JP3306116B2 - 光学装置 - Google Patents

光学装置

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JP3306116B2
JP3306116B2 JP25321392A JP25321392A JP3306116B2 JP 3306116 B2 JP3306116 B2 JP 3306116B2 JP 25321392 A JP25321392 A JP 25321392A JP 25321392 A JP25321392 A JP 25321392A JP 3306116 B2 JP3306116 B2 JP 3306116B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学装置に関し、より
詳しくは、例えば電子写真式の複写機等の光学走査手段
に用いて好適な光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の光学装置50において
は、図5に示すように箱形状のケース51の一方の端面
に設けた開口部52に、外部から光束(例えば原稿の光
学読取り情報を含む光束)を集光する集光レンズユニッ
ト53を図示しない駆動機構を用いて出入可能に備え、
この集光レンズユニット53のミラーユニット54に対
する焦点位置を適宜変更して画像形成倍率の変更等を行
うようにしている。
【0003】そして、前記開口部52は、自動露光セン
サ等を配置する関係から集光レンズユニット53の幅よ
りも若干大きめに設定されるのが通常である。この結
果、ケース51の内部に前記光束以外の迷光が入る場合
が生じ、迷光防止対策が問題となる。
【0004】このような迷光防止対策として、従来、図
6に示すように、開口部52に臨むケース51の一片に
ねじを用いてケース側マイラー片62を取り付け、ま
た、集光レンズユニット53の側面にねじを用いてレン
ズ側マイラー片61を取り付け、これらを重ね合わせる
配置とすることでケース51内への迷光の遮光を図って
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た迷光防止対策の場合、図7に示すように、集光レンズ
ユニット53を前記開口部52から前方へ大きく突出さ
せたような場合、それまでは重なり合っていたケース側
マイラー片61,レンズ側マイラー片62が離脱するこ
とになり、離脱する瞬間本来無用な大きな音を発生する
という問題があるとともに、ケース側マイラー片61,
レンズ側マイラー片62が離脱した後は、両者の間の空
間から外部の迷光がケース51内へ侵入してしまうとい
う問題がある。
【0006】そこで、本発明は、構成を改良し、無用な
騒音を伴うこと無く常に外部からの迷光の侵入を阻止し
える光学装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光学装置は、光
学的に閉塞され、少なくとも一面に開口部を有する筐体
と、この筐体内に設けられ前記開口部を通じて筐体内に
出入可能なレンズ手段と、このレンズ手段と前記開口部
との間に生じる隙間を前記レンズ手段の出入動作に追従
して弛み無く繰り出し又は巻き取られて光学的に閉塞す
る単一の帯状部材からなる光遮蔽手段とを具備するもの
である。
【0008】前記光遮蔽手段は、前記筐体内の前記レン
ズ手段の近傍に立設した支柱と、この支柱に一端を複数
回巻回するとともに突出端を前記レンズ手段に連結した
マイラーフィルムとにより構成したものである。
【0009】
【作用】上述した構成の光学装置の作用を以下に説明す
る。
【0010】この光学装置のレンズ手段が筐体の開口部
に対する出入動作を行う際に開口部に生じる空間は、光
遮蔽手段が集光レンズユニットの出入動作に追従して弛
み無く繰り出し又は巻き込まれて閉塞する。これによ
り、無用な騒音を伴うこと無く常に外部からの迷光の侵
入を阻止することができる。
【0011】前記光遮蔽手段を、前記筐体内の前記レン
ズ手段の近傍に立設した支柱と、この支柱に一端を複数
回巻回するとともに突出端を前記レンズ手段に連結した
マイラーフィルムとにより構成することにより、マイラ
ーフィルムの弛みの無い繰り出し又は巻き取り動作で上
述した作用を実現できる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0013】図1に示す光学装置1は、一方の端面に四
角形状の開口部3を設けた筐体としての箱形状のケース
2を基台4上に配置するとともに、ケース2内に外部か
らの原稿の光学読取り情報を含む光束を集光するレンズ
手段としての集光レンズユニット5と、この集光レンズ
ユニット5により集光した光を基台4の目的箇所(例え
ば感光体)に向けて反射するミラーユニット6と、ケー
ス2内に立設した支柱7及びこの支柱7に巻装するとと
もに突出端を前記集光レンズユニット5に連結した黒色
のマイラーフィルム8とからなる光遮蔽手段20を収納
している。
【0014】マイラーフィルム8は、前記集光レンズユ
ニット5の開口部3に対する出入動作に追従してその上
下両端をケース2の上下内面に接触しつつ弛み無く繰出
され又は巻き取られて、集光レンズユニット5の出入動
作に伴って生じる空間を閉塞するようになっている。
【0015】前記集光レンズユニット5,ミラーユニッ
ト6は、各々基台4に配置したレンズ駆動部11,ミラ
ー駆動部12により各々図1に示す矢印方向に駆動され
るようになっている。
【0016】前記レンズ駆動部11は、ケース4の後部
立ち上げ片4aに取り付けたレンズ駆動モータ(ステッ
ピングモータ)12と、前記集光レンズユニット5の移
動方向に沿って回転可能に配置した外周に図2に示すよ
うに螺旋状のねじを具備する第1の回転ねじ体13と、
この第1の回転ねじ体13に内周に設けたねじを螺合す
るとともに前記集光レンズユニット5の支持台5aに突
出部を連結した3個の移動ねじ体14と、前記レンズ駆
動モータ12の原動軸に取り付けた原動歯車15と、前
記第1の回転ねじ体13の端部に固着されるとともに原
動歯車15に噛合した従動歯車16とを具備し、レンズ
駆動モータ12の回転力を原動歯車15,従動歯車1
6,第1の回転ねじ体13及び移動ねじ体14を介して
集光レンズユニット5に伝達することで、この集光レン
ズユニット5を図1に示す矢印方向に駆動するようにな
っている。
【0017】前記ミラー駆動部12は、ケース4の後部
立ち上げ片4aに取り付けたミラー駆動モータ(ステッ
ピングモータ)22と、前記ミラーユニット6の移動方
向に沿って回転可能に配置した外周に図2に示すように
螺旋状のねじを具備する第2の回転ねじ体23と、この
第2の回転ねじ体23に内周に設けたねじを螺合すると
ともに前記ミラーユニット6の支持台6aに突出部を連
結した3個の移動ねじ体24と、前記ミラー駆動モータ
22の原動軸に取り付けた原動歯車25と、前記第2の
回転ねじ体23の端部に固着されるとともに原動歯車2
5に噛合した従動歯車26とを具備し、ミラー駆動モー
タ22の回転力を原動歯車25,従動歯車26,第2の
回転ねじ体23及び移動ねじ体24を介してミラーユニ
ット6に伝達することで、このミラーユニット5を図1
に示す矢印方向に駆動するようになっている。
【0018】尚、図1中、17,27は、各々第1の回
転ねじ体13,第2の回転ねじ体23の端部を支持する
支持部材、30はケース2内に設けた自動露光センサで
ある。
【0019】また、図2に示す第1の回転ねじ体13,
第2の回転ねじ体23は、光の反射を防止すべく、外周
全体をつや消しの黒色としている。
【0020】次に、上述した構成の光学装置1の作用を
前記集光レンズユニット5のケース2の開口部3に対す
る出入駆動の際の光遮蔽手段20の動作を主にし、か
つ、図3,図4をも参照して説明する。
【0021】この光学装置1の集光レンズユニット5
が、前記レンズ駆動部10により駆動されて開口部3に
対して図3に示す状態から図4に示す状態に移動する際
には、集光レンズユニット5の突出動作に追従して前記
マイラーフィルム8が図4に示すように音を出すこと無
く弛みの無い繰出し動作を行い、これにより、マイラー
フィルム8は上下両端をケース2の上下内面に接触しつ
つ弛み無く繰出され、集光レンズユニット5の出入動作
に伴って生じる空間を完全に閉塞する。
【0022】逆に集光レンズユニット5が、前記レンズ
駆動部10により駆動されて開口部3内に入っていく場
合には、上述した場合と逆にマイラーフィルム8は上下
両端をケース2の上下内面に接触しつつ音を出すこと無
く弛み無く支柱7に巻き取られる。
【0023】このような光遮蔽手段20の動作により、
外部からの迷光がケース4内に侵入することを完全に防
止できる。
【0024】本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々の変形が可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたので、光遮蔽手段の動作で無用な騒音を伴う
こと無く常に筐体の開口部における隙間に対する外部か
らの迷光の侵入を阻止することが可能な光学装置を提供
することができる。
【0026】また、本発明によれば、支柱、マイラーフ
ィルムを用いた構成で上述した効果を奏する光学装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例装置の概略斜視図
【図2】本発明の実施例装置の第1,第2の回転ねじ体
を示す一部省略正面図
【図3】本発明の実施例装置の動作を示す部分斜視図
【図4】本発明の実施例装置の動作を示す部分斜視図
【図5】従来装置の概略斜視図
【図6】従来装置の動作説明図
【図7】従来装置の動作説明図
【符号の説明】
1 光学装置 2 ケース 3 開口部 5 集光レンズユニット 6 ミラーユニット 7 支柱 8 マイラーフィルム 20 光遮蔽手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に閉塞され、少なくとも一面に開
    口部を有する筐体と、この筐体内に設けられ前記開口部
    を通じて筐体内に出入可能なレンズ手段と、このレンズ
    手段と前記開口部との間に生じる隙間を前記レンズ手段
    の出入動作に追従して弛み無く繰り出し又は巻き取られ
    光学的に閉塞する単一の帯状部材からなる光遮蔽手段
    とを具備することを特徴とする光学装置。
  2. 【請求項2】 前記光遮蔽手段は、前記筐体内の前記レ
    ンズ手段の近傍に立設した支柱と、この支柱に一端を複
    数回巻回するとともに突出端を前記レンズ手段に連結し
    たマイラーフィルムとにより構成したものである請求項
    1記載の光学装置。
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