JP3301530B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JP3301530B2 JP3301530B2 JP04231297A JP4231297A JP3301530B2 JP 3301530 B2 JP3301530 B2 JP 3301530B2 JP 04231297 A JP04231297 A JP 04231297A JP 4231297 A JP4231297 A JP 4231297A JP 3301530 B2 JP3301530 B2 JP 3301530B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock piece
- push
- connector
- lock
- locking
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
- H01R13/6272—Latching means integral with the housing comprising a single latching arm
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/64—Means for preventing incorrect coupling
- H01R13/641—Means for preventing incorrect coupling by indicating incorrect coupling; by indicating correct or full engagement
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T403/00—Joints and connections
- Y10T403/60—Biased catch or latch
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
コネクタに関する。
−89756号公報に記載のものが知られている。この
ものは、図16に示すように、雌側のハウジングaに、
先端側に鈎部bを備えて支点cを中心にシーソー状に揺
動可能なロック片dが設けられる一方、相手の雄側のハ
ウジングeに、上記のロック片dの鈎部bに係止可能な
係止突部fが設けられた構造である。そして両ハウジン
グa,eを嵌合すると、鈎部bが係止突部fに乗り上げ
つつロック片dが揺動し、両ハウジングa,eが正規に
嵌合されると、ロック片dが復動して鈎部bが係止突部
fの後面に係止されることで、両ハウジングa,eがロ
ックされるようになっている。ところで、この種のコネ
クタでは、両ハウジングa,eが正規に嵌合されたとき
の節度感を高めることが要望されている。そのため上記
のものでは、ロック片dの先端に立ち上がり状に連結部
gを設けて、これをハウジングaの先端側に形成された
フード部hと一体的に連結し、これによりロック片dの
復元力を大きく取るようにして、上記の節度感を高める
手段が講じられていた。
のでは、ロック片dから立ち上げられた連結部gが変形
し難いフード部hと一体的に連結されているため、ロッ
ク操作が繰り返し行われると連結部gが塑性変形しやす
く、そうするとロック片dが元姿勢まで復動できない等
によりロック機能を果たせなくなるおそれがあった。本
発明のコネクタは上記のような事情に基づいて完成され
たものであって、その目的は、ロック片の復元力を大き
く取って節度感を高め、なおかつ本来のロック機能を確
実に果たせるようにすることにある。
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合される
一対のコネクタハウジングのいずれか一方には弾性的に
傾動可能なロック片が設けられ、このロック片は、両コ
ネクタハウジングの嵌合に伴い相手のコネクタハウジン
グに設けられた係止部を通過することで傾動し、両コネ
クタハウジングが正規に嵌合されたところで復動して前
記係止部に係止されるようにしたコネクタにおいて、い
ずれか一方のコネクタハウジングには前記ロック片の傾
動端の外方を覆うようにドームが設けられ、このドーム
には、傾動した前記ロック片により押圧されて弾性変位
し、その弾発力により前記ロック片を元姿勢側に押し戻
すように機能する押し戻し部が前記ロック片とは独立し
て設けられている構成としたところに特徴を有する。
て、前記押し戻し部は、前記ドームの一部を切り込むこ
とで弾性変形可能な片持ちアーム状に形成されている構
成としたところに特徴を有する。
て、前記押し戻し部は、前記ドームの内面において内側
に膨らんだブリッジ状となって弾性変形可能に形成され
ている構成としたところに特徴を有する。
ムに設けられた押し戻し部を弾性変位させつつ傾動し、
正規に嵌合されると、押し戻し部の復元弾力で助勢され
つつロック片は元姿勢に復動する。押し戻し部の復元弾
力がロック片の復動を助勢し、もって節度感を高めるこ
とができる。また、押し戻し部はロック片とは独立して
設けられているから塑性変形するおそれが少なく、ロッ
ク片はそのロック機能を確実に果たすことができる。ロ
ック後は、ドームによってロック片の係止部分が保護さ
れる。
設けられたアーム状の押し戻し部を弾性的に撓み変形さ
せつつ傾動する。ドームを設けたことでロック片の係止
部分が保護されることに加え、そのドームの一部を切り
込んでアーム状の押し戻し部が形成されているので、構
造がすっきりとまとまる。 <請求項3の発明>ロック片は、ドームの内面に設けら
れたブリッジ状の押し戻し部を弾性的に撓み変形させつ
つ傾動する。ロック片の係止部分を保護するドームを高
強度に保持しつつ、ロック片の復動の助勢機能を果たす
ことができる。
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>まず、図1ないし図3によって本発明
の第1実施形態を説明する。この第1実施形態のコネク
タは、図1に示すように、互いに嵌合される雄側のコネ
クタハウジングM1(以下、単に雄ハウジングという)
と、雌側のコネクタハウジングF1(以下、単に雌ハウ
ジングという)とを備えている。
され、嵌合面となる前面側に嵌合凹部1が形成され、図
示しない複数の雄型端子金具が対応するキャビティ2内
に収容されて、それぞれのタブが嵌合凹部1内に整列し
て突出するようになっている。一方の雌ハウジングF1
は同じく合成樹脂材により形成されており、本体部3の
前端側(図1の左側)の回りに筒形をなすフード部4が
設けられている。このフード部4の内側に上記した雄ハ
ウジングM1が嵌められ、本体部3の前端側が嵌合凹部
1内に突入されるようになっている。本体部3に形成さ
れたキャビティ5内には、それぞれ図示しない雌型端子
金具が収容され、後記するように両ハウジングM1,F
1が嵌合された場合に、対応する雄雌の端子金具同士が
嵌合接続されるようになっている。
を正規に嵌合された状態にロックするロック機構が備え
られている。そのため、雌ハウジングF1の本体部3の
上面における幅方向の中央部にはロック片7が設けられ
ている。このロック片7は、前後方向に細長く、かつ背
の低い門形断面に形成されていて、長さ方向の略中央部
分における左右の側壁の下縁が支点部8を介して本体部
3と一体に連結されており、その支点部8を中心として
シーソー状に揺動可能となっている。
により係止用の鈎部10が形成されている。鈎部10の
前面はテーパ面10Aとなっている。一方、雄ハウジン
グM1の上面には、上記したロック片7の進入を案内す
る一対のガイド壁11が突設されており、その間に、ロ
ック片7の鈎部10に係止可能な係止部12が突設され
ている。この係止部12における鈎部10との当接面と
なる前面もテーパ面12Aとなっている。すなわち雌ハ
ウジングF1を雄ハウジングM1に押し込むと、ロック
片7の鈎部10が係止部12に突き当たってテーパ面1
0A,12Aに沿って係止部12上に乗り上げつつ、ロ
ック片7が時計回り方向に揺動し(図2(A)参照)、
両ハウジングM1,F1が正規に嵌合されると、鈎部1
0が係止部12を越えるため、ロック片7が元姿勢に復
元して鈎部10が係止部12の後面に係止されること
で、ロックされるようになっている(図2(B)参
照)。
面には、ロック片7の上方に対応する幅方向の中央部分
が一段高くされてドーム14が形成されている。このド
ーム14は、ロック片7と係止部12との係止部分を外
部からの衝撃等から保護するために有用である。このド
ーム14には前後方向の逃がし溝15が形成されてい
る。この逃がし溝15は、後端から前端の少し手前の位
置まで切り込み形成されていて、この逃がし溝15の前
端からは、図3にも示すように、片持ち状で撓み変形可
能な押し戻し用のアーム16が後方を向いて突設されて
いる。アーム16の先端には当接部17が下向きに突設
されており、ロック片7の先端部の上面に近接してい
る。
って、続いてその作動を説明する。図1の状態から両ハ
ウジングM1,F1を嵌合すると、その途中でロック片
7の鈎部10が係止部12に突き当たり、図2(A)に
示すように、テーパ面10A,12Aに沿って係止部1
2上に乗り上げて、ロック片7が同図の時計回り方向に
揺動する。このロック片7の揺動に伴い、持ち上がった
ロック片7の先端が当接部17を押して、押し戻し用の
アーム16を上方に撓み変形させる。
1が正規の嵌合状態となると、ロック片7の鈎部10が
係止部12を越える。そうすると図2(B)に示すよう
に、ロック片7が元姿勢に復元して、鈎部10が係止部
12の後面に係止することでロックされる。その際、ロ
ック片7は、ロック片7自体の復元弾力に加えて、撓み
変形していたアーム16の復元弾力も受けて勢い良く元
姿勢側に復元する。そのため、ロック片7の鈎部10の
先端が雄ハウジングM1の上面に強く叩き付けられて大
きな音を発し、作業者は大きな節度感を得て、嵌合作業
が正規に完了したことを認識できる。
後端側を強く押圧して時計回り方向に揺動させると、ア
ーム16を強制的に撓み変形させつつ鈎部10が係止部
12から外れるので、ロックが解除される。他方、ロッ
ク片7が不用意にロック解除方向に揺動した場合、押し
戻し用のアーム16に当たることで抵抗が加わって揺動
が規制されるので、アーム16は簡易な二重ロック部材
として機能する。
ば、押し戻し用のアーム16の復元弾力がロック片7の
復動を助勢し、ロック片7の鈎部10を雄ハウジングM
1の上面に強く叩き付けるように作用して、節度感を高
めることができる。また、押し戻し用のアーム16はロ
ック片7とは別体に設けられているから塑性変形するお
それが少なく、ロック片7はそのロック機能を確実に果
たすことができる。さらにアーム16は、いわばドーム
14の一部を切り込んで形成された形状となっているの
で、構造的にもすっきりとまとまる。
形態を図4ないし図7によって説明する。この第2実施
形態のコネクタは、図4に示すように、一対の雄ハウジ
ングM2と雌ハウジングF2とを備えている。両ハウジ
ングM2,F2の基本的な構造は、上記の第1実施形態
のハウジングM1,F1と同様であるから、同一機能を
有する部位については適宜に同一符号を付しつつ簡単に
説明する。
に嵌合凹部1が形成され、複数の雄型端子金具31が対
応するキャビティ2内に収容されて、それぞれのタブ3
2が嵌合凹部1内に整列して突出するようになってい
る。雌ハウジングF2は、本体部3の前端側(図4の左
側)の回りに筒形をなすフード部4が設けられている。
このフード部4の上面側の幅方向の中央部には、前後方
向の切欠溝21が形成されている。このフード部4の内
側に上記した雄ハウジングM2が嵌められ、本体部3の
前端側が嵌合凹部1内に突入されるようになっている。
本体部3に形成されたキャビティ5内には、それぞれ雌
型端子金具33が収容され、両ハウジングM2,F2が
嵌合された場合に対応する雄雌の端子金具31,33同
士が嵌合接続される。
の本体部3の上面における切欠溝21と対応する位置
に、ロック片7が設けられている。このロック片7は、
門形断面であって、その前端側が塞がれることで鈎部1
0が形成され、長さ方向の略中央部分に設けられた支点
部8を中心としてシーソー状に揺動可能となっている。
一方、雄ハウジングM2の上面には、上記したロック片
7の鈎部10に係止可能な係止部12が突設されてい
る。係止部12と鈎部10の当接面はそれぞれテーパ面
12A,10Aとなっている。
戻し用のアーム16が雄ハウジングM2側に設けられて
いる。詳細には、雄ハウジングM2の前端側の上面に
は、図5ないし図7に示すように、上記の係止部12を
挟むようにして前後方向を向いた一対のガイド壁22が
突設されている。このガイド壁22は、雌ハウジングF
2のフード部4の切欠溝21内に嵌合して嵌合案内する
ようになっている。両ガイド壁22の前縁の上端部の間
には、架橋部23が形成されている。この架橋部23の
後面側の幅方向の中央部からは、片持ち状で撓み変形可
能な押し戻し用のアーム16が後方を向いて突設されて
いる。アーム16の先端は上記した係止部12の直上付
近にまで達しており、その先端には当接部17が下向き
に突設されている。
ハウジングM2,F2を嵌合すると、その途中でロック
片7の鈎部10が係止部12に突き当たり、図4に示す
ように、テーパ面10A,12Aに沿って係止部12上
に乗り上げて、ロック片7が同図の時計回り方向に揺動
する。このとき、雄ハウジングM2に設けられた押し戻
し用のアーム16はロック片7の先端の上方に位置して
いるので、ロック片7の揺動に伴って持ち上がったロッ
ク片7の先端が当接部17を押し、アーム16を上方に
撓み変形させる。
2が正規の嵌合状態となると、ロック片7の鈎部10が
係止部12を越えるために、ロック片7が元姿勢に復元
して鈎部10が係止部12の後面に係止することでロッ
クされる。その際、ロック片7は、ロック片7自体の復
元弾力に加えて、撓み変形していたアーム16の復元弾
力も受けて勢い良く元姿勢側に復元する。そのため、ロ
ック片7の鈎部10の先端が雄ハウジングM2の上面に
強く叩き付けられて大きな音を発し、作業者は大きな節
度感を得て嵌合作業が正規に完了したことを認識でき
る。
ム16の復元弾力がロック片7の復動を助勢し、ロック
片7の鈎部10を雄ハウジングM2の上面に強く叩き付
けるように作用して、節度感を高めることができ、また
アーム16はロック片7とは別体に設けられているから
塑性変形するおそれが少なく、ロック片7はそのロック
機能を確実に果たすことができる。
形態を図8ないし図10によって説明する。この第3実
施形態は、前記の第1実施形態の変形例ともいうべきも
のである。すなわち、図8,9に示すように、雌ハウジ
ングF3のフード部4の上面に設けられたドーム14の
下面には、ロック片7の先端の上方に対応して、下方に
膨出しつつブリッジ状となった押し戻し片25が、ロッ
ク片7を横切るようにして形成されている。その他の構
造は、前記の第1実施形態と同様であって、同一機能を
有する部位については同一符号を付すことで重複した説
明は省略する。
る。両ハウジングM3,F3を嵌合すると、ロック片7
の鈎部10が係止部12に突き当たって、図10に示す
ように係止部12上に乗り上げ、ロック片7が同図の時
計回り方向に揺動する。それに伴い、持ち上がったロッ
ク片7の先端が、押し戻し片25の中央部を押して偏平
に撓み変形させる。
となると、ロック片7の鈎部10が係止部12を越える
ために、ロック片7が元姿勢に復元して鈎部10が係止
部12の後面に係止することでロックされる。その際、
ロック片7は、ロック片7自体の復元弾力に加えて、撓
み変形していた押し戻し片25の復元弾力も受けて勢い
良く元姿勢側に復元する。そのため、ロック片7の鈎部
10の先端が雄ハウジングM3の上面に強く叩き付けら
れて大きな音を発する。同様に、押し戻し片25の復元
弾力がロック片7の復動を助勢して、節度感を高めるこ
とができ、また押し戻し片25はロック片7とは別体に
設けられているから塑性変形するおそれも少ない。ま
た、押し戻し片25は、ドーム14の下面にブリッジ状
に形成されているので、ドーム14そのものが高強度に
保持される。
発明の第4実施形態を示す。この第4実施形態では、本
発明を慣性ロック形式のロック機構を採用したコネクタ
に適用した場合を例示している。ハウジングの基本的な
構造は前記第1実施形態のものと同様であるので、同一
機能を有する部位については同一符号を付すことで重複
した説明は省略する。
グF4に設けられたロック片7の鈎部10の当接面10
Bと、雄ハウジングM4に設けられた係止部12の当接
面12Bが、それぞれほぼ鉛直面状に形成されている。
この構造とすることにより、鈎部10が係止部12上に
乗り上がり難くなり、乗り上げさせるためには大きな力
を要する。そして、鈎部10が係止部12に乗り上がる
のに要する力のピークを、雄雌の端子金具同士が嵌合す
る際の摩擦力等のピークよりも大きくなるように設定し
ておくと、雌ハウジングF4を押し込んでロック片7の
鈎部10を係止部12に乗り上げさえすれば、後は慣性
力によって雌ハウジングF4が正規位置まで押し込まれ
て、雄雌の端子金具同士が正規に嵌合接続され、かつ両
ハウジングM4,F4同士がロックされることとなる。
F4のフード部4の上面に一段高くなったドーム14が
形成され、図14,15に示すように、このドーム14
の天井面に、2本のスリット27が後縁から中央部にわ
たって入れられることで、片持ち状で撓み変形可能な押
し戻し用のアーム28が後方を向いて突設されている。
アーム28の先端には半球形の当接部29が下向きに突
設され、ロック片7の先端側の上面に当接している。
図11の状態から両ハウジングM4,F4を嵌合する
と、ロック片7の鈎部10が係止部12に突き当たり、
大きな抵抗を受けつつ図12に示すように係止部12上
に乗り上げ、ロック片7が同図の時計回り方向に揺動す
る。このロック片7の揺動に伴い、持ち上がったロック
片7の先端が当接部29を押して、押し戻し用のアーム
28を上方に撓み変形させる。
部12の上に乗り上げた後は、慣性力によって雌ハウジ
ングF4が正規位置まで押し込まれる。そうすると、ロ
ック片7の鈎部10が係止部12を越えるので、図13
に示すように、ロック片7が元姿勢に復元して鈎部10
が係止部12の後面に係止することでロックされる。そ
の際、ロック片7は、ロック片7自体の復元弾力に加え
て、撓み変形していたアーム28の復元弾力も受けて勢
い良く元姿勢側に復元する。そのため、ロック片7の鈎
部10の先端が雄ハウジングM4の上面に強く叩き付け
られて大きな音を発し、作業者は大きな節度感を得て、
嵌合作業が正規に完了したことを認識できる。
いても、押し戻し用のアーム28の復元弾力がロック片
7の復動を助勢し、ロック片7の鈎部10を雄ハウジン
グM4の上面に強く叩き付けるように作用して、節度感
を高めることができる。また、押し戻し用のアーム28
はロック片7とは別体に設けられているから塑性変形す
るおそれが少なく、ロック片7はそのロック機能を確実
に果たすことができる。
両ハウジングM4,F4が半嵌合状態に留め置かれるお
それは少ないのであるが、それでも例えば、ロック片7
を予めロックの解除方向に押圧した状態で雌ハウジング
F4を押し込んだ場合には、慣性ロックが機能しなくな
って、ロック片7の鈎部10が係止部12に乗り上がっ
たままで半嵌合状態に留め置かれることがあり得る。そ
の点本実施形態によれば、アーム28がロック片7が傾
動する際の抵抗となって、ロック片7を傾動し難くして
いるので、嵌合操作前に誤ってロック片7をロック解除
方向に押し込むことが規制され、慣性ロックを成立しや
すくなる。また、仮に半嵌合状態に留め置かれた場合、
図12に示すように、アーム28の先端が上方に突出し
た状態となるので、これを目視することによって半嵌合
を検知することができる。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)第3実施形態に例示したように、ブリッジ状の押
し戻し片を設ける構造は、第2実施形態のように、係止
部を設けたハウジング側に押し戻し部を設ける場合にも
同様に適用することができる。 (2)上記各実施形態では、長さ方向の中央部を支点と
してシーソー状に揺動するロック片を例示したが、片持
ち状で弾性的に傾動するロック片を備えたものにも同様
に適用することが可能である。
前の状態の断面図である。
了した状態の断面図である。
途中の状態の断面図である。
面図である。
る。
合前の状態の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに嵌合される一対のコネクタハウジ
ングのいずれか一方には弾性的に傾動可能なロック片が
設けられ、このロック片は、両コネクタハウジングの嵌
合に伴い相手のコネクタハウジングに設けられた係止部
を通過することで傾動し、両コネクタハウジングが正規
に嵌合されたところで復動して前記係止部に係止される
ようにしたコネクタにおいて、 いずれか一方のコネクタハウジングには前記ロック片の
傾動端の外方を覆うようにドームが設けられ、このドー
ムには、傾動した前記ロック片により押圧されて弾性変
位し、その弾発力により前記ロック片を元姿勢側に押し
戻すように機能する押し戻し部が前記ロック片とは独立
して設けられていることを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 前記押し戻し部は、前記ドームの一部を
切り込むことで弾性変形可能な片持ちアーム状に形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。 - 【請求項3】 前記押し戻し部は、前記ドームの内面に
おいて内側に膨らんだブリッジ状となって弾性変形可能
に形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネ
クタ。
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