JP3299993B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の回線網の内の1
つを任意に使用して通信する通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、NTTやKDDの回線網のほか
に、NCC(New Common Carrier)
と呼ばれる各通信事業者各社の回線網がよく利用されて
いる。
【0003】これらの回線網を利用する際に必要な通信
料金は、各社それぞれ異なっている。そこで、発信相手
先を指定すると、単位時間当たりの通信料金が最も安価
な回線網を判定するLCR(Least Cost L
outine)と呼ばれる判定器が開発されている。こ
のようなLCRはLSI化されて、ファクシミリ装置や
電話機などによく配設されている。
【0004】ところで、例えば、ファクシミリ装置は、
通信中に伝送エラーが発生した場合、送信画像の一部が
欠落したり、実行中の送信処理を中止したりする。ま
た、再送機能を備えたものは、画情報を再送する。
【0005】送信画像が大幅に欠落したり送信処理が中
止されたりすると、オペレータは、再度送信しなおすこ
とになる。また、再送処理が何度も実行された場合、そ
の分通信時間が長くなる。
【0006】このため、従来は、LCR判定器により、
低料金の回線網を選択したとしても、回線品質が悪い場
合、伝送エラーのために再送信したり通信時間が長くな
ったりして、結局、通信料金が高くついてしまう。ま
た、例えば、選択した回線網が混雑していると、回線が
ビジーになって送信処理が遅れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
低料金の回線を選択しても実際の通信料金が高くなって
しまうことがあるほか、再送信が必要になったり送信が
遅れたりしてスムーズな送信処理が行なえないことがあ
るという問題があった。
【0008】本発明は、上記の問題を改善し、実際の通
信料金を低減し、送信処理をスムーズに遂行することが
できる通信端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、通
信する際に、過去の通信履歴として各回線網別に記憶し
ている送信エラーの発生頻度あるいはその通信履歴情報
から確率的に算出される送信予測時間と、回線使用料金
の高低とに基づいて、条件の良い1つの回線網を選択使
用するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】これにより、通信料金を低減し、送信処理をス
ムーズに遂行することができるようになる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係るファクシ
ミリ装置のブロック構成図を示したものである。図にお
いて、ファクシミリ画像処理部1は、原稿画像の読み取
り、送信する画情報のデータ圧縮および受信した画情報
の復元と記録紙への記録などを行なうものである。通信
部2は、電話回線に対して所定の発着信動作を行ない画
情報を伝送するものである。
【0013】LCR判定部3は、各時間帯と各発信宛先
の地域別に通信事業者各社の回線網の使用料金を記憶
し、1つの発信宛先に対して各回線網の使用料金が安価
な順位を判定するものである。システムメモリ4は、装
置に予め登録しておく情報や通信の実行により得た情報
などを記憶するものである。
【0014】操作表示部5は、オペレータが各種操作を
行なう一方、装置が動作状態などを表示するものであ
る。本実施例では、この操作表示部5に、ワンタッチダ
イヤルおよび短縮ダイヤル操作のための操作キーを備え
ているものとする。制御部6は、上記各部を監視・制御
するマイクロコンピュータである。この制御部6は、発
信する際に、LCR判定部3から得られる情報とシステ
ムメモリ4の記憶情報とに基づいて、最適な1つの回線
網を選択する判定処理なども実行する。
【0015】本実施例のファクシミリ装置は、以上の構
成で、システムメモリ4には、発信時に各回線網を指定
するための網識別情報と、発信宛先に関する宛先管理情
報とが格納されている。
【0016】図2は、その網識別情報の一例を示してい
る。この網識別情報11は、符号11aとヘッダー11
bとで構成されている。符号11aは、各回線網が国内
用か海外用かを示し、ヘッダー11bは、発信時にダイ
ヤル番号に付加する番号である。この例では、ヘッダー
11bの番号が無いのがN社の回線網、「0088」が
a社、「0077」がb社というように、それそれの回
線網を示している。
【0017】図3は、上記宛先管理情報の一例を示して
いる。この宛先管理情報12は、ダイヤル番号12a,
電話番号12b,相手先名称12c,相手機能12d,
利用可能網12eおよび通信履歴情報12fにより構成
されている。
【0018】ダイヤル番号12aは、ワンタッチダイヤ
ル用のキーの別、あるいは短縮ダイヤル用の短縮番号を
示している。電話番号12bは、各宛先ファクシミリ装
置の電話番号である。相手先名称12cは、ダイヤル操
作した際に表示するための相手先名称である。相手機能
12dは、相手先ファクシミリ装置が有している機能で
あり、そのデータの各ビットが、図4に示すように各種
機能に対応し、それぞれの機能の有無を示している。利
用可能網12eは、使用できる網を示すもので、そのデ
ータの各ビットが、図5に示すように、前記網識別情報
11の各項目に対応し、使用可否を示している。
【0019】通信履歴情報12fは、過去の送信処理の
実行結果を示す情報である。いま、このファクシミリ装
置が過去に画像送信処理を実行しているものとすると、
通信履歴情報12fとして、図6に示すような情報が格
納されている。すなわち、交信回数12faは、各回線
網の交信回数であり、それぞれが利用可能な各回線網に
対応している。例えば、ワンタッチダイヤル「02」の
相手先の場合、利用可能網は12eの情報は「1010
・・・」であるので、図5で説明から明らかなように、
N社とa社の回線網が使用可能である。図6の例では、
「21」はN社の回線網の交信回数、「11」はa社の
回線網の交信回数をそれぞれ示している。
【0020】また、エラー回数12fbは、上記交信回
数の内、画像送信できなかった回数である。画像送信で
きないケースとしては、回線ビジーのために一定回数発
呼しても回線接続できない場合や、画情報の伝送を開始
した後、伝送エラーにより送信処理を中止した場合など
がある。
【0021】次に、本実施例のファクシミリ装置の画像
送信処理を説明する。
【0022】この場合、図7に示すように、オペレータ
は、送信原稿を装置にセットし、ワンタッチダイヤルや
短縮ダイヤルで宛先を設定する(処理101)。ファク
シミリ装置は、宛先が設定されると、図3に示した宛先
管理情報12の内のその宛先に対応する情報を読み出す
(処理102)。そして、宛先先名称12cの情報を表
示する。また、相手機能12dの情報を基に設定可能な
送信モードを表示する。ここで表示する送信モードとし
ては、例えば、線密度やエラーコレクションモード(以
下、ECMと略す)がある(処理103)。ECMは、
伝送エラーが発生した画情報を自動再送するCCITT
により勧告されている伝送制御手順である。ここで、オ
ペレータは、所定の送信モードに設定して送信動作を起
動する(処理104)。
【0023】ファクシミリ装置は起動すると、利用可能
網12eの情報により、複数の回線網が使用可能かどう
か判別する(処理105)。いま、一定数N個の回線網
が使用可能であったとすると(処理105のY)、LC
R判定部3により、それらの各回線網について使用料金
が安価な順位1〜Nを判定する(処理106)。
【0024】次いで、通信履歴情報12fの情報内容が
セットされているかどうか判別する(処理107)。こ
の情報内容は、過去にその宛先と通信している場合にセ
ットされるものであり、第1回目の発信の際にはセット
されていない。いま、第1回目の発信で、情報内容がセ
ットされてなかった場合には(処理107のN)、上記
順位の最上位の回線網を選択する(処理108)。
【0025】次に、電話番号12bの情報と、図2に示
した網識別情報11とで発信するダイヤル番号情報を編
集して(処理109)、宛先に発呼する(処理11
0)。この後、既知手順で発信処理を実行する。すなわ
ち、例えば、回線ビジーや相手先が応答しない場合、一
定時間おきに再発呼する。そして、一定回数発呼しても
応答がない場合には、送信エラーとして処理を中止す
る。また、相手先が応答すると、セットされた原稿画像
を読み取って送信する。また、この送信中に、規定量以
上の伝送エラーが発生した場合、送信エラーとして処理
を中止する(処理111)。
【0026】このような発信処理の後、図6で示した通
信履歴情報12fを更新する。いま、第1回目の発信で
あるので、発信前には、宛先の交信回数12faとエラ
ー回数12fbとは共に「0」に初期設定されている。
そこで、この場合、その交信回数12faに「1」をセ
ットする一方、送信エラーになった場合には、エラー回
数12fbに「1」をセットする(処理112)。
【0027】一方、第1回目の発信でなく、通信履歴情
報fの情報内容が格納されていた場合(処理107の
Y)、回線網を順番に指示するための変数iをi=0と
おく(処理113)。次いで、低料金順位がi番目の回
線網の通信履歴情報12fの情報を読み出す(処理11
4)。そして、その内容が一定基準を満足するかどうか
判定する。本実施例では、この一定基準として、一定の
エラー発生率が設定されている。そこで、過去の実際の
エラー発生率を(エラー回数)/(交信回数)の演算で
算出し、上記基準のエラー発生率とを比較する(処理1
15)。ここで、実際のエラー発生率が小さい場合に
は、基準を満足するものとして(処理115のY)、上
記と同様に宛先に発信する(処理109へ)。
【0028】そして、その発信処理実行後、通信履歴情
報12fの交信回数12faを+1すると共に、送信エ
ラーになった場合には、エラー回数12fbを同様に+
1する(処理112)。
【0029】一方、実際のエラー発生率が大きい場合
(処理115のN)、変数iと回線網の数Nとを比較す
ることにより、別の回線網があるかどうかチェックする
(処理116)。ここで、別の回線網がある場合には
(処理116のN)、変数iを+1して(処理11
7)、次の回線網を同様に判定する(処理114へ)。
【0030】これにより、各回線網が順次判定され、一
定基準を満足する回線網があると、その回線網を使用し
て発信処理が実行される。
【0031】また、各回線網が全て上記一定基準を満た
さなかったとすると、変数iと回線網の数Nとが一致す
るようになる。この場合(処理116のY)、その基準
であるエラー発生率の値を一定値だけ高く補正する(処
理118)。そして、再度、順位1番目の回線網から同
様の判定を繰り返す(処理113へ)。
【0032】これにより、エラー発生率が比較的低い1
つの回線網が選択されて、その回線網で発信処理が実行
されるようになる。
【0033】一方、1つの回線網しか利用できない場合
には(処理105のN)、以上のような回線の判定処理
を実行しないで、直ちに発信処理を実行する(処理10
5のNより処理109へ)。
【0034】以上のように、本実施例では、発信処理を
行なうごとに、各回線網別に交信回数とエラー回数とを
記憶している。そして、再度同一宛先に発信する際に
は、使用料金の安価な回線網を優先的に選択すると共
に、上記記憶情報を基にしてエラー発生率を算出し、エ
ラー発生率が低い回線網を判別するようにしている。
【0035】このように、回線網を選択することによ
り、回線品質が悪いために通信時間が長くなったり再送
信が必要になったりすることが防止できる。また、ビジ
ーになる頻度が高い回線網は、エラー発生率が高くなっ
ているので、そのような回線網を使用することも防止で
きる。これにより、通信料金を低減し、送信処理をスム
ーズに遂行することができるようになる。
【0036】次に、本発明の他の実施例を説明する。
【0037】本実施例は、前述の実施例に対して、通信
履歴情報12fの情報内容と図2の処理115の処理内
容とが異なっている。
【0038】すなわち、本実施例では、通信履歴情報1
2fとして、図8に示すように、ECM通信履歴12f
cと通常モード通信履歴12fdとを記憶する。ECM
通信履歴12fcは、ECMで通信した過去の交信回数
と、画情報の再送動作を実行した再送回数とを示してい
る。なお、相手先のファクシミリ装置がECMの通信機
能を備えてない場合には、これらの情報は記憶されない
ことになる。通常モード通信履歴12fdは、ECMで
ない通常モードで通信した過去の交信回数と、各通信で
1ぺージ以上の送信エラーが発生したエラー回数とを示
している。
【0039】このファクシミリ装置は、前述の実施例と
同様に、図7で説明した手順で送信処理を実行し、その
実行ごとに上記通信履歴情報12fを記憶する。
【0040】また、同図処理115において、1つの回
線網の良否を判定する場合、オペレータにより設定され
た送信モードを判別する。そして、ECMの場合には、
ECM通信履歴12fcを読み出し、過去のエラー発生
率を(再送回数)/(交信回数)として算出する。ま
た、通常モードの場合には、通常通信履歴12fdを読
み出して、エラー発生率を(エラー回数)/(交信回
数)として算出する。
【0041】そして、算出した実際のエラー発生率と予
め設定されている基準値とを比較する。ここで、実際の
エラー発生率の方が小さい場合、その回線網で送信処理
を実行する。また、そのエラー発生率の方が大きい場
合、他の回線網を同様に判定する。そして、エラー発生
率が基準値以下である回線網がない場合、基準値を順次
上げて同様の判定を繰り返すようにする。
【0042】図8の例では、ワンタッチダイヤル「0
1」の宛先の場合、N社とa社との2つの回線網が使用
できる。そして、ECMでは、N社の回線網のエラー発
生率が高いのに対して、通常モードでは、a社の回線網
のエラー発生率が高い。
【0043】本実施例では、このような場合、通信モー
ド別にエラー発生率を判定するので、ECMの場合に
は、a社の回線網が使用され、通常モードの場合には、
N社の回線網が選択使用される。これにより、伝送エラ
ーの発生頻度が減少して短時間で通信を行なうことがで
きるため、前述の実施例より、さらに通信料金を低減
し、送信処理をスムーズに遂行することができるように
なる。
【0044】次に、本発明のさらに別の実施例を説明す
る。
【0045】本実施例は、前述の実施例に対して、通信
履歴情報12fの情報内容と図2の処理115の処理内
容とが異なっている。
【0046】すなわち、本実施例では、通信履歴情報1
2fとして、図9に示すように、ECM通信履歴12f
eと通常モード通信履歴12ffとを記憶する。ECM
通信履歴12feは、ECMで通信した過去の交信回数
と再送回数とを各種データ伝送速度別に示すものであ
る。このデータ伝送速度は、通信開始時のモデムトレー
ニングや画像伝送開始後のシフトダウンにより設定され
る値である。
【0047】通常モード通信履歴12ffは、通常モー
ドで通信した過去の交信回数とエラー回数とを同様に示
している。
【0048】このファクシミリ装置は、前述の実施例と
同様に、図7で説明した手順で送信処理を実行し、その
実行ごとに上記通信履歴情報12fを記憶する。
【0049】また、同図処理115において、1つの回
線網の良否を判定する場合、オペレータにより設定され
た送信モードを判別する。そして、ECMの場合には、
ECM通信履歴12feを読み出し、通常モードの場合
には、通常モード通信履歴12ffを読み出す。
【0050】ところで、例えばECMの場合、エラー発
生率が高いと、再送回数が多くなり通信時間が長くな
る。また、通常モードの場合、送信の中断や送信画像の
欠落のため、送信処理のやり直しが必要になる。このた
め、やはり通信時間が長くなる。一方、データ伝送速度
は、通信開始後に決定されるが、この値が低い場合にも
通信時間が長くなる。
【0051】本実施例では、予め通信時間の基準値が設
定されている。また、過去の交信回数と再送回数あるい
はエラー回数とにより、確率的に通信時間の長短を予測
する。そして、予測した通信時間と基準値とを比較し
て、予測した通信時間が基準値より短い場合、その回線
網を使用する。また、全ての回線網がその条件を満たさ
なかった場合、基準値を順次大きくして、1つの回線網
を選択する。
【0052】この結果、使用料金と回線品質の両面で比
較的条件の良い1つの回線網が使用されるため、伝送エ
ラーが少なく短時間で送信できる確率的な頻度を高くす
ることができる。これにより、通信料金を低減し、送信
処理をスムーズに遂行することができるようになる。
【0053】なお、上述の各実施例では、各回線網を低
料金順に1つ1つチェックするようにしたが、各回線網
における通信料金,エラー発生率または予測した通信時
間それぞれに重みづけをして回線網を評価し、その結果
最良もものを選択使用すようにしてもよい。また、その
場合、既知のファジー理論により演算処理を行なうこと
ができる。
【0054】また、通常モードとECMの切り換えはオ
ペレータが行ない、データ伝送速度は通信時の伝送制御
手順で決定するようにしたが、通信開始時に、過去の通
信結果に基づいて、それらの切り換えや決定を自動的に
行なうようにしてもよい。
【0055】さらに、通信履歴情報として、交信回数や
エラー回数を記憶しておくようにしたが、例えば、一定
量の画像送信に要した通信時間を記憶するなど、回線品
質や所要通信時間を判断することができる他の情報でも
よい。
【0056】さらには、ファクシミリ装置が画像送信す
る場合を例にとって説明したが、本発明は、複数の回線
網を任意に選択使用する各種通信端末装置に同様に適用
することができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、通信す
る際には、過去に記憶している送信エラーの発生頻度あ
るいは過去の記憶情報から確率的に算出される送信予測
時間と、使用料金の高低とに基づいて、条件の良い1つ
の回線網を選択使用するようにしたので、通信料金を低
減し、送信処理をスムーズに遂行することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るファクシミリ装置のブ
ロック構成図。
【図2】網識別情報の説明図。
【図3】宛先管理情報の説明図。
【図4】相手先機能のデータ説明図。
【図5】利用可能網のデータ説明図。
【図6】通信履歴情報のデータ説明図。
【図7】送信処理の動作フローチャート。
【図8】他の実施例における通信履歴情報のデータ説明
図。
【図9】さらに別の実施例における通信履歴情報のデー
タ説明図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ画像処理部 2 通信部 3 LCR判定部 4 システムメモリ 5 操作表示部 6 制御部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回線網の内の1つを任意に使用し
    て通信する手段と、上記各回線網の使用料金の高低を判
    定する手段とを備えている通信端末装置において、 過去の送信で発生した、送信できないエラーの発生頻度
    (エラー回数/交信回数)を示す送信エラー発生頻度を
    上記各回線網別に記憶する送信エラー発生頻度記憶手段
    と、 上記送信エラー発生頻度と、上記使用料金の高低とに基
    づいて、条件の良い1つの回線網を選択する回線網選択
    手段とを備えていることを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 上記送信エラー発生頻度記憶手段は、上
    記各回線網別で、しかも相手先の通信端末装置が有する
    機能情報を基に設定可能な送信モード別に、送信エラー
    発生頻度をそれぞれ記憶する手段であり、 上記回線網選択手段は、上記使用料金の高低と、実行す
    る送信モードに対応する送信エラー発生頻度とに基づい
    て、1つの回線網を選択する手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 複数の回線網の内の1つを任意に使用し
    て通信する手段と、上記各回線網の使用料金の高低を判
    定する手段とを備えている通信端末装置において、 過去の送信状態を示す通信履歴情報を上記各回線網別に
    記憶する通信履歴情報記憶手段と、 上記通信履歴情報記憶手段に記憶している、データ伝送
    速度別の送信回数と送信中断までには至らない伝送エラ
    ーの発生回数とに基づいて、確率的に送信時間の長短を
    予測する送信時間予測手段と、 上記送信時間予測手段で予測した送信時間の長短と、上
    記使用料金の高低とに基づいて、条件の良い1つの回線
    網を選択する回線網選択手段とを備えたことを特徴とす
    る通信端末装置。
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