JPH04241521A - 畳込み符号の復号回路 - Google Patents

畳込み符号の復号回路

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JPH04241521A
JPH04241521A JP3158941A JP15894191A JPH04241521A JP H04241521 A JPH04241521 A JP H04241521A JP 3158941 A JP3158941 A JP 3158941A JP 15894191 A JP15894191 A JP 15894191A JP H04241521 A JPH04241521 A JP H04241521A
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output
bits
flip
circuit
path
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Application number
JP3158941A
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Inventor
Andre Bazet
アンドレ・バゼ
Philippe Sadot
フイリツプ・サド
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Alcatel Transmission par Faisceaux Hertziens SA
Original Assignee
Alcatel Transmission par Faisceaux Hertziens SA
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Filing date
Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/37Decoding methods or techniques, not specific to the particular type of coding provided for in groups H03M13/03 - H03M13/35
    • H03M13/39Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes
    • H03M13/41Sequence estimation, i.e. using statistical methods for the reconstruction of the original codes using the Viterbi algorithm or Viterbi processors

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は畳込み符号を使用する符
号化/復号に係る。
【0002】
【従来の技術】畳込み符号(繰返し符号とも呼ぶ)は本
質的に、符号器の入力に連続ビット列の形態で与えられ
たディジタルデータシーケンスから発生する符号である
。これらのデータは生成多項式によって畳込みされ、演
算は常にモジュロ2で行なわれる。簡単な畳込み演算で
は、n個のDフリップフロップの直列集合の形態のレジ
スタを含む符号器を使用する。該フリップフロップの夫
々の出力は、出力に符号化2進データ列を与える符号化
のために必要な特定の構成に従ってゲートによって組み
合わせられる。フリップフロップはシフトレジスタとし
て構成されており、従って、現行の情報ビットの符号化
は、現行の入力ビットの値と、先行するn個のビットの
値とに基づいて行なわれる。
【0003】この種の符号器は、有限数の状態を有する
自動デバイスと考えることができ、その内部状態及び状
態間遷移は、トレリスの形で表され得る。このトレリス
内の1つのパスが、1つの符号語を表す符号化シーケン
スを示す。
【0004】問題の種々の局面が、特に、「Princ
ipes  des  communications
  numeriques」,  A.J.ビタビ  
&  J.K.Omura著(G.Battail翻訳
),  Dunod刊,  1982、「Theory
  and  Practice  of  Erro
r  Control  Codes」,  R.E.
Blahut著,  Addison−Westley
刊,1984、及び、「Elements  de  
communicationsnumeriques」
,  J.C.Bic,  B.Duponteil 
 &  J.C.Imbeaux著,Dunod刊, 
 1986、などの文献で論議されている。これらの論
文は、畳込み符号による符号化の一般原理を分かりやす
く十分に説明している。
【0005】即ち、ディジタルビット列の符号化は、ト
レリスの1つの可能パスを追跡し、情報列の新しいビッ
トの各々がパスの1つのブランチを決定し同時に直後の
パスブランチに関する「パリティ」ビットを送出する動
作から成る。
【0006】パリティビットは次に、受信器及び対応す
る復号器に伝送される。
【0007】受信されたパリティビットは、伝送欠陥(
ノイズ、ジャミングなど)に起因するいくつかの誤りを
含む。
【0008】従って、受信端における復号は、ノイズが
混入したパリティビット列をまず受信し、送信端で符号
器によって決定されたトレリスのパスを復元し、符号化
プロセスで該パスを選択した情報ビットシーケンスを再
生する動作を含む。
【0009】ノイズが混入したディジタルビット列の最
も優れた復号方法は、「ビタビアルゴリズム」であり、
これは最尤復号アルゴリズムである。
【0010】要約すると、このアルゴリズムの第1段階
では、可能なトレリスパス全部に対応する全部のパリテ
ィビット列と実際に受信した列とを比較し、各比較毎に
、2つの受信パリティビット間の間隔及び各ブランチの
対応ビット間の間隔を夫々計算する。この間隔をパスの
ブランチの長さに集積し、「ブランチメトリック」を決
定する。
【0011】ビタビアルゴリズムの次の段階では、所与
のパス毎に複数の「ブランチメトリック」の和から成る
「パスメトリック」を決定する。このようにして解析さ
れたすべてのパスから、最小メトリックを有するパスを
選択する。
【0012】上記のごとく、受信した各パリティビット
対毎に、可能パスの数が少なくとも2倍になる(符号の
歩留まり(yield)が1/nのときはパスの数がn
倍になるが、n−1個のパスが除去される)。従って、
各段階毎に、一定数の拡張すべきパスが残る。これらを
「生き残りパス」と呼ぶ。
【0013】1つのパスを拡張する毎に、可能なn個の
ブランチの1つが選択され、この選択は、該当する遷移
を符号器に与えた情報ビットを表すビットによって特徴
づけられる。言い替えると、該ビットが、復元されるべ
き原情報ビットである。
【0014】ビタビアルゴリズムの最終段階では、前記
のごとく得られた生き残りパスを記憶し、これらを最新
のものから時間的に遡って逆方向に走査し、必要な情報
(より正確に定義すると、送信された原シーケンスの最
適推定値、即ち最尤推定値)を表すパスを1つだけ保持
する。
【0015】本発明の回路によって実行されるこの段階
は当分野で一般に「トレースバック段階」と呼ばれてい
る。
【0016】この機能を実行するために種々のハードウ
ェア及びソフトウェアが提案されている。
【0017】本発明の目的は、ハードウェア中でアルゴ
リズムのこの段階を高速で実行でき、従って入力データ
列を高い情報伝送速度で実時間処理し得る特定回路構造
を提案することである。
【0018】トレースバック原理は、それ自体公知であ
り、先に決定された生き残りパスをメモリに記憶するが
、実際には、ブランチの数が異なるパスだけをメモリに
記憶する。この数を「トランケーション長」Lと呼ぶ。
【0019】実際には、生き残りパスは、最新のL個の
ブランチだけが違うので、いくつかのブランチまでトレ
ースバックすると、すべてのパスが、全くあいまいさの
ない1つのパスに収束する。
【0020】生き残りパスは、各々がNビットの語を3
L個(N=2nはトレリスの状態数、Lは考察中の符号
のトランケーション長)収容する深さ3のメモリに記憶
される。
【0021】これらの3つのブロックの1つが書込みに
使用され、残りの2つが読取りに使用される。書込みブ
ロックはいっぱいになると読取りモードに切換えられる
。また、読取りモードのブロックは、先にいっぱいにな
ったものから順に書込みモードに切換えられる。このプ
ロセスが繰返される。
【0022】メモリに1語が書込まれる度毎に、メモリ
から同時に2語が読取られる(即ち、読取り速度は書込
み速度の2倍である)。その結果として、パス読取りシ
ステムは、トランケーション長の2倍の長さまでパスを
トレースバックする。
【0023】トレースバックしたパスは、L個のノード
後に全部のパスの収束点に戻る。2番目のトランケーシ
ョン長までトレースバックしたパスが間違いなく所望の
パスであり、このパスが、伝送されたビットの再生に必
要なパスであるとはっきりと判断することができる。
【0024】図1は、この段階を実行するための従来の
ハードウェア装置の概略図である。
【0025】メモリ10は、各々がNビットの語をL個
含むブロックを3つ有する。このメモリは、入力側に、
データDと読取りアドレスAlと書込みアドレスAeと
を受信する。
【0026】メモリ10の出力は、2nビットから形成
された語D、即ち:
【0027】
【数1】
【0028】と表記される語を与える。
【0029】データ語DのビットBiは、ノードiに関
する決定を表す。iが2進数のとき、iの値は、nビッ
トの語によって、例えば: i={An−1An−2...A0} と表記できる。
【0030】後述する実施例ではn=6を用いたので、
N=26=64である。これは常用の値であるが、本発
明はこの値に限定されない。
【0031】従って語DはビットBiを使って:D=B
0,B1...Bi...B63と表記できる。
【0032】添え字iは6ビット語によって:i={A
5A4...A0} と表記できる。
【0033】i番目のビットBiが、先行段階のノード
jからノードiに達するように符号器から出力された情
報ビットを表すので、先行ノードjを容易に決定し得る
。その番号は、原ノードの番号を2で除算して得られた
商と、ビットBiに2n−1を乗算して得られた積との
和である。即ち: j=i/2+Bi・2n−1 である。
【0034】N=2nなので、番号iはシフトレジスタ
に記憶され得るnビットに符号化される。上記の演算は
、レジスタを右にシフトし、レジスタの入力(最上位ビ
ットを含む最も左のフリップフロップ)にビットBiを
入れることによって容易に実行される。
【0035】これまでに使用されたハードウェア装置(
図1)では、2n入力1出力マルチプレクサ(図示の実
施例では64入力1出力マルチプレクサ11)の2n個
の入力に夫々ビットB0,B1...が印加され、その
ビットS(t)が出力される。出力ビットS(t)は、
語{S(t−1),...S(t−n)}(考察中の実
施例では6ビット語{S(t−1),...S(t−6
)},)によって制御されるマルチプレクサによって時
刻tにメモリ10に与えられた読取りアドレスから選択
されたビット語Biである。
【0036】この回路では、n個(考察中の実施例では
n=6)のカスケード接続されたフリップフロップ13
を含むシフトレジスタ12を使用しており、これを以後
「トレースバックレジスタ」と呼ぶ。各フリップフロッ
プは、マルチプレクサ制御語のビットの1つを出力する
。最終フリップフロップは、必要な情報ビットを(アル
ゴリズムに固有のn段階の遅延を伴って)出力する。
【0037】
【発明が解決すべき課題】このハードウェア装置は、見
掛けは簡単であるにもかかわらず、nが比較的大きい値
であるときに(例えば考察中の実施例のように、n=6
のときに)、多重演算に比較的長時間を要し、システム
の最大動作速度が制限されるという重大な欠点を有する
【0038】システムがループ状なので、内部時間遅延
(ハードウェア、主としてマルチプレクサに由来し、従
って使用技術に左右され易い遅延)に極めて敏感であり
、入力データ情報処理速度は必然的に、全部の内部遅延
の累積結果と適合し得る速度に制限される。
【0039】本発明の目的は、トレースバック動作の実
行速度を促進するために、前記のごとき多重化の遅延を
解消し得るトレースバックアルゴリズムを実行する新規
なハードウェアアーキテクチャを提案することである。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明の回路は前記種類
の回路、即ち、n個のフリップフロップを有する符号器
による符号化によって生じた可能遷移図を表わすトレリ
スの複数のパスの逆走査を含むビタビアルゴリズムの段
階を実行する回路において、トレリスの各ノードがN=
2nビットの語によって表されており、符号化中に決定
されたトレリスのパスを復元し、該パスを採用した情報
ビットシーケンスを再生するために、前記回路が、複数
の可能な生き残りパスから最小メトリックを有するパス
を選択する畳込み符号の復号回路である。
【0041】本質的に本発明は、多重化動作を、シフト
レジスタの複数のフリップフロップ間で行なわれるより
簡単な複数の多重化動作に分割すること、言い替えると
、従来技術のように1つのマルチプレクサの出力にレジ
スタをユニットとして接続する代わりに、複数の多重化
回路とトレースバックレジスタの複数の段とをインタリ
ーブすることを提案する。
【0042】従ってトレースバックレジスタは、レジス
タの隣合う2つの段の間にインタリーブされた少なくと
も1つの多重化回路を含む分布構造を有する。
【0043】これらのアーキテクチャによって、より簡
単な、従ってより高速のマルチプレクサを使用すること
が可能である。
【0044】本発明の第1の畳込み符号の復号回路は、
上記目的を達成するために、n個のフリップフロップを
有する符号器による符号化によって生じた可能遷移図を
表わすトレリスの複数のパスの逆走査を含むビタビアル
ゴリズムの段階を実行する回路であり、トレリスの各ノ
ードがN=2nビットの語によって表されており、符号
化中に決定されたトレリスのパスを復元し、該パスを採
用した情報ビットシーケンスを再生するために、前記回
路が、複数の可能な生き残りパスから最小メトリックを
有するパスを選択する畳込み符号の復号回路であって、
前記回路が、前記N=2nビットの複数の語を記憶する
メモリと、前記メモリの出力にカスケード接続されたn
群の2入力1出力マルチプレクサとを含み、前記マルチ
プレクサは、メモリの2n個の出力を順次組み合わせて
1つの出力を生成し、各マルチプレクサの出力にDフリ
ップフロップが配備されており、1つの最終フリップフ
ロップが、所望パスを表す情報ビットを逐次出力し、各
マルチプレクサの選択信号が前記最終フリップフロップ
の出力であることを特徴とする。
【0045】本発明の第2の畳込み符号の復号回路は、
上記目的を達成するために、n個のフリップフロップを
有する符号器による符号化によって生じた可能遷移図を
表わすトレリスの複数のパスの逆走査を含むビタビアル
ゴリズム段階を実行する回路であり、トレリスの各ノー
ドがN=2nビットの語によって表されており、符号化
中に決定されたトレリスのパスを復元し、該パスを採用
した情報ビットシーケンスを再生するために、前記回路
が、複数の可能な生き残りパスから最小メトリックを有
するパスを選択する畳込み符号の復号回路であって、前
記回路が、MがM=2mの形態でNの約数であるとき、
前記N=2nビットの複数の語を、各Mビットを個別に
選択できるN/M個のブロックの形態で記憶し、各ブロ
ックの出力を幅Mビットの共通バスに与えるメモリと、
前記Mビットのブロックの1つを選択し、前記バスに与
える選択回路と、前記バスに与えられたMビットを、各
バスラインとマルチプレクサの対応入力との間に挿入さ
れたDフリップフロップを介してその入力に受信するM
入力1出力マルチプレクサと、マルチプレクサの出力に
接続されたDフリップフロップの直列集合とを含み、前
記直列集合の最終フリップフロップが、所望パスを表す
情報ビットを逐次出力し、マルチプレクサの選択信号、
及び選択回路のコマンド信号が、前記直列集合の継続す
るフリップフロップの夫々の出力であることを特徴とす
る。
【0046】
【実施例】添付図面に示す2つの実施例に基づいて本発
明をより詳細に以下に説明する。
【0047】図2によれば、データメモリ20は、語の
記憶系の編成が多少修正されている以外は図1のメモリ
10と同じ構造を有している(即ち、各々がNビットの
語をL個含むブロックを3つ有しており、入力にデータ
D’、読取りアドレスAl及び書込みアドレスAeを受
信する)。
【0048】より詳細に説明すると、この回路において
、メモリ20は、2nビットの形態の語D’、即ち式:
【0049】
【数2】
【0050】で表記される形態の語から構成されている
【0051】B’j=Bi(従来構成のビット)で、j
が2進数の式: j={A0A1...An−1} で表記されるとき、iは2進数の式: i={An−1An−2...A0} で表記され得る。
【0052】考察中の(非限定的)実施例ではN=2n
=64であるから、メモリは、各々が64ビットの語D
’、即ち式: D’=B’0,B’1...B’j...B’63で表
記される語を含む。
【0053】B’j=Bi(従来構成のビット)で、j
が2進数の式: j={A0A1...A5} で表記されるとき、iは2進数の式: i={A5A4...A0} で表記され得る。
【0054】このように構成されたディジタル語D’が
、複数の2入力1出力マルチプレクサの入力に与えられ
る。この実施例で、マルチプレクサの数はN/2=2n
−1=32であり、従って、語D’の最初のN/2ビッ
トと同じ語の最終N/2ビットとの間で選択が行なわれ
る。
【0055】これらのマルチプレクサのコマンドビット
は全部のマルチプレクサに共通であり、トレースバック
レジスタのビットS(t−n)である。このレジスタの
構造及び必要ビットを得る方法に関しては後述する。
【0056】言い替えると、N/2個のマルチプレクサ
21の夫々の入力は、
【0057】
【数3】
【0058】(但し、0≦i≦(2n−1−l)であり
、共通コマンドビットS(t−n)を有する。該マルチ
プレクサはビットBi(1)を出力する(但し、i={
0...(2n−1−1)}である。
【0059】各マルチプレクサの出力は、トレースバッ
クレジスタの第1段を構成する各Dフリップフロップ3
1に与えられる。トレースバックレジスタの第1段を構
成する並列なフリップフロップ31の数は勿論、マルチ
プレクサの数(N/2=32)と同じである。
【0060】各フリップフロップ31の出力は、第2グ
ループの複数の2入力1出力マルチプレクサ22に与え
られる。この実施例ではマルチプレクサ22の数はN/
4=2n−2=16であり、これらのマルチプレクサは
、先段で選択されたN/2個のビットBi(1)のグル
ープの前半ビットと後半ビットとの間の選択を行なう。
【0061】N/4個のマルチプレクサ22の各入力は
【0062】
【数4】
【0063】(但し、0≦i≦(2n−2−1))であ
る。該マルチプレクサの共通コマンドビットは、トレー
スバックレジスタのビットS(t−n)である、即ち、
先段のマルチプレクサ21と同じコマンドビットを有す
る(これは、印加信号を1クロック位相だけ遅延させる
中間フリップフロップ31の存在によって得られる)。 これらのマルチプレクサはビットBi(2)(但し、i
={0...(2n−2−1)}を出力する。
【0064】N/4個のマルチプレクサ22の出力ビッ
トBi(2)は、トレースバックレジスタの第2段を構
成するN/4個のDフリップフロップ32の各々に与え
られる。
【0065】次の段も同様に構成され、各段毎に素子の
数が1/2になる。図示の実施例で、第3段は、N/8
=8個のマルチプレクサ23とN/8=8個のDフリッ
プフロップ33とを含み、第4段は、N/16=4個の
マルチプレクサ24とN/16=4個のDフリップフロ
ップ34とを含み、第5段はN/32=2個のマルチプ
レクサ25とN/32=2個のDフリップフロップ35
とを含む。これらのすべての2入力1出力マルチプレク
サは同じコマンドビットS(t−n)を有する。
【0066】最終の第6段は、1つの2入力1出力マル
チプレクサ26を含み、そのコマンドビットもやはりビ
ットS(t−n)である。このビットは、この最終マル
チプレクサの出力に接続された単一フリップフロップ3
6を含むトレースバックレジスタの最終段から出力され
る。このフリップフロップはまた、必要な情報ビットも
送出する。
【0067】図3は、マルチプレクサ及びフリップフロ
ップの数を減らし、しかも十分な処理速度を維持し得る
別の実施例を示す。
【0068】この回路においては、図2の実施例のよう
にマルチプレクサとトレースバックレジスタとを完全に
インタリーブする代わりに、トレースバックレジスタの
第1段だけを多重化回路の入力側に配置し、残りの段を
単一ブロックとして構成している。
【0069】このために、メモリ20は、各々が例えば
8ビット語を記憶する複数のブロック20a,20b,
...20hに分割され、(個別ブロックを選択するた
めに外部制御信号を使用できるように)各ブロックが高
インピーダンス出力状態を有している。これらのブロッ
クは幅8ビットの共通バス40に接続されている。 図示の実施例においては、各々が8ビットの8つのブロ
ックが並列に配置されている。
【0070】アドレス復号器50は、1つのブロックを
起動し、残りの全部のブロックを高インピーダンス状態
に維持する(選択信号CS1〜CS8)。
【0071】バス40上の8ビットは、トレースバック
レジスタの第1段を構成する8個1組のDフリップフロ
ップ31に与えられ、これらのフリップフロップの出力
は8入力1出力マルチプレクサ60に与えられる。該マ
ルチプレクサ60は単一出力に情報ビットS(t−1)
を送出する。
【0072】出力側には、フリップフロップ32〜36
の形態のトレースバックレジスタの残りのn−1段(考
察中の実施例では5段)が存在する。最終フリップフロ
ップが、必要な情報ビットS(t−6)を送出する。
【0073】8入力1出力マルチプレクサは、予め選択
された8つのビットS(t)から所望ビットを選択する
ためにマルチプレクサの直後のシフトレジスタの3つの
段のビットS(t−4)、S(t−3)、S(t−2)
によって制御される。
【0074】アドレス復号器自体は、ビットS(t−n
),S(t−n+1)...S(t−4)、即ち考察中
の実施例ではトレースバックレジスタの最終3段のビッ
トS(t−4),S(t−5)及びS(t−6)によっ
て制御される。
【0075】メモリ20の種々のブロックのデータ記憶
の割り当てに関して説明すると、第1ブロック20aは
ビットB0,B8,B16,B24,B32,B40,
B48及びB56を記憶し、第2ブロック20bは、ビ
ットB1,B9,...B57を記憶し、以下同様にし
て、第8ブロック20hはビットB7,B15,...
B63を記憶する。
【0076】本発明の回路のいずれの実施例においても
、ビタビトレースバックアルゴリズムの実行速度をかな
り促進できる。
【0077】実際、得られる速度増加の割合は、符号器
の状態数に左右され、図1に示す従来技術の回路の2〜
10倍になる。符号器の状態数が多いとき(記載の実施
例のように64状態とき)、速度増加は約3〜4倍にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のビタビアルゴリズムのトレースバッ
ク段の概略図である。
【図2】図1と同じ機能を実行する本発明のアーキテク
チャの第1実施例の概略図である。
【図3】図1と同じ機能を実行する本発明のアーキテク
チャの第2実施例の概略図である。
【符号の説明】
10,20  メモリ 21,22,23,24,25,26  マルチプレク
サ31,32,33,34,35,36  フリップフ
ロップ40  バス 50  アドレス復号器 60  マルチプレクサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  n個のフリップフロップを有する符号
    器による符号化によって生じた可能遷移図を表すトレリ
    スの複数のパスの逆走査を含むビタビアルゴリズムの段
    階を実行する回路であり、トレリスの各ノードがN=2
    nビットの語によって表されており、符号化中に決定さ
    れたトレリスのパスを復元し、該パスを採用した情報ビ
    ットシーケンスを再生するために前記回路が、複数の可
    能な生き残りパスから最小メトリックを有するパスを選
    択する畳込み符号の復号回路であって、前記回路が、前
    記N=2nビットの複数の語を記憶するメモリと、前記
    メモリの出力にカスケード接続されたn群の2入力1出
    力マルチプレクサとを含み、前記マルチプレクサは、メ
    モリの2n個の出力を順次組み合わせて1つの出力を生
    成し、各マルチプレクサの出力にDフリップフロップが
    配備されており、1つの最終フリップフロップが、所望
    パスを表す情報ビットを逐次出力し、各マルチプレクサ
    の選択信号が前記最終フリップフロップの出力であるこ
    とを特徴とする畳込み符号の復号回路。
  2. 【請求項2】  n個のフリップフロップを有する符号
    器による符号化によって生じた可能遷移図を表わすトレ
    リスの複数のパスの逆走査を含むビタビアルゴリズム段
    階を実行する回路であり、トレリスの各ノードがN=2
    nビットの語によって表されており、符号化中に決定さ
    れたトレリスのパスを復元し、該パスを採用した情報ビ
    ットシーケンスを再生するために前記回路が、複数の可
    能な生き残りパスから最小メトリックを有するパスを選
    択する畳込み符号の復号回路であって、前記回路が更に
    、MがM=2mの形態でNの約数であるときに、前記N
    =2nビットの複数の語を、各Mビットを個別に選択で
    きるN/M個のブロックの形態で記憶し、各ブロックの
    出力を幅Mビットの共通バスに与えるメモリと、前記M
    ビットのブロックの1つを選択し、前記バスに与える選
    択回路と、前記バスに与えられたMビットを、各バスラ
    インとマルチプレクサの対応入力との間に挿入されたD
    フリップフロップを介してその入力に受信するM入力1
    出力マルチプレクサと、マルチプレクサの出力に接続さ
    れたDフリップフロップの直列集合とを含み、前記直列
    集合の最終フリップフロップが、所望パスを表す情報ビ
    ットを逐次出力し、マルチプレクサの選択信号、及び選
    択回路のコマンド信号が、前記直列集合の継続するフリ
    ップフロップの夫々の出力であることを特徴とする畳込
    み符号の復号回路。
JP3158941A 1990-06-28 1991-06-28 畳込み符号の復号回路 Pending JPH04241521A (ja)

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CA2045882A1 (fr) 1991-12-29
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