JP3300218B2 - 眼鏡レンズの縁摺り加工方法および縁摺り加工装置 - Google Patents
眼鏡レンズの縁摺り加工方法および縁摺り加工装置Info
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Description
ータに従って加工する眼鏡レンズの縁摺り加工方法に関
し、特に眼鏡レンズを回転させながら周縁を工具に接触
させて加工する眼鏡レンズの縁摺り加工方法に関する。
合には、眼鏡レンズをレンズ両面側から回転可能な保持
軸で保持し、この保持軸によって眼鏡レンズを回転させ
ながら、砥石等の工具に接触させて加工するようにして
いる。このとき、眼鏡レンズは、常に一定の回転速度と
なるように制御されている。
鏡レンズは、加工開始時は、図4(A)に示すように円
形状L1であるが、加工するにつれて、同図(B)に示
すような仕上げ加工形状L2に変化していく。眼鏡レン
ズが円形状L1のとき、その周縁部の任意の点P1a
は、中心位置Oaからの距離Raが常に同じである。よ
って、眼鏡レンズの回転速度が一定であれば、工具と接
触する部分の速度も一定である。
に近い状態では、例えば周縁部分の2か所の点Pb,P
cは、中心位置Oaからの各距離Rb,Rcが異なって
いる。このため、眼鏡レンズを一定の回転速度で回転さ
せても、点Pb,Pcとでは、実際に工具と接触してい
るときの速度は異なってしまい、単位時間当りの切削厚
が異なることになる。したがって、このような制御で仕
上げ加工を行うと、コバ面にムラが生じてしまい、仕上
げ形状が悪くなるという問題点があった。
のであり、仕上げ形状を滑らかにすることのできる眼鏡
レンズの縁摺り加工方法を提供することを目的とする。
決するために、レンズ保持ユニットに保持された被加工
眼鏡レンズを回転させながら前記レンズの周縁部を切削
加工部材に接触させて所定のレンズ形状データに従って
該被加工眼鏡レンズを縁摺り加工する眼鏡レンズの縁摺
り加工方法において、レンズの仕上げ加工形状の各周縁
部のレンズ回転中心からの回転角度位置θに対応する距
離データrを格納する距離データ格納手段と、前記切削
加工部材に接触している周縁部の速度をVとし、予め仕
上げ形状の回転角度位置での周縁部のコバ厚情報tを全
周に亘って得て、W=V/(r×t)として予め設定さ
れた所定の周縁部の速度Vに基づき、前記眼鏡レンズの
回転速度Wを演算する回転速度演算手段と、前記演算さ
れた回転速度となるように前記眼鏡レンズを回転制御す
る回転制御手段とを備え、眼鏡レンズのコバ厚に応じて
前記周縁部の速度Vを変化させることを特徴とする眼鏡
レンズの縁摺り加工方法が提供される。
うに眼鏡レンズの回転速度を制御することにより、コバ
面のムラが無くなって、仕上げ形状が滑らかになる。
づいて説明する。図2は本形態の縁摺り加工装置の概略
構成を示す斜視図である。縁摺り加工装置10は、基台
10a上面のほぼ中央部分に加工対象の眼鏡レンズを加
工する砥石11が設けられている。基台10a上面の後
部には、軸受け13,13が設けられている。軸受け1
3,13間には、スライド軸14が砥石11の回転軸と
平行な方向(Z軸方向)を向くように設けられている。
このスライド軸14には、連結部15を介してレンズ保
持ユニット12がスライド可能に取り付けられている。
ないZ軸移動機構部が設けられており、レンズ保持ユニ
ット12のZ軸方向の位置決めを行う。レンズ保持ユニ
ット12の正面側には、回転可能な保持軸16,16が
設けられている。保持軸16,16間には、後述の眼鏡
レンズが固定される。保持軸16,16は、レンズ保持
ユニット12内に設けられた図示されていないレンズ回
転用モータによって、互いに同期しながら回転する。
一体に回転する円板18を介してY軸移動機構部17と
連結されている。Y軸移動機構部17は、図示されてい
ないカム等から構成され、当接板19を上下動させる。
この当接板19の上面には、円板18が載置されてお
り、当接板19の上下動に応じて円板18が上下動し、
これによりレンズ保持ユニット12の上下位置が制御さ
れる。そして、レンズ保持ユニット12が上下動するこ
とにより、保持軸16,16に取り付けられた眼鏡レン
ズが、砥石11に接触して加工される。
れた制御装置によって全体の動作が制御される。図3は
縁摺り加工装置10の制御装置を中心とする各機能の電
気的接続構成を示すブロック図である。制御装置100
は、プロセッサ、RAM、ROM等を中心に構成されて
おり、ROMに格納されたプログラムに従って縁摺り加
工装置10全体を制御する。制御装置100は、外部の
ホストコンピュータ101と接続されており、このホス
トコンピュータ101から加工形状データを連続的に受
け取り、RAMに蓄える。加工形状データとしては、荒
摺り加工用のデータと、仕上げ加工用のデータとがあ
る。仕上げ加工用のデータとしては、仕上げ加工後の眼
鏡レンズ20の各周縁部のレンズ回転中心からの距離r
が送られる。距離rは、眼鏡レンズの基準位置からの回
転角度位置θに対応して予め設定されたデータであり、
ホストコンピュータ101側で管理されている。制御装
置100は、この距離rに基づいて上下動機構部17を
制御し、眼鏡レンズ20の突き上げ量を調整する。
スライド用モータ32を駆動する。このスライド用モー
タ32が駆動することにより、レンズ保持ユニット12
が砥石11の回転軸11aに平行にスライドする。
レンズ回転用モータ34を駆動する。このレンズ回転用
モータ34が駆動することにより、眼鏡レンズ20が正
逆に回転する。この眼鏡レンズ20の回転の向きや回転
速度は、後述の方法によって制御される。制御装置10
0は、ドライバ35を介して砥石回転用モータ36を駆
動する。この砥石回転用モータ36が駆動することによ
り、砥石11が回転する。砥石11は、荒摺り研磨面1
11、ヤゲン仕上げ研磨面112、および平摺り仕上げ
研磨面113を有している。
介して上下動用モータ38を駆動する。この上下動用モ
ータ38が駆動することにより、上下動機構部17が動
作する。上下動機構部17は、図2で示した当接板19
および円板18を介してレンズ保持ユニット12全体を
上下動させる。
制御手順を説明する。図1は本形態の縁摺り加工方法を
実行するための機能の概念図である。上下位置演算手段
41は、仕上げ形状データとして、眼鏡レンズ20の砥
石11と接触している周縁部P1と、レンズ回転中心Q
との間の距離rの数値データを受け取る。この距離r
は、眼鏡レンズ20の基準位置θ=0からの回転角度位
置θに対応して、予め設定されたデータである。上下位
置演算手段41は、この回転角度位置θに対応した距離
rに基づいて、上下動機構部17による眼鏡レンズ20
の突き上げ量Yrを次式(1)によって演算する。
段41は、この式(1)で演算された突き上げ量Yrを
上下動用モータ38に送る。上下動用モータ38は、カ
ム機構17aを駆動して、当接板19および円板18の
上下位置を制御し、接触部P1とレンズ回転中心Qとの
距離がrとなるように眼鏡レンズ20の上下位置を調整
する。
数値データを受け取り、この距離rに基づいて、眼鏡レ
ンズ20の回転速度Wを次式(2)によって演算する。 W=V/r ・・・(2) ここで、Vは、周縁部P1の速度である。この速度V
は、予め設定された一定値である。ただし、ここで式
(2)は、眼鏡レンズ20のコバ面の厚さが、全周に亘
ってほぼ同じか、あるいはその厚さの差が加工負荷に影
響がない程度のときに適用される。
された回転速度Wをレンズ回転用モータ34に送る。レ
ンズ回転用モータ34は、眼鏡レンズ20の回転速度を
与えられたWとなるように制御する。これにより、眼鏡
レンズ20の周縁部P1は、常に一定の速度Vで砥石1
1と接触し、常に均一の切削厚で加工される。したがっ
て、コバ面のムラを無くすことができ、仕上げ形状を滑
らかにすることができる。
速度Vと距離rのみに基づいて回転速度Wを演算するよ
うにしたが、回転角度位置θにおけるコバ面の厚さを考
慮すれば、より正確な制御が可能となる。すなわち、予
め仕上げ形状の周縁部のコバ厚tを全周に亘って測定し
ておき、次式(3)によって演算する。
が小さくなる。これは、コバ厚tの大きい部分ほど切削
能力が低下するためであり、切削能力が低下する分だけ
回転速度を小さくすることにより、周縁部P1の1回の
切削厚を一定にすることができる。
0の材質を考慮して回転速度Wを演算すれば、より一
層、正確な制御が可能となる。 W=K×V/(r×t) ・・・(4) ここで、Kは材質による加工効率の程度を示す係数であ
り、柔らかく切削し易い材質であればKは大きい値とし
て、回転速度Wを上げる。一方、固い材質や粘性度の高
い材質の場合には、Kは小さい値とし、回転速度Wを小
さくして確実に研磨を実行する。
上げ形状の回転角度位置での周縁部のコバ厚情報を全周
に亘って得て、眼鏡レンズのコバ厚に応じて前記周縁部
の速度を変化させるようにしたので、仕上げ加工後のコ
バ面のムラを無くすことができ、仕上げ形状を滑らかに
することができる。
の概念図である。
図である。
の電気的接続構成を示すブロック図である。
あり、(A)は加工開始時における周縁部と回転中心と
の距離の関係を示す図、(B)は加工中における周縁部
と回転中心との距離の関係を示す図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 レンズ保持ユニットに保持された被加工
眼鏡レンズを回転させながら前記レンズの周縁部を切削
加工部材に接触させて所定のレンズ形状データに従って
該被加工眼鏡レンズを縁摺り加工する眼鏡レンズの縁摺
り加工方法において、 レンズの仕上げ加工形状の各周縁部のレンズ回転中心か
らの回転角度位置θに対応する距離データrを格納する
距離データ格納手段と、 前記切削加工部材に接触している周縁部の速度をVと
し、予め仕上げ形状の回転角度位置での周縁部のコバ厚
情報tを全周に亘って得て、W=V/(r×t)として
予め設定された所定の周縁部の速度Vに基づき、前記眼
鏡レンズの回転速度Wを演算する回転速度演算手段と、 前記演算された回転速度となるように前記眼鏡レンズを
回転制御する回転制御手段とを備え、 眼鏡レンズのコバ厚に応じて前記周縁部の速度Vを変化
させること、 を特徴とする眼鏡レンズの縁摺り加工方法。 - 【請求項2】 レンズ保持ユニットに保持された被加工
眼鏡レンズを回転させながら前記レンズの周縁部を切削
加工部材に接触させて所定のレンズ形状データに従って
該被加工眼鏡レンズを縁摺り加工する眼鏡レンズの縁摺
り加工方法において、 レンズの仕上げ加工形状の各周縁部のレンズ回転中心か
らの回転角度位置θに対応する距離データrを格納する
距離データ格納手段と、 前記切削加工部材に接触している周縁部の速度をVと
し、レンズの材質による加工効率を表す係数をkとする
とき、予め仕上げ形状の回転角度位置での周縁部のコバ
厚情報tを全周に亘って得て、W=K×V/(r×t)
として、予め設定された所定の周縁部の速度Vに基づき
前記眼鏡レンズの回転速度Wを演算する回転速度演算手
段と、 前記演算された回転速度となるように前記眼鏡レンズを
回転制御する回転制御手段とを備え レンズ材質が切削し
易ければ、前記眼鏡レンズの回転速度Wを上げ、レンズ
材 質が切削し難ければ、回転速度Wを下げるようにレン
ズ材質に応じて前記眼鏡レンズの回転速度Wを制御する
こと を特徴とする眼鏡レンズの縁摺り加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03174096A JP3300218B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 眼鏡レンズの縁摺り加工方法および縁摺り加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03174096A JP3300218B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 眼鏡レンズの縁摺り加工方法および縁摺り加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09225797A JPH09225797A (ja) | 1997-09-02 |
| JP3300218B2 true JP3300218B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=12339440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03174096A Expired - Fee Related JP3300218B2 (ja) | 1996-02-20 | 1996-02-20 | 眼鏡レンズの縁摺り加工方法および縁摺り加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3300218B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5302029B2 (ja) * | 2009-02-04 | 2013-10-02 | 株式会社ニデック | 眼鏡レンズ加工装置 |
-
1996
- 1996-02-20 JP JP03174096A patent/JP3300218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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|---|---|
| JPH09225797A (ja) | 1997-09-02 |
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