JP3302012B2 - 噴霧式レトルト殺菌機 - Google Patents

噴霧式レトルト殺菌機

Info

Publication number
JP3302012B2
JP3302012B2 JP50532891A JP50532891A JP3302012B2 JP 3302012 B2 JP3302012 B2 JP 3302012B2 JP 50532891 A JP50532891 A JP 50532891A JP 50532891 A JP50532891 A JP 50532891A JP 3302012 B2 JP3302012 B2 JP 3302012B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retort
spray
hot water
tank
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP50532891A
Other languages
English (en)
Inventor
勉 山本
隆 青森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hisaka Works Ltd filed Critical Hisaka Works Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3302012B2 publication Critical patent/JP3302012B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/04Heat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/02Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using physical phenomena
    • A61L2/04Heat
    • A61L2/06Hot gas
    • A61L2/07Steam
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61LMETHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
    • A61L2/00Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor
    • A61L2/16Methods or apparatus for disinfecting or sterilising materials or objects other than foodstuffs or contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
    • A61L2/22Phase substances, e.g. smokes, aerosols or sprayed or atomised substances

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明は噴霧式レトルト殺菌機に関し、詳しくは、成
形容器中に多量の気体を含むような含気食品や医薬用輸
液ソフトパックその他各種の高圧殺菌処理を行なう噴霧
式レトルト殺菌機に関する。
従来よりレトルト殺菌機としては、蒸気式及び熱水式
のレトルト釜を用いて加圧加熱殺菌する装置が多く実施
化されている。これらの装置は、例えば、特公昭58−57
146号公報、特公昭58−57147号公報に示されている。
ところで、上記の蒸気式レトルト殺菌機では、殺菌処
理すべき被処理物がレトルト釜内においてトレー上に載
置された状態で複数段に積み重ねられて収納配置され
る。ところで、蒸気の噴出部はレトルト釜の下方部から
上方部へ向けて噴出される構成がほとんどであって、そ
の下方部に配置されたトレー上の被処理物については最
適の温度により加熱されるが、積み重ねられてレトルト
釜の上方部に配置されたトレー上の被処理物については
温度低下による不均一殺菌状態の発生がみられた。
また、熱水式レトルト装置では、トレー内に収納され
た被処理物が熱水の浮力の影響を受けて不安定状態とな
る欠点がみられ、トレーに対して押さえ蓋を設置するな
ど複雑な構成が要求された。特に、含気食品の場合にそ
の影響が大きく、また、医薬用輸液ソフトパックなどで
は熱水中に浸漬すること自体不向きである等の難点があ
った。
本発明者は上記問題点を解消して、蒸気式でありなが
ら各段のトレーに近接した位置にヘッダーパイプを垂直
又は水平に配設し、このヘッダーパイプに設けたスプレ
ーノズルから噴霧された細かい水滴状の霧によってトレ
ー内の被処理物が均一な殺菌作用を受けることのできる
レトルト殺菌機を、実開昭63−165195号公報、実開昭64
−19436号公報、実開昭64−19437号公報、実開昭64−19
438号公報、及び実開昭64−20849号公報で提案してい
る。
ところで、本発明者などが提案済みのレトルト殺菌機
では、熱水をその粒径が0.2〜0.6mm程度(ゴマ粒形状)
の熱水滴にして被処理物に吹き付けている。この場合、
密封されたレトルト釜の内圧が、例えば、大気圧である
ならば、100℃の熱水の粒径の熱水滴をノズルから噴出
させると、瞬間的に沸騰して蒸気となり、目的とする滴
状の熱水を被処理物に吹き付けることができない。この
沸騰現象を防ぐために熱水滴の大きさを、例えば、大豆
粒状に大きくすると、この熱水滴を遠くに飛ばすことが
できず、遠くへ飛ばすために噴射力を上げると、被処理
物、即ち、殺菌処理すべき内容物を収容しているプラス
チック製のパックが破損したり、パックの包装形状が変
形したりする。即ち、レトルト釜内の温度でプラスチッ
ク製のパック自体が軟化しており上述した問題が発生す
る。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みて提案されたもの
で、その目的とするところは、粒径が0.2〜0.6mmの熱水
滴で、且つ、熱水温度が90〜130℃であっても、レトル
ト釜内で沸騰霧化することのないレトルト殺菌機を提供
することにある。
発明の開示 本発明における上記目的を達成するための技術的手段
は、被処理物を載置したトレーを複数段積み重ねた状態
で収納配置した密封構造のレトルト釜と、レトルト釜内
の各段のトレー上の被処理物に熱水又は冷却水を噴霧状
にして噴出するスプレー部と、レトルト釜の下部に溜ま
った水を加圧下でポンプ及び熱交換器を通って再びスプ
レー部から噴霧状に噴出する循環路とを具備した噴霧式
レトルト殺菌機において、レトルト釜内に加圧空気を導
入する加圧空気導入系と、レトルト釜内から気体を排出
する排気系とからなるレトルト釜の内圧調節系を付設し
たことである。
本発明に係る噴霧式レトルト殺菌機では、密封したレ
トルト釜の内圧を、レトルト釜内に加圧空気を導入する
加圧空気導入系と、レトルト釜内から気体を排出する排
気系との相互操作によって所望の熱水滴が瞬間的に沸騰
し霧化しない圧力に設定する。従って、90〜130℃の範
囲内の熱水であっても、粒径が0.2〜0.6mm程度の熱水滴
を被処理物に均一に吹き付けることができ、散布された
周辺をすべて均一温度化でき効率の良い処理ができる。
本発明に係る噴霧式レトルト殺菌機によれば、レトル
ト釜に、レトルト釜内に加圧空気を導入する加圧空気導
入系とレトルト釜内から気体を排出する排気系とからな
るレトルト釜の内圧調節系を付設したから、スプレー部
からトレー上の被処理物に向けて噴出される熱水に対し
て、密封したレトルト釜の内圧を加圧空気導入系と排気
系との相互操作によって瞬間的に沸騰し霧化しない圧力
に設定することができるので、所望の熱水滴を被処理物
に確実且つ均一に吹き付けることができ、散布された周
辺をすべて均一温度化でき、安定した効率の良い処理が
できる実用的価値大なるレトルト殺菌機を提供すること
が実現容易となる。
図面の簡単な説明 図1は本発明に係る噴霧式レトルト殺菌機の一実施例
を示す概略構成図; 図2は図1のトレー、被処理物及びスプレー部を示す
平面図; 図3は図1のタンク及びスプレー部を示す要部斜視
図; 図4は図1の噴霧式レトルト殺菌機の具体的構成を示
すフローシートである。
発明を実施するための最良の形態 本発明に係る噴霧式レトルト殺菌機の一実施例を図1
乃至図4を参照しながら説明する。図1は噴霧式レトル
ト殺菌機の概略構成図、図2は被処理物を載置したトレ
ー及びスプレー部を示す平面図、図3はタンク及びスプ
レー部を示す要部斜視図である。
図1に示す本発明のレトルト殺菌機において、(1)
はレトルト殺菌機のレトルト釜であるタンクで、処理作
業中は密閉される。(2)はトレーで、タンク(1)内
で複数段に積み重ねられた状態で配置されている。
(3)はトレー(2)上に並べて載置された被処理物
で、殺菌処理すべき内容物をプラスチック製パック等に
多量の気体を含んだ状態で密閉収容した含気食品や医療
用輸液ソフトパックその他各種の高圧殺菌処理を行なう
ものである。(4)はタンク(1)内で複数段のトレー
(2)の各段の両側にそれぞれ配置されたスプレー部
で、タンク(1)内に配置された各段のトレー(2)の
表面の全般に及ぶように、そのトレー(2)上の被処理
物(3)に向けて熱水又は冷却水を粒径0.2〜0.6mm程度
のゴマ粒状にして、例えば、扇形で水平方向へ噴霧散布
する。(5)はタンク(1)に取り付けられた循環路
で、タンク(1)の下方端に溜まった水を加圧下でポン
プ(6)及び熱交換器(7)を通って再びスプレー部
(4)からゴマ粒状の熱水又は冷却水を噴出する。加熱
工程では、循環路(5)中を流れる循環水を熱交換器
(7)で蒸気(8)により徐々に間接加熱して熱水と
し、その熱水をタンク(1)内でスプレー部(4)から
トレー(2)上の被処理物(3)に向けて噴霧する。こ
の加熱工程が終了すると、タンク(1)外に設けている
熱交換器(7)の熱源としての蒸気(8)に代えて冷却
水(9)を供給し、噴霧に使用していた循環路(5)中
の熱水を熱交換器(7)で冷却水(9)により徐々に間
接冷却し、最終的に、冷却水(9)より3〜5℃程度温
度の高い水をタンク(1)内でスプレー部(4)からト
レー(2)上の被処理物(3)に向けて噴霧することに
なる。また、必要に応じてある程度循環水の温度が低下
し、被処理物(3)の成形容器の変形の心配がなくなっ
た温度領域〔処理する製品によりこの温度は異なるが例
えば20℃前後の温度差〕になった時点で、スプレー部
(4)に冷却水(9)をバイパス弁(a)から直接供給
する。冷却水(9)をバイパス弁(a)を介して循環路
(5)からスプレー部(4)に直接供給する場合はタン
ク(1)内の液位が上がらないようにポンプ(6)の吐
出側の排出弁(10)からタンク(1)内の水を排出す
る。(11)(12)はタンク(1)に取り付けられた本発
明の特徴である後述の加圧空気導入系と排気系で、加圧
空気導入系(11)はタンク(1)内に加圧空気を導入
し、排気系(12)はタンク(1)内から気体を排出す
る。
スプレー部(4)は、図2及び図3に示すように多数
のスプレーノズル(13)を有するヘッダーパイプ(14)
を垂直状に起立させて複数本配設したものであり、各ス
プレーノズル(13)の間隔ピッチはトレー(2)の積み
重ね間隔と同一に設定している。尚、複数のヘッダーパ
イプ(14)の内、両端のヘッダーパイプ(14)は少し短
く形成している。また、同図において、(15)は連結導
入管で、複数のヘッダーパイプ(14)を中心部で一体的
に水平状に連結する。(16)は導入管で、連結導入管
(15)の中央に連結されてタンク(1)外へ導く。(1
7)はタンク(1)外に設けた、例えば、トルクアクチ
ュエータ等の駆動源で、この駆動源(17)によりヘッダ
ーパイプ(14)を導入管(16)を中心軸として垂直面内
で回転揺動運動させる。(18)は熱水又は冷却水の入口
で、例えば、ロータリージイント等からなる連通部(1
9)によって導入管(16)、連結導入管(15)を経てヘ
ッダーパイプ(14)と連通されている。
尚、スプレー部(4)は、上述した構造のものに限ら
ず、ヘッダーパイプを水平状に複数本架設して各ヘッダ
ーパイプを垂直方向に回転揺動運動させたり、垂直状に
複数本配設して各ヘッダーパイプを水平面内で回転揺動
運動させたり、また、垂直状に複数本配設して各ヘッダ
ーパイプを垂直方向に上下運動させるような構造として
もよい。
次に、本発明のレトルト殺菌機の具体的構成を図4に
基づいて説明する。尚、タンク(1)、トレー(2)、
被処理物(3)、及びスプレー部(4)の詳細について
は上述の通りであり重複説明は省略する。
熱交換器(7)はプレート式熱交換器で、受熱部(7
a)と与熱部(7b)とを有し、受熱部(7a)はタンク
(1)内の下部とスプレー部(4)とに連結されてお
り、ポンプ(6)によりタンク(1)内の下部の水を受
熱部(7a)を介してスプレー部(4)のスプレーノズル
(13)から所望の粒径の水滴として噴出させる。熱交換
器(7)の与熱部(7b)は、一端が蒸気源(20)と冷却
水入口(21)とに、熱交蒸気ストップ弁(22)と冷却水
入口弁(23)を介して切換え可能に接続されており、他
端が冷却水出口弁(24)を介して冷却水出口(25)に接
続されている。尚、図において、(26)は仕切り弁、
(27)はポンプエア抜き弁、(28)は熱交逃がし弁、
(29)はコーンストレーナ、(30)は仕切り弁、(31)
は熱交バイパス弁で、受熱系を構成している。また、
(32)は蒸気入口ストレーナ、(33)は蒸気入口ストッ
プ弁、(34)は蒸気入口弁、(35)は温調蒸気弁、(3
6)は冷却水切換え弁、(37)は熱交安全弁であって、
与熱系を構成している。(38)はドレン・排液出口で、
タンク(1)とポンプ(6)の途中から分岐しており、
与熱部(7b)と冷却水出口(25)の途中がスチームトラ
ップ弁(39)、スチームトラップ(40)を介して連結さ
れている。尚、(41)は排液弁である。(42)は給水源
で、給水逆止弁(43)、給水ストップ弁(44)、給水弁
(45)を介してポンプ(6)の吸入口近傍に連結されて
いると共にポンプ冷却水ストップ弁(46)を介してポン
プ(6)に冷却水を供給している。
図4において、(11)(12)は本発明の要部をなす加
圧空気導入系と排気系で、熱水温度の如何に拘らず、タ
ンク(1)でのスプレーノズル(13)からの噴出水滴が
瞬時に蒸発するのを防止するため、各圧空気導入系(1
1)でタンク(1)内に加圧空気を導入し、排気系(1
2)でタンク(1)内から気体を排出することにより、
噴出熱水温度に対応してタンク(1)の内圧を調節する
ためのタンク(1)の内圧調節系であって、(47)は加
圧空気源、(48)は排気口で、加圧空気は加圧ストップ
弁(49)、加圧弁(50)を介してタンク(1)の上部に
供給される。タンク(1)と加圧弁(50)の途中から空
気抜き弁(51)、排気ストップ弁(52)を介して排気口
(48)に接続する管路と、空気導入弁(53)を介して大
気に開口する管路とを分岐させる。上記加圧空気は操作
エアストップ弁(54)、フィルタ付き減圧弁(55)を介
して電磁弁に供給されると共に、フィルタ付き減圧弁
(56)、エア逆止弁(57)、パッキング締付け弁(58)
を介して蓋駆動部に加圧空気が供給される。図中、(5
9)はパッキング開放弁、(60)は蓋ロック用エアシリ
ンダ、(61)はノズル駆動エアシリンダ、(62)はバキ
ュームブレーカ、(63)はタンク逃がし弁、(64)(6
5)はドレン抜きコックである。尚、図中での管路の端
部(A)(B)(C)(D)については図示しないがそ
の同一符号同士が接続されている。
上記の構成からなるレトルト殺菌機において、スプレ
ー部(4)では、駆動源(17)の作動により連通部(1
9)、導入管(16)及び連結導入管(15)を介して、一
体的に連結されて多数のスプレーノズル(13)を有する
ヘッダーパイプ(14)が垂直面内で回転揺動運動し、こ
の回転揺動運動を繰り返しながら、熱水又は冷却水を入
口(18)から導入管(16)及び連結導入管(15)介し
て、ヘッダーパイプ(14)のスプレーノズル(13)より
噴出する。このスプレーノズル(13)からの噴霧状の熱
水又は冷却水は、ヘッダーパイプ(14)の回転揺動運動
によりトレー(2)周辺へ均一に噴霧散布され、熱水又
は冷却水がトレー(2)上の被処理物(3)に向けて満
遍なく噴霧されるので、トレー(2)の段積み状態の如
何に拘らず被処理物(3)は均一な殺菌処理が行なわれ
る。
この時、密封されたタンク(1)の内圧が、例えば、
大気圧であるならば、100℃の熱水の粒径の熱水滴をス
プレーノズル(13)から噴出させると、瞬間的に沸騰し
て蒸気となり、目的とする滴状の熱水を被処理物(3)
に吹き付けることができない。そこで、本発明では、加
圧空気導入系(11)及び排気系(12)からなるタンク
(1)の内圧調節系でもって噴出熱水温度に対応してタ
ンク(1)の内圧を調節する。即ち、タンク(1)の内
圧を、タンク(1)内に加圧空気を導入する加圧空気導
入系(11)と、タンク(1)内から気体を排出する排気
系(12)との相互操作によって所望の熱水滴が瞬間的に
沸騰し霧化しない圧力に設定することができる。従っ
て、90〜130℃の範囲内の熱水であっても、熱水滴の大
きさを大豆粒状などに大きくする必要がなく粒径が0.2
〜0.6mm程度の熱水滴を被処理物(3)に均一に吹き付
けることができ、散布された周辺をすべて均一温度化で
き効率の良い処理ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−66865(JP,A) 特開 昭61−62464(JP,A) 特開 平2−171173(JP,A) 特開 昭59−205969(JP,A) 特開 昭62−204753(JP,A) 実開 昭64−20849(JP,U) 実開 平1−19438(JP,U) 米国特許4395383(US,A) 米国特許4203947(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61L 2/06 A23L 3/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理物を載置したトレーを複数段積み重
    ねた状態で収納配置した密封構造のレトルト釜と、レト
    ルト釜内の各段のトレー上の被処理物に熱水又は冷却水
    を噴霧状にして噴出するスプレー部と、レトルト釜の下
    部に溜まった水を加圧下でポンプ及び熱交換器を通って
    再びスプレー部から噴霧状に噴出する循環路とを具備し
    た噴霧式レトルト殺菌機において、 レトルト釜内に加圧空気を導入する加圧空気導入系と、
    レトルト釜内から気体を排出する排気系とからなるレト
    ルト釜の内圧調節系を付設し、噴出熱水温度に対応し
    て、熱水滴が瞬間的に沸騰し霧化しない圧力にレトルト
    釜の内圧を調節することを特徴とする噴霧式レトルト殺
    菌機。
JP50532891A 1991-03-11 1991-03-11 噴霧式レトルト殺菌機 Expired - Lifetime JP3302012B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AU74410/91A AU647466B2 (en) 1991-03-11 1991-03-11 Spray type retort sterilizer
PCT/JP1991/000331 WO1992015335A1 (en) 1991-03-11 1991-03-11 Spray type retort sterilizer
NZ237741A NZ237741A (en) 1991-03-11 1991-04-08 Spray type retort steriliser with internal pressure adjusting system.
US08/232,587 US5527516A (en) 1991-03-11 1994-04-25 Spray type retort sterilizer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3302012B2 true JP3302012B2 (ja) 2002-07-15

Family

ID=27423818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50532891A Expired - Lifetime JP3302012B2 (ja) 1991-03-11 1991-03-11 噴霧式レトルト殺菌機

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5527516A (ja)
EP (1) EP0533923B1 (ja)
JP (1) JP3302012B2 (ja)
AU (1) AU647466B2 (ja)
CA (1) CA2080134C (ja)
DE (1) DE69121409T2 (ja)
NZ (1) NZ237741A (ja)
WO (1) WO1992015335A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012500029A (ja) * 2008-08-15 2012-01-05 サバン ベンチャーズ ピーティーワイ リミテッド ネブライザマニホルド

Families Citing this family (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996005868A1 (fr) * 1994-08-24 1996-02-29 Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. Sterilisateur a pulverisation et procede de sterilisation
US5770148A (en) * 1996-01-16 1998-06-23 Preservation Technologies, L.P. Method and apparatus for the deacidification of library materials
AU2057297A (en) * 1996-03-05 1997-09-22 Medical Products, Inc. Method and apparatus for disinfecting medical instruments
US5980823A (en) * 1996-05-27 1999-11-09 Jidosha Buhin Kogyo Co., Ltd. Garbage processing apparatus having deodorizing unit
DE19707291C2 (de) * 1997-02-24 2003-04-03 Fresenius Ag Autoklav
US5997813A (en) * 1997-10-17 1999-12-07 Commonwealth H2O Matrix Condensate tempering system for use with steam sterilizers
DE10140555B4 (de) * 2001-05-16 2004-04-15 Greiner Maschinenbau Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Erhitzen von Lebensmitteln
WO2003080127A1 (en) * 2002-03-27 2003-10-02 Dag Arntsen Method and apparatus for antibacterial sanitation treatment of rooms and objects
US20060057021A1 (en) * 2002-10-15 2006-03-16 Sawyer Melvyn L Fixed vacuum-insulated saturated steam autoclave
GB2398501B (en) * 2003-02-24 2005-03-16 Patrick Brian Clayton Device for cleaning and sterilising dental equipment
JP4684026B2 (ja) * 2005-07-04 2011-05-18 越後製菓株式会社 食品加熱処理方法並びに食品加熱処理装置
JP4824962B2 (ja) 2005-07-25 2011-11-30 越後製菓株式会社 遠心分離脱水装置
SE531164C2 (sv) * 2007-02-12 2009-01-07 Tetra Laval Holdings & Finance Metod för att försterilisera en aseptisk tank och anslutande rörledningar
US20140234793A1 (en) * 2010-06-04 2014-08-21 Alvin Stewart Ostrow Moist heat drug delivery apparatus and method
US8808638B2 (en) * 2011-09-16 2014-08-19 Tomoda Selling & Sailing Co., Ltd. Retort sterilization device, heating device, heat sterilization method, and heat treatment method
EP2705779B1 (en) * 2012-09-10 2014-09-03 Electrolux Home Products Corporation N.V. A steam system for a steam cooking appliance
KR101242738B1 (ko) * 2012-12-27 2013-03-11 (주)대성후드텍 레토르트 살균장치의 경량 도어 구조
CN103071164B (zh) * 2013-01-31 2015-06-10 山东新华医疗器械股份有限公司 用于高压蒸汽灭菌器的内循环水喷射真空系统
CN105435256A (zh) * 2015-12-30 2016-03-30 夏周阳 一种快速冷却的高温蒸汽灭菌柜
CN105533391A (zh) * 2015-12-30 2016-05-04 解慧芳 食品蒸煮灭菌托盘、食品蒸煮灭菌装置及蒸煮灭菌方法
KR101953348B1 (ko) * 2016-02-16 2019-02-28 주식회사 엘지화학 에어로겔 시트의 제조장치
DE102017117568A1 (de) * 2017-08-02 2019-02-07 Metall + Plastic Gmbh Dekontaminationsanordnung, System sowie Dekontaminationsverfahren
CN108904823A (zh) * 2018-07-20 2018-11-30 芜湖杨燕制药有限公司 驱虫斑鸠菊注射剂的灭菌装置
US11582991B2 (en) 2019-06-03 2023-02-21 John Bean Technologies Corporation Retort system
CN110639037B (zh) * 2019-09-16 2021-01-19 宁波方太厨具有限公司 一种食具消毒柜
CN111068076A (zh) * 2020-01-18 2020-04-28 台州椒江路行医疗科技有限公司 一种带热气散发的高温消毒装置
CN111450287A (zh) * 2020-04-29 2020-07-28 连云港佑源医药设备制造有限公司 一种医疗器械用托盘灭菌装置
CN112179068B (zh) * 2020-10-10 2021-12-14 小熊电器股份有限公司 消毒锅、消毒锅的安全烘干方法
CN112891569A (zh) * 2020-12-19 2021-06-04 张家港华菱医疗设备股份公司 水浴灭菌柜
WO2022140295A1 (en) * 2020-12-21 2022-06-30 Farther Farms, Inc. Method and apparatus for introducing pre-heated working fluid within a high pressure vessel
CN114893842B (zh) * 2022-06-22 2023-07-21 珠海格力电器股份有限公司 加湿装置、加湿空调器及其控制方法
CN115463229A (zh) * 2022-08-16 2022-12-13 四川新雅轩食品有限公司 一种反压水浴型高压灭菌锅
CN115645561B (zh) * 2022-11-03 2023-06-20 长春豪邦健康科技有限公司 一种无菌人参次抛精华液制备方法及装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2179256A (en) * 1936-10-14 1939-11-07 Gill Walter Lawrence Heating, drying, and sterilizing cabinet
DE2125102A1 (de) * 1971-05-19 1972-11-30 Anton Huber Gmbh & Co Kg, 8050 Freising Verfahren und Einrichtung zum Reinigen einer Anzahl kleiner Gegenstände
US3971629A (en) * 1975-02-03 1976-07-27 The Quaker Oats Company Retorting tray
US4203947A (en) * 1977-11-11 1980-05-20 American Sterilizer Company Load conditioning control apparatus for steam sterilization
FR2419883A1 (fr) * 1978-03-13 1979-10-12 Maj Sarl Dispositif pour le conditionnement et la conservation sous vide en emballage plastique de produits sterilises, notamment du linge, dans un autoclave
US4395383A (en) * 1980-09-19 1983-07-26 Vernitron Corporation Apparatus for controlling temperature below 212 degrees fahrenheit in a sterilizer chamber
JPS58155833A (ja) * 1982-03-11 1983-09-16 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡用洗浄装置
JPS5966865A (ja) * 1982-10-05 1984-04-16 Kishimoto Akira レトルト処理法
JPS59205969A (ja) * 1983-05-09 1984-11-21 Kishimoto Akira レトルト処理冷却法
JPS6162464A (ja) * 1984-09-04 1986-03-31 株式会社 日阪製作所 蒸気式レトルト殺菌における加圧方法
JPS62204753A (ja) * 1986-03-04 1987-09-09 東洋製罐株式会社 レトルト内圧力制御方法
US5068087A (en) * 1988-12-30 1991-11-26 American Sterilizer Company High capacity multicomponent liquid vaporizer

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012500029A (ja) * 2008-08-15 2012-01-05 サバン ベンチャーズ ピーティーワイ リミテッド ネブライザマニホルド

Also Published As

Publication number Publication date
CA2080134C (en) 2003-04-22
CA2080134A1 (en) 1992-09-12
EP0533923B1 (en) 1996-08-14
EP0533923A1 (en) 1993-03-31
WO1992015335A1 (en) 1992-09-17
AU647466B2 (en) 1994-03-24
DE69121409T2 (de) 1996-12-12
AU7441091A (en) 1992-10-06
NZ237741A (en) 1994-01-26
EP0533923A4 (en) 1993-08-11
DE69121409D1 (de) 1996-09-19
US5527516A (en) 1996-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3302012B2 (ja) 噴霧式レトルト殺菌機
US5208998A (en) Liquid substances freeze-drying systems and methods
KR890000188B1 (ko) 식품의 제조 및 열처리 방법과 장치
EP0138789A2 (en) Method for heat treatment of articles and arrangement for carrying out the method
WO2005113024A1 (en) Immersion retort
WO2006041066A1 (ja) 飲料殺菌方法および飲料殺菌装置
JP2779870B2 (ja) レトルト殺菌機
JPH10258811A (ja) 容器の殺菌装置及び容器の殺菌方法
JP3056930B2 (ja) レトルト殺菌方法
JP2836821B2 (ja) 飲料に使用される原料水から溶存酸素を除去する方法
JPH0347646Y2 (ja)
US7104465B2 (en) Water spray retort system suitable for paperboard packages
JPH11227725A (ja) プラスチック容器の殺菌処理装置
JPH0347647Y2 (ja)
JP3056924B2 (ja) シャワー式レトルト殺菌装置
CN105972203B (zh) 自动调节正负压的溶菌酶二聚体海藻酸钠溶液配制脱气及压力输送缸装置
JP3069060B2 (ja) レトルト釜
WO2004047924A1 (fr) Appareil de desaeration pour desaerer l'eau utilisee pendant le traitement d'une tumeur a focalisation ultrasonore
JP3379825B2 (ja) 含気食品調理殺菌機の除水機構
JPH033197Y2 (ja)
JPH11227726A (ja) プラスチック容器の殺菌処理方法
JPH0584055A (ja) レトルト殺菌機
US20240164413A1 (en) Retort system and process
JPH0347648Y2 (ja)
WO2024182177A2 (en) Retort system and process

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080426

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090426

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100426

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110426

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term