JP3300705B2 - 車載通信端末および車載通信端末と通信する情報サービスセンタ - Google Patents

車載通信端末および車載通信端末と通信する情報サービスセンタ

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JP3300705B2
JP3300705B2 JP2001539256A JP2001539256A JP3300705B2 JP 3300705 B2 JP3300705 B2 JP 3300705B2 JP 2001539256 A JP2001539256 A JP 2001539256A JP 2001539256 A JP2001539256 A JP 2001539256A JP 3300705 B2 JP3300705 B2 JP 3300705B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、車載端末と移動端末を備える車載通信端末
および情報サービスセンタに関し、特に、緊急通報を行
なう際に位置情報を送信する車載端末と、位置情報を受
信して車載端末の位置を求めて緊急サービスを行なう情
報サービスセンタに関する。
背景技術 GPS等の位置情報検出機能をもつ携帯電話に、自動
あるいは手動の緊急センサや異常センサ等の状態検出手
段を備えた端末は、昨今の技術進歩に伴って小型低価格
化するとともに、耐衝撃性等の信頼性向上が行われてい
る。このような端末を車両内に設置して、交通事故発生
時の緊急通報システムとしたり、ペンダント形式にし
て、心臓発作等の持病を持つ人向けのマンロケーション
システムとして利用されている。
以下、特に上記端末の内、車両内に設置する車載端末
について説明する。このような車載端末では、端末移動
時に、GPS等の位置情報検出機能により、所定距離ま
たは所定時間間隔で位置情報を獲得し、複数位置(=地
点)分の移動軌跡情報を記憶している。従来は、車載端
末自体の状態変化時や、情報サービスセンタ(以下、セ
ンタ)からの要求があるときに、所定の通信プロトコル
を用いて、その直前の複数地点分の移動軌跡情報をセン
タに送信していた。一方、センタ側としては、移動軌跡
情報を受信すると、オペレータ卓上に表示されたデジタ
ル地図に軌跡情報を重畳してプロットすることにより、
車載端末搭載車両の移動履歴を知ることができた。
図8は、従来の車載端末とサービスセンタの構成を示
す図である。図8において、車載端末1は、GPS等を
利用して位置情報を求める位置情報検出手段 11 と、ア
ンテナ19bを経由して、位置情報等を無線で情報サービ
スセンタ2に送信する第一の無線通信手段 12 と、位置
情報検出手段 11 や車載端末軌跡表示機能手段 22 等を
制御するCPU10と、車載端末1の動作状態や乗員への
通知内容を表示する表示器 15 と、緊急事態発生時に手
動により緊急通報を開始するための緊急ボタン 13 と、
事故や急病等の異常状態を自動的に検出し、緊急通報を
開始するための状態センサ 14 とから構成されている。
情報サービスセンタ2は、車載端末1から送信された
位置情報等をアンテナ 29 経由で受信する第一の無線通
信手段 21 と、位置情報に基づいて車載端末1の軌跡を
オペレータ卓 23 に表示する車載端末軌跡表示機能 22
と、地図データベース(以下、地図DBと記す。) 25
から車載端末の移動軌跡を含む地図データを取り出して
オペレータ卓 23 に表示する地図表示機能 24 と、車載
端末軌跡表示機能手段 22 等を制御するCPU20 と、
地図上に車載端末1の移動軌跡を重畳して表示するオペ
レータ卓表示部 23 とから構成されている。
上記のように構成された従来の車載端末1とサービス
センタ2の動作を、図8を用いて説明する。車載端末1
では、位置情報検出手段 11 により位置情報を検出して
いる。車載端末1は、自動または手動による異常状態検
出時やセンタ2からの要求発生時に、トリガを発生し
て、緊急通報動作を開始する。さらに車載端末1は、位
置情報に端末ID等を加えて送信情報を生成して、第一
の無線通信手段 12 から情報サービスセンタの第1の無
線通信手段21に向けて送信する。
センタ2では、第一の無線通信手段 21 により、車載
端末1からの位置情報と端末ID等を受信する。センタ
2では、受信した端末IDにより、車載端末1の所有者
がセンタ2のサービスを受ける権利を有する会員である
ことを確認する。受信した位置情報から軌跡データを作
成して、デジタル地図に重畳して表示する。
図9は、上記従来の通信手順をより詳細に示した図で
ある。図9において、基本シーケンスは、全体の処理手
順である。位置情報は、送信データのフォーマットを示
しており、地点属性情報と、地点1〜地点nのデータ
と、テキストデータとから構成されている。図9に示す
送信データのうち地点k情報は、地点kの詳細な内容を
示したものである。詳細な地点情報は、時刻データと、
緯度・経度情報と、地図間走行距離データと、旋回デー
タとからなっている。
図9を用いて、従来の通信手順を説明する。基本シー
ケンスとして、最初に基本データであるのか、拡張デー
タであるのか等の種別を表すメッセージタイプを送信す
る。次にメッセージデータ長を送信する。その後、メッ
セージデータの本体を送信する。
メッセージデータの本体は、製造番号や電話番号等の
端末IDとセンサ情報から成る状態情報と位置情報とか
ら成る。メッセージデータ本体の送信が終了すると、デ
ータ通信から音声通信に切り替えて乗員とセンタのオペ
レータとの間で音声会話を行う。
このような車載端末の従来例としては、特開平6-1864
8号公報に開示されている位置情報発信装置がある。こ
れは、図10に示すように、簡単な操作で正確な位置情
報を自動出力することを目的とし、GPS衛星により位
置情報を獲得して電波出力する位置情報発信装置であ
る。
従来例の車載端末は、GPS衛星を利用して現在位置
を測定し、緯度と経度と高度よりなる位置情報を得る。
また、位置情報と発信開始時刻と認識符号とを、発信信
号フォーマットに従って発信信号に組み立てる。さら
に、発信信号で高周波の搬送波を変調し、発信者の位置
情報を電波出力する。
いま、従来構成の車載端末を車両に搭載し、交通事故
等の緊急事態発生時に当該車両の位置情報をセンタに通
報するシステムへの応用例を考える。事故発生時に、交
通規則教本等では、乗員は速やかに当該車両から脱出す
ることにより、2次災害からの安全を確保することが謳
われている。従って、事故車両内では、センタへの通報
を十分行うことができないという問題があった。
発明の開示 本発明は、上記従来の問題を解決して、車載端末に近
距離無線通信手段を備えさせると共に、従来の車載端末
の一部機能を分離した移動端末を別途構成し、脱出する
乗員に移動端末を携帯させることにより、センタへの通
報を確実にすると共に、乗員の身の安全をも確保するこ
とができる車載通信端末を提供することを目的とする。
さらに、車両から離れた乗員の移動情報や状態変化を上
記移動端末を介して検出し、情報サービスセンタに通報
することができる車載通信端末を提供することも目的と
する。また、車載通信端末からセンタに通報された場
合、車載端末からの送信情報か移動端末からの送信情報
かを区別する手段を備える情報センタを提供することを
目的とする。
本発明の請求項1記載の発明は、位置情報検出手段
と、異常状態を検出して状態情報を出力する状態センサ
手段と、前記位置情報検出手段で得られた位置情報の各
地点における時刻情報や緯度経度情報を含む所定の位置
情報を記録する手段と、所定のイベント発生時に情報サ
ービスセンタに対して状態情報と位置情報と端末IDと
を含む所定のデータを送信する第一の無線通信手段を備
える車載端末と、前記車載端末の機能を分離した第二の
無線通信手段を有する移動端末とを備える車載通信端末
であって、前記車載端末がデータ送信終了後、音声コー
ドに切換わると、前記車載端末の近傍に存在する移動端
末は前記第二の無線通信手段により、前記車載端末経由
で、前記情報サービスセンタと音声会話を行うことを特
徴とする車載通信端末としたものであり、この構成によ
って、脱出する乗員に移動端末を携帯させることによ
り、センタへの通報を確実にすると共に、乗員の身の安
全をも確保することができる。
本発明の請求項2記載の発明は、前記移動端末の機能
として更に位置情報検出手段を設けたことを特徴とする
請求項1記載の車載通信端末としたものであり、この構
成により、車両から脱出後の乗員の所在をも追跡可能に
することができる。
本発明の請求項3記載の発明は、前記移動端末の機能
として更に状態センサ手段を設けたことを特徴とする請
求項1記載の車載通信端末としたものであり、この構成
によって、車両から脱出後の乗員の状態変化をも監視可
能にすることができる。
本発明の請求項4記載の発明は、前記移動端末の機能
として更に位置情報検出手段と状態センサ手段とを設け
たことを特徴とする請求項1記載の車載通信端末とした
ものであり、この構成によって、車両から脱出後の乗員
の追跡と状態監視を併せて可能にすることができる。
本発明の請求項5記載の発明は、前記車載端末と前記
移動端末間の相対距離を検出する手段を設け、車載通信
端末側の通信の主体を切り替えることを特徴とした請求
項1記載の車載通信端末としたものであり、この構成に
よって、車載通信端末側の通信主体を切り替えることに
より、常に移動端末に追従することができる。
本発明の請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求項
5に記載の車載通信端末複数種類から送信されてきた通
信情報を所定の通信プロトコルに従って各地点の位置情
報を受信復元する際、前記車載端末からの送信情報か前
記移動端末からの送信情報かを区別する手段を備えてい
ることを特徴とする情報サービスセンタとしたものであ
り、この構成によって、車両に属する情報か乗員に属す
る情報かを区別することができるため、事故あるいは急
病発生時にセンタ側で車両から脱出した乗員に対して、
より安全性の高い判断をすることができる。
また、本発明の請求項7記載の発明は、位置情報検出
手段と、異常状態を検出して状態情報を出力する状態セ
ンサ手段と、前記位置情報検出手段で得られた位置情報
の各地点における時刻情報や緯度経度情報を含む所定の
位置情報を記録する手段と、所定のイベント発生時に情
報サービスセンタに対して状態情報と位置情報と端末I
Dとを含む所定のデータを送信する第一の無線通信手段
を備える車載端末と、前記車載端末の機能を分離した第
二の無線通信手段を有する移動端末とを備える車載通信
端末であって、前記移動端末に、データを一時保存する
データ保持手段を設け、前記データ保持手段には、走行
中に適宜更新される前記所定のデータを格納する構成と
したものであり、この構成によって、脱出する乗員に移
動端末を帯同させることにより、情報サービスセンタへ
送信すべき情報を確実に車外に持ち出すことができ、脱
出後に車載端末が車両とともに焼失したような場合であ
っても、事故時の各種データ確保でき、事故の原因解明
に役立つとともに、乗員の身の安全をも確保することが
できる。
さらに好ましい構成の本発明の車載通信端末は、デー
タ保持手段に、情報サービスセンタに送信すべき優先度
の高い緊急情報データを格納し、緊急事態発生時にはデ
ータ保持手段に格納された緊急情報データを移動端末と
ともに車外に待避可能とする構成にしたものであり、こ
の構成によって、事故車両から持ち出すデータ量を少な
くしながら、確実に事故時の各種データを確保でき、事
故の原因解明に役立つとともに、移動端末の構成が簡単
になり故障しにくい移動端末が提供できる。
さらに好ましい構成の本発明の車載通信端末は、移動
端末から情報サービスセンタに向けて緊急情報データを
送信した後、情報サービスセンタと音声会話を行うこと
を特徴とする構成とした。この構成によって、車載端末
のデータが破損した場合であっても、移動端末からのデ
ータ送信により、センタにおける通話者の認識が可能に
なり、センタへの通報を確実にすることができる。
さらに好ましい構成の本発明の車載通信端末は、移動
端末からサービスセンタに向けて行う通信をこの移動端
末と連携されていた車載端末とは異なる通信装置であっ
て、かつこの移動体通信端末の近傍に存在する通信装置
経由で行うことを特徴とする構成とした。この構成によ
って、もともと連携されていた車載端末が通信不能とな
っても、近傍の代替通信端末によって確実にセンタへの
通報を行うことができる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の請求項1に記載の発明の実施の形態
に係る車載端末と移動端末と情報サービスセンタの構成
図である。
図2は、本発明の請求項2に記載の発明の実施の形態
に係る車載端末と移動端末と情報サービスセンタの構成
図である。
図3は、本発明の請求項3に記載の発明の実施の形態
に係る車載端末と移動端末と情報サービスセンタの構成
図である。
図4は、本発明の実施の形態の移動端末内の各情報の
出力タイミングの一例を示す図である。
図5は、本発明の実施の形態の移動端末内のデータ処
理方法の一例を示す図である。
図6は、本発明の請求項1に記載の発明の実施の形態
に係る車載端末と情報サービスセンタの間の通信手順を
示す図である。
図7は、本発明の請求項7に記載の発明の実施の形態
に係る車載端末と移動端末と情報サービスセンタの構成
図である。
図8は、従来の車載端末と情報サービスセンタの構成
図である。
図9は、従来の車載端末と情報サービスセンタの間の
通信手順を示す図である。
図10は、従来の位置情報発信装置の構成図である。
なお、図中の符号、1は車載端末、2は情報サービス
センタ、3は移動端末、10、20、30はCPU、 11 は位
置情報検出手段、12、21は第一の無線通信手段、 13 は
緊急ボタン、 14 は状態センサ、15、32は表示器、16、
31は第二の無線通信手段、 22 は車載端末軌跡表示機
能、 23 はオペレータ卓表示部、 24 は地図表示機能、
25 は地図データベース、 41 はデータ保持手段であ
る。
発明を実施するための最良の形態 以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明
する。
(第1の実施の形態) 図1は、本発明の請求項1に記載される発明の実施形
態に係る車載通信端末と情報サービスセンタの構成を示
す図である。車載通信端末は車載端末1と移動端末3と
から構成され、さらに車載端末1は移動端末3と連携す
るようにされる。
図1において車載端末1は、GPS等を利用して位置
情報を求める位置情報検出手段 11 と、位置情報等を無
線でセンタ2に送信する第一の無線通信手段 12 と、緊
急事態発生時に人手により緊急通報を開始するための緊
急ボタン 13 と、事故や急病等の異常状態を自動的に検
出し、緊急通報を開始するための状態センサ 14 と、第
二の無線通信手段 16 と、車載端末1の動作状態および
乗員への通知内容を表示する表示器 15 と、位置情報検
出手段 11 や無線通信手段等を制御する制御機能ユニッ
ト(以下、CPUと呼ぶ) 10 とを有する。
また、移動端末3は、第二の無線通信手段 31 と、移
動端末3の動作状態および乗員への通知内容を表示する
表示器 32 と、無線通信手段等を制御するCPU 30 と
を有する。なお、車載端末1の第一の無線通信手段12
は、センタ2に有する第一の無線通信手段21と通信を
行い、車載端末1の第二の無線通信手段31は、移動端
末3に有する第二の無線通信手段31と通信を行うもの
である。
情報サービスセンタ2は、車載端末1から送信された
位置情報等を受信する第一の無線通信手段 21 と、位置
情報に基づいて車載端末1の軌跡をオペレータ卓 23 に
表示する車載端末軌跡表示機能 22 と、地図上に車載端
末1の移動軌跡や状態情報等を表示するオペレータ卓表
示部 23 と、地図データベース 25 から車載端末の移動
軌跡を含む地図データを取り出してオペレータ卓 23 に
表示する地図表示機能 24 と、車載端末軌跡表示機能手
段 22 や無線通信手段等を制御するCPU 20 とを有す
る。
図2は、本発明の請求項2記載の実施の形態の車載通
信端末と情報サービスセンタの構成を示す図である。車
載通信端末は車載端末1と移動端末3とから構成され、
さらに車載端末1は移動端末3と連携するようにされ
る。
図2において、図1に比べて位置情報検出手段 11 を
車載端末1から移動端末3に移したことが異なるだけて
他は図1と同じである。その結果、緊急事態発生時に乗
員が前記移動端末3を携帯して脱出する際に、乗員の移
動軌跡をも追跡できるようになる。
図3は、本発明の請求項3記載の実施の形態の車載通
信端末と情報サービスセンタの構成を示す図である。車
載通信端末は車載端末1と移動端末3とから構成され、
さらに車載端末1は移動端末3と連携するようにされ
る。
図3において、図1に比べて状態センサ 14 を車載端
末1から移動端末3に移したことが異なるだけで他は図
1と同じである。その結果、緊急事態発生時に乗員が前
記移動端末3を携帯して脱出する際に、乗員の状態変化
をも監視できるようになる。
図4は、本発明の実施の形態の第二の無線通信手段 1
6 を用いて車載端末1と移動端末3との間の通信を行う
場合の各情報の出力タイミングの一例を説明する図であ
る。図5は、本発明の実施の形態の移動端末内のデータ
処理方法の一例を説明する図である。
上記のように構成された本発明の実施の形態の車載通
信端末の動作を説明する。最初に、図1を参照して全体
の概略の動作フローを説明する。車載端末1では、位置
情報検出手段 11 により、移動する都度、所定距離毎ま
たは所定時間毎または所定旋回角度毎に、あるいはそれ
らの組み合わせによって得られる間隔毎に、位置情報を
検出し、リングバッファ(図示せず)にサイクリックに
格納する。格納する情報は、時刻データと、各地点の緯
度経度情報と、前地点からの走行距離データと、前地点
からの旋回角度である。
車載端末1では、異常状態検出時やセンタ2からの要
求発生時に、トリガを発生して、緊急通報動作を開始す
る。前記リングバッファ(図示せず)に格納されている
各位置情報に対して、端末ID等を加えて送信情報を構
築し、所定の通信プロトコルに従って、第1の無線通信
手段 12 により、センタ2に送信する。
一方、センタ2では、第一の無線通信手段 21 によ
り、車載端末1からの位置情報と端末IDを受信する。
センタ2は、受信した端末IDにより、車載端末1の所
有者が、センタ2のサービスを受ける権利を有する会員
であることを確認後、オペレータ卓のデジタル地図上に
車載端末1の移動軌跡を重畳表示する。
上記のように車載端末1がセンタ2へのデータ送信終
了後、音声モードに切り替わり、移動端末3は第二の無
線通信手段 31 と車載端末1内の第二の無線通信手段 1
6 を介して、センタ2のオペレータと音声会話を行うこ
とができる。なお、この第二の無線通信手段 16 として
は、通常小型軽量で数10m程度の近距離無線通信の可能
な小電力型電波を用いる。最近脚光を浴びているBlue T
ooth方式は、本発明に最適である。なお、その他の近距
離無線通信を用いることも可能である。
次に、図6を参照して請求項1記載の発明における通
信手順を説明する。図6に示すように、動作開始当初
は、車載通信端末の通信主体は、車載端末1になってい
る。この状態で、基本シーケンスの最初に基本、拡張等
の種別を表すメッセージタイプを送信する。
次にメッセージデータ長を送信し、メッセージデータ
の本体を送信する。メッセージデータ本体は、製造番号
や電話番号等の端末IDとセンサ情報から成る状態情報
と位置情報から成る。メッセージデータ本体の送信が終
了すると、通信モードが、データ通信から音声通信に切
り替わると共に、車載通信端末の通信主体は、車載端末
1から移動端末3に切り替わり、移動端末3を帯同して
車両から脱出した乗員とセンタ2のオペレータが音声会
話できるようになる。
次に、図4を参照して請求項2〜4記載の発明におけ
る通信手順を説明する。図4は、車載端末1と移動端末
3との間の第二の無線通信を行う場合の各情報の出力タ
イミングの一例を示す。請求項1記載の発明の実施形態
では、データ通信終了後は、あくまで音声通信を前提に
考えているが、請求項2〜4記載の発明では、移動端末
3からの位置情報や状態センサ情報を音声信号に多重し
て通信することができる。
例えば、音声のデジタル化通信速度を64kbps、1タイ
ムスロット(以下、1TSと表記)を1ms、第二の無線通
信手段のベースバンド伝送速度を128kbpsとすると、音
声信号は1TS内で64bit分しか占有しないため、さらに6
4bit分(=64kbps相当)の情報を運ぶ余裕がある。従っ
て、図4に示すように、各TS内の残りの時間に位置情報
や状態センサ情報を多重化することができる。上述のBl
ue Tooth方式では、ベースバンド伝送速度は、1Mbpsで
あり全く問題ない。その他の近距離無線通信において
も、ベースバンド伝送速度が、多重化に十分な速度であ
れば適用が可能である。
図5に、この多重通信する際の移動端末3内のデータ
処理方法の一例を示す。図5で、GPS等の位置情報検
出手段 11 と状態センサ手段 14 とスピーカ 37、マイ
ク 38 からの信号は、各々位置情報出力、センサ情報出
力、音声信号出力で処理された後に、多重化処理され
る。次に送受信バッファレジスタと第二の無線通信手段
31 を経由し、アンテナ39aを介して、車載端末1に送
信される。
なお、図2に示すように、請求項2記載の発明では、
移動端末3に位置情報検出手段 11 を設けたため、位置
情報のみが多重される。また、図3に示すように、請求
項3記載の発明では、移動端末3に状態センサ 14 を設
けたため、状態センサ情報のみが多重される。
なお、図6に示すように、請求項1〜4記載の発明の
実施形態では、データ通信モードまでは、車載端末1主
導で通信し、音声会話モード切替後は、移動端末3主導
で通信するように記述したが、データ通信、音声会話の
区別なく通信開始から音声信号、位置情報、センサ情報
等を混在させても良い。
請求項5記載の発明の実施形態では、図1〜図3にお
いて、車載端末1と移動端末3間の相対距離を検出する
ために、車載端末1内の第二の無線通信手段 16 を用い
て、移動端末3からの無線電波強度を監視し、通常は通
信の主導権を車載端末1側に設定しておくが、その強度
が規定値以下になれば、通信の主導権を移動端末3側に
切り替える方法等が考えられる。
その結果、事故後すぐに乗員が車両から脱出した際で
も、常に通信の主体は移動端末3を携帯する乗員側に追
従することになり、より安全性の高いシステムが構築さ
れることとなる。
また、図2、図3では、位置情報検出手段 11 と状態
センサ 14 は、車載端末1と移動端末3とで併せて一つ
と仮定して構成を説明した。しかしながら、位置情報検
出手段としては、アンテナの設置条件がその特性に大い
に関係するため、車載端末、移動端末の各々に個別の方
が良い。また、状態センサについても車両に関するもの
と、人に関するものとでは、異常センサや事故センサ等
の検出条件が異なるため、やはり別々に設けた方が良
い。
ところで、請求項6記載の発明では、上記複数種類の
車載通信端末から送られてきた位置情報や状態センサ情
報の内容を分析することにより、車載端末1から送られ
てきたのか、移動端末3から送られてきたのかを区別す
ることができる。これは、各情報のヘッダ部分等に発信
元識別情報を設けることにより容易に実現することがで
きる。
(第2の実施の形態) 図7は、本発明の請求項7乃至請求項10記載の実施
形態の車載通信端末と情報サービスセンタの構成を示す
図である。移動通信端末は、車載端末1と移動端末3と
から構成され、さらに車載端末1は移動体端末3と連携
するようにされる。
図7において、図1に比べて、メモリからなるデータ
保持手段41を新たに移動端末3に設けたことが異なる
だけで他は図1と同じである。その結果、データ保持手
段41に端末ID等の車載端末を認識させるためのデー
タや緊急事態発生時にセンタ2に送信すべき優先度の高
い緊急情報データを保持しておいて、センタ2との通信
時にデータ保持手段に格納されている情報も同時に送
り、センタ2にデータの送信者が会員であることを確認
させた後にオペレータとの音声会話などのサービスを受
けることができる。また、移動端末3と同じ車両に搭載
される車載端末3だけでなく、別車両に搭載されている
同様の車載端末や事故現場近傍に設置された中継器を経
由した通信を行う際に必要なデータを付加して保持して
おき、これらを利用して移動端末の通信可能範囲を広げ
ることができる。さらに、通信が不可能である場合に
も、緊急事態発生時のデータが、移動端末に残されるの
で、これを後の事故原因解析に用いることができる。
上記のように構成された本発明の第2の実施の形態の
車載通信端末の動作を説明する。最初に、図7を参照し
て全体の動作フローを説明する。車載端末1では、位置
情報検出手段11により、移動する都度所定距離毎また
は所定時間毎または所定旋回角度毎に、あるいはそれら
の組み合わせによって得られる間隔毎に、位置情報を検
出し、リングバッファ(図示せず)にサイクリックに格
納する。格納する情報は、時刻データと各地点の緯度経
度情報と、前地点からの走行距離データと、前地点から
の旋回角度である。この時、車載端末1内のリングバッ
ファ(図示せず)に格納されている位置情報は、移動端
末3内に設けられているメモリからなるデータ保持手段
41にも同時に格納される。この時格納される位置デー
タはリングバッファに格納されるものと同様であること
が好ましいが、最後にいた位置を示す位置データを含ん
でいればよい。また、これにセンサ情報からなる状態情
報を加えてもよい。また、位置情報や状態情報に加え
て、緊急事態発生時に情報サービスセンタに送信すべき
優先度の高い緊急情報データもデータ保持手段41には
格納するようにしている。この結果、緊急事態発生時
に、乗員が車外へ脱出する際に移動端末3を帯同するこ
とによって、情報サービスセンタに送信すべき優先度の
高い緊急情報データも一緒に持ち出すことが可能にな
る。ここでいう緊急情報データとは、端末ID、車両I
D(製造番号、メーカー名)、加入者ID(会員番号、
加入者が登録している携帯電話の発信者電話番号)、位
置情報(緊急事態発生時にいた位置を示す位置デー
タ)、時刻情報、事故情報(エアバック作動の有無、手
動ボタン操作の有無を示す状態センサ情報)である。こ
のうち、位置情報は車載端末内のリングバッファに格納
されている情報と同じものを用いてもよいことは先に述
べた通りである。また、データ保持手段41には、先に
示したメッセージデータ本体のすべてを格納しておくこ
とも可能であるので、先に図6で示したのと同様の通信
手順により、移動端末3からメッセージデータ本体をセ
ンタ2に送信して、センタ2との通信が行える。
さらに本発明の車載通信端末は、事故などの緊急事態
発生時において、乗員が移動端末3を帯同して無事車両
外に脱出したときにも起こりうる以下のような事態にも
対応したものである。
(1)乗員の脱出後に車両が炎上し、車載端末1が使用
不能となる。
あるいは、 (2)車載端末1は原形をとどめているが、車載端末1
からセンタ2に向けて送信されるべき状態情報や位置情
報からなるメッセージデータ本体が事故の衝撃によって
破損し、センタ2で必要な情報が得られない。
または、 (3)車載端末に設けられている第1の無線通信手段1
2あるいは第2の無線通信手段16が故障し、もともと
車両に搭載されていた車載端末を経由してのセンタ2と
の通信が不能となる。
なお、上記の場合にはいずれも、事故直後のセンタ2
への緊急通報動作が開始されなかったものとする。この
ような場合には、たとえ移動端末3をもって車外へ脱出
できたとしても、まだセンタ2への緊急通報は行われて
いない。
しかし、本発明の第2の実施の形態に示した車載通信
端末は、移動端末3にデータ保持手段41を有するの
で、脱出する乗員に移動端末3を帯同させることによ
り、情報サービスセンタへ送信すべき情報を確実に車外
に持ち出すことができ、乗員脱出後に移動端末3では、
以下の動作を行うことで、緊急通報動作を再度行うこと
ができる。
まず、移動端末3では、移動端末3を帯同している乗
員の操作により、トリガを発生して緊急通報動作を改め
て行う。このときデータ保持手段41に格納されている
緊急情報データに対して、端末ID等を加えて送信情報
を構築し、所定のプロトコルに従って、移動端末3に設
けられている第二の無線通信手段31により、まずもと
もと連携されていた車載端末1に向けて通信を試みる。
この通信に成功した場合には、図1及び図6示したよう
な動作フロー及び通信手順を経て、センタ2へのデータ
送信終了後、音声モードに切り替わり、移動端末3は第
二の無線通信手段31と車載端末1内の第二の無線通信
手段12を介して、センタ2のオペレータと音声会話を
行うことができる。
また、車載端末1がまったく使用不能な状態である場
合は、事故現場近傍の路側に設置された中継器あるいは
別の車両に搭載された他の車載端末に対して、それぞれ
の所定の通信プロトコルに従って通信を行う。路側に設
置された中継器としては、たとえば、ETC(ノンスト
ップ自動料金収受システム)や商用車管理システムなど
の路車間通信に用いられる狭い区域を対象とした狭域通
信(DSRCとよばれる)に利用される路側機を用いる
ことも可能である。DSRCは近距離無線通信の一種で
あり、その通信可能範囲は数mから数十mである。この
とき、移動端末3の第二の通信手段31はこの路側機と
の間で狭域通信を行えるようにされていることが好まし
いが、路側機にblue tooth方式を用いた通信
を行えるような中継器を併設しておいて、センタ2との
中継を行う機能を持たせておいてもよい。第二の通信手
段としてDSRCを最初から用いていれば路側機に新た
な中継器を併設することなく利用することも可能であ
る。また、別の車両に搭載された他の車載端末に対して
通信を行う場合には、車載端末3から送る各情報のヘッ
ダ部分などに発信基識別情報を設けることにより、もと
もと連携された端末からのデータ送信ではないことをセ
ンタ2側では識別できる。この時、移動端末は、送信さ
れる位置情報として、移動端末3内のデータ保持手段4
1に格納されている位置情報を送ることも可能だが、別
の車両に搭載された他の車載端末を経由してセンタ側に
通信しているので、現在利用している他の車載端末の位
置情報をセンタ側に送信することも可能である。これに
より、より正確な位置情報を送信できる。
移動端末は、センタ2との間で通信を確立するために
必要な端末IDや位置情報などを含む所定のデータをデ
ータ保持手段41に保持しているので、移動端末3のみ
であってもセンタ2との通信を行い、緊急通報を確実に
行うことができる。
以上述べたように、本発明の車載通信端末によれば、
車載端末1が機能しなくなった場合であっても、事故時
の各種データが移動端末3内に確保されており、事故処
理時の事故の原因解明に役立つとともに、乗員の身の安
全をも確保することができる。また、事故車両から持ち
出すデータ量を少なくしながら、確実に事故時の各種デ
ータを確保でき、事故の原因解明に役立つとともに、移
動端末の構成が簡単になり故障しにくい移動端末が提供
できる。さらに、車載端末のデータが破損した場合であ
っても、移動端末からのデータ送信により、センタにお
ける通話者の認識が可能になり、センタへの通報を確実
にすることができる。
また、もともと連携されていた車載端末が通信不能と
なっても、近傍の代替通信端末によって確実にセンタへ
の通報を行うことができる。
以上を総括すると本発明の実施の形態に係る車載通信
端末は、状態情報と位置情報と端末ID等を含むデータ
を情報サービスセンタに送信したり、その後音声モード
に切り替え、情報サービスセンタのオペレータとの間で
音声会話する車載通信端末において、近距離無線通信を
用いて前記車載端末機能を分離し、緊急事態発生時乗員
が携帯して脱出可能な移動端末を新たに設け、乗員の安
全と緊急連絡とを両立させるようにしたものであるとい
うことができる。
産業上の利用可能性 以上の説明から明らかなように本発明では、車載端末
に対して第二の無線通信手段を設け、音声通話、位置情
報検出、状態センサ検出機能、データ保持機能等を分離
した移動端末を別途構成し、交通事故発生時に当該車両
から脱出する乗員が上記移動端末を携帯することによ
り、情報サービスセンタへの連絡と乗員の安全を両立さ
せるという優れた効果が得られる。さらには、車両から
離れた乗員の移動情報や状態変化情報を検出し上記移動
端末を利用して情報サービスセンタに伝達することもで
きる。
また、このように、近距離型で低無線電力の第二の無
線通信手段を用いて分離したことにより、移動端末自体
は、小型軽量化が達成でき乗員が携帯する上で大変都合
がよい。
さらには、音声通話機能を分離することにより、車両
特有のスピーカ、マイクとは別に、携帯に適したスピー
カ、マイクの組み合わせを選ぶことができるため、乗員
から緊急サービスセンタまでの音声特性は車載端末より
も良好となるという効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/09 - 1/137 G08B 25/00 - 25/10 G01C 21/00 H04B 7/26

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(補正後)位置情報検出手段と、異常状態
    を検出して状態情報を出力する状態センサ手段と、前記
    位置情報検出手段で得られた位置情報の各地点における
    時刻情報や緯度経度情報を含む所定の位置情報を記録す
    る手段と、所定のイベント発生時に情報サービスセンタ
    に対して前記状態情報と前記所定の位置情報と端末ID
    とを含む所定のデータを送信する第一の無線通信手段
    と、音声通話手段とを備えた車載通信システムであっ
    て、 前記車載通信システムは、車載端末本体と、前記車載端
    末本体から着脱可能な移動端末とからなり、 前記移動端末は、音声通話手段を有し、 前記車載端末本体と前記移動端末とは、第二の無線通信
    手段により互いに通信可能とされ、 前記移動端末は、前記第一の無線通信手段による前記情
    報サービスセンタへの前記所定のデータの送信が終了し
    た場合、前記第二の無線通信手段により前記車載端末本
    体を経由して前記情報サービスセンタと音声会話を行な
    うようにしたことを特徴とする車載通信システム。
  2. 【請求項2】(補正後)前記移動端末の機能として更に
    位置情報検出手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    載の車載通信システム。
  3. 【請求項3】(補正後)前記移動端末の機能として更に
    状態センサ手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の車載通信システム。
  4. 【請求項4】(補正後)前記移動端末の機能として更に
    位置情報検出手段と状態センサ手段とを設けたことを特
    徴とする請求項1記載の車載通信システム。
  5. 【請求項5】(補正後)前記車載端末本体と前記移動端
    末間の相対距離を検出する手段を設け、車載通信システ
    ムの通信の主体を切り替えることを特徴とした請求項1
    記載の車載通信システム。
  6. 【請求項6】(補正後)請求項1乃至請求項5のいずれ
    かに記載の車載通信システム複数種類から送信されてき
    た通信情報を所定の通信プロトコルに従って各地点の位
    置情報を受信復元する際、前記車載端末本体からの送信
    情報か前記移動端末からの送信情報かを区別する手段を
    備えていることを特徴とする情報サービスセンタ。
  7. 【請求項7】(補正後)位置情報検出手段と、異常状態
    を検出して状態情報を出力する状態センサ手段と、前記
    位置情報検出手段で得られた位置情報の各地点における
    時刻情報や緯度経度情報を含む所定の位置情報を記録す
    る手段と、所定のイベント発生時に情報サービスセンタ
    に対して前記状態情報と前記所定の位置情報と端末ID
    とを含む所定のデータを送信する第一の無線通信手段
    と、音声通話手段とを備えた車載通信システムであっ
    て、 前記車載通信システムは、車載端末本体と、前記車載端
    末本体から着脱可能な移動端末とからなり、 前記移動端末は、音声通話手段と、データを一時保存す
    るデータ保持手段を有し、 前記車載端末本体と前記移動端末とは、第二の無線通信
    手段により互いに通信可能とされ、 前記データ保持手段には、走行中に適宜更新されるデー
    タを格納することを特徴とする車載通信システム。
  8. 【請求項8】(補正後)前記データ保持手段に、前記情
    報サービスセンタに送信すべき優先度の高い緊急情報デ
    ータを格納し、緊急事態発生時には前記データ保持手段
    に格納された前記緊急情報データを前記移動端末ととも
    に車外に待避可能とする請求項7記載の車載通信システ
    ム。
  9. 【請求項9】(補正後)前記移動端末から前記情報サー
    ビスセンタに向けて前記緊急情報データを送信した後、
    前記情報サービスセンタと音声会話を行うことを特徴と
    する請求項8記載の車載通信システム。
  10. 【請求項10】(補正後)前記移動端末から前記情報サ
    ービスセンタに向けて行う通信を前記移動端末の連携さ
    れていた前記車載端末本体とは異なり、かつ前記移動端
    末の近傍に存在する別の車載通信システム経由で行うこ
    とを特徴とする請求項9記載の車載通信システム。
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