JP3301883B2 - オートフォーカスビデオカメラ - Google Patents

オートフォーカスビデオカメラ

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JP3301883B2
JP3301883B2 JP08819095A JP8819095A JP3301883B2 JP 3301883 B2 JP3301883 B2 JP 3301883B2 JP 08819095 A JP08819095 A JP 08819095A JP 8819095 A JP8819095 A JP 8819095A JP 3301883 B2 JP3301883 B2 JP 3301883B2
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  • Lens Barrels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像映像信号を用いて
自動的に焦点整合を行うオートフォーカス装置を有する
ビデオカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラのオートフォーカス装置に
おいて、撮像素子から得られた撮像映像信号を焦点制御
状態の評価に用いる方法は、本質的にパララックスが存
在せず、また被写界深度が浅い場合や遠方の被写体に対
しても精度良く焦点を合わせられる等優れた点が多い。
しかも、オートフォーカス用の特別なセンサーも不要で
機構的にも極めて簡単である。
【0003】ところで、通常のビデオカメラでは、オー
トフォーカス機能に加えて撮像素子への入射光量を適当
な量に調整して著しく暗い画面や明るい画面の映出を防
止するオートアイリス機能や、光源の色温度に応じてR
(赤)及びB(青)信号のゲインを調節する白バランス
調整機能が配備され、これらの両機能についてもオート
フォーカス機能と同様に撮像映像信号を評価する方法が
賞用されている。
【0004】図1はこれらの3機能を有するビデオカメ
ラの要部ブロック図である。この従来技術について説明
する。撮影レンズ1を通過した入射光は、光学絞り機構
2を経て固体撮像素子(CCD)3上に結像し、光電変
換されて撮像信号としてAGC回路4に入力され、この
AGC回路4の出力は、映像信号処理回路5に入力され
る。
【0005】映像信号処理回路5は、図2に示すように
撮像信号をR、G、Bの3原色信号に加工する色分離回
路5aと、色分離回路5aからのR信号をRゲイン補正
信号により設定される利得により増幅するR増幅器5b
と、同様にB信号をBゲイン補正信号により設定される
利得により増幅するB増幅器5cと、G信号及び、R及
びB増幅器5b、5cを経たR及びB信号を入力として
輝度信号Y及び色差信号R−Y、B−Yを作成するカメ
ラプロセス&マトリックス回路5dから構成される。
【0006】ここで、CCD3からの撮像信号は通常そ
のレベルが輝度に比例する信号であり、撮像信号はロー
パスフィルタ(LPF)12に入力されてオートアイリ
ス用の露出状態の評価に用いられる。
【0007】また、撮像信号は、高周波成分を取り出す
カットオフ周波数が200KHzのBPF10と、カッ
トオフ周波数がBPF10より高い600KHzに設定
されたBPF11に入力され、これらの両BPF出力が
オートフォーカス用の合焦状態の評価に用いられる。
【0008】また、映像信号処理回路5から出力される
色差信号R−Y及びB−Yは夫々LPF8、9に入力さ
れて、そのレベルが検出される。
【0009】LPF8、9、12、BPF10、11の
5個の出力は夫々スイッチ13の固定接点13a、13
b、13c、13d、13eに入力され、このスイッチ
13は後述のマイクロコンピュータ(マイコン)7から
の切換制御信号により、所定のルールに沿って切り換え
動作が実行される。
【0010】スイッチ13出力はA/D変換器14にて
ディジタル値に変換され、ディジタル積分器15にて1
フィールド期間の総和、即ちディジタル積分されて、各
評価値としてマイコン7に入力される。
【0011】ここで、スイッチ13が固定接点13aに
切り換わり、LPF8出力が選択されていると、1フィ
ールド期間の積算の完了後に、ディジタル積分器15か
らは色差信号R−Yの1フィールド分のディジタル積分
値がR−Y色評価値として、同様にスイッチ13が固定
接点13bに切り換わり、LPF9出力が選択されてい
ると、ディジタル積分器15からは色差信号B−Yの1
フィールド分のディジタル積分値がB−Y色評価値とし
て出力される。
【0012】更に、スイッチ13が固定接点13cに切
り換わり、BPF10出力が選択されていると、ディジ
タル積分器15からは撮像信号の200KHz以上の高
周波成分の1フィールド期間のディジタル積分値が第1
焦点評価値として、同様にスイッチ13が固定接点13
dに切り換わり、BPF11出力が選択されていると、
ディジタル積分器15からは撮像信号の600KHz以
上の高周波成分の1フィールド期間のディジタル積分値
が第2焦点評価値として出力される。
【0013】また、スイッチ13が固定接点13eに切
り換わり、LPF12出力が選択されていると、ディジ
タル積分器15からは撮像信号の1フィールド期間のデ
ィジタル積分値が露出評価値として出力される。
【0014】尚、通常、スイッチ13、A/D変換器1
4、及びディジタル積分器15は単一のスタンダードセ
ル16にてIC化されている。
【0015】また、図1の16はレンズ1を光軸方向に
進退させるフォーカスモータであり、マイコン7からの
速度及び方向を指示する指令を受けて駆動速度及び回転
方向が制御され、駆動速度の変化によりレンズの移動速
度が変化し、回転方向の変化によりレンズの移動方向が
変化する。また、モータ16からマイコン7には現行の
レンズ位置を示す情報が入力される。この位置情報は、
フォーカスモータ16の初期位置からの一方向への回転
量を基に算出される。即ち、レンズが初期位置から合焦
動作を開始した場合に、モータ16が正方向に回転して
レンズが無限遠点方向に回転する場合には、初期位置に
該当する初期値にモータ16の回転量を加算し、逆転し
てレンズが近点方向に回転する場合には、モータ16の
回転量を減算される。
【0016】上述のように、マイコン7は白バランス調
整動作、露出調整動作、及び合焦動作の独立した異なる
3種類の動作を時分割的に実行するが、それらの基にな
る各評価値はスイッチ13からディジタル積分器15ま
での一連の回路を時分割に使用することで算出してい
る。即ち、図3(a)のように、スイッチはBPF10
→BPF11→LPF8→BPF10→BPF11→L
PF9→BPF10→BPF11→LPF3のように3
フィールド周期でBPF10、BPF11が選択された
後に3種類のLPFのいずれかが順次選択されることに
なる。言い換えると、山登り合焦動作の基になる第1焦
点評価値を作成するBPF10は3フィールドに1回、
第1焦点評価値と共に相対比Rを算出するBPF11も
BPF10に続いて3フィールドに1回、R−Y色差信
号の白バランス調整用のLPF8は9フィールドに1
回、B−Y色差信号の白バランス調整用のLPF9も9
フィールドに1回、更に露出調整用のLPF12も9フ
ィールドに1回選択されることになる。
【0017】また、スイッチ13での1フィールド期間
での選択により、各フィルタ出力はこの1フィールド期
間にわたってディジタル積分されて評価値に加工され、
実際にマイコン7に読み込まれて各処理が実行されるの
は、次フィールドとなる。即ち、図3(b)に示すよう
に、あるフィールド(nを整数として、nフィールド目
とする)でBPF10が選択されていると、第1焦点評
価値のマイコン7での読み込みはn+1フィ−ルド目と
なり、n+1フィールド目でのBPF11の選択による
第2焦点評価値の読み込み及び山登り合焦動作はn+2
フィールド目で実行され、n+2フィールド目でLPF
8の選択によるR−Y色評価値の読み込みはn+3フィ
ールド目で実行され、n+3フィールド目でのBPF1
0が選択により得られる第1焦点評価値のマイコン7で
の読み込みはn+4フィ−ルド目となり、n+4フィー
ルド目でのBPF11の選択による第2焦点評価値の読
み込み及び山登り合焦動作はn+5フィールド目で実行
され、n+5フィールド目でLPF9の選択によるB−
Y色評価値の読み込み及び最新のR−Y色評価値と同時
にR及びB利得調整信号の作成動作である白バランス調
整動作はn+6フィールド目で実行され、n+6フィー
ルド目でのBPF10の選択により得られる第1焦点評
価値の読み込みはn+7フィ−ルド目となり、n+7フ
ィールド目でのBPF11の選択による第2焦点評価値
の読み込み及び山登り合焦動作はn+8フィールド目で
実行され、n+8フィールド目でLPF12の選択によ
る露出評価値の読み込み及びこれに基づく露出調整動作
はn+9フィールド目に実行され、以降この切換及び読
み込み動作が繰り返される。
【0018】次にマイコン7での処理を更に詳述する
と、マイコン7は1フィールド毎に図4のカメラ処理ル
ーチンを実行する。このカメラ処理ルーチンは合焦動作
のためのAF処理と、露出調整動作のためのAE処理
と、白バランス調整動作のためのAWB処理を択一的に
実行するもので、具体的には、まずステップS1にてス
イッチ13の切り換えを前述のルールに従って1フィー
ルド毎に実行し、ステップS2にて1フィールド前にス
イッチ13にて選択されていたフィルタ出力のディジタ
ル積分値を評価値としてディジタル積分器15から読み
出し、スイッチ13がBPF10またはBPF11を選
択したフィールドの次のフィールドであれば、ステップ
S3にてこのフィールドをAF処理のフィールドと認識
して、ステップS4のAF処理ルーチンに移行する。
【0019】また、スイッチ13がLPF12を選択し
たフィールドの次のフィールドであれば、ステップS4
を飛び越えてステップS5からステップS6のAE処理
ルーチンに移行する。
【0020】更に、スイッチ13がLPF8またはLP
F9を選択したフィールドの次のフィールドであれば、
ステップS6を飛び越えてステップS7からステップS
8のAWB処理ルーチンに移行する。
【0021】ここで、更にステップS4のAF処理ルー
チンについて説明する。AF処理ルーチンは、図5に示
すようなフローチャートで構成される。このフローチャ
ートを詳述すると、スイッチ13がBPF10を選択し
ていたフィールドの次のフィールドであるとステップS
10に認識されると、ステップS11にて入力された評
価値が第1焦点評価値V1であるとしてメモリM1に記
憶し、AF処理ルーチンを完了する。
【0022】また、スイッチ13がBPF11を選択し
ていたフィールドの次のフィールドであるとステップS
10にて認識されると、入力された評価値が第2焦点評
価値V2であるとして、ステップS12に移行する。ス
テップS12では山登り制御が完了してレンズが合焦位
置にて停止した時にのみセット状態となるAF完了フラ
グのセット状態を確認するステップであり、合焦動作中
にはクリア状態であるため、ステップS13に移行す
る。
【0023】ここで、第1焦点評価値V1と第2焦点評
価値V2はBPF10のカットオフ周波数がBPF11
のカットオフ周波数よりも低く設定されているので、B
PF10出力はBPF11出力よりも比較的低い周波数
成分も含まれることになり、図7に図示するように、第
1焦点評価値V1は合焦位置にて最大値となりレンズ位
置の変化に対して緩やかな山型となり、一方、第2焦点
評価値V2は合焦位置にて最大値となりレンズ位置の変
化に対して急峻な山型となる。
【0024】CLフラグはレンズが合焦位置を行き過ぎ
たと認識された時点でクリア状態となるフラグであり、
通常の山登り合焦動作中はセット状態であるため、ステ
ップS14に移行する。
【0025】ステップS14は、入力された第2焦点評
価値V2がこれまでの最大評価値MAXと比較され、最
新の評価値の方が大きいと判断された場合には、ステッ
プS15にてレンズは山登り中であるとして最新の評価
値にて最大評価値MAXの値を更新される。更にステッ
プS16にて最新の評価値が入力された時点の現行のレ
ンズ位置をレンズ位置メモリMLに記憶する。
【0026】次いで、現在の移動方向に合焦位置が存在
するとして、ステップ17にてレンズ移動方向を現状の
ままに維持させ、依然として山登り制御は継続されるべ
きであるとしてステップS18にてCLフラグをセット
し、ステップS19にてメモリM1に保管されている最
新の第1焦点評価値V1を読みだし、相対比R(=V2
/V1)を算出する。
【0027】次いで、相対比Rが第1閾値RTHを上回
るか否かの判断をステップS20にて実行し、相対比R
が閾値RTHを上回る場合には、ステップS21にて現
在のレンズ位置が合焦位置に接近してきているとしてレ
ンズ移動を低速とするためにフォーカスモータ16を低
速駆動させ、逆に相対比Rが閾値RTHを下回る場合に
は、ステップS22にて現在のレンズ位置が合焦位置か
らかなり離間しているとして、レンズ移動を高速とする
ためにフォーカスモータ16を高速駆動させる。
【0028】ここで、相対比Rによるレンズ移動速度の
制御について更に詳述すると、相対比Rなる状態量は、
焦点評価値と同様に被写体の合焦状態(ボケ度合い)を
表現できる関数値であり、比率で表現されているため一
種の正規化された状態量であり、被写体の置かれている
環境の影響をあまり受けにくい性質を有している。例え
ば、被写体の照度が変化した場合に、焦点評価値の絶対
値は変化するが、相対比としては大きな変化がない。通
常、上記の性質は被写体の種類を問わぬものである故
に、この相対比をボケ度合いのパラメータとして使用す
ることが可能になる。このボケ度合いと相対比Rの関係
を図示すると図8の単調減少特性曲線となり、更に第2
焦点評価値V2及び相対比Rとレンズ位置との関係を図
示すると図9の様になり、この図8から明らかなように
相対比Rは合焦位置を頂点として、近点及び∞点側に略
直線状に変化する特性が得られる。従って、第1閾値R
THと相対比Rを比較した結果、第1閾値RTHを上回
る時には焦点評価値の変化状態が急峻な合焦位置近傍で
あり、下回るときには、変化状態が緩やかな合焦位置か
ら離れた位置にレンズ位置があることになる。一方、レ
ンズ移動はできるだけ高速で行うほうが迅速な合焦動作
が可能になるが、レンズが合焦位置に接近している場合
には、余りに高速過ぎると合焦位置を行き過ぎる際の行
き過ぎ量が大きくなり、不安定な合焦動作が実行されて
しまう。
【0029】そこで、この対策として、前述のように相
対比Rを第1閾値RTHと比較することでレンズが合焦
位置に接近しているか否かを判断して、合焦位置に接近
している場合にのみレンズの移動速度を低速にしてい
る。
【0030】以上の一連の山登り合焦動作により、図6
の矢印Y1のようにレンズは第2焦点評価値が大きくな
る方向に移動しながら徐々に合焦位置Pに接近すること
になる。
【0031】一方、ステップS14にて最新の焦点評価
値が最大評価値MAXを下回ると判断されるときには、
合焦位置を確実に行き過ぎたことを確認できる閾値幅a
以上に第2焦点評価値V2が落ち込んだか否かをステッ
プ23にて判断し、閾値幅a内の僅かな落ち込みではノ
イズ等の影響による恐れもあるので山登り動作を継続
し、閾値幅a以上の落ち込みが確認できた場合に、Q点
に達したとして、ステップ24に移行してレンズ移動方
向を逆転するようにモータ16の回転方向を逆転させ、
ステップS25にてレンズを高速移動させ、ステップS
26にて合焦位置を行き過ぎたことを示すためにフラグ
CLをクリアし、レンズは図6の矢印Y2方向に移行す
ることになる。
【0032】従って、この以後のAF処理では、ステッ
プS13からステップS27に移行して、現行のレンズ
位置とレンズ位置メモリMLに記憶されている最大評価
値をとるレンズ位置とを比較し、第2焦点評価値V2が
最大評価値MAXとなる位置までレンズが戻ってきたか
否かを判断し、復帰していないのであれば、矢印方向の
レンズ移動を継続し、復帰しているのであればステップ
S28にてフォーカスモータ16の駆動を停止させてレ
ンズ1を停止させ、ステップS29にてAF完了フラグ
をセットする。これによりレンズは合焦位置にて停止
し、合焦動作が完了したことになり、これ以後のAF処
理では、ステップS12から一連の山登り合焦動作が実
行されることはない。
【0033】また、LPF12を選択して得られた評価
値を露出評価値が読み込まれた場合に実行されるAE処
理では、この画面全体の輝度レベルを示す露出評価値が
最適露出状態を実現できる基準値に一致させるように絞
り補正信号を出力し、これに応じて、光学絞り機構2で
の絞り量を調整する。尚、入射光量が著しく多く絞り機
構2が全開状態になっても、まだ基準値に一致させられ
ない場合には、AGC補正信号をAGC回路4に入力し
て撮像信号のレベルをAGC回路4にて電気的に調整す
る。
【0034】また、AWB処理ルーチンではLPF8を
選択することにより得られる評価値がマイコン7に取り
込まれてきた場合には、メモリにこの評価値をR−Y評
価値として保管する作業のみを実行し、3フィールド後
にLPF9を選択することにより得られる評価値がマイ
コン7に取り込まれてきた場合には、この評価値をB−
Y評価値として認識すると共にメモリから最新のR−Y
評価値を読み出し、R−Y評価値が予め設定された基準
値になるようにRゲイン補正信号をR増幅器5bに出力
して、R信号のゲインを補正する。また、同時にB−Y
評価値が予め設定された基準値になるようにBゲイン補
正信号をB増幅器5cに出力して、B信号のゲインを補
正する。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】通常、白バランス調整
及び露出調整は比較的長い時間をかけて緩やかに調整し
ても特に問題はないが、合焦動作の場合、レンズが合焦
位置を大きく過ぎる等の問題を考慮して、焦点評価値の
算出から、それに基づく具体的な制御までを短時間に処
理しなければならない。即ち、前記従来技術では、3フ
ィールドに1回ずつ第1及び第2焦点評価値を得て、こ
れらを基に3フィールドに1回合焦動作を実行すること
になるため、第2焦点評価値が最大値となる合焦位置を
行き過ぎて落ち込み始めたことを認識できるのは、合焦
位置から3フィールド行き過ぎた位置となる。
【0036】また、実際には、図10に示すように、C
CD3にて蓄積された電荷を基に作成された撮像信号
は、次フィールドで所定のフィルタを介してディジタル
積分され、更に次のフィールドでマイコン7内に読み込
まれるため、マイコンに読み込まれた焦点評価値は1.
5フィールド前に撮影された画面を評価して得られたデ
ータとなる。従って、レンズが合焦位置に達して、その
後に評価値の落ち込みを検出して合焦位置を達していた
ことを認識できるまでには、実際の合焦位置での撮影か
ら、合計で4.5フィールドも要することになり、この
4.5フィールドの間にレンズは合焦位置を行き過ぎて
許容幅aを大きく越えて合焦位置から離れる方向に移動
することになり、一旦合焦状態に達していたものが再び
大きくピンボケとなることになる。
【0037】この様な問題点を解決するためのには、B
PF10、11用にA/D変換器及びディジタル積分器
15を夫々用意し、更にLPF8、9、12用にA/D
変換器及びディジタル積分器を1個用意する、即ちA/
D変換器及びディジタル積分器を3チャンネル分用意
し、毎フィールド焦点評価値を算出して1フィールド後
にマイコンに読み取れば、撮像から必然的に必要な1.
5フィールドの遅れを加味しても2.5フィールドの遅
れとなり、2フィールド間にレンズが行き過ぎる量を削
除することが可能になるが、このような対応では、A/
D変換器及びディジタル積分器15を有するスタンダ−
ドセルのゲート数が大幅に増加し、コストアップを免れ
得ない。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明は、レンズを経て
入射される入射光を撮像素子にて光電変換して得られる
撮像信号の第1の高周波成分を取り出す第1BPFと、
第1BPFよりもカットオフ周波数が高く、撮像信号の
第2の高周波成分を取り出す第2BPFと、撮像信号の
レベルを検出するLPFと、第1BPF、第2BPF及
びLPFの出力を択一的に選択するスイッチ手段と、ス
イッチ手段出力をディジタル積分し、スイッチ手段にて
第1BPFが選択されている場合に積分値を第1焦点評
価値として出力し、第2BPFが選択されている場合に
積分値を第2焦点評価値として出力し、LPFが選択さ
れている場合に積分値を露出評価値として出力する積分
手段と、第1焦点評価値または第2焦点評価値のいずれ
かの焦点評価値が最大値となるように撮像素子とレンズ
間の距離を制御するフォーカス制御手段と、第1焦点評
価値に対する第2焦点評価値の比を相対比として算出す
る相対比算出手段と、露出評価値が所定の基準値になる
ように露出を調整する露出制御手段とを備え、相対比が
閾値を上回るときにスイッチ手段を第1BPFあるいは
第2BPFの一方に固定することを特徴とする。
【0039】更に別の手段として、レンズを経て入射さ
れる入射光を撮像素子にて光電変換して得られる撮像信
号の第1の高周波成分を取り出す第1BPFと、第1B
PFよりもカットオフ周波数が高く、撮像信号の第2の
高周波成分を取り出す第2BPFと、撮像信号中の色差
信号R−Yのレベルを検出する第1LPFと、撮像信号
中の色差信号B−Yのレベルを検出する第2LPFと、
撮像信号中のR信号の利得を調整するR信号増幅器と、
撮像信号中のB信号の利得を調整するB信号増幅器と、
第1BPF、第2BPF、第1LPF及び第2LPFの
出力を択一的に選択するスイッチ手段と、スイッチ手段
出力をディジタル積分し、スイッチ手段にて第1BPF
が選択されている場合に積分値を第1焦点評価値として
出力し、第2BPFが選択されている場合に積分値を第
2焦点評価値として出力し、第1LPFが選択されてい
る場合に積分値をR−Y色評価値として出力し、第2L
PFが選択されている場合に積分値をB−Y色評価値と
して出力する積分手段と、第1焦点評価値または第2焦
点評価値のいずれかの焦点評価値が最大値となるように
撮像素子とレンズ間の距離を制御するフォーカス制御手
段と、第1焦点評価値に対する第2焦点評価値の比を相
対比として算出する相対比算出手段と、R−Y色評価値
及びB−Y色評価値が所定の基準値になるようにR信号
増幅器の利得及びB信号増幅器の利得を決定する利得制
御手段を備え、相対比が閾値を上回るときにスイッチ手
段を第1BPFあるいは第2BPFの一方に固定するこ
とを特徴とする。
【0040】
【作用】本発明は上述のように構成したので、相対比が
閾値を上回って合焦状態に近付いた後は、1フィールド
毎にフォーカス制御の基礎になる第1または第2焦点評
価値のいずれかが常時検出されることになり、レンズの
相対位置が合焦位置を行き過ぎた際の行き過ぎ量を最小
限に抑えることが可能になる。
【0041】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例について
説明する。尚、全体のブロック図は従来技術で説明した
図1と同様であり、相違するのはマイコン7での動作の
みである。
【0042】マイコン7では、相対比Rが第2閾値RA
を下回る間には、従来例と同様に白バランス調整動作、
露出調整動作、及び合焦動作を実行する。また、この
時、スイッチ13での切換パターンは図3と同一とな
る。
【0043】本実施例でのAF処理では、図4の一連の
処理の後段に図12のステップS30のようにスイッチ
13の切換及びマイコンでのAE、AWBの処理に影響
を与えるフラグBSの状態制御ルーチンが付加されてい
る点が従来例と異なる。
【0044】このフラグBSの状態制御ルーチンは、図
13のようなフローチャートにより構成されている。即
ち、山登り合焦動作のための一連のステップの後に、ス
テップS31にて山登り中であるか否かをフラグCLの
状態を基に判断し、フラグCLがセット状態にある場合
に、ステップS32にてステップS19にて算出された
相対比Rが第2閾値RAを上回るか否かを判断し、R<
RAであればレンズは合焦位置からかなり離れた位置に
あり急にこの合焦位置を行き過ぎることはないと判断し
てステップS33にてフラグBSをクリアし、逆にR≧
RAを満足する場合には、レンズは合焦位置にかなり近
付いており、レンズは合焦位置を大きく行き過ぎる恐れ
があるとしてステップS34にてフラグBSをセット状
態とする。
【0045】また、ステップ31にて山登り中ではない
と判断された場合には、もはや第2焦点評価値のみを1
フィールド毎に取り出して合焦動作を実行する必要はな
いとして、ステップS35にてフラグBSをクリアす
る。
【0046】一方、カメラ処理では、図11に示すよう
に、図5のフローチャートにステップ80乃至85が追
加されている。ここで、ステップS80、S82、S8
4及び85はいずれもフラグBSがセット状態にあるか
否かを判断するステップであり、言い換えると山登り中
で合焦位置にレンズが十分に接近しているかもしくは山
登り動作を既に終了しているか否かを判断するステップ
であり、フラグBSがセット状態にない、即ち合焦位置
からレンズがかなり離れているかあるいは合焦位置の検
出は既に完了した場合には、従来例と全く同様に図4の
順序に沿ってマイコン7はAF処理、AE処理、AWB
処理を順次実行する。
【0047】一方、フラグBSがセット状態にあれば、
ステップS81にてスイッチ13が固定接点13dに固
定され、これによりステップS2にてディジタル積分器
からマイコン7に入力される評価値は常にBPF11出
力の積分値となる。
【0048】次いで、ステップS82から無条件にステ
ップS4に移行してAF処理が実行され、次いで、ステ
ップS84からステップS5及びステップS6を飛び越
えてAE処理が実行されず、同様にステップS85から
ステップS7及びステップS8を飛び越えてAWB処理
が実行されないことになる。こうしてフラグBSがセッ
ト状態を継続する間は、BPF11出力から1フィール
ド毎に得られる第2焦点評価値のみに基づいてキメ細か
い合焦動作が実行されて、合焦位置を大きく行き過ぎる
恐れが回避される。
【0049】また、この間は露出調整動作及び白バラン
ス調整動作は禁止されるが、これらの2調整動作は合焦
走査に比べて高いレスポンスを要求されるものではない
ので、かなり合焦位置に接近しているレンズが合焦位置
を行き過ぎて閾値幅aを越える程度の落ち込みが生じる
迄の時間、実行しなくとも大きな不都合はない。
【0050】更に、上述のようにスイッチ13が固定接
点13dに固定されている間には、第2焦点評価値V2
のみが1フィールドごとに更新されて、相対比R算出に
必要な第1焦点評価値V1の更新は為されず、ステップ
S19での相対比Rの算出に際しては、必ずしも正確な
値ではなくなるが、図7からも明らかなように第1焦点
評価値V1は、山、即ち合焦位置近傍では平坦な形状と
なり、相対比Rは第2焦点評価値に依存して変化するこ
とになり、第1焦点評価値が更新されなくとも問題には
ならない。
【0051】尚、前記実施例では、山登り合焦動作を実
行する際の基礎として第2焦点評価値V2を用いたが、
これに代えて第1焦点評価値V1を用いてもよく、この
場合、フラグBSがセット状態にあればスイッチ13は
常時、固定接点13cに固定されるように設定されなけ
ればならない。また、レンズを高速移動させるか否かの
判断基準となる第1閾値RTHと、AF処理のみを実行
するか否かの判断基準となる第2閾値RAは共に予め実
験等により最適値に設定されているが、特に同一値であ
っても特に問題はない。
【0052】また、前記実施例ではレンズ1をフォーカ
スモータ16の駆動力により光軸方向に進退させたが、
これに代えてレンズ1を固定し、CCD3をフォーカス
モータにより光軸方向に進退させることも可能であり、
更にフォーカスモータに代えて圧電素子により実現する
こともできる。
【0053】更に、前記実施例では、CCD3から得ら
れる撮像信号を焦点評価値または露出評価値の作成に利
用しているが、映像信号処理回路5からの輝度信号を利
用することも可能であることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、相対比が閾
値を上回って合焦状態に近付いた後は、1フィールド毎
にフォーカス制御の基礎になる焦点評価値のいずれかが
常時検出されることになり、レンズの相対位置が合焦位
置を行き過ぎた際の行き過ぎ量を最小限に抑えることが
可能になり、ディジタル積分器等の増加に伴うコストア
ップを必要としないでスムーズな焦点自動調整を実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体のブロック図である。
【図2】本発明の一実施例の要部ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例のスイッチ13の切り換えル
ール及びマイコンでの処理タイミングを説明する図であ
る。
【図4】本発明の従来例のカメラ処理ルーチンのフロー
チャートである。
【図5】本発明の従来例のAF処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【図6】本発明の山登り合焦動作でのレンズ位置と第2
焦点評価値との関係を説明する図である。
【図7】本発明の第1及び第2焦点評価値とレンズ位置
の関係を説明する図である。
【図8】本発明のボケ度合いと相対比の関係を説明する
図である。
【図9】本発明の第2焦点評価値及び相対比とレンズ位
置の関係を説明する図である。
【図10】本発明の従来例のタイミング説明図である。
【図11】本発明の一実施例でのカメラ処理ルーチンの
フローチャートである。
【図12】本発明の一実施例でのAF処理ルーチンのフ
ローチャートである。
【図13】本発明の一実施例でのフラグBS状態制御処
理ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
1 レンズ 2 絞り機構 3 CCD 8 LPF 9 LPF 10 BPF 11 BPF 12 LPF 13 スイッチ 15 ディジタル積分器 7 マイクロコンピュータ 16 フォーカスモータ 5b R増幅器 5c B増幅器

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズを経て入射される入射光を撮像素
    子にて光電変換して得られる撮像信号の第1の高周波成
    分を取り出す第1BPFと、 該第1BPFよりもカットオフ周波数が高く、該撮像信
    号の第2の高周波成分を取り出す第2BPFと、 該撮像信号のレベルを検出するLPFと、 前記第1BPF、第2BPF及びLPFの出力を択一的
    に選択するスイッチ手段と、 該スイッチ手段出力をディジタル積分し、前記スイッチ
    手段にて前記第1BPFが選択されている場合の前記ス
    イッチ手段出力の積分値を第1焦点評価値として出力
    し、前記第2BPFが選択されている場合の前記スイッ
    チ手段出力の積分値を第2焦点評価値として出力し、前
    記LPFが選択されている場合の前記スイッチ手段出力
    の積分値を露出評価値として出力する積分手段と、 前記第1焦点評価値または前記第2焦点評価値のいずれ
    かの焦点評価値が最大値となるように前記撮像素子と前
    記レンズ間の距離を制御するフォーカス制御手段と、 前記第1焦点評価値に対する前記第2焦点評価値の比を
    相対比として算出する相対比算出手段と、 前記露出評価値が所定の基準値になるように露出を調整
    する露出制御手段と、 前記相対比が閾値を上回っていないときには、前記スイ
    ッチ手段が所定期間毎に所定の切換パターンに従って前
    記第1BPF、第2BPF、LPFのいずれかを順次選
    択するように、また前記相対比が前記閾値を上回ってい
    るときには、前記スイッチ手段が前記第1BPFまたは
    第2BPFのいずれか一方のみを選択するように前記ス
    イッチ手段の切換を制御するスイッチ制御手段を備える
    オートフォーカスビデオカメラ。
  2. 【請求項2】 レンズを経て入射される入射光を撮像素
    子にて光電変換して得られる撮像信号の第1の高周波成
    分を取り出す第1BPFと、 該第1BPFよりもカットオフ周波数が高く、該撮像信
    号の第2の高周波成分を取り出す第2BPFと、 前記撮像信号中の色差信号R−Yのレベルを検出する第
    1LPFと、 前記撮像信号中の色差信号B−Yのレベルを検出する第
    2LPFと、 前記撮像信号のR信号の利得を調整するR信号増幅手段
    と、 前記撮像信号のB信号の利得を調整するB信号増幅手段
    と、 前記第1BPF、第2BPF、第1LPF及び第2LP
    Fの出力を択一的に選択するスイッチ手段と、 該スイッチ手段出力をディジタル積分し、前記スイッチ
    手段にて前記第1BPFが選択されている場合の前記ス
    イッチ手段出力の積分値を第1焦点評価値として出力
    し、前記第2BPFが選択されている場合の前記スイッ
    チ手段出力の積分値を第2焦点評価値として出力し、前
    記第1LPFが選択されている場合の前記スイッチ手段
    出力の積分値をR−Y色評価値として出力し、前記第2
    LPFが選択されている場合の前記スイッチ手段出力の
    積分値をB−Y色評価値として出力する積分手段と、 前記第1焦点評価値または前記第2焦点評価値のいずれ
    かの焦点評価値が最大値となるように前記撮像素子と前
    記レンズ間の距離を制御するフォーカス制御手段と、 前記第1焦点評価値に対する前記第2焦点評価値の比を
    相対比として算出する相対比算出手段と、 前記R−Y色評価値及び前記B−Y色評価値が所定の基
    準値になるようにR信号増幅手段の利得及びB信号増幅
    手段の利得を決定する利得制御手段と、 前記相対比が閾値を上回っていないときには、前記スイ
    ッチ手段が所定期間毎に所定の切換パターンに従って第
    1BPF、第2BPF、第1LPF、第2LPFのいず
    れかを順次選択するように、また前記相対比が前記閾値
    を上回っているときには、前記スイッチ手段が前記第1
    BPFまたは第2BPFのいずれか一方のみを選択する
    ように前記スイッチ手段の切換を制御するスイッチ制御
    手段を備えるオートフォーカスビデオカメラ。
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