JP3312228B2 - 無機質球状化粒子製造用バーナー - Google Patents

無機質球状化粒子製造用バーナー

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JP3312228B2
JP3312228B2 JP08070694A JP8070694A JP3312228B2 JP 3312228 B2 JP3312228 B2 JP 3312228B2 JP 08070694 A JP08070694 A JP 08070694A JP 8070694 A JP8070694 A JP 8070694A JP 3312228 B2 JP3312228 B2 JP 3312228B2
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義明 小長谷
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/34Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery

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  • Gas Burners (AREA)
  • Pre-Mixing And Non-Premixing Gas Burner (AREA)
  • Glanulating (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無機質球状化粒子を製
造する際に使用するバーナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、無機質粉体原料を火炎中に通
すことにより、無機質球状化粒子を製造することが行わ
れている(特開昭58−145613号公報参照)。こ
のように原料粉体を火炎中で球状化するためには、高温
の火炎が必要であることから、通常は、酸素・ガス燃焼
バーナーが用いられている。
【0003】例えば、図4は、無機質球状化粒子の製造
装置の一例を示す系統図で、原料粉体は、通常のフィー
ダーAから切り出され、経路A′から供給されるキャリ
アガスに同伴されて酸素・ガス燃焼バーナーBに搬送さ
れる。この酸素・ガス燃焼バーナーBには、酸素供給設
備Cからの酸素と、LPG供給設備Dからの燃焼ガスと
が供給されており、炉E内の火炎中で球状化された粒子
は、経路Fから炉E内に導入された空気により温度希釈
温度希釈され、後段のサイクロンGや、バグフィルター
Hで回収される。
【0004】上記酸素・ガス燃焼バーナーBとしては、
例えば、特開昭62−241543号公報に記載されて
いる予混合バーナーや、特公昭61−45495号公報
に火炎溶射バーナーとして記載された拡散型バーナーが
知られている。
【0005】図5は、拡散型バーナーの一例を示すもの
で、中心部に原料粉体と燃料ガスとを供給する原料・燃
料供給路1を設け、その外周に支燃性ガス、例えば酸素
を供給する酸素供給路2を設けた二重管構造に形成さ
れ、ノズルの燃焼室3は、出口側が拡開したコーン型に
形成されている。また、酸素供給路2と燃焼室3との間
には、酸素を接線方向に噴出する第1噴出口4と、酸素
を中心軸に収斂する方向に噴出する第2噴出口5とが設
けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の予混
合バーナーは、ノズルの先端から酸素と燃焼ガスとの混
合物が噴出するので、逆火が起きる危険性を有してい
る。また、上記拡散型バーナーは、逆火の心配はない
が、上記公報に記載されている火炎溶射バーナーは、主
に炉の補修を目的としたものであり、補修材粉末を火炎
中で溶融するだけでなく、高速で炉の補修部位に吹き付
けるため、速い火炎速度を得るのに適した構造に形成さ
れている。
【0007】その構造は、先端部にコーン形状の燃焼室
を持つノズルミックス型であり、補修材粉末は、燃料ガ
スをキャリアガスとして中心軸からコーン形状の燃焼室
に導入され、酸素は、燃焼室の側面から旋回及び中心軸
に収斂する方向に向かって導入される構造となってい
る。この火炎溶射バーナーにより炉の損傷部を補修する
場合には、バーナーの火炎を補修部に当て、高温に加熱
された補修面に溶融乃至半溶融状態の補修材粉末を吹き
付けて肉盛り補修を行う。
【0008】上記のような構造の火炎溶射バーナーに無
機質粉体原料を投入して球状化粒子を得ようとした場
合、火炎中での原料粉体の滞留時間が短いため、単位流
量当たりの原料粉体投入量を多くすると、十分に球状化
することができない不都合があった。また、同一の構造
で単に流速を下げた場合は、燃料と酸素との混合が不十
分になり、この結果、火炎の温度が低下したり、原料粉
体の分散状態が不均一になるなどの問題が生じる。
【0009】さらに、間欠的に短時間で終了する補修作
業とは異なり、球状化処理は24時間連続運転のため、
配管の自然摩耗によるリークを考えた場合、燃料ガスに
よる原料粉体の搬送は、危険性も大きいという欠点があ
った。
【0010】一方、火炎中で、原料粉体は,主に火炎か
らの強制対流熱伝達により加熱・溶融され、表面張力に
よって球状化するが、種々の平均粒径を持つ無機質原料
粉体を同一燃焼量で球状化処理したところ、平均粒径が
小さくなるのにつれて、球状化処理できる量が減少する
傾向が見られた。本発明者らは、その原因が原料粉体の
凝集状態にあり、原料粉体が火炎中に突入した段階で、
凝集状態が開放され、その後、加熱により球状化処理さ
れることを見出した。
【0011】そこで本発明は、逆火を生じるおそれがな
く、効率よく無機質球状化粒子を製造することができ、
さらに、原料粉体の平均粒径に適合した球状化処理を行
うことができる無機質球状化粒子製造用バーナーを提供
することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため,本発明の無機質球状化粒子製造用バーナーは、酸
素又は酸素富化空気をキャリアガスとして原料粉体を供
給する原料粉体供給路と、該原料粉体供給路の外周に配
置された燃料ガス供給路と、該燃料ガス供給路の外周に
配置された酸素供給路と、各供給路の先端に接続する出
口側が拡径した燃焼室とを備えるとともに、前記原料粉
体供給路は、多数の小孔を有する粉体分散板を介して燃
焼室に接続し、前記酸素供給路は、燃焼室の側面から燃
焼室内に旋回流を形成する方向に酸素を噴出する複数の
第1噴出口と、該第1噴出口の下流側で中心軸方向に向
けて酸素を噴出する複数の第2噴出口とを備えたことを
特徴としている。
【0013】また、本発明は、上記構成の無機質球状化
粒子製造用バーナーにおいて、前記粉体分散板に設けら
れた小孔が、出口方向に向かって放射状に広がるように
開口していること、前記燃焼室の外周に、冷却水が流通
する冷却水通路が設けられていることを特徴としてい
る。
【0014】さらに、本発明の無機質球状化粒子製造用
バーナーは、前記酸素供給路が、前記第1噴出口に連通
する1次酸素供給路と、前記第2噴出口に連通する2次
酸素供給路とを有するとともに、前記1次酸素供給路と
前記2次酸素供給路とに供給する酸素量を、個別に制御
する制御手段を備えていることを特徴としている。
【0015】
【作 用】上記構成のバーナーは、拡散型のバーナーで
あるので、逆火を生じることがない。また、原料粉体
は、酸素又は酸素富化空気をキャリアガスとして供給す
るので、配管の自然摩耗によるリークを考えた場合に安
全性が高く取扱いが容易になる。さらに、燃焼室では、
中心部から酸素又は酸素富化空気と共に原料粉体が拡散
するように噴出し、その外周から燃料ガスが噴出し、さ
らにその外周から酸素ガスが旋回流を形成する方向と中
心軸方向とに噴出するので、燃料と酸素とが十分に混合
し、安定した高温燃焼火炎が得られる。
【0016】また、原料粉体を放射状に広がるように拡
散させることにより、原料粉体を火炎中に分散させるこ
とができ、効率よく加熱できる。加えて、燃焼室の外周
に冷却水通路を設けて冷却水で冷却することにより、ノ
ズル部の溶損を防止できるとともに、燃焼室内面が過熱
状態になることから表面に形成される酸化被膜が剥離し
て汚染されることも防止できる。
【0017】さらに、酸素供給路を1次酸素供給路と2
次酸素供給路とで構成し、各酸素供給路から供給する酸
素量を個別に制御することにより、球状化粒子を製造す
るのに最適な燃焼状態が得られる。例えば、1次酸素供
給路から供給する1次酸素の比率を上げると、2次酸素
供給路から供給される2次酸素との混合が緩慢になり、
ノズル出口近傍で温度が低く、下流域で温度が高い火炎
が得られる。逆に1次酸素の比率を下げると燃焼室での
2次酸素との混合が促進され、ノズル出口近傍で比較的
温度の高い火炎を得ることができる。
【0018】したがって、平均粒径の小さな原料粉体を
処理するときには、凝集状態を開放する段階では過度な
高温域を必要とせず、分散された状態で高温域を通過す
るのが有効であるので1次酸素の比率を上げればよく、
一方、平均粒径の大きな原料粉体を処理する場合は、火
炎温度が高いことが重要なため、1次酸素の比率の比率
を小さくすればよい。これにより、原料粉体の平均粒径
に応じて効率よく原料粉体を球状化することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は、本発明の無機質球状化粒子製造
用バーナーの第1実施例を示すもので、図1は無機質球
状化粒子製造用バーナーの断面図、図2はノズル先端側
から見た正面図である。本実施例に示す無機質球状化粒
子製造用バーナー(以下、単にバーナーという)10
は、中心から順に、酸素又は酸素富化空気をキャリアガ
スとして原料粉体を供給する原料粉体供給路11と、該
原料粉体供給路11の外周に配置された燃料ガス供給路
12と、該燃料ガス供給路12の外周に配置された酸素
供給路13と、該酸素供給路13の外周に設けられた冷
却水通路14,15とを有する同心5重管構造に構成さ
れており、先端部には、原料粉体供給路11,燃料ガス
供給路12及び酸素供給路13にそれぞれ噴出口を介し
て接続する燃焼室16が設けられている。
【0020】上記燃焼室16は、出口側が拡径したコー
ン形状に形成されており、該燃焼室16と原料粉体供給
路11との間には、小孔からなる原料粉体噴出口17を
多数有する粉体拡散板18が装着されている。また、燃
焼室16と燃料ガス供給路12との間には、燃料噴出口
19が設けられ、燃焼室16と酸素供給路13との間に
は、上流側の第1噴出口20と下流側の第2噴出口21
とが設けられている。
【0021】上記構成のバーナー10において、原料粉
体は、例えば、テーブル式フィーダー等の定量供給装置
から供給され、酸素又は酸素富化空気をキャリアガスと
して原料粉体供給路11から粉体拡散板18の原料粉体
噴出口17を介して燃焼室16内に噴出する。このとき
のキャリアガスの流量と原料粉体との供給比率は、原料
粉体の嵩比重,粒度分布,装置のレイアウト等により異
なるが、一般的には、バーナーから噴出する時点で脈動
を生じない程度にキャリアガスの流量を設定すればよ
い。
【0022】前記粉体拡散板18は、摩耗対策のため
に、耐摩耗性の材料で被覆した金属材料、あるいは、ア
ルミナや炭化珪素等のセラミック材料で製作することが
好ましい。また、この粉体拡散板18に設ける原料粉体
噴出口17は、燃焼室出口方向に向かって放射状に広が
る方向に形成することが好ましく、これにより、原料粉
体を火炎中に効率よく分散させることができる。
【0023】前記燃料ガス供給路12から供給される燃
料ガスを燃焼室16内に噴出する燃料噴出口19は、ス
リット状に形成することも可能であるが、ノズル中心部
の粉体拡散板18の冷却の点から、上記粉体拡散板18
を囲繞するように設けられた多数の小孔群あるいは入口
部を小孔群として出口部を環状溝にした組合わせ形状で
あることが好ましい。
【0024】また、酸素供給路13から供給される酸素
を燃焼室16内に噴出する前記上流側の第1噴出口20
は、燃焼室16の側面に接線方向に多数の小孔を形成し
たものであり、燃焼室16内に旋回流を形成するように
酸素を噴出させる。また、下流側の第2噴出口21は、
燃焼室16の側面に放射状に多数の小孔を形成したもの
であり、中心軸方向に収斂するように酸素を噴出する。
この第1噴出口20及び第2噴出口21の小孔の数や段
数は、バーナー10の容量に応じて適宜に設定すること
ができる。
【0025】前記冷却水通路14,15は、内周の冷却
水通路14が導入側、外周の冷却水通路15が導出側で
あり、燃焼室16を構成するノズルを十分に冷却できる
ように、燃焼室の外側先端部近傍にまで設けられてい
る。これにより、燃焼室16の外側が直接冷却水に接触
するように形成することができ、コーン形状の燃焼室1
6を形成しているノズルが過熱状態になることを防止で
きる。
【0026】このように無機質球状化粒子製造用バーナ
ーを形成することにより、バーナーの構造を逆火の発生
がない拡散型にすることができる。また、原料粉体搬送
用の酸素あるいは酸素富化ガスと外側の酸素とが燃料ガ
スを挟むようにして燃焼室16内に導入され、さらに、
接線方向に噴出する酸素と中心軸方向に噴出する酸素と
の組合わせにより、安定した高温火炎を形成することが
でき、原料粉体を効率よく加熱溶融して球状化すること
ができる。また、ノズル外面が直接水冷されているの
で、ノズルが溶損するおそれがないことは勿論、ノズル
内面が過熱されて表面から酸化皮膜が剥離し、汚染を起
こすことも防止できる。
【0027】図3は、本発明の無機質球状化粒子製造用
バーナーの第2実施例を示す断面図であって、このバー
ナー30は、前記第1実施例に示したバーナーにおい
て、前記燃料ガス供給路12の外周に配置された酸素供
給路13を、内周側の1次酸素供給路13aと、外周側
の2次酸素供給路13bとで構成し、前記1次酸素供給
路13aを前記第1噴出口20に、前記2次酸素供給路
13bを前記第2噴出口21に、それぞれ連通させたも
のである。なお、前記実施例と同一要素のものには同一
符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0028】上記1次酸素供給路13aと2次酸素供給
路13bとに供給する酸素量は、図示しない流量制御弁
等の周知の流量制御手段により、それぞれ個別に制御さ
れ、第1噴出口20から噴出する酸素量と第2噴出口2
1から噴出する酸素量との供給比率を任意に設定できる
ようにしている。
【0029】このように、1次酸素供給路13aと2次
酸素供給路13bとを設け、各供給路から供給する酸素
量を個別に制御するように構成したことにより、第1噴
出口20から噴出する1次酸素と、第2噴出口21から
噴出する2次酸素との比率を原料粉体の平均粒径に応じ
て適宜変えることができ、原料粉体を常に効率よく球状
化することができる。
【0030】実験例1 前記第1実施例に示した構成のバーナー10を用いてシ
リカ粉末を球状化する実験を行った。前記原料粉体供給
路11から原料粉体として平均粒径50μmのシリカ粉
末240kg/hrを20Nm3 /hの酸素(キャリア
ガス)で搬送して燃焼室16内に導入するとともに、燃
料ガス供給路12から燃料ガスとしてLPG30Nm3
/hを、酸素供給路13から酸素を130Nm3 /h
を、それぞれ燃焼室16内に導入して球状化粒子を製造
した結果、不純物の混入がなく、98%以上の高いガラ
ス化率の球状化粒子を得ることができた。なお、ガラス
化率とは、原料の結晶状のシリカが火炎中で溶融してガ
ラス化した割合をX線回析計により測定したものであ
り、球状化の度合いの目安として使用されている。
【0031】比較例 図5に示す従来の拡散型のバーナーを用いて球状化粒子
を製造した。原料・燃料供給路1から平均粒径50μm
のシリカ粉末240kg/hrを30Nm3 /hのLP
Gで搬送して燃焼室3内に導入するとともに、酸素供給
路2から130Nm3 /hの酸素を供給した。得られた
球状化粒子のガラス化率は80%であり、また、火炎に
接するノズル表面に酸化膜が形成され、長時間運転した
場合、剥離する危険性があった。
【0032】実験例2 前記第2実施例に示した構成のバーナー30を用いてシ
リカ粉末を球状化した。原料粉体供給路11から原料粉
体として、平均粒径50μm,20μm,10μmの各
シリカ粉末を個別にキャリアガスで搬送し、燃焼室16
内にそれぞれ導入するとともに、燃料ガス供給路12か
ら燃料ガスとしてLPG30Nm3 /hを、酸素供給路
から酸素150Nm3 /h(合計量)を、それぞれ燃焼
室16内に導入して98%以上のガラス化率が得られる
球状化処理能力を求めた。このとき、原料粉体の粒度に
応じて前記1次酸素供給路13a及び2次酸素供給路1
3bに供給する酸素の割合を変えて最も効率よく球状化
できるようにした。また、1次酸素と2次酸素との割合
が固定されている前記第1実施例に示した構造のバーナ
ーを使用したときの各原料粒度における球状化処理能力
を参考例として同様に求めた。その結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】表1から明らかなように、第2実施例のバ
ーナー30では、1次酸素と2次酸素の比率を適宜変え
ることにより、原料粉体の平均粒径に拘らず、常に効率
よく原料粉体を球状化することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無機質球
状化粒子製造用バーナーは、中心から順に原料粉体供給
路,燃料ガス供給路,酸素供給路を設け、出口側が拡開
したコーン型の燃焼室の中心からキャリアガスである酸
素又は酸素富化空気と共に原料粉体を、その外周から燃
料ガスを、更にその外側から酸素を旋回流形成方向と中
心軸方と向に供給するようにしたので、燃料ガスと酸素
とを十分に混合して安定した高温火炎を形成することが
でき、原料粉体を効率よく加熱溶融して球状化すること
ができる。また、バーナーが拡散であるから、逆火のお
それもない。
【0036】さらに、原料粉体を出口方向に向かって放
射状に広がるように燃焼室内に導入することにより、原
料粉体を火炎中に分散させることができ、また、燃焼室
の外周を直接冷却水で冷却することにより、ノズルの溶
損を防止できるとともに、燃焼室内面が過熱されて表面
から酸化被膜が剥離して汚染を起こすことも防止でき
る。
【0037】さらに、酸素供給路を1次酸素供給路と2
次酸素供給路とに分割し、各供給路に供給する酸素量を
個別に制御することにより、原料粉体の平均粒径に応じ
て1次酸素と2次酸素との比率を適宜変更することがで
き、これにより、原料粉体の平均粒径に応じて常に効率
よく原料粉体を球状化することができる。
【0038】したがって、本発明のバーナーを使用する
ことにより、逆火やノズルの溶融、ノズル表面の酸化を
生じることなく、効率よく球状化粒子を得ることができ
る。また、酸素又は酸素富化空気をキャリアガスとして
原料粉体を搬送しているので、燃料ガスをキャリアガス
として用いた場合に比べて取扱いも容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す無機質球状化粒子
製造用バーナーの断面図である。
【図2】 同じくノズル先端側から見た正面図である。
【図3】 本発明の第2実施例を示す無機質球状化粒子
製造用バーナーの断面図である。
【図4】 球状化粒子製造装置の一例を示すフロー図で
ある。
【図5】 従来の拡散型バーナーの一例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
11…原料粉体供給路、12…燃料ガス供給路、13…
酸素供給路、13a…1次酸素供給路、13b…2次酸
素供給路、14,15…冷却水通路、16…燃焼室、1
7…原料粉体噴出口、18…粉体拡散板、19…燃料噴
出口、20…第1噴出口、21…第2噴出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−145613(JP,A) 特開 昭63−16038(JP,A) 特開 昭63−222034(JP,A) 特開 平3−69527(JP,A) 実開 昭59−95132(JP,U) 実開 平4−87734(JP,U) 実開 昭54−34362(JP,U) 実開 平3−71236(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23D 14/22 - 14/24 F23D 14/32 F23D 14/46 - 14/58 B01J 2/00 C01B 33/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素又は酸素富化空気をキャリアガスと
    して原料粉体を供給する原料粉体供給路と、該原料粉体
    供給路の外周に配置された燃料ガス供給路と、該燃料ガ
    ス供給路の外周に配置された酸素供給路と、各供給路の
    先端に接続する出口側が拡径した燃焼室とを備えるとと
    もに、前記原料粉体供給路は、多数の小孔を有する粉体
    分散板を介して燃焼室に接続し、前記酸素供給路は、燃
    焼室の側面から燃焼室内に旋回流を形成する方向に酸素
    を噴出する複数の第1噴出口と、該第1噴出口の下流側
    で中心軸方向に向けて酸素を噴出する複数の第2噴出口
    とを備えたことを特徴とする無機質球状化粒子製造用バ
    ーナー。
  2. 【請求項2】 前記粉体分散板に設けられた小孔は、出
    口方向に向かって放射状に広がるように開口しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の無機質球状化粒子製造用
    バーナー。
  3. 【請求項3】 前記燃焼室の外周に、冷却水が流通する
    冷却水通路が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の無機質球状化粒子製造用バーナー。
  4. 【請求項4】 前記酸素供給路は、前記第1噴出口に連
    通する1次酸素供給路と、前記第2噴出口に連通する2
    次酸素供給路とを有するとともに、前記1次酸素供給路
    と前記2次酸素供給路とに供給する酸素量を、個別に制
    御する制御手段を備えていることを特徴とする請求項1
    記載の無機質球状化粒子製造用バーナー。
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Cited By (16)

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