JP3304148B2 - 遠隔監視制御システムの監視用端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムの監視用端末器

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JP3304148B2
JP3304148B2 JP34289792A JP34289792A JP3304148B2 JP 3304148 B2 JP3304148 B2 JP 3304148B2 JP 34289792 A JP34289792 A JP 34289792A JP 34289792 A JP34289792 A JP 34289792A JP 3304148 B2 JP3304148 B2 JP 3304148B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔監視制御システム
の監視用端末器に関する。
【0002】
【従来の技術】図35は時分割多重伝送を用いた遠隔監
視制御システムの一例の概略構成を示す。このシステム
では中央制御装置1と、固有アドレスが設定された複数
の監視用端末器2及び制御用端末器3とが一対の信号線
4にて接続されている。
【0003】中央制御装置1から信号線4に送出される
伝送信号Vsは、図36(a)に示すように、信号送出
開始を示すスタートパルス信号ST、信号モードを示す
モードデータMD、端末器2、3を呼び出すアドレスデ
ータ信号AD、負荷L1 …を制御する制御データ信号C
D、チェックサムデータ信号CS及び返送信号期間を設
定する返送待機信号WTよりなるベースバンド方式の複
極(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調
によってデータが伝送されるようになっている。各端末
器2、3では、信号線4を介して受信された伝送信号V
sのアドレスデータと設定された固有アドレスとが一致
したときその伝送信号Vsの制御データを取り込むとと
もに、伝送信号Vsの返送待機信号WTに同期して監視
データ信号を電流モード(信号線4間を適当な低インピ
ーダンスを介して短絡して送出される信号)の返送信号
として返送するようになっている。
【0004】また中央制御装置1には、ダミー伝送信号
Vsを常時送出するダミー信号送信手段と、いずれかの
監視用端末器2から返送された図36(b)に示すよう
な割り込み信号Viが受信されたとき割り込み発生端末
器2を検出して該端末器2をアクセスし、監視データを
返送させる割り込み処理手段とが設けられており、一方
監視用端末器2には操作スイッチS1〜S4等の操作で監
視入力があったときにダミー伝送信号Vsのスタートパ
ルス信号STに同期して割り込み信号Viを発生すると
ともに、中央制御装置1からのアドレス確認モードの伝
送信号Vsの返送待機信号WTに同期して自己の固有ア
ドレスデータを返送する割り込み発生手段と、中央制御
装置1から割り込みに応答した割り込みアクセスモード
の伝送信号Vsが伝送されたときに監視入力に対応した
監視データを返送するデータ返送手段とが設けられてい
る。
【0005】このようにして中央制御装置1では上述の
如く監視用端末器2或いはワイヤレス中継端末器5、外
部インターフェース端末器6、パターン設定用端末器7
から中央制御装置1に返送された監視データに基いて対
応する負荷L1〜L4を制御する制御用端末器3に伝送す
る制御データCDを作成するとともに、その制御データ
CDを信号線4を介して当該制御用端末器3に時分割多
重伝送して負荷L1〜L4を制御するようになっている。
【0006】尚ワイヤレス中継端末器5は、光ワイヤレ
ス発信器Y、光ワイヤレス受信器Xおよびワイヤレス用
信号線8よりなる光ワイヤレスシステムのデータ中継を
行う端末器であり、光ワイヤレス発信器Yから発信され
た光信号を光ワイヤレス受信器Xにて受信し、受信され
たデータをワイヤレス用信号線8を介して受信するとと
もに、このデータを中央制御装置1に転送するようにな
っている。
【0007】また、外部インターフェース端末器6は、
外部制御装置9との間でデータ伝送用の端末器であり、
パターン設定端末器7は、データ入力部10から入力さ
れるパターン制御データを中央制御装置1に転送する端
末器である。なお、分電盤11あるいはリレー制御盤1
2内にも制御用端末器3を配設しており、制御用端末器
3の制御出力によって負荷制御用のリモコンリレー(手
元スイッチによってもオン、オフできるようにしたラッ
チングリレー)13が制御されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来監視用端
末器2は、信号線4に接続するための端子部としては端
子ねじ構造のものを使用していたが、一つ一つドライバ
でねじ締めを行わなければならず、端末器数が多数にな
ると非常に作業時間がかかるという問題があり、またそ
の際の締め付けトルクのばらつきにより、結線不良等が
発生する恐れがあった。
【0009】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは信号線をねじ締めなし
に接続することができて、作業性の向上と、結線の信頼
性を高め、しかも端子部の配設が容易で器体側の構造も
簡略化できる遠隔監視制御システムの監視用端末器を提
供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、中
央制御装置と、固有アドレスが設定された複数の監視用
及び制御用端末器とを一対の信号線にて接続し、中央制
御装置から各端末器を適宜アクセスして負荷を制御する
制御データ信号及び返送信号期間を設定する返送待機信
号を伝送する伝送信号を送出するとともに、該返送信号
期間に端末器から監視データに基づいて返送信号を送出
することにより、制御データ及び監視データを時分割多
重伝送するようにした遠隔監視制御システムに用いられ
るもので、操作スイッチと、中央制御装置からの伝送信
号の受信と操作スイッチの操作情報を監視データとして
返送するための端末回路部とを備え、既製の一般配線器
具のモジュール寸法に形成されて取付枠に装着される器
体内に端末回路部を内蔵するとともに、操作スイッチを
器体表面に露設した遠隔監視制御システムの監視用端末
器において、端子板及び端子板に対向して端子板との間
で信号線の線材を挟持する鎖錠ばねからなる速結端子部
及び速結端子部の解除釦をケースに内装し、速結端子部
に対応した信号線挿入孔及び解除釦の頭部を内部より嵌
めこみケース外部に臨ませるはめ込み孔をケースの一面
に開口するとともに、一面と対向するケースの他面側よ
り速結端子部に電気的に接続されている接続端子をケー
ス外に突出させた端子ユニットを用い、端末回路部を実
装したプリント配線基板に端子ユニットの接続端子を半
田付けして端子ユニットをプリント配線基板に実装する
とともに、端子ユニットの上記一面側を器体裏面に開口
した開口部に嵌め込んで器体裏面側に露出させ、端子ユ
ニットの速結端子部を信号線接続用端子部としたもので
ある。
【0011】
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、信号線を接続す
る端子部を速結端子部としたので、信号線をねじ締め等
によらずに接続することができ、そのため結線作業の時
間を大幅に短くすることができ、しかも結線のばらつき
もなく、結線を確実なものとすることができて、信頼性
が向上する。
【0013】しかも、端子板及び端子板に対向して端子
板との間で信号線の線材を挟持する鎖錠ばねからなる速
結端子部及び速結端子部の解除釦をケースに内装し、速
結端子部に対応した信号線挿入孔及び解除釦の頭部を内
部より嵌めこみケース外部に臨ませるはめ込み孔をケー
スの一面に開口するとともに、一面と対向するケースの
他面側より速結端子部に電気的に接続されている接続端
子をケース外に突出させた端子ユニットを用い、端末回
路部を実装したプリント配線基板に端子ユニットの接続
端子を半田付けして端子ユニットをプリント配線基板に
実装するとともに、端子ユニットの上記一面側を器体裏
面に開口した開口部に嵌め込んで器体裏面側に露出さ
せ、端子ユニットの速結端子部を信号線接続用端子部と
したので、端末器への速結端子部の組み込みは、端子ユ
ニットをプリント基板に半田付けして、その一面側を器
体の開口部に嵌めこむだけで良く、そのため器体側に速
結端子の収納部位を形成したり、或いは解除釦を配置す
る収納部位を形成する必要がなく、その結果成形構造が
複雑にならない上に、組み立て時にもこれら速結端子部
を構成する端子板、鎖錠ばね、解除釦を個々に配置収納
する作業が一切必要ないので、端末器としての組み立て
性が向上する。
【0014】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。 (実施例1)図1、図2は本発明の実施例1を示してお
り、この監視用端末器2は合成樹脂製成形品からなるボ
ディ15Aと、カバー15Bとで器体を構成し、その器
体の大きさを一般配線器具の1個のモジュール寸法に対
応させたもので、ボディ15Aの両端縁から上方に突設
した係合部16の嵌合孔17にカバー15Bの下端に形
成した突起18を弾性嵌合して、ボディ15Aとカバー
15bとを一体に組み合わせる構造としている。ここで
係合部16と重合する突起18の周辺部分は係合部16
と略一致する形状に凹設して組み合わせを容易としてあ
る。
【0015】ボディ15Aは一端側は下方に突出し、こ
の突出部内に端子部を構成する端子ユニット19を収納
する空所を設けるとともに、その突出部の底面、つまり
ボディ15Aの裏面には端子ユニット19の図において
下側の面が外部に露出する開口部20aを設けている。
また他端側及び中央部側には夫々アドレス及び種別設定
用のディップスイッチSW1 、SW2 の操作部を露出す
るための開口部20c、20bが設けられている。
【0016】ボディ15Aは内部に端末回路部を実装し
たプリント配線基板21が実装される。このプリント配
線基板21は下面に上記端子ユニット19の上側の面に
突出してある接続端子22を半田付けして端子ユニット
19内の速結端子部とプリント配線基板21の端末回路
部との接続と、端子ユニット19の保持とを行ってい
る。またプリント配線基板21の下面にはアドレス及び
種別設定用のディップスイッチSW1 、SW2 を実装し
ている。一方プリント配線基板21の上面には少なくと
も操作スイッチS1 と、負荷動作を表示するための発光
ダイオードLED 1 ,LED2 を実装してある。ここ
で、発光ダイオードLED1 、LED2 としては赤と緑
というように発光色の異なるものを用いて、色によって
容易に対応する負荷Lの動作状態を識別できるようにし
てある。
【0017】カバー15Bは、中央部を上方に突出し、
この突出部の上面に、操作スイッチS1 のハンドル23
を進退自在に露呈させるハンドル窓24と、発光ダイオ
ードLED1 、LED2 を露呈する表示窓25を形成し
ている。またこのカバー15bの両端縁からは夫々一対
の係止爪26を突設し、この係止爪26を用いて、一般
配線器具を壁面に埋設する場合に用いられる合成樹脂製
取付枠(図16の取付枠46’を参照)に着脱自在に取
付け可能としている。
【0018】なおこのカバー15Bの突設部の両端面の
基部には、金属製の取付枠(図7の取付枠46を参照)
に取り付ける場合に対応して嵌合取付け部27を設けて
ある。このカバー15bのハンドル窓24より突出した
ハンドル23の上面にはネームカード28が乗せられる
ともに、ネームカバー29が着脱自在に被着される構造
となっている。ネームカバー29の両端には切欠30が
設けられ、この切欠30内にハンドル23の両端に設け
られた突起31が弾性嵌合してハンドル23に取り付け
られる。
【0019】端子ユニット19は、図3乃至図5に示さ
れる構造を持つものであり、ケースはカバー32Aとボ
ディ32Bとを組み合わせて構成してあり、ボディ32
Bの両側面には図において上方が突出長さが長くなるよ
うに傾斜した爪33が設けてあり、他方カバー32Aの
両側から上方に係止孔部34を有する弾性脚片35が突
設してあり、爪33を係止孔部34に係止してカバー3
2Aとボディ32Bとをねじ等を用いることなく結合し
てあり、組み立て性が良いようにしてある。上記のよう
な構成のケース内には端子板36とこれに対向して端子
板36との間で信号線4の線材を挟持する鎖錠ばね37
とで構成した速結端子部38が内装してある。そして、
この速結端子部38は二つで一組となっており、これが
2組ケースに内装してある。そして各一組の速結端子部
38と他の一組の速結端子部38とはボディ32Bに設
けた絶縁仕切り壁(図示せず)により仕切ってある。各
端子板36はコ字状をしたコ字状部36aとコ字状部3
6aの下端部から下方に突出した突出端子部36bとで
構成してあり、突出端子部36bの一部を側方に凸曲さ
せて浮き上がり防止突部36cとしてある。鎖錠ばね3
7は略ム字状をしていて端子板36のコ字状部36a内
に収納してある。尚鎖錠ばね37は巾広い電線の径に対
応できるように巾を広くしてある。
【0020】ボディ32Bの外面部(上面部)には解除
釦はめ込み孔39が設けてあり、この押釦はめ込み孔3
9に解除釦40の頭部が移動自在にはめ込んであり、こ
の解除釦40の頭部の下部には板状をした絶縁用隔壁4
1が一体に垂設してあり、この板状をした絶縁用隔壁4
1の上部両側に錠ばね操作用突起部42が突設してあ
る。ボディ32Bの対向する内壁にレール溝(図示せ
ず)が設けてあり、絶縁用隔壁41の側端部がレール溝
にスライド自在にはめ込んである。そして、このように
絶縁用隔壁41をレール溝にはめ込んだ状態で一対の速
結端子部38を構成する2個の速結端子部38間に絶縁
用隔壁41が配設され、両速結端子部38を絶縁するも
のである。絶縁用隔壁41の上部両側の錠ばね操作用突
起部42にはそれぞれ両側のム字状をした鎖錠ばね37
の弾性を有する傾斜片37aが弾接していて、通常は弾
性を有する傾斜片37aのばね力により解除釦40が上
方に弾性的に押し上げられている。一方、解除釦40の
頭部を押すと、一対の錠ばね操作用突起部42により一
対の鎖錠ばね37の弾性を有する傾斜片37aを押し、
このことにより鎖錠ばね37がコ字状部36aの一片か
ら離れる方向に押し縮められるようになっている。
【0021】また、速結端子部38を内装したケースの
一部を構成するボディ32Bの外壁の一部である上面部
には各端子板36に対向した位置に検電用孔43を設け
てあり、また、端子板36と鎖錠ばね37との間に対向
した位置に電線挿入用孔44が設けてある。検電用孔4
3はテスター棒を挿入するための孔であり、プリント配
線基板21に端子ユニット19を取付ける際及び施工後
に検電(信号チェック)できるようにしている。
【0022】信号線挿入孔44から信号線4の芯線を挿
入すると、芯線は鎖錠ばね37の傾斜片37aの先端と
コ字状部36aの一片との間に差し込まれて挟持される
ことで端子板36に電気的、機械的に接続されるもので
ある。そして、信号線4を引き抜く場合には、解除釦4
0の頭部を指でまたはドライバ等の治具で押すと、図5
に示すように一対の錠ばね操作用突起部42により一対
の鎖錠ばね37の弾性を有する傾斜片37aを押し、こ
のことにより鎖錠ばね37がコ字状部36aの一片から
離れる方向に押し縮められ、信号線4の鎖錠ばね37に
よる押圧挟持が解除されて信号線4を引き抜くことがで
きるものである。
【0023】ここで一対の速結端子部38を2組、すな
わち、4極の独立した端子板36を設けることで、2極
の送り配線仕様が容易に対応可能となるものである(す
なわちプリント配線基板21のランドをつなげるだけで
対応可能である)。ところで、プリント配線基板21に
取付けるに当たっては、プリント配線基板21に形成し
た孔に端子板36の一端部のケースから外部に突出した
接続端子22を挿入し、接続端子22の一部を側方に凸
曲させた浮き上がり防止突部36cをプリント配線基板
21の孔の裏面側に係止するものである。この場合、カ
バー32Aに設けた当たり用突起45がプリント配線基
板21に当たるものである。このように浮き上がり防止
突部36cによりプリント配線基板21が浮き上がって
抜けないように自立できるようにした状態で、半田付け
をして取付けるものであり、このことにより半田付けが
正確且つ容易に行えることになる。
【0024】端末回路部は図6に示すように、水晶発振
器Xの発振信号を基準クロックとするCPU等からなる
伝送信号処理回路50と、信号線4を介して中央制御装
置1から伝送される伝送信号Vsを整流器51で整流し
た後安定化した直流電圧を得て端末回路部の電源とする
直流電源回路と伝送されてくる伝送信号を伝送信号処理
回路50に取り込むためのトランジスタQ1からなる入
力回路52と、監視データを電流モードの信号として返
送するために、伝送信号処理回路50からの信号で抵抗
0を介して整流器51の出力端子を短絡するトランジ
スタQ2からなる返送回路53と、伝送信号処理回路5
0の入力ポートに接続され、操作信号を監視データとし
て伝送信号処理回路50に与える操作スイッチS1と、
伝送信号Vsによって中央制御装置1に伝送されてきた
制御データCDに基づいた駆動信号によって駆動され、
操作スイッチS1に対応した負荷Lのオン/オフ状態を
表示する対の発光ダイオードLED1 、LED2 と、固
有アドレスを設定するディップスイッチSW1 と、種別
等を設定するディップスイッチSW2 とで構成されるア
ドレス設定部と、電源リセット回路54とから構成され
る。
【0025】(実施例2)上記実施例1は一般配線器具
の1個のモジュール寸法に対応するものであったが、本
実施例は図7、図8に示すようにボディ15A,カバー
15Bからなる器体の大きさを一般配線器具の一連モジ
ュールの寸法に対応させてもので、2個の操作スイッチ
1 、S2 を設けている。ボディ15Aは端末回路部の
回路素子及び操作スイッチS1、S2 並びに各操作スイ
ッチS1 、S2 に対応する2組の表示用の発光ダイオー
ドLED1 、LED2 を表面の上下部に実装するととも
に、実施例1と同様な端子ユニット19を裏面の上部に
実装するとともにディップスイッチSW1 、SW2 を実
装しているプリント配線基板21を収納配置し、底面に
開口した開口部20aより図8に示すように端子ユニッ
ト19の裏面を露出させ、また開口部20bよりディプ
スイッチSW1 を露出させる。一方ボディ15Aの開口
部に被着するカバー15Bの突出部の上下部には操作ス
イッチS1,S2 の各ハンドル23に対応するハンドル窓
24及び各組の発光ダイオードLED1 LED2 に対応
する表示窓25…を開口している。
【0026】そしてこのカバー15Bは両側後部より突
設せる係止爪60をボディ15Aの係止孔61に弾性挿
入して係止することにより結合し、この結合状態でカバ
ー15Bの突出部を板金製の取付枠46の中央開口部4
6aに裏側からはめ込み、更にボディ15Aの4角の孔
47に夫々裏部から挿通した固定ねじ48をカバー15
Bの孔49を介して取付枠46のねじ孔46bに螺入締
結することでボディ15A、カバー15Bからなる器体
を取付枠46に固定装着するようなっている。
【0027】尚カバー15Bの両側部には夫々2対の係
止爪26を突設しており、この係止爪26を用いれば合
成樹脂用取付枠46’に着脱自在に装着することもでき
る。本実施例に用いる端末回路部は、2対の表示用の発
光ダイオードLED1 、LED2 が伝送信号処理回路5
0の出力ポートに接続され、また伝送信号処理回路50
の入力ポートに二つの操作スイッチS1 、S2 が接続さ
れている点とで異なるだけであるからその回路構成の図
示と説明は省略する。尚各操作スイッチS1、S2 は制
御用端末器3に接続される負荷Lに対応する負荷番号が
割り付けられ、夫々で個別に負荷制御ができる。
【0028】(実施例3)本実施例は、図9、図10に
示すように三つの操作スイッチS1 〜S3 を備えたもの
であって、プリント配線基板21に各操作スイッチS1
〜S3 を実装するとともに、これら各操作スイッチS1
〜S3 に対応して表示用発光ダイードLED1 、LED
2 を3組実装し、カバー15B側にこれら各操作スイッ
チS1 〜S 3 のハンドルを露出するためのハンドル窓2
4を三つ設けている点で構造上実施例2と相違してい
る。また回路構成上では伝送信号処理回路50の入力ポ
ートに三つの操作スイッチS1 〜S3 を接続し、3組の
表示用の発光ダイオードLED 1 、LED2 を伝送信号
処理回路50の出力ポートに接続している点で異なって
いる。各操作スイッチS1 〜S3 は対応するアドレスの
制御用端末器3に接続される負荷Lに対応する負荷番号
が割り付けられ、夫々で個別に負荷制御ができる。尚回
路構成が基本的には実施例1の回路と同じであるため実
施例3と同様に回路構成の図示は省略する。
【0029】(実施例4)本実施例は、図11、図12
に示すように四つの操作スイッチS1 〜S4 を備えたも
のであって、プリント配線基板21に各操作スイッチS
1 〜S4 を実装するとともに、これら各操作スイッチS
1 〜S4 に対応して表示用発光ダイードLED1 、LE
2 を4組実装し、カバー15B側にこれら各操作スイ
ッチS1 〜S4 のハンドルを露出するためのハンドル窓
24を四つ設けている点で構造上実施例2と相違してい
る。また回路構成上では伝送信号処理回路50の入力ポ
ートに三つの操作スイッチS1 〜S4 を接続し、4組の
表示用の発光ダイオードLED1 、LED2 を伝送信号
処理回路50の出力ポートに接続している点で異なって
いる。各操作スイッチS1 〜S4 は対応するアドレスの
制御用端末器3に接続される負荷Lに対応する負荷番号
が割り付けられ、夫々で個別に負荷制御ができるように
なっている。尚回路構成が基本的には実施例1の回路と
同じであるため実施例3と同様に回路構成の図示は省略
する。
【0030】上記実施例1〜4はアドレス、種別などを
ディップスイッチSW1 、SW2 を用いて設定している
が、以下の実施例は光ワイヤレス送信機を用いて、端末
器へ設定データを赤外線信号で送信し、端末回路部に設
けてあるEEPROMからなる記憶部に書き込むように
したものである。次にこれらの実施例について説明す
る。
【0031】(実施例5)本実施例は一般配線器具の1
個のモジュール寸法の実施例1に対応するもので、図1
3に示すように器体に収納されるプリント配線基板21
の上面にスイッチSW1 と、表示用の2個の発光ダイオ
ードLED1 ,LED2 以外に発光ダイオードLD1
びフォトダイオードPD1 を少なくとも実装している。
一方カバー15Bには、操作スイッチS1 のハンドル2
3を進退自在に露呈させるハンドル窓24と表示用の発
光ダイオードLED1 ,LED2 を露呈する表示窓25
以外に発光ダイオードLD1 及びフォトダイオードPD
1 による光ワイヤレス信号の送受信を行う送受信用窓6
6を形成している。この送受信用窓66にはフィルタ6
4が装着される。またカバー15Bの突出部の上には化
粧カバー62が取り付けられる。ここで、化粧カバー6
2は、上面を僅かに凹設し、この凹部内に銘板63が貼
着される。なお、この上面にはカバー15の窓24、2
5、66に対応する穴を空けてある。化粧カバー62の
下面の4箇所から垂設された係止片62aを、上記カバ
ー15Bの嵌合取付部27の両側部分に突設された突起
65に弾性嵌合して、カバー15Bに取り付けられる。
尚銘板63は可撓性の透明材で形成され、ネームカード
28を入れる部分を形成してある。一方ボディ15Aの
底面には図14に示すようにプリント配線基板21の下
面に取り付けた端子ユニット19を露出するための開口
部20aのみを開口してある。
【0032】以上の構成が実施例1と相違する本実施例
の構造であり、その他の構造は実施例1に準ずる。図1
5は本実施例の端末回路部の構成を示しており、本実施
例と実施例1との相違は、ディップスイッチSW1 、S
2 の代わりにEEPROMからなる固有アドレス、制
御対象の負荷番号、端末器の種別、機能などのデータを
書き換え自在に記憶する記憶部55と、この記憶部55
とともに光設定部を構成する、光信号受信部56、光信
号送信部57とを設けている点である。
【0033】光信号受信部56はフォトダイオードPD
1 で受信した光信号を増幅、整形後伝送信号処理回路5
0に送り込み、光信号送信部57は伝送信号処理回路5
0からの駆動信号で発光ダイオードLD1 が駆動され
て、光信号を送信するようになっている。これら光信号
送受信部56、光信号送信部57に対してデータの送受
信を行うためのものが可搬型ワイヤレス送受信器であ
る。
【0034】しかして本実施例で設定データの変更、設
定する場合には送受信用窓66に向けて可搬型ワイヤレ
ス送受信器の送受部を向け、予め決めてある手順でキー
操作を行うと、固有アドレス、負荷番号、種別、機能の
送信データを送信することができ、送信された光信号
は、送受用窓66を介して器体内のフォトダイオードP
1 で受光され、光信号受信部56を介して伝送信号処
理回路50に取り込まれ、伝送信号処理回路50ではこ
の受信データに基づいて記憶部55に記憶している設定
データを書き換え変更する。
【0035】書き換え変更が終了すると、伝送信号処理
回路50は光信号送信部57の発光ダイオードLD1
駆動し、光信号として送受信用窓66を介して可搬型ワ
イヤレス送受信器へ返信する。この返信信号を受信した
可搬型ワイヤレス送受信器では、返信されたデータの内
容を表示部で表示し、設定が正しく行えたか、どうかの
確認ができるようなっている。
【0036】尚既に記憶部55で記憶されているデータ
を呼出して確認することも可搬型ワイヤレス送受信器で
行える。この場合確認モード信号を可搬型ワイヤレス送
受信器から送信すれば、伝送信号処理回路50は、この
確認モード信号に対応して記憶部55から設定データを
読みだして光信号送信部57により可搬型ワイヤレス送
受信器に対して送信する。この送信された光信号を受信
した可搬型ワイヤレス送受信器は表示部でそのデータを
表示するのである。
【0037】(実施例6)本実施例は図16、図17に
示すように二つの操作スイッチS1 、S2 を設けた実施
例2に対応する実施例であり、器体の大きさは既製の1
個モジュールの配線器具を3個連設した1連モジュール
の寸法に形成してある。そしてカバー15Bは4箇所か
ら下方に垂設された係止爪60’を、ボディ15Aの対
応する箇所に形成された係止孔61’に弾性嵌合して組
み合わせる構造としてある。尚実施例5と同一の役割を
持つ構造には同一番号を付し、その詳細な説明は省略す
る。また本実施例の場合には操作スイッチS1 、S2
個数が増加している点と、これに応じて表示用の発光ダ
イオードLD1 ,LED2 の個数が増加している点とを
除いて回路構成は実施例5と同じであるため回路構成の
図示は省略する。
【0038】(実施例7)本実施例は図18、図19に
示すように三つの操作スイッチS1 〜S3 を設けた実施
例3に対応する実施例であり、基本的には実施例6と同
じであるため、実施例6と同一の役割を持つ構造には同
一番号を付し、その詳細な説明は省略する。また本実施
例の場合には操作スイッチS1 〜S3 の個数が増加して
いる点と、これに応じて表示用の発光ダイオードL
1 ,LED2 の個数が増加している点と除いて回路構
成は実施例5と同じであるため回路構成の図示は省略す
る。
【0039】(実施例8)本実施例は図20、図21に
示すように四つの操作スイッチS1 〜S4 を設けた実施
例4に対応する実施例であり、基本的には実施例6、7
と同じであるため、実施例6、7と同一の役割を持つ構
造には同一番号を付し、その詳細な説明は省略する。ま
た本実施例の場合には操作スイッチS1 〜S4 の個数が
増加している点と、これに応じて表示用の発光ダイオー
ドLD1 ,LED2 の個数が増加している点と除いて回
路構成は実施例5と同じであるため回路構成の図示は省
略する。
【0040】(実施例9)上記実施例5乃至8は負荷L
をオン・オフさせるための監視用端末器2であったが、
本実施例は照明負荷を調光するための監視用端末器2で
あって、図22、、図23に示すように、器体の大きさ
を既製の1個モジュールの配線器具を3個連設した1連
モジュールの寸法に形成してある。そしてプリント配線
基板21の表面にはオンオフ操作用のスイッチS1 と、
調光のアップ用スイッチSU とダウン用スイッチS
D と、 オンオフ表示用の発光ダイオードLED1,LED
2 と、調光レベル表示用の発光ダイオードLED11〜L
ED16と、送信用の発光ダイオードLD1 及び受信用の
フォトダイオードPD1 とを実装し、裏面には端子ユニ
ット9を実装している。カバー15Bには操作スイッチ
1 のハンドル23を進退自在に露呈させるハンドル窓
24と表示用の発光ダイオードLED1 ,LED2を露
呈する表示窓25、発光ダイオードLD1 及びフォトダ
イオードPD1 による光ワイヤレス信号の送受信を行う
フィルタ64が装着される送受信用窓66以外に、発光
ダイオードLED11〜LED16を露出する窓7011〜7
16を開口するとともに、スイッチSU 、SD の操作釦
71U 、71D を一体に形成している。またカバー15
Bの突出部の上には化粧カバー62が取り付けられる。
この化粧カバー62は、上面を僅かに凹設し、この凹部
内に銘板63が貼着される。また化粧カバー62にはカ
バー15Bの窓24、25、66、7011〜7016に対
応する穴を開け、操作釦71U 、71D に対応する穴を
開けている。銘板63は可撓性の透明材で形成され、ネ
ームカード28を入れる部分及び操作釦71U 、71D
に対応する押圧部を形成してある。その他の構造は実施
例6と基本的な構造となっているため説明を省略する。
【0041】図24は本実施例の回路構成を示してお
り、本実施例では伝送信号処理回路50の出力ポートに
各発光ダイオードLED1 ,LED2 ,LED11〜LE
16を接続し、また対の入力ポートにスイッチSU 、S
D を夫々接続し、また一つの入力ポートに操作スイッチ
1 を接続している。そしてこれらスイッチSU 、SD
の操作情報を中央監視制御盤1に返信することにより、
対応する調光用制御端末器に接続される照明負荷を調光
制御することができるようになっている。
【0042】上記実施例1ないし9は取付枠46又は4
6’とは別体構造のものであったが、以下の実施例は取
付枠をカバー15Bと一体化したものである。 (実施例10)本実施例は図25、図26に示すよう
に、端末回路部は印刷配線基板であるプリント配線基板
21に実装され、このプリント配線基板21をボディ1
5Aに納装される。ボディ15Aは、前面開口する直方
体状のもので、前面開口を閉塞するカバー15Bとを結
合して一般配線器具の一連モジュール寸法の器体を構成
する。ボディ15Aとカバー15Bとは、カバー15B
の両側面に突設された係止爪80をボディ15Aの両側
壁に形成した係止孔81に内側が係合させることによっ
て結合される。カバー15Bは造営面にボディ15Aを
取着するための取付枠を兼ねている。その結果、配線器
具用の既製の埋込ボックスに器体を取着することができ
る。ボディ15Aの後面には銘板82が貼着される。ま
た、ボディ15Aの後面には信号線4を接続するための
端子ユニット19が露出する開口部20aが設けられて
いる。端子ユニット19は上記各実施例と同様にプリン
ト配線基板21に実装されている。
【0043】また、カバー15Bの周部にはプレート取
付段部83が形成され、図26に示すように、化粧プレ
ート84をカバー15Bの前面を覆うように取着するこ
とができるようになっている。すなわち、化粧プレート
84の後面にはプレート取付段部83に係合可能な引掛
爪(図示せず)が突設されているのであって、化粧プレ
ート84をカバー15Bに押し付けるだけで化粧プレー
ト84をカバー15Bに結合できるようになっている。
【0044】カバー15Bには、プリント配線基板21
に実装された操作スイッチS1 の押釦型の操作子に対応
する位置で貫通孔86が形成され、操作子は貫通孔86
を通してカバー15Bの前面側に突出する。また、カバ
ー15Bには、操作スイッチS1 に対応した発光ダイオ
ードLED1 ,LED2 を対でまとめて挿入する表示窓
87が形成され、さらにワイヤレス信号を授受するフォ
トダイオードPD1 及び発光ダイオードLD1 を露出さ
せる送受信用窓88が形成されている。貫通孔86、窓
87、88はカバー15Bの前面に形成された凹所89
の底面に開口し、この凹所89には銘板90が嵌着され
る。銘板90には貫通孔86、窓87、88に対応する
透孔が形成されている。
【0045】カバー15Bの前面の大部分はハンドル9
1により覆われる。ハンドル91は、合成樹脂の成形品
であってるハンドル基板92と、ハンドル基板92の前
面に形成された凹所96に嵌着されるハンドルプレート
94とを備える。ハンドル基板92は、カバー15Bの
左側縁に沿って配設される固定片95と、固定片95に
対してヒンジを介して一体に結合された可動板96とか
らなる。固定片95および可動板96にはカバー15B
に形成した結合孔85に係合可能な結合爪37が突設さ
れている。固定片95に設けた結合爪97は結合孔85
に係合するとカバー15Bに対して固定片95の移動を
禁止するように突出寸法が設定され、可動板96に設け
た結合爪97は係合孔29に係合した状態で可動板96
がカバー15Bに離接する方向に揺動できるように突出
寸法が設定されている。すなわち、可動板96はヒンジ
のばね力によってカバー15Bから離れる向きに付勢さ
れ、可動板96に対して押力が作用していない状態では
結合爪97と結合孔85との係合によってカバー15B
からの抜け止めがなされているが、可動板96に対して
押力が作用するとヒンジを中心として可動板96がカバ
ー15Bに近付くようになっているのである。すなわ
ち、可動板96への押力によって操作スイッチS1 の操
作子に押力を作用させて操作スイッチS1 を操作するこ
とができるのである。
【0046】固定片95には、カバー15Bの窓87、
88に対応してそれぞれ貫通孔が形成され、この貫通孔
は固定片95の長手方向に沿って形成された凹段部10
2に臨んでいる。凹段部102には透光性を有する表示
カバー103が嵌着され、表示カバー103は粘着剤や
接着剤を用いてハンドル基板92に固着される。また、
ハンドルプレート94は、前面の左右方向の中央部が両
端部よりも突出するように湾曲し、裏面は平面状であっ
て可動板96の凹所93にラベル101を介して嵌着さ
れる。
【0047】本実施例は全体を薄型に形成することがで
きるものである。尚図27、図28に示すように可動板
96を三つ設けたハンドルプレート94を用いれば、三
つの操作スイッチS1 〜S3 を設けた監視用端末器が、
また図29、図30に示すように四つ設けたハンドルプ
レート94を用いれば、つの操作スイッチS1 〜S4 を
設けた監視用端末器が、また図31、図32に示すよう
に一つの操作スイッチS1 と、アップ用、ダウン用のス
イッチSU 、SD を設けるとともに調光レベル表示用の
発光ダイオードLED11〜LED16を設けた調光操作が
できる監視用端末器2が夫々実現できる。尚端末回路部
は実施例5乃至9に用いる回路に準ずる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、信号線を接続す
る端子部を速結端子部としたので、信号線をねじ締め等
によらずに接続することができ、そのため結線作業の時
間を大幅に短くすることができ、しかも結線のばらつき
もなく、結線を確実なものとすることができて、信頼性
が向上する。
【0049】しかも、端子板及び端子板に対向して端子
板との間で信号線の線材を挟持する鎖錠ばねからなる速
結端子部及び速結端子部の解除釦をケースに内装し、速
結端子部に対応した信号線挿入孔及び解除釦の頭部を内
部より嵌めこみケース外部に臨ませるはめ込み孔をケー
スの一面に開口するとともに、一面と対向するケースの
他面側より速結端子部に電気的に接続されている接続端
子をケース外に突出させた端子ユニットを用い、端末回
路部を実装したプリント配線基板に端子ユニットの接続
端子を半田付けして端子ユニットをプリント配線基板に
実装するとともに、端子ユニットの上記一面側を器体裏
面に開口した開口部に嵌め込んで器体裏面側に露出さ
せ、端子ユニットの速結端子部を信号線接続用端子部と
したので、端末器への速結端子部の組み込みは、端子ユ
ニットをプリント基板に半田付けして、その一面側を器
体の開口部に嵌めこむだけで良く、そのため器体側に速
結端子の収納部位を形成したり、或いは解除釦を配置す
る収納部位を形成する必要がなく、その結果成形構造が
複雑にならない上に、組み立て時にもこれら速結端子部
を構成する端子板、鎖錠ばね、解除釦を個々に配置収納
する作業が一切必要ないので、端末器としての組み立て
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の分解斜視図である。
【図2】(a)は同上の正面図である。(b)は同上の
一部破断せる側面図である。(c)同上の背面図であ
る。
【図3】同上に使用する端子ユニットの分解斜視図であ
る。
【図4】同上に使用する端子ユニットの拡大斜視図であ
る。
【図5】同上に使用する端子ユニットの要部の拡大断面
図である。
【図6】同上の回路図である。
【図7】本発明の実施例2の分解斜視図である。
【図8】(a)は同上の正面図である。(b)は同上の
一部破断せる側面図である。(c)同上の背面図であ
る。
【図9】本発明の実施例3の分解斜視図である。
【図10】同上の正面図である。
【図11】本発明の実施例4の分解斜視図である。
【図12】同上の正面図である。
【図13】本発明の実施例5の分解斜視図である。
【図14】(a)は同上の正面図である。(b)は同上
の一部破断せる側面図である。(c)同上の背面図であ
る。
【図15】同上の回路図である。
【図16】本発明の実施例6の分解斜視図である。
【図17】(a)は同上の正面図である。(b)は同上
の一部破断せる側面図である。(c)同上の背面図であ
る。
【図18】本発明の実施例7の分解斜視図である。
【図19】同上の正面図である。
【図20】本発明の実施例8の分解斜視図である。
【図21】同上の正面図である。
【図22】本発明の実施例9の分解斜視図である。
【図23】同上の正面図である。
【図24】同上の回路図ある。
【図25】本発明の実施例10の分解斜視図である。
【図26】(a)は同上の正面図である。(b)は同上
の一部破断せる側面図である。(c)同上の背面図であ
る。
【図27】本発明の実施例11の分解斜視図である。
【図28】同上の正面図である。
【図29】本発明の実施例12の分解斜視図である。
【図30】同上の正面図である。
【図31】本発明の実施例13の分解斜視図である。
【図32】同上の正面図である。
【図33】本発明の実施例14の分解斜視図である。
【図34】同上の正面図である。
【図35】遠隔監視制御システムの全体構成図である。
【図36】図35のシステムに用いられる伝送信号の説
明図である。
【符号の説明】
1 操作スイッチ 2 監視用端末器 15A ボディ 15B カバー 19 端子ユニット 20a 開口部 21 プリント配線基板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置と、固有アドレスが設定され
    た複数の監視用及び制御用端末器とを一対の信号線にて
    接続し、中央制御装置から各端末器を適宜アクセスして
    負荷を制御する制御データ信号及び返送信号期間を設定
    する返送待機信号を伝送する伝送信号を送出するととも
    に、該返送信号期間に端末器から監視データに基づいて
    返送信号を送出することにより、制御データ及び監視デ
    ータを時分割多重伝送するようにした遠隔監視制御シス
    テムに用いられもので、操作スイッチと、中央制御装置
    からの伝送信号の受信と操作スイッチの操作情報を監視
    データとして返送するための端末回路部とを備え、既製
    の一般配線器具のモジュール寸法に形成されて取付枠に
    装着される器体内に端末回路部を内蔵するとともに、操
    作スイッチを器体表面に露設した遠隔監視制御システム
    の監視用端末器において、端子板及び端子板に対向して
    端子板との間で信号線の線材を挟持する鎖錠ばねからな
    る速結端子部及び速結端子部の解除釦をケースに内装
    し、速結端子部に対応した信号線挿入孔及び解除釦の頭
    部を内部より嵌めこみケース外部に臨ませるはめ込み孔
    をケースの一面に開口するとともに、一面と対向するケ
    ースの他面側より速結端子部に電気的に接続されている
    接続端子をケース外に突出させた端子ユニットを用い、
    端末回路部を実装したプリント配線基板に端子ユニット
    の接続端子を半田付けして端子ユニットをプリント配線
    基板に実装するとともに、端子ユニットの上記一面側を
    器体裏面に開口した開口部に嵌め込んで器体裏面側に露
    出させ、端子ユニットの速結端子部を信号線接続用端子
    部としたことを特徴とする遠隔監視制御システムの監視
    用端末器。
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