JP3310186B2 - リード・ソロモン符号の復号回路 - Google Patents

リード・ソロモン符号の復号回路

Info

Publication number
JP3310186B2
JP3310186B2 JP31203096A JP31203096A JP3310186B2 JP 3310186 B2 JP3310186 B2 JP 3310186B2 JP 31203096 A JP31203096 A JP 31203096A JP 31203096 A JP31203096 A JP 31203096A JP 3310186 B2 JP3310186 B2 JP 3310186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polynomial
register
registers
decoding circuit
reed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31203096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10154940A (ja
Inventor
史郎 鈴木
Original Assignee
旭化成マイクロシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 旭化成マイクロシステム株式会社 filed Critical 旭化成マイクロシステム株式会社
Priority to JP31203096A priority Critical patent/JP3310186B2/ja
Publication of JPH10154940A publication Critical patent/JPH10154940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3310186B2 publication Critical patent/JP3310186B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランダム誤りを訂
正するために使用されるリード・ソロモン符号の誤り訂
正復号に関するもので、特に、誤りの訂正能力にすぐれ
る高次のリード・ソロモン符号の高速復号に使用する高
速演算回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル符号の誤り・訂正には、リード
・ソロモン符号が用いられている。高次のリード・ソロ
モン符号の復号においては、 (1)シンドローム多項式の算出 (2)誤り位置・誤り値多項式の算出 (3)チェン・サーチ(Chien Search:誤り位置・誤り
値多項式の評価法、チェン探索ともいう) の3ステップが通常、必要である。シンドローム多項式
の算出は符号語の全てを必要とするため、符号語の受信
ないし読み出しが終了しないと完了することはできな
い。また一般に、誤り位置・誤り値多項式の算出は、シ
ンドローム多項式の算出がすべて終了した後でなければ
開始することはできない。誤り位置・誤り値多項式の算
出およびチェン・サーチは計算量が多いために、その処
理には時間がかかることが多い。
【0003】このために、符号語を連続して再生する必
要があるアプリケーションでは、たとえば特開平6−7
7844号公報に記載されている誤り訂正装置のよう
に、シンドローム多項式の生成器と誤り位置・誤り値多
項式の算出部とチェン・サーチの回路を3つ持ち、符号
語の誤り位置・誤り値多項式の算出ないしチェン・サー
チ演算実施中に、次の符号語のシンドローム算出をする
構成にする必要があった。
【0004】さて、本出願の出願人が先に出願した特願
平6−273526号において、シンドローム多項式の
生成器と変成シンドローム多項式・消失多項式生成およ
び誤り位置・誤り値多項式の算出部とチェン・サーチの
回路を単一の回路として効率よく構成でき、かつ高速処
理が可能であることを示した。しかし、特願平6−27
3526号では、ある符号語の処理中は別の符号語の処
理ができないため、連続的にデータを再生する必要があ
るときは、バッファ・メモリを誤り訂正回路の手前に置
くシステム構成が必要だった。
【0005】さらに、光磁気ディスクを始め一般に、リ
ード・ソロモン符号は、バースト誤りを訂正する能力を
上げるためにインターリーブ(交錯)された形で使用さ
れることが多い。しかし、従来は、復号動作にあたって
各符号語を別々に処理する必要があったため、インター
リーブを解くためにバッファ・メモリにいったん蓄える
必要があった。すなわち、受信順にバッファ・メモリに
書き込み、各インターリーブの符号語を読み出して復号
回路に供給する。そして、またバッファ・メモリに訂正
結果を書き込み、訂正されたデータを受信順に読み出す
必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先に示した特願平6−
273526号では、ある符号語の処理中は別の符号語
の処理ができないため、連続的にデータを再生する必要
があるときは、バッファ・メモリを誤り訂正回路の手前
に置く必要がある。
【0007】また、インターリーブされた符号の場合
は、インターリーブを処理するためにも、復号回路の手
前にバッファ・メモリを置く必要があった。
【0008】また、このバッファ・メモリに対して、全
受信データを書き込む、全受信データをインターリーブ
方向に読み出す、誤り箇所を読み訂正結果を書き込む、
全データを最終的に読み出すというステップが必要であ
る。このため、全データを少なくとも3回出し入れする
必要があり、使用するバッファ・メモリは高速である必
要があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、2t次のリード・ソロモン
符号の復号回路において、縦列に接続された、2t個の
基本セルおよび1個のターム・セルと、前記基本セルと
ターム・セルを制御するコントロール回路を有し、前記
基本セルは少なくとも3組のレジスタと、前記レジスタ
および演算の制御を行うマルチプレクサと、ガロア体上
の演算を行う回路とを有し、前記ターム・セルはガロア
体上の演算を行う回路と、レジスタとを有し、前記コン
トロール回路は、前記基本セルの1組のレジスタを使用
して、ある符号語のシンドローム多項式の算出を行い、
他の2組のレジスタを使用して、別の符号語の誤り位置
・誤り値多項式の算出又は誤り位置・誤り値多項式の評
価を行い、シンドローム多項式と他の演算とを時分割で
行うように制御することを特徴とする。
【0010】これにより、ある符号語の誤り位置・誤り
値多項式の算出又は誤り位置・誤り値多項式の評価中
に、次の符号語のシンドローム多項式の生成を平行して
行うことを可能となる。そのため、復号回路は常にデー
タを受け入れ可能となり、バッファ・メモリにいったん
蓄えることが不要となる。
【0011】請求項1記載のリード・ソロモン符号の復
号回路において、前記基本セルの3組のレジスタがそれ
ぞれ1つのレジスタで構成されていることを特徴とす
る。
【0012】各基本セルに算出途中の中間値を保持する
レジスタを設け、誤り位置・誤り値多項式の算出または
評価の動作時に、時分割並列にシンドローム多項式の生
成を可能としたものである。
【0013】これにより、復号回路は常にデータを受け
入れ可能となり、バッファ・メモリにいったん蓄えるこ
とが不要となる。
【0014】また、請求項1記載のリード・ソロモン符
号の復号回路において、前記基本セルの3組のレジスタ
は、それぞれインターリーブの深さの数のレジスタで構
成されていることを特徴とする。
【0015】インターリーブされた符号を復号するため
に、各基本セルにおいて、算出の中間値を蓄えるレジス
タを、インターリーブの数だけ設けることにより、イン
ターリーブされた符号の演算を時分割並列に計算可能と
したものである。
【0016】これにより、インターリーブされた符号に
おいても、復号回路は常にデータを受け入れ可能でかつ
インターリーブされたままで受け入れ可能となる。この
ため、インターリーブを解くために、バッファ・メモリ
にいったん蓄えることが不要となる。
【0017】その上、請求項1記載のリード・ソロモン
符号の復号回路において、前記基本セルの3組のレジス
タのうち2組は、それぞれインターリーブの深さの数の
レジスタで構成されていることを特徴とする。
【0018】この構成では、訂正結果の出力順が入力デ
ータの順とは一致しないものの、レジスタの数を減らす
ことが可能である。
【0019】
【発明の実施の形態】図面を用いて、本発明の実施形態
を説明する。
【0020】(実施形態1) 図1は、本発明の実施形態1の基本セルの回路の構成を
示すブロック図である。図2はターム・セル(Term Cel
l) の回路の構成を示すブロック図である。ターム・セ
ルの回路は、特願平6−273526号に示した構成と
同じである。図3は全体の接続図である。これも特願平
6−273526号に同じである。
【0021】図1に示されている基本セル100におい
て、132はガロア体上の乗算器、134はガロア体上
の加算器である。乗算器132、加算器134は単一の
乗加算器で置き換え可能である。102,104および
106はマルチプレクサであり、各々乗算器132およ
び加算器134の入力を切り替えている。マルチプレク
サ102,104および106の切り替え制御線がおの
おのs2,s0およびs1である。114,116およ
び118はmレジスタと呼ぶレジスタ群である。120
および122はnレジスタと呼ぶレジスタ群である。各
レジスタ114,116,118,120および122
の書き込み制御線がそれぞれwm0−1,wm0−2,
wm1,wn0,wn1である。mレジスタ群の出力は
マルチプレクサ110で選択されている。同様にnレジ
スタ群の出力はマルチプレクサ112で選択されてい
る。マルチプレクサ110および112は制御線sm
3,sn3で制御されている。Qbusが共通バスであ
る。Mi-1 は入力であり、前段の基本セルのMi 出力に
接続される。Mi は出力であり、後段の基本セルの入力
i-1 に接続される。108はマルチプレクサであり、
s4がその制御線である。マルチプレクサ104の入力
として、シンドローム多項式の算出のための定数入力
(シンドローム定数)、誤り位置多項式の評価のための
定数入力(ラムダ定数)、誤り値多項式の評価のための
定数入力(オメガ定数)が入力されている。
【0022】図2に示されているターム・セルにおい
て、202はラッチであり、lk2はその制御線であ
る。204はガロア体上の加算器であり、SUModd
SUMevenを入力としてSUMを出力する。218はS
UMのゼロ検出回路であり、sumzero はその出力であ
る。220は入力M2t-1のゼロ検出回路であり、mzero
はその出力である。206はレジスタであり、wfがそ
の書き込み制御線である。208はガロア体上の逆関数
演算回路であり、210はガロア体上の乗算器である。
222,224および226はマルチプレクサであり、
si1,si2,si3はその制御信号である。212
はラッチであり、lk1はその制御信号である。214
はガロア体シーケンサ、216および217は深さ2t
のFIFOレジスタである。
【0023】図3において、2t次のリード・ソロモン
符号の誤り検出・訂正のための復号回路を示す。図3の
復号回路は、図1に示した基本セル2t個と図2に示し
たTERMセルの相互接続したものである。100は、
2t個の基本セルBU0,BU1,・・BU2t−1で
ある。302はマルチプレクサであり、s1はその制御
線である。304はコントロール回路である。基本セ
ル,タームセルの制御線への制御信号は、コントロール
回路から出力される。なお、すべての基本セルの制御線
への制御信号は共通であり、図2のmzero出力はコ
ントロール回路への入力となる。306は訂正部で、タ
ーム・セルの訂正出力およびsumzeroを受けて、
符号語を訂正している。
【0024】マルチプレクサ302は、定数の0と1と
を切り替えて、0番目の基本セルBU0のMi−1 に
入力している。0番目、1番目の基本セルBU0とBU
1のSUMi−1 入力には0を入力する。2i番の基
本セルBU2iのSUMi−1 入力は、2i−2番の
基本セルBUi−2 のSUMi 出力に接続し、2i+
1番の基本セルBU2i+1のSUMi−1 入力は、2
i−1番の基本セルBU2i-1のSUMi 出力に接続
する。ターム・セル200のSUModd 入力は、
t−2番の基本セルのSUMi 出力に接続し、SUM
even入力は2t−1番の基本セルのSUMi 出力
に接続する。
【0025】なお、この、図1、図2および図3に示し
た構成によるリード・ソロモン符号の復号の代数的手順
については、特願平6−273526号に示した復号回
路と同様の手順である。
【0026】さて、図3の復号回路において、最初の受
信語の処理は、まだ時分割並列処理を行う必要がないの
で、特願平6−273526号と同様に動作する。すな
わち、各基本セルのマルチプレクサ104がシンドロー
ム定数を、マルチプレクサ106がQbusを選択し、
マルチプレクサ102がMiを選択するように、基本セ
ルを設定する。そして、Qbusに、ターム・セル20
0から受信語を入力することにより、各基本セル中のm
0−1レジスタ114またはm0−2レジスタ116に
シンドローム多項式の計算を積算していく。ここでは便
宜的にm0−1レジスタ114にシンドロームを計算し
たこととする。
【0027】また消失演算を行う時、特願平6−273
526号と同様に消失位置毎にガロア体シーケンサ21
の出力をFIFO−1 216に書き込む。
【0028】最初の受信語をすべて受信した段階では、
特願平6−273526号と同様に、消失多項式の算出
・ユークリッドの互除去演算を行い、誤り位置・誤り値
多項式の算出を行う。
【0029】このように、次の受信語の受信を開始する
までは、特願平6−273526号と同様に処理を進め
る。
【0030】次の受信語の受信を開始したのちは、最初
の受信語の処理と次の受信語のシンドローム演算を時分
割にて行う。最初の受信語の処理がどこまで進んだ段階
で次の受信語の処理が開始されるかで、時分割される処
理が異なることになる。
【0031】図4は、例えば、最初の受信語のチェン・
サーチと次の受信語のシンドローム多項式の算出とを時
分割並列に行うための制御信号の様子を示す。
【0032】図4では、2つの受信語に対して3サイク
ルごとに交互に演算を行う、すなわち、チェン・サーチ
(ラムダ/オメガ)3サイクルとシンドローム多項式の
算出3サイクルとを交互に行うようなタイミング例を示
す。
【0033】さて、図1〜図3の構成において、チェン
・サーチ動作の各基本セルおよびターム・セルの動作は
特願平6−273526号と同様である。すなわち、図
4に示すように、最初の受信語のチェン・サーチ動作時
においては、誤り値多項式(オメガ)及び誤り位置多項
式(ラムダ)の評価演算を交互に行っている。
【0034】このチェン・サーチの動作時において、図
1に示した基本セルのマルチプレクサ104は、ラムダ
/オメガ定数を交互に選択する。また、マルチプレクサ
106はQbusを選択し、マルチプレクサ102はM
iを選択している。Qbusはターム・セルのマルチプ
レクサ226により0を出力する。
【0035】誤り値多項式(オメガ)及び誤り位置多項
式(ラムダ)の評価演算を交互に行うため、誤り位置多
項式(ラムダ)はm1レジスタ118におかれ、誤り値
多項式(オメガ)はm0−1レジスタ114を用いる。
したがって、誤り位置多項式(ラムダ)の評価計算を行
うサイクルでは、マルチプレクサ104においてラムダ
定数を選択し、制御線wm1をイネーブルし、マルチプ
レクサ110はm1レジスタ118から誤り位置多項式
(ラムダ)を出力する。誤り値多項式(オメガ)の評価
演算を行うサイクルでは、マルチプレクサ104がオメ
ガ定数を選択したサイクルは、制御線wm0−1をイネ
ーブルし、マルチプレクサ110はm0−1レジスタ1
14から誤り値多項式(オメガ)を出力する。
【0036】最終段のSUMiには誤り位置多項式、誤
り値多項式の値が順に出力される。それを受けたターム
・セルの動作は特願平6−273526号と同様であ
る。
【0037】次の受信語のシンドローム多項式を算出す
る時の動作は、制御線wm0−2をイネーブルし、シン
ドローム多項式がレジスタm0−2116に積算される
ことを除いて同じである。すなわち、マルチプレクサ1
04はシンドローム定数を選択し、マルチプレクサ10
6はQbusを選択し、マルチプレクサ102はMiを
選択する。制御線wm0−2がイネーブルされ、マルチ
プレクサ110はレジスタm0−2を出力する。Qbu
sには受信語を入力することによりレジスタm0−2に
シンドローム多項式が積算される。
【0038】また消失演算を行う時は、消失演算毎にF
IFO−2 217にガロア体シーケンサの出力を書き
込む。
【0039】さて、上記においては、最初の受信語のチ
ェン・サーチと次の受信語のシンドローム多項式の算出
とを時分割並列に行うことを説明した。次に、誤り位置
多項式・誤り値多項式の算出を行うための変成シンドロ
ーム多項式・消失多項式の生成ないしユークリッド互除
法の演算と、シンドロームの算出とを時分割並列に行う
場合について説明する。この場合は、消失多項式の生成
・ユークリッド互除法の演算は、各々特願平6−273
526号と同じ方法で行い、m0−1レジスタ114,
m1レジスタ118およびn0レジスタ120,n1レ
ジスタ122、ターム・セルのFIFO−1 216を
使用する。そして、シンドロームの算出サイクルにおい
ては、上記と同様な手順で、m0−2レジスタ116お
よびターム・セルのFIFO−2 217を用いてシン
ドローム演算および消失位置記録を行う。
【0040】引き続き、さらに次の受信語の処理を行う
とき、その受信語のシンドローム演算および消失位置記
録はm0−1レジスタ114およびFIFO−1 21
6を用いて行い、m0−2レジスタ116,m1レジス
タ118およびn0レジスタ120,n1レジスタ12
2およびFIFO−2 217を用いて変成シンドロー
ム多項式・消失多項式の生成以降の処理を行う。以降、
交互にm0−1レジスタ114とm0−2レジスタ11
6とを使用すれば、連続的にデータを受信可能な誤り訂
正回路を構成可能である。
【0041】このように、使用するレジスタを切り替え
ることにより、時分割並列に演算を行うことができる。
【0042】図4では、受信語に対して3サイクルづつ
交互に、すなわち例えば、チェン・サーチ(ラムダ/オ
メガ)とシンドローム算出とを3サイクルづつ交互に行
うようなタイミング例を説明した。しかし、これは、デ
ータの速度に応じて最適化された規則により切り替える
ことができる。たとえば、受信語が入力されるのを検出
する度にチェン・サーチ動作を中断し、シンドローム演
算を行うと行った制御を行うことも可能である。
【0043】なお、消失訂正の機能を必要としない場合
は、その機能のための構成要素を省いた実施例を構成す
ることも可能である。
【0044】また、特願平6−273526号と同様
に、エンコード動作の機能を追加するような構成をする
ことも可能である。
【0045】(実施形態2)実施形態2は、時分割でイ
ンターリーブされた符号の復号を行う回路である。図5
は、インターリーブされた符号に対応した拡張基本セル
を示す。図6は、インターリーブされた符号に対応した
ターム・セルである。
【0046】図5の拡張基本セルは、図1に示した基本
セルの構成に対して、m0−1,m0−2の各レジスタ
をインターリーブの深さの分(N)だけ多重化した構成
となっている。図5において、図1と同様の構成には同
じ符号を付している。さて、514,516および51
8は、インターリーブの深さ(N)に対応したN個のレ
ジスタ群で、その書き込み、読み出し対象のレジスタ
は、それぞれ制御線rm0−1(j)とwm0−1
(j),rm0−2(j)とwm0−2(j)およびr
m1(j)とwm1(j)により選択される(j:1〜
N)。
【0047】図6のターム・セルは、図2に示したター
ム・セルの構成におけるFIFO−1 216およびF
IFO−2 217を各々Nだけ多重構成のFIFO−
1(N)616およびFIFO−2(N)617に置換
した構成である。
【0048】インターリーブされたリード・ソロモン符
号の復号回路に用いられる全体構成は、実施形態1の図
3と同様である。
【0049】さて、図5の拡張基本セルを、図6のター
ム・セルと組み合わせて、図3に示した全体構成と同様
の構成としたときのシンドローム動作を説明する。図5
の拡張基本セルのシンドローム動作について、図7〜図
9のタイミングに基づいて説明する。
【0050】図7〜図9は、3つの図で連続したタイミ
ングを示しており、図4のタイミングを同様に、図5の
拡張基本セルで構成した、インターリーブされたリード
・ソロモン符号の復号回路の動作を示しており、シンド
ローム多項式の算出とチェン・サーチとを時分割並列に
動作している様子を示している。
【0051】図7および図9において、シンドローム多
項式の算出の動作を行っている場合を説明する。図5に
おいて、実施形態1と同様に、各拡張基本セルのマルチ
プレクサ104はシンドローム定数を、マルチプレクサ
106はQbusを、マルチプレクサ102はMiを選
択する。Qbusには受信語が入力される。マルチプレ
クサ110はm0−2(j)レジスタ(j:1〜N)の
出力を選択する。
【0052】受信語の入力データが、インターリーブの
1番目のとき、レジスタ群516に対する制御線wm0
−2(1),rm0−2(1)をイネーブルすることに
より、m0−2(1)レジスタを選択する。以降、同様
に受信語の入力データのインターリーブに合わせて、制
御線wm0−2(j),rm0−2(j)をイネーブル
し、m0−2(j)レジスタを選択する(j:1〜
N)。この選択したレジスタを用いることで、インター
リーブごとに独立にシンドローム多項式の算出ができ
る。
【0053】同様に、図8において示したチェン・サー
チの処理も、各インターリーブ毎に行うことができる。
すなわち、j番目(j:1〜N)のインターリーブの処
理を行うときは制御線wm0−1(j)とrm0−1
(j)およびwm1(j)とrm1(j)をイネーブル
し、他の制御線は特願平6−273526号と同様な制
御を行い、チェン・サーチの全ステップを実行する。チ
ェン・サーチ動作は、誤り位置多項式(ラムダ)に対し
てはm1(j)レジスタ、誤り値多項式(オメガ)に対
してはm0−1(j)レジスタを使用して行われる。レ
ジスタ群の中から選択したレジスタを用いることで、イ
ンターリーブごとに独立にチェン・サーチを行うことが
できる。
【0054】このように、図7〜図9で示すように、図
5の拡張基本セルを用いると、インターリーブされたリ
ード・ソロモン符号に対して、シンドローム多項式の算
出とチェン・サーチとを時分割並列に処理することがで
きる。
【0055】消失多項式の生成・ユークリッド互除法に
対しても、同様に、選択したレジスタを用いることで、
インターリーブごとに独立に算出を行うことができる。
【0056】消失多項式の生成においては、m0−1
(j)レジスタに蓄えられる多項式を初期値として、消
失多項式の生成を実行する。結果の変成シンドローム多
項式および消失多項式は、各基本セルのm0−1(j)
レジスタおよびm1(j)レジスタに生成される。
【0057】ユークリッド互除法は、m0−1(j)お
よびm1(j)のレジスタに蓄えられた多項式を初期値
として、ユークリッド互除法を実行する。結果の誤り位
置多項式(ラムダ)はm1(j)レジスタに、誤り値多
項式(オメガ)はm0−1(j)に格納される。
【0058】図10において、この誤り位置多項式(ラ
ムダ)および誤り値多項式(オメガ)をユークリッド互
除法で求める場合について説明する。図10は、各拡張
基本セルのレジスタm0−1(j)514、レジスタm
0−2(j)516、レジスタm1(j)518、レジ
スタn0 120およびレジスタn1 122の内容に
ついて示している。
【0059】なお、図10は、消失演算をせず、シンド
ローム多項式より誤り位置多項式,誤り値多項式を直接
算出している例を示している。
【0060】図10において、ユークリッド互除法が行
われる時分割周期では、各拡張基本セルのレジスタm0
−1(j)とn0およびレジスタm1(j)とn1を
(j:1〜N)を用いて、レジスタm0−1(j)に格
納されている各インターリーブのシンドローム多項式を
初期値として、それぞれ誤り値多項式(オメガ)および
誤り位置多項式(ラムダ)の各インターリーブに対応す
る演算が独立に行われる。そして、その結果がレジスタ
m0−1(j)およびレジスタm1(j)に求まる。
【0061】図11に消失訂正を行う場合の動作を示
す。図11において、各インターリーブのユークリッド
演算の前に、変成シンドローム多項式・消失多項式の生
成サイクルを挿入したのを除けば、図10と同一であ
る。変成シンドローム多項式・消失多項式の生成におい
ては、レジスタm0−1(j)に格納されている各イン
ターリーブのシンドローム多項式およびターム・セルの
FIFO−2(j)に格納されている消失情報を基に、
特願平6−273526号と同様な手順で、m0−1
(j)に変成シンドローム多項式が、m1(j)に消失
多項式が求まる。この後のユークリッド互除法演算は、
m0−1(j),m1(j)を初期値として実行され
る。
【0062】このように、消失多項式の生成・ユークリ
ッド互除法・チェン・サーチの動作時は、すべてのマル
チプレクサは特願平6−273526号と同様の動作を
し、かつ処理するインターリーブに対応したm0−1
(j)、m0−2(j)、m1(j)の各レジスタを用
いて行われる。
【0063】したがって、インターリーブされた受信語
に対して、シンドローム動作とその他のデコード動作の
多重化は、実施形態1と同様に行うことができる。すな
わち、現在の受信語のシンドロームはm0−2レジスタ
に求められる。前の受信語のデコード動作の値はm0−
1レジスタに存在している。そして、シンドローム演算
時は、すべてのマルチプレクサは実施形態1と同様の動
作をし、かつ受信語のインターリーブに対応したレジス
タが選択される。
【0064】時分割並列動作の切り替えの制御は、受信
データの速度・分布に応じて適切にに行えばよい。
【0065】また、実施形態1と同様にエンコード動作
の機能を追加するような構成をすることも可能である。
【0066】(実施形態3) 訂正結果をデータの入力順と同じ順番で出力する必要が
ない場合は、レジスタの数を削減することが可能であ
る。すなわち、各インターリーブ毎に、消失多項式・ユ
ークリッド互除法・チェーンサーチの一連の動作を連続
して行うと、各インターリーブのオメガ・ラムダ両多項
式を後に残す必要がないため、m1レジスタは一重でよ
い。なお、この時、訂正結果はインタリーブ1の全ての
誤り値・位置,インターリーブ2の全ての誤り値・位
置,…インターリーブNの全ての誤り値・位置の順で出
力される。この場合について、図12〜図14を用いて
説明する。
【0067】図12は、訂正結果をデータの入力順と同
じ順番で出力する必要がない場合の基本セルの回路を示
している。この図において、レジスタm0−1(j)1
014とレジスタm0−2(j)1016は、インター
リーブの深さの数Nの数あり、レジスタm1 1018
は、1つである。他の構成は、図5に示した実施形態2
の拡張基本セルと同様である。これと図3のターム・セ
ルとを組み合わせて、実施形態2と同様に、リード・ソ
ロモン符号の復号回路を構成する。
【0068】この実施形態のリード・ソロモン復号回路
において、時分割動作のシンドローム演算中の動作は、
実施形態2と同様に、レジスタm0−1(j)1014
又はm0−2(j)1016を用いて行われる。
【0069】この拡張基本セルを用いたインターリーブ
されている受信語に対するリード・ソロモン復号回路の
時分割動作を図13および図14を用いて説明する。
【0070】図13において、ある受信語に対するシン
ドローム演算終了後には、m0−1(j)1014の各
レジスタには、各インターリーブのシンドローム多項式
が蓄えられて、次の受信語の各シンドロームはレジスタ
m0−2(j)1016の各レジスタに計算されること
が示されている。
【0071】さて、インターリーブのユークリッド互除
法を用いるデコードの演算は、レジスタm0−1(j)
の中のシンドロームを初期値とし、レジスタm1、レジ
スタn1、レジスタn0の各レジスタを用いて行われ
る。ユークリッド互除法の演算終了後、誤り値多項式
(オメガ)および誤り位置多項式(ラムダ)がレジスタ
m0−1(j)およびレジスタm1に算出される。
【0072】その後、チェン・サーチが、ユークリッド
互除法で求めた誤り値多項式(オメガ)および誤り位置
多項式(ラムダ)に基づいて、レジスタm0−1および
レジスタm1を用いて行われる。
【0073】なお、消失演算を行う場合は、図11と同
様にユークリッドの演算の手前に消失多項式のサイクル
を挿入すればよい。
【0074】図14は、図13において、デコード動作
のインターリーブ0とインターリーブ1との切替えの部
分の拡大したものである。
【0075】各演算は、クロックパルスCLKに同期し
て演算される。インターリーブ0に対するユークリッド
互除法の演算が終了すると、インターリーブ0の誤り値
多項式(オメガ)および誤り位置多項式(ラムダ)が、
レジスタm0−1(0)およびレジスタm1に求められ
ている。これを用いてインターリーブ0のチェン・サー
チが行われる。
【0076】そして、インターリーブ0に対してチェン
・サーチが行われているときは、レジスタm0−1
(0)には誤り値多項式(オメガ)の中間結果が記憶さ
れている。また、レジスタm1にはインターリーブ0の
誤り位置多項式(ラムダ)の中間結果が記憶されてい
る。
【0077】インターリーブ0からインターリーブ1に
時分割演算が切り替わると、レジスタm0−1(0)に
誤り値多項式(オメガ)の中間結果を記憶したまま、チ
ェン・サーチは、レジスタm0−1(1)に記憶されて
いたインターリーブ1のシンドローム多項式を用いて、
レジスタm1、レジスタn0およびレジスタn1を用い
て、インターリーブ1のユークリッド演算を行う。
【0078】また、実施形態1と同様に、エンコードの
動作を追加することも可能である。
【0079】
【発明の効果】以上に示したように、本発明の復号回路
は、リード・ソロモン符号に対する演算が時分割並列動
作できるので、連続的にデータを受け付け可能である。
【0080】また、インターリーブされているリード・
ソロモン符号に対しても、連続的にデータを受け付け可
能なものに拡張できる。
【0081】その上、この構成により、復号回路にデー
タを与える前にバッファ・メモリにいったん蓄積する必
要が無くなり、バッファ・メモリに対する負荷が軽減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】基本セルの構成を示すブロック図である。
【図2】ターム・セルの構成を示すブロック図である。
【図3】復号回路の構成を示すブロック図である。
【図4】復号回路の動作を示すタイムチャートである。
【図5】拡張基本セルの構成を示すブロック図である。
【図6】ターム・セルの構成を示すブロック図である。
【図7】実施形態2の復号回路の動作を示すタイムチャ
ートの一部である。
【図8】実施形態2の復号回路の動作を示すタイムチャ
ートの一部である。
【図9】他の復号回路の動作を示すタイムチャートの一
部である。
【図10】実施形態2の復号回路のユークリッド互除法
における動作を示すタイムチャートである。
【図11】実施形態2の復号回路のユークリッド互除法
における動作を示すタイムチャートである。
【図12】他の拡張セルの構成を示すブロック図であ
る。
【図13】実施形態3の復号回路の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図14】図12のタイムチャートの部分拡大図であ
る。
【符号の説明】
100 基本セル 102,104,106,108,110,112 マ
ルチプレクサ 114,116,118 mレジスタ 120,122 nレジスタ 132 ガロア体上の乗算器 134,136 ガロア体上の加算器 200 ターム・セル 202,212 レジスタ(ラッチ) 204 ガロア体上の加算器 208 ガロア体上の逆関数演算回路 210 ガロア体上の乗算器 214 ガロア体シーケンサ 216 深さ2tのFIFO 218,220 ゼロ検出回路 222,224,226 マルチプレクサ 302 マルチプレクサ 304 コントロール回路 306 訂正部 514,516,518 インターリーブの深さの数
(N)のmレジスタ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2t次のリード・ソロモン符号の復号回
    路において、 縦列に接続された、2t個の基本セルおよび1個のター
    ム・セルと、 前記基本セルとターム・セルを制御するコントロール回
    路とを有し、 前記基本セルは、 少なくとも3組のレジスタと、 前記レジスタおよび演算の制御を行うマルチプレクサ
    と、 ガロア体上の演算を行う回路とを有し、 前記ターム・セルはガロア体上の演算を行う回路と、 レジスタとを有し、 前記コントロール回路は、前記基本セルの1組のレジス
    タを使用して、ある符号語のシンドローム多項式の算出
    を行い、他の2組のレジスタを使用して、別の符号語の
    誤り位置・誤り値多項式の算出又は誤り位置・誤り値多
    項式の評価を行い、シンドローム多項式の算出と他の演
    算とを時分割で行うように制御することを特徴とするリ
    ード・ソロモン符号の復号回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のリード・ソロモン符号の
    復号回路において、 前記基本セルの3組のレジスタがそれぞれ1つのレジス
    タで構成されていることを特徴とするリード・ソロモン
    符号の復号回路。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のリード・ソロモン符号の
    復号回路において、 前記基本セルの3組のレジスタは、それぞれインターリ
    ーブの深さの数のレジスタで構成されていることを特徴
    とするリード・ソロモン符号の復号回路。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のリード・ソロモン符号の
    復号回路において、 前記基本セルの3組のレジスタのうち2組は、それぞれ
    インターリーブの深さの数のレジスタで構成されている
    ことを特徴とするリード・ソロモン符号の復号回路。
JP31203096A 1996-11-22 1996-11-22 リード・ソロモン符号の復号回路 Expired - Fee Related JP3310186B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31203096A JP3310186B2 (ja) 1996-11-22 1996-11-22 リード・ソロモン符号の復号回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31203096A JP3310186B2 (ja) 1996-11-22 1996-11-22 リード・ソロモン符号の復号回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10154940A JPH10154940A (ja) 1998-06-09
JP3310186B2 true JP3310186B2 (ja) 2002-07-29

Family

ID=18024383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31203096A Expired - Fee Related JP3310186B2 (ja) 1996-11-22 1996-11-22 リード・ソロモン符号の復号回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3310186B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0952673B1 (en) 1997-11-10 2017-05-17 Ntt Mobile Communications Network Inc. Interleaving method, interleaving apparatus, and recording medium in which interleave pattern generating program is recorded
KR101433620B1 (ko) * 2007-08-17 2014-08-25 삼성전자주식회사 처리량을 높이기 위하여 더블 버퍼링 구조와 파이프라이닝기법을 이용하는 디코더 및 그 디코딩 방법
KR101466694B1 (ko) * 2007-08-28 2014-11-28 삼성전자주식회사 Ecc 회로, ecc 회로를 구비하는 메모리 시스템 및그의 오류 정정 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10154940A (ja) 1998-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR930001071B1 (ko) 에러 정정회로
JP3250735B2 (ja) 多目的誤り訂正システム
US4777635A (en) Reed-Solomon code encoder and syndrome generator circuit
US4751704A (en) Method and apparatus for decoding BCH code
US8433974B2 (en) Cyclic redundancy check code generating circuit and cyclic redundancy check code generating method
JP3502583B2 (ja) 誤り訂正方法および誤り訂正装置
JP3345385B2 (ja) チェンサーチ装置
KR100305618B1 (ko) 다목적에러교정계산회로
JPH10508988A (ja) Crc/edcチェッカシステム
US5068856A (en) Method and circuit for detecting data error
JP3310186B2 (ja) リード・ソロモン符号の復号回路
JPH07170200A (ja) 巡回冗長検査同期装置
JP3279624B2 (ja) Crc演算に基づく1ビット誤り訂正回路
US6453441B1 (en) Error correcting device and optical disk reader comprising same
JPH04241521A (ja) 畳込み符号の復号回路
JP3454962B2 (ja) 誤り訂正符号の符号器及び復号器
KR100493014B1 (ko) 비씨에이치/리드-솔로몬 디코더용 2중 패러랠 데이터패스를 갖는 갈로아필드 프로세서
JP2963018B2 (ja) リード・ソロモン誤り訂正符号復号化回路
JPH09305572A (ja) ガロア体の除算方法および除算装置
JP3295537B2 (ja) 多数バイトのエラー検出訂正装置
JPH0834439B2 (ja) ガロア体演算装置
JPH11168392A (ja) データ誤り訂正装置及びデータ誤り訂正方法
JPH09162753A (ja) 符号語の復号方式
KR100192803B1 (ko) 에러 정정 신드롬 계산 장치
JP2858538B2 (ja) 再シンドロームチェック方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020409

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524

Year of fee payment: 6

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080524

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090524

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100524

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110524

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120524

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130524

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130524

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140524

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees