JP3303531B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高精細画像を表示する
薄型画像表示装置に関するものである。
薄型画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像表示装置に用いられる画像表
示素子9の基本的な構造を図9に示して説明する。
示素子9の基本的な構造を図9に示して説明する。
【0003】この表示素子9は後方からアノード側に向
かって順に背面電極1、電子ビーム源としての線陰極
2、電子ビーム引き出し電極3、電子ビーム流制御電極
4、集束電極5、水平偏向電極6、垂直偏向電極7、ス
クリーン板8、等々が配置されて構成されており、これ
らが真空容器の内部に収納されている。
かって順に背面電極1、電子ビーム源としての線陰極
2、電子ビーム引き出し電極3、電子ビーム流制御電極
4、集束電極5、水平偏向電極6、垂直偏向電極7、ス
クリーン板8、等々が配置されて構成されており、これ
らが真空容器の内部に収納されている。
【0004】電子ビーム源としての線陰極2は水平方向
に線状に分布する電子ビームを発生するように水平方向
に張られており、線陰極2はさらに垂直方向に間隔をも
って複数本(本説明では2イ〜2トの7本のみ示してい
る。)設けられている。本構成では線陰極の間隔は4.
4mm、本数は19本設けられているものとして、前記線
陰極を2イ〜2ツとする。前記線陰極の間隔は自由に大
きくとることはできず、後述する垂直偏向電極7とスク
リーン板8の間隔により規制されている。これらの線陰
極2の構成として10〜30μmφのタングステン棒の
表面に酸化物陰極材料を塗布している。前記の線陰極は
後述するように、上方の線陰極2イから下方の2ツまで
順番に一定時間ずつ電子ビームを放出するように制御さ
れる。
に線状に分布する電子ビームを発生するように水平方向
に張られており、線陰極2はさらに垂直方向に間隔をも
って複数本(本説明では2イ〜2トの7本のみ示してい
る。)設けられている。本構成では線陰極の間隔は4.
4mm、本数は19本設けられているものとして、前記線
陰極を2イ〜2ツとする。前記線陰極の間隔は自由に大
きくとることはできず、後述する垂直偏向電極7とスク
リーン板8の間隔により規制されている。これらの線陰
極2の構成として10〜30μmφのタングステン棒の
表面に酸化物陰極材料を塗布している。前記の線陰極は
後述するように、上方の線陰極2イから下方の2ツまで
順番に一定時間ずつ電子ビームを放出するように制御さ
れる。
【0005】背面電極1は該当する線陰極以外の線陰極
からの電子ビームの発生を抑止すると共に、電子ビーム
をアノード方向のみに押し出す作用もしている。図9で
は真空容器は記してないが、背面電極1を利用して真空
容器と一体となす構造をとることも可能である。電子ビ
ーム引き出し電極3は線陰極2イ〜2ツのそれぞれと対
向する水平方向に一定間隔で多数個並べて設けられた貫
通孔10を有する導電板11であり、線陰極2から放出
された電子ビームをその貫通孔10を通して取り出す。
からの電子ビームの発生を抑止すると共に、電子ビーム
をアノード方向のみに押し出す作用もしている。図9で
は真空容器は記してないが、背面電極1を利用して真空
容器と一体となす構造をとることも可能である。電子ビ
ーム引き出し電極3は線陰極2イ〜2ツのそれぞれと対
向する水平方向に一定間隔で多数個並べて設けられた貫
通孔10を有する導電板11であり、線陰極2から放出
された電子ビームをその貫通孔10を通して取り出す。
【0006】次に制御電極4は線陰極2イ〜2ツのそれ
ぞれと対向する位置に貫通孔14を有する垂直方向に長
い導電板15で構成されており、所定間隔を介して水平
方向に複数個並設されている。本構成では114本の制
御電極用導電板15a〜15nが設けられている(図9
では8本のみ図示している)。制御電極4は前記電子ビ
ーム引き出し電極3により水平方向に区分された電子ビ
ームのそれぞれの通過量を、映像信号の絵素に対応し
て、しかも後述する水平偏向のタイミングに同期させて
制御している。
ぞれと対向する位置に貫通孔14を有する垂直方向に長
い導電板15で構成されており、所定間隔を介して水平
方向に複数個並設されている。本構成では114本の制
御電極用導電板15a〜15nが設けられている(図9
では8本のみ図示している)。制御電極4は前記電子ビ
ーム引き出し電極3により水平方向に区分された電子ビ
ームのそれぞれの通過量を、映像信号の絵素に対応し
て、しかも後述する水平偏向のタイミングに同期させて
制御している。
【0007】集束電極5は、制御電極4に設けられた各
貫通孔14と対向する位置に貫通孔16を有する導電板
17で、電子ビームを集束している。
貫通孔14と対向する位置に貫通孔16を有する導電板
17で、電子ビームを集束している。
【0008】水平偏向電極6は、前記貫通孔16のそれ
ぞれ水平方向の両サイドに沿って垂直方向に複数本配置
された導電板18、18′で構成されており、それぞれ
の導電板には水平偏向用電圧が印可されている。各絵素
ごとの電子ビームはそれぞれ水平方向に偏向され、スク
リーン板8上でR,G,Bの各蛍光体を順次照射して発
光している。本構成では、電子ビームごとに2トリオ分
偏向している。
ぞれ水平方向の両サイドに沿って垂直方向に複数本配置
された導電板18、18′で構成されており、それぞれ
の導電板には水平偏向用電圧が印可されている。各絵素
ごとの電子ビームはそれぞれ水平方向に偏向され、スク
リーン板8上でR,G,Bの各蛍光体を順次照射して発
光している。本構成では、電子ビームごとに2トリオ分
偏向している。
【0009】垂直偏向電極7は、前記貫通孔16のそれ
ぞれ垂直方向の中間の位置に水平方向に複数本配置され
た導電板19、19′で構成されており、垂直偏向用電
圧が印可され、電子ビームを垂直方向に偏向している。
本構成では、一対の電極19、19′によって1本の線
陰極から生じた電子ビームを垂直方向に12ライン分偏
向している。そして20個で構成された垂直偏向電極7
によって、19本の線陰極のそれぞれに対応する19対
の垂直偏向導電体対が構成され、スクリーン板8上に垂
直方向に228本の水平走査ラインを描いている。
ぞれ垂直方向の中間の位置に水平方向に複数本配置され
た導電板19、19′で構成されており、垂直偏向用電
圧が印可され、電子ビームを垂直方向に偏向している。
本構成では、一対の電極19、19′によって1本の線
陰極から生じた電子ビームを垂直方向に12ライン分偏
向している。そして20個で構成された垂直偏向電極7
によって、19本の線陰極のそれぞれに対応する19対
の垂直偏向導電体対が構成され、スクリーン板8上に垂
直方向に228本の水平走査ラインを描いている。
【0010】前記に説明したように本構成では水平偏向
電極6、垂直偏向電極7をそれぞれ複数本クシ状に張り
巡らしている。さらに水平、垂直の各偏向電極間の距離
に比べるとスクリーン板8までの距離を長く設定するこ
とにより、小さな偏向量で電子ビームをスクリーン板8
に照射させることが可能となる。これにより水平、垂直
共偏向歪みを少なくすることが出来る。
電極6、垂直偏向電極7をそれぞれ複数本クシ状に張り
巡らしている。さらに水平、垂直の各偏向電極間の距離
に比べるとスクリーン板8までの距離を長く設定するこ
とにより、小さな偏向量で電子ビームをスクリーン板8
に照射させることが可能となる。これにより水平、垂直
共偏向歪みを少なくすることが出来る。
【0011】スクリーン板8は図9に示すように、ガラ
ス板21の裏面に蛍光体20をストライプ状に塗布して
構成している。また図示していないがメタルバック、カ
ーボンも塗布されている。蛍光体20は制御電極4の1
つの貫通孔14を通過する電子ビームを水平方向に偏向
することによりR,G,Bの3色の蛍光体対を2トリオ
分照射するように設けられており、垂直方向にストライ
プ状に塗布している。図9において、スクリーン板8に
記入した破線は複数本の線陰極2のそれぞれに対応して
表示される垂直方向の区分を示し、2点鎖線は複数本の
制御電極4の各々に対応して表示される水平方向の区分
を示す。破線、2点鎖線で仕切られた1つの区画の拡大
図を図10に示す。
ス板21の裏面に蛍光体20をストライプ状に塗布して
構成している。また図示していないがメタルバック、カ
ーボンも塗布されている。蛍光体20は制御電極4の1
つの貫通孔14を通過する電子ビームを水平方向に偏向
することによりR,G,Bの3色の蛍光体対を2トリオ
分照射するように設けられており、垂直方向にストライ
プ状に塗布している。図9において、スクリーン板8に
記入した破線は複数本の線陰極2のそれぞれに対応して
表示される垂直方向の区分を示し、2点鎖線は複数本の
制御電極4の各々に対応して表示される水平方向の区分
を示す。破線、2点鎖線で仕切られた1つの区画の拡大
図を図10に示す。
【0012】図10に示すように、水平方向では2トリ
オ分のR,G,Bの蛍光体、垂直方向では12ライン分
の幅を有している。1区画の大きさは本例では水平方向
1mm、垂直方向4.4mmである。尚図10ではR、G、
Bの各々3色の蛍光体はストライプ状に図示している
が、デルタ状に配置しても良い。ただしデルタ状に配置
したときはそれに適合した水平偏向、垂直偏向波形を印
加する必要がある。
オ分のR,G,Bの蛍光体、垂直方向では12ライン分
の幅を有している。1区画の大きさは本例では水平方向
1mm、垂直方向4.4mmである。尚図10ではR、G、
Bの各々3色の蛍光体はストライプ状に図示している
が、デルタ状に配置しても良い。ただしデルタ状に配置
したときはそれに適合した水平偏向、垂直偏向波形を印
加する必要がある。
【0013】また図10では説明の都合で縦横の寸法比
が実際のスクリーンに表示したイメージと異なってい
る。また本構成では、制御電極4の1つの貫通孔14に
対してR、G、Bの蛍光体が2トリオ分設けられている
が、1トリオ分あるいは3トリオ分以上で構成されてい
ても良い。ただし制御電極4には1トリオ、あるいは3
トリオ以上のR、G、B映像信号が順次加えられ、それ
に同期して水平偏向をする必要がある。
が実際のスクリーンに表示したイメージと異なってい
る。また本構成では、制御電極4の1つの貫通孔14に
対してR、G、Bの蛍光体が2トリオ分設けられている
が、1トリオ分あるいは3トリオ分以上で構成されてい
ても良い。ただし制御電極4には1トリオ、あるいは3
トリオ以上のR、G、B映像信号が順次加えられ、それ
に同期して水平偏向をする必要がある。
【0014】次にこの表示素子9を駆動するための駆動
回路の動作を、図11を参照して説明する。まず電子ビ
ームをスクリーン板8に照射して表示する駆動部分の説
明を行う。電源回路22は表示素子9の各電極に所定の
バイアス電圧を印加するための回路で、背面電極1には
V1、電子ビーム引き出し電極3にはV3、集束電極5
にはV5、スクリーン板8にはV8の直流電圧を印加す
る。
回路の動作を、図11を参照して説明する。まず電子ビ
ームをスクリーン板8に照射して表示する駆動部分の説
明を行う。電源回路22は表示素子9の各電極に所定の
バイアス電圧を印加するための回路で、背面電極1には
V1、電子ビーム引き出し電極3にはV3、集束電極5
にはV5、スクリーン板8にはV8の直流電圧を印加す
る。
【0015】パルス発生回路39は、垂直同期信号Vと
水平同期信号Hを用いて線陰極駆動パルスを作成し陰極
線駆動回路26に供給する。図12にそのタイミング図
を示す。各線陰極2イ〜2マは図11(イ〜マ)に示す
ように、駆動パルスが高電位の間に電流が流れて加熱さ
れており、駆動パルス(イ〜マ)が低電位の期間に電子
を放出するように加熱状態が保持される。
水平同期信号Hを用いて線陰極駆動パルスを作成し陰極
線駆動回路26に供給する。図12にそのタイミング図
を示す。各線陰極2イ〜2マは図11(イ〜マ)に示す
ように、駆動パルスが高電位の間に電流が流れて加熱さ
れており、駆動パルス(イ〜マ)が低電位の期間に電子
を放出するように加熱状態が保持される。
【0016】これにより19本の線陰極2イ〜2ツよ
り、それぞれ低電位の駆動パルス(イ〜ツ)が加えられ
た12水平走査期間のみ電子が放出される。1画面を構
成するには、上方の線陰極2イから下方の線陰極2ツま
で順次12走査期間ずつ電位を切り替えて行けば良い。
り、それぞれ低電位の駆動パルス(イ〜ツ)が加えられ
た12水平走査期間のみ電子が放出される。1画面を構
成するには、上方の線陰極2イから下方の線陰極2ツま
で順次12走査期間ずつ電位を切り替えて行けば良い。
【0017】次に偏向部分の説明を行う。偏向電圧発生
回路40は、ダイレクトメモリアクセスコントローラ
(以下DMAコントローラと称す)41、偏向電圧波形
記憶用メモリ(以下偏向メモリと称す)42、水平偏向
信号発生器43h、垂直偏向信号発生器43v等によっ
て構成され、垂直偏向信号v、v’及び水平偏向信号
h、h′を発生する。本構成においては垂直偏向信号に
関して、オーバースキャンを考慮して、1フィールドで
228水平走査期間表示している。またそれぞれのライ
ンに対応する垂直偏向位置情報を記憶しているメモリア
ドレスエリアを第1フィールド及び第2フィールドに分
けそれぞれ1組のメモリ容量を有している。
回路40は、ダイレクトメモリアクセスコントローラ
(以下DMAコントローラと称す)41、偏向電圧波形
記憶用メモリ(以下偏向メモリと称す)42、水平偏向
信号発生器43h、垂直偏向信号発生器43v等によっ
て構成され、垂直偏向信号v、v’及び水平偏向信号
h、h′を発生する。本構成においては垂直偏向信号に
関して、オーバースキャンを考慮して、1フィールドで
228水平走査期間表示している。またそれぞれのライ
ンに対応する垂直偏向位置情報を記憶しているメモリア
ドレスエリアを第1フィールド及び第2フィールドに分
けそれぞれ1組のメモリ容量を有している。
【0018】表示する際は該当の偏向メモリ42からデ
ータを読みだして垂直偏向信号発生器43vでアナログ
信号に変換して、垂直偏向電極7に加えている。前記の
偏向メモリ42に記憶された垂直偏向位置情報は12水
平走査期間毎にほぼ規則性のあるデータで構成されてお
り、偏向信号に変換された波形もほぼ12段階の垂直偏
向信号となっているが前記のように2フィールド分のメ
モリ容量を有して、各水平走査線毎に位置を微調整でき
るようにしている。
ータを読みだして垂直偏向信号発生器43vでアナログ
信号に変換して、垂直偏向電極7に加えている。前記の
偏向メモリ42に記憶された垂直偏向位置情報は12水
平走査期間毎にほぼ規則性のあるデータで構成されてお
り、偏向信号に変換された波形もほぼ12段階の垂直偏
向信号となっているが前記のように2フィールド分のメ
モリ容量を有して、各水平走査線毎に位置を微調整でき
るようにしている。
【0019】また水平偏向信号に対しては、1水平走査
期間に6段階に電子ビームを水平偏向させる必要性と水
平走査毎に偏向位置を微調整可能なようにメモリを持っ
ている。従って1フレーム間に456水平走査期間表示
するとして、456×6=2736バイトのメモリが必
要であるが、第1フィールドと第2フィールドのデータ
を共用しているために、実際には1368バイトのメモ
リを使用している。表示の際は各水平走査ラインに対応
した偏向情報を前記偏向メモリ42から読み出して、水
平偏向信号発生器43hでアナログ信号に変換して、水
平偏向電極6に加えている。
期間に6段階に電子ビームを水平偏向させる必要性と水
平走査毎に偏向位置を微調整可能なようにメモリを持っ
ている。従って1フレーム間に456水平走査期間表示
するとして、456×6=2736バイトのメモリが必
要であるが、第1フィールドと第2フィールドのデータ
を共用しているために、実際には1368バイトのメモ
リを使用している。表示の際は各水平走査ラインに対応
した偏向情報を前記偏向メモリ42から読み出して、水
平偏向信号発生器43hでアナログ信号に変換して、水
平偏向電極6に加えている。
【0020】要約すると、垂直周期のうちの垂直帰線期
間を除いた表示期間に、線陰極2イ〜2ツのうちの低電
位の駆動パルスが印加されている線陰極から放出された
電子ビームは、電子ビーム引出し電極3によって水平方
向に114区分に分割され、114本の電子ビーム列を
構成している。この電子ビームは、後述するように各区
分毎に制御電極4によって電子ビームの通過量が制御さ
れ、集束電極5によって集束された後、図12に示すよ
うにほぼ6段階に変化する一対の水平偏向信号h、h′
を加えられた水平偏向電極18、18′等により、各水
平表示期間にスクリーン板8のR1、G1、B1および
R2、G2、B2等の蛍光体に順次、水平表示期間/6
ずつ照射される。
間を除いた表示期間に、線陰極2イ〜2ツのうちの低電
位の駆動パルスが印加されている線陰極から放出された
電子ビームは、電子ビーム引出し電極3によって水平方
向に114区分に分割され、114本の電子ビーム列を
構成している。この電子ビームは、後述するように各区
分毎に制御電極4によって電子ビームの通過量が制御さ
れ、集束電極5によって集束された後、図12に示すよ
うにほぼ6段階に変化する一対の水平偏向信号h、h′
を加えられた水平偏向電極18、18′等により、各水
平表示期間にスクリーン板8のR1、G1、B1および
R2、G2、B2等の蛍光体に順次、水平表示期間/6
ずつ照射される。
【0021】かくして、各水平ラインのラスターは11
4個の各区分毎に電子ビームをR1、G1、B1および
R2、G2、B2に該当する映像信号によって変調する
ことにより、スクリーン板8の上にカラー画像を表示す
る事ができる。
4個の各区分毎に電子ビームをR1、G1、B1および
R2、G2、B2に該当する映像信号によって変調する
ことにより、スクリーン板8の上にカラー画像を表示す
る事ができる。
【0022】次に電子ビームの変調制御部30について
説明する。まず図11において、信号入力端子23R、
23G、23Bに加えられたR、G、Bの各映像信号
は、114組のサンプルホールド回路組、31a〜31
nに加えられる。各サンプルホールド組31a〜31n
はそれぞれR1用、G1用、B1用、およびR2用、G
2用、B2用の6個のサンプルホールド回路で構成され
ている。
説明する。まず図11において、信号入力端子23R、
23G、23Bに加えられたR、G、Bの各映像信号
は、114組のサンプルホールド回路組、31a〜31
nに加えられる。各サンプルホールド組31a〜31n
はそれぞれR1用、G1用、B1用、およびR2用、G
2用、B2用の6個のサンプルホールド回路で構成され
ている。
【0023】サンプリングパルス発生回路34は、水平
周期(63.5μsec) のうちの水平表示期間(約 50μsec)
に、前記114組のサンプルホールド回路31a〜31
nの各々R1用、G1用、B1用、およびR2用、G2
用、B2用のサンプルホールド回路に対応する684個
(114×6)のサンプリングパルスRa1〜Rn2を
順次発生する。前記684個のサンプリングパルスがそ
れぞれ114組のサンプルホールド回路組31a〜31
nに6個ずつ加えられ、これによって各サンプルホール
ド回路組には、1ラインを114個に区分したときのそ
れぞれの2絵素分のR1、G1、B1、R2、G2、B
2の各映像信号が個別にサンプリングされホールドされ
る。サンプルホールドされた114組のR1、G1、B
1、R2、G2、B2の映像信号は1ライン分のサンプ
ルホールド終了後に114組のメモリ32a〜32nに
転送パルスtによって一斉に転送され、ここで次の1水
平走査期間保持される。
周期(63.5μsec) のうちの水平表示期間(約 50μsec)
に、前記114組のサンプルホールド回路31a〜31
nの各々R1用、G1用、B1用、およびR2用、G2
用、B2用のサンプルホールド回路に対応する684個
(114×6)のサンプリングパルスRa1〜Rn2を
順次発生する。前記684個のサンプリングパルスがそ
れぞれ114組のサンプルホールド回路組31a〜31
nに6個ずつ加えられ、これによって各サンプルホール
ド回路組には、1ラインを114個に区分したときのそ
れぞれの2絵素分のR1、G1、B1、R2、G2、B
2の各映像信号が個別にサンプリングされホールドされ
る。サンプルホールドされた114組のR1、G1、B
1、R2、G2、B2の映像信号は1ライン分のサンプ
ルホールド終了後に114組のメモリ32a〜32nに
転送パルスtによって一斉に転送され、ここで次の1水
平走査期間保持される。
【0024】この保持されたR1、G1、B1、R2、
G2、B2の信号は114個のスイッチング回路35a
〜35nに加えられる。スイッチング回路35a〜35
nは、それぞれがR1、G1、B1、R2、G2、B2
の個別入力端子とそれらを順次切り替えて出力する共通
出力端子とを有する回路により構成されたもので、スイ
ッチングパルス発生回路36から加えられるスイッチン
グパルスr1、g1、b1、r2、g2、b2によって
同時に切り替え制御される。前記スイッチングパルスr
1、g1、b1、r2、g2、b2は、各水平表示期間
を6分割して、水平表示期間/6ずつスイッチング回路
35a〜35nを切り替えR1、G1、B1、R2、G
2、B2の各映像信号を時分割して順次出力し、パルス
幅変調回路37a〜37nに供給している。
G2、B2の信号は114個のスイッチング回路35a
〜35nに加えられる。スイッチング回路35a〜35
nは、それぞれがR1、G1、B1、R2、G2、B2
の個別入力端子とそれらを順次切り替えて出力する共通
出力端子とを有する回路により構成されたもので、スイ
ッチングパルス発生回路36から加えられるスイッチン
グパルスr1、g1、b1、r2、g2、b2によって
同時に切り替え制御される。前記スイッチングパルスr
1、g1、b1、r2、g2、b2は、各水平表示期間
を6分割して、水平表示期間/6ずつスイッチング回路
35a〜35nを切り替えR1、G1、B1、R2、G
2、B2の各映像信号を時分割して順次出力し、パルス
幅変調回路37a〜37nに供給している。
【0025】各スイッチング回路35a〜35nの出力
は、114組のパルス幅変調(以下PWMと称す)回路
37a〜37nに加えられ、R1、G1、B1、R2、
G2、B2の各映像信号の大きさに応じてパルス幅変調
され出力される。このパルス幅変調回路37a〜37n
の出力は電子ビームを変調するための制御信号として表
示素子9の制御電極4の114本の導電板15a〜15
nにそれぞれ個別に加えられる。
は、114組のパルス幅変調(以下PWMと称す)回路
37a〜37nに加えられ、R1、G1、B1、R2、
G2、B2の各映像信号の大きさに応じてパルス幅変調
され出力される。このパルス幅変調回路37a〜37n
の出力は電子ビームを変調するための制御信号として表
示素子9の制御電極4の114本の導電板15a〜15
nにそれぞれ個別に加えられる。
【0026】次に水平偏向と表示のタイミングについて
説明する。スイッチング回路35a〜35nにおけるR
1、G1、B1、R2、G2、B2の映像信号の切り替
えと、水平偏向信号発生器43hによる電子ビームR
1、G1、B1、R2、G2、B2の蛍光体への水平偏
向の切り替えタイミングと順序が完全に一致するように
同期制御されている。これにより電子ビームがR1蛍光
体に照射されているときには、その電子ビームの照射量
がR1制御信号によって制御され、以下G1、B1、R
2、G2、B2についても同様に制御されて、各絵素の
R1、G1、B1、R2、G2、B2各蛍光体の発光が
その絵素のR1、G1、B1、R2、G2、B2の映像
信号によってそれぞれ制御されることとなり、各絵素が
入力の映像信号にしたがって発光表示されるのである。
説明する。スイッチング回路35a〜35nにおけるR
1、G1、B1、R2、G2、B2の映像信号の切り替
えと、水平偏向信号発生器43hによる電子ビームR
1、G1、B1、R2、G2、B2の蛍光体への水平偏
向の切り替えタイミングと順序が完全に一致するように
同期制御されている。これにより電子ビームがR1蛍光
体に照射されているときには、その電子ビームの照射量
がR1制御信号によって制御され、以下G1、B1、R
2、G2、B2についても同様に制御されて、各絵素の
R1、G1、B1、R2、G2、B2各蛍光体の発光が
その絵素のR1、G1、B1、R2、G2、B2の映像
信号によってそれぞれ制御されることとなり、各絵素が
入力の映像信号にしたがって発光表示されるのである。
【0027】かかる制御が1ライン分の114組(各2
絵素ずつ)分同時に実行されて、1ライン228絵素の
映像が表示され、さらに1フィールド228本のライン
について上方のラインから順次行われて、スクリーン板
8上に画像が表示される。さらに上記の諸動作が入力映
像信号の1フィールド毎に繰り返されて、テレビジョン
信号等がスクリーン板8に表示される。
絵素ずつ)分同時に実行されて、1ライン228絵素の
映像が表示され、さらに1フィールド228本のライン
について上方のラインから順次行われて、スクリーン板
8上に画像が表示される。さらに上記の諸動作が入力映
像信号の1フィールド毎に繰り返されて、テレビジョン
信号等がスクリーン板8に表示される。
【0028】尚、本構成に必要な基本クロックは図11
に示すパルス発生回路39から供給されており、水平同
期信号H、及び垂直同期信号Vでタイミングをコントロ
ールしている。
に示すパルス発生回路39から供給されており、水平同
期信号H、及び垂直同期信号Vでタイミングをコントロ
ールしている。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成は、通常のNTSC方式テレビ放送等の一般
用テレビ放送受信機の画像表示装置として構成されたも
のであり、VGAやVESA(水平640ドット、垂直
400ライン)の規格のパーソナルコンピュータ用ディ
スプレイとして用いる場合、本方式のPWMの1階調表
示に必要なクロック周波数は、NTSCが28.636
MHzなのに対しVGAで100MHz、VESAで1
26MHzが必要となる。従来の回路構成ではこのよう
な高周波数のクロック信号に対応できないという課題が
あった。
ような構成は、通常のNTSC方式テレビ放送等の一般
用テレビ放送受信機の画像表示装置として構成されたも
のであり、VGAやVESA(水平640ドット、垂直
400ライン)の規格のパーソナルコンピュータ用ディ
スプレイとして用いる場合、本方式のPWMの1階調表
示に必要なクロック周波数は、NTSCが28.636
MHzなのに対しVGAで100MHz、VESAで1
26MHzが必要となる。従来の回路構成ではこのよう
な高周波数のクロック信号に対応できないという課題が
あった。
【0030】(注:上記のVGA方式、VESA方式の
基準クロック周波数は25MHz、31.5MHzであ
る。)
基準クロック周波数は25MHz、31.5MHzであ
る。)
【0031】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の映像信号の画像表示装置は、内部に電子ビ
ームを発生する複数の線陰極、この線陰極から電子ビー
ムを引き出す電子ビーム引出電極、前記電子ビームの流
れを制御する電子ビーム流制御電極、集束電極、前記電
子ビームを水平方向に偏向制御する水平偏向電極、前記
電子ビームを垂直方向に偏向制御する垂直偏向電極を備
えるフェイスプレートと背面電極を有する真空容器と、
前記フェイスプレート内面に形成され電子ビームの突入
により発光する蛍光膜を有する画像表示有効領域を有す
る表示素子と、水平同期信号に基づいて任意周波数の第
1の基準クロック信号を発生する基準クロック発生手段
と、前記第1の基準クロック信号を2分周した位相0度
の第2のクロック信号、それを反転させた位相180度
の第3のクロック信号、前記基準クロック信号で前記第
2および第3のクロック信号をサンプリングし前記第2
のクロック信号に対し90度の位相とした第4のクロッ
ク信号、及び前記第2のクロック信号に対し270度の
位相とした第5のクロック信号を発生する4相クロック
発生手段と、1水平期間毎にリセット信号LDを発生さ
せるスイッチングパルス発生部と、前記表示素子上に映
像信号を表示するための信号変調及びその制御を行う複
数の信号処理部とを備え、前記複数の信号処理部の各々
をデジタル変換されたR、G、Bの各映像信号を時系列
的にサンプルホールドするサンプルホールド手段と、前
記サンプルホールド手段のデータを1水平同期期間毎に
記憶する記憶手段と、前記記憶手段の内容を順次読み出
す読出手段と、前記リセット信号LDで初期化された
後、前記第2のクロック信号を基準としてカウントダウ
ンされるカウンタと、前記カウンタのビット出力と前記
読み出し手段から出力されたデジタルデータの前記カウ
ンタのビット出力に対応するビット数の上位ビットとを
比較するコンパレータと、前記デジタルデータの上位ビ
ットを除く下位ビットより前記第2〜第5の4種の基準
クロック信号の内の1種を選択するための位相セレクタ
と、前記4相の基準クロック4種から前記位相セレクタ
により選択された基準クロックにより、前記コンパレー
タから出力されるパルス信号をサンプリングしてセット
パルスとして出力するDフリップフロップと、前記セッ
トパルスにより出力信号 を立ち上げるとともに前記リセ
ット信号LDにより出力信号を立ち下げるためのSRフ
リップフロップと、前記SRフリップフロップから出力
されるTTLレベルの信号を前記表示素子の駆動レベル
に変換するアンプとから構成し、前記読み出し手段から
のデジタルデータの前記上位ビットを前記SRフリップ
フロップ69aのSにセット信号として入力して出力信
号を立ち上げてパルス幅変調開始タイミング期間を発生
させるとともに、前記リセット信号LDにより出力信号
を立ち下げてパルス幅変調の終了タイミングを発生さ
せ、前記読み出し手段からのデジタルデータを構成する
各データの前記下位ビットに基づき前記4相クロック発
生手段からクロックを選択し前記開始タイミング期間を
4段階で選択し、前記基準クロック信号発生手段と4相
クロック信号発生手段を映像モードの固有の基本クロッ
ク周波数の2倍の周波数対応とすることにより、標準方
式の8倍の高周波を必要とする映像モードの信号を表示
可能としたことを特徴とするものである。
に、本発明の映像信号の画像表示装置は、内部に電子ビ
ームを発生する複数の線陰極、この線陰極から電子ビー
ムを引き出す電子ビーム引出電極、前記電子ビームの流
れを制御する電子ビーム流制御電極、集束電極、前記電
子ビームを水平方向に偏向制御する水平偏向電極、前記
電子ビームを垂直方向に偏向制御する垂直偏向電極を備
えるフェイスプレートと背面電極を有する真空容器と、
前記フェイスプレート内面に形成され電子ビームの突入
により発光する蛍光膜を有する画像表示有効領域を有す
る表示素子と、水平同期信号に基づいて任意周波数の第
1の基準クロック信号を発生する基準クロック発生手段
と、前記第1の基準クロック信号を2分周した位相0度
の第2のクロック信号、それを反転させた位相180度
の第3のクロック信号、前記基準クロック信号で前記第
2および第3のクロック信号をサンプリングし前記第2
のクロック信号に対し90度の位相とした第4のクロッ
ク信号、及び前記第2のクロック信号に対し270度の
位相とした第5のクロック信号を発生する4相クロック
発生手段と、1水平期間毎にリセット信号LDを発生さ
せるスイッチングパルス発生部と、前記表示素子上に映
像信号を表示するための信号変調及びその制御を行う複
数の信号処理部とを備え、前記複数の信号処理部の各々
をデジタル変換されたR、G、Bの各映像信号を時系列
的にサンプルホールドするサンプルホールド手段と、前
記サンプルホールド手段のデータを1水平同期期間毎に
記憶する記憶手段と、前記記憶手段の内容を順次読み出
す読出手段と、前記リセット信号LDで初期化された
後、前記第2のクロック信号を基準としてカウントダウ
ンされるカウンタと、前記カウンタのビット出力と前記
読み出し手段から出力されたデジタルデータの前記カウ
ンタのビット出力に対応するビット数の上位ビットとを
比較するコンパレータと、前記デジタルデータの上位ビ
ットを除く下位ビットより前記第2〜第5の4種の基準
クロック信号の内の1種を選択するための位相セレクタ
と、前記4相の基準クロック4種から前記位相セレクタ
により選択された基準クロックにより、前記コンパレー
タから出力されるパルス信号をサンプリングしてセット
パルスとして出力するDフリップフロップと、前記セッ
トパルスにより出力信号 を立ち上げるとともに前記リセ
ット信号LDにより出力信号を立ち下げるためのSRフ
リップフロップと、前記SRフリップフロップから出力
されるTTLレベルの信号を前記表示素子の駆動レベル
に変換するアンプとから構成し、前記読み出し手段から
のデジタルデータの前記上位ビットを前記SRフリップ
フロップ69aのSにセット信号として入力して出力信
号を立ち上げてパルス幅変調開始タイミング期間を発生
させるとともに、前記リセット信号LDにより出力信号
を立ち下げてパルス幅変調の終了タイミングを発生さ
せ、前記読み出し手段からのデジタルデータを構成する
各データの前記下位ビットに基づき前記4相クロック発
生手段からクロックを選択し前記開始タイミング期間を
4段階で選択し、前記基準クロック信号発生手段と4相
クロック信号発生手段を映像モードの固有の基本クロッ
ク周波数の2倍の周波数対応とすることにより、標準方
式の8倍の高周波を必要とする映像モードの信号を表示
可能としたことを特徴とするものである。
【0032】さらに水平同期信号H、垂直同期信号Vを
自動的に検出する手段を有することで映像信号のモード
判別を行い必要な基準クロックを得るための分周比を設
定するようにしたことで任意のモードに自動対応できる
手段を有する。
自動的に検出する手段を有することで映像信号のモード
判別を行い必要な基準クロックを得るための分周比を設
定するようにしたことで任意のモードに自動対応できる
手段を有する。
【0033】
【作用】本発明は上記に示した構成によって本発明で示
した表示素子の特徴を生かし、一部の回路のみ各信号系
の有する基本クロックの倍のクロックに対応し全体を複
雑な回路構成にすることなく薄型で見やすいパーソナル
コンピュータ用のディスプレイが実現できるという極め
て優れた効果を得ることが出来る。
した表示素子の特徴を生かし、一部の回路のみ各信号系
の有する基本クロックの倍のクロックに対応し全体を複
雑な回路構成にすることなく薄型で見やすいパーソナル
コンピュータ用のディスプレイが実現できるという極め
て優れた効果を得ることが出来る。
【0034】
【実施例】以下に本発明の一実施例の画像表示装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の
画像表示装置のデバイス47の分解斜視図である。
いて、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の
画像表示装置のデバイス47の分解斜視図である。
【0035】48は、図9のスクリーン板が1電子ビー
ムあたり蛍光体塗布を2トリオ構成としているものを3
トリオ構成としたスクリーン板、49は、3トリオ構成
とした蛍光体である。
ムあたり蛍光体塗布を2トリオ構成としているものを3
トリオ構成としたスクリーン板、49は、3トリオ構成
とした蛍光体である。
【0036】図2に本発明の一実施例の画像表示デバイ
スの蛍光面の拡大図を示す。従来技術として説明した図
12における水平偏向信号は6段であるのに対して、本
発明では9段となる(図面は省略する)。
スの蛍光面の拡大図を示す。従来技術として説明した図
12における水平偏向信号は6段であるのに対して、本
発明では9段となる(図面は省略する)。
【0037】次に本発明の画像表示装置の駆動手段の動
作について、図3を用いて説明する。
作について、図3を用いて説明する。
【0038】50R、50G、50BはRGB各々が8
ビットにデジタル化されたRGB信号、Hは水平同期信
号、Vは垂直同期信号である。
ビットにデジタル化されたRGB信号、Hは水平同期信
号、Vは垂直同期信号である。
【0039】51は、表示モード(例えばVGA)の基
本クロックの2倍の周波数を有するクロック信号を発生
する基準クロック発生部、52は、位相検出を行うPD
(Phase Detector)、53は、電圧制御
によりクロック信号を発生するVCO(Volume
Control Oscillator)、54は、V
CO53で発生したクロック信号を入力水平同期信号H
と同じ周波数に分周するための分周器である。
本クロックの2倍の周波数を有するクロック信号を発生
する基準クロック発生部、52は、位相検出を行うPD
(Phase Detector)、53は、電圧制御
によりクロック信号を発生するVCO(Volume
Control Oscillator)、54は、V
CO53で発生したクロック信号を入力水平同期信号H
と同じ周波数に分周するための分周器である。
【0040】55は、図4に示したように表示モードの
基本クロックの2倍の周波数を有するCLKを2分周
し、位相0度のクロック信号CLK0およびCK0と位
相180度のクロック信号をCLK2を発生させ、CL
K0とCLK2をCLKで再サンプリングし位相90
度、位相270度のCLK1とCLK3を発生させる4
相クロック発生部である。
基本クロックの2倍の周波数を有するCLKを2分周
し、位相0度のクロック信号CLK0およびCK0と位
相180度のクロック信号をCLK2を発生させ、CL
K0とCLK2をCLKで再サンプリングし位相90
度、位相270度のCLK1とCLK3を発生させる4
相クロック発生部である。
【0041】56は、水平同期信号H、垂直同期信号V
およびCK0より陰極線駆動回路(従来例の陰極線駆動
回路26とほぼ同等な回路であり図示を省略する)、偏
向系回路(従来例の偏向電圧発生回路40とほぼ同等な
回路であり図示を省略する)および変調制御回路に必要
な各種パルスを発生させるパルス発生部、57は、表示
素子47上に映像信号を表示するための信号変調および
その制御を行い、前記表示素子47に対して前記表示素
子の駆動レベルに変換された信号を出力する複数の信号
処理部(図ではa番目の信号処理部58a、b番目の信
号処理部58bおよびm番目の信号処理部58mを代表
図示している)および各パルス発生部よりなる変調制御
部である。
およびCK0より陰極線駆動回路(従来例の陰極線駆動
回路26とほぼ同等な回路であり図示を省略する)、偏
向系回路(従来例の偏向電圧発生回路40とほぼ同等な
回路であり図示を省略する)および変調制御回路に必要
な各種パルスを発生させるパルス発生部、57は、表示
素子47上に映像信号を表示するための信号変調および
その制御を行い、前記表示素子47に対して前記表示素
子の駆動レベルに変換された信号を出力する複数の信号
処理部(図ではa番目の信号処理部58a、b番目の信
号処理部58bおよびm番目の信号処理部58mを代表
図示している)および各パルス発生部よりなる変調制御
部である。
【0042】58は、各電子ビーム単位で処理を行う信
号処理部、59は、50R、50G、50Bに入力され
る各RGB信号を水平方向640ドット、垂直方向48
0ラインで表示できるようサンプリングするためのサン
プリングホールドパルスSHa、SHb、・・・、SH
m等とサンプリングホールドしたデータを1水平期間毎
にラッチするためのタイミングパルスDLPを発生させ
るサンプリングパルス発生部である。
号処理部、59は、50R、50G、50Bに入力され
る各RGB信号を水平方向640ドット、垂直方向48
0ラインで表示できるようサンプリングするためのサン
プリングホールドパルスSHa、SHb、・・・、SH
m等とサンプリングホールドしたデータを1水平期間毎
にラッチするためのタイミングパルスDLPを発生させ
るサンプリングパルス発生部である。
【0043】60は、ラッチされたデータを1水平期間
内に9個の信号を読み出すためのパルス信号MSEL及
び1水平期間毎に各カウンタ、各種フリップフロップ回
路をリセットするための信号LDを発生させるスイッチ
ングパルス発生部である。
内に9個の信号を読み出すためのパルス信号MSEL及
び1水平期間毎に各カウンタ、各種フリップフロップ回
路をリセットするための信号LDを発生させるスイッチ
ングパルス発生部である。
【0044】図5を用いて信号処理部58a、58b、
・・・、58mを説明する。図5では代表として信号処
理部58aを用いる。
・・・、58mを説明する。図5では代表として信号処
理部58aを用いる。
【0045】SHa、SHb、・・・、SHmおよびD
LPのタイミングチャートを図6に、MSEL、LDの
タイミングチャートを図7に示す。
LPのタイミングチャートを図6に、MSEL、LDの
タイミングチャートを図7に示す。
【0046】61aは、時系列で入力される50R、5
0G、50Bの各信号をサンプリングパルス発生部59
より発生されるSHaにより取り込むサンプルホール
ド、62aは、サンプルホールド終了後サンプルホール
ド61aに取り込まれたデータを転送パルスDLPで一
水平同期期間保持するメモリ、63aは、切り替え信号
MSELによりメモリ62aのデータをRa1、Ga
1、Ba1、Ra2、Ga2、Ba2、Ra3、Ga
3、Ba3の順で順次選択切り替えして出力する9TO
1セレクタである。
0G、50Bの各信号をサンプリングパルス発生部59
より発生されるSHaにより取り込むサンプルホール
ド、62aは、サンプルホールド終了後サンプルホール
ド61aに取り込まれたデータを転送パルスDLPで一
水平同期期間保持するメモリ、63aは、切り替え信号
MSELによりメモリ62aのデータをRa1、Ga
1、Ba1、Ra2、Ga2、Ba2、Ra3、Ga
3、Ba3の順で順次選択切り替えして出力する9TO
1セレクタである。
【0047】64aは、リセット信号LDで初期化され
た後、クロック信号CLK0を基準とするカウントダウ
ン方式のカウンタ、65aは、9TO1セレクタ63a
からのデータをタイミングを整合させ取り込む8ビット
レジスタ、66aは、カウンタ64aの6ビット出力と
8ビットレジスタ65aの上位6ビット出力とを比較す
るコンパレータ、67aは、8ビットレジスタ65aの
下位2ビットより4種の基準クロック信号CLK0、C
LK1、CLK2およびCLK3の内の1種を選択する
ための位相セレクタ、68aはDフリップフロップであ
り、6ビットコンパレータ66aより出力される標準ク
ロック信号CLK0の1クロック幅の出力パルスがDフ
リップフロップにデータとして入力され、位相セレクタ
67aより出力される同一周波数の4相の基準クロック
4種のいずれかのクロック信号により前記データをサン
プリングして、Dフリップフロップから次段のフリップ
フロップのセットパルスとして出力される。
た後、クロック信号CLK0を基準とするカウントダウ
ン方式のカウンタ、65aは、9TO1セレクタ63a
からのデータをタイミングを整合させ取り込む8ビット
レジスタ、66aは、カウンタ64aの6ビット出力と
8ビットレジスタ65aの上位6ビット出力とを比較す
るコンパレータ、67aは、8ビットレジスタ65aの
下位2ビットより4種の基準クロック信号CLK0、C
LK1、CLK2およびCLK3の内の1種を選択する
ための位相セレクタ、68aはDフリップフロップであ
り、6ビットコンパレータ66aより出力される標準ク
ロック信号CLK0の1クロック幅の出力パルスがDフ
リップフロップにデータとして入力され、位相セレクタ
67aより出力される同一周波数の4相の基準クロック
4種のいずれかのクロック信号により前記データをサン
プリングして、Dフリップフロップから次段のフリップ
フロップのセットパルスとして出力される。
【0048】69aは、先述のセットパルスによって出
力信号を立ち上げリセット信号LDパルスによって出力
信号を立ち下げるためのSRフリップフロップ、70a
は、TTLレベルの出力を表示素子の駆動レベルに変換
するアンプである。
力信号を立ち上げリセット信号LDパルスによって出力
信号を立ち下げるためのSRフリップフロップ、70a
は、TTLレベルの出力を表示素子の駆動レベルに変換
するアンプである。
【0049】以上の説明を基にして、図8に本発明の第
2の実施例における画像表示装置のブロック図を示し説
明する。図3と同一の番号を有するものは同一の機能を
有するものであり詳細な説明は省略する。
2の実施例における画像表示装置のブロック図を示し説
明する。図3と同一の番号を有するものは同一の機能を
有するものであり詳細な説明は省略する。
【0050】71は、水平同期信号Hと垂直同期信号V
を取り込み同期タイミングを判別し各入力モードを検出
する制御部、72は、基準クロック信号CLKの分周比
を書き換え可能な分周器である。
を取り込み同期タイミングを判別し各入力モードを検出
する制御部、72は、基準クロック信号CLKの分周比
を書き換え可能な分周器である。
【0051】制御部71は、2種の同期信号より入力さ
れている信号の種別を判別し、種別に応じた分周比を分
周器72に書き込める。このことにより本画像表示装置
はVESA(640×480)、VGA等の水平方向6
40ドット表示相当の各種の信号に自動的に対応するこ
とができる。
れている信号の種別を判別し、種別に応じた分周比を分
周器72に書き込める。このことにより本画像表示装置
はVESA(640×480)、VGA等の水平方向6
40ドット表示相当の各種の信号に自動的に対応するこ
とができる。
【0052】8ビットにデジタル化された50R、50
G、50BのRGB信号は変調制御部57に入力され
る。
G、50BのRGB信号は変調制御部57に入力され
る。
【0053】変調制御部57で用いる各種クロック信号
は以下のように発生する。水平同期信号Hをリファレン
スとし基準クロック発生部51はPD52、VCO53
および分周器54より表示モード(例えばVGA)の固
有の基本クロックの2倍の基準クロックCLKを発生す
る。4相クロック発生部55は、基準クロックCLKと
それを反転したクロックを各々2分周しさらに各々を表
示モード固有の基準クロックCLKと同一周波数で位相
が0度、90度、180度、270度位相が異なるクロ
ック信号CLK0、CLK1、CLK2およびCLK3
を発生させる。(図4を参照) さらにCLK0と同一周波数、同一位相のクロック信号
CK0と水平同期信号H、垂直同期信号Vを用いてパル
ス発生部56は、線陰極駆動用信号および偏向系回路用
の偏向信号を発生させる。(図は省略する。)さらにR
GBの各信号をサンプリングするサンプリングパルスお
よび1水平期間ごとにリセットするためのスイッチング
パルスを発生させる。
は以下のように発生する。水平同期信号Hをリファレン
スとし基準クロック発生部51はPD52、VCO53
および分周器54より表示モード(例えばVGA)の固
有の基本クロックの2倍の基準クロックCLKを発生す
る。4相クロック発生部55は、基準クロックCLKと
それを反転したクロックを各々2分周しさらに各々を表
示モード固有の基準クロックCLKと同一周波数で位相
が0度、90度、180度、270度位相が異なるクロ
ック信号CLK0、CLK1、CLK2およびCLK3
を発生させる。(図4を参照) さらにCLK0と同一周波数、同一位相のクロック信号
CK0と水平同期信号H、垂直同期信号Vを用いてパル
ス発生部56は、線陰極駆動用信号および偏向系回路用
の偏向信号を発生させる。(図は省略する。)さらにR
GBの各信号をサンプリングするサンプリングパルスお
よび1水平期間ごとにリセットするためのスイッチング
パルスを発生させる。
【0054】変調制御部57では1水平期間単位で表示
素子48の1区画の単位ごとにRGBの各信号をサンプ
リングし取り込み、次の1水平期間単位中に前述の1区
画の単位ごとに3トリオ分のRGB信号を読み出し表示
素子47に出力する。
素子48の1区画の単位ごとにRGBの各信号をサンプ
リングし取り込み、次の1水平期間単位中に前述の1区
画の単位ごとに3トリオ分のRGB信号を読み出し表示
素子47に出力する。
【0055】変調制御部57は、m個の信号処理部58
a〜58mより構成される。信号処理部58aを代表と
して説明する。信号制御部58aでは、1水平期間ごと
に表示を行う3トリオ、すなわちRa1、Ga1、Ba
1、Ra2、Ga2、Ba2、Ra3、Ga3、Ba3
の9個のデータをサンプリングパルス発生部59からサ
ンプリングパルスSHaでサンプルホールド61aに取
り込む。同様に信号処理部58bではRb1、Gb1、
Bb1、Rb2、Gb2、Bb2、Rb3、Gb3、B
b3のを取り込み、信号処理部58cではRc1、Gc
1、Bc1、Rc2、Gc2、Bc2、Rc3、Gc
3、Bc3を取り込む。サンプルホールド61aで一連
の時系列的なデータの最後のデータを取り込むと次のタ
イミングでサンプルホールド61aのデータは一斉にメ
モリ62aに取り込まれる。次の1水平期間で9個のデ
ータは9to1セレクタ63aによりMSELの信号に
より順次8ビットのデータが読み出される。
a〜58mより構成される。信号処理部58aを代表と
して説明する。信号制御部58aでは、1水平期間ごと
に表示を行う3トリオ、すなわちRa1、Ga1、Ba
1、Ra2、Ga2、Ba2、Ra3、Ga3、Ba3
の9個のデータをサンプリングパルス発生部59からサ
ンプリングパルスSHaでサンプルホールド61aに取
り込む。同様に信号処理部58bではRb1、Gb1、
Bb1、Rb2、Gb2、Bb2、Rb3、Gb3、B
b3のを取り込み、信号処理部58cではRc1、Gc
1、Bc1、Rc2、Gc2、Bc2、Rc3、Gc
3、Bc3を取り込む。サンプルホールド61aで一連
の時系列的なデータの最後のデータを取り込むと次のタ
イミングでサンプルホールド61aのデータは一斉にメ
モリ62aに取り込まれる。次の1水平期間で9個のデ
ータは9to1セレクタ63aによりMSELの信号に
より順次8ビットのデータが読み出される。
【0056】8ビットレジスタ65aは、上位6ビット
と下位2ビットを分けて出力する。下位2ビットは、位
相セレクタ67aに入力されるCLK0、CLK1、C
LK2、CLK3の選択を行う。カウンタ64aは、ス
イッチングパルス発生部60からのLD信号でリセット
された後、クロックCLK0によりカウントを開始す
る。カウンタ64aの6ビット出力と8ビットレジスタ
の上位6ビット出力は、6ビットコンパレータ66aで
比較される。
と下位2ビットを分けて出力する。下位2ビットは、位
相セレクタ67aに入力されるCLK0、CLK1、C
LK2、CLK3の選択を行う。カウンタ64aは、ス
イッチングパルス発生部60からのLD信号でリセット
された後、クロックCLK0によりカウントを開始す
る。カウンタ64aの6ビット出力と8ビットレジスタ
の上位6ビット出力は、6ビットコンパレータ66aで
比較される。
【0057】カウンタ出力値と上位6ビット値が一致す
ると6ビットコンパレータ66aは、CLK0の1クロ
ック幅のパルスを出力する。Dフリップフロップ68a
は、前記6ビットコンパレータ66aより出力されたパ
ルスを位相セレクタ67aで選択されたCLK0、CL
K1、CLK2あるいはCLK3のいずれかのクロック
を用いてサンプリングする。ここで4階調が確保され
る。1水平期間内に9個の信号を読み出すためのパルス
信号と1水平期間毎に前記カウンタ及びフリップフロッ
プ回路をリセットするリセット信号LDとの関係は、前
記したように図7に示されたタイミングチャートの通り
であり、1水平期間毎に前記セレクタからの9個の信号
は図7に示されたタイミングチャートのように時系列的
に処理される。次にDフリップフロップ68aによりサ
ンプリングされて出力される信号が、SR(セット・リ
セット)フリップフロップ69aのS側に入力されるセ
ット信号となり、前記図7に示されたタイミングチャー
トのようにLD信号がSRフリップフロップ69aのR
側に入力されるリセット信号になる。このように1水平
期間毎に前記SRフリップフロップ69aのSに入力さ
れるセット信号により、前記SRフリップフロップ69
aの出力Qはセットされてハイ信号となり、同様にし
て、1水平期間毎に前記SRフリップフロップ69aの
Rに入力されるリセット信号により、前記SRフリップ
フロップ69aの出力Qはリセットされてロー信号とな
る。このように1水平期間毎にセット・リセットされた
信号は、PWM信号としてアンプ70aを介して出力さ
れる。
ると6ビットコンパレータ66aは、CLK0の1クロ
ック幅のパルスを出力する。Dフリップフロップ68a
は、前記6ビットコンパレータ66aより出力されたパ
ルスを位相セレクタ67aで選択されたCLK0、CL
K1、CLK2あるいはCLK3のいずれかのクロック
を用いてサンプリングする。ここで4階調が確保され
る。1水平期間内に9個の信号を読み出すためのパルス
信号と1水平期間毎に前記カウンタ及びフリップフロッ
プ回路をリセットするリセット信号LDとの関係は、前
記したように図7に示されたタイミングチャートの通り
であり、1水平期間毎に前記セレクタからの9個の信号
は図7に示されたタイミングチャートのように時系列的
に処理される。次にDフリップフロップ68aによりサ
ンプリングされて出力される信号が、SR(セット・リ
セット)フリップフロップ69aのS側に入力されるセ
ット信号となり、前記図7に示されたタイミングチャー
トのようにLD信号がSRフリップフロップ69aのR
側に入力されるリセット信号になる。このように1水平
期間毎に前記SRフリップフロップ69aのSに入力さ
れるセット信号により、前記SRフリップフロップ69
aの出力Qはセットされてハイ信号となり、同様にし
て、1水平期間毎に前記SRフリップフロップ69aの
Rに入力されるリセット信号により、前記SRフリップ
フロップ69aの出力Qはリセットされてロー信号とな
る。このように1水平期間毎にセット・リセットされた
信号は、PWM信号としてアンプ70aを介して出力さ
れる。
【0058】同様の処理が、信号処理部58bから58
mで行われる。この一連の処理によって1ラインの映像
が表示される。
mで行われる。この一連の処理によって1ラインの映像
が表示される。
【0059】さらに図3の分周器54に替えて制御部7
1より書き換え可能な(プログラマブル)分周器72と
したものを図8に示す。このことにより各種の同期信号
に対応することができる。
1より書き換え可能な(プログラマブル)分周器72と
したものを図8に示す。このことにより各種の同期信号
に対応することができる。
【0060】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本発明で
示した表示素子を用いた構成による特徴を生かして、基
準クロック信号発生部と4相クロック発生部のみを映像
モードの固有の基本クロックの周波数の2倍の周波数対
応とするだけで信号処理系の回路全体の周波数を高周波
化することなくNTSC方式に比べ約8倍の高周波を必
要とするVESA(640×480)モードを表示する
ことができるという極めてすぐれた効果を得ることがで
きる。
示した表示素子を用いた構成による特徴を生かして、基
準クロック信号発生部と4相クロック発生部のみを映像
モードの固有の基本クロックの周波数の2倍の周波数対
応とするだけで信号処理系の回路全体の周波数を高周波
化することなくNTSC方式に比べ約8倍の高周波を必
要とするVESA(640×480)モードを表示する
ことができるという極めてすぐれた効果を得ることがで
きる。
【0061】また水平同期信号H、垂直同期信号Vを自
動的に検出する手段を有することで映像信号のモード判
別を行い必要な基準クロックを得るための分周比を設定
するようにしたことで任意のモードに自動対応できると
いう極めて優れた効果を得ることができる。
動的に検出する手段を有することで映像信号のモード判
別を行い必要な基準クロックを得るための分周比を設定
するようにしたことで任意のモードに自動対応できると
いう極めて優れた効果を得ることができる。
【0062】なお説明の容易性から8ビットレジスタ6
5aを用いたが、本レジスタを含まず9TO1レジスタ
63aから直接出力させた場合も本発明に含まれるのは
言うまでもない。
5aを用いたが、本レジスタを含まず9TO1レジスタ
63aから直接出力させた場合も本発明に含まれるのは
言うまでもない。
【図1】本発明の一実施例における画像表示デバイスの
分解斜視図
分解斜視図
【図2】本発明の一実施例における画像表示デバイスの
蛍光面の拡大図
蛍光面の拡大図
【図3】本発明の一実施例における画像表示装置のブロ
ック図
ック図
【図4】4相クロックのタイミングチャート
【図5】図3の画像表示装置の詳細ブロック図
【図6】サンプルホールド用信号のタイミングチャート
【図7】図3の画像表示装置の構成を示す詳細ブロック
図
図
【図8】本発明の一実施例における画像表示装置のブロ
ック図
ック図
【図9】従来例である画像表示デバイスの分解斜視図
【図10】従来例である画像表示デバイスの蛍光面の拡
大図
大図
【図11】従来例である画像表示デバイスの駆動回路ブ
ロック図
ロック図
【図12】従来例である画像表示装置の動作説明のため
の波形図
の波形図
48 スクリーン板 49 蛍光体 50R、50G、50B RGB各々が8ビットにデジ
タル化されたRGB信号 51 基準クロック発生部 52 PD(Phase Detector) 53 VCO(Volume Control Osc
illator) 54 分周器 55 4相クロック発生部 56 パルス発生部 57 変調制御部 58 信号処理部 59 サンプリングパルス発生部 60 スイッチングパルス発生部 61 サンプルホールド 62 メモリ 63 9TO1セレクタ 64 カウンタ 65 8ビットレジスタ 66 6ビットコンパレータ 67 位相セレクタ 68 Dフリッププロップ 69 SRフリップフロップ 70 アンプ 71 制御部 72 分周器 H 水平同期信号 V 垂直同期信号
タル化されたRGB信号 51 基準クロック発生部 52 PD(Phase Detector) 53 VCO(Volume Control Osc
illator) 54 分周器 55 4相クロック発生部 56 パルス発生部 57 変調制御部 58 信号処理部 59 サンプリングパルス発生部 60 スイッチングパルス発生部 61 サンプルホールド 62 メモリ 63 9TO1セレクタ 64 カウンタ 65 8ビットレジスタ 66 6ビットコンパレータ 67 位相セレクタ 68 Dフリッププロップ 69 SRフリップフロップ 70 アンプ 71 制御部 72 分周器 H 水平同期信号 V 垂直同期信号
Claims (2)
- 【請求項1】 内部に電子ビームを発生する複数の線陰
極、この線陰極から電子ビームを引き出す電子ビーム引
出電極、前記電子ビームの流れを制御する電子ビーム流
制御電極、集束電極、前記電子ビームを水平方向に偏向
制御する水平偏向電極、前記電子ビームを垂直方向に偏
向制御する垂直偏向電極を備えるフェイスプレートと背
面電極を有する真空容器と、前記フェイスプレート内面
に形成され電子ビームの突入により発光する蛍光膜を有
する画像表示有効領域を有する表示素子と、水平同期信
号に基づいて任意周波数の第1の基準クロック信号を発
生する基準クロック発生手段と、前記第1の基準クロッ
ク信号を2分周した位相0度の第2のクロック信号、そ
れを反転させた位相180度の第3のクロック信号、前
記基準クロック信号で前記第2および第3のクロック信
号をサンプリングし前記第2のクロック信号に対し90
度の位相とした第4のクロック信号、及び前記第2のク
ロック信号に対し270度の位相とした第5のクロック
信号を発生する4相クロック発生手段と、1水平期間毎
にリセット信号LDを発生させるスイッチングパルス発
生部と、前記表示素子上に映像信号を表示するための信
号変調及びその制御を行う複数の信号処理部とを備え、
前記複数の信号処理部の各々をデジタル変換されたR、
G、Bの各映像信号を時系列的にサンプルホールドする
サンプルホールド手段と、前記サンプルホールド手段の
データを1水平同期期間毎に記憶する記憶手段と、前記
記憶手段の内容を順次読み出す読出手段と、前記リセッ
ト信号LDで初期化された後、前記第2のクロック信号
を基準としてカウントダウンされるカウンタと、前記カ
ウンタのビット出力と前記読み出し手段から出力された
デジタルデータの前記カウンタのビット出力に対応する
ビット数の上位ビットとを比較するコンパレータと、前
記デジタルデータの上位ビットを除く下位ビットより前
記第2〜第5の4種の基準クロック信号の内の1種を選
択するための位相セレクタと、前記4相の基準クロック
4種から前記位相セレクタにより選択された基準クロッ
クにより、前記コンパレータから出力されるパルス信号
をサンプリングしてセットパルスとして出力するDフリ
ップフロップと、前記セットパルスにより出力信号を立
ち上げるとともに前記リセット信号LDにより出力信号
を立ち下げるためのSRフリップフロップと、前記SR
フリップフロッ プから出力されるTTLレベルの信号を
前記表示素子の駆動レベルに変換するアンプとから構成
し、前記読み出し手段からのデジタルデータの前記上位
ビットを前記SRフリップフロップ69aのSにセット
信号として入力して出力信号を立ち上げてパルス幅変調
開始タイミング期間を発生させるとともに、前記リセッ
ト信号LDにより出力信号を立ち下げてパルス幅変調の
終了タイミングを発生させ、前記読み出し手段からのデ
ジタルデータを構成する各データの前記下位ビットに基
づき前記4相クロック発生手段からクロックを選択し前
記開始タイミング期間を4段階で選択し、前記基準クロ
ック信号発生手段と4相クロック信号発生手段を映像モ
ードの固有の基本クロック周波数の2倍の周波数対応と
することにより、標準方式の8倍の高周波を必要とする
映像モードの信号を表示可能としたことを特徴とする画
像表示装置。 - 【請求項2】 水平周波数と垂直周波数より入力映像信
号の規格を判別する判別手段と、前記入力映像信号に応
じて基準クロック信号を任意の分周比に設定する分周比
設定手段を有し、前記分周比設定手段により入力映像信
号に対応する基準クロックを発生させ、任意の規格の映
像信号の画面表示ができるようにしたことを特徴とする
請求項1記載の画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15466194A JP3303531B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15466194A JP3303531B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 画像表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0823498A JPH0823498A (ja) | 1996-01-23 |
JP3303531B2 true JP3303531B2 (ja) | 2002-07-22 |
Family
ID=15589129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15466194A Expired - Fee Related JP3303531B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3303531B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7664597B2 (en) | 2005-03-31 | 2010-02-16 | Alpine Electronics, Inc. | Address input method and apparatus for navigation system |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP15466194A patent/JP3303531B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0823498A (ja) | 1996-01-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |