JP3311385B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3311385B2
JP3311385B2 JP16945792A JP16945792A JP3311385B2 JP 3311385 B2 JP3311385 B2 JP 3311385B2 JP 16945792 A JP16945792 A JP 16945792A JP 16945792 A JP16945792 A JP 16945792A JP 3311385 B2 JP3311385 B2 JP 3311385B2
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実 藤生
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に缶、瓶、紙パック等
に収容された商品を冷却し、商品を保冷する自動販売機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機において、図
2乃至図5に示すものが知られている。図2の断面図に
示す自動販売機1は、その内部に商品コラム2を有し、
その背面側及び底面側には壁との間にダクト3を形成し
ている。このダクト3の下部側には蒸発器4a(4
b)、加熱装置5a(5b)及び庫内循環用送風機6a
(6b)が設置されており、一点鎖線矢印に示すように
商品コラム2内の空気をダクト3を通じて蒸発器4a
(4b)及び加熱装置5a(5b)に送風し、更にスリ
ット3aを通じて商品コラム2内に循環している。ま
た、この自動販売機下部の機械室7には圧縮機8、凝縮
器9、凝縮器用送風機10が設置されている。
【0003】この自動販売機1は図3の冷媒回路に示す
ように、圧縮機8、凝縮器9、減圧装置であるキャピラ
リチュ−ブ11、常閉の第1及び第2電磁弁12a,1
2b、第1及び第2蒸発器4a,4bが順次直列に接続
され、圧縮機8の冷媒がこの順序で循環するようになっ
ている。また、この各蒸発器4a,4bは並列に接続さ
れ、各電磁弁12a,12bの開閉により一方又は双方
の蒸発器4a,4bに冷媒が流れる。また、この各蒸発
器4a,4bと対になって庫内循環用送風機6a,6b
及び加熱装置5a,5bが設置されている。
【0004】このように構成された自動販売機1は図4
のタイムチャ−トに示すように、いずれか一方の蒸発器
4a(4b)が冷却運転しているときは圧縮機8が常時
駆動して各蒸発器4a,4bに冷媒を供給し、ここで、
第1電磁弁12aが開動作しているときは第1蒸発器4
aで、また、第2電磁弁12bが開動作しているときは
第2蒸発器4bで冷却運転がなされる。他方、第1及び
第2加熱装置5a,5bに通電しているときは加熱運転
がなされる。
【0005】ここで、第1及び第2庫内循環用送風機6
a,6bは常時駆動しており、蒸発器4a,4bが冷却
運転されているときは、冷風が送風されて商品コラム2
内が冷却され、他方、第1及び第2加熱装置5a,5b
に通電されているときは温風が送風され商品コラム2内
が加熱される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加熱装
置5a,5bの加熱運転時は第1及び第2庫内循環用送
風機6a,6bを駆動していなければならないが、加熱
運転終了後もこの第1及び第2庫内循環用送風機6a,
6bが継続して駆動しているため、商品コラム2内への
外気の誘引作用が起り、例えば冬季において外気温度が
非常に低くなっているため、商品コラム2内にこの冷気
が侵入して内部温度が低下するという問題点を有してい
た。
【0007】このような欠点を解決するためには、加熱
装置5a,5bと第1及び第2庫内循環用送風機6a,
6bとの運転を同期させるという方法があるが、このよ
うに設定するときは、例えば庫内温度を検知するセンサ
が所定温度になったと判断し加熱装置5a,5bと第1
及び第2庫内循環用送風機6a,6bの両者の駆動を停
止するとき、そのセンサ部分の温度が設定温度に達して
いても、庫内全体が設定温度に達していない場合があ
る。
【0008】また、冷却運転時において第1及び第2庫
内循環用送風機6a,6bが駆動していなければならな
いが、冷却運転の後もこの各6a,6bが駆動し
ているため、商品コラム2内へ夏季における温度の高い
外気が侵入したり、また、各送風機6a,6bの駆動時
に発生するモータ熱が商品コラム2内に侵入して商品コ
ラム2の温度が上昇するという問題点を有していた。
【0009】本発明の目的は前記従来の課題に鑑み、不
必要な庫内循環用送風機の駆動を規制し、夏季において
は商品収納室の温度の上昇を抑制することができる自動
販売機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、請求項1の発明は、一台の圧縮機と、各々の
冷却運転時に該圧縮機からの冷媒が循環する複数台の蒸
発器と、該各蒸発器に対応して設置された庫内循環用送
風機とを備え、該各庫内循環用送風機を駆動して該各蒸
発器で冷却された空気を各商品収納室に循環する自動販
売機において、全ての前記各庫内循環用送風機は、前記
各蒸発器の冷却運転の開始及び停止に関係なく前記圧縮
機の運転の開始及び停止に同期して起動及び停止するよ
う設定したことを特徴とする。
【0011】
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、冷却運転において圧
縮機の運転及び停止に同期して庫内循環用送風機が起動
及び停止するため、不必要な庫内循環用送風機の駆動が
防止される。
【0013】
【0014】
【実施例】図1、図6の(a)(b)乃至図9は本発明に係る
自動販売機の一実施例を示すもので、図1はこの自動販
売機の冷媒回路図である。なお、従来例を示す図2乃至
図5と同一構成部分については同一符号をもって表す。
【0015】即ち、自動販売機の冷却回路は、第1及び
第2蒸発器4a,4b、第1及び第2加熱装置5a,5
b(例えば電熱ヒ−タ)、第1及び第2庫内循環用送風
機6a,6b、圧縮機8、凝縮器9、凝縮器用送風機1
0、キャピラリチュ−ブ11、第1及び第2電磁弁12
a,12bを有し、この圧縮機8で圧縮された冷媒を図
1の一点鎖線矢印に示すように、凝縮器9→キャピラリ
チュ−ブ11→第1及び第2電磁弁12a,12b→第
1及び第2蒸発器4a,4b→圧縮機8へ順次循環させ
ることにより、各蒸発器4a,4bにて冷却運転を行
う。ここで、この第1蒸発器4a及び第1加熱装置5a
と第2蒸発器4b及び第2加熱装置5bはそれぞれ異な
った商品収容室即ち商品コラム2a,2bを冷却或いは
加熱するもので、それぞれ個別に運転制御されている。
【0016】このように構成された自動販売機は、マイ
クロコンピュ−タ構成のCPU13にて第1及び第2加
熱装置5a,5b、第1及び第2庫内循環用送風機6
a,6b、圧縮機8を駆動制御している。また、このC
PU13はタイマ13aを有している。
【0017】図6の(a) 及び(b) は加熱運転時における
CPU13の制御フロ−チャ−ト、図7はこの加熱運転
時のタイムチャ−トを示したものである。即ち、この図
6の(a) は第1庫内循環用送風機6aの駆動制御を示し
ており、第1加熱装置5aがオンしているか否かを判断
し(S1)、ここで、オンしているときは第1庫内循環
用送風機6aを駆動する(S2)。これにより、第1加
熱装置5aで生成された加熱空気が商品コラム2aに循
環し、この商品コラム2aが加熱される。この加熱運転
が継続し、商品コラム2a内がその設定温度(商品保温
温度)に達したときは第1加熱装置5aがオフし加熱運
転を停止する。
【0018】このように第1加熱装置5aがオフしたと
きは、タイマ13aのタイマがセットされ(S3)、商
品コラム2a全体を均一に加熱するに必要な所要時間
(図7のT)に亘ってタイマカウントする(S4)。こ
の所要時間Tは商品コラム2aの容積等から適宜設定さ
れるものであるが、一般には2分程度となっている。そ
して、タイムアップしたときは(S5)、それまで駆動
していた第1庫内循環用送風機6aを停止する(S
6)。
【0019】このような一連の動作により一つの加熱サ
イクルが終了し、次の加熱サイクルが開始されるまで、
即ち商品コラム2aを再度加熱する必要が起こるまで第
1庫内循環用送風機6aを停止させておく。
【0020】他方、図6の(b) は第2庫内循環用送風機
6bの駆動制御を示しており、第1庫内循環用送風機6
aと同様な駆動制御を行う。即ち、第2加熱装置5bが
オンしているか否かを判断し(S1´)、ここで、オン
しているときは第2庫内循環用送風機6bを駆動する
(S2´)。そして、商品コラム2b内がその設定温度
に達したときは第2加熱装置5bがオフし加熱運転を停
止する。
【0021】このように第2加熱装置5bがオフしたと
きは、タイマ13aのタイマがセットされ(S3´)、
商品コラム2bの全体が均一な温度にするために必要な
所要時間(図7のT´)に亘ってタイマカウントする
(S4´)。そして、タイムアップしたときは(S5
´)、それまで駆動していた第2庫内循環用送風機6b
を停止する(S6´) このように、本実施例に係る第1及び第2庫内循環用送
風機6a,6bはその加熱運転においては各加熱装置5
a,5bが駆動しているとき、また、この加熱運転に続
いて所定時間行われる庫内温度均一運転のときのみ駆動
し、それ以外のときは停止している。従って、商品コラ
ム2a,2b内に不必要に空気が循環することがない。
また、加熱装置5a,5bが停止した後の庫内循環用送
風機6a,6bの駆動により庫内温度が均一に加温され
る。
【0022】図8は冷却運転時におけるCPU13の制
御フローチャート、図9はこの冷却運転時のタイムチャ
ートを示したものである。即ち、この図8は第1及び第
2庫内循環用送風機6a,6bの駆動制御を示してお
り、圧縮機8が駆動しているか否かを判断し(S)、
駆動しているとき(電磁弁12a,12のいずれかが
開状態となり、商品コラム2a,2bのいずれかが冷却
運転を行っているとき)は、第1及び第2庫内循環用送
風機6a,6bを駆動して(S)、この冷却空気を商
品コラム2a,2b内に循環し、商品コラム2a,2b
を冷却する。他方、この商品コラム2a,2b内が設定
温度(商品保冷温度)に達したとき(電磁弁12a,1
のいずれもが閉状態となり、商品コラム2a,2b
のいずれもが冷却運転を終了したとき)は、この圧縮機
8が停止する。ここで、この圧縮機8が停止したとき
は、これと同期して第1及び第2庫内循環用送風機6
a,6bも停止する(S)。
【0023】このように、冷却運転時において、第1及
び第2庫内循環用送風機6a,6b不要な駆動が抑制さ
れ、商品コラム2a,2b内への暖気の侵入が防止され
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、冷却運転において圧縮機の運転及び停止に同期
して庫内循環用送風機が起動及び停止するため、不必要
な庫内循環用送風機の駆動が防止されるし、商品収納室
の温度の上昇を抑制することができる。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動販売機の冷媒回路図
【図2】自動販売機の概略断面図
【図3】従来の自動販売機の冷媒回路図
【図4】従来の自動販売機における冷却運転のタイムチ
ャ−ト
【図5】従来の自動販売機における加熱運転のタイムチ
ャ−ト
【図6】本発明に係る自動販売機の加熱運転のフロ−チ
ャ−ト
【図7】本発明に係る自動販売機の加熱運転のタイムチ
ャ−ト
【図8】本発明に係る自動販売機の冷却運転のフロ−チ
ャ−ト
【図9】本発明に係る自動販売機の冷却運転のタイムチ
ャ−ト
【符号の説明】
1…自動販売機、2a,2b…商品コラム、5a,5b
…加熱装置、6a,6b…第1及び第2庫内循環用送風
機、8…圧縮機、13…CPU、13a…タイマ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 9/10 F25D 11/00 - 16/00 F25D 27/00 - 31/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一台の圧縮機と、各々の冷却運転時に該
    圧縮機からの冷媒が循環する複数台の蒸発器と、該各蒸
    発器に対応して設置された庫内循環用送風機とを備え、
    該各庫内循環用送風機を駆動して該各蒸発器で冷却され
    た空気を各商品収納室に循環する自動販売機において、 全ての前記各庫内循環用送風機は、前記各蒸発器の冷却
    運転の開始及び停止に関係なく前記圧縮機の運転の開始
    及び停止に同期して起動及び停止するよう設定したこと
    を特徴とする自動販売機。
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