JP3245514B2 - 無機質板の製造装置 - Google Patents
無機質板の製造装置Info
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- JP3245514B2 JP3245514B2 JP02704295A JP2704295A JP3245514B2 JP 3245514 B2 JP3245514 B2 JP 3245514B2 JP 02704295 A JP02704295 A JP 02704295A JP 2704295 A JP2704295 A JP 2704295A JP 3245514 B2 JP3245514 B2 JP 3245514B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、瓦や壁材等の建築材と
して使用される無機質板の製造装置に関するものであ
る。
して使用される無機質板の製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】セメント等の無機質の粉体を主成分とす
るスラリーを抄造して無機質板を製造することは従来か
らおこなわれており、その製造方法としては種々のもの
が提案されている。
るスラリーを抄造して無機質板を製造することは従来か
らおこなわれており、その製造方法としては種々のもの
が提案されている。
【0003】例えば特開平5−50417号公報には、
鉱物質繊維、無機粉状体等からなるスラリーを抄造して
下層部を形成し、下層部の上に無機発泡体、繊維状物等
からなる中層部用混合物を散布堆積し、中層部用混合物
の上に鉱物質繊維、無機粉状体等からなるスラリーを抄
造して形成した上層部を堆積し、この積層物を圧締一体
化するようにした無機建築板の製造方法が記載されてい
る。
鉱物質繊維、無機粉状体等からなるスラリーを抄造して
下層部を形成し、下層部の上に無機発泡体、繊維状物等
からなる中層部用混合物を散布堆積し、中層部用混合物
の上に鉱物質繊維、無機粉状体等からなるスラリーを抄
造して形成した上層部を堆積し、この積層物を圧締一体
化するようにした無機建築板の製造方法が記載されてい
る。
【0004】また特開平5−169413号公報には、
鉱物質繊維、無機粉状体等からなるスラリーを抄造して
下層部を形成し、同上のスラリーを抄造して形成した中
層部と上層部をこの順で下層部の上に配し、この積層物
を圧締一体化するようにした無機建築板の製造方法が記
載されている。
鉱物質繊維、無機粉状体等からなるスラリーを抄造して
下層部を形成し、同上のスラリーを抄造して形成した中
層部と上層部をこの順で下層部の上に配し、この積層物
を圧締一体化するようにした無機建築板の製造方法が記
載されている。
【0005】また特開平5−147016号公報には、
セメント混練物からなる薄膜を成層して積層体を形成
し、積層体の上にセメント硬化促進剤を散布すると共に
この積層体をプレスにより製板するようにしたセメント
板材の製造方法が記載されている。
セメント混練物からなる薄膜を成層して積層体を形成
し、積層体の上にセメント硬化促進剤を散布すると共に
この積層体をプレスにより製板するようにしたセメント
板材の製造方法が記載されている。
【0006】また特開平2−199045号公報には、
パルプ繊維やセメント等からなる粉体を水を散布したベ
ルトコンベア上に層状に散布し、この層の上に水を散布
した後、さらに上記粉体を層状に散布し、この積層物を
圧縮成形するようにした繊維補強セメント系板材の製造
方法が記載されている。
パルプ繊維やセメント等からなる粉体を水を散布したベ
ルトコンベア上に層状に散布し、この層の上に水を散布
した後、さらに上記粉体を層状に散布し、この積層物を
圧縮成形するようにした繊維補強セメント系板材の製造
方法が記載されている。
【0007】また特開昭53−134815号公報に
は、ガラス繊維を配合したスラリーを抄造すると共にこ
の上にセメントスラリーを付着させ、表面をならしたの
ちに脱水するようにしたガラス繊維強化セメントシート
の製造法が記載されている。
は、ガラス繊維を配合したスラリーを抄造すると共にこ
の上にセメントスラリーを付着させ、表面をならしたの
ちに脱水するようにしたガラス繊維強化セメントシート
の製造法が記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の方法で
は、単に層と層とを重ねたり、或いは層の上に粉体を散
布したり、或いは層の上にスラリーを付着させたりし
て、層の上に他の層を形成するようにしてあるので、層
間の密着性を高くすることができず、無機質板に層間剥
離が発生するという問題があった。
は、単に層と層とを重ねたり、或いは層の上に粉体を散
布したり、或いは層の上にスラリーを付着させたりし
て、層の上に他の層を形成するようにしてあるので、層
間の密着性を高くすることができず、無機質板に層間剥
離が発生するという問題があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、層間剥離を起こさないようにすることができる無
機質板の製造装置を提供することを目的とするものであ
る。
あり、層間剥離を起こさないようにすることができる無
機質板の製造装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る無機質板A
の製造装置は、基材用スラリーを抄造する抄造ベルト5
と、抄造ベルト5の下側に配設される吸引脱水装置6
と、基材用スラリーの抄造で形成される基材3の上に表
層用スラリーを供給する供給器7とを具備し、上記吸引
脱水装置6の直上に上記供給器7を設け、供給器7の内
部に表層用スラリーの流れを巾方向で均一にする堰8と
表層用スラリーを攪拌する分散ロール9とを設け、表層
用スラリーが吐出される供給器7の吐出口10の近傍に
ゲートロール11を配設すると共にゲートロール11を
吐出口10に近接離隔するように移動自在に形成して成
ることを特徴とするものである。
の製造装置は、基材用スラリーを抄造する抄造ベルト5
と、抄造ベルト5の下側に配設される吸引脱水装置6
と、基材用スラリーの抄造で形成される基材3の上に表
層用スラリーを供給する供給器7とを具備し、上記吸引
脱水装置6の直上に上記供給器7を設け、供給器7の内
部に表層用スラリーの流れを巾方向で均一にする堰8と
表層用スラリーを攪拌する分散ロール9とを設け、表層
用スラリーが吐出される供給器7の吐出口10の近傍に
ゲートロール11を配設すると共にゲートロール11を
吐出口10に近接離隔するように移動自在に形成して成
ることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】基材用スラリーを抄造する抄造ベルト5と、抄
造ベルト5の下側に配設される吸引脱水装置6と、基材
用スラリーの抄造で形成される基材3の上に表層用スラ
リーを供給する供給器7とを具備し、上記吸引脱水装置
6の直上に上記供給器7を設けたので、表層用スラリー
に含まれる水分を吸引除去する吸引脱水装置6の吸引に
よって表層用スラリーに含まれる材料を基材3の表面に
浸透させることができ、基材3と表層4の界面の融合性
を高めることができる。
造ベルト5の下側に配設される吸引脱水装置6と、基材
用スラリーの抄造で形成される基材3の上に表層用スラ
リーを供給する供給器7とを具備し、上記吸引脱水装置
6の直上に上記供給器7を設けたので、表層用スラリー
に含まれる水分を吸引除去する吸引脱水装置6の吸引に
よって表層用スラリーに含まれる材料を基材3の表面に
浸透させることができ、基材3と表層4の界面の融合性
を高めることができる。
【0012】また供給器7の内部に表層用スラリーの流
れを巾方向で均一にする堰8と表層用スラリーを攪拌す
る分散ロール9とを設け、表層用スラリーが吐出される
供給器7の吐出口10の近傍にゲートロール11を配設
すると共にゲートロール11を吐出口10に近接離隔す
るように移動自在に形成したので、堰8によって表層用
スラリーが偏って流れないようにすることができ、また
分散ロール9によって表層用スラリーを構成する材料の
分散性を向上させることができ、さらにゲートロール1
1によって供給器7からの表層用スラリーの吐出量や基
材3への供給位置を調節することができる。
れを巾方向で均一にする堰8と表層用スラリーを攪拌す
る分散ロール9とを設け、表層用スラリーが吐出される
供給器7の吐出口10の近傍にゲートロール11を配設
すると共にゲートロール11を吐出口10に近接離隔す
るように移動自在に形成したので、堰8によって表層用
スラリーが偏って流れないようにすることができ、また
分散ロール9によって表層用スラリーを構成する材料の
分散性を向上させることができ、さらにゲートロール1
1によって供給器7からの表層用スラリーの吐出量や基
材3への供給位置を調節することができる。
【0013】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。
【0014】図1には本発明の製造装置の一実施例が示
してあって、これは所謂長網式抄造装置である。5はフ
ェルト等で形成される抄造ベルトであって、抄造ベルト
5はローター12に架設することによって無限ループ状
に形成されていると共に抄造ベルト5の下側には複数個
の送りローター13が配設してある。抄造ベルト5の下
側にはサクションボックスと称される抄造用脱水装置1
4と吸引脱水装置6とが抄造ベルト5の進行方向に沿っ
て複数個設けてある。
してあって、これは所謂長網式抄造装置である。5はフ
ェルト等で形成される抄造ベルトであって、抄造ベルト
5はローター12に架設することによって無限ループ状
に形成されていると共に抄造ベルト5の下側には複数個
の送りローター13が配設してある。抄造ベルト5の下
側にはサクションボックスと称される抄造用脱水装置1
4と吸引脱水装置6とが抄造ベルト5の進行方向に沿っ
て複数個設けてある。
【0015】上記抄造用脱水装置14の直上で抄造ベル
ト5の上方にはインレットボックスと称される投入装置
15が設けてあって、この投入装置15から基材用スラ
リー1が排出されるようになっている。また吸引脱水装
置6の直上で抄造ベルト5の上方には供給器7が設けて
あって、この供給器7から表層用スラリーが供給される
ようになっている。尚、図1では供給器7を一機しか設
けていないが、供給器7は抄造ベルト5の進行方向に沿
って複数個配設してもよい。
ト5の上方にはインレットボックスと称される投入装置
15が設けてあって、この投入装置15から基材用スラ
リー1が排出されるようになっている。また吸引脱水装
置6の直上で抄造ベルト5の上方には供給器7が設けて
あって、この供給器7から表層用スラリーが供給される
ようになっている。尚、図1では供給器7を一機しか設
けていないが、供給器7は抄造ベルト5の進行方向に沿
って複数個配設してもよい。
【0016】また上記ローター12の先方には複数台の
ベルトコンベア等のコンベア16が並設してあって、コ
ンベア16の上方には切断機17が設けてある。また最
先端のコンベア16には上型18と下型19とからなる
模様付け機20が配設してある。
ベルトコンベア等のコンベア16が並設してあって、コ
ンベア16の上方には切断機17が設けてある。また最
先端のコンベア16には上型18と下型19とからなる
模様付け機20が配設してある。
【0017】本発明で使用される基材用スラリーは、ス
ラグ、セメント、フライアッシュ、石膏などのマトリッ
クスを形成する無機材料や、發水剤、炭酸カルシウム、
マイカ、不良品粉砕などの充填材と、パルプやビニロン
などの繊維とを水で混練して調製されている。無機材料
と充填材を合わせた粉体材料と、繊維と、水との配合割
合は任意に設定されるが、例えば粉体材料が14.8重
量%程度、繊維が1.2重量%程度、水が84.0重量
%程度にすることができる。
ラグ、セメント、フライアッシュ、石膏などのマトリッ
クスを形成する無機材料や、發水剤、炭酸カルシウム、
マイカ、不良品粉砕などの充填材と、パルプやビニロン
などの繊維とを水で混練して調製されている。無機材料
と充填材を合わせた粉体材料と、繊維と、水との配合割
合は任意に設定されるが、例えば粉体材料が14.8重
量%程度、繊維が1.2重量%程度、水が84.0重量
%程度にすることができる。
【0018】また上記パルプとしては10mm〜20m
mの長さのものを用いることができる。パルプの長さが
10mm未満であると基材3の強度を大きくすることが
できない恐れがあり、またパルプの長さが20mmを越
えるとパルプ同士が絡み合って基材用スラリー中に均一
に分散することができない恐れがある。尚、上記ビニロ
ンの長さもパルプと同様の理由で10mm〜20mmの
長さにすることが好ましい。
mの長さのものを用いることができる。パルプの長さが
10mm未満であると基材3の強度を大きくすることが
できない恐れがあり、またパルプの長さが20mmを越
えるとパルプ同士が絡み合って基材用スラリー中に均一
に分散することができない恐れがある。尚、上記ビニロ
ンの長さもパルプと同様の理由で10mm〜20mmの
長さにすることが好ましい。
【0019】本発明で使用される表層用スラリーは、基
材用スラリーと同様に無機材料、充填材、繊維を水で混
練して調製することができ、粉体材料と、繊維と、水と
の配合割合も基材用スラリーと同様におこなうことがで
きるが、繊維として添加されるパルプは長さが1mm〜
5mmの短繊維のものを用いる。表層用スラリーのパル
プの長さが1mm未満であると表層4の強度を大きくす
ることができない恐れがあり、またこのパルプの長さが
5mmを超えると、比重の軽いパルプが表層4の表面に
集まって絡み合い、表層4の表面状態の見栄えが悪くな
る恐れがあり、また模様付けの際にシャープな凹凸模様
を形成することやフラット性の高い表面を形成すること
ができない恐れがある。尚、表層用スラリーのビニロン
もパルプと同じ理由で1mm〜5mmの長さにする。
材用スラリーと同様に無機材料、充填材、繊維を水で混
練して調製することができ、粉体材料と、繊維と、水と
の配合割合も基材用スラリーと同様におこなうことがで
きるが、繊維として添加されるパルプは長さが1mm〜
5mmの短繊維のものを用いる。表層用スラリーのパル
プの長さが1mm未満であると表層4の強度を大きくす
ることができない恐れがあり、またこのパルプの長さが
5mmを超えると、比重の軽いパルプが表層4の表面に
集まって絡み合い、表層4の表面状態の見栄えが悪くな
る恐れがあり、また模様付けの際にシャープな凹凸模様
を形成することやフラット性の高い表面を形成すること
ができない恐れがある。尚、表層用スラリーのビニロン
もパルプと同じ理由で1mm〜5mmの長さにする。
【0020】そして図1に示す装置で無機質板Aを製造
するにあたっては、先ず抄造ベルト5を駆動装置等で一
方向に進行させると共にこの抄造ベルト5の上に投入装
置15から基材用スラリーを流下させて供給する。この
基材用スラリーは抄造用脱水装置14にて脱水されなが
ら抄造されて抄造ベルト5の上にシート状の基材3が形
成される。この基材3は抄造ベルト5の進行で供給器7
の下側に運ばれてここで供給器7から基材3の上に表層
用スラリーを流下させて供給する。この後表層用スラリ
ーは吸引脱水装置6にて脱水されて基材3の上に表層4
が形成される。表層4の厚みは基材3の厚みの1/4〜
1/8にすることが好ましい。表層4の厚みが基材3の
厚みの1/8よりも小さいと基材3の凹凸を表層4で隠
すことができない恐れがあり、表層4の厚みが基材3の
厚みの1/4を越えると強度の大きい基材3の厚みが薄
くなって無機質板Aの強度を大きくすることができない
恐れがある。
するにあたっては、先ず抄造ベルト5を駆動装置等で一
方向に進行させると共にこの抄造ベルト5の上に投入装
置15から基材用スラリーを流下させて供給する。この
基材用スラリーは抄造用脱水装置14にて脱水されなが
ら抄造されて抄造ベルト5の上にシート状の基材3が形
成される。この基材3は抄造ベルト5の進行で供給器7
の下側に運ばれてここで供給器7から基材3の上に表層
用スラリーを流下させて供給する。この後表層用スラリ
ーは吸引脱水装置6にて脱水されて基材3の上に表層4
が形成される。表層4の厚みは基材3の厚みの1/4〜
1/8にすることが好ましい。表層4の厚みが基材3の
厚みの1/8よりも小さいと基材3の凹凸を表層4で隠
すことができない恐れがあり、表層4の厚みが基材3の
厚みの1/4を越えると強度の大きい基材3の厚みが薄
くなって無機質板Aの強度を大きくすることができない
恐れがある。
【0021】この後基材3と表層4の積層物はコンベア
16上に運ばれて切断機17にて所定の大きさに裁断さ
れる。次にこの裁断された積層物は模様付け機20の上
型18と下型19の間に運ばれて、上型18を下方に移
動させて表層4にプレスにて凹凸模様を付ける。この後
積載して養生することによって図2に示すような無機質
板Aが形成される。尚、図2では表層4は一層だけであ
るが、表層4は何層に形成してもよく、このことで多層
無機質板を作成することができる。
16上に運ばれて切断機17にて所定の大きさに裁断さ
れる。次にこの裁断された積層物は模様付け機20の上
型18と下型19の間に運ばれて、上型18を下方に移
動させて表層4にプレスにて凹凸模様を付ける。この後
積載して養生することによって図2に示すような無機質
板Aが形成される。尚、図2では表層4は一層だけであ
るが、表層4は何層に形成してもよく、このことで多層
無機質板を作成することができる。
【0022】上記のように本発明では、表層用スラリー
に含まれる水分を吸引除去するためにおこなう吸引脱水
装置6の吸引作用で表層用スラリーに含まれる繊維等の
材料を基材3の表面に浸透させることができ、この材料
の浸透で基材3に含まれる繊維等の材料と表層4の繊維
等の材料とが絡み合うなどして基板3と表層4の界面の
融合性を高めることができる。また基材3への表層用ス
ラリーの供給量を調節することによって、表層4の厚み
を容易に変更することができる。
に含まれる水分を吸引除去するためにおこなう吸引脱水
装置6の吸引作用で表層用スラリーに含まれる繊維等の
材料を基材3の表面に浸透させることができ、この材料
の浸透で基材3に含まれる繊維等の材料と表層4の繊維
等の材料とが絡み合うなどして基板3と表層4の界面の
融合性を高めることができる。また基材3への表層用ス
ラリーの供給量を調節することによって、表層4の厚み
を容易に変更することができる。
【0023】図3には供給器7の一例が示してある。2
1は内部が中空の本体であって、本体21の内部には仕
切り部22が突設してあり、仕切り部22によって本体
21の内部の一部が上下に仕切られている。本体21の
上面には複数本の取付ボルト23がナット24で取り付
けてあり、各取付ボルト23の上部は断面L形に形成さ
れる取付金物25の水平片26に設けたネジ孔27にそ
れぞれ螺着してあると共に各取付ボルト23の上端には
ボルト23を回転させる取っ手28が設けてある。また
本体21の上面には内外に貫通する一対のネジ孔29が
設けてあって、この各ネジ孔29には堰取付ボルト30
をそれぞれ貫通させて螺着してある。この各堰取付ボル
ト30の上端には堰取付ボルト30を回転させるための
取っ手31が設けてあると共に各堰取付ボルト30の下
端には堰8の両端がそれぞれ取り付けてある。
1は内部が中空の本体であって、本体21の内部には仕
切り部22が突設してあり、仕切り部22によって本体
21の内部の一部が上下に仕切られている。本体21の
上面には複数本の取付ボルト23がナット24で取り付
けてあり、各取付ボルト23の上部は断面L形に形成さ
れる取付金物25の水平片26に設けたネジ孔27にそ
れぞれ螺着してあると共に各取付ボルト23の上端には
ボルト23を回転させる取っ手28が設けてある。また
本体21の上面には内外に貫通する一対のネジ孔29が
設けてあって、この各ネジ孔29には堰取付ボルト30
をそれぞれ貫通させて螺着してある。この各堰取付ボル
ト30の上端には堰取付ボルト30を回転させるための
取っ手31が設けてあると共に各堰取付ボルト30の下
端には堰8の両端がそれぞれ取り付けてある。
【0024】堰8は図4(a)に示すように上面にノコ
ギリ状の凹凸を設けると共に上面の両端に固定部53を
突設して形成されるものであり、本体21の内寸法とほ
ぼ同じ長さを有するものである。そして各固定部53を
上記堰取付ボルト30の下端にそれぞれ固着することに
よって、仕切り部22の上面に設けた仕切り片32に沿
わせて配置されている。尚、堰8の上面はノコギリ状で
はなく平坦であっても良い。
ギリ状の凹凸を設けると共に上面の両端に固定部53を
突設して形成されるものであり、本体21の内寸法とほ
ぼ同じ長さを有するものである。そして各固定部53を
上記堰取付ボルト30の下端にそれぞれ固着することに
よって、仕切り部22の上面に設けた仕切り片32に沿
わせて配置されている。尚、堰8の上面はノコギリ状で
はなく平坦であっても良い。
【0025】本体21の内部で仕切り部22の下側には
分散ロール9が設けてある。図4(b)に示すように分
散ロール9は内部が中空の筒状に形成され、その外面に
多数個の孔33を設けると共に長手方向の両端部に軸部
34を突設して形成してあり、軸部34の両端部をそれ
ぞれ本体21の内面に取り付けることによって本体21
内に回転自在に配設されている。そして分散ロール9は
モータ等の駆動装置で回転するようになっている。尚、
分散ロール9は多数の羽根を設けて形成してもよい。
分散ロール9が設けてある。図4(b)に示すように分
散ロール9は内部が中空の筒状に形成され、その外面に
多数個の孔33を設けると共に長手方向の両端部に軸部
34を突設して形成してあり、軸部34の両端部をそれ
ぞれ本体21の内面に取り付けることによって本体21
内に回転自在に配設されている。そして分散ロール9は
モータ等の駆動装置で回転するようになっている。尚、
分散ロール9は多数の羽根を設けて形成してもよい。
【0026】図3に示すように本体21の外面には断面
L形の固定金物36が取り付けてあり、その横片37に
設けたネジ孔38には支持台取付ボルト39が螺着して
あると共に支持台取付ボルト39の上端には支持台取付
ボルト39を回転させるための取っ手40が設けてあ
る。支持台取付ボルト39の下端には支持台41が取り
付けてある。支持台41は支持片42の略中央部に支持
台取付ボルト39に螺着される取付部43を突設すると
共に支持片42の下端の両端にガイド部44を設け、支
持片42と各ガイド部44の間に補強用のリブ45を設
けることによって形成してある。各ガイド部44にはほ
ぼ水平のゲートロール用ボルト46が螺着してあって、
その先端にはゲートロール用ボルト46を回転させる取
っ手47が設けてある。またゲートロール用ボルト46
には移動体48が螺着してあって、その下面には軸受け
金具49が取り付けてある。
L形の固定金物36が取り付けてあり、その横片37に
設けたネジ孔38には支持台取付ボルト39が螺着して
あると共に支持台取付ボルト39の上端には支持台取付
ボルト39を回転させるための取っ手40が設けてあ
る。支持台取付ボルト39の下端には支持台41が取り
付けてある。支持台41は支持片42の略中央部に支持
台取付ボルト39に螺着される取付部43を突設すると
共に支持片42の下端の両端にガイド部44を設け、支
持片42と各ガイド部44の間に補強用のリブ45を設
けることによって形成してある。各ガイド部44にはほ
ぼ水平のゲートロール用ボルト46が螺着してあって、
その先端にはゲートロール用ボルト46を回転させる取
っ手47が設けてある。またゲートロール用ボルト46
には移動体48が螺着してあって、その下面には軸受け
金具49が取り付けてある。
【0027】図4(c)に示すようにゲートロール11
は筒状に形成されており、その長手方向の両端部には軸
部51を突設して形成してあり、この軸部51の両端を
上記軸受け金物49にそれぞれ差し込むことによって、
本体21にゲートロール11を取り付けることができ
る。また本体21の下部にはノズル部52が突設してあ
り、ノズル部52の先端には本体21の内部と連通する
吐出口10が開口してある。そしてこの吐出口10の近
接する位置に上記ゲートロール11が配設されるように
なっている。尚、ゲートロール11はモータ等の駆動装
置で回転するようになっている。
は筒状に形成されており、その長手方向の両端部には軸
部51を突設して形成してあり、この軸部51の両端を
上記軸受け金物49にそれぞれ差し込むことによって、
本体21にゲートロール11を取り付けることができ
る。また本体21の下部にはノズル部52が突設してあ
り、ノズル部52の先端には本体21の内部と連通する
吐出口10が開口してある。そしてこの吐出口10の近
接する位置に上記ゲートロール11が配設されるように
なっている。尚、ゲートロール11はモータ等の駆動装
置で回転するようになっている。
【0028】上記のような供給器7は取付金物25の垂
直片53を既設フレーム54に固着することによって、
吸引脱水装置6の直上に配設される。そしてこの供給器
7で表層用スラリーを供給するにあたっては、先ずポン
プ等で所定量の表層用スラリーを本体21に上面の開口
50から流し込んで仕切り部22の上側に溜めていき、
オーバーフローにて表層用スラリーが堰8を越えて本体
21の下部へと流れるようにする。このように表層用ス
ラリーがオーバーフローにて堰8を越えて流れるので、
表層用スラリーの流れが巾方向で均一化され、表層用ス
ラリーの流量を巾方向で一定にすることができる。この
後表層用スラリーは分散ロール9に達して孔33から分
散ロール9内に導入される。ここで表層用スラリーは分
散ロール9の回転によって攪拌されて孔33から導出さ
れる。このように分散ロール9で表層用スラリーを攪拌
することによって表層用スラリーを構成する材料の分散
性がよくなる。また分散ロール9には多数個の孔33が
設けてあって、この孔33に表層用スラリーを通過させ
るようにしてあるので、表層用スラリーの流れが巾方向
で均一化され、表層用スラリーの流量を巾方向で一定に
することができる。この後表層用スラリーは吐出口10
へと流れ、ゲートロール10の回転で吐出口10から導
出されて上述のように基板3へと流下されて供給され
る。
直片53を既設フレーム54に固着することによって、
吸引脱水装置6の直上に配設される。そしてこの供給器
7で表層用スラリーを供給するにあたっては、先ずポン
プ等で所定量の表層用スラリーを本体21に上面の開口
50から流し込んで仕切り部22の上側に溜めていき、
オーバーフローにて表層用スラリーが堰8を越えて本体
21の下部へと流れるようにする。このように表層用ス
ラリーがオーバーフローにて堰8を越えて流れるので、
表層用スラリーの流れが巾方向で均一化され、表層用ス
ラリーの流量を巾方向で一定にすることができる。この
後表層用スラリーは分散ロール9に達して孔33から分
散ロール9内に導入される。ここで表層用スラリーは分
散ロール9の回転によって攪拌されて孔33から導出さ
れる。このように分散ロール9で表層用スラリーを攪拌
することによって表層用スラリーを構成する材料の分散
性がよくなる。また分散ロール9には多数個の孔33が
設けてあって、この孔33に表層用スラリーを通過させ
るようにしてあるので、表層用スラリーの流れが巾方向
で均一化され、表層用スラリーの流量を巾方向で一定に
することができる。この後表層用スラリーは吐出口10
へと流れ、ゲートロール10の回転で吐出口10から導
出されて上述のように基板3へと流下されて供給され
る。
【0029】上記供給器7にあっては、取っ手28を持
って取付ボルト23を回転させて取付ボルト23を上下
移動させることによって、供給器7を上下移動させて基
板3と供給器7の距離を調節することができ、表層用ス
ラリーの供給量を加減して表層4の厚みを変えることが
できる。また上記供給器7にあっては、取っ手31を持
って堰取付ボルト30を回転させて堰取付ボルト30を
上下移動させることによって、堰8を上下移動させて高
さ位置を調節することができ、堰8を越える表層用スラ
リーの流量を調節することができる。また一方の堰取付
ボルト30のみを回転させることによって堰8の一方の
端部のみを上下移動させて堰8を傾けることができ、表
層用スラリーの流れ方の微調整をおこなうことができ
る。さらに上記供給器7にあっては、取っ手40を持っ
て支持台取付ボルト39を回転させて支持台取付ボルト
39を上下移動させることによって、ゲートロール11
を上下移動させて吐出口10の開口面積を調節すること
ができ、従って表層用スラリーの吐出量を変えて表層4
の厚みを適宜変更することができる。また取っ手47を
持ってゲートロール用ボルト46を回転させて移動体4
8をガイド部44に沿って水平に移動させることによっ
て、ゲートロール11を吐出口10から近接隔離するよ
うに水平移動させて吐出口10の開口面積を調節するこ
とができ、基板3への表層用スラリーの供給位置を変え
ることができる。つまりゲートロール11を吐出口10
に近接させると吐出口10が絞られて表層用スラリーが
供給器7より遠い位置へと飛ばされて供給されるように
なり、逆にゲートロール11を吐出口10に隔離させる
と吐出口10が大きく開放されて表層用スラリーが供給
器7に近い位置に供給されるようになるものである。
って取付ボルト23を回転させて取付ボルト23を上下
移動させることによって、供給器7を上下移動させて基
板3と供給器7の距離を調節することができ、表層用ス
ラリーの供給量を加減して表層4の厚みを変えることが
できる。また上記供給器7にあっては、取っ手31を持
って堰取付ボルト30を回転させて堰取付ボルト30を
上下移動させることによって、堰8を上下移動させて高
さ位置を調節することができ、堰8を越える表層用スラ
リーの流量を調節することができる。また一方の堰取付
ボルト30のみを回転させることによって堰8の一方の
端部のみを上下移動させて堰8を傾けることができ、表
層用スラリーの流れ方の微調整をおこなうことができ
る。さらに上記供給器7にあっては、取っ手40を持っ
て支持台取付ボルト39を回転させて支持台取付ボルト
39を上下移動させることによって、ゲートロール11
を上下移動させて吐出口10の開口面積を調節すること
ができ、従って表層用スラリーの吐出量を変えて表層4
の厚みを適宜変更することができる。また取っ手47を
持ってゲートロール用ボルト46を回転させて移動体4
8をガイド部44に沿って水平に移動させることによっ
て、ゲートロール11を吐出口10から近接隔離するよ
うに水平移動させて吐出口10の開口面積を調節するこ
とができ、基板3への表層用スラリーの供給位置を変え
ることができる。つまりゲートロール11を吐出口10
に近接させると吐出口10が絞られて表層用スラリーが
供給器7より遠い位置へと飛ばされて供給されるように
なり、逆にゲートロール11を吐出口10に隔離させる
と吐出口10が大きく開放されて表層用スラリーが供給
器7に近い位置に供給されるようになるものである。
【0030】次に本発明の製造例を示す。表1に示す配
合で無機材料(マトリックス)、繊維、充填材を混合
し、水を加えてスラリーを調製した。基材用スラリーで
は表1に示すパルプ(N)(L)の長さを10〜20m
mにした。また表層用スラリーではパルプ(N)(L)
の長さを1〜5mmにした。これらスラリーを図1に示
す装置を用いて上述のような要領で抄造して製造例の無
機質板を作成した。
合で無機材料(マトリックス)、繊維、充填材を混合
し、水を加えてスラリーを調製した。基材用スラリーで
は表1に示すパルプ(N)(L)の長さを10〜20m
mにした。また表層用スラリーではパルプ(N)(L)
の長さを1〜5mmにした。これらスラリーを図1に示
す装置を用いて上述のような要領で抄造して製造例の無
機質板を作成した。
【0031】尚、表1において各材料の配合率は全固形
分に対する重量%で示してある。またパルプ(N)とは
針葉樹晒硫酸塩パルプ(NBKP)や針葉樹未晒硫酸塩
パルプ(NUKP)を示し、パルプ(L)とは広葉樹晒
硫酸塩パルプ(LBKP)や広葉樹未晒硫酸塩パルプ
(LUKP)を示す。
分に対する重量%で示してある。またパルプ(N)とは
針葉樹晒硫酸塩パルプ(NBKP)や針葉樹未晒硫酸塩
パルプ(NUKP)を示し、パルプ(L)とは広葉樹晒
硫酸塩パルプ(LBKP)や広葉樹未晒硫酸塩パルプ
(LUKP)を示す。
【0032】
【表1】
【0033】上記本発明の製造例では基材3と表層4と
の層間密着強度が7.5kg/cm2であったのに対し
て、従来品では層間密着強度が6.0kg/cm2であ
り、本発明の製造例の方が従来品よりも層間密着強度が
高くなることが判る。
の層間密着強度が7.5kg/cm2であったのに対し
て、従来品では層間密着強度が6.0kg/cm2であ
り、本発明の製造例の方が従来品よりも層間密着強度が
高くなることが判る。
【0034】
【発明の効果】上記のように本発明の無機質板の製造装
置では、基材用スラリーを抄造する抄造ベルトと、抄造
ベルトの下側に配設される吸引脱水装置と、基材用スラ
リーの抄造で形成される基材の上に表層用スラリーを供
給する供給器とを具備し、上記吸引脱水装置の直上に上
記供給器を設けたので、表層用スラリーに含まれる水分
を吸引除去する吸引脱水装置の吸引によって表層用スラ
リーに含まれる材料を基材の表面に浸透させることがで
き、基材と表層の界面の融合性を高めることができ、層
間剥離が発生しないようにすることができるものであ
る。
置では、基材用スラリーを抄造する抄造ベルトと、抄造
ベルトの下側に配設される吸引脱水装置と、基材用スラ
リーの抄造で形成される基材の上に表層用スラリーを供
給する供給器とを具備し、上記吸引脱水装置の直上に上
記供給器を設けたので、表層用スラリーに含まれる水分
を吸引除去する吸引脱水装置の吸引によって表層用スラ
リーに含まれる材料を基材の表面に浸透させることがで
き、基材と表層の界面の融合性を高めることができ、層
間剥離が発生しないようにすることができるものであ
る。
【0035】また供給器の内部に表層用スラリーの流れ
を巾方向で均一にする堰と表層用スラリーを攪拌する分
散ロールとを設け、表層用スラリーが吐出される供給器
の吐出口の近傍にゲートロールを配設すると共にゲート
ロールを吐出口に近接離隔するように移動自在に形成し
たので、堰によって表層用スラリーが偏って流れないよ
うにすることができ、表層用スラリーの流れを巾方向で
均一化することができるものである。また分散ロールに
よって表層用スラリーを構成する材料の分散性を向上さ
せることができ、表層用スラリーに材料の偏りが発生し
ないようにすることができるものである。さらにゲート
ロールによって供給器からの表層用スラリーの吐出量や
吐出位置を調節することができ、表層の厚みを容易に変
更することができるものである。
を巾方向で均一にする堰と表層用スラリーを攪拌する分
散ロールとを設け、表層用スラリーが吐出される供給器
の吐出口の近傍にゲートロールを配設すると共にゲート
ロールを吐出口に近接離隔するように移動自在に形成し
たので、堰によって表層用スラリーが偏って流れないよ
うにすることができ、表層用スラリーの流れを巾方向で
均一化することができるものである。また分散ロールに
よって表層用スラリーを構成する材料の分散性を向上さ
せることができ、表層用スラリーに材料の偏りが発生し
ないようにすることができるものである。さらにゲート
ロールによって供給器からの表層用スラリーの吐出量や
吐出位置を調節することができ、表層の厚みを容易に変
更することができるものである。
【図1】本発明の製造装置の一実施例を示す概略図であ
る。
る。
【図2】同上の装置で製造された無機質板を示す断面図
である。
である。
【図3】同上の供給器を示す断面図である。
【図4】(a)は同上の堰を示す正面図、(b)は同上
の分散ロールを示す正面図、(c)は同上のゲートロー
ルを示す正面図である。
の分散ロールを示す正面図、(c)は同上のゲートロー
ルを示す正面図である。
3 基板 4 表層 5 抄造ベルト 6 吸引脱水装置 7 供給器 8 堰 9 分散ロール 10 吐出口 11 ゲートロール A 無機質板
Claims (1)
- 【請求項1】 基材用スラリーを抄造する抄造ベルト
と、抄造ベルトの下側に配設される吸引脱水装置と、基
材用スラリーの抄造で形成される基材の上に表層用スラ
リーを供給する供給器とを具備し、上記吸引脱水装置の
直上に上記供給器を設け、供給器の内部に表層用スラリ
ーの流れを巾方向で均一にする堰と表層用スラリーを攪
拌する分散ロールとを設け、表層用スラリーが吐出され
る供給器の吐出口の近傍にゲートロールを配設すると共
にゲートロールを吐出口に近接離隔するように移動自在
に形成して成ることを特徴とする無機質板の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02704295A JP3245514B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 無機質板の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02704295A JP3245514B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 無機質板の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08216129A JPH08216129A (ja) | 1996-08-27 |
JP3245514B2 true JP3245514B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=12210019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02704295A Expired - Fee Related JP3245514B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 無機質板の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3245514B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5074870B2 (ja) * | 2007-09-21 | 2012-11-14 | ケイミュー株式会社 | 繊維補強セメント板及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-02-15 JP JP02704295A patent/JP3245514B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08216129A (ja) | 1996-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010626 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20011016 |
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