JP3300284B2 - 連結式落橋防止装置 - Google Patents

連結式落橋防止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に多径間連続桁
に用いて好適な連結式落橋防止装置に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、道路橋、鉄道橋等の橋梁分野にお
いては、経済性、走行性、安全性より橋桁が連続化し、
長くなっている。特に、阪神大震災以降、安全性が重視
されて、橋桁の連続化が顕著となっている。蓋し、1本
の橋桁が多径間にわたり架設されていれば、仮に橋桁の
両端が落橋しても残余の当該橋脚で橋桁を支承する可能
性が高くなるからである。
【0003】そして、さらに安全性を高めるべく落橋防
止の見地から連続桁においても落橋防止装置を設置する
ことが義務づけられている(日本道路協会編『道路橋の
耐震設計に関する資料』等)。
【0004】従来から、係る落橋防止装置として種々の
ものが開発提供されている。その内の一つが隣接する橋
桁同士を連結する連結式落橋防止装置である。
【0005】ところで、橋桁が長くなると、橋桁が橋台
又は橋脚にかかる「桁かかり長」が長くなる。『道路橋
の耐震設計に関する資料』によれば、「桁かかり長」は
橋桁の長さに基づいて算出されるからである(SE:上
記資料2.6.1)。
【0006】それに伴い、「桁かかり長」に比例する設
計最大移動量(=弾性支承の変形量)が大きくなる(S
F:上記資料2.6.3)。
【0007】その為、連結式落橋防止装置のストローク
を長くする必要があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に係る連結式落橋防止装置のストロークをそのまま長
くすると以下に掲げる問題点が生じた。
【0009】PC鋼材等の緊張材の端部に設けられたバ
ネをストロークの長さに合わせるとバネを軟らかくしな
ければならず、その結果、緊張材が撓んでしまうという
問題点があった。
【0010】また、ストロークを長くすると密着高さ
(バネが完全に縮んだ状態の高さ=線径×巻数)が大き
くなる為、密着高さよりも先に収縮を始めるセーフティ
ーストッパーを厚くしなければならなかった。
【0011】また、バネ、セーフティストッパーが長く
なるとそれに比例して重量が大きくなった。
【0012】特に多径間の連続桁程、これらの問題点が
大きい。
【0013】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、緊張材の撓みを解
消し、セーフティーストッパーを薄くでき、且つ重量を
小さくすることができる連結式落橋防止装置を提供する
点にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の要
旨は、橋桁と、それに隣接する橋桁又は橋台とに懸け渡
される連結材の端部を前記橋桁又は橋台に固定して落橋
を防止する連結式落橋防止装置であって、前記連結材の
端部側に位置して前記連結材に挿通される筒体と、該筒
体を、前記連結材の端部方向に付勢する付勢手段と、前
記連結材の端部に固定される固定具と、該連結材と前記
筒体との相対移動を拘束し、破断応力が生じたときに破
断する接続・破断部材とを有することを特徴とする連結
式落橋防止装置に存する。請求項2記載の発明の要旨
は、前記筒体は支圧板を介して付勢されることを特徴と
する請求項1記載の連結式落橋防止装置に存する。請求
項3記載の発明の要旨は、前記筒体にはフランジが設け
られ、該フランジと前記橋脚又は前記橋台との間に前記
付勢手段が介装されたことを特徴する請求項1に記載の
連結式落橋防止装置に存する。請求項4記載の発明の要
旨は、前記付勢手段と前記橋桁又は前記橋台との間に支
圧板が設けられたことを特徴する請求項1又は3に記載
の連結式落橋防止装置に存する。請求項5記載の発明の
要旨は、橋桁と、それに隣接する橋桁又は橋台とに懸け
渡される連結材の端部を前記橋桁又は橋台に固定して落
橋を防止する連結式落橋防止装置であって、前記連結材
の端部側に位置して前記連結材に挿通される筒体と、前
記連結材の端部に固定される固定具と、該連結材と前記
筒体との相対移動を拘束し、破断応力が生じたときに破
断する接続・破断部材とを有することを特徴とする連結
式落橋防止装置に存する。請求項6記載の発明の要旨
は、前記固定具は、ナットと座金であり、前記接続・破
断部材は、前記筒体を挿通し、且つ前記座金の側面に螺
着されるものであることを特徴とする請求項1乃至5の
いずれかに記載の連結式落橋防止装置に存する。請求項
7記載の発明の要旨は、前記接続・破断部材は、前記筒
体を挿通し、且つ前記座金を掛止するものであることを
特徴とする請求項6に記載の連結式落橋防止装置に存す
る。請求項8記載の発明の要旨は、前記支圧板の、橋桁
又は橋台側には緩衝材が介装されていることを特徴とす
る請求項2又は4に記載の連結式落橋防止装置に存す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1に示すように、本実施
の形態に係る連結式落橋防止装置10は、橋桁同士を連
結することにより落橋するのを防止するものであり、図
面を横長に見て左側の装置が本実施の形態に係る連結式
落橋防止装置10である。右側のものが通常の連結式落
橋防止装置10からコイルスプリング12を抜いたもの
である。図中、符号Cが横桁であり、本実施の形態にお
いては横桁にとりつけられている。図1乃至図4に示す
連結式落橋防止装置10は請求項1及び2に記載の発明
の実施の形態である。
【0016】PC鋼より線L(連結材)と、PC鋼より
線Lの端部を覆うサポート管11(筒体)と、PC鋼よ
り線Lの端部方向にサポート管11を付勢するコイルス
プリング12(付勢手段)と、サポート管11とコイル
スプリング12との間に介装されている支圧板13と、
PC鋼より線Lの端部に螺着されたWナット14a及び
座金14b(固定具)と、サポート管11とPC鋼より
線Lとを接続するノックオフボルト15(接続・破断部
材)とを備えている。
【0017】PC鋼より線Lは、両端部に雄ねじが切ら
れたスリーブLsが固着されてWナット14aを螺着可
能となっており、残部はポリエチレン被覆されている。
【0018】サポート管11は、両端が開孔され、外側
面にフランジ11aが形成され支圧板13に接触してい
る。このフランジ11aの径は、支圧板13と同じであ
る。サポート管11の端部に、防錆キャップ16が取り
付けられている。
【0019】支圧板13は、中心にPC鋼より線Lを挿
通するための孔が開孔され、外側面は防錆被覆されてた
円盤状の鋼板である。コイルスプリング12からの付勢
力をサポート管11に伝達している。
【0020】コイルスプリング12は、支圧板13と横
桁との間に介装されている。
【0021】ノックオフボルト15は、この固定具とサ
ポート管11との相対移動を拘束し、所定応力が生じた
ときに破断するものである。
【0022】座金14bは防錆被覆され、その側面に
は、雌ねじが径方向に沿って切られており、ノックオフ
ボルト15が螺着されている。
【0023】さらに、支圧板13の、橋桁側にはセーフ
ティストッパー17(緩衝材)が介装されている。セー
フティストッパー17は、コイルスプリング12の端部
を挿入可能な孔が中央に開孔されたドーナツ状の物でク
ロロプレンゴム製のものである。
【0024】また、支圧板13、セーフティーストッパ
ーはケーシングにより覆われている。
【0025】次に、連結式落橋防止装置10の動作につ
いてを説明する。
【0026】図2に示す状態は、静止状態(無振動)で
ある。
【0027】振動が生じ、橋桁間に相対変位が生じる
と、図3に示すようにスプリングが退縮し、サポート管
11のフランジ11aにセーフティーストッパーに当接
する。セーフティーストッパーに当接するまでのストロ
ークで、小・中規模の地震、活荷重、温度伸縮等を受け
持つ。換言すれば、コイルスプリング12とセーフティ
ーストッパーとの長さで定まる前記ストロークを、小・
中規模の地震等による振幅を吸収できる程度の長さにし
ておけばよい。
【0028】大規模の地震が生じると橋桁間の相対変位
が大きくなり、図3に示すセーフティーストッパーにサ
ポート管11のフランジ11aが当接した状態からさら
に紙面右方向にPC鋼材が引かれ、図4に示すように、
ノックオフボルト15に破断応力が生じて破断し、座金
14bが支圧板13を介してセーフティーストッパーに
当接する。斯かる状態は、従来技術で述べた設計最大移
動量SFに達する前に生じることが望ましい。通常、弾
性支承の許容変形量も設計最大移動量SFよりも大きく
設計されているので、弾性支承も破壊されない。
【0029】実施の形態に係る連結式落橋防止装置10
は上記の如く構成されているので、以下に掲げる効果を
奏する。
【0030】設計最大移動量のうち、温度変化、活荷
重、及び小中規模の地震による移動量のみをバネで対応
し、設計最大移動量にまで至るような大地震による移動
量はノックオフボルト15の破断又はサポート管11の
破壊による緊張材端部の移動の確保により対応させる。
その結果、バネの長さを長くすることなく、連続桁にも
適用することができる。
【0031】本実施の形態に係る連結式落橋防止装置1
0によればバネの係数を小さくしなくとも済むので緊張
材の撓みを解消することができる。また、セーフティー
ストッパーを薄くでき、且つ重量を小さくすることがで
きる。
【0032】また、サポート管11の長さを変えるだけ
で、設計最大移動量SFにも対応することができ、しか
もコイルスプリング12の長さを変える必要がないので
PC鋼より線Lが撓むことがない。
【0033】また、ノックオフボルト15の強度・太さ
を変えるだけで作動時期を任意に設定することができ
る。
【0034】また、スリーブLsの長さを短くすること
ができる。
【0035】また、工場において組み立てて搬入可能で
あり、したがって、橋桁への設置が容易である。係る場
合にはPC鋼より線Lの反対側のみを組み立てればよ
い。
【0036】また、従来技術に係る連結式落橋防止装置
10に必要な受台が不要である。
【0037】また、小・中規模地震よる振動はコイルス
プリング12で吸収し、ノックオフボルト15が破断さ
れないようにすることが可能なので、メンテナンスが容
易である。なお、大規模地震によりノックオフボルト1
5が破断した場合でも、ノックオフボルト15のみを交
換すればよいので、簡便且つ安価に修復することができ
る。
【0038】なお、本実施の形態においては橋桁同士を
連結したが、本発明はそれに限定されず、橋桁を橋台
等、本発明を適用する上で好適なものに適用することが
できる。
【0039】また、上記実施の形態ではサポート管11
に設けられたフランジ11a外側に設けられたが、内側
に設けることもできる。
【0040】また、上記携帯においては横桁に直接設置
したが、ブラケットを用いて主桁側面等にも設置するこ
とができる。
【0041】また、接続・破断部材としてノックオフボ
ルト15を適用したが、棒状の掛止部材等、本発明を実
施する上で好適なものにすることができる。係る場合に
は座金の、横桁側の面に掛止させればよい。
【0042】また、図5に示す連結式落橋防止装置20
の如く、筒体に径方向外側に延在するリング状の係止フ
ランジ21が設けられ、この係止フランジ21と橋脚又
は橋台との間に付勢手段22を介装することもできる。
斯かる連結式落橋防止装置の動作を図6及び図7に示
す。なお、係止フランジは径方向に不連続であってもよ
く、また、付勢手段を係止可能な形状であればよい。図
5乃至図7に示す連結式落橋防止装置20は請求項3及
び4に記載の発明の実施の形態である。
【0043】また、図8に示すごとく、付勢手段を他方
の連結式落橋防止装置(従来技術)Pに備え、本発明に
係る連結式落橋防止装置30には用いないようにするこ
ともできる。連結式落橋防止装置30は、請求項5乃至
8の何れかに記載の発明の実施の形態である。
【0044】また、図9に示す連結式落橋防止装置40
ごとく、ノックオフボルトを省き、筒体43,44,4
5自体を破壊させて、大振幅に対応できるようにするこ
ともできる。図9は連結式落橋防止装置40が潰れた状
態を示している。図中において符号は、PC鋼より線L
と筒体との相対移動を拘束する拘束ボルト41(拘束部
材)であり、座金42に螺着されている。拘束ボルト4
1は、大規模地震による振動でも破断しないような鋼材
・径をなしており、筒体の方が先に破壊される。斯かる
筒体の形状の例を図10乃至図12に示す。図10に示
す筒体43は蛇腹状をなして潰れやすくなっている。ま
た、図11に示す筒体44は径方向外側に膨出して潰れ
やすくなっている。また、図12に示す筒体45は側面
にスリットが周方向に等間隔を介して長手方向に沿って
設けられている。図10乃至図12における右側が筒体
43,44,45の側面図、左側が筒体43,44,4
5の正面図である。図9乃至図12に示す連結式落橋防
止装置40は、請求項9乃至11に記載の発明の実施の
形態である。
【0045】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図
において、同一構成要素には同一符号を付している。
【0046】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。設計最大移動量のう
ち、温度変化、活荷重、及び小中規模の地震による移動
量のみをバネで対応し、設計最大移動量にまで至るよう
な大地震による移動量はノックオフボルトの破断又はサ
ポート管の破壊による緊張材端部の移動の確保により対
応させる。その結果、バネの長さを長くすることなく、
連続桁にも適用することができる。それ故、本発明によ
ればバネの係数を小さくしなくとも済むので緊張材の撓
みを解消することができる。また、セーフティーストッ
パーを薄くでき、且つ重量を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る連結式落橋防止装置
が横桁に取り付けられた状態を示す縦断面図である。
【図2】図1に示す連結式落橋防止装置の動作を示す縦
断面図である。
【図3】図1に示す連結式落橋防止装置の動作を示す縦
断面図である。
【図4】図1に示す連結式落橋防止装置の動作を示す縦
断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る連結式落橋防止
装置の縦断図である。
【図6】図5に示す連結式落橋防止装置の動作を示す図
である。
【図7】図5に示す連結式落橋防止装置の動作を示す図
である。
【図8】本発明のその他の実施の形態に係る連結式落橋
防止装置の縦断面図である。
【図9】本発明のその他の実施の形態に係る連結式落橋
防止装置の縦断面図である。
【図10】本発明の連結式落橋防止装置の筒体の変形例
を示す図である。
【図11】本発明の連結式落橋防止装置の筒体の変形例
を示す図である。
【図12】本発明の連結式落橋防止装置の筒体の変形例
を示す図である。
【符号の説明】
C 横桁 L PC鋼より線(連結材) Ls スリーブ P 連結式落橋防止装置(従来技術) 10 連結式落橋防止装置 11 サポート管(筒体) 11a フランジ 12 コイルスプリング(付勢手段) 13 支圧板 14a,14b Wナット及び座金(固定具) 15 ノックオフボルト(接続・破断部材) 16 防錆キャップ 17 セーフティストッパー(緩衝材) 20 連結式落橋防止装置 21 係止フランジ 22 付勢手段 30 連結式落橋防止装置 40 連結式落橋防止装置 41 拘束ボルト 42 座金 43,44,45 筒体 45a スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01D 19/04

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 橋桁と、それに隣接する橋桁又は橋台と
    に懸け渡される連結材の端部を前記橋桁又は橋台に固定
    して落橋を防止する連結式落橋防止装置であって、 前記連結材の端部側に位置して前記連結材に挿通される
    筒体と、 該筒体を、前記連結材の端部方向に付勢する付勢手段
    と、 前記連結材の端部に固定される固定具と、 該連結材と前記筒体との相対移動を拘束し、破断応力
    生じたときに破断する接続・破断部材とを有することを
    特徴とする連結式落橋防止装置。
  2. 【請求項2】 前記筒体は支圧板を介して付勢されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の連結式落橋防止装置。
  3. 【請求項3】 前記筒体にはフランジが設けられ、該フ
    ランジと前記橋脚又は前記橋台との間に前記付勢手段が
    介装されたことを特徴する請求項1に記載の連結式落橋
    防止装置。
  4. 【請求項4】 前記付勢手段と前記橋桁又は前記橋台と
    の間に支圧板が設けられたことを特徴する請求項1又は
    3に記載の連結式落橋防止装置。
  5. 【請求項5】 橋桁と、それに隣接する橋桁又は橋台と
    に懸け渡される連結材の端部を前記橋桁又は橋台に固定
    して落橋を防止する連結式落橋防止装置であって、 前記連結材の端部側に位置して前記連結材に挿通される
    筒体と、 前記連結材の端部に固定される固定具と、 該連結材と前記筒体との相対移動を拘束し、破断応力
    生じたときに破断する接続・破断部材とを有することを
    特徴とする連結式落橋防止装置。
  6. 【請求項6】 前記固定具は、ナットと座金であり、前
    記接続・破断部材は、前記筒体を挿通し、且つ前記座金
    の側面に螺着されるものであることを特徴とする請求項
    1乃至5のいずれかに記載の連結式落橋防止装置。
  7. 【請求項7】 前記接続・破断部材は、前記筒体を挿通
    し、且つ前記座金を掛止するものであることを特徴とす
    る請求項6に記載の連結式落橋防止装置。
  8. 【請求項8】 前記支圧板の、橋桁又は橋台側には緩衝
    材が介装されていることを特徴とする請求項2又は4に
    記載の連結式落橋防止装置。
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