JPH11323832A - 落橋防止用連結装置及びそれを用いた落橋防止 方法 - Google Patents

落橋防止用連結装置及びそれを用いた落橋防止 方法

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JPH11323832A
JPH11323832A JP17202898A JP17202898A JPH11323832A JP H11323832 A JPH11323832 A JP H11323832A JP 17202898 A JP17202898 A JP 17202898A JP 17202898 A JP17202898 A JP 17202898A JP H11323832 A JPH11323832 A JP H11323832A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンクリート製の橋桁と橋桁、或いは橋桁と
橋台とを連結して橋桁が橋脚又は橋台から落橋するのを
防止する連結式落橋防止装置の鋼鉄製連結具のコンクリ
ートに対する投錨効果を向上させる。 【構成】連結具、緩衝装置及び締結具から主として構成
される連結式落橋防止装置の連結具として、全長に亘っ
て規則的或いは無秩序に複数個の突起片が取り付けられ
ている所定の長さ及び直径を有する鋼棒を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連結式落橋防止装置に関
する。本発明は、コンクリート製の橋桁と橋桁、或いは
桁と桁台とを連結し、地震等の大規模災害時に発生する
橋脚又は橋台からの落橋を防止するために使用される。
【0002】
【従来の技術】従来よりコンクリート製の橋桁と橋桁、
或いは橋桁と橋台とを連結して、橋桁が地震等の災害時
に橋脚又は橋台から落橋するのを防止するため種々の構
造の連結式落橋防止装置が提案されている。
【0003】連結式落橋防止装置は支承構造に影響を与
えてはならないとされている。即ち、地震等が発生した
場合、或いは常時のコンクリート等の伸縮に伴う移動量
は、先ず、支承部が吸収し、支承部が破壊されて機能し
なくなった時点で、連結式落橋防止装置が機能する構造
でなければならない。従って、常時の移動量、或いは支
承部の許容移動量は、連結具に作用させることなく、連
結具に取付けられた他の部材で吸収させなければならな
い。
【0004】代表的な連結式落橋防止装置は、(イ)橋
桁と橋桁、或いは橋桁と橋台の内部に挿通され、それら
を直接連結するPC鋼棒等鋼鉄製の連結具、(ロ)橋桁
或いは橋台の外部において連結具の端部で該連結具に填
挿されていて橋桁或いは橋台の移動量を吸収する緩衝装
置、及び(ハ)該緩衝装置の外方で該連結具の最端部に
填挿され該連結具を固定すると同時に該連結具を橋桁或
いは橋台の外方壁面に押圧するための締結装置の主とし
て三つの部品から構成されている。
【0005】実際の施工に当たっては、連結式落橋防止
装置の主要部材である鋼鉄製の連結具は、その全体、或
いはその一部がシース管に収納されて橋桁内に埋設され
ている。これは、橋桁の製造方法若しくは架設方法によ
って異なっており、この方法は三つに大別される。即
ち、第1の方法は、橋桁と橋桁同士を連結する場合、対
向する橋桁内に、シース管に収納された連結具を埋設
し、橋桁外方の壁面で、緩衝装置を介して、連結具を締
結する方法である。従って、第1の方法の場合は、鋼鉄
製連結具はコンクリート製の橋桁内に埋め殺しにされな
い。
【0006】第2の方法は、第3図に例示した方法で、
橋桁(2)と橋桁(2)同士を連結する方法で、対向す
る橋桁(2,2)の一方の橋桁内にシース管(8)に収
納された連結具(4)を埋設し、橋桁外方の壁面(1
0)で、緩衝装置(5)を介して締結具(6)で連結具
(4)を締結し、他方の橋桁(2)内には、緩衝装置等
を付けない連結具(4)をそのまま埋設する方法であ
る。従って、第2の方法の場合は、鋼鉄製連結具(4)
はの一部はコンクリート製の橋桁(2)内に埋め殺さな
い状態にあり、一部は埋め殺した状態にある。
【0007】第3の方法は、第4図に例示した方法で、
橋桁(2)と橋台(1)とを連結する方法で、橋桁
(2)或いは橋台(1)の一方に、シース管(8)に収
納された連結具(4)を埋設し、橋桁(2)或いは橋台
外方の壁面(10)で、緩衝装置(5)を介して、締結
具(5)で連結具(4)を締結し、他方の橋桁(2)或
いは橋台(1)内には、緩衝装置等を付けない連結具
(4)をそのまま埋設する方法である。従って、第3の
方法の場合は、鋼鉄製連結具(4)の一部ははコンクリ
ート製の橋桁(2)或いは橋台(1)に埋め殺さない状
態にあり、一部は埋め殺した状態にある。本発明は、上
記第2及び第3の施工方法に、即ち、鉄鋼製の連結具は
一部埋め殺した状熊で施工する方法に適用される。
【0008】連結式落橋防止装置の主要部材である、鉄
鋼製連結具は、通常、PC丸鋼棒が多用されている。そ
の他、PCケーブル又はPCロープも使用されるが、高
価であるという欠点がある。シースは、通常、スパイラ
ルシース、即ち、表面に多数のリブがある螺旋状の鞘管
が使用されている。緩衝装置は、緩衝作用を高めるた
め、特殊配合のソリッドゴムなどが使用されている。
【0009】地震には、主として水平方向の慣性力が長
時間繰返して作用するプレート境界型の大規模地震によ
る地震動と継続時間は短いが水平方向及び垂直方向等の
複雑な慣性力が作用する内陸直下型地震による地震動が
ある。
【0010】本発明が属する連結式落橋防止装置は、コ
ンクリート製の橋桁或いは橋台に埋め込んで使用するも
のである。所で、コンクリートは多くの長所がある反
面、引張強度が圧縮強度の約1/10と小さく、脆性的
な破壊性状を示す、或いは硬化後、乾燥収縮する等の短
所がある。従って、PC丸鋼棒を主要部材とする連結式
落橋防止装置をコンクリート製の橋桁或いは橋台に埋め
殺した状態で施工した後、コンクリートが硬化すると、
当然コンクリートが収縮し、PC丸鋼棒の周囲に僅かで
はるが、空隙が形成される。また、水平方向及び垂直方
向等の複雑な慣性力が作用する内陸直下型地震の場合、
引張強度が弱いという欠点のため、PC丸鋼棒の周囲に
亀裂が発生する場合がある。
【0011】連結具が出来るだけ多くの接触面積で、硬
化したコンクリート内に投錨されていれば、コンクリー
トが硬化後少々収縮しても、或いは水平方向及び垂直方
向等の複雑な慣性力が作用した場合でも、連結具とコン
クリートとの間に大きな空隙が発生せず、従って、連結
式落橋防止装置の本来の効果、即ち落橋防止効果に大い
に寄与すると考えられる。
【0012】然しながら、連結具が、PC丸鋼棒の場
合、それを一部埋め殺した状態で、橋桁成いは橋台内施
工した場合、PC丸鋼棒の表面が平坦なため、コンクリ
ートが硬化後、コンクリートが収縮すると、PC丸鋼棒
とコンクリートとの間に極く僅かな空隙が形成される。
このようにPC丸鋼棒の周囲に空隙があると、水平方向
及び垂直方向等の複雑な慣性力が作用した場合、PC丸
鋼棒自体が周囲のコンクリートに損傷を与えることがあ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】発明が解決しようとす
る課題は、PC丸鋼棒を連結具とする連結式落橋防止装
置を使用して橋桁と橋桁同士を連結する方法において、
対向する橋桁の一方の橋桁内にシース管に収納されたP
C丸鋼棒を埋設し、橋桁外方の壁面で、緩衝装置を介し
て、PC丸鋼棒を締結し、他方の橋桁内には、緩衝装置
等を付けないPC丸鋼棒をそのまま埋め殺した状態で埋
設させる連結式落橋防止装置の埋め殺した状態で埋設さ
れたPC丸鋼棒のコンクリートに対する投錨効果を向上
させることが出来ないことである。
【0014】発明が解決しようとする第2の課題は、P
C丸鋼棒を連結具とする連結式落橋防止装置を使用して
橋桁と橋台とを連結する方法において、橋桁或いは橋台
の一方に、シース管に収納されたPC丸鋼棒を埋設し、
橋桁或いは橋台外方の壁面で、緩衝装置を介してPC丸
鋼棒を締結し、他方の橋桁或いは橋台内には、緩衝装置
等を付けないPC丸鋼棒をそのまま埋め殺した状態で埋
設させる連結式落橋防止装置の埋め殺した状態で埋設さ
れたPC丸鋼棒のコンクリートに対する投錨効果を向上
させることが出来ないことである。
【0015】発明が解決しようとする第3の課題は、コ
ンクリート製の橋桁と橋桁、或いは橋桁と橋台とを連結
し、地震等の大規模災害時の橋桁の橋台からの落下防止
に使用する連結式落橋防止装置の連結具の一部を埋め殺
したこと状態で施工する方法において、コンクリートの
硬化後の収縮により、連結具とコンクリートの間に空隙
が発生した場合でも、コンクリートに対する投錨効果が
低減しない連結式落橋防止装置を安価に製造することが
できないことである。発明が解決しようとする別の課題
及び利点は以下逐次鋳明らかにされる。
【0016】発明が解決しようとする第4の課題は、連
結具に用いる連結式落橋防止装置において、連結具がP
C鋼棒の場合に、小さい水平力にしか耐えられない径し
か市販流通されてないので、この場合には、割高なPC
ケーブル、PCロープを使用するか、或いは1本のPC
鋼棒を使用する連結式落橋防止装置を多く設置すること
になる。従って、イニシャルコストを削減したり施工性
の悪さを改善することができないことである。発明が解
決しようとする別の課題及び利点は以下逐次明らかにさ
れる
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、従来のP
C丸鋼棒を連結具として使用する連結式落橋防止装置の
欠点を検討した。その結果以下のことが分かった。従来
のPC丸鋼棒を連結具として使用する連結式落橋防止装
置は、PC鋼棒の表面が平坦なため、その一部がコンク
リート内に埋め殺した状態に埋設した場合、コンクリー
トが硬化後収縮して、PC丸鋼棒の表面とコンクリート
との間に小さな空隙が形成される。コンクリートの収縮
率はほぼ均一であるので、PC鋼棒の表面とコンクリー
トとの間に形成される空隙の深さは全体に亘ってほぼ均
等である。従って、PC丸鋼棒とコンクリートとの間に
は、水平方向及び垂直方向に、何ら投錨部分がなく、P
C鋼棒が橋桁内でフリーな状態になっている。この欠点
は、表面が平坦な従来のPC丸鋼棒に代えて、表面に、
規則的或いは無秩序に取り付けた突起片を設けた鋼材を
使用することによって解消する。
【0018】従って、課題を解決するための第1の手段
は、橋桁と橋桁の内部に挿通され、それらを直接連結す
る連結具、橋桁の外壁面において連結具の端部で該連結
具に填挿されていて橋桁の移動量を吸収する緩衝装置、
該緩衝装置の外方で該連結具の最端部に填挿され該連結
具を固定すると同時に該連結具を橋桁の外壁面に押圧す
るための締結装置の主として三つの部品から構成されて
いる連結式落橋防止装置であって、対向する橋桁の一方
の橋桁内においては前記連結具をシース管に収納して埋
設し、橋桁外壁面で、緩衝装置を介して前記連結具端部
を締結し、他方の橋桁内には、緩衝装置等を付けない前
記連結具をそのまま埋め殺した状態で埋設させる連結式
落橋防止装置において、前記連結具としてその表面全体
に規則的或いは無秩序に取り付けた突起片を設けた鋼材
を使用し、コンクリートの硬化後前記連結具と硬化コン
クリートとの間に形成される空隙に抗してコンクリート
に対する投錨効果が向上された連結式落橋防止装置であ
る。
【0019】課題を解決するための第2の手段は、橋桁
と橋台の内部に挿通され、それらを直接連結する連結
具、橋桁の外壁面において連結具の端部で該連結具に填
挿されていて橋桁の移動量を吸収する緩衝装置、該緩衝
装置の外方で該連結具の最端部に填挿され該連結具を固
定すると同時に該連結具を橋桁の外壁面に押圧するため
の締結装置の主として三つの部品から構成されている連
結式落橋防止装置であって、橋桁内においては前記連結
具をシース管に収納して埋設し、橋桁外壁面で、緩衝装
置を介して前記連結具端部を締結し、橋台には、緩衝装
置等を付けない前記連結具をそのまま埋め殺した状態で
埋設させる連結式落橋防止装置において、前記連結具と
してその表面全体に規則的或いは無秩序に取り付けた突
起片を設けた鋼材を使用し、コンクリートの硬化後前記
連結具と硬化コンクリートとの間に形成される空隙に抗
してコンクリートに対する投錨効果が向上された連結式
落橋防止装置である。
【0020】課題を解決するための第3の手段は、連結
具として総ネジPC鋼棒を使用することである。
【0021】課題を解決するための第4の手段は、連結
具を複数本用いて1つの緩衝装置と締結装置を一体化構
造にした連結式落橋防止装置にすることである。さすれ
ば、連結具の断面力も2倍以上になり、ある程度の水平
力に対してもPC鋼棒で対応できるようになる。また、
1つの緩衝装置ですむので、施工性も向上し、安価に提
供できるようになる。
【0022】本発明の特徴は、全長に亘って規則的或い
は無秩序に複数個の突起片が取り付けられている所定の
長さ及び直径を有する鋼棒を連結式落橋防止装置の主要
部材である連結具として使用することである。連結具で
ある鋼棒の全長に亘ってその表面に取り付けられる突起
片は、連結具がコンクリート製の橋桁に埋設された場
合、連結具のコンクリートに対する投錨効果を向上させ
る作用をする。
【0023】本発明の連結式落橋防止装置を使用して橋
桁同士、或いは橋台と橋桁を連結施工するには、対向す
る橋桁同士の適切な位置或いは橋台と橋桁に連結具を1
本埋設するか、或いは複数本の連結式落橋防止装置をね
じれが発生しない並列位置に埋設することが好ましい。
【0024】
【実施例1】図1は、本発明の一実施例の主要部断面図
で、橋台(1)と橋桁(2)が、本発明の連結装置
(3)で連結されている。連結具(3)は、橋台(1)
内においてシース(8)にその全体が収納されて埋設さ
れていて、橋台(1)の外壁面(10)で、緩衝装置
(5)を介して、締結具(6)で締結され、且つ緩衝装
置(5)を橋台(1)の外壁面(10)に押圧してい
る。一方、橋桁(2)内においては、連結具(4)は締
結具(6)で締結され、露出されたまま、コンクリート
内に埋め殺した状態で埋設されている。橋台(1)の外
壁面(10)には、緩衝装置(5)及び締結具(6)を
覆うゆるみ止め防錆キャップ(7)が取り付けられてい
る。
【0025】連結具(4)に取り付けられる突起片の形
状は特段に制限されない。突起片は、独立したものが規
則的に或いは無秩序に取り付けられていても、或いは全
長に亘ってネジ条リブのように特定の形状の連続した突
起条として取り付けられていてもよい。但し、連結具
(4)の一方の端部には、緩衝装置(5)を橋桁の外壁
面(1)に押圧するための締結具(6)を着脱可能に填
合しなければならないので、連結具の両端部の突起片
は、締結具(6)を容易に着脱可能に填合できるような
形状であることが望ましい。このような条件を総て勘案
すると、両端を含めた全長に亘ってネジ状のリブが形成
された鋼棒が好ましく、この例として、例えば、住友電
工株式会社製の総ネジPC鋼棒”GEWINDESTA
B”が容易に入手できる。
【0026】本実施例において、全長に亘って規則的或
いは無秩序に複数個の突起片が取り付けられている所定
の長さ及び直径を有する鋼棒を連結式落橋防止装置の主
要部材である連結具として使用することによって、水平
方向に伸長している鋼棒本体と垂直方向に伸長している
突起片の両者によって、コンクリートに対する投錨効
果、即ち、コンクリートの付着性が顕著に改良される。
【0027】本実施例において、緩衝装置(5)は、前
記連結具(4)の一方の端部に填挿され、連結具(4)
に作用する慣性力を吸収し緩衝させる作用をする。緩衝
装置(5)が、連結具(4)に作用する慣性力を吸収し
緩衝させる機能を有する限り、緩衝装置(5)の材質、
形状等の諸元は特段に限定されない。従って、ゴム弾性
を有する、いわゆるゴムパッキング高減震ゴム、或いは
スプリング等の機械要素が緩衝装置として使用される。
【0028】緩衝装置(5)に作用する慣性力は水平方
向、垂直方向或いはこれらの組合せ等複雑な方向から作
用し、その大きさも広範囲に及ぶことがある、従って、
緩衝装置(5)を同じ材質、同じ形状の単品構造より、
材質、及び形状、主として連結具(4)の軸方向厚みが
各々異なる緩衝部材を複数個組み合わせた構造にする方
が効果的である。この観点から、例えば、所定の厚さの
ソリッド構造のゴム板及びスポンジ構造のゴム板を複数
枚組み合わせた構成とすることが好ましい。この構成の
ゴムパッキングを使用する場合、コンクリート製の橋桁
(1)の外壁面と直接接触する箇所と末端をソリッド構
造のゴム板として、それらの間にスポンジ構造のゴム板
を介挿した構造とすることが好ましい。この構造とする
ことによって、緩衝装置(4)の末端のソリッド構造の
ゴムが、連結具(4)に作用する慣性力の吸収という本
来の機能を発揮すると共に、緩衝装置(3)全体の形状
を保持し、スポンジ構造のゴムが、連結具(4)に作用
する複雑な慣性力を吸収し、緩衝装置全体としての緩衝
作用が増幅される。
【0029】本実施例の連結式落橋防止装置(3)の連
結具(4)の両端部には締結具(6)が着脱可能に填合
される。この締結具(6)は、前記緩衝装置(3)を橋
台(1)の外壁面に押圧するための要素である。この締
結具(6)としては、種々の材質及び形状のものが使用
されるが、連結具(4)に着脱可能に填合するという条
件を満たすには、連結具(4)に螺合されるタイプが、
また弾性のある緩衝装置(5)に抗して緩衝装置(3)
を橋桁台の外壁面に押圧するという条件を満たすには金
属製が好ましい。従って、この両方の条件を満たす締結
具(6)としては、連結具(4)の全長に亘ってネジ状
リブが形成されている場合は、そのリブに螺合されるナ
ットが例示される。
【0030】締結具(6)を連結具(4)に取り付ける
には、締結具(6)と緩衝装置(5)を直接接触させず
に、締結具(6)と緩衝装置(5)の端部との間に金属
製の薄板、即ち座金を介して取り付けることによって、
接触圧力を緩和することが好ましい。本実施例の連結式
落橋防止装置に使用される金属製部品、即ち連結具、締
結具、座金等は防錆処理を施したものを使用することが
好ましい。
【0031】
【実施例2】図2は、本発明の別の実施例の主要部断面
図で、橋桁(2)と橋桁(2)が、本発明の連結装置
(3)で連結されている以外は、実施例1と全く同じ態
様である。
【0032】
【実施例3〜4】図3は本発明の連結装置を1個埋設し
た実施例を示す断面図、図4は、同じく2個埋設した実
施例を示す断面図である。
【発明の効果】以上説明したように、本発明の連結式落
橋防止装置は、全長に亘って規則的或いは無秩序に複数
個の突起片が取り付けられている所定の長さ及び直径を
有する鋼棒を連結式落橋防止装置の主要部材である連結
具として使用するので、連結具の一部を埋め殺した状態
でコンクリート製の橋桁或いは橋台内に埋設する施工方
法の場合、コンクリートの硬化後連結具と硬化コンクリ
ートとの間に形成される空隙に抗してコンクリートに対
する投錨効果が向上される。また、連結具として総ネジ
PC鋼棒を使用すると、連結装置が安価に製造される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の主要部を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例2の主要部を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例3の主要部を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の実施例4の主要部を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 橋台 2 橋桁 3 連結装置 4 連結具 5 緩衝装置 6 締結具 7 キャップ 8 シース 9 橋脚 10 橋台外壁面 11 橋桁外壁面
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 第2の方法は、図2に例示した方法で、
橋桁(2)と橋桁(2)同士を連結する方法で、対向す
る橋桁(2,2)の一方の橋桁内にシース管(8)に収
納された連結具(4)を埋設し、橋桁外方の壁面(1
1)で、緩衝装置(5)を介して締結具(6)で連結具
(4)を締結し、他方の橋桁(2)内には、緩衝装置等
を付けない連結具(4)をそのまま埋設する方法であ
る。従って、第2の方法の場合は、鋼鉄製連結具(4)
の一部はコンクリート製の橋桁(2)内に埋め殺さない
状態にあり、一部は埋め殺した状態にある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 第3の方法は、図1に例示した方法で、
橋桁(2)と橋台(1)とを連結する方法で、橋桁
(2)或いは橋台(1)の一方に、シース管(8)に収
納された連結具(4)を埋設し、橋桁(2)或いは橋台
外方の壁面(10)で、緩衝装置(5)を介して、締結
具(5)で連結具(4)を締結し、他方の橋桁(2)或
いは橋台(1)内には、緩衝装置等を付けない連結具
(4)をそのまま埋設する方法である。従って、第3の
方法の場合は、鋼鉄製連結具(4)の一部はコンクリー
ト製の橋桁(2)或いは橋台(1)に埋め殺さない状態
にあり、一部は埋め殺した状態にある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 本発明が属する連結式落橋防止装置は、
コンクリート製の橋桁或いは橋台に埋め込んで使用する
ものである。所で、コンクリートは多くの長所がある反
面、引張強度が圧縮強度の約1/10と小さく、脆性的
な破壊性状を示す、或いは硬化後、乾燥収縮する等の短
所がある。従って、PC丸鋼棒を主要部材とする連結式
落橋防止装置をコンクリート製の橋桁或いは橋台に埋め
殺した状態で施工した後、コンクリートが硬化すると、
当然コンクリートが収縮し、PC丸鋼棒の周囲に僅かで
はあるが、空隙が形成される。また、水平方向及び垂直
方向等の複雑な慣性力が作用する内陸直下型地震の場
合、引張強度が弱いという欠点のため、PC丸鋼棒の周
囲に亀裂が発生する場合がある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 発明が解決しようとする第3の課題は、
コンクリート製の橋桁と橋桁、或いは橋桁と橋台とを連
結し、地震等の大規模災害時の橋桁の橋台からの落下防
止に使用する連結式落橋防止装置の連結具の一部を埋め
殺した状態で施工する方法において、コンクリートの硬
化後の収縮により、連結具とコンクリートの間に空隙が
発生した場合でも、コンクリートに対する投錨効果が低
減しない連結式落橋防止装置を安価に製造することがで
きないことである。発明が解決しようとする別の課題及
び利点は以下逐次明らかにされる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】 課題を解決するための第4の手段は、連
結具を複数本用いて1つの緩衝装置と締結装置を一体化
構造にした連結式落橋防止装置にすることである。さす
れば、連結具の強度も2倍以上になり、ある程度の水平
力に対してもPC鋼棒で対応できるようになる。また、
1つの緩衝装置ですむので、施工性も向上し、安価に提
供できるようになる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 連結具(4)に取り付けられる突起片の
形状は特段に制限されない。突起片は、独立したものが
規則的に或いは無秩序に取り付けられていても、或いは
全長に亘ってネジ条リブのように特定の形状の連続した
突起条として取り付けられていてもよい。但し、連結具
(4)の一方の端部には、緩衝装置(3)を橋台(1)
の外壁面に押圧するための締結具(6)を着脱可能に填
合しなければならないので、連結具の両端部の突起片
は、締結具(6)を容易に着脱可能に填合できるような
形状であることが望ましい。このような条件を総て勘案
すると、両端を含めた全長に亘ってネジ状のリブが形成
された鋼棒が好ましく、この例として、例えば、住友電
工株式会社製の総ネジPC鋼棒”GEWINDESTA
B”が容易に入手できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 緩衝装置(5)に作用する慣性力は水平
方向、垂直方向或いはこれらの組合せ等複雑な方向から
作用し、その大きさも広範囲に及ぶことがある、従っ
て、緩衝装置(5)を同じ材質、同じ形状の単品構造に
するより、材質、及び形状、主として連結具(4)の軸
方向厚みが各々異なる緩衝部材を複数個組み合わせた構
造にする方が効果的である。この観点から、例えば、所
定の厚さのソリッド構造のゴム板及びスポンジ構造のゴ
ム板を複数枚組み合わせた構成とすることが好ましい。
この構成のゴムパッキングを使用する場合、コンクリー
ト製の橋台(1)の外壁面と直接接触する箇所と末端を
ソリッド構造のゴム板として、それらの間にスポンジ構
造のゴム板を介挿した構造とすることが好ましい。この
構造とすることによって、緩衝装置(5)の末端のソリ
ッド構造のゴムが、連結具(4)に作用する慣性力の吸
収という本来の機能を発揮すると共に、緩衝装置(5)
全体の形状を保持し、スポンジ構造のゴムが、連結具
(4)に作用する複雑な慣性力を吸収し、緩衝装置全体
としての緩衝作用が増幅される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 本実施例の連結式落橋防止装置(3)の
連結具(4)の両端部には締結具(6)が着脱可能に填
合される。この締結具(6)は、前記緩衝装置(5)を
橋台(1)の外壁面に押圧するための要素である。この
締結具(6)としては、種々の材質及び形状のものが使
用されるが、連結具(4)に着脱可能に填合するという
条件を満たすには、連結具(4)に螺合されるタイプ
が、また弾性のある緩衝装置(5)に抗して緩衝装置
(5)を橋台の外壁面に押圧するという条件を満たすに
は金属製が好ましい。従って、この両方の条件を満たす
締結具(6)としては、連結具(4)の全長に亘ってネ
ジ状リブが形成されている場合は、そのリブに螺合され
るナットが例示される。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】橋桁と橋桁の内部に挿通され、それらを直
    接連結する連結具、橋桁の外壁面において連結具の端部
    で該連結具に填挿されていて橋桁の移動量を吸収する緩
    衝装置、該緩衝装置の外方で該連結具の最端部に填挿さ
    れ該連結具を固定すると同時に該連結具を橋桁の外壁面
    に押圧するための締結装置の主として三つの部品から構
    成されている連結式落橋防止装置であって、対向する橋
    桁の一方の橋桁内においては前記連結具をシース管に収
    納して埋設し、橋桁外壁面で、緩衝装置を介して前記連
    結具端部を締結し、他方の橋桁内には、緩衝装置等を付
    けない前記連結具をそのまま埋め殺した状態で埋設する
    連結式落橋防止装置において、前記連結具としてその表
    面全体に規則的或いは無秩序に取り付けた突起片を設け
    た鋼材を使用し、コンクリートの硬化後前記連結具と硬
    化コンクリートとの間に形成される空隙に抗してコンク
    リートに対する投錨効果が向上された連結式落橋防止装
    置。
  2. 【請求項2】橋桁と橋台の内部に挿通され、それらを直
    接連結する連結具、橋桁の外壁面において連結具の端部
    で該連結具に填挿されていて橋桁の移動量を吸収する緩
    衝装置、該緩衝装置の外方で該連結具の最端部に填挿さ
    れ該連結具を固定すると同時に該連結具を橋桁の外壁面
    に押圧するための締結装置の主として三つの部品から構
    成されている連結式落橋防止装置であって、橋桁内にお
    いては前記連結具をシース管に収納して埋設し、橋桁外
    壁面で、緩衝装置を介して前記連結具端部を締結し、橋
    台には、緩衝装置等を付けない前記連結具をそのまま埋
    め殺した状態で埋設する連結式落橋防止装置において、
    前記連結具としてその表面全体に規則的或いは無秩序に
    取り付けた突起片を設けた鋼材を使用し、コンクリート
    の硬化後前記連結具と硬化コンクリートとの間に形成さ
    れる空隙に抗してコンクリートに対する投錨効果が向上
    された連結式落橋防止装置。
  3. 【請求項3】前記表面全体に規則的或いは無秩序に取り
    付けた突起片を設けた鋼材が、総ネジPC鋼棒である請
    求項1或いは2に記載の連結式落橋防止装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載した1個の連結式落橋防止
    装置を橋桁内の適切な位置に埋設することを特徴とする
    落橋防止方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載した複数本の連結材を用い
    た連結式落橋防止装置を橋桁内のねじれが発生しない並
    列位置に埋設することを特徴とする落橋防止方法。
  6. 【請求項6】請求項2に記載した1個の連結式落橋防止
    装置を橋桁内の適切な位置に埋設することを特徴とする
    落橋防止方法。
  7. 【請求項7】請求項2に記載した複数本の連結材を用い
    た連結式落橋防止装置を橋桁内のねじれが発生しない並
    列位置に埋設することを特徴とする落橋防止方法。
  8. 【請求項8】前記連結式落橋防止装置に使用する連結具
    が総ネジPC鋼棒である請求項4乃至7項のいずれかに
    記載の落橋防止方法。
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