JP3301364B2 - オイルクーラ - Google Patents

オイルクーラ

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JP3301364B2 JP32899397A JP32899397A JP3301364B2 JP 3301364 B2 JP3301364 B2 JP 3301364B2 JP 32899397 A JP32899397 A JP 32899397A JP 32899397 A JP32899397 A JP 32899397A JP 3301364 B2 JP3301364 B2 JP 3301364B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水冷エンジンの冷
却水と水冷エンジン内を循環するエンジンオイルとの間
で熱交換を行い、エンジンオイルを冷却するオイルクー
ラに関するもので、車両用に用いて有効である。
【0002】
【従来の技術】オイルクーラの構造は、例えば特公平2
−10357号公報に記載のように、冷却水通路とオイ
ル通路とをコアプレートで仕切って冷却水通路内にオイ
ル通路(チューブ)を構成するとともに、コアプレート
両面(両通路)に冷却水とエンジンオイルとの熱交換を
促進するオフセット型のフィンをろう付けしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、エン
ジンルーム内に配設される機器の数が増加傾向であるこ
とに加えて、車両の体格を拡大することなく車室内(キ
ャビン)の拡充を図るべく、エンジンルームに配設され
る各機器間の隙間(クリアランス)を縮小させている。
【0004】しかし、各機器間の隙間が小さくなると、
各機器の組み付け性(搭載性)が悪化し、車両の製造原
価上昇を招くおそれがあるので、各機器の小型化への要
求が高まってきている。そこで、発明者等は、オフセッ
ト型のフィンのフィンピッチおよびフィン高さを小さく
して、フィンの高密度化を図ることによりオイルクーラ
の小型化を図ったが、オフセット型のフィンはプレス加
工にて成形されるので、加工速度およびプレス金型の寿
命などの点で、フィンの高密度化には適していないとい
うことが判明した。
【0005】また、エンジンオイルは、周知のごとく、
エンジン内を循環してピストンやカムシャフトなどの可
動部分の潤滑および冷却をするものであるので、いたず
らにフィンの高密度化を図ると、オイルクーラでの圧力
損失が大きくなり、エンジンオイルをエンジンの隅々ま
で供給することができず、エンジンが焼き付いてしまう
という問題を招いてしまうおそれがある。
【0006】この問題に対して、オイル通路側のフィン
の厚みを薄くして、オイル通路での圧力損失を小さくす
るといった手段が考えられるが、単純にオイル通路側の
フィンの厚みを薄くすると、耐圧強度(機械的強度)が
低下してしまうという新たな問題が発生してしまう。さ
らに、オイル通路は冷却水通路内に形成されているの
で、例えば上記公報に記載のごとく両通路側のフィンの
厚みを等しくした場合には、ろう付け時にフィンを加熱
する際に、両フィンの昇温特性が両フィン間で相違して
しまう。このため、温度上昇度が大きくなる冷却水通路
側のフィンが溶けてしまう(エロージョンが発生する)
ので、ろう付け不良が発生してしまう。
【0007】本発明は、上記点に鑑み、小型化に適した
オイルクーラを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を採用する。請求項1
〜6に記載の発明では、水側フィン(102d)および
オイル側フィン(102c)を波状(コルゲート状)と
するとともに、これらのフィン(102d、102c)
をチューブ(103d)にろう付けし、かつ、水側フィ
ン(102d)の厚み(tw)を、オイル側フィン(1
02c)の厚み(to)より大きくしたことを特徴とす
る。
【0009】第1に、フィン(102c、102d)を
波状(コルゲート状)としたので、ラジエータやコンデ
ンサなどの熱交換器に採用されているコルゲートフィン
と同様に、ローラ成形法よりフィン(102c、102
d)を成形することができる。このため、プレス成形で
成形されるオフセット型フィンに比べて、フィンピッチ
の小さいフィンを成形することができるので、コンデン
サの多穴チューブのごとく、チューブ(103d)の耐
圧強度(機械的強度)を向上させることができるととも
に、フィンの高密度化をさらに図ることができる。
【0010】したがって、チューブ(103d)の耐圧
強度を損なうことなく、チューブ(103d)内の圧力
損失を低減すべく、オイル側フィン(102c)の厚み
(to)を薄くすることができる。 第2に、水側フィ
ン(102d)の厚み(tw)を、オイル側フィン(1
02c)の厚み(to)より大きくしたので、ろう付け
時に、水側フィン(102d)の温度上昇度がオイル側
フィン(102c)の温度上昇度より大きくなることを
防止できるので、水側フィン(102d)のエロージョ
ンを防止して、両フィン(102c、102d)のろう
付け不良を防止できる。
【0011】以上に述べたように、本発明によれば、ろ
う付け性や耐圧強度などオイルクーラの品質を損なうこ
となく、オイルクーラの小型化を図ることができる。と
ころで、水側フィン(102d)は冷却水に常に接触し
ているので、水側フィン(102d)はオイル側フィン
(102c)より腐食し易い。このため、例えば、両フ
ィン(102d、102c)の厚みが等しい場合には、
当然のことながら水側フィン(102d)の腐食がオイ
ル側フィン(102c)より早く進行するので、オイル
クーラの寿命は、腐食し易い水側フィン(102d)の
寿命により決定されてしまう。
【0012】これに対して、本発明によれば、水側フィ
ン(102d)の厚み(tw)が、オイル側フィン(1
02c)の厚み(to)より大きいため、腐食し易い水
側フィン(102d)の寿命を延命すことができるの
で、オイルクーラの長寿命化を図ることができる。な
お、水側フィン(102d)の厚み(tw)は、請求項
2に記載のごとく、オイル側フィン(102c)の厚み
(to)の1.05倍以上とすることが望ましい。
【0013】また、水側フィン(102d)の厚み(t
w)は、請求項3に記載のごとく、オイル側フィン(1
02c)の厚み(to)の1.10倍以上とすることが
望ましい。また、オイル側フィン(102c)の各部の
寸法は、請求項4に記載のごとく、フィン高さ(ho)
を1〜3mmとし、フィンの厚み(to)を0.05〜
0.3mmとし、フィンピッチ(fpo)を4mm以下
とし、チューブ(103d)の厚み(tp)を0.2m
m以上とすることが望ましい。
【0014】また、水側フィン(102d)の各部の寸
法は、請求項5に記載のごとく、フィン高さ(hw)を
1〜3mmとし、フィンの厚み(tw)を0.05〜
0.3mmとし、フィンピッチ(fpw)を2〜4mm
とすることが望ましい。なお、上記各手段の括弧内の符
号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係
を示すものである。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本実施形
態に係るオイルクーラ100の断面図であり、このオイ
ルクーラ100は水冷エンジン本体(以下、エンジンと
略す。)の壁面に固定されるものである。
【0016】101はエンジン内を循環するエンジンオ
イル(以下、オイルと略す。)中の異物を濾過する円筒
状のフィルタエレメント(以下、フィルタと略す。)で
あり、102はエンジン冷却水(以下、冷却水と略
す。)とオイルとの間で熱交換を行うオイルクーラコア
部(以下、コア部と略す。)である。このコア部102
は、所定形状にプレス成形されたコアプレート102
a、102b間に矩形波状(矩形コルゲート状)のオイ
ル側インナーフィン102cをろう付けして形成したコ
アユニット(コア単位)を、コアプレート102a、1
02bの厚み方向に積層してろう付けしたものである
(図2参照)。
【0017】つまり、両コアプレート102a、102
bによって、コア部102に流通する冷却水の冷却水通
路103cとオイルが流通するオイル通路(チューブ)
103dとを仕切るとともに、冷却水通路103c内に
オイル通路(チューブ)103dを構成している。そし
て、各コアユニット間には、矩形波状(矩形コルゲート
状)の冷却水側インナーフィン102dが各コアプレー
ト102a、102bにろう付けされており、水側イン
ナーフィン102dの厚みtwは、オイル側インナーフ
ィン102cの厚みtoより大きくなっている。
【0018】また、両インナーフィン102c、102
dには、図3に示すように、冷却水およびオイルをイン
ナーフィン102c、102dの表裏両面側に蛇行させ
る、周知のルーバ103eが両インナーフィン102
c、102dから一体に切り起こされている。因みに、
コア部102およびフィルタブラケット105のろう付
け時には、図1に示すように、ブラケット部104のエ
ンジン取り付け面104aを下側として、各コアプレー
ト102a、102b、表裏両面にろう材が被覆された
両インナーフィン102c、102dおよび仕切り部材
103の順に積層した状態でろう付けする。これによ
り、コア部102に重力が作用するので、コア部102
を確実にろう付けすることができる。
【0019】また、103はコア部102が配設されて
いる空間(以下、この空間をコア空間と呼ぶ。)103
aとフィルタ101が配設されている空間(以下、この
空間をフィルタケーシング部と呼ぶ。)103bとを仕
切る金属(本実施形態ではアルミニウム)製の仕切り部
材であり、この仕切り部材103は、仕切り部材をエン
ジンに固定するための金属(本実施形態ではアルミニウ
ム)製のブラケット部材104に一体ろう付けされてい
る。なお、以下、この一体ろう付けされた仕切り部材1
03およびブラケット部材104とを合わせてフィルタ
ブラケット105と呼ぶ。
【0020】そして、コア空間103aは、コア部10
2を収納するとともに、コア部102に流通する冷却水
の通路102cの一部を構成している。このため、コア
部102はフィルタブラケット105(仕切り部材10
3およびブラケット部材104)の内壁にろう付けされ
ている。また、102eは冷却水が流入する流入開口部
であり、102fはコア部102にて熱交換を終えた冷
却水が流出する流出開口部であり、両開口部102e、
102fには、外部配管(図示せず)を接続するための
接続パイプ102gがろう付けされている。
【0021】ところで、106は、コア部102を経て
フィルタケーシング部103b内に流入したオイルがコ
ア部102側に逆流することを防止するゴム製の逆止弁
であり、107はフィルタ101で濾過されたオイルを
コア部102の中央部を貫通させてエンジンに還流させ
る管部である。そして、管部107とフィルタ101と
の間には、両者107、101の隙間を密閉するゴム製
のシール部材108が配設されている。
【0022】また、109はフィルタ101を仕切り部
材103に向けて押圧する皿バネ状の弾性部材であり、
この弾性部材109は、フィルタケーシング部103b
の開口部を閉塞する蓋110により押圧されている。な
お。蓋110は、フィルタケーシング部103b(ブラ
ケット部104)にネジ結合されているとともに、両者
110、103bの隙間はOリング111により密閉さ
れている。 さらに、104bは、フィルタブラケット
105(ブラケット部104)をエンジンに固定するた
めのボルト(図示せず)が挿入されるボルト穴であり、
104bは蓋110を回す際にスパナなどの工具が係合
する二面幅である。
【0023】因みに、本実施形態に係るオイルクーラ1
00においてフィルタ101を交換する際には、蓋11
0を外してフィルタ101を取り外して交換する。次
に、本実施形態の特徴を述べる。本実施形態によれば、
第1に、インナーフィン102c、102dを矩形波状
としたので、ラジエータやコンデンサなどの熱交換器に
採用されているコルゲートフィンと同様に、ローラ成形
法より両インナーフィン102c、102dを成形する
ことができる。
【0024】このため、プレス成形で成形されるオフセ
ット型フィンに比べて、フィンピッチの小さいフィンを
成形することができるので、コンデンサの多穴チューブ
のごとく、チューブ(オイル通路)103dの耐圧強度
(機械的強度)を向上させることができるとともに、フ
ィンの高密度化をさらに図ることができる。したがっ
て、チューブ103dの耐圧強度を損なうことなく、チ
ューブ103d内の圧力損失を低減すべく、オイル側イ
ンナーフィン102cの厚みtoを薄くすることができ
る。
【0025】第2に、水側インナーフィン102dの厚
みtwを、オイル側インナーフィン102cの厚みto
より大きくしたので、ろう付け時に、水側インナーフィ
ン102dの温度上昇度がオイル側インナーフィン10
2cの温度上昇度より大きくなることを防止できるの
で、水側インナーフィン102dのエロージョンを防止
してろう付け不良を防止できる。
【0026】以上に述べたように、本実施形態によれ
ば、ろう付け性や耐圧強度などオイルクーラ100の品
質を損なうことなく、オイルクーラ100の小型化を図
ることができる。また、水側インナーフィン102dの
厚みtwが、オイル側インナーフィン102cの厚みt
oより大きいため、腐食し易い水側インナーフィン10
2dの寿命を延命することができるので、オイルクーラ
100の長寿命化を図ることができる。
【0027】なお、水側インナーフィン102dの厚み
twは、オイル側インナーフィン102cの厚みtoの
1.05倍以上とすることが望ましい。そして、さらに
望ましくは、水側インナーフィン102dの厚みtw
は、オイル側インナーフィン102cの厚みtoの1.
10倍以上である。また、オイル側インナーフィン10
2cの各部の寸法は、フィン高さhoを1〜3mmと
し、フィンの厚みtoを0.05〜0.3mmとし、フ
ィンピッチfpoを4mm以下とし、チューブ103d
(コアプレート102a、102b)の厚みtpを0.
2mm以上とすることが望ましい(図4〜9参照)。
【0028】また、水側インナーフィン102dの各部
の寸法は、フィン高さhwを1〜3mmとし、フィンの
厚みtwを0.05〜0.3mmとし、フィンピッチf
pwを4mm以下とすることが望ましい(図4〜9参
照)。なお、図4はフィンの厚みto、twを0.1m
mとし、チューブ103dの厚みtpを0.6mmとし
た場合に、ルーバ103eろう材が流れてルーバ103
eが閉塞してしまうことを考慮した検討結果である。
【0029】また、仕切り部材103を挟んでコア空間
103a側には冷却水が充たされ、フィルタケーシング
部103b側にはオイルが充たされるものの、仕切り部
材103とブラケット部104とはろう付けにて一体化
されているので、例えば欧州特許第631804A1号
明細書(1995年1月4日)に記載のごとく、両者1
03a、103b間の密閉性を確保するために複数本の
Oリングを介在させる必要がない。
【0030】したがって、オイルクーラの部品点数を減
らすことができるので、オイルクーラ100の製造原価
低減を図ることができるとともに、消耗部品であるOリ
ングの本数が減るので、車両(エンジン)購入後におけ
る、車両ユーザの負担を軽減することができる。また、
オイルクーラ100の部品点数を減らすことができるの
で、オイルクーラ100の小型化を図ることができ、オ
イルクーラ100の車両への搭載性を向上させることが
できる。
【0031】(第2実施形態)本実施形態に係るオイル
クーラ400は、図10に示すように、フィルタ101
の周りに、冷却水が流通する冷却水通路401を仕切り
部材103とブラケット部材104とによって形成した
ものである。これにより、冷却水とオイルとの熱交換量
を増大させることができるので、オイル温度をより低下
させることができる。延いては、オイルの寿命を延ばす
ことができるので、オイルの長寿命化を図ることができ
る。
【0032】ところで、上述の実施形態では、両インナ
ーフィン102c、102dを矩形波状とした、本発明
はこれに限定されるものではなく、正弦波状としてもよ
い。また、上述の実施形態では、コア部102がエンジ
ンの外部に位置する、いわゆる外装式のオイルクーラで
あったが、本発明は、コア部102がエンジン内(エン
ジンのウォータジャケット(冷却水通路))に位置す
る、いわゆる内装式のオイルクーラに対しても適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態係るオイルクーラの断面図であ
る。
【図2】コア部の斜視図である。
【図3】両インナーフィンの断面図である。
【図4】油(オイル)側熱伝達率とフィン高さとの関係
を示すグラフである。
【図5】コアプレート(チューブ)の厚みとコアプレー
トに発生する応力との関係を示すグラフである。
【図6】通油抵抗とインナーフィンの厚みとの関係を示
すグラフである。
【図7】インナーフィンに発生する応力とフィンピッチ
との関係を示すグラフである。
【図8】コアプレートに発生する応力とコアプレートの
厚みとの関係を示すグラフである。
【図9】熱抵抗とコアプレートの厚みとの関係を示すグ
ラフである。
【図10】第2実施形態係るオイルクーラの断面図であ
る。
【符号の説明】
102a、102b…コアプレート、102c…オイル
側インナーフィン、102d…水側インナーフィン、1
03c…冷却水通路、103d…チューブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F28F 3/08 301 F28F 3/08 301C (56)参考文献 特開 平3−45891(JP,A) 実開 昭61−170875(JP,U) 実開 平2−28981(JP,U) 特公 平2−10357(JP,B2) 欧州特許出願公開631804(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28D 1/03 F28F 3/06 F28F 3/08 F28D 9/00 F01M 5/00 F01P 11/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水冷エンジンの冷却水と前記水冷エンジ
    ン内を循環するエンジンオイルとの間で熱交換を行い、
    前記エンジンオイルを冷却するオイルクーラであって、 前記冷却水が流通する冷却水通路(103c)を構成す
    るケーシング(105)と、 前記冷却水通路(103c)内に配設され、前記エンジ
    ンオイルが流通するチューブ(103d)と、 前記チューブ(103d)の外壁にろう付けされた波状
    の水側フィン(102d)と、 前記チューブ(103
    d)の内壁にろう付けされた波状のオイル側フィン(1
    02c)とを有し、 前記水側フィン(102d)の厚み(tw)は、前記オ
    イル側フィン(102c)の厚み(to)より大きいこ
    とを特徴とするオイルクーラ。
  2. 【請求項2】 前記水側フィン(102d)の厚み(t
    w)は、前記オイル側フィン(102c)の厚み(t
    o)の1.05倍以上であることを特徴とする請求項1
    に記載のオイルクーラ。
  3. 【請求項3】 前記水側フィン(102d)の厚み(t
    w)は、前記オイル側フィン(102c)の厚み(t
    o)の1.10倍以上であることを特徴とする請求項1
    に記載のオイルクーラ。
  4. 【請求項4】 前記オイル側フィン(102c)には前
    記エンジンオイルを前記オイル側フィン(102c)の
    表裏両面側に蛇行させるルーバ(103e)が形成さ
    れ、 前記オイル側フィン(102c)のフィン高さ(ho)
    は1〜3mmであり、 前記オイル側フィン(102c)の厚み(to)は0.
    05〜0.3mmであり、 前記オイル側フィン(102c)のフィンピッチ(fp
    o)4mm以下であり、 前記チューブ(103d)の厚み(tp)は0.2mm
    以上であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1つに記載のオイルクーラ。
  5. 【請求項5】 前記水側フィン(102d)のフィン
    高さ(hw)は1〜3mmであり、 前記水側フィン(102d)の厚み(tw)は0.05
    〜0.3mmであり、 前記水側フィン(102d)のフィンピッチ(fpw)
    は4mm以下であることを特徴とする請求項4記載のオ
    イルクーラ。
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