JP3302842B2 - 電子写真装置用のトナー検知装置 - Google Patents

電子写真装置用のトナー検知装置

Info

Publication number
JP3302842B2
JP3302842B2 JP26465094A JP26465094A JP3302842B2 JP 3302842 B2 JP3302842 B2 JP 3302842B2 JP 26465094 A JP26465094 A JP 26465094A JP 26465094 A JP26465094 A JP 26465094A JP 3302842 B2 JP3302842 B2 JP 3302842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
holding case
diaphragm
detecting device
holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26465094A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08106210A (ja
Inventor
順一 村野
宣之 鯉沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP26465094A priority Critical patent/JP3302842B2/ja
Publication of JPH08106210A publication Critical patent/JPH08106210A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3302842B2 publication Critical patent/JP3302842B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乾式現像装置を使用し
た複写機、デジタル複写機、ファクシミリ、プリンター
等の電子写真装置の現像器に設ける圧電センサを利用し
たトナー検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】圧電セ
ンサを使用する従来のこの種のトナー検知装置として
は、例えば実開昭62−132568号公報に示される
ように、ワイヤ状の部材で構成したワイパー1によりセ
ンサ2の表面に付着したトナーを清掃し、正確なトナー
検知を行なう装置がある(図6)。図6中の3はトナー
収容タンク、4はフレーム、5は撹拌軸、6は撹拌用の
アジテータ、7は現像ローラ、8は像担持体である。
【0003】しかしながらこの種の装置では、ワイパー
1を直接センサ2の表面に当てるため、センサ2の表面
が摩耗して劣化し、性能が著しく低下したり、ワイパー
1が保持されているアジテータ6(搬送用のスクリュー
に設ける場合もある。)が停止した際に、偶然ワイパー
1がセンサ2の表面上に位置して、ワイパー1によって
センサ2の表面に掛かる圧力で圧電センサの振動板の振
動を止めて誤検知を生じさせてしまうことがあるという
問題がある。
【0004】センサ2は図7に示すように(この例はワ
イパー1を構成する清掃スプリングワイヤを搬送スクリ
ューに設けてある。)、振動子を設けた振動板10(こ
れが検知表面となる。)と、これを保持する保持ケース
11とからなるが、保持ケース11の幅が搬送スクリュ
ー12の法線方向に立てて設けた清掃スプリングワイヤ
13の保持ケース11と平行に伸びる部分13aの幅よ
り狭いため、該部分13aが図示のように撓む状態にな
りやすい。この状態になると、振動板10の表面に付着
したトナーを十分に清掃することができなくなり、誤検
知となってしまうという問題もあった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなした
もので、センサの劣化を防ぎ、耐久性を延ばし、またワ
イヤの圧力による誤検知を防ぎ、さらに安定した清掃を
行うことができる電子写真装置用のトナー検知装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子写真装
置用のトナー検知装置は上記目的を達成するために、振
動子を設けた振動板と該振動板を保持する保持ケースと
からなる圧電センサと、上記振動板の表面に付着したト
ナーを清掃するため現像器の撹拌部材あるいは搬送部材
の回転とともに上記振動板の表面を清掃する手段を含
み、上記現像器のトナー室内のトナーが一定量以下とな
ったことを検知する電子写真装置用のトナー検知装置に
おいて、上記振動板の表面を、上記トナー室内壁面から
露出する上記保持ケースの表面に対して段差をもって低
く設け、該段差を0.3mm以下とした構成を有する。
【0007】本発明に係る電子写真装置用のトナー検知
装置は、上記保持ケースの上記表面を上記トナー室の内
壁面から突出させて設け、該突出部分の面積を上記線材
の上記平行に伸びる部位が清掃可能な面積よりも広くし
た構成とすることもできる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。なお以下では従来と共通する部分には共通する符号
を付して説明する。
【0009】図1〜図5は本発明に係る電子写真装置用
のトナー検知装置の一実施例を示す。まず図3、図4に
より本実施例のトナー検知装置を設けた電子写真装置の
現像器の構成、動作を説明する。図中20が検知センサ
で、この検知センサ20からの信号によりトナー収容タ
ンク21がタンク駆動モータ22で駆動されて回転し、
トナー室23にトナーが補給され、トナー室駆動モータ
24の駆動により搬送スクリュ12が回転し、トナー室
23の奥(図ではトナー室駆動モータ24側)までトナ
ーが搬送される。奥に搬送されたトナーは図4に示され
るようなフェンス25を乗り越え、補給ローラ26側へ
落とされる。そして補給ローラ26付近へ搬送されたト
ナーは補給ローラ26の回転により、現像室(図示せ
ず)へと補給される。なお図3、図4中の矢印Xは清掃
スプリングワイヤ13の回転、図中矢印Yはトナーの動
きを示す。
【0010】検知センサ20は従来と同様に検知表面と
なる振動板10と、これを保持する保持ケース11とか
らなる圧電センサであり、振動板10の表面に付着した
トナーを、図2に示すように搬送スクリュ12の軸の法
線方向に立てたピン27に取り付けた清掃スプリングワ
イヤ13を搬送スクリュ12とともに回転させて清掃す
る。
【0011】この検知センサ20の保持ケース11は、
トナー室23の内壁面よりも突出させて設けてあり、図
1(A)に示すように振動板10は保持ケース11の表
面から引っ込めた凹状としてある。振動板10と保持ケ
ース11の表面の段差tは0.3mm以下としてある。
即ち図5に示すように段差tを0.3mmより大きくす
ると清掃後の振動板10の表面に付着して残るトナー層
が厚くなり過ぎてトナー室23内にトナーが無い状態で
も「トナー有り」の信号が出てしまう(誤検知)からで
ある。
【0012】また保持ケース11のトナー室23内への
突出部分は、清掃スプリングワイヤ13が清掃する面積
より広くしてある。具体的には、清掃スプリングワイヤ
13の保持ケース11と平行に伸びる部分13aの幅A
と回転時に保持ケース11と接する幅(B)とを乗じた
ものが清掃可能面積S(=A×B)であり、保持ケース
11の表面積は図示のように清掃可能面積Sよりも広く
して、図7のように清掃スプリングワイヤ13に撓みが
生じないようにしてある。
【0013】
【発明の効果】請求項1に係る電子写真装置用のトナー
検知装置は以上説明してきたように、清掃手段の線材が
直接トナー検知センサの検知面に接触せず、偶然に線材
がセンサ上で停止しても検知面を押さえることがないた
め、検知面の劣化を防ぐことができ、誤検知を防ぐこと
ができ、しかもセンサ単体で振動板と線材とのギャップ
を決められるため組付け精度が要求されなくて済むよう
になるという効果がある。
【0014】請求項3に係る電子写真装置用のトナー検
知装置は、センサの検知面(振動板)の保持ケースの表
面積を清掃用の線材による清掃可能な面積より大きくし
たので、上記共通の効果に加え、線材の変形が防がれ、
振動板を安定して清掃でき、誤検知を防ぐことができる
ようになるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子写真装置用のトナー検知装置
の一実施例を示す断面図である。
【図2】搬送スクリュへの清掃スプリングワイヤの取り
付けを示す側面図である。
【図3】図1のトナー検知装置を設けた電子写真装置の
現像器の斜視図である。
【図4】図3のトナー室部分の断面図である。
【図5】センサー出力信号と振動板と保持ケースの表面
の段差の関係を示すグラフ図である。
【図6】従来のトナー検知装置を設けた電子写真装置の
現像器の一例を示す断面図である。
【図7】従来のトナー検知装置における保持ケースと清
掃スプリングワイヤの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 振動板 11 保持ケース 12 搬送スクリュ 13 清掃スプリングワイヤ 13a 清掃スプリングワイヤの平行部分 20 検知センサ 21 トナー収容タンク 23 トナー室 26 補給ローラ t 段差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−139473(JP,A) 特開 平5−94088(JP,A) 特開 平5−107925(JP,A) 実開 昭57−190558(JP,U) 実開 平3−60367(JP,U) 実開 昭62−132568(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/08 - 13/095 G03G 15/08 - 15/095

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動子を設けた振動板と該振動板を保持す
    る保持ケースとからなる圧電センサと、上記振動板の表
    面に付着したトナーを清掃するため現像器の撹拌部材あ
    るいは搬送部材の回転とともに上記振動板の表面を清掃
    する手段を含み、上記現像器のトナー室内のトナーが一
    定量以下となったことを検知する電子写真装置用のトナ
    ー検知装置において、上記振動板の表面を、上記トナー
    室内壁面から露出する上記保持ケースの表面に対して段
    差をもって低く設け、該段差を0.3mm以下としたこ
    とを特徴とする電子写真装置用のトナー検知装置。
  2. 【請求項2】振動子を設けた振動板と該振動板を保持す
    る保持ケースとからなる圧電センサと、上記振動板の表
    面に付着したトナーを清掃するため上記振動板の表面に
    平行に伸びる部位を含む線材を有し現像器の撹拌部材あ
    るいは搬送部材の回転とともに上記振動板の表面を清掃
    する手段を含み、上記現像器のトナー室内のトナーが一
    定量以下となったことを検知する電子写真装置用のトナ
    ー検知装置において、上記振動板の表面を、上記トナー
    室内壁面から露出する上記保持ケースの表面に対して段
    差をもって低く設け、該段差を0.3mm以下としたこ
    とを特徴とする電子写真装置用のトナー検知装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の電子写真装置用のトナー検
    知装置において、上記保持ケースの上記表面を上記トナ
    ー室の内壁面から突出させて設け、該突出部分の面積を
    上記線材の上記平行に伸びる部位が清掃可能な面積より
    も広くしたことを特徴とする電子写真装置用のトナー検
    知装置。
JP26465094A 1994-10-03 1994-10-03 電子写真装置用のトナー検知装置 Expired - Fee Related JP3302842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26465094A JP3302842B2 (ja) 1994-10-03 1994-10-03 電子写真装置用のトナー検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26465094A JP3302842B2 (ja) 1994-10-03 1994-10-03 電子写真装置用のトナー検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08106210A JPH08106210A (ja) 1996-04-23
JP3302842B2 true JP3302842B2 (ja) 2002-07-15

Family

ID=17406305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26465094A Expired - Fee Related JP3302842B2 (ja) 1994-10-03 1994-10-03 電子写真装置用のトナー検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3302842B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08106210A (ja) 1996-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7412193B2 (en) Developer feeding member, developing apparatus, process cartridge and developer feeding member mounting method
JP3000493B2 (ja) クリーナ・トナー・マガジン
JPH09146411A (ja) ドラムユニット及びドラムユニットに用いられるアース板
JP3116697B2 (ja) 画像形成装置の異常検出装置
JP3302842B2 (ja) 電子写真装置用のトナー検知装置
JP3193997B2 (ja) 現像装置及び該現像装置を備えた画像形成装置
JP3251422B2 (ja) 現像装置
JP3192581B2 (ja) 画像形成装置
JP3506560B2 (ja) 現像装置
JP3145068B2 (ja) トナー容器内の回転軸支持部構造
JP3486086B2 (ja) 画像形成装置
JP2003167420A (ja) トナーホッパ
JPH0723809Y2 (ja) 電子写真式記録装置の現像装置
JP2006163093A (ja) 画像形成装置、プロセスカートリッジ及び帯電装置
JP2952123B2 (ja) 円筒部材およびそれを用いた電子写真装置
JP4433666B2 (ja) 回転体支持装置
JP3272145B2 (ja) 現像剤残量検知装置
JPH0348266A (ja) トナーエンド検知とトナー供給装置
JPH0616964U (ja) 現像剤検知機構
JP2006098818A (ja) 現像装置
JP2548123Y2 (ja) コロトロンのクリーニング装置
JPH08110694A (ja) トナー残量検知装置
JP3251568B2 (ja) 湿式印刷機用現像ローラークリーニング装置
JPS63118173A (ja) 現像装置
JP2000019819A (ja) メインチャージャ清掃装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees