JP3305207B2 - 重量式選別装置 - Google Patents

重量式選別装置

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JP3305207B2 JP22297396A JP22297396A JP3305207B2 JP 3305207 B2 JP3305207 B2 JP 3305207B2 JP 22297396 A JP22297396 A JP 22297396A JP 22297396 A JP22297396 A JP 22297396A JP 3305207 B2 JP3305207 B2 JP 3305207B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクル用ごみ
のうち、重量物である壜類やスチール缶と軽量物である
ペットボトル、アルミ缶とを分離する重量選別装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、破砕物を対象とした重量式選別装
置には、風力を利用して軽量のシート片やプラスチック
片を吹き飛ばして分離するものがあるが、破砕前で風圧
面積が一定しないものの分離は困難である。また破砕前
のリサイクル用ごみを選別する重量式選別装置として、
図3に示すように、側方に傾斜するコンベヤ装置1上
に、多数の金属製チェーン2aを垂下したチェーンカー
テン2を配置し、コンベヤ装置1上に投入されたごみの
うち、軽量物をチェーンカーテン2に案内させ、重量物
はチェーンカーテン2を通過させて排出分離するものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リサイクル用
ごみのうち、ガラス壜は後工程で色別に分離されて再利
用されるため、破損すると色による分別が不可能にな
り、再利用が困難になる。このため回収された壜を破損
しないことが重要なポイントとなってきている。
【0004】ところが上記重量式選別装置では、壜がチ
ェーンカーテン2に接触して破損されやすいという問題
があった。本発明のうち請求項1記載の発明は、上記問
題点を解決して、壊れやすいものを破損させることなく
重量物と軽量物とに分離させることができる重量式選別
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1記載の発明は、被選別物を入口側か
ら出口側に案内する振動コンベヤの搬送面に、入口側で
被選別物が投入されるとともに被選別物を案内する複数
のガイド溝が搬送方向に沿って形成された主搬送路と、
軽量物を搬送する副搬送路とを並設し、主搬送路に軽量
被選別物を副搬送路側に付勢する複数の分離エアのエア
噴射孔を配設したものである。
【0006】上記構成によれば、入口側から主搬送路に
投入された被選別物は、振動されて個々に分散されつつ
出口側に搬送され、さらにエア噴射孔から噴射された分
離エアにより副搬送路側に付勢される。これにより、重
量物はガイド溝に止まって出口側に搬送されるが、軽量
物はガイド溝を越え副搬送路側に押し出されて分離さ
れ、出口側に搬送される。これにより主搬送路の出口に
重量物を排出できると共に、副搬送路の出口に軽量物を
分離排出することができる。したがって、被搬送物中に
壊れやすい壜類などがあっても破損されることなく、被
選別物を重量物と軽量物とに分離することができる。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記構成にお
いて、ガイド溝は、副搬送路側の傾斜面が反対側の傾斜
面より傾斜角の小さいV形に形成され、副搬送路と反対
側の傾斜面に分離エアのエア噴射孔を配置したものであ
る。
【0008】上記構成によれば、軽量物を小さい分離エ
ア圧で副搬送路に分離することができ、分離精度を向上
できるとともに、分離エアのエア噴射孔も搬送面に突出
することなく配置でき、搬送の障害となることもない。
【0009】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る重量式選別
装置の実施の形態を図1,図2に基づいて説明する。こ
の重量式選別装置は、たとえばごみのリサイクル施設に
配置されて収集された缶、壜、ボトルなどのリサイクル
ごみを重量物と軽量物に分離するものである。
【0010】振動コンベヤ装置11は、架台12上に弾
性支持部材である複数の防振用コイルばね12aにより
弾性支持されたトラフ13が配設され、このトラフ13
は、底板13aと天板13bと左右側板13c,13c
とにより矩形箱体状の中空に形成されている。そしてト
ラフ13には、左右ガイド板14,14の間の天板13
b上に、被選別ごみを入口15から出口16に案内する
搬送面17が形成され、またトラフ13の底部にトラフ
13全体を所定方向に所定の周期で振動させて被選別ご
みを入口15から出口16に搬送する加振装置19が設
けられている。この搬送面17は、入口15の供給シュ
ート15aから被選別ごみが投入されるとともに被選別
ごみを案内するたとえば3本のガイド溝18が搬送方向
に沿って形成された主搬送路17Aと、この主搬送路1
7Aの一側部に並設された軽量物を搬送する副搬送路1
7Bとで構成されている。
【0011】前記ガイド溝18は、副搬送路17B側の
傾斜面18aの傾斜角が、反対側の傾斜面18bよりも
小さいV形に形成され、被搬送ごみ中の軽量物が副搬送
路17B側に乗り越えやすく構成されている。
【0012】前記トラフ13の中空部は、中間部で搬送
方向の仕切り板21に仕切られて主搬送路17Aの下部
に風箱22が形成されている。この風箱22には伸縮継
手23を介してエア供給管24が接続され、エアコンプ
レッサー25から圧力調整弁26を介して所定圧に調整
された分離エアが風箱22に供給されている。またガイ
ド溝18において副搬送路17Bと反対側の傾斜面18
bには、風箱22内の分離エアが被搬送ごみを副搬送路
17B側に付勢する方向に噴射する分離エアのエア噴射
孔27が搬送方向に沿って所定間隔ごとに多数形成され
ている。
【0013】また主搬送路17Aの出口16には、重量
物トレイ31が配置されると共に、副搬送路17Bの出
口16には軽量物トレイ32が配置されている。これら
トレイ31,32に代えて搬送コンベヤを配置してもよ
い。
【0014】上記構成において、被選別ごみが供給シュ
ート15aから入口15に投入されると、加振装置19
により振動されるトラフ13の主搬送路17A上で適度
に分散され、ガイド溝18に沿って出口16側に搬送さ
れる。そして、搬送途中で風箱22からエア噴射孔27
を介して分離エアAが噴射され、被搬送物に当たると、
軽量物であるPETボトルやアルミ缶は傾斜面18bを
乗り越えて直接または次のガイド溝18を介して副搬送
路17Bに移送され、出口16から軽量物トレイ32に
排出される。一方、重量物であるガラス壜やスチール缶
は、傾斜面18aを乗り越えられず、ガイド溝18に沿
って搬送され、出口16から重量物トレイ31に排出さ
れる。
【0015】なお、上記実施の形態において、分離エア
の圧力を調整することにより、最大重量物であるガラス
壜のみを重量物として分離することもできる。
【0016】上記実施の形態によれば、振動コンベヤ装
置12の搬送面17に、ガイド溝18を有する主搬送路
17Aを設けて、ガイド溝18の傾斜面18aに分離エ
アAを噴射するエア噴射孔27を形成したので、振動に
よる搬送途中で、分離エアAにより軽量物を傾斜面を乗
り越えさせて、副搬送路17Bに移動させることがで
き、被選別ごみ中に壊れやすいガラス壜が混じっていて
も、割れることなく分離することができる。
【0017】また、ガイド溝18の副搬送路17B側の
傾斜面の傾斜角を小さく設定したので、小さい分離エア
圧で軽量物を分離することができ、分離精度を向上させ
ることができる。また副搬送路17B側に噴射するエア
噴射孔27を、副搬送路17B側に向く傾斜面18bに
形成したので、傾斜面18aからエアノズルを突出させ
る必要がなく、重量物をスムーズに搬送させることがで
きる。
【0018】したがって、後工程におけるガラス壜の色
選別を容易に行え、リサイクル壜の有効利用が促進され
る。
【0019】
【発明の効果】以上に述べたごとく、請求項1記載の発
明によれば、入口側から主搬送路に投入された被選別物
は、振動されて分散されつつガイド溝に沿って出口側に
搬送される。そして搬送途中でエア噴射孔から噴射され
た分離エアにより副搬送路側に付勢される。これによ
り、重量物はガイド溝に止まって出口側にそのまま搬送
されるが、軽量物はガイド溝を越え副搬送路側に押し出
されて分離され、出口側に搬送される。これにより主搬
送路の出口に重量物を排出できると共に、副搬送路の出
口に軽量物を分離排出することができる。このように振
動コンベヤにより搬送途中で分離エアにより重量物と軽
量物を分離するので、被搬送物中に壊れやすい壜類など
があっても破損されることなく、被選別物を重量物と軽
量物とに効果的に分離することができる。
【0020】また請求項2記載の発明によれば、軽量物
を小さい分離エア圧で副搬送路に分離することができ、
分離精度をより向上できるとともに、分離エアのエア噴
射孔も搬送面に突出することなく配置でき、搬送の障害
となることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る重量式選別装置の実施の形態を示
す横断面図である。
【図2】同重量式選別装置の全体斜視図である。
【図3】従来の選別装置を示し、(a)は側面図、
(b)は正面図である。
【符号の説明】
11 振動コンベヤ装置 13 トラフ 14 ガイド板 15 入口 16 出口 17 搬送面 17A 主搬送路 17B 副搬送路 18 ガイド溝 18a 傾斜面 18b 傾斜面 22 風箱 27 噴射孔 31 重量物トレイ 32 軽量物トレイ A 分離エア

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被選別物を入口側から出口側に案内する振
    動コンベヤの搬送面に、入口で被選別物が投入されると
    ともに被選別物を案内する複数のガイド溝が搬送方向に
    沿って形成された主搬送路と、軽量物を搬送する副搬送
    路とを並設し、主搬送路に軽量被選別物を副搬送面側に
    付勢する複数の分離エアのエア噴射孔を配設したことを
    特徴とする重量式選別装置。
  2. 【請求項2】ガイド溝は、副搬送路側の傾斜面が反対側
    の傾斜面より傾斜角の小さいV形に形成され、副搬送路
    と反対側の傾斜面に分離エアのエア噴射孔が配置された
    ことを特徴とする請求項1記載の重量式選別装置。
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