JP3306105B2 - 衝撃ミルまたはハンマーミルのためのロータ及びその製造方法 - Google Patents

衝撃ミルまたはハンマーミルのためのロータ及びその製造方法

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JP3306105B2 JP22042692A JP22042692A JP3306105B2 JP 3306105 B2 JP3306105 B2 JP 3306105B2 JP 22042692 A JP22042692 A JP 22042692A JP 22042692 A JP22042692 A JP 22042692A JP 3306105 B2 JP3306105 B2 JP 3306105B2
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、互いに溶接され鋳鋼か
ら成る複数個のロータディスクを有し、該ロータディス
クが互いに接触している幅広のボスを有し、ロータディ
スクが環状溶接継ぎ目によってボスにおいて溶接されて
いる衝撃ミルまたはハンマーミルのためのロータ及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の公知のロータの場合、ロータ本
体に十分な剛性を持たせるために、ロータディスクがそ
の外側領域において互いに溶接されている(ドイツ実用
新案登録第1831058号公報及びドイツ実用新案登
録第6601200号公報)。しかしハンマーミルの場
合、衝撃ハンマーに必要とする空間の間にはわずかな領
域しかなく、従って溶接継ぎ目が中断されている。この
ことは、このようにして溶接された衝撃ミルのロータに
対してもいえることであるが、衝撃ミルのロータの溶接
継ぎ目は長く、複雑でもある。よってこのようなロータ
の製造にはコストを要する。さらにロータの外側領域は
非常に摩耗しやすく、従ってそこにある溶接継ぎ目も損
傷をこうむる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、複数
個のロータディスクから溶接により組み立てられるロー
タを確実に且つ安価に溶接できるようなロータ及びその
製造方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、ロータにおいては、環状溶接継ぎ目のため
にボスの端面に設けられる繰り抜き部が、その外稜から
ボスの半径方向の厚さのかなりの部分にわたって延びて
いること、隣接するロータディスクの繰り抜き部によっ
て形成される溶接継ぎ目溝が溶接材で充填されているこ
とを特徴とし、その製造方法においては、繰り抜き部を
備えたロータディスクのボスの軸方向端部に、内側か
ら、正確にフィットする筒状の繰り抜き部を備えさせる
こと、繰り抜き部に嵌合するリングディスク、及び場合
によってはリングディスクに挿入される管を用いて、ロ
ータディスクを互いに調心状態で並設し、リングディス
クの回りに周方向へ回転させることにより互いに整向さ
せること、溶接継ぎ目のために設けられ繰り抜き部によ
って形成される溝の底に外側から、またはリングディス
クのエッジ部分を通じて接近可能な位置において内側か
ら、溶接点によりロータディスクを一時的に互いに連結
させること、管を挿入していない場合には、一時的に互
いに連結されているロータディスクから成るユニットの
両端から突出するように管をリングディスクに挿入する
こと、ロータディスクから成っている前記ユニットを、
管の端部とともに溶接装置の二つのローラ対の上に載置
し、そして溶接装置に設けられている駆動装置を用い
て、溶接機をロータディスクの間においてボスまで到達
させた状態で、または溶接継ぎ目溝のなかに侵入させた
状態で、緩速に回転させることを特徴とするものであ
る。
【0005】上記環状溶接継ぎ目を形成するにあたっ
て、ロータディスクがそのボスによって互いに突合せに
なっているならば、ロータディスクがその外側ゾーンに
おいてある程度互いに間隔を持っていれば特に好都合で
ある。このようにすると、溶接機を周囲からボスに達す
るようにすることができる。即ちロータディスクを非常
に簡単に且つ迅速に溶接することができる。この場合、
ロータディスクは互いに調心状態で一時的に固定または
連結されてその共通の軸線の回りに回転せしめられる。
次に、ロータディスクの間においてボスまで達している
定置の溶接機によってすべての環状溶接継ぎ目を同時に
形成させることができる。これに対して溶接された公知
のロータで必要な溶接継ぎ目は手で案内される溶接機を
用いてしか形成させることができない。
【0006】なるほどドイツ特許第3317070号明
細書から知られているロータの場合には、環状のロータ
ディスクがその内縁によって、軸として用いられるドラ
ムに溶接されている。しかし、それぞれのリングディス
クにたいして二つの溶接継ぎ目を形成させねばならず、
一方本発明によるロータの構成では、隣接する二つのロ
ータディスクのそれぞれの環状溶接継ぎ目を互いに連結
させればよい。その際安定なロータ本体が生じる。この
ロータ本体は例えばその全長にわたって軸の上で案内さ
せる必要はなく、その両端だけを軸で支持させればよ
い。従ってロータディスクの正確な回転は両端のロータ
ディスクの一部分において必要であるにすぎない。
【0007】互いに間隔を持って配置される複数個のロ
ータディスクを組み合わせた衝撃ミルのロータの場合、
ロータディスクの縁部分に取り付けられた衝撃板を支持
するため、一般には、縁部分の、周方向にて後側に、ロ
ータの全幅にわたって延びる支持桁が設けられる(ドイ
ツ特許第1257541号公報)。
【0008】溶接継ぎ目によってロータディスクを互い
に連結させる場合、ボスの端面の外側エッジに設けられ
る溶接ビードは、特に粗破砕機の場合に使用されるよう
な大型のロータにおける溶接ビードは、このような破砕
機の作動時に生じる衝撃応力及び衝突応力に関して、必
要な強度を有していないことがある
【0009】従って、溶接継ぎ目のためにボスの端面に
設けられる繰り抜き部が、外側エッジから、ボスの半径
方向の厚さのかなりの部分にわたって延びて、溶接材に
より充填されることが有利であり、場合によってはこれ
が必要である場合がある。
【0010】場合によってはかなりの厚さを有している
溶接継ぎ目の形成は、種々の方法で行うことができる。
最も有利な方法は、溶接継ぎ目を複数の重なった層から
形成することである。このため、互いに調心され、周方
向において互いに整向され、且つ水平方向のスラスト位
置で互いに固定されるロータディスクを、ボスまで達
し、または前記繰り抜き部の間に達している定置の溶接
機の下方へ何度もゆっくりと回転させ、その結果それぞ
れ二つの繰り抜き部によって形成される溝の底から順
次、溝が溶接材によって充填されるまで溶接継ぎ目が形
成される。この工程は、既に述べたように、溝の数量に
相当する数量の溶接機が存在する場合には、一つのロー
タのすべての溝において同時に実施することができる。
溶接機が溶接ワイヤー自動供給装置を備えていて、ロー
タが1回転するたびに溶接機が溶接層の厚さに相当する
距離だけ自動的に戻されるならば、大型のロータにおい
て溶接ビードの数量が50個であり、個々の溝に形成さ
れる溶接継ぎ目の長さがほぼ100メートルにわたって
も、作業力と時間を最小にして溶接継ぎ目を形成させる
ことができる。
【0011】溝の深さを選定するにあたっては、適当な
端面を備えた環状のリブがボスに残り、この環状のリブ
により、複数のロータディスクを同時に固定するときに
隣接するボスに接合させるようにしなければならないこ
とは言うまでもない。
【0012】これらのリブは、場合によっては溶接過程
時に溶出させることができ、その結果リブが端面の内側
エッジの近くに設けられている場合には、ボスを端面全
体にわたって互いに溶接させることができる。
【0013】ロータディスクは、同時に固定する場合互
いに正確に調心されねばならないが、ロータディスクに
設けられるエッジ部分を互いに正確に整列させるために
は、周方向において互いに整向する必要もある。ロータ
ディスクは、並設後水平位置において同時に固定され、
一方溶接は、ロータディスクを鉛直方向に配置して、即
ちロータ軸線を水平に設置して行わねばならないので、
同時に固定される複数のロータディスクを一つの位置か
ら他の位置へ移動させねばならない。複数のロータディ
スクを軸方向において同時に固定すると、ロータディス
ク相互のずれを確実に阻止することができないので、溶
接継ぎ目のために設けられる繰り抜き部をボスの端面に
設けたロータディスクの組立て方法は、請求項2に記載
されている。
【0014】リングディスクを用いたロータディスク相
互の調心は、種々の方法で行うことができる。例えば、
ボスの筒状の繰り抜き部すべてにリングディスクを挿入
し、リングディスクを備えさせたロータディスクを、一
時的に互いに連結されるロータディスクから成るユニッ
トを担持するためにも用いる管に取り付けることができ
る。
【0015】ところで、筒状の繰り抜き部の大きさとリ
ングディスクの幅とは、リングディスクを隣接する二つ
のロータディスクの繰り抜き部に係合させることがで
き、これによってリングディスクを互いに直接的に調心
できるように選定することができる。この場合ロータデ
ィスクは、一つのリングディスクを介して互いに接合さ
れ、次にリングディスクの回りに周方向に回転させるこ
とにより互いに整向される。
【0016】ロータディスクのボスを外側から互いに連
結させるばかりでなく、簡単な環状溶接継ぎ目を用い
て、即ちわずかな層から成る環状溶接継ぎ目を用いて内
側からも互いに連結させることができるのが有利であ
る。このためにボスは、筒状の繰り抜き部のほかに、環
状リブの内側に設けられる小さな繰り抜き部をも備えて
いる。
【0017】溶接継ぎ目を形成させるため、請求項2の
工程c)に従って、溶接継ぎ目溝の底に設けられる溶接
点によってロータディスクを互いに連結させた後、リン
グディスクを遠ざける。この場合内側のリングディスク
を破壊しなければならない。次に、環状溶接継ぎ目を手
で形成させる。その後、有利には内側のリングディスク
よりも強度が大きいように選定されている外側の二つの
リングディスクを再び外側の二つのロータディスクに挿
入させる。次に、請求項2の工程d)とe)が行われ
る。
【0018】互いに連結されるロータディスクは重量が
重く、従って溶接時の熱放散が大きいので、ロータディ
スクを一時的に連結させる前に、該ロータディスクを例
えば予熱炉内で予熱し、最終的に溶接継ぎ目を形成させ
る前にロータディスクをすべて125ないし250℃の
高温に予熱し、この高温を溶接過程の間保持するように
するのが有利である。これは炎管を用いて行うことがで
きる。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて
説明する。
【0020】図示したロータは、それぞれ、鋳鋼で製造
される複数個のロータディスク1を有している。ロータ
ディスク1は、中心の筒状の穴2と、これを取り囲んで
いるより幅広のボス3とを備えている。ロータディスク
1は、これに設けられる粉砕工具(衝撃ハンマー4、衝
撃板5)の種類に応じて、外側の縁に幅広の支持体6ま
たは7を有している。支持体6または7は、図1から8
までに図示した実施例の場合、隣合うロータディスク1
の支持体6または7の間に隙間8が生じるように構成さ
れている。
【0021】隣合うロータディスク1のボス3は、その
外側の稜において、環状溶接継ぎ目9によって互いに連
結されている。この環状溶接継ぎ目9を形成させるた
め、ボス3にて取付けピン10によって相互に心合わせ
され且つ互いに固定されるロータディスク1をゆっくり
と回転させる。この場合、隙間8を通ってボス3にまで
達する定置の溶接機が環状溶接継ぎ目9を生じさせる。
【0022】図1と2に図示したハンマーミルロータの
場合、環状溶接継ぎ目9を形成させた後、最終組立ての
ため、衝撃ハンマー4をロータディスク1の間に保持さ
せ、その軸11をロータの端面側から支持体6の貫通す
る収容穴のなかに挿入する。一方図3と4に図示した衝
撃ミルロータの場合には、衝撃板5を外部から縁部分1
2のなかに挿入させ、楔13と押圧要素14とにより支
持体7に押圧させる。
【0023】図5ないし8からわかるように、ボス幅の
異なるロータディスクから種々の幅のロータを形成させ
ることができ、その結果簡潔な支持保持構造で、細分化
されたロータの製造が可能である。
【0024】図9と10に示すように、2つのロータデ
ィスク1だけを設けることもできる。場合によってはボ
ス状のリング3’を介在させてもよい。この場合、変形
例では、ロータディスク1のディスクエッジ1’に支持
梁15が溶接により固定される。このため支持梁15
は、ロータボス本体を先に溶接した後に取り付けられ
る。従って、小型の衝撃ミルのロータのために設けられ
るこの実施例の場合も、周囲溶接が(自動的にも)可能
である。
【0025】図11に図示したロータ11では、溶接継
ぎ目9を大きくするため、ロータディスク1はそのボス
3の端面に繰り抜き部17を備えている。繰り抜き部1
7に続いて環状リブ18が設けられている。このリブ1
8の端面によって、互いに隣接するロータディスク1が
接している。溶接過程が終了すると、溶接継ぎ目溝16
は、溶接継ぎ目9を形成する溶接材によって充填され
る。
【0026】次に、ロータディスク1を互いに溶接する
ために必要な補助手段を、作業工程の説明に関連させて
説明することにする。
【0027】ロータディスク1は、その環状リブ18が
互いに接するように互いに中心を合わせて(調心)、且
つ周方向に対向するように位置合わせされる。調心は、
ボス3の筒状の繰り抜き部22に挿入されているリング
ディスク20,21と、管23とを用いて行う。管23
には、ロータディスク1がリングディスク20,21と
ともにスライドして取り付けられ、且つ管23上でロー
タディスク1は周方向に回転せしめられることにより互
いに整向せしめられ、その結果、ロータディスク1に設
けられているエッジ部分12が互いに整列する。次に、
回し板24を介して管23を外側のロータディスク1と
相対回転不能に連結させる。この状態で、溶接継ぎ目溝
16の底に設けられる溶接点25によってロータディス
ク1を互いに一時的に連結させる。場合によっては、溶
接点25によってロータディスク1を一時的に連結さ
せ、管23とリングディスク20,21とを取りだした
後(この場合内側のリングディスク21を破壊しなけれ
ばならない)、環状リブ18内側のボス3の内側の突合
せ継ぎ目に環状溶接継ぎ目26を設けてもよい。管23
は、外側の二つのリングディスク20を再度取り付けた
後、再びこれらのリングディスク20に挿入させること
ができる。このような状況を図11に示す。図11にお
いてリングディスク21を破線で示したのは、この作業
段階では既に離隔されてしまった後だからである。
【0028】上記の作業工程の合目的な変形例は、調心
と周方向における整向とを行うため、リングディスク2
1の幅を、該リングディスク21が隣接する二つのロー
タディスクの繰り抜き部に係合するような大きさに選定
することにより得られる。このようにして調心と周方向
における整向とを行った後、ロータディスクは、このた
めに設けられるロータディスクのエッジ部分の領域にお
いて一時的に内側から溶接点により連結される。リング
ディスク21を離隔させた後、前記の環状溶接継ぎ目2
6がボス3の内側の突合せ継ぎ目に形成される。その
後、この管に取り付けられていた外側のリングディスク
のなかに管23を挿入する。
【0029】次に、互いに連結されているロータディス
ク1を管23とともに水平方向のスラスト位置へ回動さ
せ、溶接装置の上へ持ち来す。溶接装置は台架27を有
し、台架27は二つのローラ対28を備えている。ロー
ラ対28上には、管23の、ロータディスク1を越えて
突出している端部が、載置される。ローラ対28は、駆
動可能である。台架27上にあり、一時的に互いに連結
されているロータディスク1から成るユニットを越える
ように、台架27に固定されているブラケット29が延
在している。このブラケット29に複数の溶接機30が
配置されている。これらの溶接機30は、それぞれ、溶
接ワイヤーを供給するための供給管と、溶接粉末を供給
するための供給管と、あふれた溶接粉末を吸い出す吸い
出し管とを有し、隣接するロータディスク1の外側クラ
ウン7の間にある環状隙間8を通って、ロータディスク
1のボス3の間にある溶接継ぎ目溝16まで延びてい
る。場合によっては、この溶接継ぎ目溝16に侵入して
いてもよい。その侵入深さは調節可能である。
【0030】溶接過程の際には、ロータディスク1から
成るユニットはゆっくり回転せしめられる。この場合溶
接継ぎ目溝16内には、その底から順次溶接層が複数ま
たは多数蛇行状に重ねられて、溶接継ぎ目溝16が溶接
材で充填される。この場合、溶接機30は順次適宜に持
ち上げられる。
【0031】溶接終了後、管23とリングディスク20
と21は、このようにして形成されたロータ本体から離
隔され、ロータ本体には、軸及び衝撃板のような他の部
材が装着される。
【0032】次に、本発明の実施態様を列記しておく。
【0033】(1)溶接継ぎ目(9)が、溶接材を重ね
た複数の層から成っていることを特徴とするロータ。
【0034】(2)工程c)を実施した後リングディス
ク(20,21)を離隔させ、隣接するボス(3)の突
合せ位置に内側から環状溶接継ぎ目(26)を形成さ
せ、次に外側の二つのリングディスク(20)を再び挿
入することを特徴とする製造方法。
【0035】(3)ロータディスク(1)を一時的に連
結させる前に、ロータディスクの材料成分に応じて該ロ
ータディスクを予熱炉内で125ないし250℃の温度
に予熱し、ロータディスクから成るユニットを、溶接継
ぎ目(9)を形成させる前に炎管等を用いて前記温度に
予熱し、またはこの温度を溶接過程の間維持することを
特徴とする製造方法。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、複数個のロータディス
クから溶接により組み立てられるロータを確実に且つ安
価に溶接することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるハンマーミルのロータの横断面図
である。
【図2】本発明によるハンマーミルのロータの縦断面図
である。
【図3】本発明による衝撃ミルのロータの横断面図であ
る。
【図4】本発明による衝撃ミルのロータの縦断面図であ
る。
【図5】衝撃ミルのロータの幅に関する1実施例の縮小
図である。
【図6】衝撃ミルのロータの幅に関する変形実施例の縮
小図である。
【図7】衝撃ミルのロータの幅に関する変形実施例の縮
小図である。
【図8】衝撃ミルのロータの幅に関する変形実施例の縮
小図である。
【図9】本発明による小型の衝撃ミルのためのロータの
横断面図である。
【図10】本発明による小型の衝撃ミルのためのロータ
の縦断面図である。
【図11】図4のロータの変形例であり、別の予溶接部
と、溶接装置の台架上でロータディスクを互いに調心さ
せ整向するための手段とを備えた変形例の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ロータディスク 3 ボス 7 外側リム 9 溶接継ぎ目 16 溶接継ぎ目溝 17 繰り抜き部 20,21 リングディスク 22 筒状の繰り抜き部 23 管 25 溶接点 30 溶接機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロルフ ケーニヒ ドイツ連邦共和国 ヴェー・4404 テル クテ ジーメンス・シュトラーセ 5ツ ェー (56)参考文献 特開 昭49−120257(JP,A) 特開 昭49−46004(JP,A) 特開 昭50−158544(JP,A) 米国特許3151816(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 13/00 - 13/31

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに溶接され鋳鋼から成る複数個のロ
    ータディスクを有し、該ロータディスクが互いに接触し
    ている幅広のボスを有し、ロータディスク(1)が環状
    溶接継ぎ目(9)によってボス(3)において溶接され
    ている衝撃ミルまたはハンマーミルのためのロータにお
    いて、 環状溶接継ぎ目(9)のためにボス(3)の端面に設け
    られる繰り抜き部(17)が、その外稜からボス(3)
    の半径方向の厚さのかなりの部分にわたって延びている
    こと、 隣接するロータディスク(1)の繰り抜き部(17)に
    よって形成される溶接継ぎ目溝(16)が溶接材で充填
    されていること、 を特徴とする衝撃ミルまたはハンマーミルのためのロー
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の衝撃ミルまたはハンマ
    ーミルのためのロータの製造方法において、 a) 繰り抜き部(17)を備えたロータディスク
    (1)のボス(3)の軸方向端部に、内側から、正確に
    フィットする筒状の繰り抜き部(22)を備えさせるこ
    と、 b) 繰り抜き部(22)に嵌合するリングディスク
    (20,21)、及び場合によってはリングディスク
    (20,21)に挿入される管(23)を用いて、ロー
    タディスク(1)を互いに調心状態で並設し、リングデ
    ィスク(20,21)の回りに周方向へ回転させること
    により互いに整向させること、 c) 溶接継ぎ目(9)のために設けられ繰り抜き部
    (17)によって形成される溝(16)の底に外側か
    ら、またはリングディスク(21)のエッジ部分を通じ
    て接近可能な位置において内側から、溶接点(25)に
    よりロータディスク(1)を一時的に互いに連結させる
    こと、 d) 管(23)を挿入していない場合には、一時的に
    互いに連結されているロータディスク(1)から成るユ
    ニットの両端から突出するように管(23)をリングデ
    ィスク(20,21)に挿入すること、 e) ロータディスク(1)から成っている前記ユニッ
    トを、管(23)の端部とともに溶接装置(27−3
    0)の二つのローラ対(28)の上に載置し、そして溶
    接装置(27−30)に設けられている駆動装置を用い
    て、溶接機(30)をロータディスク(1)の間におい
    てボス(3)まで到達させた状態で、または溶接継ぎ目
    溝(16)のなかに侵入させた状態で、緩速に回転させ
    ること、を特徴とする製造方法。
JP22042692A 1991-08-22 1992-08-19 衝撃ミルまたはハンマーミルのためのロータ及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3306105B2 (ja)

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