JP3300216B2 - 自己診断機能付データ収録装置 - Google Patents

自己診断機能付データ収録装置

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JP3300216B2
JP3300216B2 JP33377995A JP33377995A JP3300216B2 JP 3300216 B2 JP3300216 B2 JP 3300216B2 JP 33377995 A JP33377995 A JP 33377995A JP 33377995 A JP33377995 A JP 33377995A JP 3300216 B2 JP3300216 B2 JP 3300216B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車各部のデ
ータを収録する自己診断機能付データ収録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の各種データを記録するに
は、個々のデータに対応する測定機器を該自動車に搭載
し、測定を行っていた。この場合、各測定機器に対する
電源は、イグニションキーに連動してON/OFFする
リレーを介して、自動車のバッテリーから供給されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のデータ収録方法においては、何らかの原因により測
定機器にシステムエラーが発生すると、電源の供給は続
けられたままデータの収録は停止してしまう。ところ
が、通常、オペレータは、一度測定機器をセットする
と、長期間(1カ月単位)にわたって該測定機器のメン
テナンスをする事はないので、データの収録が行われて
いないにもかかわらず、測定機器は電力を消費し続け、
最終的には、バッテリーが上がってしまい、自動車が動
かなくなる、という欠点があった。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、常時、システムの異常を監視・検出し、該異
常内容に応じて自己に対する電源供給を停止することが
できる自己診断機能付データ収録装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
自動車各部の温度を計測し、該温度計測値を受信する温
度計測手段と、自動車各部に取り付けられたアナログセ
ンサが出力するアナログ信号を受信するアナログ信号受
信手段と、自動車の制御装置が該自動車の各部を制御す
るために出力する制御用データを受信するデジタルデー
タ受信手段と、前記温度計測値と前記アナログ信号と前
記制御用データを記憶する記憶手段と、前記温度計測値
と前記アナログ信号と前記制御用データを出力する出力
手段と、前記記憶手段に対する書き込み/読み出しを
御する制御手段と、前記温度計測手段の異常と前記アナ
ログ信号受信手段の異常と前記デジタルデータ受信手段
の異常それぞれ検出する第1の異常検出手段と、前
記制御手段の異常を検出する第2の異常検出手段と、前
記自動車搭載のバッテリーから本データ収録装置へ電源
を供給すると共に、前記第1の異常検出手段または前記
第2の異常検出手段において異常が検出された場合に
は、前記電源供給を停止する電源制御手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の自
己診断機能付データ収録装置において、前記第1の異常
検出手段は、前記温度計測手段から前記温度計測値が供
給されない場合に該温度計測手段に異常が発生したと判
断し、前記アナログ信号受信手段から前記アナログ信号
が供給されない場合に該アナログ信号受信手段に異常が
発生したと判断し、前記デジタルデータ受信手段から前
記制御用データが供給されない場合に該デジタルデータ
受信手段に異常が発生したと判断することを特徴とす
る。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の自
己診断機能付データ収録装置において、前記制御手段
は、前記第2の異常検出手段に対して、一定時間毎にリ
セット信号を供給しており、前記第2の異常検出手段
は、前記一定時間が過ぎても前記リセット信号の供給が
ない場合に、異常発生と判断することを特徴とする。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の自己診断機能付データ収録装
置において、前記記憶手段の各アドレスに対して、ベリ
ファイチェックを行う判定手段と、前記判定手段により
異常が検出されたアドレス値を記憶するアドレス記憶手
段とを具備し、前記制御手段は、前記異常が検出された
アドレスを避けながら、前記記憶手段に対する書き込み
/読み出しを行うことを特徴とする。
【0009】請求項5記載の発明は、請求項1ないし請
求項4のいずれかに記載の自己診断機能付データ収録装
置において、前記記憶手段は、本データ収録装置に内蔵
された電池により、バッテリーバックアップされている
ことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。図1は、この発明の一実
施形態による自己診断機能付データ収録装置(以下、デ
ータロガーと称する)の構成例を示すブロック図であ
る。なお、この図において、データロガー1のブロック
図は電気自動車2の外部に図示されているが、実際に
は、図に示すように、データロガー1は電気自動車2の
トランク部に収納されている。
【0011】この図において、コントロール回路3は、
CPU(中央処理装置),ROM(リードオンリメモ
リ),RAM(ランダムアクセスメモリ)等からなる制
御用回路であり、図2に示すように、メインCPU・5
0を中心としたメインコントロール部40と、通信CP
U・70を中心とした通信コントロール部41とから構
成される。このコントロール回路3に関する構成は、図
2を用いて、後で詳述する。また、図1において、時計
IC・4は、データをサンプリングした日時を記録する
ために用いる。
【0012】40MBメモリ部5は、バッテリーバック
アップされたSRAMであり、その記憶容量は40メガ
バイトである。なお、上記バッテリーバックアップに
は、電気自動車2のサブバッテリー110から供給され
る電源が用いられるが、該サブバッテリー110による
電源供給がない場合には、本データロガー1に設けられ
た電池(BATT)6から供給される電源が用いられ
る。ICカードI/F・7は、ICカードライタ112
を備えたパーソナルコンピュータ113によってICカ
ード111に書き込まれた本データロガー1に対する各
種動作設定を、該ICカード111より読み込む。な
お、上記動作設定としては、上記通信コントロール部4
1において用いられる通信条件(ビット数,パリティの
有無,ストップビット数,チャンネル番号,通信データ
の格納先アドレス等)と、データ測定条件(測定レン
ジ,サンプリングタイム等)がある。
【0013】RS−232CI/F・8は、本データロ
ガー1の動作状態・異常検出内容等を電気自動車2に設
けられた外部表示装置103に表示する際の、通信用I
/Fである。温度計測部9は、熱電対に生じる熱起電力
を利用して、メインバッテリー101各部の温度を計測
する。温度計測部9には、6チャンネル入力,各チャン
ネルの分解能8bit以上のTMUが用いられており、
−50℃〜200℃または0℃〜1200℃のいずれか
の測定レンジにて温度測定を行う。アナログ入力部10
は、DCモータ102に設けられた電流計・加速度セン
サ等の出力値(アナログ値)を取り込む。上記アナログ
入力部10は、8bit以上の分解能で上記アナログ値
を取り込み、そのチャンネル数は6チャンネルである。
なお、上記アナログ入力部10による測定レンジは、各
チャンネル毎に、0〜1〔V〕,0〜5〔V〕,0〜1
0〔V〕,0〜20〔V〕のいずれかに設定可能であ
る。
【0014】電気自動車2には様々な機能を制御するE
CU(Electrical Control Unit)が設けられている
(ECU・104〜ECU・108)。そして、ECU
モニター入力部11は上記ECU・104〜108によ
る制御内容を常時監視する。SW入力部12は、電気自
動車2に設けられたイグニションキー(IG1)および
充電キー(KCHG)109のON/OFFを検出す
る。レギュレータ(REG)13は、サブバッテリー1
10より供給される12〔V〕の電源電圧から、本デー
タロガー1各部を動作させるための5〔V〕の電源電圧
を生成する。
【0015】次に、図2を参照して、上記コントロール
回路3およびその周辺回路の構成を説明する。まず、メ
インコントロール部40から説明する。メインCPU・
50は、本データロガー1各部の制御と、40MBメモ
リ部5に対するデータの格納・読み出し・保持等を行
う。メインROM・51には、メインCPU・50にお
いて用いられる制御用プログラムが格納されている。メ
インRAM・52は、上記制御用プログラムをロードし
たり、該制御用プログラムの実行中にデータを一時的に
記憶する。レベル変換I/F・54は、本データロガー
1に設けられた操作部53の各種操作スイッチのON/
OFFを検出し、該ON/OFFによる操作信号を、メ
インバス63における信号レベルに変換する。TMU・
55は、温度計測部9内に設けられ、熱電対に生じる熱
起電力を利用して温度を計測する。計測された温度は、
RS−232CI/F・56を介して、メインバス63
上に乗せられる。
【0016】ヘッドアンプ(HEADAMP)57,マ
ルチプレクサ(MPX)58,A/D変換部59は、図
1に示すアナログ入力部10を構成する。ヘッドアンプ
57は、DCモータ102より取り込んだ6つの各種ア
ナログ入力のそれぞれを増幅する。マルチプレクサ58
は、ヘッドアンプ57が増幅した6つのアナログ入力の
中から、1つの入力を定期的に順次選択し、出力する。
A/D変換部59は、マルチプレクサ58が選択したア
ナログ値を、所定のビット数のデジタル値にA/D変換
する。PIOインターフェイス(PIOI/F)61
は、パーソナルコンピュータ114の拡張スロット11
4aにセットされたPIOボード60との間で、40M
Bメモリ部5に格納されているデータの転送を行う。上
述した、メインCPU・50,メインROM・51,メ
インRAM・52,時計IC・4,40MBメモリ部
5,レベル変換I/F・54,ICカードI/F・7,
RS−232CI/F・8,RS−232CI/F・5
6,A/D変換部59,PIOI/F・61は、メイン
バス63に接続されている。
【0017】次に、通信コントロール部41について説
明する。通信コントロール部41は、電気自動車2に設
けられた5つのECU・104〜108の制御内容を示
すデータ(以下、制御データと称す)の受信を主な機能
とする。通信CPU・70は、上記ECU・104〜1
08との通信の制御、および、該ECU・104〜10
8から送られてくる各制御データのDPRAM・73へ
の書き込みを行う。通信ROM・72には、通信CPU
・70において用いられる制御用プログラムが格納され
ている。通信RAM・71は、上記制御用プログラムを
ロードしたり、該制御用プログラムの実行中に制御デー
タを一時的に記憶する。
【0018】DPRAM・73は、デュアルポートRA
Mであり、該デュアルポートRAMに対する制御データ
の書き込みと読み出しを、互いに異なるタイミングで、
並行して行うことができる。モニター通信I/F・74
〜78は、それぞれに対応するECUと本データロガー
1との通信時における通信タイミング調整,データフォ
ーマット変換,信号レベル変換等を行う。上述した通信
CPU・70,通信ROM・72,通信RAM・71,
モニター通信I/F・74〜78は、通信バス79に接
続されている。
【0019】次に、上記構成による自己診断機能付デー
タ収録装置の動作を説明する。オペレータが、電気自動
車2のイグニションキー(IG1)または充電キー(K
CHG)をONにすると、SW入力部12は、リレース
イッチ14をON状態にする。これにより、サブバッテ
リー110から12〔V〕の電源電圧が、レギュレータ
13に供給される。レギュレータ13は、供給された1
2〔V〕の電源電圧から、5〔V〕の電源電圧を作り、
データロガー1の各部に供給する。また、リレースイッ
チ14がONになると、サブバッテリー110から12
〔V〕の電源電圧が、バッテリー電圧用ECU・107
およびバッテリー温度用ECU・108に供給される。
【0020】(1)40MBメモリ部5の異常検出 上記電源電圧の供給によるデータロガー1の立ち上がり
時に、40MBメモリ部5の異常検出が行われる。本デ
ータロガー1では、40MBメモリ部5の異常は、後述
する他の部分(40MBメモリ部5以外のメモリ,温度
計測部9,アナログ入力部10,通信コントロール部4
1)とは異なり、本データロガー1の自己電源OFFの
対象とはならない。まず、メインCPU・50は、40
MBメモリ部5の先頭アドレスに記録されている1バイ
トデータを読み出し、該データをメインRAM・52に
退避させる。退避完了後、メインCPU・50は、該ア
ドレスに対して、1バイトデータ(00)16を書き込
む。次に、メインCPU・50は、該アドレスから、1
バイトデータを読み出し、該データが先に書き込んだデ
ータ(00)16と等しいか否かのベリファイを行う。も
し、上記ベリファイにおいて、書き込んだデータと読み
だしたデータとが一致しない場合には、メインCPU・
50は、先に退避させたデータと共に、該アドレス値を
メインRAM・52に記録する。
【0021】次に、メインCPU・50は、該アドレス
に対して、1バイトデータ(01)16を書き込んだ後、
同アドレスから、1バイトデータを読み出して、同じよ
うにベリファイを行う。そして、書き込んだデータと読
みだしたデータとが一致しない場合には、同様に、メイ
ンCPU・50は、該アドレス値をメインRAM・52
に記録する。
【0022】以下、同様の手順で、メインCPU・50
は、1バイトデータ(02)16,(04)16,(08)
16,(10)16,(20)16,(40)16,(8
0)16,(FF)16のリード/ライトを行い、該アドレ
スのメモリチェックを行う。これにより、上述した10
回のベリファイのいずれかにおいて異常が検出される
と、該異常が検出されたアドレス値はメインRAM・5
2に記録されることになる。一方、いずれのベリファイ
においても異常が検出されなかった場合には、メインC
PU・50は、先に退避させたデータを、該アドレスに
戻す。
【0023】10回のベリファイが終了すると、メイン
CPU・50は、該ベリファイしたアドレスをインクリ
メントして、次にアドレスのベリファイに移る。なお、
このアドレス値の更新に関しては、必ずしもインクリメ
ント(1増加)する必要はなく、ベリファイ時間の短縮
を図る場合などには、2以上の値をアドレス値に加えて
も良い。以下、同様に、アドレス値を更新しながら、4
0MBメモリ部5内の全てのアドレスに対して、10回
のリード/ライトを行い、該ベリファイにより異常が検
出された場合には、そのアドレス値をメインRAM・5
2に記録する。これにより、全てのアドレスに対するベ
リファイ終了時には、異常が検出された全てのアドレス
値は、メインRAM・52に記録されることになる。
【0024】(2)その他のメモリの異常検出 上記電源電圧の供給によるデータロガー1の立ち上がり
時には、40MBメモリ部5の異常検出と共に、それ以
外のメモリ(メインRAM・52等)の異常検出も行わ
れる。40MBメモリ部5以外のメモリに対する異常検
出手順は、40MBメモリ部5に対する異常検出手順
と、基本的には同じものである。但し、40MBメモリ
部5の異常は本データロガー1の自己電源OFFの対象
とはならなかったのに対して、それ以外のメモリで異常
が検出された場合には、本データロガー1は、該異常を
システムエラーの発生とし、該システムエラー発生状態
を外部表示装置に表示した後(図3(a)参照)、本デ
ータロガー1自身の電源をOFFにする点が異なる。
【0025】(3)メインCPU暴走時の異常検出 また、本データロガー1立ち上げ後、メインCPU・5
0は、該メインCPU・50自身が制御プログラムに従
って正常に動作しているか否かを常時検出している。以
下にその検出方法を示す。メインCPU・50は、正常
に動作していることを示す信号(以下、正常信号と称
す)を、ウォッチドッグ回路(図示略)に対して入力す
る。上記ウォッチドッグ回路は、上記正常信号が入力さ
れる度に、該ウォッチドッグ回路内蔵タイマーのカウン
ト値をリセットする。
【0026】そして、何らかの原因によりメインCPU
・50自身が暴走を起こした場合には、上記所定時間が
過ぎても、ウオッチドッグ回路に対して上記正常信号が
入力されなくなるので、該ウォッチドッグ回路内蔵タイ
マーのカウント値は所定の値を越えてしまう。これによ
り、ウォッチドッグ回路はリレースイッチ14をOFF
状態にし、サブバッテリー110とデータロガー1との
間の電源供給ルートを切断する。以上の動作により、メ
インCPU・50自身が暴走した場合には、サブバッテ
リー110からの電源供給が自動的に停止されることに
なる。
【0027】(4)ICカード読込み時の異常検出 メモリのチェックが終了し、また、メインCPU・50
が正常に動作している場合、データロガー・1は本来の
目的であるデータ収録動作にはいる。まず、オペレータ
は、パーソナルコンピュータ113を用いて、本データ
ロガー1に対する各種動作設定を決定し、該動作設定を
ICカード111に書き込む。そして、オペレータは上
記動作設定が書き込まれたICカード111を、ICカ
ードライタ112から取り外し、本データロガー1に設
けられたICカードI/F・7に差し込む。オペレータ
が、本データロガー1の操作部53に設けられたICカ
ード読み込みスイッチ(図示略)を操作すると、メイン
CPU・50は、該ICカード111内の上記動作設定
を、上記ICカードI/F・7を介して、メインRAM
・52にロードする。また、このとき、上記動作設定に
関するデータ量が小さい場合には、メインCPU・50
内のレジスタに直接ロードするようにしてもよい。
【0028】このとき、上記ICカード111が本デー
タロガー1用に初期化(フォーマット)されていない場
合、ICカードI/F・7はこのことをコントロール回
路3内のメインCPU・50に通知する。これにより、
メインCPU・50は、RS−232CI/F・8を介
して、ICカード111が本データロガー1用に初期化
されていない旨を、外部表示装置103に表示する(図
3(b)参照)。また、ICカード111の内容を読み
込み中に何か異常が発生し、該読込みが続行できなくな
った場合、ICカードI/F・7は、このことをコント
ロール回路3内のメインCPU・50に通知する。これ
により、メインCPU・50は、RS−232CI/F
・8を介して、ICカード111の内容の読込み中に異
常が発生した旨を、外部表示装置103に表示する(図
3(c)参照)。
【0029】ICカード111からの動作設定の読み出
し完了後、オペレータが、操作部53のスタートスイッ
チをONにすると、本データロガー1はロギングを開始
し、温度計測部9,アナログ入力部10,ECUモニタ
ー入力部11は、並行して、それぞれデータの取り込み
を行う。
【0030】(5)温度測定部9の異常検出 温度計測部9に設けられたTMU・55は、メインバッ
テリー101各部の温度を測定し、該測定値をTMU・
55の内蔵メモリ(図示略)に記憶する。TMU・55
は、測定値の内蔵メモリへの記憶と並行して、RS−2
32CI/F・56を介して、該内蔵メモリ中の測定値
をメインバス63に送信するので、メインCPU・50
は該測定値をメインRAM・52に格納する。
【0031】上記動作において、TMU・55が測定し
た外部温度データを、RS−232CI/F・56を介
した通信でメインバス63上に取り込む場合、まず、メ
インCPU・50は、TMU・55に対して、通信開始
信号を出力する。これに対して、TMU・55が正常に
動作している場合には、該TMU・55より、上記通信
開始信号に対する応答信号が出力されるので、メインC
PU・50は、該応答信号を受信すると、TMU・55
との間で外部温度データの通信を開始する。一方、TM
U・55に異常が発生した場合には、該TMU・55は
正常動作を行うことができないので、上記通信開始信号
に対して応答信号を返送することができない。これによ
り、メインCPU・50は、TMU・55に異常が発生
したと判断し、その旨を外部表示装置103に表示した
後(図3(d)参照)、リレースイッチ・14をOFF
状態にし、サブバッテリー110とデータロガー1との
間の電源供給ルートを切断する。以上の動作により、外
部温度データの格納が正常に行われない場合には、サブ
バッテリー110からの電源供給が自動的に停止される
ことになる。
【0032】(6)アナログ入力部10の異常検出 アナログ入力部10より延びる6つのアナログ入力端子
は、DCモータ102に取り付けられた所定のセンサ
(電流計,加速度センサ等)の出力値を取り込む。ヘッ
ドアンプ57は、DCモータ102より取り込んだ6つ
の各種アナログ入力のそれぞれを増幅する。マルチプレ
クサ58は、ヘッドアンプ57が増幅した6つのアナロ
グ入力の中から、1つの入力を定期的に順次選択し、出
力する。A/D変換部59は、マルチプレクサ58が選
択したアナログ値を、所定のビット数のデジタル値にA
/D変換する。A/D変換部59の出力値は、メインC
PU・50によって、メインRAM・52に格納され
る。
【0033】上記動作において、DCモータ102の各
部に取り付けられたアナログセンサから入力されたアナ
ログデータを、A/D変換部59を介してメインバス上
に取り込む場合も、上述したTMU・55と同様に、メ
インCPU・50は、A/D変換部59に対して通信開
始信号を出力し、該通信開始信号に対する応答信号の有
無を監視する。そして、該応答信号の返送がない場合に
は、メインCPU・50は、A/D変換部59に異常が
発生したと判断し、その旨を外部表示装置103に表示
した後(図3(e)参照)、リレースイッチをOFF状
態にするので、サブバッテリー110とデータロガー1
との間の電源供給ルートが切断される。以上の動作によ
り、アナログデータの格納が正常に行われない場合に
は、サブバッテリー110からの電源供給が自動的に停
止されることになる。
【0034】(7)通信コントロール部41の異常検出 ECU・104〜108による各種制御データは、該E
CUに接続されたモニター通信I/F・74〜78を介
して、ECUモニター入力部11に取り込まれる。通信
CPU・70は、モニター通信I/F・74〜78を介
して読み込まれた上記制御データを、一定のごく短い周
期(一例としては、数10ms周期)で通信RAM・7
1に格納していく。そのため、通信RAM・71内に格
納されている古い制御データは、次々と最新の制御デー
タに更新されていく。また、メインCPU・50は、通
信CPU・70に、DPRAM・73への書き込み命令
を行い、書き込みが完了したのを確認した後、DPRA
M・73内に格納されている各種制御データを、メイン
RAM・52へ読み出す。
【0035】上記動作において、通信コントロール部4
1に、各ECU・104〜108からの制御データの受
信および該制御データのDPRAM・73への書き込み
を行わせる場合、まず、メインCPU・50は、通信C
PU・70に対して、通信開始信号を出力する。これに
対して、通信CPU・70が正常に動作している場合に
は、該通信CPU・70より、上記通信開始信号に対す
る応答信号が出力されるので、メインCPU・50は、
該応答信号を受信することにより、通信CPU・70が
正常に動作し、通信コントロール部41における各EC
U・104〜108の制御データの受信が正常に行われ
ていると判断する。
【0036】一方、通信CPU・70に異常が発生した
場合には、該通信CPU・70は正常動作を行うことが
できないので、上記通信開始信号に対して応答信号を返
送することができない。これにより、メインCPU・5
0は、通信CPU・70に異常が発生したと判断し、そ
の旨を外部表示装置103に表示した後(図3(f)参
照、なお、この図において「COMボード」とは、通信
コントロール部41が実装されている回路基板を指
す)、リレースイッチ14をOFF状態にし、サブバッ
テリー110とデータロガー1との間の電源供給ルート
を切断する。以上の動作により、通信コントロール部4
1に異常が発生し、各ECU・104〜108との間に
おける制御データの通信が正常に行われていない場合に
は、サブバッテリー110からの電源供給が自動的に停
止されることになる。
【0037】(8)40MBメモリ部5に対するデータ
の格納 メインCPU・50は、メインRAM・52に一時的に
格納された各種データ(TMU・55による温度測定
値,A/D変換された各種アナログ測定値,各ECU・
104〜108による各種制御データ)を、所定のフォ
ーマットに展開・整理した後、40MBメモリ部5に格
納する。また、上述したシステムエラー(各種メモリ,
温度計測部9,アナログ入力部10,通信コントロール
部41における異常)検出時に、メインCPU・50は
該システムエラーの内容,発生原因,発生箇所,発生時
間等を、確認できる範囲内で、40MBメモリ部5に記
録する。
【0038】このとき、メインCPU・50は、メイン
RAM・52に記録されているアドレス値(40MBメ
モリ部5のベリファイ時に異常が検出されたアドレス
値)を参照して、これから書き込みを行おうとしている
アドレス(以下、書き込みアドレスと称す)が、異常ア
ドレスとして記録されていないか否かをチェックする。
そして、書き込みアドレスが、異常アドレスとして記録
されている場合には、該アドレスを飛ばして次のアドレ
スに移るように、該書き込みアドレス値をインクリメン
トする。もちろんインクリメントされたアドレスに対し
ても、該アドレスが異常アドレスとして記録されていな
いか否かをチェックし、異常アドレスである場合には、
書き込みアドレスを更にインクリメントする。一方、書
き込みアドレスが、異常アドレスとして記録されていな
い場合には、該アドレスに対しては正常にリード/ライ
トができると判断し、各種データ(外部温度データ,ア
ナログデータ,制御データ,システムエラーデータ等)
を書き込む。
【0039】上述したロギングは、オペレータが操作部
53のストップスイッチをONにするまで続けられる。
なお、上記40MBメモリ部5は電池(BATT)6に
よってバッテリーバックアップされているので、ロギン
グ終了後またはシステムエラー(各種メモリ,メインC
PU・50,温度計測部9,アナログ入力部10,通信
コントロール部41の異常)検出時に、本データロガー
1の電源を落としても、該40MBメモリ部5内の各種
データはそのまま保持される。
【0040】(9)40MBメモリ部5からのデータの
読み出し 次に、オペレータが、パーソナルコンピュータ114の
キーボードを操作して、データの吸い上げを指示する
と、40MBメモリ部5に保持されたデータは、本デー
タロガー1に設けられたPIOI/F・61、および、
パーソナルコンピュータ114の拡張スロット114a
にセットされたPIOボード60を介して、該パーソナ
ルコンピュータ114側へ読み込まれる。吸い上げられ
たデータの中には、本データロガー1のシステムエラー
に関するデータ(システムエラーの内容,発生原因,発
生箇所,発生時間等)も含まれているので、オペレータ
は、パーソナルコンピュータ114に組み込まれた診断
プログラム等を用いて、該システムエラーデータから、
本データロガー1の詳細な故障診断を行うことができ
る。なお、このとき、40MBメモリ部5においてはバ
イナリデータであった上記データは、パーソナルコンピ
ュータ114ではアスキーデータに変換される等の、デ
ータ形態およびフォーマット等の変換が行われる場合も
ある。
【0041】もちろん、メインCPU・50は、40M
Bメモリ部5にデータを格納した場合と同様に、メイン
RAM・52に記録されている異常アドレスを参照して
該異常アドレスを飛ばしながら、正常なアドレスに記憶
されたデータのみを読み出し、該データをPIOI/F
・61を介して、パーソナルコンピュータ114側のP
IOボード60に送信する。また、パーソナルコンピュ
ータ114との通信中に何か異常が発生し、該通信が続
行できなくなった場合、PIOI/F・61は、このこ
とをコントロール回路3内のメインCPU・50に通知
する。これにより、メインCPU・50は、RS−23
2CI/F・8を介して、パーソナルコンピュータ11
4との通信中に異常が発生した旨を、外部表示装置10
3に表示する(図3(g)参照)。以上で、本データロ
ガー1の動作の説明を終了する。
【0042】次に、請求項記載の発明と本実施形態との
対応関係を説明する。 温度計測手段……温度計測部9 アナログ信号受信手段……アナログ入力部10 デジタルデータ受信手段……ECUモニター入力部11 記憶手段……40MBメモリ部5 出力手段……PIOI/F・61 指示手段……操作部53,レベル変換I/F・54 制御手段……メインCPU・50,通信CPU・70 第1の異常検出手段……メインCPU・50 第2の異常検出手段……ウォッチドッグ回路 電源制御手段……メインCPU・50,リレースイッチ
14 判定手段……メインCPU・50 アドレス記憶手段……メインRAM・52
【0043】以上、この発明の実施形態を図面を参照し
て詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限ら
れるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があってもこの発明に含まれる。また、サ
ブバッテリー110に、該サブバッテリー110の電圧
を検出する電圧計を取り付けておき、該電圧計の出力値
(アナログ値)をアナログ入力部10を介して読み込む
ようにしておけば、メインCPU・50はサブバッテリ
ー110の電圧値を取り込むことができ、該電圧値が所
定値以下になった場合には、その旨を外部表示装置10
3に表示することができる(図3(h)参照)。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、データ収録装置の各手段に異常が発生した場合に
は、自分自身(本データ収録装置)に対する電源供給を
停止するので、自動車のバッテリーに対する無駄な電力
消費を避けることができ、その結果、オペレータの気付
かないうちにバッテリーが上がってしまうことを防ぐこ
とができる。また、記憶手段における異常アドレスを避
けてリード/ライトを行うので、特に、記憶手段が大容
量の場合には、該記憶容量を有効に活用することができ
る。さらに、記憶手段はバッテリーバックアップされて
いるので、停止手段により電源供給が停止されても、記
憶手段内の記憶内容が失われることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるデータ収録装置の
構成例を示すブロック図である。
【図2】同実施形態によるコントロール回路およびその
周辺回路の構成例を示すブロック図である。
【図3】同実施形態による外部表示装置の表示例を示す
説明図である。
【符号の説明】
1……データロガー、 2……電気自動車、 3……コ
ントロール回路、4……時計IC、 5……40MBメ
モリ部、 6……電池(BATT)、7……ICカード
I/F、 8……RS−232CI/F、9……温度計
測部、 10……アナログ入力部、11……ECUモニ
ター入力部、 12……SW入力部、13……レギュレ
ータ(REG)、 14……リレースイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 1/18 G01D 9/00 G06F 17/40

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車各部の温度を計測し、該温度計測
    値を受信する温度計測手段と、 自動車各部に取り付けられたアナログセンサが出力する
    アナログ信号を受信するアナログ信号受信手段と、 自動車の制御装置が該自動車の各部を制御するために出
    力する制御用データを受信するデジタルデータ受信手段
    と、 前記温度計測値と前記アナログ信号と前記制御用データ
    を記憶する記憶手段と、 前記温度計測値と前記アナログ信号と前記制御用データ
    を出力する出力手段と 記記憶手段に対する書き込み/読み出しを制御する制
    御手段と、 前記温度計測手段の異常と前記アナログ信号受信手段
    異常と前記デジタルデータ受信手段の異常それぞれ
    検出する第1の異常検出手段と、 前記制御手段の異常を検出する第2の異常検出手段と、 前記自動車搭載のバッテリーから本データ収録装置へ電
    源を供給すると共に、前記第1の異常検出手段または前
    記第2の異常検出手段において異常が検出された場合に
    は、前記電源供給を停止する電源制御手段とを具備する
    ことを特徴とする自己診断機能付データ収録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自己診断機能付データ収
    録装置において、 前記第1の異常検出手段は、前記温度計測手段から前記
    温度計測値が供給されない場合に該温度計測手段に異常
    が発生したと判断し、前記アナログ信号受信手段から前
    記アナログ信号が供給されない場合に該アナログ信号受
    信手段に異常が発生したと判断し、前記デジタルデータ
    受信手段から前記制御用データが供給されない場合に
    デジタルデータ受信手段に異常が発生したと判断するこ
    とを特徴とする自己診断機能付データ収録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の自己診断機能付データ収
    録装置において、 前記制御手段は、前記第2の異常検出手段に対して、一
    定時間毎にリセット信号を供給しており、 前記第2の異常検出手段は、前記一定時間が過ぎても前
    記リセット信号の供給がない場合に、異常発生と判断す
    ることを特徴とする自己診断機能付データ収録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の自己診断機能付データ収録装置において、 前記記憶手段の各アドレスに対して、ベリファイチェッ
    クを行う判定手段と、 前記判定手段により異常が検出されたアドレス値を記憶
    するアドレス記憶手段とを具備し、 前記制御手段は、前記異常が検出されたアドレスを避け
    ながら、前記記憶手段に対する書き込み/読み出しを行
    うことを特徴とする自己診断機能付データ収録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の自己診断機能付データ収録装置において、 前記記憶手段は、本データ収録装置に内蔵された電池に
    より、バッテリーバックアップされていることを特徴と
    する自己診断機能付データ収録装置。
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