装置を用いて無機質板を形成した。尚、プレート
5の大きさは縦が300mm、横が1000mm、長さ
が2500mmであって、目開きが1mmのメッシュで
形成した。またスラリー1の流量は30m3 /時間であ
る。 (実施例6)実施例2と同様のスラリー1で図10、1
1に示す装置を用いて無機質板を形成した。製造条件は
実施例5と同様である。 (実施例7)実施例1と同様のスラリー1で図12に示
す装置を用いて無機質板を形成した。プレート5a、5
bは5mm径の孔を多数個設けたパンチングメタル、プ
レート5c、5dは3mm径の孔を多数個設けたパンチ
ングメタル、プレート5eは目開き1mmのメッシュ、
プレート5fは目開き0.7mmのメッシュでそれぞれ
形成した。またスラリーの流量は30m3 /時間であ
る。 (実施例8)実施例2と同様のスラリー1で図12に示
す装置を用いて無機質板を形成した。製造条件は実施例
7と同様である。 (実施例9)実施例1と同様のスラリー1で図9に示す
装置を用いて無機質板を形成した。尚、脱水ベルト18
は80メッシュの網で幅300mm、直径100mmの
円筒で形成し、20回転/分で回転させた。またスラリ
ーの供給量を15m3 /時間とした。 (実施例10)実施例2と同様のスラリー1で図9に示
す装置を用いて無機質板を形成した。製造条件は実施例
9と同様である。 (比較例1)実施例1と同様のスラリー1で図13
(a)に示す装置を用いて丸網抄造法にて抄造して無機
質板を形成した。尚、丸網7は80メッシュの網で幅3
00mm、直径100mmの円筒で形成し、バット6内
のスラリー1に下から600mmまで沈めて20回転/
分で回転させた。 (比較例2)実施例2と同様のスラリー1で図13
(a)に示す装置を用いて丸網抄造法にて抄造して無機
質板を形成した。製造条件は比較例1と同様である。 (比較例3)実施例1と同様のスラリー1で図13
(b)に示す装置を用いてフローオン成形法で無機質板
を形成した。尚、抄造ベルト2は幅が300mm、フェ
ルトゾーンが2700mmであり、抄造ベルト2は10
m/分で進行させた。またスラリー1の供給量は200
リットル/分である。 (比較例4)実施例2と同様のスラリー1で図13
(b)に示す装置を用いてフローオン成形法で無機質板
を形成した。製造条件は比較例3と同様である。
【0035】上記実施例1乃至10と比較例1乃至4に
ついて、抄造後のスラリー濃度と、無機質板の最大ケー
キ重量(単位面積当たりの重量)を測定した。また実施
例9、10については脱水装置4での濃縮されたスラリ
ーの濃度を測定した。結果を表1乃至3に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】実施例1乃至10と比較例1乃至4を対比
すると、全て実施例の無機質板が比較例の無機質板より
も最大ケーキ重量が大きくなっており、実施例の方が比
較例よりも厚みを厚くすることができることが判る。
【0040】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に記載の
発明は、セメントと繊維と含む固形分に水を配合して
スラリーを調製し、スラリーを脱水して濃縮しつつ抄造
ベルト上に供給して抄造ベルトでスラリーを抄造したの
で、濃縮されたスラリーを抄造ベルトに供給することに
よって、抄造ベルト上に一度に多量の固形分を供給する
ことができ、生産性を高めることができるものである。
また抄造ベルトに供給する前にスラリーを脱水するの
で、抄造ベルト上に供給された後のスラリーの脱水量を
少なくすることができ、効率よくスラリーの脱水をおこ
なうことができるものである。
【0041】また本発明の請求項に記載の発明は、ス
ラリーを貯留するバット内を通して抄造ベルトを進行さ
せると共にバット内において抄造ベルトの上方に脱水装
置を設け、バット内の抄造ベルトに近接するスラリーを
脱水装置で脱水して濃縮したので、バット内の抄造ベル
ト上に一度に多量の固形分を供給することができ、生産
性を高めることができるものである。また抄造ベルトに
供給する前にスラリーを脱水するので、抄造ベルト上に
供給された後のスラリーの脱水量を少なくすることがで
き、効率よくスラリーの脱水をおこなうことができるも
のである。
【0042】また本発明の請求項に記載の発明は、抄
造ベルトを凹曲させて進行させて抄造ベルト上にスラリ
ー供給部を形成し、スラリー供給部に脱水装置を設け、
スラリー供給部の抄造ベルト上にスラリーを供給すると
共にこのスラリーを脱水装置で脱水して濃縮したので、
抄造ベルト上のスラリーを濃縮することによって、抄造
ベルト上に一度に多量の固形分を供給することができ、
生産性を高めることができるものである。また抄造ベル
トに供給した直後にスラリーを脱水するので、その後の
スラリーの脱水量を少なくすることができ、効率よくス
ラリーの脱水をおこなうことができるものである。
【0043】また本発明の請求項に記載の発明は、抄
造ベルトの上方に一対の脱水装置を配設すると共に脱水
装置間をスラリー供給部として形成し、スラリー供給部
にスラリーを供給すると共にこのスラリーを脱水装置で
脱水して濃縮しつつ抄造ベルト上に供給したので、濃縮
されたスラリーを抄造ベルトに供給することによって、
抄造ベルト上に一度に多量の固形分を供給することがで
き、生産性を高めることができるものである。また抄造
ベルトに供給する前にスラリーを脱水するので、抄造ベ
ルト上に供給された後のスラリーの脱水量を少なくする
ことができ、効率よくスラリーの脱水をおこなうことが
できるものである。
【0044】また本発明の請求項に記載の発明は、抄
造ベルトの上方に抄造ベルトの進行方向に下り傾斜させ
た通水性のプレートを設け、抄造ベルト上にスラリーを
供給すると共に抄造ベルトの進行に伴ってスラリーをプ
レートに近接位置に移動させ、プレートを介してスラリ
ーを脱水して濃縮したので、抄造ベルト上のスラリーを
濃縮することによって、抄造ベルト上に一度に多量の固
形分を供給することができ、生産性を高めることができ
るものである。また抄造ベルトに供給した直後にスラリ
ーを脱水するので、その後のスラリーの脱水量を少なく
することができ、効率よくスラリーの脱水をおこなうこ
とができるものである。
【0045】また本発明の請求項に記載の発明は、複
数個のプレートを抄造ベルトの進行方向に並設したの
で、請求項に記載のものよりもスラリーに接触するプ
レートの面積を大きくすることができ、スラリー中の固
形分の抄造ベルトへの付着を促進させることができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に用いる装置を示す概略
図である。
【図2】同上の装置の一部を示す断面図である。
【図3】同上の他の実施の形態に用いる装置を示す概略
図である。
【図4】同上の脱水装置を示す断面図である。
【図5】同上の脱水装置の他例を示す断面図である。
【図6】同上の他の実施の形態に用いる装置を示す概略
図である。
【図7】同上の脱水装置を示す断面図である。
【図8】同上の脱水装置の他例を示す断面図である。
【図9】同上の脱水装置のさらに他例を示す断面図であ
る。
【図10】同上の他の実施の形態に用いる装置を示す概
略図である。
【図11】同上の装置の一部を示す断面図である。
【図12】同上の他の実施の形態に用いる装置の一部を
示す断面図である。
【図13】(a)はミキサーを示す概略図、(b)は脱
水装置を示す概略図である。
【図14】(a)は従来例を示す概略図、(b)は他の
従来例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 スラリー 2 抄造ベルト 3 スラリー供給部 4 脱水装置 5 プレート 6 バット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 5/02 B28B 1/52

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメントと繊維と含む固形分に水を配
    合してスラリーを調製し、スラリーを脱水して濃縮しつ
    つ抄造ベルト上に供給して抄造ベルトでスラリーを抄造
    するにあたって、スラリーを貯留するバット内を通して
    抄造ベルトを進行させると共にバット内において抄造ベ
    ルトの上方に脱水装置を設け、バット内の抄造ベルトに
    近接するスラリーを脱水装置で脱水して濃縮することを
    特徴とする無機質板の製造方法。
  2. 【請求項2】 セメントと繊維とを含む固形分に水を配
    合してスラリーを調製し、スラリーを脱水して濃縮しつ
    つ抄造ベルト上に供給して抄造ベルトでスラリーを抄造
    するにあたって、抄造ベルトを凹曲させて進行させて抄
    造ベルト上にスラリー供給部を形成し、スラリー供給部
    に脱水装置を設け、スラリー供給部の抄造ベルト上にス
    ラリーを供給すると共にこのスラリーを脱水装置で脱水
    して濃縮することを特徴とする無機質板の製造方法。
  3. 【請求項3】 セメントと繊維とを含む固形分に水を配
    合してスラリーを調製し、スラリーを脱水して濃縮しつ
    つ抄造ベルト上に供給して抄造ベルトでスラリーを抄造
    するにあたって、抄造ベルトの上方に一対の脱水装置を
    配設すると共に脱水装置間をスラリー供給部として形成
    し、スラリー供給部にスラリーを供給すると共にこのス
    ラリーを脱水装置で脱水して濃縮しつつ抄造ベルト上に
    供給することを特徴とする無機質板の製造方法。
  4. 【請求項4】 セメントと繊維とを含む固形分に水を配
    合してスラリーを調製し、スラリーを脱水して濃縮しつ
    つ抄造ベルト上に供給して抄造ベルトでスラリーを抄造
    するにあたって、抄造ベルトの上方に抄造ベルトの進行
    方向に下り傾斜させた通水性のプレートを設け、抄造ベ
    ルト上にスラリーを供給すると共に抄造ベルトの進行に
    伴ってスラリーをプレートに近接位置に移動させ、プレ
    ートを介してスラリーを脱水して濃縮することを特徴と
    する無機質板の製造方法。
  5. 【請求項5】 複数個のプレートを抄造ベルトの進行方
    向に並設することを特徴とする請求項4に記載の無機質
    板の製造方法。
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